JP2015026947A - 無線通信システム及び無線通信方法 - Google Patents

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Tomoaki Kumagai
智明 熊谷
芳孝 清水
Yoshitaka Shimizu
芳孝 清水
和人 後藤
Kazuto Goto
和人 後藤
修一 吉野
Shuichi Yoshino
修一 吉野
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【課題】ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムにおいて、システムスループットを向上させることができる無線通信システムを提供する。【解決手段】高々2つの無線通信インタフェースを備える第1のアクセスポイントと、高々2つの無線通信インタフェースと有線通信インタフェースとを備えた複数の第2のアクセスポイントと、集線装置とを備え、前記第1のアクセスポイントと中継接続して外部の通信ネットワークと接続するゲートウェイアクセスポイントとを用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムであって、前記ゲートウェイアクセスポイントが備える複数の前記第2のアクセスポイントは、前記有線通信インタフェースを介して前記集線装置に有線接続され、前記集線装置が前記外部の通信ネットワークに接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ツリー型の無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システム及び無線通信方法に関する。
臨時イベント開催時や災害時など、インターネットなどの外部の通信ネットワークへのアクセス手段が無い場所において広いエリアをカバーするアクセスネットワークを迅速に構築するための方法として、外部の通信ネットワークに接続された光ファイバなどの回線を1つ敷設し、その回線に無線LANによる無線マルチホップネットワークを接続する方法がある(例えば、非特許文献1参照)。ユーザはスマートフォンなどの無線LAN機能を利用して無線マルチホップネットワークを構成する無線LANアクセスポイントに無線接続し、無線マルチホップネットワークを経由して外部の通信ネットワークに接続する。
この無線マルチホップネットワークは、外部の通信ネットワークに接続された光ファイバなどの回線に接続された無線LANアクセスポイントを頂点とするツリー型のトポロジを有する無線マルチホップネットワークとなる。以下では、前述の光ファイバなどの回線に接続された無線LANアクセスポイントを、外部の通信ネットワークとの間のゲートウェイの役割を果たすことから、ゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)と称する。
前述のツリー型無線マルチホップネットワークを低コストで実現するためには、搭載されている無線通信インタフェースが2つのみの安価な無線LANアクセスポイントを使用してツリー型無線マルチホップネットワークを構成する方法がある。この場合には、各無線LANアクセスポイントが搭載している2つの無線通信インタフェースのうちの一方を無線LANアクセスポイント間を中継接続するための中継リンクに使用し、他方を無線LANアクセスポイントがカバーするエリア内の無線LAN端末と接続するためのアクセスリンクに使用する。
図17は、従来技術によるツリー型無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。外部の通信ネットワークに接続されるゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)6を中心として、多数の無線LANアクセスポイント(図17においてはAPと図示)7が配置されている。各無線LANアクセスポイント7は、同一の無線チャネルを使用して中継リンク用無線インタフェース(図17に示す□)同士で通信を中継するための無線通信を行う。
また、各無線LANアクセスポイント7は、アクセスリンク用無線インタフェース(図10に示す○)を介して無線LAN端末(図17おいては端末と図示)4との間で無線通信を行う。このように、無線マルチホップネットワークを構成する全ての無線LANアクセスポイント7は、ゲートウェイアクセスポイント6をルートとするツリー型のトポロジで中継接続され、無線LANアクセスポイント7にアクセスリンクで接続されている任意の無線LAN端末4は、外部の通信ネットワークにアクセスすることができる。
熊谷ほか、"可搬型ICT基盤における無線アクセスネットワーク技術"、TK−3−5、信学総大、2013
前述の安価な無線LANアクセスポイントの場合には、各無線通信インタフェースに割り当てる無線チャネルの設定を変更しない限りは、各無線通信インタフェースは1つの無線チャネルのみを使用して送信に用いる。すなわち、送信先に応じて無線フレームごとに無線チャネルを変更して送信するようなことはできない。そのため、各無線LANアクセスポイントが搭載している2つの無線通信インタフェースをそれぞれ中継リンク用とアクセスリンク用として固定して使用する場合には、無線マルチホップネットワーク全体として、中継リンクに割り当てて使用できる無線チャネル数が1つのみになってしまう。1つの無線チャネルの伝送容量には上限があることに加えて、中継リンク間の電波干渉の影響によるスループット低下の度合いが大きくなってしまう。このため、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイントの中継リンクがボトルネックになり、システムスループットを一定以上にすることができないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムにおいて、システムスループットを向上させることができる無線通信システム及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明は、高々2つの無線通信インタフェースを備える第1のアクセスポイントと、高々2つの無線通信インタフェースと有線通信インタフェースとを備えた複数の第2のアクセスポイントと、集線装置とを備え、前記第1のアクセスポイントと中継接続して外部の通信ネットワークと接続するゲートウェイアクセスポイントとを用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムであって、前記ゲートウェイアクセスポイントが備える複数の前記第2のアクセスポイントは、前記有線通信インタフェースを介して前記集線装置に有線接続され、前記集線装置が前記外部の通信ネットワークに接続されていることを特徴とする。
本発明は、複数の前記第2のアクセスポイントは、前記無線通信インタフェースを介して前記第1のアクセスポイントと中継接続するための中継リンクに対してそれぞれ互いに異なる無線チャネルまたは、同じ無線チャネルを重複して使用することを特徴とする。
本発明は、高々2つの無線通信インタフェースを備える第1のアクセスポイントと、2つの無線通信インタフェースと1つの有線通信インタフェースとを備えた第2のアクセスポイントを備え、前記第1のアクセスポイントと中継接続して外部の通信ネットワークと接続するゲートウェイアクセスポイントとを用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムであって、前記ゲートウェイアクセスポイントが備える前記アクセスポイントは、前記有線通信インタフェースを介して前記外部の通信ネットワークに接続され、前記アクセスポイントは、前記2つの無線通信インタフェースを介して他のアクセスポイントと中継接続するための中継リンクに対してそれぞれ互いに異なる無線チャネルを使用することを特徴とする。
