JP2015029402A - 電気機器識別方法、装置およびそのシステム - Google Patents

電気機器識別方法、装置およびそのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】電気機器を識別することのできる電気機器識別方法、装置およびそのシステムを提供する。
【解決手段】電気機器識別方法は、以下のステップを含む。それぞれ第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する。第1電力イベントおよび/または第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断する。もし同時に発生していない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別し、同時に発生した場合は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断する。もし同じである場合は、未知の電気機器を第2型電気機器として識別し、同じでない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気機器識別方法、装置およびそのシステムに関するものである。
エネルギー資源が懸念されるようになり、エネルギー自然保護主義が普及するにつれ、その対策および目標として、スマートグリッド(smart grid)の構築が多くの政府によって長い間強く支持されている。スマートグリッドは、発電、送電、配電およびエンドユーザーを統合する最新の電気システムであり、電気使用量を減らしてユーザーのエネルギー効率を上げることができる。スマートグリッドを実現するための第一歩は、スマートメーター(smart meter)を広範囲に配置してAIM(Advanced Metering Infrastructure)を構成することによって、従来の手動メーター読み取りに代わり、電力使用効率を上げることである。イギリスのオックスフォード大学環境変化研究所(Environmental Change Institute)からの研究報告によると、ユーザーが家庭の総電力使用量を知ることができた場合、1ヶ月に平均して5〜15%の電気料金を節約することができる。日本の省エネルギーセンター(Energy Conservation Center)の研究でも、小企業ユーザーにリアルタイムでエネルギー消費情報を個別に提供することで、省エネに対する自発的な意思と行為の引き金となり、およそ20%のエネルギー消費を節約できることが指摘されている。しかしながら、ユーザーは、どの家電が電力消費の主因となっているのかを知ることができない。そのため、特定の主要機器の電力特性をユーザーに提供することができれば、省エネの比率を上げながら、同時に、電力消費習慣を改善することができる。スマートメーターは、家庭の総エネルギー消費状態を測定することができるが、個別の機器のエネルギー消費を測定することはできない。
1992年にジョージ・ハート(George W. Hart)が不侵入性器具負荷監視(nonintrusive appliance load monitoring, NALM)の概念を提出して家電の電力使用量の分析を行ったが、この分野に興味を持った研究者はあまり多くなく、近年、スマートメーターが普及して初めて、関連研究が急速に発展し始めた。侵入性器具負荷監視とは異なり、不侵入性器具負荷監視(NALM)システムは、個別の機器に外部装置を設置して機器の電源が入っているかどうかを判断する必要はないが、個別の機器の付加特徴値を前もって取得し、1つの電気メーターの情報に基づいて器具負荷特徴の影響を判断する必要がある。したがって、各家電に追加の装置を取り付けることは解決策として適切ではないため、実社会での実施の可能性が大幅に増加する。従来技術の器具負荷監視は、パワーメーターまたはスマートメーターを用いて機器の電力シグネチャ(power signature)を測定した後、その電力シグネチャを比較して各機器の利用状態を識別し、より多くの機器の運転状態情報を提供することができる。しかしながら、不侵入性負荷識別方法は、特に家電エネルギー消費量の50%近くを占める220Vの機器に対しては、侵入性方法よりも正確性に欠けるため、不侵入負荷識別の採用に少なからず影響を与える。したがって、いかにして220Vの機器を有効に識別して全体の識別効率を上げ、220Vの機器の電力消費量を計算するかが、早急に解決しなければならない課題となっている。
さらに、220Vの機器の大部分(最も代表的なエアコン設備)は、機器の特性として反復性に乏しく、環境要因の影響を受けやすいと同時に、可変周波数のエアコン設備は、操作状態を自動的に調節する可能性がある。これらの要因は、不侵入性監視方法で220Vの機器を識別する際に本質的な困難となり、他の110Vの機器を識別する際にも正確性が低下する結果となる。可変周波数のエアコン設備の自動調整が加わった場合、220Vの機器の電力使用量は、計算がより困難になる。しかしながら、220Vの機器は、家電エネルギー消費量の50%近くを占めるため、不正確な識別により、全体の識別能力を大幅に低下させる結果となる。
したがって、本発明は、電気機器を識別することのできる電気機器識別方法、装置およびそのシステムを提供する。
本発明は、収集ユニットと、処理ユニットとを含む電気機器識別装置を提供する。収集ユニットは、それぞれ、第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する。処理ユニットは、収集ユニットに接続され(coupled)、未知の電気機器が第1型電気機器であるか、あるいは第2型電気機器であるかを識別する。収集ユニットが第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、処理ユニットは、第1電力イベントと第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断する。第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの少なくとも1つは、未知の電気機器に対応する。もし同時に発生していない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別し、同時に発生した場合は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断する。もし同じである場合は、未知の電気機器を第2型電気機器として識別し、同じでない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別する。
本発明は、電気機器識別装置に適用する電気機器識別方法を提供する。この方法は、以下のステップを含む。それぞれ第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する。第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断する。第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの少なくとも1つは、未知の電気機器に対応する。もし同時に発生していない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別し、同時に発生した場合は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断する。もし同じである場合は、未知の電気機器を第2型電気機器として識別し、同じでない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別する。
220Vの機器の大部分(最も代表的なエアコン設備)は、機器の特性として反復性に乏しく、環境要因の影響を受けやすいと同時に、可変周波数のエアコン設備は、操作状態を自動的に調節する可能性がある。これらの要因は、不侵入性監視方法で220Vの機器を識別する際に本質的な困難となり、他の110Vの機器を識別する際にも正確性が低下する結果となる。可変周波数のエアコン設備の自動調整が加わった場合、220Vの機器の電力使用量は、計算がより困難になる。しかしながら、220Vの機器は、家電エネルギー消費量の50%近くを占めるため、不正確な識別により、全体の識別能力を大幅に低下させる結果となる。
