JP2015032016A - 情報処理装置、および情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】文字入力のためのボタンを誤ってタッチした場合に、意図した文字を容易に入力することを可能とする。【解決手段】タッチパネル(10)上の文字を入力させるためボタンの一つへのタッチをボタン操作検出部(31)が検出し、タッチの位置は周縁領域であると判定部(32)が判定した場合、入力補助インターフェース制御部(34)は、当該ボタンと、タッチの位置に近接するボタンとから、一つのボタンを選択可能とする。【選択図】図1
Description
本発明は情報処理装置、および情報処理プログラムに関する。
近年、タッチパネルが普及し、タッチパネルにおいて表示されたボタンなどにより操作を行うことのできるインターフェースが多く用いられている。一方で、タッチパネルを用いたインターフェースは、操作対象が近接している場合に誤った操作を誘発しやすい。
このような問題を解決する方法として、特許文献1には、操作をしても無効となるキーが有るときは、このキーに隣接するキーのエリアを拡大する装置が開示されている。また、特許文献2には、各領域の境界ごとに、当該境界から所定範囲の領域を、ユーザの操作入力を無効とするデッドゾーンとして記憶する電子機器が開示されている。また、特許文献3には、複数のボタンが同時押しされた際に、同時押しされた複数のボタンを含む拡大キーボードを表示する入力装置が開示されている。
しかしながら、上述のような従来技術は、いわゆるフリック入力などのタッチパネル上に配置されたボタンによる文字入力において、ユーザがタッチすることを意図したボタンと近接するボタンの一つのみを誤ってタッチした場合に、意図しない文字を入力することなく、意図した文字を入力できないという問題がある。また、特に特許文献3に記載の入力装置では、拡大キーボードを表示させるために複数のボタンへの同時押しを検出する必要がある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネル上に配置されたボタンによる文字入力において、ユーザが特定の文字を入力することを意図して、意図と異なる一つのボタンを誤ってタッチした場合であっても、意図した文字を容易に入力することを可能とする情報処理技術を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、タッチパネルに表示されている、複数の文字のうち一つを入力させるための複数のボタンのうち、一つのボタンへのタッチを検出するボタン操作検出部と、上記ボタン操作検出部により、タッチが検出されたボタンにおける当該タッチの位置が、当該ボタンに予め設定されている所定の周縁領域であるか否かを判定する判定部と、上記判定部が、タッチの位置が上記周縁領域であると判定した場合、上記複数のボタンのうち、当該タッチが検出されたボタンと、当該タッチの位置に近接する他のボタンの少なくともいずれか一つとから、一つの上記ボタンを選択可能な入力補助インターフェースを、上記タッチパネルへ表示させる入力補助インターフェース出力部とを備える。
本発明の一態様によれば、タッチパネル上に配置されたボタンによる文字入力において、ユーザが特定の文字を入力することを意図して、意図と異なる一つのボタンを誤ってタッチした場合であっても、意図した文字を容易に入力させることを可能となるという効果を奏する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明の一実施形態を、図1〜3に基づいて説明すれば、以下の通りである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明の一実施形態を、図1〜3に基づいて説明すれば、以下の通りである。
〔1.情報処理装置1の構成〕
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1の概略構成を示している。図1に示す通り、情報処理装置1は、タッチパネル10、通信部20、制御部30、スピーカー41、バイブレータ42、記憶部50を含んでいる。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1の概略構成を示している。図1に示す通り、情報処理装置1は、タッチパネル10、通信部20、制御部30、スピーカー41、バイブレータ42、記憶部50を含んでいる。
