JP2015025730A - ステレオカメラ装置、移動体制御システム及び移動体、並びにプログラム - Google Patents

ステレオカメラ装置、移動体制御システム及び移動体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ステレオカメラの位置ずれ補正機能を備えたステレオカメラ装置において、位置ずれ補正後のステレオ画像を利用する処理等の信頼性、安全性を確保する。【解決手段】画像補正処理部20は、ステレオカメラ10で撮影されたステレオ画像データについて、それぞれバッファメモリ22を使用して位置ずれを補正して後段に送る。カメラ異常検出処理部60は、ステレオ画像データからステレオカメラ10の位置ずれを検出し、位置ずれ量がバッファメモリ22の範囲を超えていれば、ステレオカメラ10は異常と判断して、ステレオカメラ処理部50や異常出力部70へカメラ異常を通知する。ステレオカメラ処理部50は、カメラ異常通知を受けると、ステレオカメラ処理を一時中断する。この結果は、車両制御部80の制御動作も一時中断する。【選択図】図1

Description

本発明は、ステレオカメラの位置ずれ補正機能を備えたステレオカメラ装置、ステレオカメラ装置を備えた移動体制御システム、及び移動体制御システムを備えた移動体に関する。
従来から、左右2つのカメラ(ステレオカメラ)で対象物を撮影し、該撮影して得られたステレオ画像を処理して、対象物を三次元的に認識したり、対象物までの距離を計測したりする技術が知られている。例えば、ステレオカメラを自動車等の移動体に搭載し、移動体前方等を撮影して得られたステレオ画像を処理して、障害物を認識したり、障害物までの距離を計測したりして、衝突防止のために運転者に警告を行ったり、車間距離維持のためにブレーキも、ステアリングなどの制御を行ったりする、いわゆる移動体制御システムは、よく知られている。
このようなステレオカメラを利用したステレオ画像処理では、左右2つの画像間に視差以外のずれがないことが望ましく、ステレオカメラの光学位置調整が重要となる。しかしながら、出荷時等に調整したステレオカメラは、使用の過程で経年変化や振動衝撃などによって調整位置にずれ(位置ずれ)が生じることは避けられない。ステレオカメラに位置ずれが生じると、ステレオ画像を利用する処理の信頼性が損なわれ、正しく対象物を認識できなくなったり、正しく対象物までの距離を計測することができなくなったりする。
そこで、従来から、ステレオカメラの位置ずれを検出し、該検出した位置ずれに応じて、ステレオカメラで撮影された画像を補正する方法が知られている(例えば、特許文献1等)。これは、一般に左右2つの画像の一方を基準画像として、他方を比較画像として、該比較画像を幾何変換(アフィン変換等)することで行われるが、この変換処理のために、画像を一時的に記憶するバッファメモリが使用される。
ところで、メモリリソースは製品コストにかかわるため、リソース制約の厳しい組み込みシステムにおいては、できるだけ少ないメモリリソースの使用が望まれる。そのため、幾何変換処理等ために画像を一時的に記憶するバッファメモリも、できるだけ少ないメモリ容量とする必要がある。この場合、ステレオカメラの位置ずれが小さいうちは、何ら問題はないが、位置ずれが大きくなり、ずれ量がバッファメモリの補正可能範囲を超える場合には、正しく変換処理を行うことができず、左右の画像がさらにずれたり、異常な画像になったりする恐れがある。その結果、逆に、位置ずれ補正後のステレオ画像を利用する処理の信頼性、安全性が損なわれることとなる。
本発明の課題は、ステレオカメラの位置ずれ補正機能を備えたステレオカメラ装置において、ステレオカメラの位置ずれ量がバッファメモリの補正可能範囲を超える場合に、位置ずれ補正後のステレオ画像を利用する処理の信頼性、安全性を確保、向上させることにある。
本発明は、ステレオカメラと、前記ステレオカメラで撮影されたステレオ画像データから該ステレオカメラの位置ずれ量を検出する手段と、前記ステレオ画像データについて、前記位置ずれ量をもとにバッファメモリを使用して位置ずれを補正する手段と、前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲内であるかを判別する手段と、前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲を超えていれば、前記ステレオカメラは異常と判断する手段とを有するステレオカメラ装置を特徴とする。
