JP2015027144A - モータ駆動装置 - Google Patents

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【課題】振動物を内部に有するモータ駆動装置においては、ヒートシンクのフィンが振動し騒音が生じてしまうという課題がある【解決手段】スイッチングする半導体モジュール2と、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサ3と、半導体モジュールから発生する熱を放熱し、平滑コンデンサを固定するヒートシンク4と、ヒートシンクに取付けられるカバー1とを備え、平滑コンデンサ3は電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、ヒートシンク4は複数のフィン41、42を有し、複数のフィンのうち、両端のフィン41がそれよりも内側のフィン42よりフィンの厚みを厚くして、振動を低減する。【選択図】図2

Description

この発明は、内部に振動物を有するモータ駆動装置に関するものであり、特に発熱部品からの放熱性能を維持しつつ、騒音低減を図るヒートシンクを有したモータ駆動装置に関するものである。
近年、自動車のハイブリッド化などに伴い、自動車内の静粛性が向上している。自動車の駆動源として電気モータを用いる時は内燃機関利用時と比べ、車内に伝達される騒音が格段に少なくなる。しかし、車内に伝達される騒音の総量の低下により、車両に搭載されるモータ制御装置からの騒音を搭乗者が認識する場合がある。
モータ駆動装置は一般に自動車のフレームに取付けられる。モータ駆動装置の振動はフレームもしくはその他の自動車を構成する部材に伝達され、ノイズとして搭乗者に伝達される。すなわち、モータ駆動装置が振動源となり、車内に音を伝達する。
モータ駆動装置における振動源は、モータ駆動装置に配設される平滑コンデンサによるものである。平滑コンデンサは、モータを駆動させるための半導体モジュールがオンとオフを繰り返し、そのスイッチングにより発生するサージを抑制するものである。モータの高出力化に伴い、モータ駆動装置の高出力化を行うべく、高電圧、高電流に対応した平滑コンデンサが要求される。
従来、モータ駆動装置の回路素子の騒音低減の例として、リアクトルを有するモータ駆動装置に関するものがある。このモータ駆動装置では、水冷を基本とし、リアクトルの放熱性能を低下させず、リアクトルの振動による騒音を低減することを目的としている。
これは、リアクトルの底面をヒートシンクに設けた開口部に流れる水冷用の液体に接触させ、またリアクトルの底部に冷却用のフィンを取り付けて、液体によりリアクトルの振動を低減させる方法である(特許文献1参照)。
この技術では、リアクトルの振動をヒートシンクに伝達させないために、リアクトルとヒートシンクとの接触面積を少なくし、振動伝達効率を低減することで、リアクトルの作動による騒音を低減する。さらに、直接冷却水に接触させるため、リアクトルを十分に冷却することが可能となる。
または、リアクトルとヒートシンクとの間に、別部材のヒートシンクをかませ、本体ヒートシンクへの振動伝達効率を低減させる方法もある。
また、半導体モジュールに装着した冷却フィンを有する半導体装置において、冷却フィンは、両端に設けた第1の冷却フィンと、この第1の冷却フィンの間に平行に複数配列された第2の冷却フィンを備え、第1の冷却フィンは第2の冷却フィンよりその板厚を厚くすることにより、加工・組立時の冷却フィンの変形を防止するようにしたものが知られている(特許文献2参照)。
特開2005−286020号公報(図6、図7) 特開昭61−35526号公報(第4図)
しかしながら、空冷によるモータ駆動装置では、振動物(本発明ではリアクトルではなく平滑コンデンサ)を液体に接触させ振動を低減させることができない。また、振動伝達効率を低減させるために、振動物とヒートシンク間に別部材をかませた場合、部品点数が増え、コスト増加および部品組み付け工数増加が考えられる。
ヒートシンクが空冷の場合、振動物の振動がヒートシンクに伝達されることで、ヒートシンクのフィンが振動し騒音が生じてしまうという問題点がある。また、モータ駆動装置の内部には、半導体モジュールなどの発熱体も存在するため、放熱性能を維持する必要がある。
また、半導体装置の冷却装置自体としては、両端の冷却フィンを他の冷却フィンより肉厚にして強度を増大させることは知られているものの、内部に振動物を有するモータ駆動装置においては、発熱部品からの放熱性能を維持しつつ、騒音低減を図る必要がある。
この点において従来のものは、内部に振動物を有していないので、騒音に対する課題並びにその低減対策については何ら採られていない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、部品点数を増やさず、ヒートシンクのフィン形状を変化させることで、放熱性能を維持しつつ騒音低減を可能とするヒートシンクを有したモータ駆動装置を提供することを目的とするものである。
