JP2015025498A - 転がり軸受、及びその軸受を搭載する電動機 - Google Patents

転がり軸受、及びその軸受を搭載する電動機 Download PDF

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慎一 堤
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圭策 中野
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Abstract

【課題】軸受における電食の発生を抑制した電動機およびそれを備えた電気機器を提供することを目的とする。【解決手段】固定子鉄心11には、固定子鉄心11を絶縁するインシュレータとしての樹脂21が介在して、固定子巻線12が巻装されている。そして、このような固定子鉄心11は、他の固定部材とともにモールド材としての絶縁樹脂13にてモールド成形されている。本実施の形態では、これらの部材をこのようにモールド一体成形することにより、外形が概略円筒形状をなす固定子10が構成されている。固定子10の内側には、空隙を介して回転子14が挿入されている。回転子14は、回転子鉄心31を含む円板状の回転体30と、回転体30の中央を貫通するようにして回転体30を締結したシャフト16とを有している。回転体30は、固定子10の内周側に対向して周方向に永久磁石であるフェライト樹脂の磁石32を保持している。【選択図】図1

Description

本発明は、電動機に関して、特に軸受の電食の発生を抑制するように改良された転がり軸受及び電動機に関する。
周知のとおり、正弦波による対称三相交流回路において各相の回路条件を等しくするときは、Y結線の中性点は常に一定値を示し、電源側のY結線の中性点と負荷側のY結線の中性点との間には、電位差は生じない。なお、この際の三相電源の正弦波は、高調波成分を含まない無歪の正弦波であることが、前提であることは言うまでもない。
また、三相回路の各相の回路ループの条件が不平衡のときは、Y結線の負荷側の中性点は零電位ではなく、ある値の電位を示す。これらのことは、例えば特許文献1などのとおり、良く知られている。なお、軸電圧の観測は、三相交流回路のいずれかの回路箇所や、便宜的に設けた分圧回路の中点による擬似的中性点などとの電位差として測定するなどの多少の工夫を要するものである。
実際の対称三相交流回路においては、種々の要因により、三相電源の不平衡や、三相電源の正弦波に若干の高調波成分を含み、電源側のY結線の中性点及び負荷側のY結線の中性点に多少の電位の発生が観測される。さらに、この中性点の電位変化に起因して、発電機の回転軸や、電動機の回転軸に誘起される電圧値、所謂、軸電圧が観測される。この軸電圧は、回転軸を回転自在に支承する軸受けの内輪へも印加されることとなる。
一方、軸受けの外輪は、電気的には発電機又は電動機の外郭や、接地部位と接続されているために、軸受けの内輪の電位とは、異なる電位となり、軸受けの内輪と外輪間には電位差が生じる。そして、軸受けの転動体を介して、外輪と内輪とが電気的に接続されると、外輪、転動体、内輪、これらの間に放電が起きる。この放電の箇所には放電痕が生じ、この放電痕を電食と呼称している。そして、この放電痕、つまり電食によって軸受の回転には不具合を起こす。
例えば、特許文献2〜4などに記されているように、三相電源の発電機には、発電機の組み立ての不整に起因する磁気回路の不平衡によって、対称三相交流が得られずに不平衡の三相交流が生じ、中性点電位発生に起因する軸電圧が発生する。
また、発電機の励磁巻線の励磁電源が、サイリスタ等による励磁装置である場合は、励磁巻線に高調波を多量に含む非正弦波波形の電圧が印加されることとなる。この非正弦波波形の電圧は、励磁巻線ほかの発電機の構成部材による等価インピーダンス成分を介して、上述の励磁装置の励磁電力に起因する軸電圧の発生となる。
また、前述の特許文献などに記されているように、発電機特有の現象としては、蒸気タービンの羽に衝突した蒸気の一部がイオン化して、帯電する。そして、蒸気のイオン化による電荷は、発電機の構成部材による等価インピーダンス成分を介して回転軸へと伝わり、発電機の軸電圧として現れて、軸受けの電食を招くことが知られている。