収集ユニットと、処理ユニットとを含む電気機器識別装置を提供する。収集ユニットは、それぞれ、第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する。処理ユニットは、収集ユニットに接続され、未知の電気機器が第1型電気機器であるか、あるいは第2型電気機器であるかを識別する。収集ユニットが第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、処理ユニットは、第1電力イベントと第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断する。第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの少なくとも1つは、未知の電気機器に対応する。もし同時に発生していない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別し、同時に発生した場合は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断する。もし同じである場合は、未知の電気機器を第2型電気機器として識別し、同じでない場合は、未知の電気機器を第1型電気機器として識別する。
第1電力イベントおよび/または第2電力イベントを収集した時、本発明の本実施形態が提供する電気機器識別装置および方法は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが発生した時間点を観察することによって、また、第1電力イベントおよび第2電力イベントが同じであるかどうかを観察することによって、第1電力イベントおよび/または第2電力イベントを発生させた未知の電気機器が第1型電気機器に属するのか、あるいは第2型電気機器に属するのかを判断する。本発明の方法を採用することによって、第1型電気機器および第2型電気機器を識別する精度を効果的に上げることができる。さらに、未知の電気機器を第1型電気機器として識別した後、本発明は、さらに、第1電気特性および第2電気特性を分析して、未知の電気機器の真のID(identity)を識別することができる。あるいは、未知の電気機器を第1型電気機器として識別した後、本発明は、さらに、第1差値および第2差値に基づいて、総電力消費量を計算することができる。そのため、未知の電気機器を識別している間、本実施形態の電気機器識別装置は、各電気機器の運転状態(例えば、各電気機器の各電気消費量)を正確に把握し、完全な電力監視情報をユーザーに提供することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴、および利点をより分かり易くするため、図面と併せた幾つかの実施形態を以下に説明する。
本発明の1つの実施形態に係る電気機器識別装置の概略図である。 本発明の1つの実施形態に係る電気機器識別方法のフロー図である。 本発明の1つの実施形態に係る第1相電源および第2相電源の各電気特性の概略図である。 本発明の1つの実施形態に係る電気機器のIDを識別する方法のフロー図である。 本発明の1つの実施形態に係る第1相電源および第2相電源の各電気特性の概略図である。 本発明の1つの実施形態に係る第1相電源および第2相電源の各電気特性の概略図である。 本発明の1つの実施形態に係る総電力消費量の計算方法のフロー図である。 本発明の1つの実施形態に係る異なる時間点に対応する第1仕事率(first power)、第2仕事率(second power)、第1差値および第2差値の数値変化を記載した表である。 本発明の1つの実施形態に係る第1仕事率および第2仕事率の概略図である。 本発明の1つの実施形態に係る電気機器識別システムの概略図である。
添付の図面に示される実施形態を参照して、本発明を説明する。また、図面および実施形態において、同一または類似する構成要素には、同一の参照番号を使用する。
図1は、本発明の1つの実施形態に係る電気機器識別装置の概略図である。電気機器識別装置100は、不侵入性負荷監視(nonintrusive load monitoring, NILM)識別技術を実施する装置であり、建物の回路ボックス内に設置され、例えば、建物(家、オフィス等)内の各電気機器の電力使用量を監視する。本実施形態において、電気機器識別装置100は、それぞれ第1相電源および第2相電源に発生した電力イベントを収集する。
例えば、第1相電源は、市販の110Vの電源であり、第2相電源は、市販の−110Vの電源(第1相電源の位相角との位相差が180°)である。さらに、図1は、単に第1相電源と第2相電源を示しているが、一般の市販電線路は、さらに、0Vの電源を提供する中性電源を含む。第1相電源、第2相電源および中性電源は、単相3線(three-wire single-phase)電源を形成する。単相3線電源のフレームワークでは、ユーザーが各機器を必要な入力電源に対応する電源に接続することによって、機器が正常に運転する。本発明の概念および趣旨は、単相3線電源だけでなく、単相多線電源または多相多線電源のフレームワークにも適用できるが、本発明が以下に提供する実施形態では、単相3線電源を説明の基礎として使用する。
第1相電源および/または第2相電源に発生した電力イベントを収集した後、電気機器識別装置100は、収集した電力イベントに基づいて、電力イベントを発生させた電気機器が第1型電気機器であるのか、あるいは第2型電気機器であるのかを識別する。第1型電気機器は、100〜120Vの電源に適した電気機器であり、第2型電気機器は、200〜240Vの電源に適した電気機器であるが、本発明はこれに限定されない。説明を容易にするため、以下、第1型電気機器および第2型電気機器は、それぞれ、110Vおよび220Vの電源に適した電気機器であるものと仮定する。詳しく説明すると、電気機器識別装置100の監視範囲内で電気機器をオン(またはオフ)にした時、電気機器識別装置100は、第1相電源および/または第2相電源における電気特性(電力イベント等)の変化を収集する。電気特性は、有効電力(real power)、無効電力(reactive power)、皮相電源(apparent power)、力率(power factor)および高調波(harmonics)であってもよいが、本発明はこれに限定されない。続いて、電気機器識別装置100は、第1相電源および第2相電源の各電気特性に基づいて、この時電源がオン(またはオフ)になっている電気機器が第1型電気機器であるのか、あるいは第2型電気機器であるのかを識別する。以下、いくつかの実施形態を用いて本発明を詳細に説明する。
図1を参照すると、電気機器識別装置100は、収集ユニット110と、処理ユニット120とを含む。収集ユニット110は、それぞれ第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する。前述したように、第1電力イベントは、第1相電源に発生した電気特性の変化であり、第2電力イベントは、第2相電源に発生した電気特性の変化である。本実施形態において、設計者は、監視したい電気特性に基づいて、電流検出装置、電圧検出装置、電力検出装置等の異なる器具を選択して、あるいは異なる検出装置を同時に使用して、収集ユニット110を実施してもよい。例えば、収集ユニット110を現在の変化状態の収集に使用する場合、設計者は、第1電流検出装置および第2電流検出装置を用いて収集ユニット110を実施することにより、それぞれ第1相電源および第2相電源を収集することができる。別の例において、収集ユニット110を電力変化状態の収集に使用する場合、設計者は、第1電力検出装置および第2電力検出装置を用いて収集ユニット110を実施することにより、それぞれ第1相電源および第2相電源に電力変化を収集することができる。別の実施形態において、設計者が無効電力、皮相電源、力率および高調波等の電気特性を監視したい時、設計者は、対応する器具を用いて収集することができる。
処理ユニット120は、収集ユニット110に接続され(coupled)、処理ユニット120は、未知の電気機器が第1型電気機器であるのか、あるいは第2型電気機器であるのかを識別する。未知の電気機器は、第1電力イベントおよび/または第2電力イベントが発生した電気機器である。処理ユニット120は、汎用プロセッサ(general purpose processor)、特殊用途プロセッサ(specific purpose processor)、従来のプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ(microprocessor)、1つまたは複数のデジタルシグナル処理コアを統合したマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、他の種類の集積回路、状態機械(state machine)、ARM(Advanced RISC Machine)プロセッサ、または他の製品であってもよい。
