JP2017063346A - 無線基地局、無線通信端末、無線通信方法およびプログラム - Google Patents

無線基地局、無線通信端末、無線通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線基地局間または無線通信端末間において、伝送遅延の少ない通信を行う。【解決手段】送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てるフレーム割り当て部110と、フレーム割り当て部110が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線基地局との間で通信を行う通信部120とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信を行う無線基地局、無線通信端末、無線通信方法およびプログラムに関する。
無線基地局と移動局である無線通信端末との間で無線通信を行う場合、それらの間の通信には様々な無線通信方式が用いられている。1つの例としてTDD(Time Division Duplex)方式が用いられている。このTDD方式は、無線基地局が無線通信端末へ送信する下りリンクフレームの送信タイミングと、無線基地局が無線通信端末から受信する上りリンクフレームの受信タイミングとを時間ごとに切り替える方式である。
近年、このようなTDD方式において、上りリンクフレームおよび下りリンクフレームに割り当てられていない時間帯に、無線基地局から無線通信端末へ通信回線の状態を推定するための信号を送信する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。また、無線基地局と他の無線基地局との間で通信を行う場合、その無線基地局間を有線で接続し、その有線の回線を介して通信を行う場合が多い。また、無線通信端末間で通信を行うには、上位の通信ネットワークを介して行う。
国際公開第2011/158436号
上述したように、有線回線を用いて無線基地局間で通信を行うと、その通信で使用されているプロトコル処理を行うための伝送遅延が生じてしまう。特に、無線基地局間でベースバンドの情報の送受信を行うと、その送受信に時間がかかってしまう。また、無線通信端末が上位の通信ネットワークを介して他の無線通信端末と通信を行うと、無線基地局やその上位ネットワークにおける処理の時間がかかってしまう。
このように、無線基地局や無線通信端末が、他の無線基地局や他の無線通信端末との間で通信を行う場合、かなりの伝送遅延が生じてしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する無線基地局、無線通信端末、無線通信方法およびプログラムを提供することである。
本発明の無線基地局は、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てるフレーム割り当て部と、
前記フレーム割り当て部が割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う通信部とを有する。
また、本発明の無線通信端末は、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てるフレーム割り当て部と、
前記フレーム割り当て部が割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う通信部とを有する。
また、本発明の無線通信方法は、
無線基地局が行う無線通信方法であって、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる処理と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う処理とを行う。
また、本発明の無線通信方法は、
無線通信端末が行う無線通信方法であって、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる処理と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う処理とを行う。
また、本発明のプログラムは、
無線基地局に実行させるためのプログラムであって、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる手順と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う手順とを実行させる。
また、本発明のプログラムは、
無線通信端末に実行させるためのプログラムであって、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる手順と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う手順とを実行させる。
以上説明したように、本発明においては、無線基地局間または無線通信端末間において、伝送遅延の少ない通信を行うことができる。
TDD方式で用いられる一般的な時分割多重フレームの一例を示す図である。 本発明の無線基地局の第1の実施の形態を示す図である。 図2に示した無線基地局における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。 本発明の無線基地局の第2の実施の形態を示す図である。 図4に示したフレーム割り当て部がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの一例を示す図である。 図4に示したフレーム割り当て部がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの他の例を示す図である。 図4に示した無線基地局における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。 本発明の無線通信端末の第1の実施の形態を示す図である。 図8に示した無線通信端末における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである 本発明の無線通信端末の第2の実施の形態を示す図である。 