一方、三相交流回路における負荷側の電動機においても、例えば特許文献5などに記されているように、三相交流の不平衡に起因する軸電圧による軸受けの電食の発生が知られている。また、同文献等に記されているように、電動機をインバータ装置を用いて駆動した場合には、電源のスイッチング毎に一瞬に起こる電圧不平衡により非常に高い周波数成分(数MHz)の中性点電位の変動に起因する軸電圧(軸電流)が発生し、電動機の軸受けの電食が生じる。
昨今、電動機の分野にては、インバータ装置による駆動技術が隆盛を極めている。このインバータ装置による駆動は、無歪の正弦波電圧原による駆動とは全く異なるものであり、矩形波状の電圧源を構成して、擬似的な三相駆動を図っている。インバータ装置による駆動では、上述の特許文献5ごとく、中性点電位の変動に起因する軸電流(軸電圧)が発生し、電動機の軸受けの電食が生じ易い。
周知のとおり、インバータ装置による駆動は、無歪の正弦波による対称三相交流による駆動ではない。従って、電動機のY結線の中性点では、各相の電圧値が互いに打ち消しあって、常に零レベルになることは無く、何らかの電圧値が、生じていることは自ずと明らかである。
例えば、非特許文献1などに記されるとおり、インバータ装置によって駆動される電動機のY結線の中性点には、最大値はインバータ装置の電源電圧値にも達する凸状波形波及び方形波による周期的な大きな振幅の電圧変化を示す。そして、同非特許文献などに記されるとおり、この中性点の電位変化に起因して、回転軸には軸電圧が観測される。
非特許文献1などにも記されるように、インバータ装置からの各相の駆動電圧は、電動機の固定子の固定子巻線から固定子構成部材のインピーダンス成分を経て固定子の外部へ電気的エネルギーとして伝播する。この電気的エネルギーの伝播は、電動機の固定子及び回転子間の分布容量成分を介して、電動機の回転子へと伝播し、さらには、回転子構成部材のインピーダンス成分を経由して回転軸に到達する。ここで回転軸は、三相交流回路の等価的なY結線の中性点に位置することから、この回転軸には何らかの電位の変化が観測される。この電位の変化は、軸電圧と呼称されることは、上述のとおりである。
ところで、三相交流回路における各相の第3次高調波成分であるが、これは互いに相殺されることはなく、Y結線の中性点にて観測され得ることは、周知のとおりである。またY結線の中性点にては、各相の不平衡成分も観測され得ることは、周知のとおりである。
さて、インバータ駆動であるが、具体的には、パルス幅変調(Pulse Width Modulation)方式(以下、PWM方式という)のインバータにより駆動する方式を採用するケースが多い。こうしたPWM方式のインバータ駆動の場合、巻線の中性点の電位は零とならず何らかの電圧が発生する理由は、上述のとおりである。
また、上述の中性点の電位変化について、電動機の各構成要素の電気的な等価インピーダンス成分による等価回路を三相交流回路としての視点で解析した場合には、電動機の回転軸は前述の等価回路における等価的なY結線の中性点とも考察され、何らかの電位変化が回転軸に生じることはいうまでもない。
例えば、電動機の各構成要素の等価インピーダンス成分を抽出し、電動機の各構成要素を含めた電動機の等価回路を解析することで、軸電圧を算出することも試みられている。
このように、電動機の各構成要素の電気的な等価インピーダンス成分による等価回路の視点で、軸電圧の発生を解析し、電食の抑制を図ることについては、前述の特許文献5や、非特許文献1などの公知文献に散見される。電動機の等価回路は、分布定数回路の視点での解析によるものや、分布定数回路の主要な回路素子毎に集中定数素子化して集中定数回路へとモデル化して解析するなど、多岐である。
なお、電動機の各構成要素を含めた電動機の等価回路は、電動機の種類や構造によって異なる。具体的には、固定子巻線及び固定子鉄心を絶縁性樹脂で覆うような電動機と、固定子巻線及び固定子鉄心を金属製筐体にて覆うような電動機とは、電動機の等価回路が異なることは明らかである。
また、電動機の回転子の構成体によっても、電動機の等価回路は異なる。例えば、回転子のバックヨークを成す回転子鉄心の有無、磁極を構成する磁石の抵抗値が高いか低いかなど、これらの組み合わせによっても、電動機の等価回路が異なることは明らかである。
したがって、電動機の種類や構造毎に、電動機の各構成要素を含めた電動機の等価回路が異なることから、好適な電食の低減技術は電動機の種類や構造毎に異なり、全ての種類の電動機に対して一様に適用し得る電食の低減技術の確立は困難を極める。当然、電動機の種類や構造毎に、電食の低減技術を確立することの方が、一般的であり、これまでも数々の電食の低減技術が提案されている。
