JP2015024461A - ロボットハンドの制御方法と制御装置 - Google Patents

ロボットハンドの制御方法と制御装置 Download PDF

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優 小椋
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光治 曽根原
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忠弘 中島
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Abstract

【課題】ロボットハンドを対象物に容易に追従させつつ、対象物の移動方向と直交する方向において、ロボットハンドを対象物に位置決めできるようにする。
【解決手段】制御装置9は、設定方向におけるロボットハンド3の移動を追従制御法で制御し、設定方向と直交する直交方向におけるロボットハンド3の移動を位置決め制御法で制御する。操作装置7は、設定方向と直交方向に対して、それぞれ、動作指令を入力可能である。追従制御法では、制御装置9は、設定方向に対する動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンド3の移動速度を変化させ、ロボットハンド3が設定方向に移動している時に設定方向に対する動作指令が入力されなくなっても、設定方向におけるロボットハンド3の移動を継続させる。位置決め制御法では、直交方向に対して、予め定められた停止操作が操作装置7に行われたら、制御装置9は、ロボットハンド3の移動速度をゼロにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動する対象物に対して作業を行うロボットハンドの制御方法と制御装置に関する。
ロボットハンドの動作を制御するために操作装置と制御装置が設けられる。操作装置は、人に操作され、この操作に従った動作指令を制御装置に入力する。制御装置は、入力された動作指令に従って、ロボットハンドを動作させ、これにより、ロボットハンドは、移動する対象物に対して作業を行う。
対象物に対するロボットハンドの作業には、例えば、次の(1)(2)がある。
(1)ロボットハンドは、部品を把持して、この部品を、搬送ライン上を移動している対象物に組み付ける。
(2)ロボットハンドは、設定軌道に沿って移動している対象物を把持する。
このような作業を容易にするために、下記の特許文献1では、操作装置による入力がない場合でも、対象物と同じ速さで、ロボットハンドを移動させている。すなわち、ロボットハンドの先端部で部品を把持し、この先端部を、対象物と同じ速さで移動させ、この状態で、人の操作により、把持している部品の位置を対象物に合わせることにより、対象物へ部品を組み付ける。
他の先行技術文献として、下記の特許文献2、3と下記の非特許文献1がある。
特許文献2では、重量物を搬送する作業を補助するロボットハンド(作業補助装置)において、人の操作力に応じて、重量物に運動変化を与える場合に、操作力に対する運動変化の度合いを決めるパラメータ(仮想インピーダンス制御のパラメータ)を、作業段階毎に他の値に切り替えるようにしている。
特許文献3では、操作子の操作量に応じてツールの速度を変化させる場合に、操作子の操作量が小さい時には速度の変化量を小さくし、操作子の操作量が大きい時には速度の変化量を大きくしている。これにより、ツールが低速度で移動している時には、ツールの位置決めを容易にしつつ、ツールが高速度で移動している時には、操作量に対する応答性を高めている。
非特許文献1では、次の式で表される仮想インピーダンス制御により、ロボットハンドを動作させている。