また、本発明は、ステレオカメラと、前記ステレオカメラで撮影されたステレオ画像データから該ステレオカメラの位置ずれ量を検出する手段と、前記ステレオ画像データについて、前記位置ずれ量をもとにバッファメモリを使用して位置ずれを補正する手段と、前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲内であるかを判別する手段と、前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲を超えていれば、前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲内に収まるように、前記ステレオ画像データの各画像データの補正パラメータを生成する手段を有し、前記位置ずれを補正する手段は、前記補正パラメータをもとに、前記ステレオ画像データの各画像データを補正するステレオカメラ装置を特徴とする。
本発明によれば、ステレオカメラの位置ずれ補正機能を備えたステレオカメラ装置の信頼性、安全性を確保、向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る機能ブロック図である。 位置ずれ補正前の左右カメラ画像を示す図である。 位置ずれ補正後の左右カメラ画像を示す図である。 メモリ内の左右カメラ画像データ、視差画像データを示す図である。 図1のカメラ異常検出処理部の実施例1に係る処理フローチャートである。 実施例1のバッファメモリと補正可能な位置ずれの関係を説明する図である。 実施例2のバッファメモリと補正可能な位置ずれの関係を説明する図である。 実施例2の基準画像と比較画像を使った位置ずれ補正を説明する図である。 図1のカメラ異常検出処理部の実施例2に係る処理フローチャートである。 実施例2の基準画像と比較画像の変更前の補正量の例を示す図である。 実施例2の基準画像と比較画像の変更後の補正量の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る車両制御システムを搭載した車両の模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下では、本発明のステレオカメラ装置の実施形態として、自動車等の車両の制御システムへの適用例について説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。自動車等の車両以外の航空機、船舶等も含む移動体の制御システムに広く適用され得る。
実施例1では、ステレオカメラで撮像した左右の画像の位置ずれを検出し、その位置ずれ量がバッファメモリの範囲内であるかどうか判別し、バッファメモリの範囲を超えていれば、ステレオカメラは異常と判断することを特徴としている。
図1は、実施例1に係るステレオカメラ装置を備えた車両制御システムの全体的機能ブロック図である。図1において、ステレオカメラ装置は、右カメラ11と左カメラ12を有するステレオカメラ10、画像補正処理部20、視差演算部30、メモリ40、ステレオカメラ処理部50、カメラ異常検出処理部60及び異常出力部70などにより構成される。車両制御部80は、自動車等の車両の自動変速制御部、ブレーキ制御部、ステアリング制御部等の総称である。
なお、図1中のステレオカメラ10及び車両制御部80を除く各部は、一般にコンピュータ装置で構成される。具体的には、画像補正処理部20、視差演算部30、ステレオカメラ処理部50及びカメラ異常検出処理部60は、CPUとプログラム等に基づいて各処理機能が実現される。メモリ40はROM,RAM等の総称であり、CPUで実行されるプログラム、該CPUでの処理に必要なパラメータやテーブル、該CPUでの処理途中や処理結果のデータ等が格納される。異常出力部70は表示装置や音声出力装置、アラームランプなどであり、ステレオカメラ10の異常をユーザに通知する。他には操作入力部などを備えるが、図1では省略してある。
右カメラ11と左カメラ12は、両者の光軸が平行に所定の間隔(基線長)で配置され、互いに同期して動作して、それぞれ異なる視点から被写体を撮影し、その光学像をアナログ電気信号に変換し、更にデジタル信号に変換して画像データを出力する。画像データは、例えば8ビット/画素からなり、0〜255階調(輝度値)をとる。