さて、上述のとおり、電動機のインバータ駆動による軸電圧の発生に起因して、軸受の外輪と内輪との間に電位差が発生する。この軸電圧には、スイッチングによる高周波成分を含んでいる。そして、軸電圧に起因する電位差が軸受内部の油膜の絶縁破壊電圧に達すると、軸受の内部に高周波電流が流れ、軸受内部には電食が発生する。この電食が進行した場合、軸受内輪または外輪の内部に波状摩耗現象が発生して異常音に至ることがあり、電動機における代表的な不具合現象となる。
上述のごとく、電食は、軸受材料がアーク放電によって損傷を受ける現象であり、軸電圧に起因する軸受の内輪と軸受の外輪との間に発生した電位差によって、軸受の内輪−玉−軸受の外輪という経路で軸電流が流れることによる。従って、電動機の電食を抑制するためには、以下のような対策が提案される。
(1)軸受内輪と外輪を導通状態にする。
(2)軸受内輪と外輪を絶縁状態にする。
(3)軸電圧を低減する。
さて、上記(1)の具体的方法としては、軸受の潤滑剤を導電性にすることが挙げられる。ただし、導電性潤滑剤は、時間経過とともに導電性特性が劣化することや摺動信頼性に欠けるなどの課題がある。また、回転軸にブラシを設置し、導通状態にする方法も考えられるが、この方法もブラシ摩耗粉やスペースが必要となるなどの課題がある。
また、上記(1)の別の方法として、軸受を滑り軸受とする構成も考察される。例えば、金属焼結含油軸受を採用することによって、軸受部を導通状態にすることが可能である。周知のとおり、近年のPWM方式のインバータ駆動の電動機では一対の玉軸受を採用する電動機が主流となっているが、以前は一対のすべり軸受を用いる電動機が見られた。
例えば、特許文献6、特許文献7などに記されたものは一例である。軸受部は導通状態であるため放電の発生はなく、電食は生じないが、シャフトの回転精度は玉軸受を用いたものよりも劣り、また、軸受損失が大きいため、玉軸受を用いたものよりも電動機の効率が低下してしまうことは、周知のとおりである。
さて、上記(2)の具体的方法としては、軸受内部の転動体の材質を導電性材料の鉄などの金属材から絶縁体のセラミックス材などに置換することが挙げられる。この方法は、電食の防止には非常に効果はあるが、セラミックス材の場合はコストが高く、経済的側面の課題を招く。
また、上記(2)の別の方法として、軸受を絶縁性の滑り軸受とする構成も考察される。例えば、特許文献8などに記された樹脂を用いた絶縁性の滑り軸受を採用することによって、軸受部を絶縁状態にすることが可能である。絶縁性を有する軸受部には、電食は生じることはない。しかし、上述と同様に、シャフトの回転精度は玉軸受を用いたものよりも劣り、また、軸受損失が大きいため、玉軸受を用いたものよりも電動機の効率が低下してしまうことは、周知のとおりである。
さて、上記(3)の具体的方法としては、回転子に誘電体層を設けることで軸電圧を低くし、電食の発生を抑制する方法が知られている(例えば、特許文献9参照)。
また、上記(3)の別の方法として、固定子鉄心と導電性を有した金属製のブラケットとを電気的に短絡させることで、静電容量を変化させて軸電圧を低減する方法が知られている(例えば、特許文献10参照)。また、電動機の固定子鉄心などを大地のアースへ電気的に接続する構成も知られている(例えば、特許文献11参照)。
特に本発明に係る軸電圧低下に対する潤滑油の影響としては、下記のようなものがある。電動機への一時的な衝撃や負荷により、軸受内の内輪、外輪と転動体間の距離が減少し、微小な放電が発生する。この微小放電により潤滑油が炭化し導電率が上昇することで軸電圧が低下するというものである。さらに悪いことに、この軸電圧の低下が、微小放電を生じ易くし、潤滑油の炭化から軸電圧低下という悪循環に陥ることがある。
関連して、近年、回転機に用いられる軸受について、その長寿命化のため、軸受内の潤滑油を積極的に流動させる発明が開示されている(特許文献12参照)。
これは、外周面に内軌道面を有する内輪と内周面に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転接する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受において、前記保持器の少なくとも一方の端面には、前記内輪と前記外輪との間に貯留された潤滑油を潤滑させるべく、略放射状に配置された多数のインペラまたは溝が設けられたことを特徴とする。
