JP2015032259A - プラント管理装置およびプラント管理方法 - Google Patents

プラント管理装置およびプラント管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のプラントへ命令を送信する場合に、作業者の作業量を削減する。【解決手段】プラント管理装置は、複数のプラントを夫々制御する複数の制御装置にネットワークを介して接続されており、複数の制御装置の何れかに命令する命令情報を送信し、複数の制御装置の何れかにより計測された情報を受信する制御部を備えたプラント管理装置において、命令情報を記憶するための記憶部を更に備える。制御部は、複数の制御装置の中の第1制御装置へ第1命令情報を送信した場合、第1命令情報を記憶部へ保存し、第1命令情報を指定する第1命令情報要求を取得した場合、記憶部から第1命令情報を読み出し、複数の制御装置の中で第1制御装置と異なる第2制御装置へ第1命令情報を送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、プラントを管理する技術に関する。
プラント制御端末がネットワークを介して複数のプラントの設備の監視及び制御を行う技術が知られている(特許文献1)。また、プラントを制御する制御装置がWWW(World Wide Web)サーバを有し、マンマシンインターフェース装置がインターネットを介して制御装置のデータを閲覧する技術が知られている(特許文献2)。また、携帯端末がネットワークを介してプラントの監視、操作、調整等を行う技術が知られている(特許文献3)。
特開2002−34081号公報 特開2001−134315号公報 特開平11−202931号公報
端末装置が複数のプラントと通信できる場合であっても、作業者は端末装置により特定のプラントに対して命令を送信する。従って、複数のプラントへ命令を送信する場合に作業者の作業量が増大する。
上記課題を解決するために、本発明の一態様であるプラント管理装置は、複数のプラントを夫々制御する複数の制御装置にネットワークを介して接続されており、複数の制御装置の何れかに命令する命令情報を送信し、複数の制御装置の何れかにより計測された情報を受信する制御部を備えたプラント管理装置において、命令情報を記憶するための記憶部を更に備える。制御部は、複数の制御装置の中の第1制御装置へ第1命令情報を送信した場合、第1命令情報を記憶部へ保存し、第1命令情報を指定する第1命令情報要求を取得した場合、記憶部から第1命令情報を読み出し、複数の制御装置の中で第1制御装置と異なる第2制御装置へ第1命令情報を送信する。
本発明の一態様によれば、複数のプラントへ命令を送信する場合に、作業者の作業量を削減することができる。
実施例のプラント管理システムの構成を示す。 命令情報登録処理を示す。 命令情報提供処理を示す。
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。
本実施例のプラント管理システムは、発電プラントに対する命令を、別の発電プラントへ適用することにより、電力の安定化と発電プラントの保守性の向上を図る。
図1は、実施例のプラント管理システムの構成を示す。
プラント管理システムは、発電プラント2a、2b、2cと、中央給電指令所20と、携帯端末11とを有する。発電プラント2a、2b、2cと、中央給電指令所20とは、外部ネットワーク31を介して接続されている。
発電プラント2aは、複数のブロック32を有する。ブロック32は、保守ツール3と、OPS(Operator Station)4と、複数の制御装置7とを有する。保守ツール3と、OPS4と、複数の制御装置7とは、プラントネットワーク5を介して接続されている。プラントネットワーク5は例えば、光ケーブルを用いるネットワークである。更に、保守ツール3と、OPS4は、保守ネットワーク6に接続されている。保守ネットワーク6は例えば、LAN(Local Area Network)である。更に、プラントネットワーク5は、ルータ42を介して、保守ネットワーク6に接続されている。保守ネットワーク6は、ルータ41を介して、外部ネットワーク31に接続されている。外部ネットワーク31は例えば、インターネットである。
制御装置7は、発電設備に接続されており、制御ソフトウェアを記憶し、制御ソフトウェアに従って発電設備の計測及び制御を行う。発電設備は例えば、火力発電のためのタービン、ボイラ、弁等である。
保守ツール3は、プラントネットワーク5を介して制御装置7の保守を行う。ここで、保守ツール3は、作業員(ユーザ)による入力に基づいて、制御装置7の制御ソフトウェアの構成や、制御装置7の制御ソフトウェアのパラメータの設定を示す保守情報を、制御装置7へ送信する。制御ソフトウェアの構成は例えば、論理演算の構成により表される。一つのブロック32内に、複数の保守ツール3が設けられていても良い。