この発明に係るモータ駆動装置は、電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、半導体モジュールから発生する熱を放熱し、平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、半導体モジュールと平滑コンデンサを覆うと共に、ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、ヒートシンクは複数のフィンを有し、複数のフィンのうち、両端のフィンがそれよりも内側のフィンより、フィンの厚みが厚くなるようにしたものである。
また、この発明に係るモータ駆動装置は、電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、半導体モジュールから発生する熱を放熱し、平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、半導体モジュールと平滑コンデンサを覆うと共に、ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、ヒートシンクは複数のフィンを有し、ヒートシンクのフィンの高さは、両端のフィンが最も高く、内側のフィンが低くなるようにしたものである。
また、この発明に係るモータ駆動装置は、電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、半導体モジュールから発生する熱を放熱し、平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、半導体モジュールと平滑コンデンサを覆うと共に、ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、ヒートシンクは複数のフィンを有し、ヒートシンクのフィンが、空気流動方向において、両端のフィンの幅が最も広く、それ以外のフィンの幅が狭くなるようにしたものである。
モータ駆動装置内部にある平滑コンデンサは、内部の電極が電荷の出し入れにより振動してしまい、この振動が平滑コンデンサを固定しているヒートシンクに伝達してしまうため、ヒートシンクのフィンが振動し騒音が生じる。
しかし、この発明によれば、ヒートシンクの両端のフィンの厚みを他のフィンの厚みより厚くする、またはヒートシンクの両端のフィンの高さを他のフィンの高さより高くする、またはヒートシンクの両端のフィンの幅を他のフィンの幅より広くする、などして、両端と内側のフィンとの固有振動数をずらし、剛性を上げることで、ユニット全体としての騒音を低減することが可能となる。
また、両端のフィンの厚み、高さ、幅のみ増加させているため、放熱性能を維持しつつ騒音低減することができる。
したがって、部品点数を増やすことなく、ヒートシンクのフィン形状を変化させることで、放熱性能を維持しつつ騒音低減を図ることが可能なヒートシンクを有したモータ駆動装置を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係るモータ駆動装置の斜視図である。 この発明の実施の形態1によるモータ駆動装置の断面図である。 ヒートシンクのフィンから生じる音波の波動の流れについてのイメージ図である。 この発明の実施の形態2によるモータ駆動装置の断面図である。 この発明の実施の形態3によるモータ駆動装置の断面図である。 この発明の実施の形態4によるモータ駆動装置の断面図である。 この発明の実施の形態5によるモータ駆動装置の断面図および下面図である。 この発明の実施の形態6によるモータ駆動装置の断面図および下面図である。 この発明の実施の形態7によるモータ駆動装置の正面図および下面図である。 この発明の実施の形態8によるモータ駆動装置の断面図である。 この発明の実施の形態9によるモータ駆動装置の断面図および詳細図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置を図1〜図3に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1におけるモータ駆動装置の斜視図を、また、図2はこの発明の実施の形態1によるモータ駆動装置の断面図をそれぞれ示している。
図1および図2に示すように、モータ駆動装置は、大電流または大電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュール2と、この半導体モジュール2のスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサ3と、半導体モジュール2から発生する熱を放熱し、平滑コンデンサ3を固定するヒートシンク4と、半導体モジュール2と平滑コンデンサ3を覆うと共に、ヒートシンク4に取付けられるカバー1とによって構成されている。
次に、モータ駆動装置の主な動作について簡潔に説明する。
まず、モータ駆動装置の外部に接続されているモータ(図示省略)は、大電流、大電圧を制御する半導体モジュール2のオンとオフのスイッチング動作で生成された電力により、駆動する。半導体モジュール2のスイッチング動作は、大電流、大電圧のサージを発生させるため、平滑コンデンサ3により平滑を行う必要がある。平滑コンデンサ3では、大電流、大電圧の電荷の出し入れを行うことになるため、内部の電極が振動する。この点において、平滑コンデンサ3は振動物を構成することになる。