このような、転がり軸受とすることで、潤滑油を流動させ内輪または外輪の回転に伴って保持器が回転し、内輪側の潤滑油がインペラにより外輪側に送出されて外輪側の潤滑油と入れ代ることになり、これによって転がり軸受内で潤滑油が循環することになり、転がり軸受の損傷防止や耐久性向上を実現する。
特開平8−340637号公報 特公昭47−41121号公報 特開昭50−76547号公報 特開昭57−16549号公報 特開平10−32953号公報 特公昭61−52618号公報 特開平8−214488号公報 特開2011−47495号公報 特開2010−166689号公報 特開2007−159302号公報 特開2004−229429号公報 特開2003−172366号公報
「富士時報 第72巻、第2号(1999年2月)」、インバータ駆動誘導電動機の軸電圧 P.144〜P.149
しかしながら、特許文献10等のような従来の方法は、固定子鉄心と金属製のブラケットを短絡させる方法なので、電動機内の静電容量分布が全体的に高くなり、軸電圧が高くなってしまう場合があった。
また、電動機をPWM方式にてインバータ駆動する駆動回路(制御回路などを含む)の電源供給回路と、その電源供給回路の1次側回路および1次側回路側の大地へのアースとは電気的に絶縁された構成である場合、特許文献11等のように電動機の固定子鉄心などを大地のアースへ電気的に接続する構成を採用しても、軸電圧の低減は困難であった。
また、軸電圧が軸受単体の絶縁破壊耐電圧と比較して十分に小さな電圧値でなければ、軸受内で発生する電気的な短絡現象を長期的に防止することが難しく、電食を抑制することが困難であった。これは、軸受に軸電圧が長期に渡って印可された場合、グリスの劣化やベアリング表面の損傷によって軸受単体の絶縁破壊耐電圧が低下する為である。
よって、モータの駆動初期では軸電圧よりも軸受の絶縁破壊耐電圧が高く、短絡現象が発生しない場合でも、長期に渡り駆動した場合、軸受単品の絶縁破壊耐電圧が低下し、軸電圧よりも軸受単体の絶縁破壊耐電圧が小さくなってしまうことにより、短絡現象が起こり、結果として電食の発生が起こる。
軸受の絶縁破壊耐電圧はグリスの油膜を厚くすることで増加させることができ、一般的にグリスの基油の動粘度を増加させる方法が用いられる。しかし、グリスの基油の動粘度は増加させると、軸受損失が増加し電動機の効率が低下する為、油膜厚さを増加させるには限界があった。
また、特許文献12等のように、保持器の少なくとも一方の端面には、前記内輪と前記外輪との間に貯留された潤滑油を潤滑させるべく、略放射状に配置された多数のインペラまたは溝が設けられた場合では、保持器の端面にインペラまたは溝が設けられているため、流動させたい内輪、外輪と転動体の最近接部と流動を促すインペラまたは溝との距離が長く、間接的であり、炭化した潤滑油の流動は不十分であった。
本発明の電動機は、上記課題に鑑みなされたものであり、軸受における電食の発生を抑制した電動機およびそれを備えた電気機器を提供することを目的とする。
第1の発明は、外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受において、前記内輪、外輪の少なくとも一つの面に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、複数の溝が設けられたことを特徴とする転がり軸受である。
第2の発明は、外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受において、前記転動体の少なくとも一つ以上に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、複数の溝が設けられたことを特徴とする転がり軸受である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記溝の形状が、ディンプル形状であることを特徴とする転がり軸受である。
第4の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記溝の形状が、螺旋形状であることを特徴とする転がり軸受。
第4の発明は、第1の発明から第4の発明の転がり軸受を搭載した電動機である。
