JP2015031457A - 給湯暖房機 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の給湯暖房機は、水源側から供給される水を加熱して出湯箇所へ湯を供給する給湯回路と、浴槽内から導入される水を加熱して前記浴槽へと循環させる風呂回路と、熱媒を加熱して当該熱媒を暖房端末へと供給する暖房回路とを備えており、前記暖房回路は、燃料を燃焼させた際に熱を発生させる熱源部と、前記熱源部で発生させた熱が伝達された際に、その熱で熱媒を加熱する加熱部と、前記加熱部において加熱された熱媒を前記暖房端末へと供給するとともに、前記暖房端末で熱が奪われた熱媒を前記加熱部へと戻すことにより、熱媒を循環させる循環流路を形成する配管とを備える構造とされた給湯暖房機であって、前記循環流路内の熱媒の温度T1を検出する第一温度検出手段と、前記暖房端末において前記循環流路内の熱媒と熱交換を行う熱交換対象の温度T2を検出する第二温度検出手段と、前記第一温度検出手段によって検出される温度T1と前記第二温度検出手段によって検出される温度T2との温度差T2−T1が、あらかじめ定められた温度差Aよりも大であるときに、前記熱源部を作動させることなく前記循環流路内の熱媒を循環させることにより、前記暖房端末において前記熱交換対象を冷却する冷房運転を行う冷房制御手段とを備えたことを特徴とする。
〔1〕第一実施形態
[給湯暖房機の構造]
図1に例示する給湯暖房機1は、給湯栓2や浴槽3などの出湯箇所へ湯を供給する給湯機能、浴槽3内にある湯の保温ないし追い焚きを行う風呂機能、及び熱媒である湯を暖房端末4へ供給して暖房を行う暖房機能を備える装置である。暖房端末4としては、例えば、床下へ熱媒を導入して床材を加熱する床暖房、浴室内へ温風を吹き出す浴室暖房乾燥機、室内へ温風を吹き出すファンコンベクターなどを利用可能で、本実施形態においては、これらのいずれが暖房端末4として採用されていてもよい。
次に、給湯暖房機1において実行される冷房制御について、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。この冷房制御は、給湯リモコン93及び風呂リモコン95に設けられた冷房スイッチがオンとされたときにコントローラー91によって開始される制御である。なお、コントローラー91は、図2には示されていない様々な制御を並行して実行することもあるが、図2では、図が煩雑になるのを避けるため、本発明に関連する処理ステップだけを抜粋して図示してあり、本発明との関連性が低い処理ステップについては図示を省略又は簡潔な図示にとどめてある。
以上説明したとおり、この給湯暖房機1によれば、バーナー13A〜13C等の熱源部を作動させないまま暖房流路内の水を循環させて、暖房端末4において熱交換対象を冷却し、この冷熱を利用して冷房を行うことができる。したがって、従来は暖房を行う際に利用されていた暖房回路を、更に冷房という用途でも利用することができ、これにより、給湯暖房機の付加価値を高めることができる。また、冷房に伴う熱交換で得られた温水は浴槽3へと排出されるので、浴槽3の湯沸かしに必要な燃料を低減、節約することもできる。
[給湯暖房機の構造]
図3に例示する給湯暖房機101は、第一実施形態同様、給湯栓2や浴槽3などの出湯箇所へ湯を供給する給湯機能、浴槽3内にある湯の保温ないし追い焚きを行う風呂機能、及び熱媒である湯を暖房端末4A,4Bへ供給して暖房を行う暖房機能を備える装置である。ただし、第一実施形態では、風呂回路及び暖房回路で一部の配管が兼用されていたが、第二実施形態では、風呂回路及び暖房回路が互いに独立した配管で構成されている。なお、以下の説明においては、第一実施形態との相違点を中心に説明し、第一実施形態と同等ないし類似の構成については同じ符号を付すことで、その説明を簡略化ないし省略する。
次に、給湯暖房機101において実行される冷房制御について、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。この冷房制御は、給湯リモコン93及び風呂リモコン95に設けられた冷房スイッチがオンとされたときにコントローラー91によって開始される制御である。なお、図4では、第一実施形態同様、本発明に関連する処理ステップだけを抜粋して図示してある。
以上説明したとおり、この給湯暖房機101によれば、バーナー13A〜13E等の熱源部を作動させないまま暖房流路内の水を循環させて、暖房端末4A,4Bにおいて熱交換対象を冷却し、この冷熱を利用して冷房を行うことができる。したがって、従来は暖房を行う際に利用されていた暖房回路を、更に冷房という用途でも利用することができ、これにより、給湯暖房機の付加価値を高めることができる。また、冷房に伴う熱交換で得られた温水は浴槽3へと排出されるので、浴槽3の湯沸かしに必要な燃料を低減、節約することもできる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
