JP2015032130A - 印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】打ち捨てられるインク量の低減と画質劣化の抑制とを図る。【解決手段】レンチキュラーシートへの印刷を制御する印刷制御装置であって、前記レンチキュラーシートに印刷するための画像データから、前記レンチキュラーシートの領域および前記レンチキュラーシートの少なくとも端部から外側にはみ出す領域に対応した印刷データを生成し、該印刷データを用いて印刷を実行する印刷制御部を有し、前記印刷データは複数の画素から構成され、前記印刷制御部は、前記端部の外側に対応する前記印刷データについて、レンチキュラーレンズの長手方向に対応して並ぶ前記画素の列を画素列としたとき、所定数の前記画素列を間引きの単位として間引きを行う。【選択図】図2

Description

本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムに関する。
記録媒体の端部近傍に余白を設けずに全面に記録を行う「縁(余白)無し印刷」等と呼ばれる印刷処理が知られている。縁無し印刷においては、記録媒体の搬送時の傾きや記録媒体の寸法誤差等が在ったとしても確実に余白を無くすために、記録媒体のサイズよりも広い範囲にインクが吐出される。つまり、記録媒体の端部の外側へもインクが吐出される。このように記録媒体の端部の外側へのインクの吐出を「打ち捨て」とも表現する。打ち捨てられたインクは、基本的にはプリンター内に備えられたインク吸収材に着弾するが、その一部は、微細な飛沫(インクミスト)となってプリンター内を舞い、プリンター内を汚すことがある。そのため、縁無し印刷においてインクの打ち捨ては必要であるものの、打ち捨てられるインク量をできるだけ減らすことが望まれている。
関連技術として、記録媒体上の領域および記録媒体の少なくとも一端部から外側にはみ出す領域に記録ヘッドからインクを吐出させて記録を行う際、記録媒体の端部から外側にはみ出す領域に対応する記録データを間引き、その間引かれたデータによって記録を行うインクジェット記録方法が知られている(特許文献1参照)。
また、記録媒体に吐出される液体滴の間引き方法を定めた間引きパターンに基づいて記録媒体の端部近傍に向けて液体滴を間引いて吐出する液体吐出装置において、印刷モードに応じて間引きパターンを決定する構成が知られている(特許文献2参照)。
特開2007‐152791号公報 特開2005‐225194号公報
縁無し印刷においては、記録媒体の搬送時の傾きや記録媒体の寸法誤差等に起因して、打ち捨てられることが予定されていたインクの一部が、実際には打ち捨てられずに記録媒体に着弾することがある。そのため、記録媒体の端部の外側に吐出される予定のインクを規定するデータに対する間引きを行った場合、当該間引きが行われた部分(間引きによってインクが吐出されなくなった部分)が記録媒体に余白として表れる可能性があり、結果的に縁無し印刷としての画質を低下させてしまうという課題があった。
ここで、複数の視点画像が合成された画像(以下、レンチキュラー画像とも言う。)を、レンチキュラーレンズを有する記録媒体へ印刷することにより、立体的に視認される印刷結果をユーザーに提供する技術が知られている。このようなレンチキュラー画像の印刷に際して縁無し印刷を行う場合にも、上述したような間引きによる画質劣化という課題が発生する。また、レンチキュラーレンズを有する記録媒体へレンチキュラー画像を縁無し印刷する場面において特に起こり得る画質劣化を防ぐ工夫が求められていた。
本発明は上述の課題の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、打ち捨てられるインク量の低減とともに画質劣化も同時に抑制することが可能な印刷制御装置、印刷制御方法および印刷制御プログラムを提供する。
本発明の態様の一つは、レンチキュラーシートへの印刷を制御する印刷制御装置であって、前記レンチキュラーシートに印刷するための画像データから、前記レンチキュラーシートの領域および前記レンチキュラーシートの少なくとも端部から外側にはみ出す領域に対応した印刷データを生成し、該印刷データを用いて印刷を実行する印刷制御部を有し、前記印刷データは複数の画素から構成され、前記印刷制御部は、前記端部の外側に対応する前記印刷データについて、レンチキュラーレンズの長手方向に対応して並ぶ前記画素の列を画素列としたとき、所定数の前記画素列を間引きの単位として間引きを行う構成としてある。
当該構成によれば、印刷制御部は、レンチキュラーシートの端部の外側に対応する印刷データについて間引くことによって、縁無し印刷の際に打ち捨てられるインク量を低減させることができる。加えて、前記所定数の画素列を間引きの単位としてデータの間引きを行うため、仮に、間引きをした部分がレンチキュラーシートに載ってしまった場合でも、印刷結果の劣化を極力少なくすることができる。