本発明の転がり軸受によれば、外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受であって、前記内輪、外輪の少なくとも一つの面に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、複数の溝が設けられたことを特徴とする転がり軸受としているため、電動機への一時的な衝撃や負荷に伴い発生する微小電流による炭化した潤滑油を流動させることができ、軸電圧の低下から潤滑油の炭化の悪循環を防止することが可能となる。
また、外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受であって、前記転動体の少なくとも一つ以上に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、複数の溝が設けられたことを特徴とする転がり軸受としていることを特徴としている。
このため、電動機への一時的な衝撃や負荷に伴い発生する微小電流による炭化した潤滑油を流動させることができ、軸電圧の低下から潤滑油の炭化の悪循環を防止することが可能となる。
さらに、前記記載の溝形状が、ディンプル形状であることを特徴とする転がり軸受としていることを特徴としているため、効率的に炭化した潤滑油を流動させることが可能となる。
さらにまた、前記溝形状が、螺旋形状であることを特徴とする転がり軸受としていることを特徴としているため、効率的に炭化した潤滑油を流動させることが可能となる。
また、前記転がり軸受を搭載した電動機としていることを特徴としているため、電食による異常音の発生を抑制した電動機、ひいては電気機器を提供可能である。
本発明の実施の形態におけるブラシレスモータの断面を示した構造図 本発明の実施例1及び実施例2の概要を示す説明図
以下、本発明について、図面及び表を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態及び実施例によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における電動機の断面を示した構造図である。本実施の形態では、電気機器としてのエアコン用に搭載され、送風ファンを駆動するためのブラシレスモータである電動機の一例を挙げて説明する。また、本実施の形態では、回転子が固定子の内周側に回転自在に配置されたインナロータ型の電動機の例を挙げて説明する。
図1において、固定子鉄心11には、固定子鉄心11を絶縁するインシュレータとしての樹脂21が介在して、固定子巻線12が巻装されている。そして、このような固定子鉄心11は、他の固定部材とともにモールド材としての絶縁樹脂13にてモールド成形されている。本実施の形態では、これらの部材をこのようにモールド一体成形することにより、外形が概略円筒形状をなす固定子10が構成されている。
固定子10の内側には、空隙を介して回転子14が挿入されている。回転子14は、回転子鉄心31を含む円板状の回転体30と、回転体30の中央を貫通するようにして回転体30を締結したシャフト16とを有している。回転体30は、固定子10の内周側に対向して周方向に永久磁石であるフェライト樹脂の磁石32を保持している。
図1では、回転体30として、これらの回転子鉄心31およびフェライト樹脂の磁石32が一体成形された構成例を示している。このように、固定子10の内周側と回転体30の外周側とが対向するように配置されている。
回転子14のシャフト16には、シャフト16を支持する出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bが取り付けられている。出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bは、複数の鉄ボールを有した円筒形状のベアリングであり、出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bの内輪側がシャフト16に固定されている。図1では、シャフト16がブラシレスモータ本体から突出した側となる出力軸側において、出力軸側軸受15aがシャフト16を支持し、その反対側(反出力軸側)において、反出力軸側軸受15bがシャフト16を支持している。