画像補正処理部20は、右カメラ11の画像用の画像補正処理回路(A)21−1とバッファメモリ(A)22−1、及び左カメラ12の画像用の画像補正処理回路(B)21−2とバッファメモリ(B)22−2を有している。ここで、バッファメモリ(A)22−1及びバッファメモリ(B)22−2は、それぞれ十乃至数十ライン程度のラインバッファである。
右カメラ11及び左カメラ12から出力されたステレオ画像データの各画像データは、それぞれバッファメモリ(A)22−1及びバッファメモリ(B)22−2に格納される。画像補正処理回路(A)22−1及び画像補正処理回路(B)22−2は、それぞれバッファメモリ(A)22−1及びバッファメモリ(B)22−2に格納された画像データについて、カメラ組み付け後に残る歪みや左右カメラ11,12の位置ずれを補正して出力する。補正パラメータは、カメラ異常検出処理部60から与えられるが、これについては後述する。
ここで、本実施例では、左右カメラ11,12の位置ずれを補正するのは比較画像についてであり、基準画像については、位置ずれ補正は行わない。例えば、右カメラ11の画像を基準画像、左カメラ12の画像を比較画像とすると、画像補正処理回路(B)21−2では、バッファメモリ(B)22−2の画像データについて、カメラ組み付け後に残る歪み及び左右カメラ11,12の位置ずれを補正するが、画像補正処理回路(A)22−1では、バッファメモリ(A)22−1の画像データについて、カメラ組み付け後に残る歪みのみを補正する。補正は、バッファメモリ(A)22−1及びバッファメモリ(B)22−2の画像データを座標変換(アフィン変換等)して出力することで行う。
なお、右カメラ11及び左カメラ12から出力される画像データがカラー画像データの場合は、画像補正処理回路(A)22−1及び画像補正処理回路(B)21−2では、カラー画像データについて、モノクロ画像データ(輝度画像データ)に変換した後、必要な補正処理を行うようにする。
図2乃至図3に、左右カメラ11,12の位置ずれ補正の概念図を示す。ここでは、右カメラ11の画像を基準画像、左カメラ12の画像を比較画像とする。
ステレオカメラ10の左右カメラ11,12は、出荷時には視差以外のずれが生じないように精密に調整される。しかしながら、実使用環境においては、経年変化や衝撃、温度変化などのさまざまな要因により筐体が変形するなどして、左右カメラ11,12から出力される画像データ(左カメラ画像、右カメラ画像)は、図2に示すような位置ずれが生じる。このような位置ずれが生じた状態で、後段のステレオカメラ処理部50で処理を続けると正しく測距や認識処理が行えず、信頼性や安全性に問題が生じる。
そこで、画像補正処理部20にて、後述のカメラ異常検出処理部60から送られた補正パラメータをもとに自動的に位置ずれ補正処理を実施する。具体的には、画像補正処理回路(B)21−2が、左カメラ画像データについて、バッファメモリ(B)22−2を使用して歪み及び位置ずれを補正し、画像補正処理回路(A)21−1では、右カメラ画像データについて、バッファメモリ(A)22−1を使用して歪み補正のみを実施する。図3は、位置ずれ補正後の左右カメラ画像を示した図である。
図1に戻り、視差演算部30は、画像補正処理部20から右カメラ11及び左カメラ12の歪みや位置ずれの補正された2つの画像データ(ステレオ画像データ)を入力し、微小領域毎に視差を計算して視差画像データを生成する。視差計算には、周知のブロックマッチングという手法を利用する。すなわち、右カメラ11及び左カメラ12の2つの画像データについて、例えば、右カメラ11の画像データ(輝度画像データ)から微小領域aを切り出し、それに対応する領域を探索するために、左カメラ12の画像データ(輝度画像データ)から同じく微小領域bを切り出し、微小領域aの位置を基準に、微小領域bの位置を所定の範囲内で移動させて、対応点の位置を探索する。この探索された対応点の位置の差分が視差を示す。右カメラ11及び左カメラ12の2つの画像データについて、ブロックマッチング処理を繰り返すことにより、左右カメラ11,12のステレオ画像データ全体の微小領域毎の視差値、すなわち、視差画像データが得られる。
視差演算部30で算出された視差画像データ、及び、左右カメラ11,12の各画像データ(輝度画像データ)は、メモリ40に格納される。図4は、これを示した図である。
ステレオカメラ処理部50は、メモリ40から左右カメラ11,12の各画像データ(輝度画像データ)、及び、視差画像データを読み込み、障害物の画像認識処理や、障害物までの距離計算などを行う。これらの処理をステレオカメラ処理と称す。ここで、障害物(被写体)までの距離Zは、視差画像データを用いて、三角測量の原理に基づき、次式により求めることができる。
