JP2015024736A - ウォッシャタンク用インレット構造 - Google Patents

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Tsutomu Kawakubo
勉 川久保
太郎 家光
Taro Iemitsu
太郎 家光
多絵 平林
Tae Hirabayashi
多絵 平林
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【課題】エア抜きホースを用いることなく良好なエア抜けを確保し得るウォッシャタンク用インレット構造を提供する。
【解決手段】注水容器のノズル6を挿し入れてウォッシャ液5を注ぎ込むためのインレット4を備え、該インレット4内における前記ノズル6が突き当たる位置の流路断面を円形以外の異形断面形状とし且つその異形断面形状内に収まる最大円に対し少なくとも下方へ張り出す領域を有するように形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウォッシャタンク用インレット構造に関するものである。
自動車のウォッシャタンクの注水口の形式は様々であるが、キャブオーバ型の小型トラック等においては、図4に示す如く、助手席側のドアを開けた時に現れるインストルメントパネル1の側面に注水口2を設定して該注水口2をキャップ3で塞ぐようになっている。
そして、図5及び図6に示す如く、注水口2から斜め下方に向け徐々に先細り形状を成すインレット4を介してウォッシャ液5が補充されるようになっており、該ウォッシャ液5の補充をディーラーやガソリンスタンド等で依頼した場合には、ジョッキタイプの注水容器(図6ではノズル6のみを図示)にボトルからウォッシャ液5を移し、この注水容器のノズル6をインレット4に挿し入れてウォッシャ液5を注ぎ込むようにしている。
ここで、インレット4の最深部には、図示しないウォッシャタンクの上部から導いたダクト状の注水管7が接続されるようになっており、該注水管7を介してウォッシャ液5がウォッシャタンクの上部へと流れ込むようになっているが、ウォッシャ液5がウォッシャタンク内に注ぎ込まれる際には、該ウォッシャタンク内のエアを外へ押し出しながらウォッシャ液5が入っていくことになる。
一方、一般的な注水容器のノズル6の先端部は図7に示す如き円形断面を成しており、インレット4内におけるノズル6が突き当たる位置の流路4aも円形断面を成しているため、注水容器のノズル6とインレット4の組み合わせによっては、ノズル6の先端部がインレット4の深部の流路4aに隙間無く嵌まり込んでエア抜けが悪くなり、ウォッシャ液5がうまく入っていかなくなったり、抜け出るエアによりウォッシャ液5が噴き溢れたりする虞れがある。
本来、インレット4内におけるノズル6が突き当たる位置の流路4aの間口を注水容器のノズル6の外径よりも十分に大きくすることができれば、このような懸念は解消されるものと考えられるが、例えば、先の図4に図示しているようなキャブオーバ型の小型トラック等の場合、インストルメントパネル1の側面に注水口2が設定されていてスペース的な制約により注水口2を大きくすることができず、しかも、側方に向けて注水口2が開口しているために上方から流し込むこともできない。
このため、従来においては、図8に示す如く、ウォッシャタンク8の上部からエアを別系路で抜き出すエア抜きホース9を配索し、該エア抜きホース9を前記インレット4の注水口2近傍の大気開放孔10(図5参照)に接続してエア抜けを良好に保ち得るようにしている。
この種のウォッシャタンクに関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特開2012−116274号公報
しかしながら、前述の如きエア抜きホース9を用いた従来対策では、該エア抜きホース9が別部品として必要となることからコストの高騰を招く結果となり、エア抜きホース9の配索にも手間がかかって作業面での負担が大きいという問題があった。
尚、注水容器のノズル6をインレット4の奥まで挿し込まなければ特にエア抜けが悪くなる心配はないが、そのような気遣いを行いながらウォッシャ液5の補充作業を行うのは煩わしく、しかも、ウォッシャ液5を勢い良く入れた場合にウォッシャ液5が注水口2側へ逆流し易くなる。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、エア抜きホースを用いることなく良好なエア抜けを確保し得るウォッシャタンク用インレット構造を提供することを目的とする。
本発明は、注水容器のノズルを挿し入れてウォッシャ液を注ぎ込むためのインレットを備え、該インレット内における前記ノズルが突き当たる位置の流路断面を円形以外の異形断面形状とし且つその異形断面形状内に収まる最大円に対し少なくとも下方へ張り出す領域を有するように形成したことを特徴とするウォッシャタンク用インレット構造、に係るものである。