タッチパネル10は、図1に示す通り、入力部11および表示部12により構成されている。入力部11は、表示部12の表示画面上に重畳する位置に配置されており、指やスタイラスなどの接触を電気信号へ変換し、制御部30へ出力する。指やスタイラスなどの接触を電気信号へ変換する方式は静電誘導式、抵抗膜式、光学式などが用いられる。表示部12は、制御部30から表示画像の情報を受信し、表示画面に表示する。表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示素子と、受信した画像データに基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備える構成である。
通信部20は、制御部30からの要求および外部からの要求に基づき、外部と制御部30との通信を行う。通信部20は、IEEE802.11やLTEなどの無線接続の通信を行う。なお、通信部20の通信は、無線接続に限定されるものではなく、有線接続であってもよい。また、情報処理装置1において、通信部20は省略してもよい。
スピーカー41は、制御部30からの信号に基づき、音声を出力する。スピーカー41はタッチパネル10の表面を振動させる平面スピーカーであってもよく、また増幅回路やD/A(Digital/Analog)コンバータを備えていてもよい。
バイブレータ42は、制御部30からの信号に基づき、振動を生成する。バイブレータ42はモーターおよび当該モーターを駆動する駆動回路などにより実現される。
記憶部50は、ボタン情報51および周縁領域情報52などを格納している。記憶部50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体により構成されていてもよいし、RAM(Random Access Memory)などの揮発性の記憶媒体により構成されていてもよい。
ボタン情報51は、タッチパネル10上に表示する文字入力のためのボタンに関する情報である。具体的には上記ボタンの表示画像、表示部12上の位置、サイズ、上記ボタンに関連付けられた文字、などである。周縁領域情報52は、ボタン情報51に示す各ボタンに予め設定されている所定の周縁領域を示す情報を含んでいる。周縁領域情報52の詳細については後述する。
制御部30は、図1に示すように、ボタン操作検出部31、判定部32、文字入力部33、入力補助インターフェース制御部(入力補助インターフェース出力部)34、表示制御部35、周縁領域設定部36を備えている。ボタン操作検出部31は、タッチパネル10が出力する電気信号を受け付けた場合に、ボタン情報51を参照し、当該電気信号が示すタッチパネル10上のタッチがボタン情報51に示すいずれか一つのボタンに対するタッチであるかを検出する。ボタン操作検出部31は、上記いずれか一つのボタンに対するタッチを検出した場合、いずれのボタンに対するタッチを検出したかおよび当該タッチの位置を示すボタン操作情報を、判定部32へ出力する。
判定部32は、ボタン操作検出部31からボタン操作情報が出力された場合、周縁領域情報52を参照し、当該ボタン操作情報に示すタッチの位置が、ボタン操作情報に示すボタンに予め設定されている所定の周縁領域であるか否かを判定する。当該タッチの位置が当該周縁領域であると判定した場合には、判定部32は、当該ボタン操作情報およびいずれの周縁領域がタッチされたかを示す情報を入力補助インターフェース制御部34へ出力する。他方、当該タッチの位置が当該周縁領域ではないと判定した場合には、判定部32は、当該ボタン操作情報を文字入力部33へ出力する。
入力補助インターフェース制御部34は、判定部32からボタン操作情報を受け取った場合、すなわち、タッチの位置が上記周縁領域であると判定部32が判定した場合、周縁領域情報52を参照し、ボタン操作情報に示すタッチが検出されたボタンと、当該タッチの位置に近接する他のボタンの少なくともいずれか一つとから、一つのボタンを選択可能な入力補助インターフェースを、表示制御部35を通じてタッチパネル10へ表示させる。入力補助インターフェースにおいて選択可能とするボタンは周縁領域情報52に基づいて、入力補助インターフェース制御部34が決定する。入力補助インターフェースと周縁領域情報52と関係の詳細については後述する。
文字入力部33は、判定部32からボタン操作情報を受け取った場合、および、入力補助インターフェースにおいて一つのボタンが選択された場合、選択されたボタンに関連付けられた文字を入力するための文字選択インターフェースを、表示制御部35を通じてタッチパネル10へ表示させる。