M×dx/dt+D×dx/dt+K×x=F

ここで、Mは仮想質量を表し、Dは仮想粘性係数を表し、Kは仮想ばね係数を表し、xはロボットハンドの位置を表し、Fは操作装置に与えられた操作力を表す。
非特許文献1では、操作力に応じて仮想粘性係数Dを変化させることにより、操作力に基づいて、人の操作意図を推定し、位置決め精度を向上させている。例えば、操作力が小さい時には、仮想粘性係数Dを大きくして、ロボットハンドを止めやすくしている。
特開2011−93063号公報 特許第3504507号 特開2010−264539号公報
「位置決め作業アシストのための操作力依存可変ダンピング制御」、日本ロボット学会誌、Vol.25、No.2、頁306−313、2007
特許文献1において、対象物の移動方向において、対象物の速度とロボットハンドの速度とを同期させている。これについて、作業状況に応じて、対象物の移動方向において、対象物の速度および位置に対して、ロボットハンドの速度および位置を調節できるようにすることが望まれる。
特許文献2では、対象物の移動方向において対象物にロボットハンドが追いつくための操作と、対象物の移動方向と直交する方向において対象物に対してロボットハンドを位置決めするための操作とを同時に行うことが考慮されていない。
特許文献3と非特許文献1では、ロボットハンドの位置決めをし易くしているが、移動する対象物に対するロボットハンドの位置決めが考慮されておらず、移動する対象物とのロボットハンドの速度合わせも考慮されていない。
そこで、本発明の目的は、対象物の移動方向が既知の場合であって、移動する対象物に対してロボットハンドが作業をする場合に、対象物の移動方向において、対象物の速度および位置に対して、ロボットハンドの速度および位置を調節して対象物の速度および位置にロボットハンドの速度および位置を合わせることと、対象物の移動方向と直交する直交方向において対象物の位置にロボットハンドの位置を合わせることとを、同時に短時間で行えるようにすることにある。
上述の目的を達成するため、本発明によると、予め定められた設定方向に移動する対象物に対して作業を行うロボットハンドの制御方法であって、
ロボットハンドの動作指令を入力する操作装置と、
入力された動作指令に従って、ロボットハンドを動作させる制御装置と、を用意し、
制御装置により、設定方向におけるロボットハンドの移動を、追従制御法で制御し、設定方向と直交する直交方向におけるロボットハンドの移動を、位置決め制御法で制御し、
操作装置は、設定方向と直交方向に対して、それぞれ、動作指令を入力可能なものであり、
追従制御法では、制御装置により、設定方向に対して入力された動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンドの移動速度を変化させ、ロボットハンドが設定方向に移動している時に、設定方向に対する動作指令が入力されなくなっても、設定方向におけるロボットハンドの移動を継続させ、
位置決め制御法では、直交方向に対して入力された動作指令に応じて、直交方向におけるロボットハンドの動作を制御し、直交方向に対して、予め定められた停止操作が操作装置に行われたら、制御装置により、直交方向におけるロボットハンドの移動速度をゼロにする、ことを特徴とする制御方法が提供される。
本発明の好ましい実施形態によると、追従制御法と位置決め制御法を同時に実行する。
本発明の好ましい実施形態によると、追従制御法では、