Z=B×f/d …(1)
(1)式において、Bはカメラ11,12の光軸の距離(基線長)、fはカメラ11,12の焦点距離、dは視差である。
車両制御部80は、ステレオカメラ処理部50の処理結果に応じて、車両の走行等の制御を実施する。例えば、車間距離維持のために自動変速やブレーキ、衝突回避のためにステアリングなどの制御を行う。
一方、カメラ異常検出処理部60は、メモリ40から左右カメラ11,12の各画像データを読み込み、左右カメラ11,12(ステレオカメラ)の位置ずれを検出する。そして、左右カメラ11,12の位置ずれ量がバッファメモリ22(バッファメモリ(A)22−1、バッファメモリ(B)22−2)の範囲内であれば、位置ずれ量をもとに補正パラメータを生成して画像補正処理回路(A)21−1及び画像補正処理回路(B)21−2に送る。さらに、生成した補正パラメータを保持する。一方、左右カメラ11,12の位置ずれ量がバッファメモリ22の範囲を超えていれば、左右カメラ11,12(ステレオカメラ)は異常と判断して、ステレオカメラ処理部50及び異常出力部70に対してカメラ異常(ステレオカメラ異常)を通知する。
ステレオカメラ処理部50は、カメラ異常検出処理部60からカメラ異常を通知されると、ステレオカメラ処理を一時中断する。この結果、車両制御部80の制御動作も一時中断する。また、異常出力部70は、カメラ異常検出処理部60からカメラ異常を通知されると、ユーザへカメラ異常を通知する。具体的には、カメラ異常等を表示したり、音声やブザーなどで通知する。これにより、ユーザ(運転者)は、車両制御部80が機能していないことを認識する。
以下、カメラ異常検出処理部60の処理、動作について詳述する。図5は、カメラ異常検出処理部60の本実施例1に係る全体的処理フローチャートである。
カメラ異常検出処理部60は、メモリ40から左右カメラ11,12の各画像データを読み込み、次のようにして位置ずれを検出する(ステップ101)。先に述べたように、画像補正処理部20では、カメラ異常検出処理部60で生成した補正パラメータを元に、左右カメラ11,12から出力された画像データを座標変換することで位置ずれを補正する。カメラ異常検出処理部60は、この画像補正処理部20で利用された前回生成した補正パラメータ(位置ずれ補正パラメータ)を保持している。また、カメラ異常検出処理部60はあらかじめ左右カメラ11,12の歪みを補正するパラメータも保持している。カメラ異常検出処理部60は、メモリ40から読み込んだ右カメラ11の画像データ(基準画像)については、該右カメラ11の歪み補正パラメータ用いて逆座標変換処理を行う。また、メモリ40から読み込んだ左カメラ12の画像データ(比較画像)については、該左カメラ12の歪み補正パラメータと前回の位置ずれ補正パラメータを用いて逆座標変換処理を行う。これにより、左右カメラ11,12から出力された歪みや位置ずれ補正前の画像データが得られる。カメラ異常検出処理部60は、この左右カメラ11,12の補正前の画像データについて、周知のブロックマッチングや消失点などの手法を利用して位置ずれ(位置ずれ量)を検出する。
なお、カメラ異常検出処理部60は、左右カメラ11,12から出力される画像データを取り込み、直接に左右カメラ11,12の位置ずれを検出することでもよい。ただし、この場合、左右カメラ11,12のそれぞれの画像データのために、別途、フレームメモリが必要となる。
図5に戻り、カメラ異常検出処理部60は、検出した位置ずれ量が画像補正処理部20内のバッファメモリ22(バッファメモリ(A)22−1,バッファメモリ(B)22−2)の範囲内かどうか判別する(ステップ102)。なお、バッファメモリ22の範囲は、例えば、メモリ40があらかじめバッファメモリ22の領域情報を保持するなどして既知であるとする。
次に、カメラ異常検出処理部60は、位置ずれ量がバッファメモリ22の範囲内であれば、位置ずれ量から位置ずれ補正パラメータを生成する(ステップ103)。そして、カメラ異常検出処理部60は、この生成した位置ずれ補正パラメータを画像補正処理部20へ送付すると共に、該カメラ異常検出処理部60で保持する(ステップ104)。先に述べたように、画像補正処理部20は、カメラ異常検出処理部60から送られた位置ずれ補正パラメータを元に、左右カメラ11,12から出力された画像データの位置ずれ補正を行う。詳しくは、画像補正処理回路(B)21−2が、左カメラ12の画像データについて歪み及び位置ずれを補正し、画像補正処理回路(A)21−1は、右カメラ11の画像データについて歪みのみを補正する。