本発明は、前記アクセスポイントが前記中継リンクにおいて使用する無線チャネルの設定を制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明は、前記制御手段は、前記無線マルチホップネットワークとは異なる無線ネットワークを介して前記アクセスポイントを制御することを特徴とする。
本発明は、前記アクセスポイントは、2つの前記無線通信インタフェースのうち一方を他の前記アクセスポイントと中継接続するための中継リンクに使用し、他方を前記アクセスポイント配下の端末と接続するためのアクセスリンクに使用することを特徴とする。
本発明は、前記アクセスポイントは、2つの無線通信インタフェースのそれぞれを他の前記アクセスポイントと中継接続するための中継リンクに使用することを特徴とする。
本発明は、高々2つの無線通信インタフェースを備えたアクセスポイントと、前記アクセスポイントを外部の通信ネットワークと接続するために、複数の無線通信インタフェースと、有線通信インタフェースとを備えたゲートウェイアクセスポイントとを用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムであって、前記ゲートウェイアクセスポイントは、前記有線インタフェースを介して前記外部の通信ネットワークと接続し、複数の前記無線通信インタフェースを前記アクセスポイントと中継接続するための中継リンクと、配下の端末と接続するためのアクセスリンクとに使用することを特徴とする。
本発明は、高々2つの無線通信インタフェースを備える第1のアクセスポイントと、高々2つの無線通信インタフェースと有線通信インタフェースとを備えた複数の第2のアクセスポイントと、集線装置とを備え、前記第1のアクセスポイントと中継接続して外部の通信ネットワークと接続するゲートウェイアクセスポイントとを用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記ゲートウェイアクセスポイントが備える複数の前記第2のアクセスポイントは、前記有線通信インタフェースを介して前記集線装置に有線接続され、前記集線装置が前記外部の通信ネットワークに接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムの設備コストを抑えつつ、システムスループットを向上させることができるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。 図1に示すレイヤ2スイッチ11、無線LANアクセスポイント12、21、22の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。 図3無線LANアクセスポイント23の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。 図5に示す無線LANアクセスポイント24の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。 図7に示す無線LANアクセスポイント13、25の構成を示すブロック図である。 無線LANアクセスポイント13、25の接続例を示すブロック図である。 無線LANアクセスポイント13、25の接続例を示すブロック図である。 無線LANアクセスポイント12、25の接続例を示すブロック図である。 無線LANアクセスポイント12、25の接続例を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態によるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークにおけるゲートウェイアクセスポイント5の構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態によるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態によるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。 本発明の第8実施形態によるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。 従来技術によるツリー型無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態による無線通信システムを説明する。図1は同実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)である。符号21、22は、2つの無線通信インタフェース(図1に示す□と○)を備える無線LANアクセスポイント(AP)である。符号3は、無線マルチホップネットワークを構成する無線LANアクセスポイントが中継リンクで使用する無線チャネルなどを制御する制御部である。制御部3は、無線マルチホップネットワークとは異なる無線ネットワークを介して無線LANアクセスポイントを制御する。図1において、無線LANアクセスポイント間を結ぶ直線は、無線通信回線を示し、直線に付随するchn(nは自然数)は、その無線通信回線で使用される無線チャネルを示している。
ゲートウェイアクセスポイント1は、外部の通信ネットワークと接続されるレイヤ2スイッチ(L2SW)11と2つの無線通信インタフェース(図1に示す□と○)と1つの有線通信インタフェース(図1に示す△)を搭載した無線LANアクセスポイント(AP)12を備えている。ここでは、無線LANアクセスポイント12を6台図示したが、6台に限定するものではなく、必要に応じた数の台数を備えていればよい。6台の無線LANアクセスポイント12とレイヤ2スイッチ11は有線通信インタフェースを介して有線接続され、さらにレイヤ2スイッチが有線通信インタフェースを介して外部の通信ネットワークに接続されている。なお、前述の「必要に応じた数の台数」は1台であってもよい。その場合には、1台の無線LANアクセスポイント12が有線通信インタフェースを介して外部の通信ネットワークに接続されることになる。
次に、図2を参照して、図1に示す無線マルチホップネットワークの詳細な構成について説明する。図2は、図1に示すレイヤ2スイッチ11、無線LANアクセスポイント12、21、22の構成を示すブロック図である。図2において、符号111は、レイヤ2スイッチ11に備えられ、6台の無線LANアクセスポイント12のそれぞれと有線によって接続する有線通信インタフェースである。符号112は、レイヤ2スイッチ11に備えられ、外部の通信ネットワークと接続する有線通信インタフェースである。符号121は、無線LANアクセスポイント12に備えられ、レイヤ2スイッチ11との間を有線によって接続するための有線通信インタフェースである。符号122は、無線LANアクセスポイント12に備えられ、無線LANアクセスポイント21との間を無線によって接続するための無線通信インタフェースである。符号123は、無線LANアクセスポイント12に備えられ、無線LAN端末4との間を無線で接続するための無線通信インタフェースである。
符号211は、無線LANアクセスポイント21に備えられ、無線LANアクセスポイント12と無線LANアクセスポイント22との間を無線によって中継する無線通信インタフェースである。符号212は、無線LANアクセスポイント21に備えられ、無線LAN端末4との間を無線で接続するための無線通信インタフェースである。符号221は、無線LANアクセスポイント22に備えられ、無線LANアクセスポイント12との間を無線によって接続する無線通信インタフェースである。符号222は、無線LANアクセスポイント21に備えられ、無線LAN端末4との間を無線で接続するための無線通信インタフェースである。