OPS4は、プラントネットワーク5及び制御装置7を介してブロック32内の発電設備の監視及び指示を行う。ここで、OPS4は、ブロック32内の制御装置7による発電設備の計測結果を示す監視情報を制御装置7から受信し、監視情報を表示する。監視情報は例えば、ボイラの温度やタービンの回転数等である。OPS4は例えば、監視情報が異常を示す場合に警告を表示する。また、OPS4は、作業員による入力に基づき、制御装置7への指示を示す指示情報を送信する。指示情報は例えば、蒸気の弁を開きタービンを回転させる指示や、発電電力量を調整する指示である。一つのブロック32内に、複数のOPS4が設けられていても良い。
以下の説明において、保守情報と指示情報を合わせて命令情報と呼ぶ。
発電プラント2b、2cにおいて、発電プラント2aの要素と同一符号が付された要素は発電プラント2aの要素と同一又は相当物を示す。発電プラント2bは、発電プラント2aと比べて、一つのブロック32を有しない。発電プラント2cは、発電プラント2bと比べて、ブロック32の代わりにブロック32bを有する。ブロック32bは、ブロック32と比べて、保守ツール3とOPS4を有しない。以下の説明において、符号のアルファベットによって要素を区別する必要がない場合、アルファベットを省略することがある。
中央給電指令所20は、計算機システム21を有する。計算機システム21は、ルータ43を介して外部ネットワーク31に接続されている。
計算機システム21は、制御部65と、記憶部66とを有する。
記憶部66は、命令情報データベース64を有する。命令情報データベース64は、制御装置7へ送信された命令情報を格納する。
制御部65は、保守ツール処理部61と、OPS処理部62と、データベース管理部63とを有する。保守ツール処理部61は、保守ツール3と同様の処理を実行する。計算機システム21は、保守ツール3と同様のプログラムを格納し、このプログラムに従って保守ツール処理部61を実現する。OPS処理部62は、OPS4と同様の処理を実行する。計算機システム21は、OPS4と同様のプログラムを格納し、このプログラムに従ってOPS処理部62を実現する。
データベース管理部63は、命令情報データベース64を管理する。データベース管理部63は、命令情報データベース64を管理する。命令情報は、保守ツール3、OPS4、保守ツール処理部61、OPS処理部62等から制御装置7へ送信された情報である。データベース管理部63は、制御装置7へ送信された命令情報を命令情報データベース64へ登録し、要求に応じて命令情報データベース64内の命令情報を要求元へ送信する。
計算機システム21は、例えばコンピュータである。制御部65は、例えばマイクロプロセッサである。記憶部66は、例えばメモリである。メモリは、プログラム及びデータを格納する。このプログラムは、マイクロプロセッサを制御部65として機能させる。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されても良く、その媒体からコンピュータへ読み出されても良い。
また、保守ツール3及びOPS4の夫々は、例えばコンピュータである。コンピュータは、作業者からの入力を受け付ける入力部や、画面を表示する表示部を有していても良い。
計算機システム21と、保守ツール3と、OPS4とは、互いにリモート操作を実行することができる。これにより、発電プラント2の外部からその発電プラント2の保守、監視、指示を行うことができる。
携帯端末11は、タブレット端末やスマートフォン等である。携帯端末11は、携帯電話回線を介して外部ネットワーク31に接続されている。保守ネットワーク6に無線LANが接続されている場合、発電プラント2内の携帯端末11は、無線LANを介して保守ネットワーク6に接続しても良い。中央給電指令所20内に無線LANが接続されている場合、中央給電指令所20内に携帯端末11は、無線LANを介して計算機システム21に接続しても良い。携帯端末11は、プラント管理システムへ容易に追加されることができる。
携帯端末11は、計算機システム21、保守ツール3、OPS4のリモート操作を実行することができる。これにより、携帯端末11は、計算機システム21、保守ツール3、OPS4の何れかの装置と同様の表示や入力を行うことができ、その装置を介して制御装置7と通信することができる。従って、作業者の場所に関わらず発電プラント2の保守、監視、指示を行うことができる。なお、携帯端末11が保守ツール処理部61及びOPS処理部62と同様のプログラムを格納することにより、保守ツール処理部61及びOPS処理部62と同様の機能を有していても良い。