F=M×dV/dt+D×V、

F=M×d(V+V0)/dt+D×(V+V0)、または

V=K×A×F+V0

に基づいて速度指令値Vを生成し、Fは、設定方向に対して入力された動作指令に相当する駆動指令値であり、MとDとAは、予め定められた係数であり、V0は、対象物の移動速度の既知の値または検出値であり、nは、1以上の整数であり、nが奇数であるときには、K=1であり、nが偶数であるときには、F≧0の場合にはK=1であり、F<0の場合にはK=−1であり、
速度指令値Vに基づいて、設定方向におけるロボットハンドの移動速度を制御する。
本発明の好ましい実施形態によると、操作装置は、ロボットハンドの先端部に取り付けられている。
また、本発明によると、上記の目的を達成するため、予め定められた設定方向に移動する対象物に対して作業を行うロボットハンドを、操作装置により入力された動作指令に基づいて制御する装置であって、
設定方向におけるロボットハンドの移動を、追従制御法で制御し、設定方向と直交する直交方向におけるロボットハンドの移動を、位置決め制御法で制御し、
操作装置により生成された、設定方向と直交方向に対する動作指令が入力されるようになっており、
追従制御法では、設定方向に対する動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンドの移動速度を変化させ、ロボットハンドが設定方向に移動している時に、設定方向に対する動作指令が入力されなくなっても、設定方向におけるロボットハンドの移動を継続させ、
位置決め制御法では、直交方向に対する動作指令に応じて、直交方向におけるロボットハンドの動作を制御し、直交方向に対して、予め定められた停止操作が操作装置に行われたら、直交方向におけるロボットハンドの移動速度をゼロにする、ことを特徴とする制御装置が提供される。
設定方向に移動する対象物に対してロボットハンドが作業をする場合には、(1)設定方向において、対象物の速度および位置に、ロボットハンドの速度および位置を合わせる必要があり、かつ、(2)設定方向と直交する直交方向において、対象物の位置に、ロボットハンドの位置を合わせる必要がある。
前記(1)について、設定方向に対して入力された動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンドの移動速度を変化させるので、動作指令の入力により、設定方向において、対象物の速度および位置に、ロボットハンドの速度および位置を合わせることができる。また、対象物の位置に、ロボットハンドの位置を合わせる際に、ロボットハンドを停止させると、移動する対象物に対して、ロボットハンドの位置がずれてしまう。そこで、本発明によると、追従制御法により、ロボットハンドが設定方向に移動している時に、設定方向に対する動作指令が入力されなくなっても、設定方向におけるロボットハンドの移動を継続させる。これにより、移動する対象物に対して、ロボットハンドの位置がずれることを抑えることができる。
前記(2)について、前記直交方向に対象物は移動しないので、この直交方向において、対象物の位置に対してロボットハンドの位置を合わせる際に、操作装置を操作する人の意図(操作)でロボットハンドを即座に停止できるようにすることが望ましい。そこで、本発明によると、直交方向に対して、予め定められた停止操作が操作装置に行われたら、位置決め制御法により、直交方向におけるロボットハンドの移動速度をゼロにする。これにより、操作装置を操作する人の意図(操作)でロボットハンドを即座に停止させることができる。
よって、設定方向および直交方向に対して、それぞれ追従制御法および位置決め制御法を行うことにより、前記(1)と(2)の作業を同時に短時間で行うことが可能となる。
本発明の実施形態による制御装置を備えるロボットハンド装置を示す。 操作装置と制御装置のブロック図を示す。 操作装置の構成例を示す。
本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態による制御装置9を備えるロボットハンド装置10を示す。図1(A)は平面図であり、図1(B)は図1(A)のB−B線矢視図である。図1(B)では、対象物1の図示を省略している。
ロボットハンド装置10は、ロボットハンド3を有し、予め定められた設定方向に移動する対象物1に対して作業を行う。
対象物1に対する作業を、図1を例にして説明する。対象物1が移動する設定方向は、組立ライン(y軸の正方向)の方向である。対象物1は車体である。ロボットハンド装置10は、このような車体1に、次のように、インストルメンタルパネル(インパネ)2を組み付ける作業を行う。ロボットハンド装置10は、ロボットハンド3の先端部に設けられた把持部5でインパネ2を把持する。次いで、ロボットハンド3の把持部5(すなわち、インパネ2)を、設定方向と直交する直交方向(x軸方向、z軸方向)において、車体1におけるインパネ取り付け部4に位置決めする。この状態で、ロボットハンド装置10は、インパネ2を、車体1に対して設定方向に移動させて、車体1のインパネ取り付け部4に組み付ける。以下において、設定方向と直交する直交方向を、以下、単に直交方向という。
なお、図1に示すx軸、y軸、およびz軸は、それぞれ、設定方向と直交する水平方向、設定方向と平行な水平方向、および鉛直方向を向いている。以下において、x軸、y軸、またはz軸に言及する場合には、これらは、それぞれ、図1に示すx軸、y軸、およびz軸を意味する。
ロボットハンド装置10は、ロボットハンド3と操作装置7と制御装置9を備える。
ロボットハンド3は、設定方向に移動する対象物1に対して作業を行う。図1の例では、ロボットハンド3は、インパネ2を把持する把持部5を有する。把持部5は、x軸方向に延びる細長い部材11と、この部材11に取り付けられる1対の爪13を有する。1対の爪13は、インパネ2をx軸方向に挟んで把持する。
ロボットハンド3は、図1の例では、多関節ハンドである。なお、ロボットハンド3は、多関節ハンドに限定されず、他の公知の構成を有するものであってもよい。
ロボットハンド3は、図示しない駆動装置(例えば、複数のサーボモータ)により駆動される。当該駆動装置が制御装置9によって制御されることにより、ロボットハンド3は動作する。
操作装置7は、人に操作され、この操作に従って、ロボットハンド3の動作指令を生成して制御装置9に入力する。操作装置7は、設定方向と直交方向に対して、それぞれ、動作指令を入力可能である。
制御装置9は、入力された動作指令に従って、ロボットハンド3を動作させる。制御装置9は、設定方向に対して入力された動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンド3の移動速度を、追従制御法で制御し、直交方向に対して入力された動作指令に基づいて、直交方向におけるロボットハンド3の動作(移動)を、位置決め制御法で制御する。
制御装置9は、追従制御法と位置決め制御法を同時に実行できるように構成されている。
追従制御法において、ロボットハンド3の先端部が設定方向に移動している時に、設定方向に対する動作指令が制御装置9に入力されなくなっても、制御装置9は、設定方向におけるロボットハンド3の先端部の移動を継続させる。例えば、図1において、ロボットハンド3の先端部(把持部5)が、y軸の正方向に移動している時に、設定方向(y軸方向)に対する動作指令が制御装置9に入力されなくなっても、制御装置9は、ロボットハンド3における先端部のy軸正方向への移動を継続させる。
追従制御法では、好ましくは、制御装置9は、次の式(1)を用いて、速度指令値Vyを生成する。