モータ駆動装置の内部で発生した振動は、カバー1およびヒートシンク4へ振動が伝達される。ヒートシンク4へ伝達された振動は、ヒートシンク4のフィン41、42を振動させ、モータ駆動装置の外部へ騒音が発せられる。また、半導体モジュール2において、大電流、大電圧のスイッチング動作を行うため、発熱が大きく、ヒートシンク4に伝熱して放熱する必要がある。この点において、ヒートシンク4は放熱性能を維持しつつ騒音の低減が求められる。
ここで、騒音低減の方法として、下記4点を列挙する。
(1)フィン間の固有振動数をずらす。
(2)フィンの剛性を上げる。
(3)発生した音波を外部へ漏らさない、もしくは漏れを低減する。
(4)フィン間での音波の反射を不定にすることで、フィン間で増幅される音波を低減する。
これら4点を基に、この発明はヒートシンク4のフィン形状を変化させ、放熱性能を維持しつつ騒音の低減を行なう。
この騒音低減について、図2の断面図において詳しく説明する。振動物である平滑コンデンサ3が筐体のヒートシンク4へ固定されているため、平滑コンデンサ3からの振動がヒートシンク4へ伝達される。伝達された振動により、ヒートシンク4の複数のフィン41、42が振動する。ヒートシンク4の複数のフィンのうち、両端のフィン41の厚みは、それよりも内側の多数のフィン42に比べ厚くなっているため、固有振動数が変化し、剛性が上がる。
ここで、図3を用いて、ヒートシンク4のフィン42より発せられる音波の波動の流れについて説明する。
通常、フィン42の振動102により発せられる音波の波動101は、図3(a)のようになる。フィン42の振動102により発生した音波の波動101は、図3(b)の矢印のように隣のフィン42bへ空気の波動により振動が伝達され、隣のフィン42bの固有振動数がフィン42と同じ場合、共鳴し音波を増幅させる。
図2のフィン形状のように、両端のフィン41の厚みを内側の多数のフィン42に比べて厚くすることで、固有振動数をずらし剛性を上げ、内側のフィン42で生じた音波の波動101に、両端のフィン41が共鳴しないため、騒音が増幅されない。
また、振動したフィン42より生じる音波の特性として、図3のように横方向へ強く発せられる。そのため、両端のフィン41の厚みを持たせて剛性を上げることにより、モータ駆動装置全体として生じる騒音を低減することが可能となる。また、両端のフィン41の厚みのみ厚くしているため、ヒートシンク4の表面積はほとんど変わらず、放熱性能を維持しつつ、騒音を低減することが可能となる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2におけるモータ駆動装置を図4に基づいて説明する。図4はこの発明の実施の形態2によるモータ駆動装置の断面図を示している。
図2に示す実施の形態1においては、ヒートシンク4の両端のフィン41よりも内側にある多数のフィン42はすべて同じ厚みにしたが、実施の形態2においては、内側のフィン42の厚みを不均一にしたものである。
図4に示すように、ヒートシンク4の各フィンの厚みにおいて、両端のフィン41を最も厚くし、内側のフィン42を端部から中央部に行くにしたがって厚みを順次薄くして、厚みを不均一にしたものである。その他の構成は図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
フィンで発生した音波の波動101は、図3で説明した通り、隣のフィンの固有振動数が同じ場合、隣のフィンが共鳴し騒音を増幅させる。よって、内側のフィン42それぞれの厚みを変化させることで、固有振動数が異なり、フィン間の共鳴を防止することが可能となる。
また、両端のフィン41を最も厚くすることで剛性を上げ、内側のフィン42で発生した騒音を外部へ漏れるのを低減することができる。このようにすることで、ユニット全体として生じる騒音を最小限に低減することが可能となる。また、ヒートシンク4のフィン全体として、表面積が若干少なくなる可能性があるため、配置する発熱体(半導体モジュール)の位置を調節し、発熱体による発熱量に合わせ、発熱体直下のフィンの厚みを調節すれば良い。
さらに、図4のように、中央部のフィン42を最も薄くし、外にいくにつれて、厚くしていくことで、外側のフィンに行くにつれ剛性が強くなっていくため、内側のフィン42で発生した音波の波動は、外側のフィン41へ振動が伝わりにくくなり、より騒音を低減することが可能となる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3におけるモータ駆動装置を図5に基づいて説明する。図5はこの発明の実施の形態3によるモータ駆動装置の断面図を示している。
実施の形態1および実施の形態2においては、ヒートシンク4の両端のフィン41の厚みは、それよりも内側にあるフィン42の厚みより厚くしたが、実施の形態3の発明は、ヒートシンク4のフィン41、42の厚みはすべて同じにし、高さを変えるようにしたものである。