図10に示したフレーム割り当て部がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの一例を示す図である。 図10に示したフレーム割り当て部がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの他の例を示す図である。 図10に示した無線通信端末における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。 セルラシステムにおけるセルの配置の一例を示す図である。 無線基地局Gから無線基地局Aへ送信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。 無線基地局Gが無線基地局A〜Fから受信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。 本実施の形態の無線基地局における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。 無線基地局がカバーするセルの圏内に複数の無線通信端末が存在する形態の一例を示す図である。 無線通信端末Gから無線通信端末Aへ送信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。 無線通信端末Gが無線通信端末A〜Fから受信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。 本実施の形態の無線通信端末における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。
近年、セルラシステムにおいて用いられる無線通信方式としてLTE(Long Term Evolution)が主流となってきており、帯域の広い周波数帯の割り当ても普及してきている。また、帯域の広い周波数帯ではTDD(Time Division Duplex)方式を適用することが多い。TDD方式は、下りリンクと上りリンクとのそれぞれの通信を互いに同じ周波数を用いて行い、下りリンクと上りリンクとでは時分割にフレームを区切ることで、上下の通信を実現している。
図1は、TDD方式で用いられる一般的な時分割多重フレームの一例を示す図である。図1に示すように、下りリンクフレームと上りリンクフレームとが、時分割で割り当てられている。下りリンク用のフレームは、無線基地局では移動局である無線通信端末への送信用のフレーム、無線通信端末では無線基地局からの受信用のフレームとなる。上りリンク用のフレームでは、無線基地局では無線通信端末からの受信用のフレーム、無線通信端末では無線基地局への送信用のフレームとなる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(無線基地局の第1の実施の形態)
図2は、本発明の無線基地局の第1の実施の形態を示す図である。本形態における無線基地局100は図2に示すように、フレーム割り当て部110と、通信部120とを具備している。なお、図2には、本形態における無線基地局100に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。また、無線基地局100は、TDD方式を用いて、他の無線基地局や無線通信端末との間で無線通信を行う。
フレーム割り当て部110は、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる。通信部120は、フレーム割り当て部110が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線基地局との間で通信を行う。
以下に、図2に示した無線基地局100における無線通信方法について説明する。図3は、図2に示した無線基地局100における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。
まず、フレーム割り当て部110が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる(ステップS1)。続いて、通信部120が、フレーム割り当て部110が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線基地局との間で通信を行う(ステップS2)。
このように、無線基地局が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのフレームを割り当て、当該フレームを用いて他の無線基地局との間で無線通信を行うため、無線基地局間において伝送遅延の少ない通信を行うことができる。
(無線基地局の第2の実施の形態)
図4は、本発明の無線基地局の第2の実施の形態を示す図である。本形態における無線基地局101は図4に示すように、フレーム割り当て部111と、通信部121とを具備している。なお、図4には、本形態における無線基地局101に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。また、無線基地局101は、TDD方式を用いて、他の無線基地局や無線通信端末との間で無線通信を行う。
フレーム割り当て部111は、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる。このとき、フレーム割り当て部111は、時分割多重フレームのうちの下りリンクフレームと上りリンクフレームとの間にノード間リンクフレームを割り当てる。
図5は、図4に示したフレーム割り当て部111がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの一例を示す図である。図4に示したフレーム割り当て部111は図5に示すように、時分割多重フレームのうちの無線通信端末へ無線信号を送信するための下りリンクフレームと、無線通信端末から無線信号を受信するための上りリンクフレームとの間に、ノード間リンクフレーム300−1を割り当てる(追加する)。
また、フレーム割り当て部111は、ノード間リンクフレームとして、無線基地局101から他の無線基地局へ信号を送信するためのノード間リンクフレーム(第1のノード間リンクフレーム)と、他の無線基地局から送信された信号を無線基地局101にて受信するためのノード間リンクフレーム(第2のノード間リンクフレーム)とを割り当てる。