本発明の態様の一つは、前記レンチキュラーシートに印刷するための画像データは、複数の一部画像領域を前記レンチキュラーレンズの短手方向に対応して並べており、前記所定数とは、当該一部画像領域に対応する前記画素列の数であるとしてもよい。
当該構成によれば、前記一部画像領域に対応する前記画素列を間引きの単位としてデータの間引きを行うため、仮に、間引きをした部分がレンチキュラーシートに載ってしまった場合でも、印刷結果において画像の端部の立体感が若干失われるのみであり、ユーザーが視認する画質劣化を極力少なくすることができる。
本発明の態様の一つは、前記印刷制御部は、前記端部の外側に対応する印刷データについて、前記端部から離れるに従って前記間引きの率を上げるとしてもよい。
当該構成によれば、前記間引きをした部分が記録媒体に載る可能性を大きく下げ、結果的に画質劣化を抑えることができる。
本発明の態様の一つは、前記印刷制御部は、前記端部の外側に対応する印刷データについて、前記端部に近い第一領域と前記端部から遠い第二領域とに分け、当該第二領域においてのみ前記間引きを行うとしてもよい。
当該構成によれば、前記間引きをした部分が記録媒体に載る可能性を大きく下げ、結果的に画質劣化を抑えることができる。
本発明の態様の一つは、前記印刷制御部は、前記レンチキュラーシートの端部の内側および外側へインクを吐出させてレンチキュラー画像を印刷するための第一印刷モードが指示された場合に、当該端部の外側に対応する印刷データについて前記所定数の画素列を間引きの単位としたデータの間引きを行い、前記レンチキュラーシート以外の所定の記録媒体の端部の内側および外側へインクを吐出させて画像を印刷するための、前記第一印刷モードと異なる第二印刷モードが指示された場合に、当該端部の外側に対応する印刷データについて、直交する2軸方向それぞれに一定あるいは不定の間隔で画素を間引く、としてもよい。
当該構成によれば、レンチキュラーシートに対するレンチキュラー画像の縁無し印刷か、それ以外の縁無し印刷かによって、最適な間引きの態様がそれぞれ選択され、いずれの印刷においても、打ち捨てられるインク量の低減と画質劣化の抑制とが実現される。
本発明にかかる技術的思想は印刷制御装置という形態のみで実現されるものではなく、他の物によって具現化されてもよい。また、上述したいずれかの態様の印刷制御装置の特徴に対応した工程を備える方法(印刷制御方法)の発明や、当該方法を所定のハードウェア(コンピューター)に実行させる印刷制御プログラムの発明や、当該プログラムを記録したコンピューター読取可能な記憶媒体の発明も把握することができる。また、印刷制御装置は、単体の装置によって実現されてもよいし、複数の装置の組み合せによって実現されてもよい。
ハードウェア構成およびソフトウェア構成を概略的に示す図である。 レンチキュラー画像の印刷を簡単に説明するための図である。 印刷制御処理を示すフローチャートである。 縁無し印刷のための画像データとレンチキュラーシートとのサイズを比較した図である。 間引き処理の対象となる印刷データ内の領域を説明するための図である。 本実施形態における間引き処理の一例を説明するための図である。 比較例としての間引き処理の一例を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
1.装置の概略
図1は、本実施形態にかかるハードウェア構成およびソフトウェア構成を概略的に示している。図1では、第1装置10と第2装置50とを示している。第1装置10は、第2装置50を制御して第2装置50に印刷を実行させる機能を有し、例えば、パーソナルコンピューター(PC)や、サーバー、携帯型端末装置等が該当する。第2装置50は、プリンターである。プリンター(printer)とは、あらかじめ定められた一つ又は複数の文字集合に属する離散的な図形文字の列を主な様式として、データのハードコピー記録を作る出力装置、である(JIS X0012−1990)。第2装置50は、プリンターとして機能し得るものであればよく、スキャナーやコピー機としても機能するいわゆる複合機であってもよい。
第1装置10は、印刷制御装置の一例に該当する。あるいは、第1装置10および第2装置50からなるシステム100を印刷制御装置と捉えてもよいし、第2装置50のみを印刷制御装置と捉えることも可能である。また、第1装置10と第2装置50は、それぞれが別個の装置であることのみを前提としたものではない。第1装置10と第2装置50は、一体的に構成された一つの製品(プリンター)内における各部に該当するとしてもよく、当該製品の一部が第1装置10として機能し、他の部が第2装置50として機能する構成も本実施形態に含まれる。
