JP2015025531A - 締結具取付装置及び締結具取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】被取付部材に対する締結具の取付けを容易かつ確実に行える締結具取付装置及び締結具取付構造を提供すること。【解決手段】締結具になる部分を含む本体11と、該本体11を保持する保持体7とを具備し、前記保持体7は、前記本体11の背面側に配される板状の可変形部8と、前記本体11の側面に沿って該本体11の前後方向に延びるように前記可変形部8の周縁に連設された複数の係止片3とを有し、前記可変形部8は、飛び移り座屈により、前記本体11の背面に向かって凹となる凹状態と、前記本体11の背面に向かって凸となる凸状態とに変形し、前記凸状態から前記凹状態へと自動的に弾性復帰しないように構成され、前記複数の係止片3は、前記可変形部8の前記凹状態から前記凸状態への変形に伴って外側に開くように構成してある。【選択図】図1

Description

本発明は、ナット部材等の締結具を被取付部材に取り付けるための締結具取付装置及び締結具取付構造に関する。
近年、物置等のエクステリア用品や屋内家具等のインテリア用品として、未完成の状態で納入されて納入先で組み立てられる組み立て式(ノックダウン仕様)の製品が多く出回っている。
この種の製品は、一般的に、納入先にて複数の構成部材を連結一体化することによって組み立てられ、その連結一体化のための手段に、ボルト部材とナット部材とからなるボルトナット方式を採用した製品が大半を占める。そして、ボルトナット方式を採用した製品においては、ナット部材を予め構成部材に取り付けておくことによって、納入先での組立て作業の効率化・迅速化を図ることができる。
特開2000−266028号公報
ところで、上述のナット部材を予め構成部材(すなわち被取付部材)に取り付けておく方法として、被取付部材に貫通孔を設けておき、この貫通孔にナット部材を挿入した状態で、ナット部材をかしめて貫通孔の周縁に取り付ける方法がある。しかし、ナット部材をかしめる際に用いるかしめ取付工具は重量があるため、この工具を持って作業にあたる作業者に掛かる負担は大きく、作業時間も長期化する等、作業効率が極めて悪いという問題がある。
この点、図8に示す裏ナット50は、被取付部材51に取り付けた状態の裏ナット50にボルト52を締め付けるだけで、裏ナット50の先端部50aが塑性変形してかしめられるようになっているので、この裏ナット50を用いた場合、かしめ取付工具を不用とすることができる(特許文献1参照)。しかし、被取付部材51に対する裏ナット50の取付けには両面テープ53が使用されるのであり、裏ナット50の保持を両面テープ53の接着力のみに頼るのは不安があり、両面テープ53を用いた裏ナット50の取付け作業に手間もかかる。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、被取付部材に対する締結具の取付けを容易かつ確実に行える締結具取付装置及び締結具取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る締結具取付装置は、締結具になる部分を含む本体と、該本体を保持する保持体とを具備し、前記保持体は、前記本体の背面側に配される板状の可変形部と、前記本体の側面に沿って該本体の前後方向に延びるように前記可変形部の周縁に連設された複数の係止片とを有し、前記可変形部は、飛び移り座屈により、前記本体の背面に向かって凹となる凹状態と、前記本体の背面に向かって凸となる凸状態とに変形し、前記凸状態から前記凹状態へと自動的に弾性復帰しないように構成され、前記複数の係止片は、前記可変形部の前記凹状態から前記凸状態への変形に伴って外側に開くように構成してあることを特徴としている(請求項1)。
上記締結具取付装置において、前記係止片は、前記本体の側面に沿って該本体の前後方向に延びる基部を有し、前記可変形部が前記凹状態となっているときに、前記基部は、前側ほど前記本体の中心に近づくように傾倒していてもよい(請求項2)。