別の実施形態において、電気機器識別装置100は、さらに、処理ユニット120に接続された記憶ユニット130を含んでもよい。記憶ユニット130は、複数の電気機器に対応する複数の電力シグネチャ(power signature)を記憶することができる。電気機器は、電気機器識別装置100の監視範囲内に設置された各電気機器である。電力シグネチャは、電気機器の電圧、電流、有効電力、無効電力、皮相電源であるが、本発明はこれらに限定されない。記憶ユニット130は、フラッシュ型メモリ、ハードディスク型メモリ、マルチメディアカード記憶媒体、カード型メモリ(例えば、SD(Secure Digital)メモリまたはXD(Extreme Digital)メモリ)、RAM(random access memory)および/またはROM(read-only memory)である。記憶ユニット130は、様々な種類のソフトウェアプログラムコード、組込みソフトウェア(embedded software)、または電気機器識別装置100に必要な組込みファームウェアを記憶するが、本発明はこれらに限定されない。
図2は、本発明の1つの実施形態に係る電気機器識別方法のフロー図である。本実施形態の方法は、図1に示した電気機器識別装置100に適しているため、図1で説明した各素子を参照しながら、本実施形態の各ステップについて説明する。
図1および図2を参照すると、ステップS210において、収集ユニット110は、それぞれ第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する。具体的に説明すると、収集ユニット110は、第1電力イベントおよび第2電力イベントを能動的に検出するか、あるいは、他の装置(例えば、電気メータ)によって検出された第1電力イベントおよび第2電力イベントを受動的に受信するが、本発明はこれに限定されない。ステップS220において、収集ユニット110が第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、処理ユニット120は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断する。もし同時に発生しなかった場合、プロセスはステップS230に進み、同時に発生した場合、プロセスはステップS240に進む。
ステップS230において、処理ユニット120は、未知の電気機器を第1型電気機器として認識する。詳しく説明すると、本実施形態では、第1型電気機器を110Vの電源に適した機器として定義するため、第1型電気機器に属する第1電気機器が単相3線電源のフレームワークに接続された時、第1電気機器は、第1電気機器が中性電源(0V)に接続されるのと同時に、第1相電源(110V)または第2相電源(−110V)に接続される。そのため、第1電気機器の電源をオン(またはオフ)にした時、第1相電源または第2相電源の電気特性が変化し、第1相電源および第2相電源の電気特性は同時に変化しない。つまり、未知の電気機器に対応する第1電力イベントおよび/または第2電力イベントを収集した時、第1電力イベントおよび第2電力イベントは、実質的に同時に発生せず、この時、第1電力イベントまたは第2電力イベントのうちの1つのみが発生する。そのため、処理ユニット120は、第1電力イベントおよび第2電力イベントのうちの1つを発生させた未知の電気機器が第1型電気機器であるものと判断することができる。さらに、ステップS230において、未知の電気機器は、処理ユニット120によって第1型電気機器として識別される。
ステップS240において、処理ユニット120は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断する。つまり、処理ユニット120は、第1相電源の電気特性の変化および第2相電源の電気特性の変化が実質的に同じであるかどうかを判断する。もし同じでない場合、プロセスはステップS230に進み、同じである場合、プロセスはステップS250に進む。
詳しく説明すると、本実施形態では、第2型電気機器を220Vの電源に適した機器として定義するため、第2型電気機器に属する第2機器が単相3線電源のフレームワークに接続された時、第2電源は、第1相電源(110V)および第2相電源(−110V)に同時に接続され、220Vの入力電源を獲得する(すなわち110−(−110)=220V)。そのため、第2電気機器の電源をオン(またはオフ)にした時、第1相電源および第2相電源に同じ変化の電気特性が同時に発生する。つまり、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同じ時間点で発生した時、電源をオンにした(またはオフにした)未知の機器は、第2型電気機器である。そのため、処理ユニット120は、第1電力イベントおよび第2電力イベントを同時に発生させた未知の電気機器が第2型電気機器であるものと判断することができる。さらに、ステップS250において、処理ユニット120は、未知の電気機器を第2型電気機器として識別する。
しかしながら、第1電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に同じ時間点で発生した時、電力イベントおよび第2電力イベントが実質的に異なる場合、電力イベントおよび第2電力イベントは、それぞれ同時に電源をオンにした複数の第1型電気機器に属する電気機器に対応する。そのため、処理ユニット120は、第1電力イベントおよび第2電力イベントを同時に発生させた未知の電気機器が第1型電気機器であるものと判断することができる。さらに、ステップS230において、未知の電気機器は、処理ユニット120によって第1型電気機器として識別される。
したがって、本発明が提供する方法および装置において、第1電力イベントおよび/または第2電力イベントを収集した時、第1電力イベントおよび第2電力イベントが発生した時間点を観察することによって、また、第1電力イベントおよび第2電力イベントが同じであるかどうかを観察することによって、第1電力イベントおよび/または第2電力イベントを発生させた未知の電気機器が第1型電気機器であるのか、あるいは第2型電気機器であるのかを判断する。
図3は、本発明の1つの実施形態に係る第1相電源および第2相電源の各電気特性の概略図である。本実施形態において、観察した第1相電源および第2相電源の電気特性は、それぞれ第1仕事率(first power)および第2仕事率(second power)を示す。図1、図2および図3を参照しながら、以下に本実施形態の趣旨について説明する。
図3に示すように、時間点T31において、第2相電源の第2仕事率が変化する(すなわち、第2電力イベント310が発生する)。この時、第1相電源の第1仕事率は、同時に変化していない(すなわち、第1電力イベントは発生していない)ため、処理ユニット120がステップS220を実行した時、第1電力イベントおよび第2電力イベント310は、実質的に同時に発生しなかったものと判断され、プロセスはステップS230に進む。そのため、処理ユニット120は、第2電力イベント310に対応する未知の電気機器を第1型電気機器として識別することができる。さらに、仕事率の上昇により第2仕事率が時間点T31で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第2電力イベント310に対応する未知の電気機器が時間点T31でオンになっているものと判断する。
時間点T32において、第1相電源の第1仕事率において変化を観察することができる(すなわち、第1電力イベント320が発生する)。この時、第2相電源の第2仕事率は、同時に変化していない(すなわち、第2相電源イベントは発生していない)ため、処理ユニット120がステップS220を実行した時、第1電力イベント320および第2電力イベントは、実質的の同時に発生していないものと判断され、プロセスはステップS230に進む。そのため、処理ユニット120は、第1電力イベント320に対応する未知の電気機器を第1型電気機器として識別することができる。さらに、仕事率の上昇により第1仕事率が時間点T32で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第1電力イベント320に対応する未知の電気機器が時間点T32でオンになっているものと判断する。
時間点T33において、第1仕事率および第2仕事率の変化を同時に観察することができる(すなわち、第1電力イベント340および第2電力イベント330が同時に発生する)。そのため、処理ユニット120がステップS220を実行した後、プロセスはステップS240に進み、第1電力イベント340および第2電力イベント330が実質的に同じであるかどうかを判断する。本実施形態において、第1電力イベント340および第2電力イベント330は非常に類似しているため、処理ユニット120は、第1電力イベント340および第2電力イベント330が実質的に同じであるものと判断し、プロセスはステップS250に進む。したがって、処理ユニット120は、第1電力イベント340および第2電力イベント330に対応する未知の機器を第2型電気機器として識別することができる。さらに、仕事率の上昇により第1仕事率および第2仕事率が時間点T33で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第1電力イベント340および第2電力イベント330に対応する未知の電気機器が時間点T33でオンになっているものと判断する。