次に、図1を参照して、無線マルチホップネットワークにおける無線チャネル構成について説明する。ここでは、各無線LANアクセスポイント12、21、22が搭載している2つの無線通信インタフェースのそれぞれを中継リンク用とアクセスリンク用に固定して使用する。このように固定して使用する場合には、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する各無線LANアクセスポイント12をルートとする部分マルチホップネットワークにおいて使用可能な中継リンクの無線チャネルは1つになる。
図1に示す例においては、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイントは6台である。従って、これら6台のそれぞれの無線LANアクセスポイント12が、中継リンクで互いに異なる無線チャネルを使用するように制御した場合には、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクとして使用する無線チャネル数は、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12の数と等しい6となり、仮に電波干渉の影響を考慮しない場合には、従来技術と比較してゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクの伝送容量は6倍となり、システムスループットを向上させることができる。また、電波干渉の影響は、中継リンクに使用する無線チャネル数が増加するほど軽減されるため、電波干渉の影響を考慮した場合には、システムスループットが大幅に向上する。
なお、本実施形態においては、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が互いに異なる無線チャネル(ch1〜ch6)を中継リンクに使用する場合を例示したが、一部の無線LANアクセスポイントが他の無線LANアクセスポイントと同一の無線チャネルを使用するように制御してもよい。そのような場合であっても、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイントの中継リンクで使用するチャネルが複数になる場合には、従来技術と比較してシステムスループットが向上する。ただし、なるべく互いに異なる無線チャネルを使用するように制御することにより、大きなスループット向上効果が得られる。
無線チャネルの割り当てについては、例えば、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が周囲の無線LANアクセスポイント21と中継接続する際の中継リンクのそれぞれに対して、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない互いに異なる無線チャネルを1つずつ割り当てる。もし、中継リンクの数よりも、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない無線チャネルの数のほうが少ない場合には、この中継リンクに対してゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない互いに異なる無線チャネルを1つずつそれぞれ割り当てる。そして、未だ無線チャネルが割り当てられていない中継リンクに対して、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されている頻度が少ない無線チャネルから順に1つずつ無線チャネルを割り当てる方法が適用できる。
このような方法により無線チャネルを割り当てることにより、無線マルチホップネットワークのシステムスループットのボトルネックとなる中継リンク部分に対して、より電波干渉の影響が小さい無線チャネルを割り当てることができるようになり、この中継リンクのスループットを向上させることが可能となるため、システムスループットを向上させることができる。
また、本実施形態では最大の中継ホップ数が2の場合を例示しているが、1であってもよいし、3以上であってもよい。さらに、一部あるいは全ての無線LANアクセスポイントが搭載する無線通信インタフェースの数は、2つでなく1つであってもよい。その場合、無線LANアクセスポイントをアクセスリンクを持たない中継接続専用の無線LANアクセスポイントとして使用するように制御してもよいし、あるいは、1つの無線通信インタフェースを中継リンクとアクセスリンクに時分割で使用するように制御してもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態による無線通信システムを説明する。図3は同実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す装置構成と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。本実施形態では、前述の第1実施形態の場合と同様に、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを、2つの無線通信インタフェースを搭載した無線LANアクセスポイント22、23を使用して構成している。また、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント1は6台の無線LANアクセスポイント12と1つのレイヤ2スイッチ11で構成されている。
各無線LANアクセスポイント12とレイヤ2スイッチ11が有線通信インタフェースを介して有線接続され、さらにレイヤ2スイッチ11が有線通信インタフェースを介して外部の通信ネットワークに接続されている。また、制御部3は、無線マルチホップネットワークを構成する無線LANアクセスポイントが中継リンクで使用する無線チャネルなどを制御する。制御部3は、無線マルチホップネットワークとは異なる無線ネットワークを介して無線LANアクセスポイント12、22、23を制御する。
次に、図4を参照して、図3に示す無線マルチホップネットワークの詳細な構成について説明する。ここでは、図2を参照して説明した構成と同じ構成については詳細な説明を省略する。図4は、図3に示す無線LANアクセスポイント23の構成を示すブロック図である。図4において、符号231は、無線LANアクセスポイント23に備えられ、ゲートウェイアクセスポイント1との間を無線によって接続するための無線通信インタフェースである。符号232は、無線LANアクセスポイント23に備えられ、他の無線LANアクセスポイント22との間を無線で接続するための無線通信インタフェースである。無線LANアクセスポイント23は、無線LAN端末4との接続を行う無線通信インタフェースを持たず、中継接続を行うのみの無線LANアクセスポイントである。
次に、図3を参照して、無線マルチホップネットワークにおける無線チャネル構成について説明する。本実施形態では、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12とこの無線LANアクセスポイントに2ホップで中継接続されている無線LANアクセスポイント22については、搭載している2つの無線通信インタフェースのそれぞれを中継リンク用とアクセスリンク用に固定して使用している。
また、それ以外の無線LANアクセスポイント、すなわち、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12と1ホップで中継接続されている無線LANアクセスポイント23については、2つの無線通信インタフェースの両方を他の無線LANアクセスポイントとの中継接続に使用するように制御する。そして、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12と中継接続する場合と、無線LANアクセスポイント22と中継接続する場合とで、異なる無線通信インタフェースを使用するように制御している。なお、各無線通信インタフェースは、中継リンク用に固定して使用しなければならないわけではなく、例えば時分割などの方法で、中継リンク用とアクセスリンク用の両方に使用するように制御してもよい。