一方、位置ずれ量がバッファメモリ22の範囲を超えていれば、カメラ異常検出処理部60は、ステレオカメラ10は異常と判断して、ステレオカメラ処理部50及び異常出力部70へカメラ異常(ステレオカメラ異常)を通知する(ステップ105)。
図6は、バッファメモリ22と画素の位置ずれの関係を示した図である。リソースの制約等で、バッファメモリ22(バッファメモリ(A)22−1,バッファメモリ(B)22−2)には、出来るだけ少ないライン数のメモリ(十から数十程度のラインバッファ)が使用される。左右カメラ11,12から出力された画像データは、バッファメモリ分のみしか保持できない。位置ずれ量がバッファメモリ22の領域内である場合には、位置ずれ補正に必要な画像データが保持されているため、正しく座標変換することができ、位置ずれ補正処理を正常に行うことができる。一方、位置ずれ量が大きく、バッファメモリ22の領域外となった場合には、画像データを保持していない領域の不定値データで座標変換することになるため、正常に位置ずれ補正を行うことができない。その結果、位置ずれ補正後の画像を利用するステレオカメラ処理部50の信頼性や安全性が逆に損なわれることになる。
位置ずれ量がバッファメモリの範囲を超えている場合、カメラ異常検出処理部60がステレオカメラ処理部50へカメラ異常を通知することで、ステレオカメラ処理部50では処理を一時中断し、車両制御部80でも制御を一時中断したり、キャンセルしたりすることが可能となる。また、カメラ異常を異常出力部70へ通知することで、異常出力部70は、音声やブザーなどで異常をユーザに発することか可能となる。
なお、ステレオカメラ10に温度センサを搭載し、その温度情報をカメラ異常検出処理部60へ送信することで、カメラ異常検出処理部60は、位置ずれ量がバッファメモリ22の範囲(補正限界)を超えた場合、熱による筐体変形等が要因の一時的な位置ずれなのか、経年変化や衝撃などによる位置ずれなのかを判別することができる。温度による変形化どうかの判別基準は、予めシミュレータによりステレオカメラ筐体温度変化シミュレーション結果や温度変化試験結果から得られる。例えば、恒温槽などを用いた温度変化試験結果でステレオカメラ10に搭載した温度センサの温度が70度となった時に、筐体変形が要因で補正限界を超える位置ずれが発生するという試験結果が得られた場合には、判別基準を70度と設定する。
カメラ異常検出処理部60は、位置ずれ量がバッファメモリ22の範囲を超えていた場合、ステレオカメラ10の温度センサが70度以上だったならば、位置ずれは熱による筐体変形が要因と判別する。そして、熱による一時的なカメラ異常と判断した場合には、温度が下がり位置ずれが戻るまで、一時的にステレオ処理を停止させる。一方、位置ずれ量がバッファメモリ22の範囲を超え、ステレオカメラ10の温度センサが70度以下の場合には、熱によるものではない永続的な位置ずれと判別する。この場合には、ユーザへステレオカメラを修理に出すなどの通知をする。
実施例1と同様に、ステレオカメラで撮像した左右の画像の位置ずれを検出し、その位置ずれ量がバッファメモリの範囲内であるかどうか判別する。実施例1では、位置ずれ量がバッファメモリの範囲を超えている場合、ステレオカメラ異常としたが、実施例2では、比較画像側で補正可能な状態となるまで基準画像をずらす。すなわち、基準画像側を位置ずれ補正する。これにより、比較画像側は、バッファメモリの範囲内で位置ずれ補正を行うことができるようになる。また、比較画像側だけで位置ずれ補正を行う場合よりも、大きな位置ずれに対処できる。具体的には、位置ずれ量がバッファメモリの2倍以内であれば、位置ずれ補正を行うことができる。基準画像と比較画像の両方を使っても補正しきれないほどの大きな位置ずれ量が検出された場合(位置ずれ量がバッファメモリの2倍を超えた場合)には、ステレオカメラの異常と判断する。
図7は、バッファメモリと位置ずれ補正可能な範囲の関係を示した図である。基準画像側(例えば右カメラ画像)の注目画素をP、該注目画素Pに対応する比較画像側(例えば左カメラ画像)の画素をP’とする。画素P’がバッファメモリ(ラインバッファ)の範囲内(領域内)にあれば、比較画像側のみの補正により位置ずれを補正することができる。しかしながら、バッファメモリ領域外に画素P’がある場合には(位置ずれ量が補正可能範囲を超えている場合)、バッファメモリP’の画像データを保持していないために、正しくは位置ずれ補正を行うことができない。