表示制御部35は、制御部30に備える他の部から表示画像を受け取り、タッチパネル10へ表示させる。また、ボタン情報51を読み取り、ボタン情報51に示す各ボタンをタッチパネル10へ表示させる。
周縁領域設定部36は、タッチパネル10からの入力、すなわちユーザの入力に応じて、周縁領域情報52に示す周縁領域を変更する。周縁領域の変更の詳細については後述する。
〔2.周縁領域および入力補助インターフェースについて〕
まず、周縁領域情報52に示す周縁領域について、図2の(A)に基づき説明する。図2の(A)は、本実施形態に係る周縁領域を示す図である。図2の(A)に示す通り、本実施形態に係る情報処理装置1において、タッチパネル10に、文字入力インターフェースUI10が表示されている。また、文字入力インターフェースUI10はボタン情報51に示すボタン、すなわち、それぞれ複数の文字から一つを入力させるための複数のボタン(“た”を示すボタンUI11、“な”を示すボタンUI12など)を含んでいる。
まず、周縁領域情報52に示す周縁領域について、図2の(A)に基づき説明する。図2の(A)は、本実施形態に係る周縁領域を示す図である。図2の(A)に示す通り、本実施形態に係る情報処理装置1において、タッチパネル10に、文字入力インターフェースUI10が表示されている。また、文字入力インターフェースUI10はボタン情報51に示すボタン、すなわち、それぞれ複数の文字から一つを入力させるための複数のボタン(“た”を示すボタンUI11、“な”を示すボタンUI12など)を含んでいる。
周縁領域情報52において、ボタンUI11に周縁領域R10が設定されている。下記の表1は、周縁領域情報52に含まれる周縁領域R10についての情報の一部である。
表1の“近接するボタン”列は各行に示す周縁領域に近接するボタンがいずれであるかを示しており、また“縦幅”列、“横幅”列は、周縁領域R10を含むボタンの一辺に対する当該周縁領域の幅の割合を示している。例えば、表1の2行目は、周縁領域R12に近接するボタンは“な”を示すボタンUI12であり、また、その縦幅が周縁領域R10を含むボタンUI11の縦方向の辺の10%であることを示している。
次に、入力補助インターフェースと周縁領域との関係について説明する。入力補助インターフェース制御部34は、入力補助インターフェースにおいて選択可能とするボタンを周縁領域情報52に基づき決定する。具体的には、ユーザがタッチパネル10において周縁領域R12をタッチした場合、入力補助インターフェース制御部34はボタン操作情報および上記表1に示す周縁領域情報52に基づき、タッチされたボタンである“た”を示すボタンUI11および“な”を示すボタンUI12を選択可能な入力補助インターフェースを表示させる。また、周縁領域R14およびR15がタッチされた場合も同様に、ボタンUI11およびボタンUI12が選択可能な入力補助インターフェースを、入力補助インターフェース制御部34は表示させる。
また、上記表1に示す各周縁領域の縦幅および横幅は、周縁領域設定部36により変更可能なように構成してもよい。これにより、ユーザは、自身の指の太さや入力の癖などに応じて、周縁領域を変更することができる。すなわち、上記一つのボタンのいずれの領域をタッチした場合に、入力補助インターフェースを表示させるかを設定することができる。これにより、文字入力に係るユーザの利便性が向上する。
図2の(B)に基づき各周縁領域の各幅を変更した場合について説明する。図2の(B)は周縁領域R11〜R15の縦幅及び横幅をボタンUI11の一辺の20%に変更した例である。この場合、図2の(A)に示す場合と比較して、周縁領域R11〜R15は広い。これにより、指の細いユーザが誤って意図したボタンと異なるボタンをタッチしてしまった場合に、入力補助インターフェースを表示させることのできる可能性が向上する。
〔3.文字入力操作の流れ〕
情報処理装置1における文字入力の流れを図1および3に基づき説明する。図3は本実施形態における文字入力インターフェースの遷移を示す図である。図3の(A)はユーザがユーザの指100により、文字入力インターフェースUI10の“た”を示すボタンUI11の周縁領域R12をタッチした場合を示している。
情報処理装置1における文字入力の流れを図1および3に基づき説明する。図3は本実施形態における文字入力インターフェースの遷移を示す図である。図3の(A)はユーザがユーザの指100により、文字入力インターフェースUI10の“た”を示すボタンUI11の周縁領域R12をタッチした場合を示している。