無線通信インタフェースが異なる場合には、異なる無線チャネルを使用するように制御することができるため、本実施形態において中継リンクに割り当てることができる最大の無線チャネル数はゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイントの数よりも大きくなり、第1実施形態の場合と比較して中継リンク間の電波干渉をより軽減することができるため、システムスループットをさらに向上させることができる。
なお、本実施形態においては、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が互いに異なる無線チャネル(ch1〜ch6)を中継リンクに使用するように制御する場合を例示したが、一部の無線LANアクセスポイントが他の無線LANアクセスポイントと同一の無線チャネルを使用するように制御してもよい。そのような場合であっても、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクで使用するチャネルが複数の場合には、従来技術と比較してシステムスループットが向上する。ただし、互いに異なる無線チャネルを使用するように制御することにより、大きなスループット向上効果が得られる。
これと同様に、本実施形態では、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12以外の無線LANアクセスポイント22、23も互いに異なる無線チャネル(ch7〜ch12)を中継リンクに使用するように制御する場合を例示したが、一部の無線LANアクセスポイントが他の無線LANアクセスポイントと同一の無線チャネルを使用するように制御してもよい。
無線チャネルの割り当てについては、例えば、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が周囲の無線LANアクセスポイントと中継接続する際の中継リンクのそれぞれに対して、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない互いに異なる無線チャネルを1つずつ割り当てる。もし、中継リンクの数よりも、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない無線チャネルの数のほうが少ない場合には、この中継リンクに対してゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない互いに異なる無線チャネルを1つずつそれぞれ割り当てる。
そして、未だ無線チャネルが割り当てられていない中継リンクに対して、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されている頻度が少ない無線チャネルから順に1つずつ無線チャネルを割り当てる。その後、1ホップの無線LANアクセスポイント23が2ホップの無線LANアクセスポイント22と別の無線通信インタフェースを使用して中継接続する際の中継リンクのそれぞれに対しても、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が周囲の無線LANアクセスポイント22、23と中継接続する際の中継リンクの場合と同様に無線チャネルを割り当てる方法が適用できる。
このような方法により無線チャネルを割り当てることにより、無線マルチホップネットワークのシステムスループットのボトルネックとなる中継リンク部分に対して、より電波干渉の影響が小さい無線チャネルを割り当てることができるようになるとともに、1ホップの無線LANアクセスポイント23と2ホップの無線LANアクセスポイントの間の中継リンク部分に対しても、電波干渉の影響が小さい無線チャネルを割り当てることができるようになり、この中継リンクのスループットを向上させることが可能となるため、システムスループットを向上させることができる。
また、本実施形態においては、1ホップの無線LANアクセスポイント23が、搭載している2つの無線通信インタフェースのそれぞれを中継リンク用とアクセスリンク用に固定せずに使用するように制御しているが、1ホップの無線LANアクセスポイント23に限ることなく、無線マルチホップネットワークを構成する一部あるいは全ての無線LANアクセスポイントが本実施形態における1ホップの無線LANアクセスポイントと同様に固定せずに使用するように制御してもよい。
さらに、本実施形態では最大の中継ホップ数が2の場合を例示しているが、1であってもよいし、3以上であってもよい。また、一部あるいは全ての無線LANアクセスポイントが搭載する無線通信インタフェースの数は、2つでなく1つであってもよい。その場合、無線LANアクセスポイントをアクセスリンクを持たない中継接続専用の無線LANアクセスポイントとして使用するように制御してもよいし、あるいは、1つの無線通信インタフェースを中継リンクとアクセスリンクに時分割で使用するように制御してもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態による無線通信システムを説明する。図5は同実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す装置構成と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。本実施形態では、前述の第1実施形態および第2実施形態の場合と同様に、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを、2つの無線通信インタフェースを搭載した無線LANアクセスポイント22、24を使用して構成している。また、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント1は6台の無線LANアクセスポイント12と1つのレイヤ2スイッチ11で構成されている。
各無線LANアクセスポイント12とレイヤ2スイッチ11が有線通信インタフェースを介して有線接続され、さらにレイヤ2スイッチ11が有線通信インタフェースを介して外部の通信ネットワークに接続されている。また、制御部3は、無線マルチホップネットワークを構成する無線LANアクセスポイント12、22、24が中継リンクで使用する無線チャネルなどを制御する。制御部3は、無線マルチホップネットワークとは異なる無線ネットワークを介して無線LANアクセスポイントを制御する。
次に、図6を参照して、図5に示す無線マルチホップネットワークの詳細な構成について説明する。ここでは、図2を参照して説明した構成と同じ構成については詳細な説明を省略する。図6は、図5に示す無線LANアクセスポイント24の構成を示すブロック図である。図6において、符号241は、無線LANアクセスポイント24に備えられ、他の無線LANアクセスポイントとの間を無線によって接続するための無線通信インタフェースである。符号242は、無線LANアクセスポイント24に備えられ、他の無線LANアクセスポイント22とゲートウェイアクセスポイント1の間を無線で接続するための無線通信インタフェースである。無線LANアクセスポイント24は、無線LAN端末4との接続を行う無線通信インタフェースを持たず、中継接続を行うのみの無線LANアクセスポイントである。
次に、図5を参照して、無線マルチホップネットワークにおける無線チャネル構成について説明する。本実施形態では、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12と2ホップの無線LANアクセスポイント22については、前述の第2実施形態と同様に、搭載している2つの無線通信インタフェースのそれぞれを中継リンク用とアクセスリンク用に固定して使用するように制御している。一方、1ホップの無線LANアクセスポイント24については、2つの無線通信インタフェースの両方を他の無線LANアクセスポイントとの中継接続に使用するように制御している。2ホップの無線LANアクセスポイント22と中継接続する場合に、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12と中継接続するのに使用する無線通信インタフェースと同じ無線通信インタフェースを使用する場合があるという点が、第2実施形態と異なっている。