そして、これらの出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bは、それぞれ導電性を有した金属製のブラケットにより、出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bの外輪側が固定されている。図1では、出力軸側軸受15aが出力軸側ブラケット17により固定され、反出力軸側軸受15bが反出力軸側ブラケット19により固定されている。以上のような構成により、シャフト16が出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bに支承され、回転子14が回転自在に回転する。
なお、出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bは、その軸受内部の内部空間の一部を満たす潤滑油が充填されている。これらの出力軸側軸受15a、15bは、「両側シールド形の玉軸受」と呼称され、軸受分野にては「呼び記号」の項目で「ZZ」と標記され、広く知られているものである。
また、出力軸側軸受15aと反出力軸側軸受15b内部は、内輪、外輪または転動体の少なくとも一つの面に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、複数のディンプル形状や螺旋形状の溝が設けられている。
さらに、本実施例のブラシレスモータには制御回路を含めた駆動回路を実装したプリント基板18が内蔵されている。このプリント基板18を内蔵したのち、出力軸側ブラケット17を固定子10に圧入することにより、ブラシレスモータが形成される。また、プリント基板18には、巻線の電源電圧Vdc、制御回路の電源電圧Vccおよび回転数を制御する制御電圧Vspを印加するリード線や制御回路のグランド線などの接続線20が接続されている。
なお、駆動回路を実装したプリント基板18上のゼロ電位点部は、大地のアースおよび1次側(電源)回路とは絶縁され、大地のアースおよび1次側電源回路の電位とは、フローティングされた状態である。ここで、ゼロ電位点部とは、プリント基板18上における基準電位としての0ボルト電位の配線のことであり、通常グランドと呼ばれるグランド配線を示している。接続線20に含まれるグランド線は、このゼロ電位点部、すなわちグランド配線に接続される。
また、駆動回路が実装されたプリント基板18に接続される巻線の電源電圧を供給する電源回路、制御回路の電源電圧を供給する電源回路、制御電圧を印加するリード線および制御回路のグランド線などは、巻線の電源電圧を供給する電源回路に対する1次側(電源)回路、制御回路の電源電圧を供給する電源回路に対する1次側(電源)回路、これら1次側(電源)回路と接続された大地のアースおよび独立して接地された大地のアースのいずれとも電気的に絶縁されている。
つまり、1次側(電源)回路電位および大地のアースの電位に対して、プリント基板18に実装された駆動回路は電気的に絶縁された状態であることから、電位が浮いた状態となっている。これは電位がフローティングされた状態とも表現され、よく知られている。また、このようなことから、プリント基板18に接続される巻線の電源電圧を供給する電源回路および制御回路の電源電圧を供給する電源回路の構成は、フローティング電源とも呼称され、これもよく知られた表現である。
以上のように構成された本ブラシレスモータに対して、接続線20を介して各電源電圧および制御信号を供給することにより、プリント基板18の駆動回路により固定子巻線12が駆動される。固定子巻線12が駆動されると、固定子巻線12に駆動電流が流れ、固定子鉄心11から磁界が発生する。そして、固定子鉄心11からの磁界とフェライト樹脂の磁石32からの磁界とにより、それら磁界の極性に応じて吸引力および反発力が生じ、これらの力によってシャフト16を中心に回転子14が回転する。
次に、本ブラシレスモータのより詳細な構成について説明する。まず、本ブラシレスモータは、上述したように、シャフト16が出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bで支持されるとともに、それぞれの出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bもブラケットにより固定され、支持されている。さらに、上述したようなクリープによる不具合を抑制するため、本実施の形態では、それぞれ出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bが、導電性を有した金属製のブラケットにより固定されるような構成としている。すなわち、本実施の形態では、予め鋼板で加工され寸法精度の良好な導電性のブラケットを出力軸側軸受15a及び反出力軸側軸受15bの固定に採用している。特に、電動機の高出力化が要求される場合には、このような構成とすることがより好ましい。