時間点T34において、第1仕事率および第2仕事率の変化を同時に観察することができる(すなわち、第1電力イベント360および第2電力イベント350が同時に発生する)。そのため、処理ユニット120がステップS220を実行した後、プロセスはステップS240に進み、第1電力イベント360および第2電力イベント350が実質的に同じであるかどうかを判断する。本実施形態において、第1電力イベント360および第2電力イベント350は非常に類似しているため、処理ユニット120は、第1電力イベント360および第2電力イベント350が実質的に同じであるものと判断し、プロセスはステップS250に進む。したがって、処理ユニット120は、第1電力イベント360および第2電力イベント350に対応する未知の機器を第2型電気機器として識別することができる。さらに、仕事率の上昇により第1仕事率および第2仕事率が時間点T34で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第1電力イベント360および第2電力イベント350に対応する未知の電気機器が時間点T34でオンになっているものと判断する。
別の実施形態において、未知の電気機器が第1型電気機器または第2型電気機器であると識別した後、本発明の方法は、さらに、第1相電源および第2相電源の電気特性を分析して、未知の電気機器に関連するより多くの情報を得ることができる。
図4は、本発明の1つの実施形態に係る電気機器のIDを識別する方法のフロー図である。本実施形態で説明する方法は、図1に示した電気機器識別装置100に適しているため、図1で説明した各素子を参照しながら本実施形態の各ステップについて説明する。本実施形態において、処理ユニット120が図2のステップS230を実行した後(すなわち、未知の電気機器を第1型電気機器として識別した後)、ステップS410〜S460を実行し、さらに、第1型電気機器に属する未知の電気機器のIDを識別する。以下に、詳しい説明を提供する。
ステップS410において、処理ユニット120は、第1電気特性から第2電気特性を差し引いて、差値を生成する。第1電気特性は、第1相電源の電気特性であり、第2電気特性は、第2相電源の電気特性である。詳しく説明すると、第1電気特性および第2電気特性は、それぞれ第2型電気機器に属する複数の電気機器の電力シグネチャを含むため、ステップS410の操作を実行することによって、第2型電気機器に属する複数の電気機器の電力シグネチャを除去することができる。つまり、ステップS410の操作を実行することによって、未知の電気機器の電源をオン(またはオフ)にした時の第1電気特性および第2電気特性への影響の差異(例えば、差値)を取得することができる。例えば、第1電気特性が第1相電源の第1仕事率であり、第2電気特性が第2相電源の第2仕事率であり、差値が100Wである時、観察時間点において、第1相電源の第1型電気機器の総仕事率が第2相電源の第1型電気機器の総仕事率よりも100W大きいことを示す。同時に、差値において、第2型電気機器の影響が除去される。
そのため、ステップS420において、処理ユニット120は、生成された差値から前回の収集時間点の差値を差し引いて、未知の電気機器の特定電力シグネチャを取得する。あるいは、別の実施形態において、処理ユニット120は、第1電気特性および第2電気特性の変化をそれぞれ観察することによって、未知の電気機器の特定電力シグネチャを得ることもできる。例えば、第1電気特性が変化した時、処理ユニット120は、第1電気特性の変化量が第1しきい値を超えたかどうかを判断する。もし超えた場合、処理ユニット120は、その時の時間点に対応する第1電気特性の変化量を記録する。その後、処理ユニット120は、その時の時間点に対応する第1電気特性の変化量と前回記録した時間点に対応する第1電気特性の変化量の間の特定差値が第2しきい値を超えたかどうかを判断する。もし超えた場合、処理ユニット120は、特定差値を未知の電気機器の特定電力シグネチャとしてみなすが、本発明はこれに限定されない。さらに、第2電気特性が変化した時、処理ユニット120は、上述した方法を用いて未知の電気機器の特定電力シグネチャを取得することができるが、ここでは詳細説明を省略する。
しかしながら、未知の電気機器と単相3線電源のフレームワークの間の接続方法はまだ確認されていないため、特定電力シグネチャが未知の電気機器の電力シグネチャであるかどうかを確認することはできない。詳しく説明すると、未知の電気機器が第1型電気機器である時、未知の電気機器が中性電源と第1相電源に同時に接続することによって単相3線電源のフレームワークに接続されたのか、あるいは、未知の電気機器が中性電源と第2相電源に同時に接続することによって単相3線電源のフレームワークに接続されたのかを確認することができないため、特定電力シグネチャが未知の電気機器の電力シグネチャに対応するかどうかを確認することができない。したがって、処理ユニット120は、ステップS430を実行して、未知の電気機器と単相3線電源のフレームワークの接続方法を決定する。
ステップS430において、処理ユニット120は、第1電力イベントが第1相電源に発生したかどうかを判断する。もし発生した場合、プロセスはステップS450に進む。詳しく説明すると、生成された差値は、第1電気特性から第2電気特性を差し引くことによって計算されるため、第1電力イベントがこの時第1相電源で発生した場合、特定電力シグネチャは未知の電気機器の電力シグネチャであるものと判断する。したがって、ステップS450において、処理ユニット120は、特定電力シグネチャと複数の電力シグネチャを比較して、特定電力シグネチャに適合する複数の電気機器の中から対象の電気機器を見つけ出す。具体的に説明すると、処理ユニット120は、記憶ユニット130に記憶された各電力シグネチャを検出して、記憶ユニット130が未知の電気機器の電力シグネチャに適合する電力シグネチャを有する対象の電気機器を有するかどうかを検索する。もし有する場合、未知の電気機器の識別が対象の電気機器であることを示す。
しかしながら、処理ユニット120がステップ430において、第1電力イベントが第1相電源で発生しなかったと判断した場合、特定電力シグネチャは、未知の電気機器の電力シグネチャではなく、位相反転後の未知の電気機器の電力シグネチャであることを示す。したがって、ステップS440において、処理ユニット120は、特定電力シグネチャの位相を反転して、位相反転した特定電力シグネチャと複数の電力シグネチャを比較し、位相反転した特定電力シグネチャに適合する複数の電気機器の中から対象の電気機器を見つけ出す。具体的に説明すると、処理ユニット120は、位相反転した特定電力シグネチャを使用して、未知の電気機器の電力シグネチャを取得する。その後、処理ユニット120は、記憶ユニット130に記憶された各電力シグネチャを検索し、未知の電気機器の電力シグネチャに適合する電力シグネチャを有する対象の電気機器を有するかどうかを見つけ出す。もし有する場合、未知の電気機器の識別が対象の電気機器であることを示す。
ステップS440およびS450の後、処理ユニット120は、ステップS460を実行して、未知の電気機器の識別を対象の電気機器として識別する。簡潔に説明すると、本実施形態が提供する方法は、未知の電気機器が第1型電気機器であるものと判断された時に、さらに、第1電気特性および第2電気特性を分析して、未知の電気機器の真のIDを識別する。したがって、本実施形態が提供する方法により、電気機器識別装置100は、さらに、未知の電気機器の識別情報をユーザーに提供することによって、ユーザーは、電気機器の運転状態を明確に把握することができる。
図5は、本発明の1つの実施形態に係る第1相電源および第2相電源の各電気特性の概略図である。本実施形態において、観察した第1相電源および第2相電源の電気特性は、それぞれ、第1仕事率および第2仕事率を示す。図1、図4および図5を参照しながら、本実施形態の趣旨について説明する。