上記締結具取付装置において、前記係止片の前記基部の前端には、前記本体の中心から離隔する方向に延びる折曲部が連設されていてもよい(請求項3)。
本発明に係る締結具取付装置において、前記本体の側面に、前記係止片を係合可能とする係合溝が設けられていてもよい(請求項4)。
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る締結具取付構造は、請求項1〜4の何れか一項に記載の締結具取付装置と、該締結具取付装置が取り付けられる被取付部材とを含み、前記被取付部材には、前記締結具または該締結具に締結される被締結具が貫通するメイン貫通孔と、前記複数の係止片が貫通する複数のサブ貫通孔とが設けられ、前記サブ貫通孔を貫通した状態の前記係止片は、前記可変形部の前記凹状態から前記凸状態への変形に伴って前記被取付部材に係止するように構成されている(請求項5)。
本願発明では、被取付部材に対する締結具の取付けを容易かつ確実に行える締結具取付装置及び締結具取付構造が得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明の締結具取付装置では、可変形部を凹状態から凸状態に変形させると、可変形部に連設された係止片が外側に開くように構成されているので、このような動きをする係止片を係止させるためのサブ貫通孔を被取付部材に設ければ、可変形部を変形させるためのワンタッチ操作を行うだけで締結具取付装置を被取付部材に容易に取り付けることができる。
また、可変形部は、凸状態から凹状態へと自動的に弾性復帰しないように構成されているので、被取付部材に対する係止片の係止が簡単に外れることは無く、故に、被取付部材に対する締結具取付装置の取付けを確実に行うこともできる。
本発明の一実施の形態に係る締結具取付装置及び締結具取付構造の構成を概略的に示す説明図である。 (A)及び(B)は、可変形部が凹状態及び凸状態となっているときの保持体の構成を概略的に示す斜視図である。 (A)及び(B)は、可変形部が凹状態となっているときの保持体の構成を概略的に示す平面図及び縦断面図である。 (A)及び(B)は、可変形部が凸状態となっているときの保持体の構成を概略的に示す平面図及び縦断面図である。 (A)及び(B)は、可変形部が凹状態となっているときの前記締結具取付装置の構成を概略的に示す斜視図及び縦断面図である。 (A)及び(B)は、可変形部が凸状態となっているときの前記締結具取付装置の構成を概略的に示す斜視図及び縦断面図である。 前記締結具取付装置の本体の構成を概略的に示す分解斜視図である。 従来例に係る裏ナットの構成を概略的に示す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示す本実施の形態に係る締結具取付構造は、締結具取付装置1の環状突起2及び二つの係止片3を、被取付部材4のメイン貫通孔5及び二つのサブ貫通孔6にそれぞれ挿入した状態で、締結具取付装置1を構成する保持体7の可変形部8を押圧するというワンタッチ操作を行うだけで、被取付部材4に対する締結具取付装置1の取付けが完了するように構成されている。
すなわち、上記ワンタッチ操作を行うと、保持体7は図2(A)、図3(A)及び(B)に示す状態から図2(B)、図4(A)及び(B)に示す状態に変形し(このとき締結具取付装置1は図5(A)及び(B)に示す状態から図6(A)及び(B)に示す状態に変形する)、保持体7に設けられた二つの係止片3が外側に開き、これに伴って二つの係止片3が二つのサブ貫通孔6(図1参照)の周縁にそれぞれ係止した状態となり、この状態の締結具取付装置1は被取付部材4から外れない。
また、締結具取付装置1は、図1に示すように、環状突起2の内側に連なる雌ねじ部9を有し、この雌ねじ部9に対してボルト10の締め付けを行えるように構成されている。従って、被取付部材4に取り付けようとする図外の取付対象に、ボルト10用の貫通孔を設けてあれば、ボルト10を用いてその取付対象を被取付部材4に容易に取り付けることができる。