計算機システム21に対して複数の作業者がアクセスした場合、当該装置は、その装置を最後に操作した作業者にアクセス権を与える。保守ツール3とOPS4へのアクセスについても計算機システム21と同様に処理する。
計算機システム21が保守ツール処理部61及びOPS処理部62を有することにより、発電プラント2cのように、保守ツール3及びOPS4を省くことができる。これにより、発電プラント2のコストや作業員を削減することができる。また、計算機システム21の処理能力を保守ツール3及びOPS4の処理能力より高くすることにより、複数の発電プラント2の保守、監視、指示を行うことができる。
以下、データベース管理部63の動作について説明する。
データベース管理部63は、命令情報データベース64へ命令情報を登録する命令情報登録処理と、命令情報データベース64内の命令情報を提供する命令情報提供処理とを実行する。
図2は、命令情報登録処理を示す。
保守ツール処理部61、OPS処理部62、保守ツール3、OPS4の何れかの機能が、作業者からの入力に基づいて命令情報を生成し、命令情報を制御装置7へ送信する場合、この機能を命令情報生成機能と呼ぶ。この図は、データベース管理部63と、命令情報生成機能と、制御装置7の動作を示す。
命令情報生成機能は、制御装置7へ命令情報を送信する(S110)。命令情報生成機能は、データベース管理部63へ命令情報を出力する(S120)。命令情報生成機能が計算機システム21外にある場合、ネットワークを介してデータベース管理部63へ命令情報を送信する。その後、データベース管理部63は、命令情報を取得すると、命令情報を命令情報データベース64へ登録する(S130)。
以上が命令情報登録処理である。この処理によれば、発電プラント2a、2b、2c内の制御装置7へ送信された命令情報を共有することができる。
命令情報生成機能は、命令情報を制御装置7へ送信し、その命令情報により不具合が改善した場合、作業者からの入力に基づいてその不具合を示す不具合情報を生成し、不具合情報と命令情報をデータベース管理部63へ送信しても良い。この場合、データベース管理部63は、不具合情報と命令情報とを関連付けて命令情報データベース64へ登録する。
なお、保守ツール3、OPS4、保守ツール処理部61、OPS処理部62の何れかが制御装置7へ命令情報を送信する場合、データベース管理部63が命令情報を中継しても良い。これにより、データベース管理部63は、受信された命令情報を命令情報データベース64へ登録する。
図3は、命令情報提供処理を示す。
保守ツール3、OPS4、保守ツール処理部61、OPS処理部62の何れかの機能が、命令情報データベース64内の命令情報を利用する場合、この機能を命令情報利用機能とする。この図は、データベース管理部63と、命令情報利用機能と、制御装置7の動作を示す。
命令情報利用機能は、作業者からの入力に基づいて命令情報データベース64の閲覧要求をデータベース管理部63へ出力する(S210)。これにより、データベース管理部63は、閲覧要求を取得する。命令情報利用機能が計算機システム21外にある場合、ネットワークを介してデータベース管理部63へ閲覧要求を送信する。命令情報利用機能は例えば、命令情報の条件である命令情報条件を指定し、命令情報条件を閲覧要求に含めても良い。
その後、データベース管理部63は、閲覧要求に基づいて命令情報データベース64から命令情報を抽出して抽出情報とし、抽出情報を命令情報利用機能へ出力する(S220)。抽出情報は例えば、命令情報条件に適合する命令情報の一覧である。これに応じて、命令情報利用機能は、抽出情報を取得し、抽出情報を表示する。
命令情報条件は例えば、保守情報や指示情報等、命令情報の種別を示す。例えば、命令情報の種別は、命令情報利用機能の種別に対応し、保守ツール3や保守ツール処理部61であるか、OPS4やOPS処理部62であるかを示す。これにより、データベース管理部63は、命令情報利用機能の種別に対応した命令情報を抽出することができる。
また、命令情報条件は、不具合情報であっても良い。この場合、命令情報利用機能は、不具合情報を指定する。そして、抽出情報は、指定された不具合情報に対応する命令情報である。これにより、データベース管理部63は、改善すべき不具合に対応する命令情報を抽出することができる。