図5に示すように、ヒートシンク4の両端のフィン41の高さを、それよりも内側のフィン42の高さより高くすることで、フィンの固有振動数をずらしている。その他の構成は図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
フィンから生じる音波の波動101は、図3のように発生するため、隣のフィンの固有振動数が同じ場合、隣のフィンが共鳴し騒音を増幅させる。よって、両端のフィン41の高さを高くすることで、ユニット外部へ漏れる騒音を低減し遮閉することができる。ヒートシンク4のフィン全体の表面積は、ほとんど変わらないため、放熱性能を維持しながら騒音低減を図ることができる。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4におけるモータ駆動装置を図6に基づいて説明する。図6はこの発明の実施の形態4によるモータ駆動装置の断面図を示している。
図5に示す実施の形態3においては、ヒートシンク4の両端のフィン41よりも内側にあるフィン42はすべて同じ高さにしたが、実施の形態4においては、内側のフィン42の高さを不均一にしたものである。
図6に示すように、ヒートシンク4の内側にあるフィン42のうち、中央部のフィン42を最も低くし、外に向かうにつれ高くしていき、両端のフィン41が最も高くなっている。その他の構成は図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
このように、すべてのフィン41、42の高さを不均一にすることにより、各フィンそれぞれの固有振動数が異なるため、隣り合うフィンが共鳴することがなく、ヒートシンク4全体としての騒音を低減することができる。
また、フィンによっては高さが低くなり放熱効果が低下するため、ヒートシンク4に固定する発熱物(半導体モジュール)の位置を考慮し、発熱物の直下のフィンを高くなるように調節すると、放熱性が良くなる。さらに、図6の形状のように、フィンから生じる音波の波動の流れを考慮して、中央部のフィン42を最も低くし、外に向かうにつれ高くしていく方が望ましい。熱設計の観点と騒音レベルから、フィン形状を最適化することが必要である。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5におけるモータ駆動装置を図7に基づいて説明する。図7はこの発明の実施の形態5によるモータ駆動装置の断面図および下面図を示している。
実施の形態1〜4においては、ヒートシンク4の両端のフィン41の厚みまたは高さをそれよりも内側にあるフィン42に比べて厚くしたり高くしたが、実施の形態5の発明においては、ヒートシンク4の両端のフィン41の幅が最も広く、それ以外のフィン42の幅は両端のフィン41の幅よりも狭くしたものである。
図7(a)はA−A断面図、図7(b)は下面図、図7(c)はB−B断面図であり、図7に示すように、ヒートシンク4の両端のフィン41は幅が最も広く、それよりも内側のフィン42の幅は、空気流動方向において幅を狭くし、フィンの固有振動数をずらしている。即ち、両端のフィン41の幅をt1、内側のフィン42の幅をt2とすると、t1>t2という関係になっている。その他の構成は図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
音波の波動は、フィンより発散する形で発生するため、内側のフィン42は空気流動方向において、両端のフィン41の幅よりも幅を狭くすることで、内側のフィン42で発生した騒音を外部に漏らすことを低減することが可能となる。このようにフィンの形状を変化させることにより、ユニット全体としての騒音を低減することが可能となる。
なお、図7においては、内側のフィン42の幅は同じ幅になっているが、不均一にしてもよい。
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6におけるモータ駆動装置を図8に基づいて説明する。図8はこの発明の実施の形態6によるモータ駆動装置の断面図および下面図を示している。
図8(a)はA−A断面図、図8(b)は下面図であり、図8に示すように、ヒートシンク4の両端のフィン41の根元部に面取り部43を設ける。このようにすることで、両端のフィン41の剛性が上がり、内側のフィン42との固有振動数をずらし剛性を上げることができる。その他の構成は図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
なお、図8においては、実施の形態1、2で説明したように、両端のフィン41はそれよりも内側のフィン42より厚みを厚くしたものを示しているが、実施の形態3、4のように両端のフィン41はそれよりも内側のフィン42より高さを高くしたり、実施の形態5のように両端のフィン41はそれよりも内側のフィン42より幅を広くしたりしたものにも適用できる。
このように、両端のフィン41のみ形状を変化させているため、ヒートシンク4全体の表面積はほとんど変化しておらず、放熱性能を維持することができる。また、両端のフィン41の根元部に面取り部43を設けることにより、放熱性能を維持しつつ、ユニット全体としての騒音を低減することを可能となる。
実施の形態7.