この場合、上述のように、図3の(B)に示すように、タッチされたボタンUI11およびタッチされた位置に近接する“な”を示すボタンUI12が選択可能な入力補助インターフェースUI13が表示される。図3の(B)に示す状態において、ユーザの指100が左側にスライドされた場合に、ボタンUI11が選択される。また同様に、ユーザの指100が右側にスライドされた場合は、ボタンUI12が選択される。
図3の(C)は、図3の(B)に示す状態において、ボタンUI11が選択された場合、文字入力部33はボタンUI11に関連付けられた文字(た、ち、つ、て、と)のうち、一つの文字を入力するための文字選択インターフェースUI14を表示していることを示す図である。この状態において、ユーザはボタンUI11に関連付けられた文字を選択することができる。また、同様に、図3の(B)の状態において、ボタンUI12が選択された場合、ボタンUI12に関連付けられた文字(な、に、ぬ、ね、の)のうち、一つの文字を選択することができる。
これにより、ボタンUI11の周縁領域R12にユーザがタッチした場合に、タッチした位置に近接するボタンUI12とタッチしたボタンUI11とから一つのボタンが上記入力補助インターフェースにより選択可能となっている。ゆえに、たとえば、“な”を入力するためにボタンUI12にタッチすることをユーザが意図しながら、誤ってボタンUI12と近接するボタンUI11のみタッチした場合でも、ユーザが意図しないボタンUI11の選択をすることなく、意図したボタンUI12の選択をし、“な”を入力することができる。
〔変形例〕
上記実施形態において、図3の(C)に示すように、文字選択インターフェースUI14が表示された時点で入力補助インターフェースUI13は消去されているが、図3の(D)に示すように入力補助インターフェースUI13の上に重畳するように文字選択インターフェースUI14を表示してもよい。
上記実施形態において、図3の(C)に示すように、文字選択インターフェースUI14が表示された時点で入力補助インターフェースUI13は消去されているが、図3の(D)に示すように入力補助インターフェースUI13の上に重畳するように文字選択インターフェースUI14を表示してもよい。
また、上記実施形態において、いわゆる、フリック入力によるかな文字の入力を例に説明したが、図4に示すようなQWERTY配列のソフトウェアキーボードについても本発明は適用可能である。図3に示すユーザインターフェースと図5に示すユーザインターフェースとは、ボタン情報51において、各ボタン(ボタンUI31およびボタンUI32)に対応づけられた文字などが異なることを除き、以下の表に示すように対応している。
また、上記実施形態において、入力補助インターフェース制御部34は、入力補助インターフェースにおいて選択可能とするボタンを、タッチパネル10におけるユーザのタッチの位置と各ボタンとの距離に基づいて決定してもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図1、2および5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について、図1、2および5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態と実施形態1との差異は、入力補助インターフェース制御部34が表示させる入力補助インターフェースおよび周縁領域情報52である。まず、周縁領域情報52およびそれに基づいて設定されている周縁領域について説明する。下記の表3は、本実施形態における周縁領域情報52の一部を表している。
また、図2の(C)は、本実施形態における周縁領域を示す図である。なお、文字入力インターフェースUI10に含まれる文字入力のためのボタン(ボタンUI11、ボタンUI12、ボタンUI21、ボタンUI22など)はいずれも矩形である。そのため、文字入力インターフェースUI10に含まれる複数のボタンのうち一つのボタンの角のいずれか一つを含む角領域は最大三つのボタンと近接している。
ボタンUI11には、周縁領域R21、R22を含む周縁領域R20が設定されている。周縁領域R21、R22はそれぞれ、ボタンUI11の一つの角を含む角領域に設定されている。また、表3に示すように、周縁領域R21、R22は、“近接するボタン”として近接するすべてのボタンを設定されている。例えば、周縁領域R22には、右に近接する“な”を示すボタンUI12、下に近接する“ま”を示すボタンUI21、右下に近接する“や”を示すボタンUI22が、“近接するボタン”として設定されている。