命令情報利用機能は、抽出情報に基づいて、作業者からの入力による命令情報の指定を受け付け、指定された命令情報の送信を要求する命令情報要求をデータベース管理部63へ出力する(S230)。これにより、データベース管理部63は、命令情報要求を取得する。その後、データベース管理部63は、命令情報要求により指定された命令情報を命令情報データベース64から取得し、取得された命令情報を命令情報利用機能へ出力する(S240)。これに応じて、命令情報利用機能は、出力された命令情報を取得し、その命令情報を制御装置7へ送信する(S250)。なお、命令情報要求は、制御装置7を指定しても良い。この場合、データベース管理部63は、指定された命令情報を直接、指定された制御装置7へ送信しても良い。また、データベース管理部63が命令情報を種別に応じて保守ツール処理部61及びOPS処理部62の何れかの機能へ出力し、その機能が命令情報を制御装置7へ送信しても良い。また、命令情報要求は、複数の制御装置7を指定しても良い。データベース管理部63が、指定された命令情報を命令情報利用機能へ出力することにより、命令情報利用機能を操作する作業者が命令情報の送信を確認することができる。
以上が命令情報提供処理である。
以下、命令情報登録処理及び命令情報提供処理の具体例について説明する。
発電プラント2a内の制御装置7における不具合に対し、作業者が携帯端末11により計算機システム21の保守ツール処理部61をリモート操作し、当該制御装置7の新たな制御ソフトウェアの構成を示す命令情報を作成し、その命令情報を当該制御装置7へ送信し、不具合が改善したとする。保守ツール処理部61は、その命令情報をデータベース管理部63へ出力する。これにより、その命令情報が命令情報データベース64に登録される。その後、作業者が携帯端末11を介して保守ツール処理部61をリモート操作することにより、保守ツール処理部61は閲覧要求をデータベース管理部63へ出力する。データベース管理部63は保守に適する命令情報を取得し、保守ツール処理部61は取得された命令情報を携帯端末11に表示させる。作業者は、表示された命令情報において不具合を改善した命令情報を指定することにより、保守ツール処理部61は、命令情報要求をデータベース管理部63へ出力する。データベース管理部63は、指定された命令情報を保守ツール処理部61へ出力する。保守ツール処理部61は、命令情報を取得し、その命令情報を発電プラント2b、2c内の制御装置7へ送信する。これにより、作業者は、発電プラント2aに対して行った改善策を、発電プラント2b、2cに対して容易に適用することができる。
この処理によれば、制御装置7へ送信された命令情報を、再利用することができる。これにより、或る制御装置7の不具合を改善した命令情報を、別の制御装置7へ送信することができる。従って、同様の不具合が複数の制御装置7や、複数のブロック32や、複数の発電プラント2で発生している場合、一つの制御装置7に対する命令情報の効果を確認した後に、別の制御装置7に対して容易に適用することができる。これにより、発電プラント2の不具合の改善を効率化することができる。また、計算機システム21の作業者だけでなく、発電プラント2内の保守ツール3やOPS4の作業者や、携帯端末11の作業者も、命令情報登録処理及び命令情報提供処理を行うことができる。
命令情報条件を命令情報の種別とすることにより、データベース管理部63は、命令情報利用機能の種別に応じて命令情報を抽出することができる。命令情報条件を不具合情報とすることにより、データベース管理部63は、対処すべき不具合に応じて命令情報を抽出することができる。
本実施例によれば、中央給電指令所20における計算機システム21が複数の発電プラント2の保守、監視、指示を行うことができる。これにより、複数の発電プラント2全体の状況を確認し、複数の発電プラント2を制御することができる。また、計算機システム21や携帯端末11が、保守ツール3及びOPS4の機能を有することにより、発電プラント2から保守ツール3及びOPS4を省くことができる。発電プラント2に対する命令情報を、他の発電プラント2へ適用することにより、複数の発電プラント2の保守性を向上させることができる。また、発電プラント2内の保守ツール3やOPS4が制御装置7へ命令情報を送信し、その命令情報を計算機システム21へ送信することにより、保守ツール3やOPS4に障害が発生した場合でも、計算機システム21に保存された命令情報を用いて発電プラント2を制御することができる。
また、或る発電プラント2の外の計算機システム21、保守ツール3、OPS4から、その発電プラント2の保守、監視、指示を行うことができる。また、作業者は携帯端末11を操作することにより、操作する場所に関わらず発電プラント2の保守、監視、指示を行うことができる。これにより、複数の発電プラント2に配置する作業員の数を削減することができる。
以上の実施例で説明された技術は、次のように表現することもできる。
(表現1)