第1装置10においては、CPU11が、ハードディスクドライブ(HDD)20等に記憶されたプログラムデータ21をRAM12に展開してOSの下でプログラムデータ21に従った演算を行なうことにより、第2装置50を制御するための印刷制御部13(印刷制御プログラム。例えば、プリンタードライバー。)が実行される。印刷制御部13は、画像取得部13a、画像処理部13b、間引き処理部13c、転送部13d等の各機能をCPU11に実行させる。これら各機能については後述する。また、第1装置10と第2装置50とが一体的にプリンターとして構成された場合には、印刷制御部13は後述するファームウェアFWとして、HDD20は後述するROM53等のメモリーとして、それぞれ構成されるとしてもよい。
第1装置10には、表示部としてのディスプレー30が接続されており、ディスプレー30には各処理に必要なユーザーインターフェイス(UI)画面が表示される。また、第1装置10は、例えば、キーボードやマウスや各種ボタンやタッチパッドやタッチパネル等により実現される操作部40を適宜備え、各処理に必要な指示がユーザーにより操作部40を介して入力される。なお、ディスプレー30および操作部40は、第1装置10に内蔵されていてもよいし、外部接続されていてもよい。第1装置10は、第2装置50と転送路70により通信可能に接続されている。転送路70は、有線あるいは無線による通信経路の総称である。上述したように第1装置10と第2装置50が一体的な製品である場合は、転送路70は当該製品内における通信経路である。
第2装置50においては、CPU51が、ROM53等のメモリーに記憶されたプログラムデータ54をRAM52に展開してOSの下でプログラムデータ54に従った演算を行なうことにより、自機を制御するためのファームウェアFWが実行される。ファームウェアFWは、第1装置10から送信された印刷データに基づいた印刷をASIC56に実行させることができる。
ASIC56は印刷データを取得し、印刷データに基づいて、例えば、搬送機構57や、キャリッジモーター58や、印刷ヘッド62を駆動するための駆動信号を生成する。第2装置50は、例えばキャリッジ60を備えており、キャリッジ60は複数種類のインク毎のカートリッジ61を搭載している。図1の例では、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、の各種液体に対応したカートリッジ61が搭載されている。ただし、第2装置50が使用するインクの具体的な種類や数は上述したものに限られず、例えば、ライトシアン、ライトマゼンダ、オレンジ、グリーン、グレー、ライトグレー、ホワイト、メタリック…等、種々のインクを使用可能である。また、カートリッジ61は、キャリッジ60に搭載されずに第2装置50内の所定位置に設置されるとしてもよいし、カートリッジ61は、インクタンク、インクパッケージ等の体裁でもよい。
キャリッジ60は、各カートリッジ61から供給されるインクを多数のインク吐出孔(以下、ノズル)から噴射(吐出)する印刷ヘッド62を備える。印刷ヘッド62内においては、各ノズルに対応して、ノズルからインク滴(ドット)を噴射させるための圧電素子が設けられている。圧電素子は、前記駆動信号が印加されると変形して、対応するノズルからドットを吐出させる。搬送機構57は、図示しない紙送りモーターや紙送りローラーを備え、ASIC56に駆動制御されることにより、一定の搬送方向に沿って記録媒体を搬送する。記録媒体とは、印刷画像を保持する素材のことである。
ASIC56にキャリッジモーター58の駆動が制御されることにより、キャリッジ60(および印刷ヘッド62)が、搬送方向と交差する方向(主走査方向)に沿って移動し、かつASIC56は当該移動に伴って印刷ヘッド62に各ノズルからインクを吐出させる。これにより、記録媒体にドットが付着し、印刷データに基づく画像が記録媒体上に再現される。なお前記“交差”とは、直交の意である。ただし、直交といっても、厳密な直交(90°)のみを意味するのではなく、製品の品質上許容される程度の角度の誤差を含む意味である。
第2装置50は、さらに操作パネル59を備える。操作パネル59は、表示部(例えば液晶パネル)や、表示部内に形成されるタッチパネルや、各種ボタンやキーを含み、ユーザーからの入力を受け付けたり、必要なUI画面を表示部に表示したりする。
第2装置50は、前記のように印刷ヘッド62が主走査方向に沿って移動するいわゆるシリアルプリンターに限られない。例えば、第2装置50は、ノズルが主走査方向に沿って並ぶインク種類毎のノズル列を搬送方向に複数並列させたラインプリンター用ヘッドを有する、いわゆるラインプリンターであってもよい。また、ノズルからドットを吐出させる手段も、前記圧電素子に限られず、発熱素子によりインクを加熱してノズルからドットを吐出させる手段を採用してもよい。さらに、プリンターが採用する印刷方式は、前記のようなインクジェット方式に限る必要はなく、レーザー方式やサーマル方式であってもよい。