図8は、実施例2の基準画像と比較画像を使った位置ずれ補正を説明する図である。基準画像側の注目画素Pに対応する比較画像側の画素P’がバッファメモリ領域外であった場合、基準画像側の注目画素PをP1の位置に補正する。具体的には、図7に示したP’の補正可能範囲を超えたずれ量分だけ、P’のずれ方向にずらす。これにより、比較画像側は、バッファメモリの範囲内(領域内)に、基準画像側のP1に対応する画素P1’を見つけることができ、バッファメモリで保持している画像データを用いて正しく位置ずれ補正を行うことが可能となる。
なお、基準画像側の注目画素Pに対応する比較画像側の画素P’の位置ずれ量が大きい場合(バッファメモリ領域の2倍以上)には、基準画像側の注目画素を補正しても、比較画像側は、バッファメモリ領域内に、基準画像側の注目画素対応する画素を見つけることができない。この場合には、正しく位置ずれ補正を行うことができないので、ステレオカメラ異常とする。
実施例2に係るステレオカメラ装置を含む車両制御システムの全体的機能ブロック図は、図1と同様であるので省略する。実施例1と相違する点は、カメラ異常検出処理部60と画像補正処理部20の動作である。以下、これについて説明する。
図9に、図1のカメラ異常検出処理部60の実施例2に係る全体的処理フローチャートを示す。
カメラ異常検出処理部60は、メモリ40から左右カメラ11,12の各画像データ(ステレオ画像データ)を読み込んで、位置ずれ(位置ずれ量)を検出する(ステップ201)。これは、先の実施例1の場合と同様である。なお、左右カメラ11,12から出力される画像データを取り込み、直接、両画像データの位置ずれを検出することでもよい。
次に、カメラ異常検出処理部60は、比較画像及び基準画像それぞれについて、検出した位置ずれ量を元に補正パラメータを生成し、この補正パラメータを用いて補正量を求め(ステップ202)。すなわち、カメラ異常検出処理部60では、画像補正処理部20の画像補正処理回路(A)21−1や画像補正回路(B)21−2が補正パラメータを用いて画像を補正する場合と同様のアルゴリズムで補正量(仮の補正量)を求める。補正量は、比較画像及び基準画像の各画素ごとに求める。比較画像は、例えば左カメラ12の画像データであり、基準画像は右カメラ11の画像データである。
次に、カメラ異常検出処理部60は、比較画像側の補正量がバッファメモリ22の範囲内(補正可能範囲内)かどうか判別する(ステップ203)。そして、比較画像側の補正量がバッファメモリ22の範囲内であれば、カメラ異常検出処理部60は、ステップ202で生成した補正パラメータを画像補正処理部20の画像補正処理回路(A)21−1及び画像補正処理回路(B)21−2へ送付すると共に、当該カメラ異常検出処理部60で保持する(ステップ204)。
このケースでは、比較画像側の補正パラメータは、左カメラ12の歪みと左右カメラ11,12の位置ずれを補正するパラメータを表わすが、基準画像側の補正パラメータは、右カメラ11の歪みを補正するパラメータを表わす。このため、画像補正処理回路(A)21−1では、右カメラ11から出力された画像データについて、バッファメモリ(A)22−1を使って歪み補正のみを行い、画像補正処理回路(B)21−2では、左カメラ12から出力された画像データについて、バッファメモリ(B)22−2を使って歪みと位置ずれ補正を行うこととなる。
比較画像側の補正量がバッファメモリ22の範囲を超えていた場合、次に、カメラ異常検出処理部60は、比較画像側の補正量がバッファメモリ22の2倍の範囲内かどうか判別する(ステップ205)。比較画像側の補正量がバッファメモリ22の2倍の範囲内であれば、カメラ異常検出処理部60は、比較画像側及び基準画像側の両方の補正量を変更して、比較画像側の補正量がバッファメモリ22の範囲内に収まったようにする(ステップ206)。具体的には、比較画像側の補正量がバッファメモリ22の範囲を超えた分だけ基準画像をずらす。すなわち、そのように基準画像側の補正量を変更する。また、基準画像をずらした分だけ、比較画像側の補正量も変更する。そして、比較画像側及び基準画像側それぞれについて、このような補正を行うための補正パラメータを生成する。これは、位置ずれ量がバッファメモリの範囲を超えている場合、該位置ずれ量がバツファメモリの範囲内に収まるように、ステレオ画像データの各画像データの補正パラメータを生成することを意味する。