次に、入力補助インターフェース制御部34が表示させる入力補助インターフェースについて、図5に基づき説明する。図5は本実施形態における文字入力インターフェースの遷移を示す図である。
図5の(A)は、ユーザの指100が文字入力インターフェースUI10のボタンUI11の周縁領域R22にタッチした場合を示している。この場合、判定部32はボタン操作情報および周縁領域情報とから当該タッチの位置が角領域である周縁領域R22であると判定しており、その判定内容を入力補助インターフェース制御部34へ出力している。これに基づき、入力補助インターフェース制御部34は、上述のように周縁領域R22には“近接するボタン”として近接するすべてのボタンが設定されているため、図5の(B)に示すように、タッチされた位置およびタッチされた角領域である周縁領域22に近接するすべてのボタン(ボタンUI12、UI21(“ま”を示す)、UI22(“や”を示す))とタッチされたボタンUI11とから一つのボタンを選択可能な入力補助インターフェースUI23を表示させる。また、図5の(B)に示す状態において、ユーザの指100がスライドされた場合は、そのスライドの方向に応じて、ボタンUI11、UI12、UI21、UI22からいずれか一つのボタンが選択される。
図5の(C)は、図5の(B)に示す状態において、ボタンUI11が選択された場合、文字入力部33はボタンUI11に関連付けられた文字(た、ち、つ、て、と)を入力するための文字選択インターフェースUI14を表示していることを示す図である。この状態において、ユーザはボタンUI11に関連付けられた文字を選択することができる。また、同様に入力補助インターフェースUI23において選択可能となっている他のボタンが選択された場合も、選択されたボタンに関連付けられた文字を選択することができる。
これにより、ユーザがボタンUI11の角領域R22にタッチした時、ボタンUI11と角領域R22に近接するすべてのボタン(ボタンUI12、UI21、UI22)とから一つのボタンを、ユーザは選択できる。ゆえに、特定の文字を入力するために、特定のボタンを選択することをユーザが意図しながら、当該特定のボタンに隣接する他のボタンの角領域をタッチした場合であっても、ユーザはタッチした他のボタンを選択することなく、必ず当該特定のボタンを選択し、意図した文字を入力することができる。
〔変形例〕
上記各実施形態において、入力補助インターフェース制御部34は、入力補助インターフェースを、タッチパネル10へ表示させたとき、スピーカー41から音声を出力させ、またはバイブレータ42に振動を出力させてもよい。これにより、ユーザは、自身が誤入力の恐れがある操作を行ったため入力補助インターフェースが表示されていることを、振動または音声により認識することができる。
上記各実施形態において、入力補助インターフェース制御部34は、入力補助インターフェースを、タッチパネル10へ表示させたとき、スピーカー41から音声を出力させ、またはバイブレータ42に振動を出力させてもよい。これにより、ユーザは、自身が誤入力の恐れがある操作を行ったため入力補助インターフェースが表示されていることを、振動または音声により認識することができる。
また、実施形態1と実施形態2とを組み合わせ、図2の(D)に示すように周縁領域を設定してもよい。すなわち、角領域である周縁領域R21、R22がタッチされた場合は、タッチされたボタンおよびタッチの位置に近接するすべてのボタンを選択可能とし、その他の周縁領域R11〜R13がタッチされた場合は、タッチされたボタンおよびタッチの位置に近接するボタンのうち一つのボタンを選択可能としてもよい。
〔実施形態3〕
制御部30の制御ブロック(特に判定部32、文字入力部33、入力補助インターフェース制御部34、および周縁領域設定部36)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