2.レンチキュラー画像の印刷についての簡単な説明
次に、本実施形態において行われるレンチキュラー画像の印刷について、図2に基づいて簡単に説明する。図2は、上段左にレンチキュラー画像IMを、上段右にレンチキュラーシートSを、それぞれ例示している。レンチキュラー画像IMとは、複数の視点画像を合成した画像であり、ここではビットマップデータの状態とする。例えば、任意の被写体を異なる複数の視点で撮像して得られた複数枚の画像(視点画像)をそれぞれ短冊状に細かく切り分け、それら切り分けた短冊状の複数の画像を束状に寄せ集めて1枚分の画像サイズに圧縮したものが、レンチキュラー画像IMである。レンチキュラー画像IMの生成の元となる視点画像の枚数は特に限定されないが、図2の説明においては一例として、その数を8とする。
レンチキュラーシートSは、記録媒体の一種であって、一方側の面にレンチキュラーレンズLを有する。レンチキュラーレンズLは、長尺状かつ断面が半球状のレンズ(単位レンズLa)を複数有して構成されている。図2の中段においては、レンチキュラーシートSの一部を拡大して斜視図により例示している。レンチキュラーレンズLを構成する複数の単位レンズLaは、長手方向を平行にして、それらの短手方向に並んでいる。ここでは、レンチキュラーシートSについて、単位レンズLaの長手方向(=レンチキュラーレンズLの長手方向)を方向D1、単位レンズLaの短手方向(=レンチキュラーレンズLの短手方向)を方向D2と表現する。また、レンチキュラーシートSのレンチキュラーレンズLが配置された面と反対側の面を記録面PSと呼ぶ。レンチキュラー画像IMは、記録面PSに対して印刷される。ユーザーは、このような印刷の結果を、レンチキュラーレンズLが配置された面側から見ることで、レンチキュラー画像IMが表現する被写体を立体的に視認することができる。
レンチキュラー画像IMは、単位レンズLaのサイズに略対応した長尺状の画像領域IMaを単位レンズLaの数分有する。一つの画像領域IMaは上述した短冊状の画像の寄せ集めである。つまり、上述したように視点画像の数が8であれば、一つの画像領域IMaは、8枚それぞれの視点画像から切り分けられた8種の短冊状の画像が束になって構成されている。図2の下段においては、一つの単位レンズLaに対応する記録面PSの範囲に、一つの画像領域IMaを構成する複数の画像(前記8枚の視点画像それぞれから切り分けられた8種の短冊状の画像I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8)が方向D2に並んで印刷された状態を拡大図により例示している。画像I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8の各々は、特許請求の範囲における「一部画像領域」に該当する。また、画像I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8は、一つの単位レンズLa内に収められる視点数に対応しているため、それら一つ一つを単に「視点」とも呼ぶ。
3.印刷制御処理
上述の構成を踏まえ、本実施形態において実行される印刷制御処理を説明する。
図3は、印刷制御処理をフローチャートにより示している。ここでは、第1装置10においてCPU11が印刷制御部13の機能を実現して当該フローチャートを実行するものとして説明を行う。
ステップS100では、印刷制御部13は、ユーザーが操作部40を操作してディスプレー30に表示させたUI画面を介して、ユーザーから印刷に関する各種設定を受け付ける。特に、印刷制御部13は印刷モードの指示を受け付ける。ユーザーが指示可能な印刷モードは複数あるが、ここでは、第一印刷モードが指示されたものとする。第一印刷モードとは、レンチキュラーシートSに対してレンチキュラー画像IMを縁無し印刷するための印刷モードである。
ステップS110では、画像取得部13aが、記録媒体に印刷するための画像としてユーザーが選択した画像データ22(ビットマップデータ)を取得する。画像データ22は、レンチキュラー画像IMを表現しており、例えば、所定のアプリケーションソフトウェアによって予め生成されてHDD20等に保存されている。つまり、画像データ22は、レンチキュラーシートに印刷するための画像データの一種である。あるいは、画像取得部13aは、図示しないネットワークに接続した外部のサーバー等から、他者によって生成済みのレンチキュラー画像IMを表現した画像データ22を取得(ダウンロード)するとしてもよい。
ステップS120では、画像処理部13bが画像データ22を拡大する。現在指示されている印刷モードは第一印刷モードであり、これは縁無し印刷を伴うモードであるため、縁無し印刷の実現のために、画像処理部13bは画像データ22をレンチキュラーシートSよりも大きいサイズとなるように画素数を変換する。