カメラ異常検出処理部60は、生成した補正パラメータを画像補正処理部20の画像補正処理回路(A)21−1及び画像補正処理回路(B)21−2へ送付すると共に、当該カメラ異常検出処理部60で保持する(ステップ204)。
このケースでは、比較画像側及び基準画像側のいずれの補正パラメータとも、歪みと位置ずれを補正するパラメータを表わしている。このため、画像補正処理回路(A)21−1は、右カメラ11から出力された画像データについて、バッファメモリ(A)22−1を使って歪みと位置ずれ補正を行い、同様に、画像補正処理回路(B)21−2でも、左カメラ12から出力された画像データについて、バッファメモリ(B)22−2を使って歪みと位置ずれ補正を行うこととなる。
比較画像側の補正量がバッファメモリ22の2倍の範囲を超えていた場合(補正しても、位置ずれ量がバッファメモリの範囲内に収まらない場合)、カメラ異常検出処理部60は、ステレオカメラ10は異常と判断して、ステレオカメラ処理部50及び異常出力部70へカメラ異常(ステレオカメラ異常)を通知する(ステップ207)。すなわち、比較画像側の補正量がバッファメモリ領域の2倍を超えている場合には、基準画像をずらしても、バッファメモリ内で位置ずれ補正を行うことは不可能である。この場合、ステレオカメラ10は異常状態とする。カメラ異常通知を受け取ったステレオカメラ処理部50は処理を一時中断し、また、異常出力部70は表示やアラームなどでユーザへステレオカメラ異常を知らせる。
次に、図10及び図11を用いて実施例2の具体的処理例を説明する。なお、バッファメモリ22のY方向(縦方向)の幅(補正可能範囲)は−12から+12ピクセスとする。
図10は、比較画像及び基準画像それぞれについても、画像を補正する場合の各画素ごとの補正量(Y方向補正量)と補正範囲の一例を示したものである。比較画像の補正量は、カメラの歪みと位置ずれの両方を補正する補正量に対応し、基準画像の補正量は、基本的にカメラの歪みを補正する補正量に対応する。
図10では、比較画像の最大の補正量は+15ピクセルであり、これは、バッファメモリ22(バッファメモリ(B)22−2)の補正可能範囲である−12〜+12ピクセルから+3ピクセル超えており、比較画像を正しく補正することができない。そこで、基準画像をY方向に+3ピクセルずらし、そのように基準画像の補正量を変更する。また、基準画像をY方向に+3ピクセルずらした分、比較画像の補正量も変更する。
図11は、比較画像及び基準画像それぞれについて、変更後の各画素ごとの補正量(Y方向補正量)と補正範囲を示したものである。図11に示すように、比較画像及び基準画像とも、補正範囲はバッファメモリ22(バッファメモリ(A)22−1、バッファメモリ(B)22−2)の補正可能範囲である−12〜+12ピクセル内に収まっている。
カメラ異常検出処理部60は、このような補正を行うための補正パラメータを比較画像と基準画像について生成し、生成した補正パラメータを画像補正処理回路(A)21−1、画像補正処理回路(B)21−2へ送る。画像補正処理回路(A)21−1、画像補正処理回路(B)21−2は、カメラ異常検出処理部60から送られた補正パラメータに従い、バッファメモリ(A)22−1あるいはバッファメモリ(B)22−2を用いて画像データの補正を行うことで位置ずれを補正する。
一方、比較画像の補正範囲が、バッファメモリ22の2倍、すなわち、−24〜+24ピクセルを超えている場合は、基準画像をいくらかずらしても、比較画像及び基準画像の両画像をバッファメモリの範囲内で補正することは不可能である。この場合、カメラ異常検出処理部60は、ステレオカメラ10が異常であるとして、ステレオカメラ処理部50及び異常出力部70に対してカメラ異常を通知する。
なお、実施例2では補正量に着目して説明したが、実施例1と同様に位置ずれ量に着目することでもよい。
図12は、本実施形態のステレオカメラ装置が適用される車両制御システム(移動体制御システム)が搭載される車両(移動体)の模式図である。図12において、左右のカメラからなるステレオカメラ10は、車両300が走行する前方の画像を撮影できるように、車両300の前面窓近辺に設置される。画像処理・診断ユニット310は、図1の歪み補正処理部20、視差演算部30、メモリ40、ステレオカメラ処理部50及びカメラ異常検出処理部60等からなる。車両制御ユニット320は車両制御部(移動体制御手段)80に対応し、異常出力ユニット330は異常出力部70に対応する。