具体的には、まず、反出力軸側軸受15bに対して、反出力軸側軸受15bの外周径とほぼ等しい外周径の反出力軸側ブラケット19により固定している。また、この反出力軸側ブラケット19は、絶縁樹脂13とモールド一体成形されている。
反出力軸側ブラケット19は中空円筒状となるカップ形状を有しており、より具体的には、一方を開いたブラケットの円筒部19aと、開いた側の円筒端部から外方向に少しだけ広がった環状のブラケットのつば部19bとを有している。ブラケットの円筒部19aの内周径は反出力軸側軸受15bの外周径とほぼ等しく、ブラケットの円筒部19aに反出力軸側軸受15bを圧入することにより、反出力軸側軸受15bは反出力軸側ブラケット19を介するようにして絶縁樹脂13にも固定されることになる。
このように構成することで、反出力軸側軸受15bの外輪側は金属製の反出力軸側ブラケット19に固定されるため、クリープによる不具合を抑制できる。また、ブラケットのつば部19bの外周径は反出力軸側軸受15bの外周径よりも少しだけ大きくしている。
すなわち、ブラケットのつば部19bの外周径は、反出力軸側軸受15bの外周径よりも大きく、かつ少なくとも回転体30の外周径よりも小さくしている。反出力軸側ブラケット19をこのような形状とすることにより、例えばつば部が回転体30の外周を超えて固定子10まで広がるような構造に比べて、コスト高となる金属材料の使用を抑制している。
次に、出力軸側軸受15aに対しては、固定子10の外周径とほぼ等しい外周径の出力軸側ブラケット17により固定している。出力軸側ブラケット17は概略円板形状であり、円板の中央部に出力軸側軸受15aの外周径とほぼ等しい径の突出部を有しており、この突出部の内側は中空となっている。プリント基板18を内蔵したのち、このような出力軸側ブラケット17の突出部の内側を出力軸側軸受15aに圧入するとともに、出力軸側ブラケット17の外周に設けた接続端部と固定子10の接続端部とが嵌合するように、出力軸側ブラケット17を固定子10に圧入することにより、本ブラシレスモータが形成される。
このように構成することで、組立作業の容易化を図るとともに、出力軸側軸受15aの外輪側は金属製の出力軸側ブラケット17に固定されるため、クリープによる不具合も抑制している。
また、本実施例のブラシレスモータには、出力軸側及び反出力軸側のブラケット間を電気的に導通させる導通体の一部が樹脂に埋設される構成を有する。
具体的には、反出力軸側ブラケット19に、第1の導通ピン22が予め電気的に接続されている。すなわち、図1に示すように、反出力軸側ブラケット19のブラケットのつば部19bに第1の導通ピン22の一方の反出力軸側先端部22aが接続されている。第1の導通ピン22は絶縁樹脂13の内部に配置され、反出力軸側ブラケット19と同様に絶縁樹脂13とモールド一体成形されている。
なお、第1の導通ピン22を電動機内部として絶縁樹脂13の内部に配置することで、第1の導通ピン22を錆や外力などから予防し、使用環境や外部応力などに対して、信頼性の高い電気的接続としている。第1の導通ピン22は、絶縁樹脂13の内部において、ブラケットのつば部19bから本ブラシレスモータの外周方向へと延伸し、本ブラシレスモータの外周近辺からシャフト16とほぼ平行して出力軸側へとさらに延伸している。
そして、絶縁樹脂13の出力軸側の端面から、第1の導通ピン22の出力軸側先端部22bが露出している。さらに、出力軸側先端部22bには、第1の導通ピン22を出力軸側ブラケット17に電気接続するための第2の導通ピン23が接続されている。すなわち、出力軸側ブラケット17を固定子10に圧入したとき、第2の導通ピン23が出力軸側ブラケット17に接触し、出力軸側ブラケット17と第2の導通ピン23との導通が確保される。
このような構成により、出力軸側ブラケット17と反出力軸側ブラケット19との2つのブラケットは、第1の導通ピン22を介して電気的に接続される。また、出力軸側ブラケット17および反出力軸側ブラケット19は、絶縁樹脂13により固定子鉄心11と絶縁された状態で、この2つのブラケットが電気的に接続される。
図1に示すようなブラシレスモータの構成の中の、外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受の構造が、前記内輪側に、貯留された潤滑剤を循環させるべく、ディンプル形状の溝が設けられた構造とする。