次に、この発明の実施の形態7におけるモータ駆動装置を図9に基づいて説明する。図9はこの発明の実施の形態7によるモータ駆動装置の正面図および下面図を示している。
実施の形態6においては、ヒートシンク4の両端のフィン41の根元部に設けられた面取り部43は、フィン41の幅全体に亘っていたが、実施の形態7の発明は、フィン41の幅の一部に面取り部43を設けるようにしたものである。
図9(a)は正面図、図9(b)は下面図であり、図9に示すように、ヒートシンク4の両端のフィン41の根元部のうち、フィン41の剛性に必要な箇所のみ面取り部43(図では幅方向に中央と両端の3個所)を設け、それ以外の不要箇所は除肉部44を設けている構成である。その他の構成は図2、図8と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
実施の形態6の図8のように、空気流動方向のフィン41の入り口から出口まで面取り部43を設けると、面取り部43の面積が大きくなり、面取り部43がボテ肉となって、成形時に巣(空洞)が発生しやすくなるため、成形上問題となる。またヒートシンク4の表面積が狭くなり、重量も重たくなるというデメリットもある。
これに対して図9のように、面取り部43の不要箇所を除肉部44とすることで、騒音低減および重量の増加を防止することが可能となる。
なお、図8、図9においては、両端のフィン41のみ面取り部43を設けているが、ヒートシンク4の要求性能によっては、内側のフィン42にも同様に面取り部43を設けても良い。
実施の形態8.
次に、この発明の実施の形態8におけるモータ駆動装置を図10に基づいて説明する。図10はこの発明の実施の形態8によるモータ駆動装置の断面図を示している。
図10に示すように、実施の形態1〜実施の形態7の構成において、ヒートシンク4のフィン41、42の一部に、重りを付けたような肉太形状の重り部45を設ける。また、重り部45を設ける位置はフィン41、42によってそれぞれ異なるようにする。このことにより、各フィン41、42のそれぞれの固有振動数をずらすことができる。その他の構成は図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
このように各フィン41、42に重り部45を設けることで、隣り合うフィンの固有振動数が異なるため、各フィン41、42から生じる音波の共鳴を防止することができる。また、フィン41、42に重り部45により膨らみを設けることができるため、ヒートシンク4全体として表面積が広くなり、放熱性も向上する。また、図10のような形状は、ダイカスト成形において困難であるが、押出し成形では容易に成形できる。
実施の形態9.