ステレオカメラ10は、車両前方を撮影し、ステレオ画像データを出力する。画像処理・診断ユニット310は、ステレオカメラ10が出力するステレオ画像データを処理して、障害物の画像認識処理や、障害物までの距離計算を行う。車両制御ユニット320は、画像処理・診断ユニット310の処理結果に応じて、車間距離維持や衝突回避のためにブレーキ、ステアリングなどの制御を行う。すなわち、移動体を制御する。また、画像処理・診断ユニット310は、ステレオカメラ10が出力するステレオ画像データを処理・解析して、該ステレオカメラ10の正常異常の診断を行う。そして、ステレオカメラ10が異常の場合、異常出力ユニット330を通して運転者にカメラ異常を通知すると共に、車両制御ユニット320の制御動作を中断せしめる。
10 ステレオカメラ
11 右カメラ
12 左カメラ
20 画像補正処理部
21−1 画像補正処理回路(A)
21−2 画像補正処理回路(B)
22−1 バッファメモリ(A)
22−2 バッファメモリ(B)
30 視差演算部
40 メモリ
50 ステレオカメラ処理部
60 カメラ異常検出処理部
70 異常出力部
80 車両制御部
特許第3792832号公報

Claims (8)

  1. ステレオカメラと、
    前記ステレオカメラで撮影されたステレオ画像データから該ステレオカメラの位置ずれ量を検出する手段と、
    前記ステレオ画像データについて、前記位置ずれ量をもとにバッファメモリを使用して位置ずれを補正する手段と、
    前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲内であるかを判別する手段と、
    前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲を超えていれば、前記ステレオカメラは異常と判断する手段と、
    を有することを特徴とするステレオカメラ装置。
  2. ステレオカメラと、
    前記ステレオカメラで撮影されたステレオ画像データから該ステレオカメラの位置ずれ量を検出する手段と、
    前記ステレオ画像データについて、前記位置ずれ量をもとにバッファメモリを使用して位置ずれを補正する手段と、
    前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲内であるかを判別する手段と、
    前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲を超えていれば、前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲内に収まるように、前記ステレオ画像データの各画像データの補正パラメータを生成する手段を有し、
    前記位置ずれを補正する手段は、前記補正パラメータをもとに、前記ステレオ画像データの各画像データを補正することを特徴とするステレオカメラ装置。
  3. 前記位置ずれ量が前記バッファメモリの範囲内に収まらない場合に、前記ステレオカメラは異常と判断する手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載のステレオカメラ装置。
  4. 前記位置ずれを補正されたステレオ画像データを処理する手段を更に有し、前記手段は、ステレオカメラが異常と判断された場合に処理を中断することを特徴とする請求項1又は3に記載のステレオカメラ装置。
  5. 異常を出力する手段を更に有し、前記手段は、ステレオカメラが異常と判断された場合にカメラ異常を出力することを特徴とする請求項4に記載のステレオカメラ装置。
  6. 請求項4又は5に記載のステレオカメラ装置と、該ステレオカメラ装置の前記ステレオ画像データを処理する手段の処理結果に応じて、移動体を制御する移動体制御手段とを有することを特徴とする移動体制御システム。
  7. 請求項6の移動体制御システムを搭載していることを特徴とする移動体。
  8. コンピュータを請求項1乃至5のいずれか1項に記載のステレオカメラ装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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