図4は、ステップS120の処理後の画像データ22とレンチキュラーシートSとのサイズを比較した図である。図4では、画像データ22のサイズを実線にて、レンチキュラーシートSのサイズを鎖線にて例示している。図4によれば、画像データ22は直交する2軸方向(画像の上下方向および水平方向)それぞれにおいてレンチキュラーシートSよりも外側にはみ出すサイズに画素数が調整されている。なお、縁無し印刷において画像データのサイズを記録媒体のサイズに対してどの程度の比率まで拡大するかは予め決められているものとする。
ステップS130では、画像処理部13bは、ステップS120の後の画像データ22に対し、必要な各種画像処理を行なう。具体的には、画像処理部13bは、画像データ22の表色系をプリンター(第2装置50)が採用するインク表色系に変換する色変換処理を行なう。例えば、画像データ22が、画素毎にレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の階調値(例えば、0〜255の256階調)を有するRGBデータである場合、画像処理部13bは、画像データ22の画素毎のRGB値を、C、M、Y、Kの各インク量(例えば、0〜255の256階調)の組み合わせであるCMYK値に変換する。色変換処理は、RGBとCMYKとの対応関係を予め定めたルックアップテーブルを参照することにより実行可能である。また、画像処理部13bは、色変換処理後の画像データ22に対してハーフトーン(HT)処理を行なう。ハーフトーン処理により、画像データ22は、画素毎にCMYKの各ドットの吐出(ドットオン)または非吐出(ドットオフ)を規定した印刷データ22´(ハーフトーンデータ)に変換される。ハーフトーン処理は、例えば、ディザ法や誤差拡散法等により行うことができる。
ステップS140では、間引き処理部13cが、ステップS130の処理により得られた印刷データ22´についてデータの間引き処理を実行する。印刷データ22´は、レンチキュラー画像IMを表現しつつレンチキュラーシートSの端部の内側(レンチキュラーシートSの領域)および外側(レンチキュラーシートSの端部から外側にはみ出す領域)に対応した印刷データの一例に該当する。
図5Aおよび図5Bは、ステップS140の間引き処理の対象となる印刷データ22´内の領域を説明するための図である。図5Aは、第2装置50においてレンチキュラーシートSの搬送方向が、レンチキュラーレンズLの長手方向(図2参照)と平行である場合を示し、図5Bは、第2装置50においてレンチキュラーシートSの搬送方向が、レンチキュラーレンズLの長手方向(図2参照)と直交する場合を示している。ここでも、平行あるいは直交とは、厳密な平行あるいは直交のみを意味するのではなく、実際の製品において発生し得る程度の誤差(傾き)を含む意味である。
ステップS140では、印刷データ22´のうち、レンチキュラーシートSの端部の外側に対応するデータであって、かつ、長尺状の単位レンズLaの延長線上に位置しないデータを、間引き処理の対象のデータとする。ここで、「レンチキュラーシートSの端部の外側に対応するデータ」とは、レンチキュラーシートSの端部の外側に吐出される(打ち捨てられる)予定のインクを規定したデータという意味である。あくまで“予定”と表現しているのは、実際にはレンチキュラーシートSの搬送時の傾きやレンチキュラーシートSの寸法誤差等に起因して、打ち捨てられることが予定されていたインクの一部がレンチキュラーシートSに着弾することがあるためである。また、「長尺状の単位レンズLaの延長線上に位置しないデータ」とは、レンチキュラーレンズLの長手方向に対応する方向におけるいずれの位置であってもレンチキュラーシートSの端部の外側に対応しているデータ、という意味である。
図5A,Bでは、このような間引き処理の対象のデータを、ハッチングを施すことにより明示している。つまり、第2装置50がレンチキュラーシートSをレンチキュラーレンズLの長手方向と平行な方向に搬送するものであれば、前記間引き処理の対象のデータは、レンチキュラーシートSの端部の外側に対応するデータのうち搬送方向の左右両側に位置する長尺状の領域となる。また、第2装置50がレンチキュラーシートSをレンチキュラーレンズLの長手方向と直交する方向に搬送するものであれば、前記間引き処理の対象のデータは、レンチキュラーシートSの端部の外側に対応するデータのうち搬送方向の前後両側に位置する長尺状の領域となる。そして、間引き処理部13cは、前記間引き処理の対象のデータについて、レンチキュラーレンズLの長手方向に対応して並ぶ画素の列を画素列PLとしたとき、所定数の画素列PLを間引きの単位として、データの間引きを行う。