Claims (7)
- 水源側から供給される水を加熱して出湯箇所へ湯を供給する給湯回路と、浴槽内から導入される水を加熱して前記浴槽へと循環させる風呂回路と、熱媒を加熱して当該熱媒を暖房端末へと供給する暖房回路とを備えており、前記暖房回路は、燃料を燃焼させた際に熱を発生させる熱源部と、前記熱源部で発生させた熱が伝達された際に、その熱で熱媒を加熱する加熱部と、前記加熱部において加熱された熱媒を前記暖房端末へと供給するとともに、前記暖房端末で熱が奪われた熱媒を前記加熱部へと戻すことにより、熱媒を循環させる循環流路を形成する配管とを備える構造とされた給湯暖房機であって、
前記循環流路内の熱媒の温度T1を検出する第一温度検出手段と、
前記暖房端末において前記循環流路内の熱媒と熱交換を行う熱交換対象の温度T2を検出する第二温度検出手段と、
前記第一温度検出手段によって検出される温度T1と前記第二温度検出手段によって検出される温度T2との温度差T2−T1が、あらかじめ定められた温度差Aよりも大であるときに、前記熱源部を作動させることなく前記循環流路内の熱媒を循環させることにより、前記暖房端末において前記熱交換対象を冷却する冷房運転を行う冷房制御手段と
を備えたことを特徴とする給湯暖房機。 - 前記循環流路内には、前記熱媒として水が導入されており、
前記冷房制御手段は、前記冷房運転を実行している際、前記第二温度検出手段によって検出される温度T2の単位時間当たりの温度変化が、あらかじめ定められたしきい値未満の温度変化しかしない状態になったら、前記水源側又は前記浴槽内から供給される水を前記熱媒として前記循環流路内へ導入することにより、前記循環流路内の前記熱媒の温度を低下させる
ことを特徴とする請求項1に記載の給湯暖房機。 - 前記冷房制御手段は、前記水源側又は前記浴槽内から供給される水を前記熱媒として前記循環流路内へ導入する際、当該導入前に前記循環流路内に保有されていた水を前記浴槽内へ流し込む
ことを特徴とする請求項2に記載の給湯暖房機。 - 前記冷房制御手段は、前記水源側又は前記浴槽内から供給される水を前記熱媒として前記循環流路内へ導入したにもかかわらず、前記第一温度検出手段によって検出される温度T1と前記第二温度検出手段によって検出される温度T2との温度差T2−T1が、あらかじめ定められた温度差A以下であったときには、前記冷房運転を開始せず、あらためて前記水源側又は前記浴槽内から供給される水を前記循環流路内へ導入する制御をやり直す
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の給湯暖房機。 - 前記冷房制御手段は、前記冷房運転を実行している際、前記第二温度検出手段によって検出される温度T2の単位時間当たりの温度変化が、あらかじめ定められたしきい値未満の温度変化しかしない状態になったら、前記水源側又は前記浴槽内から供給される水と前記循環流路内の前記熱媒との熱交換を行うことにより、前記循環流路内の前記熱媒の温度を低下させる
ことを特徴とする請求項1に記載の給湯暖房機。 - 前記冷房制御手段は、前記水源側又は前記浴槽内から供給される水と前記循環流路内の前記熱媒との熱交換を行った際、当該熱交換に伴って昇温した水を前記浴槽内へ流し込む
ことを特徴とする請求項5に記載の給湯暖房機。 - 前記冷房制御手段は、前記水源側又は前記浴槽内から供給される水と前記循環流路内の前記熱媒との熱交換を行ったにもかかわらず、前記第一温度検出手段によって検出される温度T1と前記第二温度検出手段によって検出される温度T2との温度差T2−T1が、あらかじめ定められた温度差A以下であったときには、前記冷房運転を開始せず、あらためて前記水源側又は前記浴槽内から供給される水と前記循環流路内の前記熱媒との熱交換を行う制御をやり直す
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の給湯暖房機。
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CN113137761A (zh) * | 2020-01-19 | 2021-07-20 | 青岛海尔新能源电器有限公司 | 热泵热水器余热回收控制方法 |
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