而して、このようにすれば、注水容器のノズルをインレットの奥まで挿し込んだ際に、ノズルの先端部がインレットの深部の流路に隙間無く嵌まり込むような事態が起こらなくなり、ノズルとインレットとの間に必ず隙間が形成されてウォッシャタンク内のエアの逃げ道が確保されるので、エア抜きホースを用いなくても良好なエア抜けが確保されることになり、ウォッシャ液がうまく入っていかなくなったり、抜け出るエアによりウォッシャ液が噴き溢れたりする虞れがなくなる。
この結果、エア抜きホースの配索が不要となってコストの削減と作業面での負担軽減が図られると共に、ノズルをインレットの奥まで挿し込まないよう気遣う必要がなくなってウォッシャ液の補充作業時における煩わしさが解消され、ウォッシャ液を勢い良く入れてもウォッシャ液が注水口側へ逆流する虞れが少なくなる。
また、注水容器のノズルが突き当たる位置の流路の断面が、異形断面形状内に収まる最大円に対し下方へ張り出す領域xを有するように形成されているので、前記領域を通しインレットの奥を覗き込んでウォッシャ液の液面レベルを確認しながらウォッシャ液を注ぐことが可能であり、更には、インレットの最深部まで上昇したウォッシャ液の液面を直接目視で確認して満水に到ったことを把握することが可能となる。
更に、本発明においては、側方に向けて注水口が開口し且つ該注水口から斜め下方に向け徐々に先細り形状を成すようにインレットが形成されている場合に好適であり、このような形式では、ウォッシャ液を上方から流し込むことができないために注水容器のノズルを必ずインレットに挿し入れてウォッシャ液の補充を行う必要があり、本発明の構造を適用することによる有用性が高い。
上記した本発明のウォッシャタンク用インレット構造によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)注水容器のノズルをインレットの奥まで挿し込んでも、ノズルの先端部がインレットの深部の流路に隙間無く嵌まり込むような事態を未然に回避することができ、ノズルとインレットとの間に隙間を形成してウォッシャタンク内のエアの逃げ道を確保することができるので、エア抜きホースを用いることなく良好なエア抜けを確保することができ、ウォッシャ液の補充作業を迅速に且つ噴き溢れなく行うことができると共に、エア抜きホースの配索を不要としてコストの削減と作業面での負担軽減を図ることができ、更には、ノズルをインレットの奥まで挿し込まないよう気遣わなくて済むことによりウォッシャ液の補充作業時における煩わしさを解消することもでき、ウォッシャ液を勢い良く入れてもウォッシャ液が注水口側へ逆流する虞れを大幅に低減することができる。
(II)注水容器のノズルが突き当たる位置の流路断面が、異形断面形状内に収まる最大円に対し下方へ張り出す領域を有するように形成されているので、該領域を通しウォッシャ液の液面レベルを確認しながらウォッシャ液を注ぎ込むことができると共に、インレットの最深部まで上昇したウォッシャ液の液面を直接目視で確認して満水に到ったことを把握することができ、これによって、インレットからウォッシャ液を溢れさせてしまう事態を未然に回避することができる。
本発明を実施する形態の一例を示す正面図である。 図1のII−II矢視の断面図である。 図2のIII−III矢視の断面図である。 ウォッシャタンクの注水口の一例を示す斜視図である。 従来例を示す正面図である。 図5のVI−VI矢視の断面図である。 図6のVII−VII矢視の断面図である。 エア抜きホースの配索状況に関する説明図である。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図5〜図7と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1〜図3に示す形態例においては、先に図4〜図8に示した構造の場合と同様に、キャブオーバ型の小型トラック等におけるインストルメントパネル1(図4参照)の側面に注水口2を設定した場合で例示しており、該注水口2が側方に向けて開口され且つ該注水口2から斜め下方に向け徐々に先細り形状を成すようにインレット4が備えられ、該インレット4に対し注水容器のノズル6を挿し入れてウォッシャ液5の注ぎ込みが成されるようになっているが、インレット4内における前記ノズル6が突き当たる位置の流路4aの断面を円形以外の異形断面形状(図3参照)とし且つその異形断面形状内に収まる最大円(図3における図示ではノズル6の外径線に相当)に対し少なくとも下方へ張り出す領域xを有するように形成したところを特徴としている。
尚、インレット4内における前記ノズル6が突き当たる位置の流路4aの断面を円形以外の異形断面形状(図3参照)とした結果、この異形断面形状の部分での注水管7との接続が難しくなるので、ここではインレット4の最深部を下向きに延在して円形断面に戻してから注水管7との接続を行うようにしている。