複数のプラントを夫々制御する複数の制御装置にネットワークを介して接続されており、前記複数の制御装置の何れかに命令する命令情報を送信し、前記複数の制御装置の何れかにより計測された情報を受信する制御部を備えるプラント管理装置において、
前記命令情報を記憶するための記憶部を更に備え、
前記制御部は、前記複数の制御装置の中の第1制御装置へ第1命令情報を送信した場合、前記第1命令情報を前記記憶部へ保存し、前記第1命令情報を指定する第1命令情報要求を取得した場合、前記記憶部から前記第1命令情報を読み出し、前記複数の制御装置の中で前記第1制御装置と異なる第2制御装置へ前記第1命令情報を送信する、
ことを特徴とするプラント管理装置。
(表現2)
前記制御部は、ユーザからの入力に基づいて前記記憶部の閲覧の要求である第1閲覧要求を取得した場合、前記第1閲覧要求に基づいて前記記憶部から前記第1命令情報を含む命令情報を抽出して第1抽出情報とし、前記第1抽出情報を表示し、前記表示に応じてユーザからの入力を受け付け、前記受け付けられた入力に基づいて前記第1命令情報要求を取得する、
表現1に記載のプラント管理装置。
(表現3)
前記制御部は、前記ネットワークを介して前記プラント管理装置に接続されている端末装置から、前記第1制御装置への命令を示す第2命令情報を受信した場合、前記第2命令情報を前記記憶部へ保存する、
表現2に記載のプラント管理装置。
(表現4)
前記制御部は、前記第2命令情報を指定する第2命令情報要求を前記端末装置から受信した場合、前記記憶部から前記第2命令情報を読み出し、前記第2制御装置へ前記第2命令情報を送信する、
表現3に記載のプラント管理装置。
(表現5)
前記制御部は、前記端末装置から第2閲覧要求を受信した場合、前記第2閲覧要求に基づいて前記記憶部から前記第2命令情報を含む命令情報を抽出して第2抽出情報とし、前記第2抽出情報を前記端末装置へ送信することにより前記第2抽出情報を前記端末装置に表示させ、前記第2命令情報要求を前記端末装置から受信する、
表現4に記載のプラント管理装置。
(表現6)
前記第1閲覧要求は、前記第1命令情報の種別を示し、
前記制御部は、前記記憶部から、前記種別に適合する命令情報を抽出して前記第1抽出情報とする、
表現5に記載のプラント管理装置。
(表現7)
前記制御部は、前記第1命令情報により改善された不具合の情報を示す不具合情報を生成し、前記不具合情報を前記第1命令情報に関連付けて保存し、
前記第1閲覧要求は、前記不具合情報を示し、
前記制御部は、前記記憶部から、前記不具合情報に関連付けられた命令情報を抽出して前記第1抽出情報とする、
表現6に記載のプラント管理装置。
(表現8)
前記命令情報は、前記複数の制御装置の一つの保守と監視と指示との何れかの命令を示す、
表現7に記載のプラント管理装置。
(表現9)
前記制御部は、前記第2命令情報を指定する第2命令情報要求を前記端末装置から受信した場合、前記記憶部から前記第2命令情報を読み出し、前記端末装置を介して前記第2制御装置へ前記第2命令情報を送信する、
表現3に記載のプラント管理装置。
(表現10)
前記端末装置は、無線通信を介して前記ネットワークに接続されている、
表現1乃至9の何れか一項に記載のプラント管理装置。
(表現11)
前記端末装置は、前記複数のプラントの一つに設けられている、
表現1乃至9の何れか一項に記載のプラント管理装置。
(表現12)
複数のプラントを夫々制御する複数の制御装置にネットワークを介して接続されたコンピュータが、前記複数の制御装置の中の何れかに命令する命令情報を送信し、前記複数の制御装置の何れかにより計測された情報を受信する、ことを備えたプラント管理方法において、
前記コンピュータが、
前記複数の制御装置の中の第1制御装置へ第1命令情報を送信した場合、前記第1命令情報を記憶部へ保存し、
ユーザからの入力に基づいて前記第1命令情報を指定する第1命令情報要求を取得した場合、前記記憶部から前記第1命令情報を読み出し、前記複数の制御装置の中で前記第1制御装置と異なる第2制御装置へ前記第1命令情報を送信する、
ことを更に備えたことを特徴とするプラント管理方法。
以上の表現における用語について説明する。計算機システム21等を、プラント管理装置と呼ぶことがある。携帯端末11、保守ツール3、OPS4等を、端末装置と呼ぶことがある。
本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、その趣旨から逸脱しない範囲で、他の様々な形に変更することができる。
1:プラント管理システム、 2、2a、2b、2c:発電プラント、 3:保守ツール、 4:OPS、 5:プラントネットワーク、 6:保守ネットワーク、 7:制御装置、 11:携帯端末、 20:中央給電指令所、 21:計算機システム、 31:外部ネットワーク、 32:ブロック、 41、42、43:ルータ、 61:保守ツール処理部、 62:OPS処理部、 63:データベース管理部、 64:命令情報データベース、 65:制御部、 66:記憶部