ステップS150では、転送部13dが、ステップS140の処理後の印刷データ22´を、印刷ヘッド62に転送すべき順に並べ替えた上で、転送路70を介して順次第2装置50側へ転送する。かかる並び替えの処理によれば、印刷データ22´に規定された各ドットは、その画素位置およびインク種類に応じて、印刷ヘッド62のいずれのノズルによって、いずれのタイミングで吐出されるかが確定される。この結果、第2装置50側では、印刷データ22´に基づいてレンチキュラー画像IMがレンチキュラーシートSに縁無し印刷される。
図6は、ステップS140において間引き処理部13cが実行する間引き処理の一例を説明するための図である。図6では、印刷データ22´の一部を示している。印刷データ22´を構成する一つ一つの矩形はそれぞれ一つの画素である。図6では、記録媒体(レンチキュラーシートS)の端部に対応する位置を便宜上、太い鎖線で示し、かつ、端部よりも内側のデータの一部および外側のデータの一部を示している。図6において、当該端部の外側にある画素群が、前記間引き処理の対象のデータである。図6において、方向LDは、印刷データ22´がレンチキュラーシートSに印刷されるときにレンチキュラーレンズLの長手方向を向く方向であり、当該方向LDに沿って並ぶ画素の列が画素列PLである。
図6(および後述の図7)では、グレーで塗り潰した画素が、間引きの対象となる画素(間引き画素)である。間引き処理部13cは、間引き画素について、前記ハーフトーン処理の結果にかかわらず、全ての色のインク(前記の例で言えば、C、M、Y、K)についてドットオフと規定する。より具体的には、図6に示すような間引き画素の位置に対応してドットオフを示す値「0」を格納し、かつ間引き画素以外の画素の位置に対応してドットオンを示す値「1」を格納したマスクを予め所定の記憶領域(HDD20やROM53等)に用意しておく。そして、間引き処理部13cは、当該マスクを取得して印刷データ22´に重畳し、画素位置毎に、当該マスクに格納された値と印刷データ22´に規定された値(ドットオンを示す値「1」またはドットオフを示す値「0」)との論理積(AND演算)を取る。かかる処理を行うことにより、前記間引き画素ではドットの吐出が確実に禁止される。
図6の例では、間引き処理部13cは、2列分の画素列PLを間引きの単位として、前記間引き処理の対象のデータに対して間引きを行っている。ここで、前記所定数の画素列PL(図6の場合、2列分の画素列PL)は、前記間引き処理の対象のデータがレンチキュラーシートSに印刷されることを想定したとき、前記一部画像領域(画像I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8の各々。図2参照。)に相当する画素列である。つまり、画像I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8の各々は、2列分の画素列PLによって構成されている。むろん、2列というのは単なる例であり、画像I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8の各々は、1画素列であってもよいし、3画素列以上であってもよい。すなわち、間引き処理部13cは、前記間引き処理の対象のデータについて、前記「視点」を一単位として間引きを行うと言える。
また、間引き処理部13cは、記録媒体の端部の外側に対応する印刷データについて、当該端部に近い領域(第一領域)と当該端部から遠い領域(第二領域)とに分けたとき、第二領域においてのみ前記間引きを行う。例えば、図6に示すように、方向LDに直交する方向において、前記端部の外側と、前記端部の内側の一部と、を含む一定領域Zを想定する。そして、領域Zを、方向LDに直交する方向に沿って複数の領域に等分したとする。図6では、このように等分した各領域を、内側から外側に向かって領域Z1,Z2,Z3,Z4としている。このような場合、間引き処理部13cは、前記端部から遠い領域Z3,Z4(第二領域)において間引きを行い、前記端部に近い領域Z2(第一領域)では間引きを行わない。
図7は、図6に対する比較例であり、図6と同様に印刷データ22´の一部を示している。図7は、所定数の画素列PL単位(視点単位)で間引きを行う(図6)のではなく、印刷データ22´内の間引き処理の対象となるデータの全体(領域Z2,Z3,Z4、つまり第一領域および第二領域)において、直交する2軸方向(方向LDおよび方向LDに直交する方向)それぞれに一定あるいは不定の間隔で画素を間引いた場合を示している。なお、領域Z2,Z3,Z4全体に対する画素の間引き率は、図6と図7で同じとしている。このような比較例(図7)においては、領域Z2、領域Z3、領域Z4、というように前記端部から離れるに従って間引き率を上げてはいるものの、領域Z2においても幾つかの画素が間引かれている。そのため、記録媒体の搬送時の傾きや記録媒体の寸法誤差等に起因して、打ち捨てられることが予定されていたインク(ドット)の一部が記録媒体に着弾する場合に、間引かれた画素すなわち余白が記録媒体に表れる可能性が高い。