図6は、図4に示したフレーム割り当て部111がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの他の例を示す図である。図6では、無線基地局Gと無線基地局Aとの間で通信を行う場合のフレームの一例を示している。TDD方式では、無線基地局間でフレームが完全に同期している。そこで、図6に示すように図4に示したフレーム割り当て部111は、無線基地局Gのノード間リンク(送信)フレーム300−2と、無線基地局Aのノード間リンク(受信)フレーム300−4とを同じタイミングとなるように割り当てる。同様に、フレーム割り当て部111は、無線基地局Gのノード間リンク(受信)フレーム300−3と、無線基地局Aのノード間リンク(送信)フレーム300−5とを同じタイミングとなるように割り当てる。
通信部121は、フレーム割り当て部111が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線基地局との間で通信を行う。
以下に、図4に示した無線基地局101における無線通信方法について説明する。図7は、図4に示した無線基地局101における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。
まず、フレーム割り当て部111が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる(ステップS11)。ここで、フレーム割り当て部111は、図5に示したような態様で、時分割多重フレームの一部にノード間リンクフレームを割り当てる。続いて、通信部121が、フレーム割り当て部111が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線基地局との間で通信を行う(ステップS12)。
このように、無線基地局が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのフレームを割り当て、当該フレームを用いて他の無線基地局との間で無線通信を行うため、無線基地局間において伝送遅延の少ない通信を行うことができる。
(無線通信端末の第1の実施の形態)
図8は、本発明の無線通信端末の第1の実施の形態を示す図である。本形態における無線通信端末200は図8に示すように、フレーム割り当て部210と、通信部220とを具備している。なお、図8には、本形態における無線通信端末200に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。また、無線通信端末200は、TDD方式を用いて、他の無線通信端末や無線基地局との間で無線通信を行う。
フレーム割り当て部210は、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる。通信部220は、フレーム割り当て部210が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線通信端末との間で通信を行う。
以下に、図8に示した無線通信端末200における無線通信方法について説明する。図9は、図8に示した無線通信端末200における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。
まず、フレーム割り当て部210が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる(ステップS21)。続いて、通信部220が、フレーム割り当て部210が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線通信端末との間で通信を行う(ステップS22)。
このように、無線通信端末が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのフレームを割り当て、当該フレームを用いて他の無線通信端末との間で無線通信を行うため、無線通信端末間において通信ネットワークを介さない直接通信を行うことができる。
(無線通信端末の第2の実施の形態)
図10は、本発明の無線通信端末の第2の実施の形態を示す図である。本形態における無線通信端末201は図10に示すように、フレーム割り当て部211と、通信部221とを具備している。なお、図10には、本形態における無線通信端末201に設けられた構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。また、無線通信端末201は、TDD方式を用いて、他の無線通信端末や無線基地局との間で無線通信を行う。
フレーム割り当て部211は、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる。このとき、フレーム割り当て部211は、時分割多重フレームのうちの下りリンクフレームと上りリンクフレームとの間にノード間リンクフレームを割り当てる。
図11は、図10に示したフレーム割り当て部211がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの一例を示す図である。図10に示したフレーム割り当て部211は図11に示すように、時分割多重フレームのうちの無線基地局から無線信号を受信するための下りリンクフレームと、無線基地局へ無線信号を送信するための上りリンクフレームとの間に、ノード間リンクフレーム400−1を割り当てる(追加する)。
また、フレーム割り当て部211は、ノード間リンクフレームとして、無線通信端末201から他の無線通信端末へ信号を送信するためのノード間リンクフレーム(第1のノード間リンクフレーム)と、他の無線通信端末から送信された信号を無線通信端末201にて受信するためのノード間リンクフレーム(第2のノード間リンクフレーム)とを割り当てる。
図12は、図10に示したフレーム割り当て部211がノード間リンクフレームを割り当てた時分割多重フレームの他の例を示す図である。図12では、無線通信端末Aと無線通信端末Bとの間で通信を行う場合のフレームの一例を示している。図12に示すように図10に示したフレーム割り当て部211は、無線通信端末Aのノード間リンク(送信)フレーム400−2と、無線通信端末Bのノード間リンク(受信)フレーム400−4とを同じタイミングとなるように割り当てる。同様に、フレーム割り当て部211は、無線通信端末Aのノード間リンク(受信)フレーム400−3と、無線通信端末Bのノード間リンク(送信)フレーム400−5とを同じタイミングとなるように割り当てる。