以上が本実施形態に係る締結具取付装置1及びこれを用いる締結具取付構造の概略であり、以下にこれらのより具体的な構成について説明する。
締結具取付装置1は、図1に示すように、本体11と、本体11を保持する保持体7とを具備している。
本体11は合成樹脂製であるが、図7に示すように、ナット(締結具の一例)になる部分としての金属製の板ナット12を着脱自在に有している。すなわち、本体11の背面には板ナット12を収容するための凹入状の収容室13が設けられ、収容室13の側壁において互いに対向する位置の一方に固定爪14、他方に板ばね状の可動爪15が設けられ、収容室13に収容された板ナット12の縁に固定爪14と可動爪15とが係止するように構成されている。
また、板ナット12は、図1に示したボルト10が螺着する雌ねじ部9を含んでおり、ボルト10の締結時にこのボルト10が螺着する雌ねじ部9を含む板ナット12が収容室13内で空回り(ボルト10と供回り)しないように、板ナット12及び収容室13の横断面形状が互いに同程度の大きさの略正方形の輪郭を有するようにしてある(図7参照)。
さらに、ボルト10の締結時に本体11全体が空回り(ボルト10と供回り)しないように、本体11の前面に設ける環状突起2と、この環状突起2が差し込まれる被取付部材4のメイン貫通孔5との横断面形状が、互いに同程度の大きさの正六角形状の輪郭を有するようにしてある(図1参照)。
一方、保持体7は、例えばステンレス、スチール等の金属製の部材であり、図2(A)及び(B)に示すように、薄い円形板状の可変形部8と、この可変形部8の周縁を等分する位置に連設された二つの係止片3とを有している。そして、図1に示すように保持体7が本体11を保持したときに、可変形部8は本体11の背面側に配され、係止片3は本体11の側面に沿って本体11の前後方向に延びるように構成されている(図5(A)及び(B)、図6(A)及び(B)も参照)。また、可変形部8の中央には円形状の穴8aがあいており、穴8aにボルト10を通すことができるようになっている。
係止片3は、図1に示すように保持体7が本体11を保持したときに、本体11の側面に沿って本体11の前後方向に延びる基部16と、基部16の前端に連設され、本体11(可変形部8)の中心から離隔する方向に延びる折曲部17とを有する縦断面L字状に形成されている(図2〜図4参照)。
可変形部8は、飛び移り座屈により、本体11の背面(可変形部8の前側)に向かって凹となる凹状態(図2(A)、図3(A)及び(B)に示す状態)から、本体11の背面(可変形部8の前側)に向かって凸となる凸状態(図2(B)、図4(A)及び(B)参照)に変形し、凸状態から凹状態へと自動的に弾性復帰することはない。そして、二つの係止片3は、可変形部8の凹状態から凸状態への変形に追随して外側に(先端側ほど可変形部8の中心から離間する方向に)開くように構成してある。
従って、保持体7の可変形部8が凸状態に変形すると、係止片3の折曲部17が被取付部材4のサブ貫通孔6の縁に係止することになる。また、凸状態に変形した可変形部8は、自動的には凹状態に戻らないので、上記ワンタッチ操作により二つの係止片3を二つのサブ貫通孔6(図1参照)の縁に係止させ、締結具取付装置1を被取付部材4に一旦取り付けると、この締結具取付装置1は被取付部材4から簡単には外れなくなる。
また、可変形部8が凹状態となっているときに、図1に示すように、保持体7が本体11を保持することができるように、本体11の左右側面には係止片3を係合可能とする係合溝18が設けられている。すなわち、図5(A)及び(B)に示すように、各係止片3の基部16は、可変形部8が凹状態となっているときに、前側ほど本体11の中心に近づくように傾倒し、これに合わせて、本体11の係合溝18も前側ほど本体11の中心に近づくように傾倒している。
尚、図6(A)及び(B)に示すように、可変形部8を凸状態に変形させると、各係止片3は本体11の前後方向にほぼ真っ直ぐに延びる状態となるが、本体11に対して保持体7が軸回りに相対回転することは、係合溝18に対する係止片3の係合によって規制される。