なお、各無線通信インタフェースは、中継リンク用に固定して使用するように制御しなければならないわけではなく、例えば時分割などの方法で、中継リンク用とアクセスリンク用の両方に使用するように制御してもよい。
本実施形態においても、第2実施形態の場合と同様に、無線通信インタフェースが異なる場合には異なる無線チャネルを使用するように制御することができるため、本実施形態において中継リンクに割り当てることができる最大の無線チャネル数はゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12の数よりも大きくなり、第1実施形態の場合と比較して中継リンク間の電波干渉をより軽減することができ、システムスループットを向上させることができる。
なお、本実施形態においても、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が互いに異なる無線チャネル(ch1〜ch6)を中継リンクに使用するように制御する場合を例示したが、一部の無線LANアクセスポイントが他の無線LANアクセスポイントと同一の無線チャネルを使用するように制御してもよい。そのような場合であっても、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクで使用するチャネルが複数の場合には、従来技術と比較してシステムスループットが向上する。ただし、互いに異なる無線チャネルを使用するように制御することにより、大きなスループット向上効果が得られる。
これと同様に、本実施形態では、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12以外の無線LANアクセスポイント22、24も互いに異なる無線チャネルを中継リンクに使用するように制御する場合を例示したが、一部の無線LANアクセスポイントが他の無線LANアクセスポイントと同一の無線チャネルを使用するように制御してもよい。
無線チャネルの割り当てについては、例えば、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が周囲の無線LANアクセスポイント22、24と中継接続する際の中継リンクのそれぞれに対して、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない互いに異なる無線チャネルを1つずつ割り当てる。もし、中継リンクの数よりも、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない無線チャネルの数のほうが少ない場合には、この中継リンクに対してゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されていない互いに異なる無線チャネルを1つずつそれぞれ割り当てる。
そして、未だ無線チャネルが割り当てられていない中継リンクに対して、ゲートウェイアクセスポイント1の周囲で使用されている頻度が少ない無線チャネルから順に1つずつ無線チャネルを割り当てる。その後、1ホップの無線LANアクセスポイント24が2ホップの無線LANアクセスポイント22と別の無線通信インタフェースを使用して中継接続する際の中継リンクのそれぞれに対しても、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12が周囲の無線LANアクセスポイント22、24と中継接続する際の中継リンクの場合と同様に無線チャネルを割り当てる方法が適用できる。
このような方法により無線チャネルを割り当てることにより、無線マルチホップネットワークのシステムスループットのボトルネックとなる中継リンク部分に対して、より電波干渉の影響が小さい無線チャネルを割り当てることができるようになるとともに、1ホップの無線LANアクセスポイント24と2ホップの無線LANアクセスポイント22の間の中継リンク部分に対しても、電波干渉の影響が小さい無線チャネルを割り当てることができるようになり、この中継リンクのスループットを向上させることが可能となるため、システムスループットを向上させることができる。
また、本実施形態においても、1ホップの無線LANアクセスポイント24が、搭載している2つの無線通信インタフェースのそれぞれを中継リンク用とアクセスリンク用に固定せずに使用するように制御しているが、1ホップの無線LANアクセスポイント24に限ることなく、無線マルチホップネットワークを構成する一部あるいは全ての無線LANアクセスポイントが本実施形態における1ホップの無線LANアクセスポイント24と同様に固定せずに使用するように制御してもよい。
また、本実施形態では最大の中継ホップ数が2の場合を例示しているが、1であってもよいし、3以上であってもよい。さらに、一部あるいは全ての無線LANアクセスポイントが搭載する無線通信インタフェースの数は、2つでなく1つであってもよい。その場合、無線LANアクセスポイントをアクセスリンクを持たない中継接続専用の無線LANアクセスポイントとして使用するように制御してもよいし、あるいは、1つの無線通信インタフェースを中継リンクとアクセスリンクに時分割で使用するように制御してもよい。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態による無線通信システムを説明する。図7は同実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す装置構成と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。本実施形態では、前述の第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態の場合と同様に、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを、2つの無線通信インタフェースを搭載した無線LANアクセスポイントを使用して構成している。また、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント1は6台の無線LANアクセスポイント12、13と1つのレイヤ2スイッチで構成されている。
各無線LANアクセスポイント12、13とレイヤ2スイッチ11が有線通信インタフェースを介して有線接続され、さらにレイヤ2スイッチ11が有線通信インタフェースを介して外部の通信ネットワークに接続されている。また、制御部3は、無線マルチホップネットワークを構成する無線LANアクセスポイントが中継リンクで使用する無線チャネルなどを制御する。制御部3は、無線マルチホップネットワークとは異なる無線ネットワークを介して無線LANアクセスポイントを制御する。
次に、図8を参照して、図7に示す無線マルチホップネットワークの詳細な構成について説明する。ここでは、図2を参照して説明した構成と同じ構成については詳細な説明を省略する。図8は、図7に示す無線LANアクセスポイント13、25の構成を示すブロック図である。図8において、符号133は、無線LANアクセスポイント13に備えられ、レイヤ2スイッチ11との間を有線によって接続するための有線通信インタフェースである。符号131、132は、無線LANアクセスポイント13に備えられ、無線LANアクセスポイント25との間を無線によって接続するための無線通信インタフェースである。