一方、本実施形態においては、図6に例示したように、前記第二領域においてのみ間引きを行う。そのため、前記記録媒体の搬送時の傾きや記録媒体の寸法誤差等が存在した場合であっても、間引かれた画素(余白)が記録媒体に表れる可能性が低く、縁無し印刷としての画質の劣化を抑えることができる。
また本実施形態では、図7の例と異なり、所定数の画素列PL単位(視点単位)で間引きを行うため、狭い領域内で間引き量(間引く画素数)を多く確保し易い。つまり、間引きを実質的に及ぼす領域の広さは図7の例よりも狭い(図7の例が領域Z2,Z3,Z4であるのに対し、本実施形態は領域Z3,Z4。)ものの、同等の間引き量を確保できており、この点で本実施形態は、打ち捨てるインク量の低減という効果も確実に生じさせると言える。
また本実施形態では、間引き処理部13cは、前記間引き処理の対象のデータについて、前記視点単位で間引きを行うため、次の効果を奏する。つまり、間引きが行われた領域(領域Z3,Z4)のデータに基づくインクの吐出が、仮にレンチキュラーシートSに載ってしまった場合でも、単位レンズLa内において前記視点単位での余白が生じる(単位レンズLa内の視点数が減る)だけである。これによれば、印刷結果としてのレンチキュラー画像IMの端部近傍の立体感が若干失われるのみであり、実際にユーザーが視認する画質劣化は殆ど無いと言える。逆に、図7に示したように、2次元方向に規則的あるいは不規則に間引き画素を分散させた場合、間引きが行われた領域のデータに基づくインクの吐出がレンチキュラーシートSに載ったとき、単位レンズLa内においてより多くの視点に欠損が生じる(単位レンズLa内の視点数は減らないが、各視点が欠損を含んだ状態となる)。これによれば、印刷結果としてのレンチキュラー画像IMの端部近傍における画質劣化が目立つものとなる。つまり本実施形態によれば、打ち捨てるインク量を低減すべく間引きを行った領域のデータに基づくインクの吐出が、仮にレンチキュラーシートSに載った場合でも、ユーザーが視認する画質劣化を極力抑えることができる。
なお、図6で説明した間引き処理の態様は、上述したように記録媒体の端部の近くでは間引きを行わず、当該端部よりも外側であってより遠い領域で間引きを行うものであるため、当該端部から外側へ離れるに従って間引き率が上がっているとも言える。また、図6の例では、間引きを行う領域Z3,Z4(第二領域)内での間引き率は一定であるが、この間引きを行う領域内で、記録媒体の端部から遠いほど間引き率が高くなるように間引き率に変化があっても良い。例えば、領域Z3内の間引き率<領域Z4内の間引き率、としてもよい。
4.変形例
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下に説明する変形例も可能である。上述の実施形態と変形例とを適宜組み合わせた構成も、本発明の開示に含まれる。
間引き処理の単位である前記所定数の画素列PLとは、前記一部画像領域(視点)に相当する画素列としたが、これらが完全にイコールでなくてもよい。例えば、前記所定数の画素列PLは、前記一部画像領域(視点)に相当する画素列よりも若干少ない数の画素列であったり、逆に若干多い数の画素列であるとしてもよい。
また、ステップS100では、印刷制御部13は、第一印刷モード以外の印刷モードの指示をユーザーから受け付けることもあり得る。例えば、印刷制御部13は、レンチキュラーシートS以外の所定の記録媒体(例えば、普通紙や光沢紙等)に対してユーザーが所望の画像(ただしレンチキュラー画像を除く。)を縁無し印刷するための第二印刷モードの指示を受け付けることもある。第二印刷モードの指示を受け付けた場合、ステップS110において当該所望の画像を表現する画像データを取得した後、ステップS120,S130,S150の処理は上述した内容と同様の処理がなされる。
第二印刷モードの指示を受け付けた場合のステップS140では、間引き処理部13cは、その時点で得られているハーフトーン処理後の印刷データのうち、記録媒体の端部の外側に対応する枠状のデータ全てを対象として、直交する2軸方向それぞれに一定あるいは不定の間隔で画素を間引く間引き処理を実行する。すなわち、第二印刷モードにおいては、記録媒体の端部の外側に対応する枠状のデータ全てに関して、図7で説明したような、2次元方向に規則的あるいは不規則に分散した(かつ、記録媒体の端部から遠ざかるほどに間引き率を高めた)間引きを行う。