図5に示すように、時間点T51において、処理ユニット120は、ステップS410を実行することによって、差値を−500と算出する。その後、処理ユニット120は、ステップS420を実行することによって、未知の電気機器の特定電力シグネチャを−500Wと決定する。具体的に説明すると、処理ユニット120は、時間点T51の差値(約−500W)から前回の収集時間点(例えば、時間点T51’)の差値(約0W)を差し引くことによって、特定電力シグネチャを約−500Wと算出する。この時、未知の電気機器は、第2相電源における第2仕事率の変化(すなわち、第2電力イベント510)を発生させるため、未知の電気機器は、中性電源と第2相電源に同時に接続することによって、単相3線電源のフレームワークに接続される。つまり、未知の電気機器の電力シグネチャは、位相反転した特定電力シグネチャ(すなわち、500W)である。そのため、処理ユニット120は、続いてステップS440を実行することによって、記憶ユニット130内に500Wの電力シグネチャを有する対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)を見つけ出す。その後、処理ユニット120は、ステップS460において、未知の電気機器のIDを対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)として識別する。さらに、仕事率の上昇によって第2仕事率が時間点T51で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第2電力イベント510に対応する未知の電気機器(例えば、ブロードライヤー)が時間点T51において電源がオンになっているものと判断する。
時間点T52において、処理ユニット120は、ステップS410を実行することによって、差値を約100と算出する。その後、処理ユニット120は、ステップS420を実行することによって、未知の電気機器の特定電力シグネチャを100Wと決定する。具体的に説明すると、処理ユニット120は、時間点T52の差値(約−400W)から前回の収集時間点(例えば、時間点T52’)の差値(約−500W)を差し引くことによって、特定電力シグネチャを約100Wと算出する。この時、未知の電気機器は、第1相電源における第1仕事率の変化(すなわち、第1電力イベント520)を発生させるため、未知の電気機器は、中性電源と第1相電源に同時に接続することによって、単相3線電源のフレームワークに接続される。つまり、特定電力シグネチャは、未知の電気機器の電力シグネチャ(すなわち、100W)である。そのため、処理ユニット120は、続いてステップS450を実行することによって、記憶ユニット130内に100Wの電力シグネチャを有する対象の電気機器(例えば、白熱電球)を見つけ出す。その後、処理ユニット120は、ステップS460において、未知の電気機器のIDを対象の電気機器(例えば、白熱電球)として識別する。さらに、仕事率の上昇によって第1仕事率が時間点T52で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第1電力イベント520に対応する未知の電気機器(例えば、白熱電球)が時間点T52において電源がオンになっているものと判断する。
時間点T53において、処理ユニット120は、ステップS410を実行することによって、差値を計算する。その後、処理ユニット120は、ステップS420を実行することによって、未知の電気機器の特定電力シグネチャを決定する。この時、未知の電気機器は、第2相電源における第2仕事率の変化(すなわち、第2電力イベント530)を発生させるため、未知の電気機器は、中性電源と第2相電源に同時に接続することによって、単相3線電源のフレームワークに接続される。つまり、未知の電気機器の電力シグネチャは、位相反転された特定電力シグネチャである。そのため、処理ユニット120は、続いてステップS440を実行することによって、記憶ユニット130内に対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)を見つけ出す。その後、処理ユニット120は、ステップS460において、未知の電気機器のIDを対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)として識別する。さらに、仕事率の上昇によって第2仕事率が時間点T53で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第2電力イベント530に対応する未知の電気機器(例えば、ブロードライヤー)が時間点T53において電源がオンになっているものと判断する。
図6は、本発明の1つの実施形態に係る第1相電源および第2相電源の各電気特性の概略図である。本実施形態において、観察した第1相電源および第2相電源の電気特性は、それぞれ、第1仕事率および第2仕事率を示す。図1、図4および図6を参照しながら、本実施形態の趣旨について説明する。
図6に示すように、時間点T61において、処理ユニット120は、ステップS410を実行することによって、差値を計算する。その後、処理ユニット120は、ステップS420を実行することによって、未知の電気機器の特定電力シグネチャを決定する。この時、未知の電気機器は、第1相電源における第1電流の変化(すなわち、第1電力イベント610)を発生させるため、未知の電気機器は、中性電源と第1相電源に同時に接続することによって、単相3線電源のフレームワークに接続される。つまり、特定電力シグネチャは、未知の電気機器の電力シグネチャである。そのため、処理ユニット120は、続いてステップS450を実行することによって、記憶ユニット130内に対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)を見つけ出す。その後、処理ユニット120は、ステップS460において、未知の電気機器のIDを対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)として識別する。さらに、電流の上昇によって第1電流が時間点T61で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第1電力イベント610に対応する未知の電気機器(例えば、ブロードライヤー)が時間点T61において電源がオンになっているものと判断する。
時間点T62において、処理ユニット120は、ステップS410を実行することによって、差値を計算する。その後、処理ユニット120は、ステップS420を実行することによって、未知の電気機器の特定電力シグネチャを決定する。この時、未知の電気機器は、第1相電源における第1電流の変化(すなわち、第1電力イベント620)を発生させるため、未知の電気機器は、中性電源と第1相電源に同時に接続することによって、単相3線電源のフレームワークに接続される。つまり、特定電力シグネチャは、未知の電気機器の電力シグネチャである。そのため、処理ユニット120は、続いてステップS440を実行することによって、記憶ユニット130内に対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)を見つけ出す。その後、処理ユニット120は、ステップS460において、未知の電気機器のIDを対象の電気機器(例えば、ブロードライヤー)として識別する。さらに、電流の上昇によって第1電流が時間点T62で変化するため、処理ユニット120は、さらに、第1電力イベント620に対応する未知の電気機器(例えば、ブロードライヤー)が時間点T62において電源がオンになっているものと判断する。
また、未知の電気機器のIDがわかっている時、電気機器識別装置100は、電力シグネチャおよびその操作時間に基づいて、未知の電気機器の電力消費量を計算する。さらに、電気機器識別装置100は、第1型電気機器に属する全ての電気機器の各電力消費量を加えて、これらの電気機器の総電力消費量を計算する。そのため、本実施形態の方法により、電気機器識別装置100は、例えば、第1型電気機器に属する全ての電気機器の総電力消費量等の詳しい電気/電力情報をユーザーに提供する。
別の実施形態において、未知の電気機器が第2型電気機器に属することがわかっている時、本発明は、さらに、以下の方法を用いて、第2型電気機器に属する全ての電気機器の総電力消費量を推計することができる。概説すると、以下の方法は、第1差値および第2差値に基づいて、第1時間点に対応する第2型電気機器の総電力消費量を計算する。第1時間点は、第1相電源の第1仕事率が変化した時間点、あるいは、第2相電源の第2仕事率が変化した時間点である。第1差値は、第1時間点における第1相電源の第1仕事率と第2時間点における第1相電源の第1仕事率の間の差値である。第2時間点は、第1時間点の前の収集時間点である。第2差値は、第1時間点における第2相電源の第2仕事率と第2時間点における第2相電源の第2仕事率の間の差値である。以下に、詳しい説明を提供する。
図7は、本発明の1つの実施形態に係る総電力消費量の計算方法のフロー図である。本実施形態で説明する方法は、図1に示した電気機器識別装置100に適しているため、図1で説明した各素子を参照しながら、本実施形態の各ステップについて説明する。本実施形態において、処理ユニット120が図2のステップS250を実行した後(すなわち、未知の電気機器を第2型電気機器として識別した後)、プロセスはステップS710〜S770に進み、さらに、第2型電気機器に属する全ての電気機器の総電力消費量を計算する。
ステップS710において、処理ユニット120は、第1差値の絶対値と第2差値の絶対値がいずれも下限値よりも小さいかどうかを判断する。もし小さい場合、処理ユニット120は、ステップS715を実行して、第1差値および第2差値を維持する。