符号251は、無線LANアクセスポイント25に備えられ、無線LANアクセスポイント13との間を無線によって接続するための無線通信インタフェースである。符号252は、無線LANアクセスポイント25に備えられ、他の無線LANアクセスポイント22の間を無線で接続するための無線通信インタフェースである。無線LANアクセスポイント13、25は、無線LAN端末4との接続を行う無線通信インタフェースを持たず、中継接続を行うのみの無線LANアクセスポイントである。
次に、無線LANアクセスポイント13、25の接続例を説明する。図9は、無線LANアクセスポイント13、25の接続例を示すブロック図である。図9に示す例は、無線LANアクセスポイント13、25は備えている2つの無線通信インタフェース131、132、251、252それぞれを接続した例である。そして、無線LANアクセスポイント25の無線通信インタフェース251、252は、さらに他の無線LANアクセスポイントと接続される。
次に、無線LANアクセスポイント13、25の他の接続例を説明する。図10は、無線LANアクセスポイント13、25の接続例を示すブロック図である。図10に示す例は、無線LANアクセスポイント13、25は備えている2つの無線通信インタフェース131、132、251、252それぞれを接続した例である。そして、無線LANアクセスポイント25の無線通信インタフェース252は、さらに他の無線LANアクセスポイントと接続される。
次に、無線LANアクセスポイント12、25の接続例を説明する。図11は、無線LANアクセスポイント12、25の接続例を示すブロック図である。図11に示す例は、無線LANアクセスポイント13、25は備えている2つの無線通信インタフェース122、251、122、252それぞれを接続した例である。そして、無線LANアクセスポイント25の無線通信インタフェース251、252は、さらに他の無線LANアクセスポイントと接続される。
次に、無線LANアクセスポイント12、25の他の接続例を説明する。図12は、無線LANアクセスポイント12、25の接続例を示すブロック図である。図12に示す例は、無線LANアクセスポイント13、25は備えている2つの無線通信インタフェース131、132、251、252それぞれを接続した例である。そして、無線LANアクセスポイント25の無線通信インタフェース252は、さらに他の無線LANアクセスポイントと接続される。
次に、図7を参照して、無線マルチホップネットワークにおける無線チャネル構成について説明する。本実施形態では、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する一部の無線LANアクセスポイント12と2ホップの無線LANアクセスポイント22については、前述の第2実施形態と同様に、搭載している2つの無線通信インタフェースのそれぞれを中継リンク用とアクセスリンク用に固定して使用するように制御している。一方、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する一部の無線LANアクセスポイント12以外の無線LANアクセスポイント13と1ホップの無線LANアクセスポイント25については、2つの無線通信インタフェースの両方を他の無線LANアクセスポイントとの中継接続に使用するように制御しており、2つの無線通信インタフェースの両方をゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント13との中継接続に使用する場合があるという点が、第3実施形態と異なっている。
なお、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント以外の無線LANアクセスポイントと中継接続するために2つの無線通信インタフェースの両方を使用するように制御してもよい。また、各無線通信インタフェースは、中継リンク用に固定して使用するように制御しなければならないわけではなく、例えば時分割などの方法で、中継リンク用とアクセスリンク用の両方に使用するように制御してもよい。
本実施形態においても、第2実施形態および第3実施形態の場合と同様に、無線通信インタフェースが異なる場合には異なる無線チャネルを使用するように制御することができるため、中継リンクに割り当てることができる最大の無線チャネル数はゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12、13の数よりも大きくなり、第1実施形態の場合と比較して中継リンク間の電波干渉をより軽減することができ、システムスループットを向上させることができる。
また、無線マルチホップネットワークのシステムスループットのボトルネックとなる中継リンク部分に対して2つの無線通信インタフェースを使用するように制御することにより、この中継リンクのスループットを向上させることが可能となり、システムスループットを向上させることができる。
なお、本実施形態においても、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント12、13が互いに異なる無線チャネルを中継リンクに使用するように制御する場合を例示したが、一部の無線LANアクセスポイントが他の無線LANアクセスポイントと同一の無線チャネルを使用するように制御してもよい。そのような場合であっても、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクで使用するチャネルが複数の場合には、従来技術と比較してシステムスループットが向上する。ただし、互いに異なる無線チャネルを使用するように制御することにより、大きなスループット向上効果が得られる。
これと同様に、本実施形態では、ゲートウェイアクセスポイント1を構成する無線LANアクセスポイント以外の無線LANアクセスポイントも互いに異なる無線チャネルを中継リンクに使用するように制御する場合を例示したが、一部の無線LANアクセスポイントが他の無線LANアクセスポイントと同一の無線チャネルを使用するように制御してもよい。
また、本実施形態においても、無線マルチホップネットワークを構成する一部あるいは全ての無線LANアクセスポイントが、搭載している2つの無線通信インタフェースのそれぞれを中継リンク用とアクセスリンク用に固定せずに使用するように制御してもよい。
また、本実施形態では最大の中継ホップ数が2の場合を例示しているが、1であってもよいし、3以上であってもよい。さらに、一部あるいは全ての無線LANアクセスポイントが搭載する無線通信インタフェースの数は、2つでなく1つであってもよい。その場合、無線LANアクセスポイントをアクセスリンクを持たない中継接続専用の無線LANアクセスポイントとして使用するように制御してもよいし、あるいは、1つの無線通信インタフェースを中継リンクとアクセスリンクに時分割で使用するように制御してもよい。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態による無線通信システムを説明する。図13は同実施形態によるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークにおけるゲートウェイアクセスポイント5の構成を示すブロック図である。図13は、図1、図3、図5、図7に示すゲートウェイアクセスポイント1の構成とは構成が異なるゲートウェイアクセスポイント5の構成を示している。図13に示すゲートウェイアクセスポイント5は、前述の第1〜第4実施形態のように無線LANアクセスポイントを複数台使用して構成するのではなく、2つよりも多い数の中継リンク用の無線通信インタフェース51、52、53、54、55、56と、無線LAN端末4と無線通信を行う(アクセスリンク用)無線通信インタフェース57と、少なくとも1つの有線通信インタフェース58を備えている。