制御部30の制御ブロック(特に判定部32、文字入力部33、入力補助インターフェース制御部34、および周縁領域設定部36)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部30は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置(1)は、タッチパネル(10)に表示されている、それぞれ複数の文字から一つを入力させるための複数のボタンのうち、一つのボタンへのタッチを検出するボタン操作検出部(31)と、上記ボタン操作検出部により、タッチが検出されたボタンにおける当該タッチの位置が、当該ボタンに予め設定されている所定の周縁領域であるか否かを判定する判定部(32)と、上記判定部が、タッチの位置が上記周縁領域であると判定した場合、上記複数のボタンのうち、当該タッチが検出されたボタンと、当該タッチの位置に近接する他のボタンの少なくともいずれか一つとから、一つの上記ボタンを選択可能な入力補助インターフェースを、上記タッチパネルへ表示させる入力補助インターフェース出力部(入力補助インターフェース制御部34)とを備える。
本発明の態様1に係る情報処理装置(1)は、タッチパネル(10)に表示されている、それぞれ複数の文字から一つを入力させるための複数のボタンのうち、一つのボタンへのタッチを検出するボタン操作検出部(31)と、上記ボタン操作検出部により、タッチが検出されたボタンにおける当該タッチの位置が、当該ボタンに予め設定されている所定の周縁領域であるか否かを判定する判定部(32)と、上記判定部が、タッチの位置が上記周縁領域であると判定した場合、上記複数のボタンのうち、当該タッチが検出されたボタンと、当該タッチの位置に近接する他のボタンの少なくともいずれか一つとから、一つの上記ボタンを選択可能な入力補助インターフェースを、上記タッチパネルへ表示させる入力補助インターフェース出力部(入力補助インターフェース制御部34)とを備える。
上記の構成によれば、いわゆるフリック入力などの文字入力インターフェース、すなわち、ユーザがボタンを選択した場合に当該ボタンに関連付けられた文字を必ず入力することが要求される文字入力インターフェースにおいて、いずれか一つの上記ボタンの周縁領域にユーザがタッチした場合に、タッチした位置に近接するいずれかのボタンとタッチしたボタンとから一つのボタンが上記入力補助インターフェースにより選択可能となる。これにより、文字入力のために特定のボタンにタッチすることをユーザが意図しながら、誤って当該特定のボタンと近接する一つのボタンのみにタッチした場合でも、ユーザが意図しないボタンの選択をすることなく、意図したボタンの選択をして、文字入力することができる。すなわち、タッチパネル上に配置されたボタンによる文字入力インターフェースにおいて、ユーザが特定の文字を入力することを意図して、意図と異なる一つのボタンを誤ってタッチした場合であっても、意図した文字を容易に入力することを可能となる。また、複数のボタンへのタッチを判定する部材を備えることなく、上述のような誤った入力に対して、入力補助インターフェースを表示させることができる。
本発明の態様2に係る情報処理装置は、上記態様1において、上記複数のボタンはいずれも矩形であり、上記周縁領域は、上記複数のボタンのうち一つのボタンの角のいずれか一つを含む角領域を含んでおり、上記判定部は、タッチが検出された上記一つのボタンにおける当該タッチの位置が、当該ボタンに予め設定されている所定の周縁領域であると判定した場合、当該タッチの位置が上記角領域であるか否かをさらに判定し、上記入力補助インターフェース出力部は、タッチの位置が上記角領域であると上記判定部が判定した場合、上記複数のボタンのうち、当該タッチの位置を含む角領域に近接するすべてのボタンと当該タッチされたボタンとから、一つのボタンを選択可能な上記入力補助インターフェースを上記タッチパネルに表示させてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが上記複数のボタンのうち一つのボタンの角領域にタッチした時、当該タッチされたボタンと当該角領域に近接するすべての上記ボタンとから一つのボタンを、ユーザは選択できる。また、一般に、ユーザが特定のボタンをタッチすることを意図しながら、他のボタンの角領域を誤ってタッチした場合、当該特定のボタンはタッチされた角領域に隣接するボタンのいずれかである。ゆえに、特定の文字を入力するために、特定のボタンを選択することをユーザが意図しながら、当該特定のボタンに隣接する他のボタンの角領域をタッチした場合であっても、ユーザはタッチした他のボタンを選択することなく、必ず当該特定のボタンを選択し、意図した文字を入力することができる。
本発明の態様3に係る情報処理装置は、上記態様1または2において、ユーザの入力に応じて上記周縁領域の設定を変更する周縁領域設定部(36)をさらに備えていてもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、自身の指の太さや入力の癖などに応じて、周縁領域を変更することができる。すなわち、上記一つのボタンのいずれかの領域をタッチした場合に、入力補助インターフェースを表示させるかを設定することができる。これにより、文字入力に係るユーザの利便性が向上する。