ステップS720において、処理ユニット120は、第1差値および第1仕事率を第2時間点に対応する総電力消費量に加えて、第1時間点に対応する総電力消費量を計算する。別の観点から見ると、第1差値と第1仕事率の合計は、第1時間点における第2型電気機器に属する全ての電気機器の電力消費量を示す。さらに、第2時間点に対応する総電力消費量は、第2時間点の前の第2型電気機器に属する全ての電気機器の総電力消費量とみなされる。そのため、第1時間点に対応する総電力消費量は、第1差値および第1仕事量を第2時間点に対応する総電力消費量に加えることによって計算される。
別の実施形態において、第1差値の絶対値および第2差値の絶対値が、いずれも下限値よりも小さい時、第2差値および第2差値が互いに近いことを示す。そのため、ステップS720において、処理ユニット120は、第2差値および第2仕事量を第2時間点に対応する総電力消費量に加えることによっても、第1時間点に対応する総電力消費量を計算することができる。
一方、第1差値の絶対値および第2差値の絶対値が、下限値よりも小さくない時、ステップS710の後、処理ユニット120は、ステップS730を実行する。ステップS730において、処理ユニット120は、第1差値と第2差値の間の類似度が所定の類似度よりも大きいまたは等しいかを判断する。類似度は、第2差値から第1差値を差し引いて絶対値を取得した後、第1差値の絶対値と第2差値の絶対値の合計で割ることによって得られるが、本発明はこれに限定されない。第1差値と第2差値の間の類似度が所定の類似度よりも大きいまたは等しい時、処理ユニット120は、続いてステップS715およびS720を実行する。ステップS715およびS720の詳細については、上述した説明を参照することができるため、ここでは繰り返し説明しない。
しかしながら、第1差値と第2差値の間の類似度が所定の類似度よりも大きくない、または等しくない時、第1型電気機器の電力変化がこの時の第1差値または第2差値に含まれることを示す。そのため、処理ユニット120は、ステップS740を実行して、第1差値の絶対値が第2差値の絶対値よりも小さいかどうかを判断する。
第1差値の絶対値が第2差値の絶対値よりも小さい時、処理ユニット120は、ステップS760を実行する。ステップS760において、処理ユニット120は、第2差値の代わりに第1差値を使用する。つまり、第2差値は、第1型電気機器の電力消費量の変化に対応するため、ステップS760の操作を使用することによって、第2型電気機器の総電力消費量の計算に対する第1型電気機器の電力消費量の変化の影響を除去することができる。したがって、処理ユニット120は、続いてステップS720を実行する。ステップS720の詳細については、上述した説明を参照することができるため、ここでは詳細説明を省略する。
一方、ステップS740において、第1差値の絶対値が第2差値の絶対値よりも小さくない時、処理ユニット120は、ステップS750を実行する。ステップS750において、処理ユニット120は、第1差値の代わりに第2差値を使用する。つまり、第1差値は、第1型電気機器の電力消費量の変化に対応するため、ステップS760の操作を使用することによって、第2型電気機器の総電力消費量の計算に対する第1型電気機器の電力消費量の変化の影響を除去することができる。したがって、処理ユニット120は、続いてステップS720を実行する。ステップS720の詳細については、上述した説明を参照することができるため、ここでは繰り返し説明しない。
簡単に説明すると、本実施形態が提供する方法は、未知の電気機器が第2型電気機器であるものと判断された時に、さらに、第1電気特性および第2電気特性を分析して、第2型電気機器の総電力消費量を計算する。そのため、本実施形態が提供する方法により、電気機器識別装置100は、さらに、第2型電気機器に関連する総電力消費量をユーザーに提供することができるため、ユーザーは、電気機器の運転状態を明確に把握することができる。
図8は、本発明の1つの実施形態に係る異なる時間点に対応する第1仕事率、第2仕事率、第1差値および第2差値の数値変化を記載した表である。図1、図7および図8を参照しながら、本実施形態の趣旨について説明する。
図8に示すように、時間点T82に対応する第1差値(2.006378)および第2差値(1.656419)は、それぞれ、時間点T82に対応する第1仕事率(656.0839)および第2仕事率(1083.122)から時間点T81(例えば、時間点T82の前の収集時間点)に対応する第1仕事率(654.0775)および第2仕事率(1081.465)を差し引くことによって計算される。時間点T82において、処理ユニット120は、第1差値(2.006378)および第2差値(1.656419)がいずれも下限値(例えば、0)よりも小さいかどうかを判断し、それに基づいて、処理ユニット120は、ステップS710の後に、ステップS715およびS720を実行する。
時間点T83を例として用いると、時間点T83に対応する第1差値(42.891541)および第2差値(42.73836)は、それぞれ、時間点T83に対応する第1仕事率(698.9754)および第2仕事率(1125.86)から時間点T82(例えば、時間点T83の前の収集時間点)に対応する第1仕事率(656.0839)および第2仕事率(1083.122)を差し引くことによって計算される。時間点T83において、処理ユニット120は、第1差値(42.891541)の絶対値および第2差値(42.73836)の絶対値が下限値(例えば、10)よりも小さくないかどうかを判断し、それに基づいて、処理ユニット120は、ステップS710の後に、ステップ730を実行する。しかしながら、第1差値と第2差値の間の類似度は、所定の類似度(例えば、80%)よりも大きいため、ステップS730の後、処理ユニット120は、続いてステップS715およびS720を実行するが、ここでは詳細説明を省略する。
時間点T84を例として用いると、時間点T84に対応する第1差値(−5.012674)および第2差値(−85.663)は、上述した説明を参照することができるため、ここでは詳細説明を省略する。時間点T84において、第2差値(−85.663)の絶対値は下限値(例えば、10)よりも大きいため、処理ユニット120は、続いてステップS730を実行する。ステップS730において、処理ユニット120は、第1差値(−5.012674)と第2差値(−85.663)の間の類似度が所定の類似度(例えば、80%)よりも大きいまたは等しいかどうかを判断する。この時、第1差値(−5.012674)と第2差値(−85.663)の間の類似度は、所定の類似度よりも大きくない、または等しくないため、処理ユニット120は、続いてステップS740を実行する。第1差値の絶対値(5.012674)は、第2差値の絶対値(85.663)よりも小さいため、処理ユニット120は、ステップS760を実行して、第2差値(−85.663)の代わりに第1差値(−5.012674)を使用する。つまり、置き換えられた第2差値は−5.012674である。
時間点T85を例として用いると、時間点T85に対応する第1差値(−0.752068)および第2差値(−422.844)は、上述した説明を参照することができるため、ここでは詳細説明を省略する。時間点T85において、第2差値(−422.844)の絶対値は下限値(例えば、10)よりも大きいため、処理ユニット120は、続いてステップS730を実行する。ステップS730において、処理ユニット120は、第1差値(−0.752068)と第2差値(−422.844)の間の類似度が所定の類似度(例えば、80%)よりも大きいまたは等しいかどうかを判断する。この時、第1差値(−0.752068)と第2差値(−422.844)の間の類似度は、所定の類似度よりも大きくない、または等しくないため、処理ユニット120は、続いてステップS740を実行する。第1差値の絶対値(0.752068)は、第2差値の絶対値(422.844)よりも小さいため、処理ユニット120は、ステップS760を実行して、第2差値(−422.844)の代わりに第1差値(−0.752068)を使用する。つまり、置き換えられた第2差値は−0.752068である(図8の表において、第1差値および第2差値は−0.752067に切り下げている)。
図9は、本発明の1つの実施形態に係る第1仕事率および第2仕事率の概略図である。図1、図7および図9を参照しながら、本実施形態の趣旨について説明する。
時間点T91を例として用いると、時間点T91’が時間点T91の前の収集時間点であると仮定した場合、時間点T91に対応する第1差値および第2差値は、それぞれ、約420(550−130)および430(460−30)である。そのため、下限値が10である時、処理ユニット120は、ステップS710の後に、ステップS730、S715およびS720を実行する。