Fy=M×dVy/dt+D×Vy ・・・(1)

式(1)において、Fyは、設定方向(y軸方向)に対して入力された動作指令に相当する駆動指令値であり、Mは、予め定められた仮想質量係数であり、Vyは、設定方向に対する速度指令値であり、dVy/dtは、Vyの時間微分であり、Dは、予め定められた仮想粘性係数である。
制御装置9は、操作装置7により入力された駆動指令値Fyに基づいて、上述の式(1)を解くことにより、速度指令値Vyを求める。
なお、現時点より微小時間だけ前の時点において生成された速度指令値Vyを、Vyの初期値として、式(1)を解いて現時点の速度指令値Vyを生成する。
制御装置9は、上述のように式(1)により生成した速度指令値Vyに基づいて、設定方向におけるロボットハンド3の移動速度を制御する。これにより、設定方向におけるロボットハンド3の移動速度を速度指令値Vyに近づける。
位置決め制御法では、制御装置9は、直交方向に対して動作指令が入力されなくなったら、制御装置9は、直交方向におけるロボットハンド3の先端部の移動速度をゼロにする。例えば、動作指令に相当する後述のFxが生成されなくなったら(すなわち、Fxがゼロになったら)、x軸方向におけるロボットハンド3の先端部の移動速度をゼロにし、動作指令に相当する後述のFzが生成されなくなったら、z軸方向におけるロボットハンド3の先端部の移動速度をゼロにする。
このように、位置決め制御法では、直交方向に対して動作指令が入力されなくなるように人が操作装置7を操作する(本実施形態において、この操作を停止操作という)ことにより、制御装置9は、直交方向におけるロボットハンド3の先端部の移動速度をゼロにする。これについて、本実施形態では、停止操作は、後述する図3(A)のX軸方向に(X軸の正方向と負方向のいずれにも)後述の操作かん21へ力を与えないようにする操作、または、後述する図3(A)のZ軸方向に(Z軸の正方向と負方向のいずれにも)操作かん21へ力を与えないようにする操作である。
好ましくは、位置決め制御法では、制御装置9は、次の式(2)と(3)を用いて、速度指令値Vx、Vzを生成する。

Vx=K×Ax×Fx ・・・(2)
Vz=K×Az×Fz ・・・(3)