第二印刷モードは、レンチキュラーシートSに対する縁無し印刷ではない縁無し印刷である。図6で説明したような所定数の画素列PL単位での間引きを行った場合、間引きを行った領域のデータに基づくインクの吐出が記録媒体に載ったときに記録媒体の端部近傍にスジ状の余白が生じるが、レンチキュラーシートSではない記録媒体では、このようなスジ状の余白がそのまま視認され、むしろ画質評価を落とす原因となり得る。そのため、第二印刷モードが指示された場合は、第一印刷モードとは逆に、図7で説明したような分散性の高い間引きを行うことにより、間引きを行った領域のデータに基づくインクの吐出が記録媒体に載ったときの画質劣化を抑制するようにしている。
ステップS130のハーフトーン処理と、ステップS140の間引き処理は、それらを同時に実行するとしてもよい。つまり、ハーフトーン処理において画素毎のドットオン/ドットオフを決定する際に、同時に間引き処理に用いる前記マスクを適用するとしてもよい。
なお、これまでは図3の処理を第1装置10側で実行する場合を例に説明を行なったが、当該処理の少なくとも一部が第2装置50側で行なわれるとしてもよい。例えば、ファームウェアFWがステップS100〜S140の処理を実行し、これら処理の結果得た印刷データをASIC56に出力し、印刷データに応じた印刷を実行させるとしてもよい。
10…第1装置、13…印刷制御部、13a…画像取得部、13b…画像処理部、13c…間引き処理部、13d…転送部、22…画像データ、22´…印刷データ、50…第2装置、62…印刷ヘッド、I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8…画像(一部画像領域)、IM…レンチキュラー画像、L…レンチキュラーレンズ、La…単位レンズ、S…レンチキュラーシート

Claims (6)

  1. レンチキュラーシートへの印刷を制御する印刷制御装置であって、
    前記レンチキュラーシートに印刷するための画像データから、前記レンチキュラーシートの領域および前記レンチキュラーシートの少なくとも端部から外側にはみ出す領域に対応した印刷データを生成し、該印刷データを用いて印刷を実行する印刷制御部を有し、
    前記印刷データは複数の画素から構成され、
    前記印刷制御部は、前記端部の外側に対応する前記印刷データについて、レンチキュラーレンズの長手方向に対応して並ぶ前記画素の列を画素列としたとき、所定数の前記画素列を間引きの単位として間引きを行う、ことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記レンチキュラーシートに印刷するための画像データは、複数の一部画像領域を前記レンチキュラーレンズの短手方向に対応して並べており、前記所定数とは、当該一部画像領域に対応する前記画素列の数であることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記印刷制御部は、前記端部の外側に対応する印刷データについて、前記端部から離れるに従って前記間引きの率を上げることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷制御部は、前記端部の外側に対応する印刷データについて、前記端部に近い第一領域と前記端部から遠い第二領域とに分け、当該第二領域においてのみ前記間引きを行うことを特徴とする請求項1〜請求項3に記載の印刷制御装置。
  5. レンチキュラーシートへの印刷を制御する印刷制御方法であって、
    前記レンチキュラーシートに印刷するための画像データから、前記レンチキュラーシートの領域および前記レンチキュラーシートの少なくとも端部から外側にはみ出す領域に対応した印刷データを生成し、該印刷データを用いて印刷を実行する印刷制御工程を有し、
    前記印刷データは複数の画素から構成され、
    前記印刷制御工程では、前記端部の外側に対応する前記印刷データについて、レンチキュラーレンズの長手方向に対応して並ぶ前記画素の列を画素列としたとき、所定数の前記画素列を間引きの単位として間引きを行う、ことを特徴とする印刷制御方法。
  6. レンチキュラーシートへの印刷の制御をコンピューターに実行させる印刷制御プログラムであって、
    前記レンチキュラーシートに印刷するための画像データから、前記レンチキュラーシートの領域および前記レンチキュラーシートの少なくとも端部から外側にはみ出す領域に対応した印刷データを生成し、該印刷データを用いて印刷を実行させる印刷制御機能を有し、
    前記印刷データは複数の画素から構成され、
    前記印刷制御機能は、前記端部の外側に対応する前記印刷データについて、レンチキュラーレンズの長手方向に対応して並ぶ前記画素の列を画素列としたとき、所定数の前記画素列を間引きの単位として間引きを行う、ことを特徴とする印刷制御プログラム。
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