本発明の態様4に係る情報処理装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、上記入力補助インターフェース出力部は、上記入力補助インターフェースを、上記タッチパネルへ表示させたとき、音声または振動のいずれか少なくとも一方を出力させてもよい。
上記の構成によれば、ユーザが上記一つのボタンの周縁領域にタッチした場合、上記入力補助インターフェースが表示されると共に音声または振動の少なくともいずれか一方が出力される。これにより、ユーザは、自身が誤入力の恐れがある操作を行ったため入力補助インターフェースが表示されていることを、振動または音声により認識することができる。
本発明の各態様に係る情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報処理装置が備える各部として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の情報処理プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、タッチパネルにより文字入力を行うことのできるスマートフォン、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、PC(Personal Computer)などに利用することができる。
1 情報処理装置
10 タッチパネル
31 ボタン操作検出部
32 判定部
34 入力補助インターフェース制御部(入力補助インターフェース出力部)
36 周縁領域設定部
10 タッチパネル
31 ボタン操作検出部
32 判定部
34 入力補助インターフェース制御部(入力補助インターフェース出力部)
36 周縁領域設定部
Claims (5)
- タッチパネルに表示されている、それぞれ複数の文字から一つを入力させるための複数のボタンのうち、一つのボタンへのタッチを検出するボタン操作検出部と、
上記ボタン操作検出部により、タッチが検出されたボタンにおける当該タッチの位置が、当該ボタンに予め設定されている所定の周縁領域であるか否かを判定する判定部と、
上記判定部がタッチの位置が上記周縁領域であると判定した場合、上記複数のボタンのうち、当該タッチが検出されたボタンと、当該タッチの位置に近接する他のボタンの少なくともいずれか一つとから、一つの上記ボタンを選択可能な入力補助インターフェースを、上記タッチパネルへ表示させる入力補助インターフェース出力部とを備えることを特徴とする情報処理装置。 - 上記複数のボタンはいずれも矩形であり、
上記周縁領域は、上記複数のボタンのうち一つのボタンの角のいずれか一つを含む角領域を含んでおり、
上記判定部は、タッチが検出された上記一つのボタンにおける当該タッチの位置が、当該ボタンに予め設定されている所定の周縁領域であると判定した場合、当該タッチの位置が上記角領域であるか否かをさらに判定し、
上記入力補助インターフェース出力部は、タッチの位置が上記角領域であると上記判定部が判定した場合、上記複数のボタンのうち、当該タッチの位置を含む角領域に近接するすべてのボタンと当該タッチされたボタンとから、一つのボタンを選択可能な上記入力補助インターフェースを上記タッチパネルに表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - ユーザの入力に応じて上記周縁領域の設定を変更する周縁領域設定部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 上記入力補助インターフェース出力部は、上記入力補助インターフェースを上記タッチパネルへ表示させたとき、音声または振動の少なくともいずれか一方を出力させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるための情報処理プログラムであって、コンピュータを上記各部として機能させるための情報処理プログラム。
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2013
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