時間点T92を例として用いると、時間点T92’が時間点T92の前の収集時間点であると仮定した場合、時間点T92に対応する第1差値および第2差値は、それぞれ、約650(1100−450)および0(350−350)である。そのため、下限値が10である時、処理ユニット120は、ステップS710の後に、ステップS730、S740、S750およびS720を実行する。
さらに、本発明の実施形態は、説明を容易にするため、第1相電源が110V、第2相電源が−110Vであることを基礎として使用しているが、第1相電源および第2相電源が他の数値のV値で実施された時、本発明は、それに対応して、未知の電気機器を識別する効果を達成することができる。
日本の電力システムを例として用いると、第1相電源は100Vであり、第2相電源は−100Vである。そのため、日本の電力システムに対応する第1型電気機器は、100Vの入力電源に適した電気機器であり、第2型電気機器は、200Vの入力電源に適した電気機器である。さらに、アメリカの電力システムを例として用いると、第1相電源は120Vであり、第2相電源は−120Vである。そのため、アメリカの電力システムに対応する第1型電気機器は、120Vの入力電源に適した電気機器であり、第2型電気機器は、240Vの入力電源に適した電気機器である。つまり、日本およびアメリカの電力システムのフレームワークに基づいて、異なる未知の機器を識別することができる。
別の実施形態において、電気機器識別装置100の構成要素は、図10に示すように、それぞれ複数の分散した電気機器において実施することができる。図10は、発明の1つの実施形態に係る電気機器識別システムの概略図である。本実施形態において、電気機器識別システム1000は、収集ユニット1010と、処理ユニット1020とを含む。収集ユニット1010および処理ユニット1020は、2つの独立した電気デバイスであり、2つのデバイス間の相互作用は、収集ユニット110と処理ユニット120の間の相互作用と同じであるため、ここでは詳細説明を省略する。
以上のように、第1電力イベントおよび/または第2電力イベントを収集した時、本発明の実施形態が提供する電気機器識別装置および方法は、第1電力イベントおよび第2電力イベントが発生した時間点を観察することによって、また、第1電力イベントおよび第2電力イベントが同じであるかどうかを観察することによって、第1電力イベントおよび/または第2電力イベントを発生させた未知の機器が第1型電気機器に属するのか、または第2型電気機器に属するのかを判断する。本発明の方法を採用することによって、第1型電気機器および第2型電気機器を識別する精度を効果的に上げることができる。
さらに、未知の電気機器を第1型電気機器として識別した後、本発明は、さらに、第1電気特性および第2電気特性を分析して、未知の電気機器の真のIDを識別することができる。あるいは、未知の電気機器を第1型電気機器として識別した後、本発明は、さらに、第1差値および第2差値に基づいて、総電力消費量を計算することができる。そのため、未知の電気機器を識別している間、本実施形態の電気機器識別装置は、各電気機器の運転状態(例えば、各電気機器の各電力消費量)を正確に把握し、完全な電力監視情報をユーザーに提供することができる。
以上のごとく、この発明を実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
本発明の方法を採用することによって、第1型電気機器および第2型電気機器を識別する精度を効果的に上げることができる。さらに、未知の電気機器を識別している間、本実施形態の電気機器識別装置は、各電気機器の運転状態(例えば、各電気機器の各電力消費量)を正確に把握し、完全な電力監視情報をユーザーに提供することができる。
100 電気機器識別装置
110、1010 収集ユニット
120、1020 処理ユニット
130 記憶ユニット
310、330、350、510、530 第2電力イベント
320、340、360、520、610、620 第1電力イベント
1000 電気機器識別システム
S210〜S250、S410〜S460、S710〜S760 ステップ
T31〜T34、T51〜T53、T51’〜T52’、T61〜T62、T81〜T85、T91〜T92、T91’〜T92’ 時間点

Claims (21)

  1. それぞれ第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する収集ユニットと、
    前記収集ユニットに接続され、未知の電気機器が第1型電気機器であるのか、あるいは第2型電気機器であるのかを識別する処理ユニットと
    を含み、前記収集ユニットが前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、前記処理ユニットが、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断し、そのうち、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つが、前記未知の電気機器に対応し、
    もし同時に発生していない場合、前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別し、
    同時に発生した場合、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断し、
    もし同じである場合、前記未知の電気機器を前記第2型電気機器として識別し、
    同じでない場合、前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別する電気機器識別装置。
  2. 前記第1型電気機器が、100V〜120Vの電源に適した電気機器であり、前記第2型電気機器が、200V〜240Vの電源に適した電気機器である請求項1に記載の電気機器識別装置。
  3. 複数の電気機器に対応する複数の電力シグネチャを記憶する記憶ユニットをさらに含む請求項1に記載の電気機器識別装置。
  4. 前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別した後、前記処理ユニットが、さらに、
    前記第1相電源の第1電気特性と前記第2相電源の第2電気特性の間の差値及び前記電力シグネチャに基づいて前記未知の電気機器のIDを識別するよう構成された請求項3に記載の電気機器識別装置。
  5. 前記処理ユニットが、
    前記第1電気特性から前記第2電気特性を差し引いて前記差値を生成し、
    前記生成された差値から前回の収集時間点の差値を差し引いて前記未知の電気機器の特定電力シグネチャを取得し、
    前記第1電力イベントが前記第1相電源において発生したかどうかを判断し、
    もし発生した場合、前記特定電力シグネチャと前記複数の電力シグネチャを比較して、前記複数の電気機器の中から前記特定電力シグネチャに適合する対象の電気機器を見つけ出し、
    発生しなかった場合、前記特定電力シグネチャの位相を反転して、前記位相反転した特定電力シグネチャと前記複数の電力シグネチャを比較し、前記複数の電気機器の中から前記位相反転した特定電力シグネチャに適合する前記対象の電気機器を見つけ出し、
    前記未知の電気機器の前記IDを前記対象の電気機器として識別するよう構成された請求項4に記載の電気機器識別装置。
  6. 前記未知の電気機器を前記第2型電気機器として識別した後、前記処理ユニットが、さらに、
    第1差値および第2差値に基づいて第1時間点に対応する前記第2型電気機器の総電力消費量を計算するよう構成され、
    前記第1時間点が、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時の時間点であり、
    前記第1差値が、前記第1時間点における前記第1相電源の第1仕事率と第2時間点における前記第1相電源の前記第1仕事率の差値であり、
    前記第2時間点が、前記第1時間点の前の収集時間点であり、
    前記第2差値が、前記第1時間点における前記第2相電源の第2仕事率と前記第2時間点における前記第2相電源の前記第2仕事率の差値である請求項3に記載の電気機器識別装置。
  7. 前記処理ユニットが、
    前記第1差値および前記第2差値がいずれも下限値よりも小さいかどうかを判断し、
    もし小さい場合、前記第1差値および前記第2差値を維持し、前記第1差値および前記第1仕事率を前記第2時間点に対応する前記総電力消費量に加えることによって、前記第1時間点に対応する前記総電力消費量を計算するよう構成された請求項6に記載の電気機器識別装置。
  8. 前記第1差値および前記第2差値がいずれも前記下限値よりも小さくない時、前記処理ユニットが、さらに、
    前記第1差値と前記第2差値の間の類似度が所定の類似度よりも大きいまたは等しいかどうかを判断し、