このような構成のゲートウェイアクセスポイント1を前述の第1〜第4の実施形態に記載のゲートウェイアクセスポイント1と置き換えることにより、低コストでツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを実現しつつ、前述したのと同等のシステムスループット向上効果を得ることができる。
<第6実施形態>
次に、本発明の第6実施形態による無線通信システムを説明する。図14は同実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、図1に示す装置構成と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。本実施形態では、前述の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態の場合と同様に、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを、2つの無線通信インタフェースを搭載した無線LANアクセスポイントを使用して構成している。また、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント1は2つの無線通信インタフェースと、外部の通信ネットワークと接続するための1つの有線通信インタフェースを備えている。
図14に示すツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークでは、ゲートウェイアクセスポイント1の2つの無線通信インタフェースの両方を中継リンク用に使用する。これらのそれぞれの無線通信インタフェースが中継リンクで互いに異なる無線チャネルを使用するように制御した場合には、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクとして使用する無線チャネル数は2となり、従来技術と比較してシステムスループットを向上させることができる。
<第7実施形態>
次に、本発明の第7実施形態による無線通信システムを説明する。図15は同実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、図3に示す装置構成と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。本実施形態では、前述の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態の場合と同様に、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを、2つの無線通信インタフェースを搭載した無線LANアクセスポイントを使用して構成している。また、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント1は2つの無線通信インタフェースと、外部の通信ネットワークと接続するための1つの有線通信インタフェースを備えている。
図15に示すツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークでは、ゲートウェイアクセスポイント1の2つの無線通信インタフェースの両方を中継リンク用に使用する。これらのそれぞれの無線通信インタフェースが中継リンクで互いに異なる無線チャネルを使用するように制御した場合には、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクとして使用する無線チャネル数は2となり、図3に示す装置構成の場合よりも中継リンクとして使用する無線チャネル数は減少しているものの、図3に示す装置構成よりも簡易な装置構成で、従来技術と比較してシステムスループットを向上させることができる。
<第8実施形態>
次に、本発明の第8実施形態による無線通信システムを説明する。図16は同実施形態におけるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、図5に示す装置構成と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を簡単に行う。本実施形態では、前述の第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態、第4実施形態の場合と同様に、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを、2つの無線通信インタフェースを搭載した無線LANアクセスポイントを使用して構成している。また、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント1は2つの無線通信インタフェースと、外部の通信ネットワークと接続するための1つの有線通信インタフェースを備えている。
図16に示すツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークでは、ゲートウェイアクセスポイント1の2つの無線通信インタフェースの両方を中継リンク用に使用する。これらのそれぞれの無線通信インタフェースが中継リンクで互いに異なる無線チャネルを使用するように制御した場合には、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクとして使用する無線チャネル数は2となり、図5に示す装置構成の場合よりも中継リンクとして使用する無線チャネル数は減少しているものの、図5に示す装置構成よりも簡易な装置構成で、従来技術と比較してシステムスループットを向上させることができる。
<第9実施形態>
次に、本発明の第9実施形態による無線通信システムを説明する。本実施形態は、ゲートウェイアクセスポイントに多くの無線通信インタフェース(例えば12個)を設け、個々に異なる無線チャネルを設定する。具体的には、無線LANアクセスポイントが無線チャネルの周囲での使用頻度に関する情報を収集し、その情報に基づき無線LANアクセスポイントが自律的に無線チャネルを設定する。なお、情報収集は、1つの無線通信インタフェースを用いて時分割で複数のチャネルを設定して使用頻度に関する情報を収集してもよい。
無線チャネルの使用頻度に関する情報収集の方法については、以下の方法を適用することができる。第1の方法としては、割当対象の無線LANアクセスポイントが、各無線チャネルで送信されている無線フレームを一定期間受信し、単位時間あたりに受信された無線フレーム数を「使用頻度」とする方法が適用できる。
第2の方法としては、割当対象の無線LANアクセスポイントが、各無線チャネルで送信されている無線フレームを一定期間受信し、各無線チャネルで送信されている無線フレームの時間占有率を「使用頻度」とする方法が適用できる。
第3の方法としては、割当対象の無線LANアクセスポイントが、各無線チャネルで送信されているビーコン信号を受信し、これにより得られるこの無線チャネルを使用しているAPの数を「使用頻度」とする方法が適用できる。
これにより、ゲートウェイアクセスポイントがボトルネックとならずに、このネットワークにおいて多くの無線チャネルを使用できるため、十分なシステムスループットを確保することができる。
このように、ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを低コストで実現するために、高々2つの無線通信インタフェースと少なくとも1つの有線通信インタフェースを搭載している無線LANアクセスポイントを使用して無線マルチホップネットワークを構成する。具体的には、外部の通信ネットワークと接続するためのゲートウェイとなるゲートウェイアクセスポイント1を、複数の無線LANアクセスポイントとレイヤ2スイッチに代表される集線装置を用いて構成し、無線LANアクセスポイントが無線通信インタフェースを介して他の無線LANアクセスポイントと中継接続するための中継リンクにそれぞれ互いに異なる無線チャネルを使用するように制御する。