而して、このようにすれば、注水容器のノズル6をインレット4の奥まで挿し込んだ際に、ノズル6の先端部がインレット4の深部の流路4aに隙間無く嵌まり込むような事態が起こらなくなり、ノズル6とインレット4との間に必ず隙間が形成されてウォッシャタンク8(図8参照)内のエアの逃げ道が確保されるので、エア抜きホース9(図8参照)を用いなくても良好なエア抜けが確保されることになり、ウォッシャ液5がうまく入っていかなくなったり、抜け出るエアによりウォッシャ液5が噴き溢れたりする虞れがなくなる。
この結果、エア抜きホース9(図8参照)の配索が不要となってコストの削減と作業面での負担軽減が図られると共に、ノズル6をインレット4の奥まで挿し込まないよう気遣う必要がなくなってウォッシャ液5の補充作業時における煩わしさが解消され、ウォッシャ液5を勢い良く入れてもウォッシャ液5が注水口2側へ逆流する虞れが少なくなる。
また、ノズル6が突き当たる位置の流路4aの断面が、異形断面形状内に収まる最大円に対し下方へ張り出す領域xを有するように形成されているので、図2に模式的に示しているように、前記領域xを通しインレット4の奥を覗き込んでウォッシャ液5の液面レベルを確認しながらウォッシャ液5を注ぐことが可能であり、更には、インレット4の最深部まで上昇したウォッシャ液5の液面を直接目視で確認して満水に到ったことを把握することが可能となる。
従って、上記形態例によれば、注水容器のノズル6をインレット4の奥まで挿し込んでも、ノズル6の先端部がインレット4の深部の流路4aに隙間無く嵌まり込むような事態を未然に回避することができ、ノズル6とインレット4との間に隙間を形成してウォッシャタンク内のエアの逃げ道を確保することができるので、エア抜きホース9(図8参照)を用いることなく良好なエア抜けを確保することができ、ウォッシャ液5の補充作業を迅速に且つ噴き溢れなく行うことができると共に、エア抜きホース9(図8参照)の配索を不要としてコストの削減と作業面での負担軽減を図ることができる。
更に、注水容器のノズル6をインレット4の奥まで挿し込まないよう気遣わなくて済むことによりウォッシャ液5の補充作業時における煩わしさを解消することもでき、ウォッシャ液5を勢い良く入れてもウォッシャ液5が注水口2側へ逆流する虞れを大幅に低減することができる。
また、ウォッシャ液5の液面レベルを確認しながらウォッシャ液5を注ぎ込むことができると共に、インレット4の最深部まで上昇したウォッシャ液5の液面を直接目視で確認して満水に到ったことを把握することができ、これによって、インレット4からウォッシャ液5を溢れさせてしまう事態を未然に回避することができる。
尚、本発明のウォッシャタンク用インレット構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、インレット内における注水容器のノズルが突き当たる位置の流路に付される異形断面形状は、必ずしも図3に図示する形状に限定されないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 注水口
4 インレット
4a インレット内におけるノズルが突き当たる位置の流路
5 ウォッシャ液
6 ノズル
8 ウォッシャタンク
x 領域x

Claims (2)

  1. 注水容器のノズルを挿し入れてウォッシャ液を注ぎ込むためのインレットを備え、該インレット内における前記ノズルが突き当たる位置の流路断面を円形以外の異形断面形状とし且つその異形断面形状内に収まる最大円に対し少なくとも下方へ張り出す領域を有するように形成したことを特徴とするウォッシャタンク用インレット構造。
  2. 側方に向けて注水口が開口し且つ該注水口から斜め下方に向け徐々に先細り形状を成すようにインレットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載のウォッシャタンク用インレット構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20050016619A1 (en) * 2001-11-09 2005-01-27 Stefan Winterling Windshield wiper fluid reservoir
US6886613B1 (en) * 2004-01-06 2005-05-03 General Motors Corporation Motor vehicle fuel filler pipe having fuel pump nozzle locating dimples
JP2012224141A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Hino Motors Ltd ウォッシャタンク用インレット構造

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