    もし大きいまたは等しい場合、前記第1差値および前記第2差値を維持し、前記第1差値および前記第1仕事率を前記第2時間点に対応する前記総電力消費量に加えることによって、前記第1時間点に対応する前記総電力消費量を計算するよう構成された請求項7に記載の電気機器識別装置。
  9. 前記第1差値と前記第2差値の間の前記類似度が前記所定の類似度よりも大きくない、または等しくない時、前記処理ユニットが、さらに、
    前記第1差値の絶対値が前記第2差値の絶対値よりも小さいかどうかを判断し、
    もし小さい場合、前記第2差値を前記第1差値と置き換え、
    もし小さくない場合、前記第1差値を前記第2差値と置き換え、
    前記第1差値および前記第1仕事率を前記第2時間点に対応する前記総電力消費量に加えることによって、前記第1時間点に対応する前記総電力消費量を計算するよう構成された請求項8に記載の電気機器識別装置。
  10. 前記収集ユニットが、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントを能動的に検出するか、あるいは前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントを受動的に受信する請求項1に記載の電気機器識別装置。
  11. 前記電気機器識別装置に適用する電気機器識別方法であって、
    それぞれ第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集することと、
    前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断し、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つが、未知の電気機器に対応し、
    もし同時に発生していない場合、前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別し、
    同時に発生した場合、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断し、
    もし同じである場合、前記未知の電気機器を前記第2型電気機器として識別し、
    同じでない場合、前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別する電気機器識別方法。
  12. 前記第1型電気機器が、100V〜120Vの電源に適した電気機器であり、前記第2型電気機器が、200V〜240Vの電源に適した電気機器である請求項11に記載の電気機器識別方法。
  13. 複数の電気機器に対応する複数の電力シグネチャを記憶することをさらに含む請求項11に記載の電気機器識別方法。
  14. 前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別した後、前記方法が、さらに、
    前記第1相電源の第1電気特性と前記第2相電源の第2電気特性の間の差値及び前記電力シグネチャに基づいて前記未知の電気機器のIDを識別することを含む請求項13に記載の電気機器識別方法。
  15. 前記第1相電源の前記第1電気特性と前記第2相電源の第2電気特性の間の前記差値および前記電力シグネチャに基づいて前記未知の電気機器の前記IDを識別することが、
    前記第1電気特性から前記第2電気特性を差し引いて前記差値を生成することと、
    前記生成された差値から前回の収集時間点の差値を差し引いて前記未知の電気機器の特定電力シグネチャを取得することと、
    前記第1電力イベントが前記第1相電源において発生したかどうかを判断し、
    もし発生した場合、前記特定電力シグネチャと前記複数の電力シグネチャを比較して、前記複数の電気機器の中から前記特定電力シグネチャに適合する対象の電気機器を見つけ出し、
    発生しなかった場合、前記特定電力シグネチャの位相を反転して、前記位相反転した特定電力シグネチャと前記複数の電力シグネチャを比較し、前記複数の電気機器の中から前記位相反転した特定電力シグネチャに適合する前記対象の電気機器を見つけ出すことと、
    前記未知の電気機器の前記IDを前記対象の電気機器として識別することと
    を含む請求項14に記載の電気機器識別方法。
  16. 前記未知の電気機器を前記第2型電気機器として識別した後、前記方法が、さらに、
    第1差値および第2差値に基づいて第1時間点に対応する前記第2型電気機器の総電力消費量を計算することを含み、
    前記第1時間点が、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時の時間点であり、
    前記第1差値が、前記第1時間点における前記第1相電源の第1仕事率と第2時間点における前記第1相電源の前記第1仕事率の差値であり、
    前記第2時間点が、前記第1時間点の前の収集時間点であり、
    前記第2差値が、前記第1時間点における前記第2相電源の第2仕事率と前記第2時間点における前記第2相電源の前記第2仕事率の差値である請求項13に記載の電気機器識別方法。
  17. 前記第1差値および前記第2差値に基づいて前記第1時間点に対応する前記第2型電気機器の前記総電力消費量を計算することが、
    前記第1差値および前記第2差値がいずれも下限値よりも小さいかどうかを判断し、
    もし小さい場合、前記第1差値および前記第2差値を維持し、前記第1差値および前記第1仕事率を前記第2時間点に対応する前記総電力消費量に加えることによって、前記第1時間点に対応する前記総電力消費量を計算することを含む請求項16に記載の電気機器識別方法。
  18. 前記第1差値および前記第2差値がいずれも前記下限値よりも小さくない時、前記方法が、さらに、
    前記第1差値と前記第2差値の間の類似度が所定の類似度よりも大きいまたは等しいかどうかを判断し、
    もし大きいまたは等しい場合、前記第1差値および前記第2差値を維持し、前記第1差値および前記第1仕事率を前記第2時間点に対応する前記総電力消費量に加えることによって、前記第1時間点に対応する前記総電力消費量を計算することを含む請求項17に記載の電気機器識別方法。
  19. 前記第1差値と前記第2差値の間の前記類似度が前記所定の類似度よりも大きくない、または等しくない時、前記方法が、さらに、
    前記第1差値の絶対値が前記第2差値の絶対値よりも小さいかどうかを判断し、
    もし小さい場合、前記第2差値を前記第1差値と置き換え、
    もし小さくない場合、前記第1差値を前記第2差値と置き換え、
    前記第1差値および前記第1仕事率を前記第2時間点に対応する前記総電力消費量に加えて、前記第1時間点に対応する前記総電力消費量を計算することを含む請求項18に記載の電気機器識別方法。
  20. それぞれ前記第1相電源における前記第1電力イベントおよび前記第2相電源における前記第2電力イベントを収集することが、
    前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントを能動的に検出するか、あるいは前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントを受動的に受信することを含む請求項11に記載の電気機器識別方法。
  21. それぞれ第1相電源における第1電力イベントおよび第2相電源における第2電力イベントを収集する収集ユニットと、
    前記収集ユニットに接続され、未知の電気機器が第1型電気機器であるのか、あるいは第2型電気機器であるのかを識別する処理ユニットと、を含み、
    前記収集ユニットが前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つを収集した時、前記処理ユニットが、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントが実質的に同時に発生したかどうかを判断し、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントのうちの少なくとも1つが、前記未知の電気機器に対応し、
    もし同時に発生していない場合、前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別し、
    同時に発生した場合、前記第1電力イベントおよび前記第2電力イベントが実質的に同じであるかどうかを判断し、
    もし同じである場合、前記未知の電気機器を前記第2型電気機器として識別し、
    同じでない場合、前記未知の電気機器を前記第1型電気機器として識別し、
    前記収集ユニットおよび前記処理ユニットが、2つの独立した電子デバイスである電気機器識別システム。
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