通信部221は、フレーム割り当て部211が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線通信端末との間で通信を行う。
以下に、図10に示した無線通信端末201における無線通信方法について説明する。図13は、図10に示した無線通信端末201における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。
まず、フレーム割り当て部211が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる(ステップS31)。ここで、フレーム割り当て部211は、図12に示したような態様で、時分割多重フレームの一部にノード間リンクフレームを割り当てる。続いて、通信部221が、フレーム割り当て部211が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の無線通信端末との間で通信を行う(ステップS32)。
このように、無線通信端末が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのフレームを割り当て、当該フレームを用いて他の無線通信端末との間で無線通信を行うため、無線通信端末間において通信ネットワークを介さない直接の通信を行うことができる。
(他の実施の形態)
以下に、3局以上の無線基地局間や無線通信端末間で本発明を適用する形態について説明する。LTEではOFDM(Orthogonal Frequency−Division Multiplexing)という多重方式を使用しており、ここでもOFDMを適用することで実現する。OFDMでは、無線基地局や無線通信端末は、使用する周波数帯域を複数のサブキャリアに分けて通信を行う。つまり、無線基地局や無線通信端末が、ノード間リンクフレームを複数の周波数帯域に対応するサブキャリアに割り当て、複数のサブキャリアごとに通信を行うための無線基地局や無線通信端末を割り当てる。また、LTEでは、その複数のサブキャリアを1つのグループ(リソースブロックなどという)として束ねてユーザ単位または制御チャネルに割り当てを行う。
まずは、3局以上の無線基地局間で本発明を適用する形態について説明する。
図14は、セルラシステムにおけるセルの配置の一例を示す図である。図14に示すように、セルGを中心にセルA〜Fが隣接して配置されている。セルA〜Gは、セルA〜G内にそれぞれ設置されている無線基地局によって形成されている。なお、図14に示したセルA〜Gの形状は六角形であるが、その形状は限定せず、また、セルの数は無線基地局の数と同じものとなり、図14に示した7つに限らない。
図15は、無線基地局Gから無線基地局Aへ送信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。ここで、無線基地局Gは図4に示した無線基地局101である。図15に示すように、サブキャリアGr(G)が、セルGを形成する無線基地局101からセルAを形成する他の無線基地局への信号送信に用いるサブキャリアである。図15では、サブキャリアGr(G)をband G TX510と示す。ノード間リンクフレーム下りリンク500は、無線基地局101の配下に存在する無線通信端末に対する通常の下りリンクにおける信号送信に割り当てが可能なサブキャリアである。
図16は、無線基地局Gが無線基地局A〜Fから受信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。ここで、無線基地局Gは図4に示した無線基地局101である。図16に示すように、サブキャリアGr(A)が、セルGを形成する無線基地局101が、セルAを形成する無線基地局から送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図16では、サブキャリアGr(A)をband A RX600−1と示す。また、サブキャリアGr(B)が、セルGを形成する無線基地局101が、セルBを形成する無線基地局から送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図16では、サブキャリアGr(B)をband B RX600−2と示す。また、サブキャリアGr(C)が、セルGを形成する無線基地局101が、セルCを形成する無線基地局から送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図16では、サブキャリアGr(C)をband C RX600−3と示す。また、サブキャリアGr(D)が、セルGを形成する無線基地局101が、セルDを形成する無線基地局から送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図16では、サブキャリアGr(D)をband D RX600−4と示す。また、サブキャリアGr(E)が、セルGを形成する無線基地局101が、セルEを形成する無線基地局から送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図16では、サブキャリアGr(E)をband E RX600−5と示す。また、サブキャリアGr(F)が、セルGを形成する無線基地局101が、セルFを形成する無線基地局から送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図16では、サブキャリアGr(F)をband F RX600−6と示す。ノード間リンクフレーム上りリンク610は、無線基地局101の配下に存在する無線通信端末からの通常の上りリンクにおける信号受信に割り当てが可能なサブキャリアである。