これにより、高々2つの無線通信インタフェースと少なくとも1つの有線通信インタフェースを搭載した安価な無線LANアクセスポイントを使用して無線マルチホップネットワーク全体の設備コストを抑えることができる。また、通信トラフィックが集中するゲートウェイアクセスポイント1の中継リンクの伝送容量を、使用する無線チャネル数に応じた分だけ増やすことができると同時に、中継リンク間の電波干渉の影響を軽減することができるため、システムスループットが大幅に向上する。
また、従来技術のように各無線LANアクセスポイントが搭載している2つの無線通信インタフェースをそれぞれ中継リンク用とアクセスリンク用として固定して使用することもできるが、中継リンクに使用する無線チャネルをより柔軟に割り当てることができるように、各無線LANアクセスポイントが搭載している2つの無線通信インタフェースの両方を、中継リンク用として使用できるようにする。
これにより、電波干渉の影響をより軽減することが可能となり、システムスループットをさらに向上させることができる。なお、無線LANアクセスポイント配下の無線LAN端末4をアクセスリンクで接続する場合には、1つの無線通信インタフェースを時分割で中継リンクとアクセスリンクとで使い分ければよい。
また、前述のようにゲートウェイアクセスポイント1を複数の無線LANアクセスポイントを用いて構成するのではなく、ゲートウェイアクセスポイント1については1つの無線LANアクセスポイントが2つよりも多い数の無線通信インタフェースと少なくとも1つの有線通信インタフェースを搭載する構成としてもよい。
以上説明したように、従来技術では、2つのみの無線通信インタフェースを有する安価な無線LANアクセスポイントによって構成されるツリー型無線マルチホップネットワークにおいて、無線通信インタフェースに割当てる無線チャネルの設定を変更しない限り、ツリーの頂点をなすゲートウェイアクセスポイントがボトルネックとなり、このネットワークにおいて使用できる無線チャネルは1つとなるため、十分なシステムスループットが確保できないという問題を有していた。
前述した第1〜第9の実施形態によるツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを用いることにより、このような問題を解決し、十分なシステムスループットを確保できるようになる。
前述した実施形態における無線LANアクセスポイントをコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
ツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムの設備コストを抑えつつ、システムスループットを向上させることが不可欠な用途に適用できる。
1、5・・・ゲートウェイアクセスポイント(GW−AP)、11・・・レイヤ2スイッチ、12、13・・・無線LANアクセスポイント、21〜25・・・無線LANアクセスポイント、3・・・制御部、4・・・無線LAN端末

Claims (9)

  1. 高々2つの無線通信インタフェースを備える第1のアクセスポイントと、
    高々2つの無線通信インタフェースと有線通信インタフェースとを備えた複数の第2のアクセスポイントと、集線装置とを備え、前記第1のアクセスポイントと中継接続して外部の通信ネットワークと接続するゲートウェイアクセスポイントと
    を用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムであって、
    前記ゲートウェイアクセスポイントが備える複数の前記第2のアクセスポイントは、前記有線通信インタフェースを介して前記集線装置に有線接続され、
    前記集線装置が前記外部の通信ネットワークに接続されている
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 複数の前記第2のアクセスポイントは、前記無線通信インタフェースを介して前記第1のアクセスポイントと中継接続するための中継リンクに対してそれぞれ互いに異なる無線チャネルまたは、同じ無線チャネルを重複して使用することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 高々2つの無線通信インタフェースを備える第1のアクセスポイントと、
    2つの無線通信インタフェースと1つの有線通信インタフェースとを備えた第2のアクセスポイントを備え、前記第1のアクセスポイントと中継接続して外部の通信ネットワークと接続するゲートウェイアクセスポイントと
    を用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムであって、
    前記ゲートウェイアクセスポイントが備える前記アクセスポイントは、前記有線通信インタフェースを介して前記外部の通信ネットワークに接続され、
    前記アクセスポイントは、前記2つの無線通信インタフェースを介して他のアクセスポイントと中継接続するための中継リンクに対してそれぞれ互いに異なる無線チャネルを使用する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 前記アクセスポイントが前記中継リンクにおいて使用する無線チャネルの設定を制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記制御手段は、前記無線マルチホップネットワークとは異なる無線ネットワークを介して前記アクセスポイントを制御することを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 前記アクセスポイントは、2つの前記無線通信インタフェースのうち一方を他の前記アクセスポイントと中継接続するための中継リンクに使用し、他方を前記アクセスポイント配下の端末と接続するためのアクセスリンクに使用することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  7. 前記アクセスポイントは、2つの無線通信インタフェースのそれぞれを他の前記アクセスポイントと中継接続するための中継リンクに使用することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  8. 高々2つの無線通信インタフェースを備えたアクセスポイントと、前記アクセスポイントを外部の通信ネットワークと接続するために、複数の無線通信インタフェースと、有線通信インタフェースとを備えたゲートウェイアクセスポイントとを用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムであって、
    前記ゲートウェイアクセスポイントは、
    前記有線インタフェースを介して前記外部の通信ネットワークと接続し、
    複数の前記無線通信インタフェースを前記アクセスポイントと中継接続するための中継リンクと、配下の端末と接続するためのアクセスリンクとに使用することを特徴とする無線通信システム。
  9. 高々2つの無線通信インタフェースを備える第1のアクセスポイントと、
    高々2つの無線通信インタフェースと有線通信インタフェースとを備えた複数の第2のアクセスポイントと、集線装置とを備え、前記第1のアクセスポイントと中継接続して外部の通信ネットワークと接続するゲートウェイアクセスポイントと
    を用いてツリー型トポロジを有する無線マルチホップネットワークを構成する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記ゲートウェイアクセスポイントが備える複数の前記第2のアクセスポイントは、前記有線通信インタフェースを介して前記集線装置に有線接続され、
    前記集線装置が前記外部の通信ネットワークに接続されている
    ことを特徴とする無線通信方法。
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