上記構造とすることで、電動機の回転と共に、保持器と転動体がそれぞれ回転し、内輪側のディンプル形状部に潤滑油が接触すると乱流を起こし、潤滑油の炭化部を潤滑油全体に広げることができ平均的に耐電圧を維持することが可能となる。これにより電動機としての異常音の発生が防止される。
また溝形状を螺旋形状にしても、潤滑油流動方向が回転方向のみに留まらず、軸方向にも流動させることが可能となり、潤滑油の炭化部を放電の発生する内輪、外輪と転動体間から除去することが可能となる。
なお、外輪側にディンプル形状の溝を設けた構造も理論的に同様な効果が得られることは明らかである。
図1に示すようなブラシレスモータの構成の中の、外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受であって、前記転動体の少なくとも一つ以上に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、ディンプル形状の溝が設けられた構造とする。
上記構造とすることで、電動機の回転と共に、保持器と転動体がそれぞれ回転し、転動体のディンプル形状部に乱流発生し、潤滑油の炭化部を潤滑油全体に広げることができ平均的に耐電圧を維持することが可能となる。
これにより電動機としての異常音の発生が防止される。また、複数ある転動体の内、一個以上にディンプル形状を施せば、電動機の回転と共に、保持器も回転するため、ディンプル形状を施した転動体は周方向に公転することになり、周全体で乱流を起こすことが可能である。ディンプル形状を施した転動体個数を増せば、その効果は増大する。
また溝形状を螺旋形状にしても、潤滑油流動方向をランダムに変化させることが可能となり、潤滑油の炭化部を潤滑油全体に広げることができ平均的に耐電圧を維持することが可能となる。
なお、図2は実施例1及び実施例2の概要を示す説明図である。軸受15cは、ディンプル15f又は螺旋溝15gを有する。図2においては、軸受15cと、外輪15dと、内輪15eと、共に、説明の都合、ディンプル15fと、螺旋溝15gと、を併記している。
本発明の電動機は、軸受の電食発生を抑制したものであり、主に電動機の低価格化および高寿命化が要望されるエアコン室内機などの機器に搭載される電動機に有用である。
10 固定子
11 固定子鉄心
12 固定子巻線
13 絶縁樹脂
14 回転子
15a 出力軸側軸受
15b 反出力軸側軸受
15c 軸受
15d 外輪
15e 内輪
15f ディンプル
16 シャフト
17 出力軸側ブラケット
18 プリント基板
19 反出力軸側ブラケット
19a ブラケットの円筒部
19b ブラケットのつば部
20 接続線
21 樹脂(インシュレータ)
22 第1の導通ピン
23 第2の導通ピン
30 回転体
31 回転子鉄心
32 磁石

Claims (5)

  1. 外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受において、前記内輪、外輪の少なくとも一つの面に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、複数の溝が設けられたことを特徴とする転がり軸受。
  2. 外周側に内軌道面を有する内輪と、内周側に外軌道面を有する外輪と、前記内輪と前記外輪との間に介装され、前記内軌道面と前記外軌道面とに転設する多数の転動体と、これら転動体の保持に供される円環状の保持器とを備えた転がり軸受において、前記転動体の少なくとも一つ以上に、前記内輪、外輪と転動体間に貯留された潤滑剤を循環させるべく、複数の溝が設けられたことを特徴とする転がり軸受。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の転がり軸受において、前記溝の形状が、ディンプル形状であることを特徴とする転がり軸受。
  4. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の転がり軸受において、前記溝の形状が、螺旋形状であることを特徴とする転がり軸受。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の転がり軸受を搭載した電動機。
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