式(2)と(3)において、Fxは、直交方向(x軸方向)に対して入力された動作指令に相当する駆動指令値であり、Fzは、直交方向(z軸方向)に対して入力された動作指令に相当する駆動指令値であり、AxとAzは、予め定められたゲインであり、Vxは、直交方向(x軸方向)に対する速度指令値であり、Vzは、直交方向(z軸方向)に対する速度指令値であり、nは、1以上の整数であり、好ましくは、nは、1、2または3である。また、式(2)において、nが奇数であるときには、K=1であり、nが偶数であるときには、Fx≧0の場合にはK=1であり、Fx<0の場合にはK=−1である。同様に、式(3)において、nが奇数であるときには、K=1であり、nが偶数であるときには、Fz≧0の場合にはK=1であり、Fz<0の場合にはK=−1である。
制御装置9は、操作装置7により入力された駆動指令値Fx、Fzに基づいて、上述の式(2)と(3)により、速度指令値Vx、Vzを求める。
制御装置9は、上述のように式(2)により生成した速度指令値Vxに基づいて、直交方向(x軸方向)におけるロボットハンド3の移動速度を制御する。これにより、直交方向(x軸方向)におけるロボットハンド3の移動速度を速度指令値Vxに近づける。
同様に、制御装置9は、上述のように式(3)により生成した速度指令値Vzに基づいて、直交方向(z軸方向)におけるロボットハンド3の移動速度を制御する。これにより、直交方向(z軸方向)におけるロボットハンド3の移動速度を速度指令値Vzに近づける。
図2と図3に基づいて、操作装置7と制御装置9を詳しく説明する。図2は、操作装置7と制御装置9のブロック図である。図3(A)は、図1(A)の部分拡大図であり、操作装置7を示し、図3(B)は、図3(A)のB−B線矢視図である。
操作装置7は、操作かん(操作棒)21と力覚センサ22を有する。
操作かん21は、人に操作される。すなわち、人が、手で操作かん21をつかんで、操作かん21に力を与える。操作かん21は、操作装置7の操作台24に設けられる。操作かん21に力を与えても、操作かん21は、操作台24に対して変位しない(すなわち、その位置または姿勢を変えない)。
力覚センサ22は、図3(A)に示すX軸、Y軸およびZ軸の各方向について、操作かん21に与えられた力Ex、Ey、Ezを動作指令として検出して出力する。図3(A)において、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を有するセンサ座標系Sは、力覚センサ22に固定されている。Exは、操作かん21に与えられた力のベクトルEのX軸方向成分であり、Eyは、当該ベクトルEのY軸方向成分であり、Ezは、当該ベクトルEのZ軸方向成分である。X軸の正方向に操作かん21に力が与えられている場合には、Exは正の値をとり、X軸の負方向に操作かん21に力が与えられている場合には、Exは負の値をとる。EyとEzについても同様である。
制御装置9は、入力処理部23と速度値生成部25と速度制御部27を有する。
入力処理部23は、力覚センサ22から出力されたEx、Ey、Ezに基づいて、駆動指令値Fx、Fy、Fzを生成する。入力処理部23は、センサ座標系Sで表されたEx、Ey、Ezを、それぞれ、ロボットハンド3の先端部(把持部5)に固定されたハンド座標系RでFx、Fy、Fzとして表わす。すなわち、センサ座標系Sで表されたベクトルE(Ex,Ey,Ez)を、x軸、y軸、z軸を有するハンド座標系Rで表わすベクトルに変換する行列をTとすると、入力処理部23は、次の[数1]により、Fx、Fy、Fzを算出する。Fx、Fy、Fzは、それぞれ、操作装置7により入力された動作指令Ex、Ey、Ezに相当する。
Figure 2015024461
センサ座標系Sとハンド座標系Rを一致させてもよい。すなわち、X軸とY軸とZ軸を、それぞれx軸とy軸とz軸に一致させてもよい。この場合、Tは単位行列であり、Fx、Fy、Fzは、それぞれ、Ex、Ey、Ezと同じである。すなわち、検出したEx、Ey、Ezは、これらに相当する駆動指令値Fx、Fy、Fzと値が同じである。この場合、入力処理部23が省略される。
操作装置7は、好ましくは、図1に示すように、ロボットハンド3の先端部(把持部5の部材11)に取り付けられる。この取り付けにより、操作装置7(図3の例では操作かん21)に対してなされた操作の方向(力が与えられた方向)が、この操作による制御方向と一致するようにする。ここで、制御方向とは、ロボットハンド3先端部が制御される方向である。このように、図3(A)のX軸方向とY軸方向とZ軸方向が、それぞれ、図1のx軸方向とy軸方向とz軸方向に一致するようにする。そのために、追従制御法と位置決め制御法が行われている時に、制御装置9は、ロボットハンド3の先端部の姿勢を一定に維持するように(例えば、ロボットハンド3の先端部の姿勢を、部材11がx軸方向を向く姿勢に維持するように)ロボットハンド3の動作を制御するのがよい。このように制御装置9が設定されているのがよい。