上記のように変形する保持体7は、例えば、平板状態の材料をプレス加工にて、姿抜き、凸部加工、折り曲げを施すことにより製造することができる(加工方法は、単発加工、順送加工を問わない)。また、保持体7の可変形部8については、その周縁から中央(穴8a)に向けて緩やかな傾斜をつけ、可変形部8が全体として前側に向かって凹状(後ろ側に向かって凸状)となるようにし(図3(B)参照)、可変形部8を前方向に押圧して一定以上変形させると、それ以上の力を加えなくても可変形部8が急激に変形し、凸となる方向が後ろ向きから前向きに反転する飛び移り座屈現象が生じるように、可変形部8の材質・厚み・大きさを設定する。尚、この飛び移り座屈による変形は弾性変形であり、可変形部8は皿ばね状に形成されているのであって、飛び移り座屈により反転した可変形部8(図4(B)参照)は、後ろ方向に押圧されて一定以上変形すると、飛び移り座屈し、後ろ側に向かって凸状となる元の状態(図3(B)参照)に復帰する。
一方、保持体7の係止片3については、本実施形態では、可変形部8が凸状態のときに係止片3が前後方向にほぼ真っ直ぐに延びる状態となるように設定してある(図4(B)参照)。一方、可変形部8の凸状態から凹状態への変形に追随して、係止片3は、構造上、必然的に内側に(先端側ほど可変形部8の中心に接近する方向に)閉じる。そこで、可変形部8が凸状態から凹状態に変形したときに係止片3が内側に傾倒する角度に合わせて本体11の係合溝18の角度を設定することにより、保持体7の係止片3が本体11を係止保持することができるように構成してある。
以上説明したように、本実施形態の締結具取付装置1は、可変形部8を押圧すると、可変形部8が凹状態から凸状態に変形し、可変形部8に連設された係止片3が外側に開くように構成されている。従って、このような動きをする係止片3を係止させるためのサブ貫通孔6を被取付部材4に設ければ、可変形部8を押圧するワンタッチ操作を行うだけで締結具取付装置1を被取付部材4に容易に取り付けることができる。
また、可変形部8は、凸状態から凹状態へと自動的に弾性復帰しないように構成されているので、被取付部材4に対する係止片3の係止が簡単に外れることは無く、故に、被取付部材4に対する締結具取付装置1の取付けを確実に行うこともできる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。また、本明細書で挙げた種々の変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
上記実施の形態では、可変形部8の周縁に連設する係止片3を二つとしているが、これに限らず三つ以上としてもよい。また、取付安定性を考慮すると、例えばN個の係止片3を可変形部8の周縁に設ける場合、可変形部8の周縁をN等分する位置に各係止片3を設けることが望ましいが、係止片3の配置はこれに限らない。そして、係止片3の数及び配置に対応するように被取付部材4にサブ貫通孔6を設ければよい。
可変形部8は、円形板状に限らず、例えば矩形(正方形)板状等であってもよい。
上記実施の形態では、締結具としてのナットを構成する板ナット12と、締結具に締結される被締結具としてのボルト10とを用い、板ナット12を本体11に一体化する例を示したが、これに限らず、例えばボルト10を締結具として本体11に一体化するようにしてもよいし、他の締結具を本体11に一体化するようにしてもよい。従って、本実施形態では、メイン貫通孔5を貫通するのは被締結具としてのボルト10であるが、上述のようにボルト10を締結具として本体11に一体化した場合には、メイン貫通孔5を貫通するのは締結具(としてのボルト10)となるのであり、このように、メイン貫通孔5を貫通するのは被締結具であっても締結具であってもよく、さらには締結具、被締結具の両方がメイン貫通孔5を貫通するようにしてあってもよい。