このように、無線基地局が3局以上の無線基地局それぞれと通信を行うためのサブキャリアを分けることで3局以上の無線基地局と通信ができるようになる。つまり、通信相手となる無線基地局の数だけノード間リンク用サブフレーム内にサブキャリアGrを用意し割り当てることで、通信相手となるすべての無線基地局と通信ができるようになる。上述した例では、7つのサブキャリアGrに分け、各サブキャリアGrそれぞれに1局ずつの無線基地局を割り当てることで、7局の無線基地局間で通信する構成を説明したが、本発明では無線基地局の数を7に限定するものではない。また、ノード間リンクフレーム下りリンク500の使用帯域とband A RX600−1〜band F RX600−6の合計帯域とは等しくする。また、band G TX510の使用帯域とノード間リンクフレーム上りリンク610の使用帯域とも等しくする。なお、上述した説明では、説明の簡単化のためband A RX600−1〜band F RX600−6それぞれに均等にサブキャリアを割り当てているが、必ずしも均等にサブキャリアを割り当てる必要はない。
セルAを形成する無線基地局Aにおいても同様にサブキャリアGrを配置する。無線基地局Aの場合は、図6に示したノード間リンク(受信)フレーム300−4において、図16に示したband A RX600−1がノード間リンクフレーム上りリンクとなる。また、図6に示したノード間リンク(送信)フレーム300−5においてband A TXが無線基地局Aから他の無線基地局へ信号を送信するためのサブキャリアGr(A)となる。
このように、他の無線基地局A〜Fでは、band G RXのサブキャリアGr(G)で無線基地局Gからの信号を受信する。一方、無線基地局Aからはband A TXのサブキャリアGr(A)で信号を送信することで、無線基地局Gで無線基地局Aから送信された信号を受信する。無線基地局ごとに異なるサブキャリアGrが割り当てられているため、干渉することなくそれぞれの無線基地局間で通信が可能となる。
以下に、本実施の形態の無線基地局における無線通信方法について説明する。図17は、本実施の形態の無線基地局における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。
まず、フレーム割り当て部111が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる(ステップS41)。このとき、フレーム割り当て部111は、通信相手となる無線基地局が複数ある場合は、例えば、図15および図16に示したように、複数の周波数帯域を用いて、それぞれの無線基地局との通信のためのサブキャリアを割り当てる。続いて、通信部121が、フレーム割り当て部111が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の複数の無線基地局との間で通信を行う(ステップS42)。
同様に3局以上の無線通信端末間で本発明を適用する形態について説明する。
図18は、無線基地局がカバーするセルの圏内に複数の無線通信端末が存在する形態の一例を示す図である。図18に示すように、無線基地局102と無線基地局103とは、上述した動作を用いて、無線基地局間通信を行っている。また、無線基地局102がカバーするセルの圏内に複数の無線通信端末202〜205が存在しており、無線通信端末206がその圏外に存在している。
無線基地局102と無線基地局103との間の通信については、上述したような動作を行うことで、有線回線を使わずに通信ができるため、ベースバンド処理で使われる情報を無線基地局間で素早く送受信することが可能となる。例えば、無線基地局間で送信電力制御情報と送信電力値とを相互に交換することで、最適な送信電力値を決定することが可能となる。また、無線基地局間で各フレームにユーザ(移動局)を割り当てるためのスケジューリング情報を交換することが可能となり、干渉の回避に使うことができる。
図18に示したように、無線通信端末202は、無線通信端末203および無線通信端末204との間で無線通信を行う。また、無線通信端末205は、無線基地局102がカバーするセルの圏外に存在する無線通信端末206との間で通信を行う。
以下に、無線通信端末Gが無線通信端末A〜Fとの間で通信を行う場合のフレーム構成について説明する。図19は、無線通信端末Gから無線通信端末Aへ送信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。ここで、無線通信端末Gは図10に示した無線通信端末201である。図19に示すように、サブキャリアGr(G)が、無線通信端末201から他の無線通信端末である無線通信端末Aへの信号送信に用いるサブキャリアである。図19では、サブキャリアGr(G)をband G TX710と示す。ノード間リンクフレーム上りリンク700は、無線通信端末201が接続している無線基地局に対する通常の上りリンクにおける信号送信に割り当てが可能なサブキャリアである。
図20は、無線通信端末Gが無線通信端末A〜Fから受信するノード間リンクフレームのサブキャリアの配置の一例を示す図である。ここで、無線通信端末Gは図10に示した無線通信端末201である。図20に示すように、サブキャリアGr(A)が、無線通信端末201が、他の無線通信端末である無線通信端末Aから送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図20では、サブキャリアGr(A)をband A RX800−1と示す。また、サブキャリアGr(B)が、無線通信端末201が、他の無線通信端末である無線通信端末Bから送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図20では、サブキャリアGr(B)をband B RX800−2と示す。また、サブキャリアGr(C)が、無線通信端末201が、他の無線通信端末である無線通信端末Cから送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図20では、サブキャリアGr(C)をband C RX800−3と示す。また、サブキャリアGr(D)が、無線通信端末201が、他の無線通信端末である無線通信端末Dから送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図20では、サブキャリアGr(D)をband D RX800−4と示す。また、サブキャリアGr(E)が、無線通信端末201が、他の無線通信端末である無線通信端末Eから送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図20では、サブキャリアGr(E)をband E RX800−5と示す。また、サブキャリアGr(F)が、無線通信端末201が、他の無線通信端末である無線通信端末Fから送信された信号の受信に用いるサブキャリアである。図20では、サブキャリアGr(F)をband F RX800−6と示す。ノード間リンクフレーム下りリンク810は、無線通信端末201と接続された無線基地局からの通常の下りリンクにおける信号受信に割り当てが可能なサブキャリアである。