このような操作装置7の取り付けと制御装置9の設定により、人は、ロボットハンド3の先端部と対象物1との位置関係を目で確認して、操作装置7に与える力の方向にロボットハンド3の先端部を駆動することができる。
代わりに、操作装置7は、ロボットハンド3から分離して設けられてもよい。この場合、上述の行列Tは、単位行列でなくてよく、また、次のようにしてよい。ロボットハンド3の先端部が含まれる領域をビデオカメラで撮像する。これにより得た動画を、操作装置7に隣接して設置された表示装置に表示させる。人は、このように表示された動画を見ながら操作装置7を操作する。
速度値生成部25には、生成された駆動指令値Fx,Fy,Fzが入力される。速度値生成部25は、次のように、入力された駆動指令値Fx,Fy,Fzに基づいて速度指令値を生成する。速度値生成部25は、設定方向に対する駆動指令値Fyに従って、設定方向に対する速度指令値Vyを生成する。速度値生成部25は、直交方向(x軸方向)に対する駆動指令値Fxに従って、直交方向(x軸方向)に対する速度指令値Vxを生成する。速度値生成部25は、直交方向(z軸方向)に対する駆動指令値Fzに従って、直交方向(z軸方向)に対する速度指令値Vzを生成する。ここで、速度値生成部25は、上述の式(1)を用いて、速度指令値Vyを生成し、上述の式(2)と(3)を用いて、速度指令値Vx、Vzを生成する。
速度制御部27は、設定方向(y軸方向)に対する速度指令値Vyに従って、追従制御法により、設定方向(y軸方向)におけるロボットハンド3先端部の速度を制御しつつ、位置決め制御法により、直交方向(x軸方向)に対する速度指令値Vxに従って、直交方向(x軸方向)におけるロボットハンド3先端部の速度を制御しつつ、直交方向(z軸方向)に対する速度指令値Vzに従って、直交方向(z軸方向)におけるロボットハンド3先端部の速度を制御する。この制御は、例えば、速度制御部27が、Vx,Vy,Vzに基づいて、ロボットハンド3を駆動する複数の駆動装置を制御することによりなされる。
本発明の実施形態によるロボットハンド3の制御方法は、以下のように行われる。
(a)追従制御法により、設定方向に移動している対象物1に、ロボットハンド3の先端部を追従させる。すなわち、設定方向に対する動作指令Eyが、操作装置7により入力され、この動作指令に基づいて、制御装置9は、ロボットハンド3の先端部を、設定方向において対象物1に追従させる。この時、ロボットハンド3の先端部は、設定方向において、対象物1よりも後方に位置させる。この(a)の追従制御法では、設定方向に対する動作指令Eyが入力されなくなっても、制御装置9は、設定方向におけるロボットハンド3の移動を継続させる。
(b)前記(a)の追従制御法の実行と同時に、位置決め制御法により、直交方向(x軸方向およびz軸方向)において、ロボットハンド3の先端部を対象物1に一致させる。すなわち、この(b)での位置決め制御法を次のように行う。直交方向に対する動作指令Ex、Ezが、操作装置7により入力される。この動作指令に基づいて、制御装置9は、直交方向において、ロボットハンド3の先端部を移動させる。直交方向において、ロボットハンド3の先端部が対象物1に一致したら、人は、操作装置7に停止操作を行う。これにより、直交方向において、ロボットハンド3の先端部を対象物1に一致させる。
(c)前記(a)(b)の後に、設定方向において、ロボットハンド3の先端部を対象物1に近づける。すなわち、人が操作装置7を操作することにより、増加した駆動指令値Fyが制御装置9に入力される。この駆動指令値Fyに基づいて、制御装置9は、ロボットハンド3の先端部を加速させる。
(d)前記(c)より、設定方向において、ロボットハンド3の先端部が対象物1に近づいたら、ロボットハンド3の先端部は、対象物1に対して作業を行う。この作業は、人が操作装置7を操作することにより行われてもよいし、人が適宜の作業操作部を操作することにより行われてもよいし、または、ロボットハンド3に設けたカメラやレーザ距離計などにより対象物1の位置と姿勢を計測することにより自動で行われてもよい。
図1の例では、前記(a)において、追従制御法により、組立てラインの方向であるy軸方向(設定方向)に移動している車体1に、ロボットハンド3の先端部を追従させる。これにより、この先端部に設けた把持部5に把持されているインパネ2も、車体1に追従する。これと並行して、前記(b)で、組立てラインの方向に直交するx軸方向およびz軸方向(直交方向)において、位置決め制御法により、ロボットハンド3の先端部を車体1のインパネ取り付け部4に一致させる。この状態で、前記(c)にて、y軸方向において、先端部を加速させることにより、前記(d)において、この先端部の把持部5で把持したインパネ2を、インパネ取り付け部4に組み付ける。なお、前記(a)(b)(c)(d)を行っている間、ロボットハンド3の先端部を構成する細長い部材11の向きがx軸方向に維持されるように、制御装置9が設定されているのがよい。