ボルト10の締結時に板ナット12や本体11全体が空回りしないようにするために、板ナット12及び収容室13、環状突起2及びメイン貫通孔5に付与する形状としては、上述したような横断面が正方形あるいは正六角形を呈する形状に限らず、例えば横断面が他の多角形、楕円形等を呈する形状や、異形の突起、凹凸を有する形状等としてもよい。また、上記実施の形態では、係止片3と係合溝18との係合によって本体11が保持体7に対して軸回りに回動することは防止されるので、本体11の環状突起2と被取付部材4のメイン貫通孔5をともに例えば円形状としても、ボルト10の締結時に本体11全体が空回りしない。換言すれば、メイン貫通孔5に対して環状突起2が軸回りに回動しないように構成されていれば、本体11に係合溝18を設けなくてもよい。
本体11に対する板ナット12の固定に関しては、例えば、金型での成形直後の本体11の収容室13に板ナット12を嵌め込み、本体11の熱収縮を利用して板ナット12を本体11に固定するようにしてもよいし、熱収縮後の本体11に板ナット12を取り付けるようにしてもよい。また、板ナット12を用いず、かつ本体11に収容室13を設けずに、樹脂で成形した本体11にタップ加工で雌ねじ部9を形成するようにしてもよい。
図1に示す例では、メイン貫通孔5とサブ貫通孔6とを分離した状態で被取付部材4に設けているが、これに限らず、例えばメイン貫通孔5とサブ貫通孔6とを繋げて一体にした状態で被取付部材4に設けてあってもよい。このようにメイン貫通孔5とサブ貫通孔6との境界が無くなった場合であっても、締結具、被締結具あるいは環状突起2が貫通する部分は実質的にメイン貫通孔5に相当し、係止片3が貫通する部分は実質的にサブ貫通孔6に相当することになる。また、同様に、複数のサブ貫通孔6どうしを繋げて一体にした状態で被取付部材4に設けてもよい。
1 締結具取付装置
2 環状突起
3 係止片
4 被取付部材
5 メイン貫通孔
6 サブ貫通孔
7 保持体
8 可変形部
8a 穴
9 雌ねじ部
10 ボルト
11 本体
12 板ナット
13 収容室
14 固定爪
15 可動爪
16 基部
17 折曲部
18 係合溝
50 裏ナット
50a 先端部
51 被取付部材
52 ボルト
53 両面テープ

Claims (5)

  1. 締結具になる部分を含む本体と、該本体を保持する保持体とを具備し、
    前記保持体は、前記本体の背面側に配される板状の可変形部と、前記本体の側面に沿って該本体の前後方向に延びるように前記可変形部の周縁に連設された複数の係止片とを有し、
    前記可変形部は、飛び移り座屈により、前記本体の背面に向かって凹となる凹状態と、前記本体の背面に向かって凸となる凸状態とに変形し、前記凸状態から前記凹状態へと自動的に弾性復帰しないように構成され、
    前記複数の係止片は、前記可変形部の前記凹状態から前記凸状態への変形に伴って外側に開くように構成してあることを特徴とする締結具取付装置。
  2. 前記係止片は、前記本体の側面に沿って該本体の前後方向に延びる基部を有し、前記可変形部が前記凹状態となっているときに、前記基部は、前側ほど前記本体の中心に近づくように傾倒している請求項1に記載の締結具取付装置。
  3. 前記係止片の前記基部の前端には、前記本体の中心から離隔する方向に延びる折曲部が連設されている請求項2に記載の締結具取付装置。
  4. 前記本体の側面に、前記係止片を係合可能とする係合溝が設けられている請求項1〜3の何れか一項に記載の締結具取付装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の締結具取付装置と、該締結具取付装置が取り付けられる被取付部材とを含み、
    前記被取付部材には、前記締結具または該締結具に締結される被締結具が貫通するメイン貫通孔と、前記複数の係止片が貫通する複数のサブ貫通孔とが設けられ、前記サブ貫通孔を貫通した状態の前記係止片は、前記可変形部の前記凹状態から前記凸状態への変形に伴って前記被取付部材に係止するように構成されている締結具取付構造。
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