次に、この発明の実施の形態9におけるモータ駆動装置を図11に基づいて説明する。図11はこの発明の実施の形態9によるモータ駆動装置の断面図および詳細図を示している。
図11(a)は断面図、図11(b)は(a)に示す破線円部のフィンを拡大した詳細図で、図11に示すように、実施の形態1〜実施の形態7の構成において、フィン41、42の表面に空気流動方向に波を打たせたような形状の波状部46を設ける。このような波を打たせたような形状は表面加工のショットブラストなどでも同様に有効であると考える。その他の構成は図2と同じにつき、同一または相当部分には同じ符号を付して説明を省略する。
フィンの表面が通常の平面の場合、隣り合うフィンから生じた音波の波動101が、フィン間で一定方向に反射するため、騒音を増幅させてしまう。そこで、図11のように、フィン41、42の表面に波を打たせるような形状の波状部46を設けることにより、各フィン41、42で生じた音波の波動101が、一定方向に反射しないため、フィン41、42間で増幅を低減することが可能となる。また、通常のフィンに比べ、表面積が広くなるため、放熱性も向上する。
また、フィン41、42の表面に波を打たせたような形状の波状部46を設ける代わりに、フィン41、42の表面に凹凸を設けてもよい。
なおこの発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1:カバー、 2:半導体モジュール、 3:平滑コンデンサ、
4:ヒートシンク、41:両端のフィン、 42:内側のフィン、
43:面取り部、 44:除肉部、 45:重り部、 46:波状部。
この発明に係るモータ駆動装置は、電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、半導体モジュールから発生する熱を放熱し、平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、半導体モジュールと平滑コンデンサを覆うと共に、ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、その振動がヒートシンクへ伝達されるよう固定され、ヒートシンクは複数のフィンを有し、複数のフィンのうち、両端のフィンがそれよりも内側のフィンより、フィンの厚みが厚くなるようにしたものである。
また、この発明に係るモータ駆動装置は、電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、半導体モジュールから発生する熱を放熱し、平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、半導体モジュールと平滑コンデンサを覆うと共に、ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、その振動がヒートシンクへ伝達されるよう固定され、ヒートシンクは複数のフィンを有し、ヒートシンクのフィンの高さは、両端のフィンが最も高く、内側のフィンが低くなるようにしたものである。
また、この発明に係るモータ駆動装置は、電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、半導体モジュールから発生する熱を放熱し、平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、半導体モジュールと平滑コンデンサを覆うと共に、ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、その振動がヒートシンクへ伝達されるよう固定され、ヒートシンクは複数のフィンを有し、ヒートシンクのフィンが、空気流動方向において、両端のフィンの幅が最も広く、それ以外のフィンの幅が狭くなるようにしたものである。

Claims (10)

  1. 電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、前記半導体モジュールから発生する熱を放熱し、前記平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、前記半導体モジュールと前記平滑コンデンサを覆うと共に、前記ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、前記平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、前記ヒートシンクは複数のフィンを有し、前記複数のフィンのうち、両端のフィンがそれよりも内側のフィンより、フィンの厚みが厚いことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記ヒートシンクのフィンの厚みが、両端のフィンが最も厚く、それ以外のフィンの厚みが不均一となることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、前記半導体モジュールから発生する熱を放熱し、前記平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、前記半導体モジュールと前記平滑コンデンサを覆うと共に、前記ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、前記平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、前記ヒートシンクは複数のフィンを有し、前記ヒートシンクのフィンの高さは、両端のフィンが最も高く、内側のフィンが低くなることを特徴とするモータ駆動装置。
  4. 前記ヒートシンクのフィンの高さが、両端のフィンが最も高く、それ以外のフィンの高さが不均一となることを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 電流または電圧のオンとオフを繰り返しスイッチングする半導体モジュールと、この半導体モジュールのスイッチングによって発生するサージを平滑する平滑コンデンサと、前記半導体モジュールから発生する熱を放熱し、前記平滑コンデンサを固定するヒートシンクと、前記半導体モジュールと前記平滑コンデンサを覆うと共に、前記ヒートシンクに取付けられるカバーとを備え、前記平滑コンデンサは電荷の出し入れにより電極が振動するものであって、前記ヒートシンクは複数のフィンを有し、前記ヒートシンクのフィンが、空気流動方向において、両端のフィンの幅が最も広く、それ以外のフィンの幅が狭いことを特徴とするモータ駆動装置。
  6. 前記ヒートシンクの両端のフィンは、フィンの根元部全体に面取り部を設けることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
  7. 前記ヒートシンクの両端のフィンは、フィンの根元部の一部に面取り部を設けることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
  8. 前記ヒートシンクのフィンの表面に、波を打たせた形状の波状部を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
  9. 前記ヒートシンクのフィンの一部に、重りとなる肉太形状の重り部を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
  10. 前記ヒートシンクのフィンの表面に、凹凸を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
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