以下に、本実施の形態の無線通信端末における無線通信方法について説明する。図21は、本実施の形態の無線通信端末における無線通信方法の一例を説明するためにフローチャートである。
まず、フレーム割り当て部211が、送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる(ステップS51)。このとき、フレーム割り当て部211は、通信相手となる無線通信端末が複数ある場合は、例えば、図19および図20に示したように、複数の周波数帯域を用いて、それぞれの無線通信端末との通信のためのサブキャリアを割り当てる。続いて、通信部221が、フレーム割り当て部211が割り当てたノード間リンクフレームを用いて、他の複数の無線通信端末との間で通信を行う(ステップS52)。
このように、本発明を適用することで、無線通信端末間において独自に通信が可能となる。これらの無線通信端末がWiFiルータとした場合、それぞれのルータで収容しているユーザ数の情報を交換することができ、送信電力を制御し、収容ユーザの偏りを減らすことが可能となる。また、一時的に圏外となった無線通信端末206と、セルの圏内に存在する無線通信端末205との間で通信を行うことが可能となる。無線通信端末がセルの圏外に存在することとなった場合、すべてのサブキャリアGrを受信待機状態とすることで、例えば、緊急時の通信もセルの圏内に存在する無線通信端末205から情報を受け取ることが可能となる。さらに、無線通信端末が一時的にトンネルや建物の陰でセルの圏外に存在することとなった場合であっても、セルの圏内に存在する無線通信端末からの通信が受信できれば緊急通信をより確実に受け取ることが可能となる。
このように本発明は、特にベースバンドの情報について有線回線を使うよりも早く無線基地局間の通信が可能となる。また、無線通信端末間の通信を独自に行うことが可能となる。特にセルの圏外に存在している無線通信端末に対して通信ネットワーク側から情報を送ることが可能となる。
また、本発明を適用した無線基地局を人工衛星に配置した場合、地上局を介さずに人工衛星間で情報の交換が可能となる。さらに、通常は地上局から人工衛星に配置された無線基地局を監視、制御するが、本発明を適用した無線基地局を人工衛星に配置すると、何らかの障害が無線基地局に発生した場合、人工衛星間の通信方法が用意できるため、フェールセーフとして有効となる。
上述した無線基地局100,101、無線通信端末200,201それぞれに設けられた各構成要素が行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を無線基地局100,101、無線通信端末200,201それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを無線基地局100,101、無線通信端末200,201それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。無線基地局100,101、無線通信端末200,201それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)などの移設可能な記録媒体の他、無線基地局100,101、無線通信端末200,201それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disk Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、無線基地局100,101、無線通信端末200,201それぞれに設けられたCPU(Central Processing Unit)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てるフレーム割り当て部と、
前記フレーム割り当て部が割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う通信部とを有する無線基地局。
(付記2)前記フレーム割り当て部は、前記時分割多重フレームのうちの下りリンクフレームと上りリンクフレームとの間に前記ノード間リンクフレームを割り当てる、付記1に記載の無線基地局。
(付記3)前記フレーム割り当て部は、前記ノード間リンクフレームとして、当該無線基地局から前記他の無線基地局へ信号を送信するための第1のノード間リンクフレームと、前記他の無線基地局から送信された信号を当該無線基地局にて受信するための第2のノード間リンクフレームとを割り当てる、付記1または付記2に記載の無線基地局。
(付記4)前記フレーム割り当て部は、前記ノード間リンクフレームを複数の周波数帯域に対応するサブキャリアに割り当て、前記複数のサブキャリアごとに通信を行うための無線基地局を割り当てる、付記1から3のいずれか1項に記載の無線基地局。
(付記5)送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てるフレーム割り当て部と、
前記フレーム割り当て部が割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う通信部とを有する無線通信端末。
(付記6)前記フレーム割り当て部は、前記時分割多重フレームのうちの下りリンクフレームと上りリンクフレームとの間に前記ノード間リンクフレームを割り当てる、付記5に記載の無線通信端末。
(付記7)前記フレーム割り当て部は、前記ノード間リンクフレームとして、当該無線通信端末から前記他の無線通信端末へ信号を送信するための第1のノード間リンクフレームと、前記他の無線通信端末から送信された信号を当該無線通信端末にて受信するための第2のノード間リンクフレームとを割り当てる、付記5または付記6に記載の無線基地局。