Claims (12)

  1. 複数のプラントを夫々制御する複数の制御装置にネットワークを介して接続されており、前記複数の制御装置の何れかに命令する命令情報を送信し、前記複数の制御装置の何れかにより計測された情報を受信する制御部を備えるプラント管理装置において、
    前記命令情報を記憶するための記憶部を更に備え、
    前記制御部は、前記複数の制御装置の中の第1制御装置へ第1命令情報を送信した場合、前記第1命令情報を前記記憶部へ保存し、前記第1命令情報を指定する第1命令情報要求を取得した場合、前記記憶部から前記第1命令情報を読み出し、前記複数の制御装置の中で前記第1制御装置と異なる第2制御装置へ前記第1命令情報を送信する、
    ことを特徴とするプラント管理装置。
  2. 前記制御部は、ユーザからの入力に基づいて前記記憶部の閲覧の要求である第1閲覧要求を取得した場合、前記第1閲覧要求に基づいて前記記憶部から前記第1命令情報を含む命令情報を抽出して第1抽出情報とし、前記第1抽出情報を表示し、前記表示に応じてユーザからの入力を受け付け、前記受け付けられた入力に基づいて前記第1命令情報要求を取得する、
    請求項1に記載のプラント管理装置。
  3. 前記制御部は、前記ネットワークを介して前記プラント管理装置に接続されている端末装置から、前記第1制御装置への命令を示す第2命令情報を受信した場合、前記第2命令情報を前記記憶部へ保存する、
    請求項2に記載のプラント管理装置。
  4. 前記制御部は、前記第2命令情報を指定する第2命令情報要求を前記端末装置から受信した場合、前記記憶部から前記第2命令情報を読み出し、前記第2制御装置へ前記第2命令情報を送信する、
    請求項3に記載のプラント管理装置。
  5. 前記制御部は、前記端末装置から第2閲覧要求を受信した場合、前記第2閲覧要求に基づいて前記記憶部から前記第2命令情報を含む命令情報を抽出して第2抽出情報とし、前記第2抽出情報を前記端末装置へ送信することにより前記第2抽出情報を前記端末装置に表示させ、前記第2命令情報要求を前記端末装置から受信する、
    請求項4に記載のプラント管理装置。
  6. 前記第1閲覧要求は、前記第1命令情報の種別を示し、
    前記制御部は、前記記憶部から、前記種別に適合する命令情報を抽出して前記第1抽出情報とする、
    請求項5に記載のプラント管理装置。
  7. 前記制御部は、前記第1命令情報により改善された不具合の情報を示す不具合情報を生成し、前記不具合情報を前記第1命令情報に関連付けて保存し、
    前記第1閲覧要求は、前記不具合情報を示し、
    前記制御部は、前記記憶部から、前記不具合情報に関連付けられた命令情報を抽出して前記第1抽出情報とする、
    請求項6に記載のプラント管理装置。
  8. 前記命令情報は、前記複数の制御装置の一つの保守と監視と指示との何れかの命令を示す、
    請求項7に記載のプラント管理装置。
  9. 前記制御部は、前記第2命令情報を指定する第2命令情報要求を前記端末装置から受信した場合、前記記憶部から前記第2命令情報を読み出し、前記端末装置を介して前記第2制御装置へ前記第2命令情報を送信する、
    請求項3に記載のプラント管理装置。
  10. 前記端末装置は、無線通信を介して前記ネットワークに接続されている、
    請求項1乃至9の何れか一項に記載のプラント管理装置。
  11. 前記端末装置は、前記複数のプラントの一つに設けられている、
    請求項1乃至9の何れか一項に記載のプラント管理装置。
  12. 複数のプラントを夫々制御する複数の制御装置にネットワークを介して接続されたコンピュータが、前記複数の制御装置の中の何れかに命令する命令情報を送信し、前記複数の制御装置の何れかにより計測された情報を受信する、ことを備えたプラント管理方法において、
    前記コンピュータが、
    前記複数の制御装置の中の第1制御装置へ第1命令情報を送信した場合、前記第1命令情報を記憶部へ保存し、
    ユーザからの入力に基づいて前記第1命令情報を指定する第1命令情報要求を取得した場合、前記記憶部から前記第1命令情報を読み出し、前記複数の制御装置の中で前記第1制御装置と異なる第2制御装置へ前記第1命令情報を送信する、
    ことを更に備えたことを特徴とするプラント管理方法。
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