(付記8)前記フレーム割り当て部は、前記ノード間リンクフレームを複数の周波数帯域に対応するサブキャリアに割り当て、前記複数のサブキャリアごとに通信を行うための無線通信端末を割り当てる、付記5から7のいずれか1項に記載の無線基地局。
(付記9)無線基地局が行う無線通信方法であって、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる処理と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う処理とを行う無線通信方法
(付記10)無線通信端末が行う無線通信方法であって、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる処理と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う処理とを行う無線通信方法。
(付記11)無線基地局に、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる手順と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
(付記12)無線通信端末に、
送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる手順と、
前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
100,101,102,103 無線基地局
110,111,210,211 フレーム割り当て部
120,121,220,221 通信部
200,201,202,203,204,205,206 無線通信端末
300−1,400−1 ノード間リンクフレーム
300−2,300−5,400−2,400−5 ノード間リンク(送信)フレーム
300−3,300−4,400−3,400−4 ノード間リンク(受信)フレーム
500,810 ノード間リンクフレーム下りリンク
510,710 band G TX
600−1,800−1 band A RX
600−2,800−2 band B RX
600−3,800−3 band C RX
600−4,800−4 band D RX
600−5,800−5 band E RX
600−6,800−6 band F RX
610,700 ノード間リンクフレーム上りリンク

Claims (9)

  1. 送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てるフレーム割り当て部と、
    前記フレーム割り当て部が割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う通信部とを有する無線基地局。
  2. 請求項1に記載の無線基地局において、
    前記フレーム割り当て部は、前記時分割多重フレームのうちの下りリンクフレームと上りリンクフレームとの間に前記ノード間リンクフレームを割り当てる無線基地局。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線基地局において、
    前記フレーム割り当て部は、前記ノード間リンクフレームとして、当該無線基地局から前記他の無線基地局へ信号を送信するための第1のノード間リンクフレームと、前記他の無線基地局から送信された信号を当該無線基地局にて受信するための第2のノード間リンクフレームとを割り当てる無線基地局。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の無線基地局において、
    前記フレーム割り当て部は、前記ノード間リンクフレームを複数の周波数帯域に対応するサブキャリアに割り当て、前記複数のサブキャリアごとに通信を行うための無線基地局を割り当てる無線基地局。
  5. 送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てるフレーム割り当て部と、
    前記フレーム割り当て部が割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う通信部とを有する無線通信端末。
  6. 無線基地局が行う無線通信方法であって、
    送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる処理と、
    前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う処理とを行う無線通信方法。
  7. 無線通信端末が行う無線通信方法であって、
    送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる処理と、
    前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う処理とを行う無線通信方法。
  8. 無線基地局に、
    送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線基地局との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる手順と、
    前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線基地局との間で通信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
  9. 無線通信端末に、
    送受信される無線信号を構成する時分割多重フレームの一部に、他の無線通信端末との間で通信を行うためのノード間リンクフレームを割り当てる手順と、
    前記割り当てた前記ノード間リンクフレームを用いて、前記他の無線通信端末との間で通信を行う手順とを実行させるためのプログラム。
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JP2019075742A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 日立化成株式会社 通信システム及び通信方法

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