上述した本発明の実施形態では、制御装置9は、追従制御法により、設定方向に対して入力された動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンド3の移動速度を変化させるので、動作指令の入力により、設定方向において、対象物1の速度および位置に、ロボットハンド3の速度および位置を調節することができる。また、制御装置9は、追従制御法により、ロボットハンド3が設定方向に移動している時に、設定方向に対する動作指令が入力されなくなっても、設定方向におけるロボットハンド3の移動を継続させる。これにより、設定方向に移動する対象物1に対して、ロボットハンド3の位置がずれることを抑えることができる。
また、直交方向に対して、予め定められた停止操作が操作装置7に行われたら、制御装置9は、位置決め制御法により、直交方向におけるロボットハンド3の移動速度をゼロにする。これにより、操作装置7を操作する人の意図(操作)でロボットハンド3を即座に停止させることができる。
よって、設定方向において、対象物1の速度および位置にロボットハンド3の速度および位置を合わせることと、直交方向において、対象物1の位置にロボットハンド3の位置を合わせることとを、同時に短時間で行うことが可能となる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記の変更例1〜4のいずれかを採用してもよいし、変更例1〜4を任意に組み合わせて採用してもよい。この場合、以下で説明しない点は、上述と同じであってよい。
(変更例1)
設定方向に移動する対象物1に対して行うロボットハンド3の作業は、上述では、対象物1に対する部品2の組み付けであったが、他の作業であってもよい。例えば、前記作業は、設定方向に移動する対象物1に対する溶接や、設定方向に移動する対象物1の把持などであってもよい。この場合、ロボットハンド3の先端部に前記作業を行う作業実行装置を設け、当該先端部(作業実行装置)を直交方向に位置決めした状態で、当該先端部を設定方向に移動させながら前記作業を行う。この作業は、例えば、操作装置7に設けられた適宜の作業操作部を人が操作することによりなされてよい。
(変更例2)
上述の実施形態によると、直交方向について、予め定められた停止操作が操作装置7に行われたら、制御装置9は、直交方向におけるロボットハンド3の移動速度をゼロにする。この停止操作は、上述したものに限定されず、他の操作であってもよい。
例えば、操作かん21に加えて、操作装置7に急停止ボタンを設け、人がこのボタンを押す操作が停止操作であってもよい。
あるいは、図3の操作かん21を用いる場合に、ロボットハンド3の先端部が、直交方向(例えば、x軸の負方向)に移動している時に、ロボットハンド3の先端部が、この直交方向と逆方向(例えば、x軸の正方向)の速度を持つようにする操作かん21の操作が停止操作であってもよい。例えば、ロボットハンド3の先端部が、x軸の負方向の成分を持つ速度で移動している時に、上述の操作ベクトルがX軸の正方向の成分を有するように操作かん21に力を与える操作が停止操作である。
(変更例3)
操作かん21の代わりに、他の操作部を設けてもよい。例えば、操作部は、与えられた力に応じて操作台24に対して変位する(すなわち、その位置または姿勢を変える)レバーであってもよい。この場合、人が操作部に与えた力の方向と当該力の大きさとに応じて、または、レバーの位置または姿勢に応じて、入力処理部23は、上述のFx,Fy,Fzを生成する。
(変更例4)
上述では、制御装置9は、追従制御法において、上述の式(1)を用いて、速度指令値Vyを生成したが、次の式(4)または(5)を用いて、速度指令値Vyを生成してもよい。

Fy=M×d(Vy+V0)/dt+D×(Vy+V0) ・・・(4)

Vy=K×A×Fy+V0 ・・・(5)

ここで、式(4)と(5)において、Fyは、設定方向(y軸方向)に対して入力された動作指令に相当する駆動指令値であり、Mは、予め定められた仮想質量係数であり、Vyは、設定方向に対する速度指令値であり、V0は、設定方向における対象物1の移動速度の既知の値または検出値であり、d(Vy+V0)/dtは、(Vy+V0)の時間微分であり、Dは、予め定められた仮想粘性係数であり、Aは、予め定められたゲインである。また、式(5)において、nは、1以上の整数であり、好ましくは、nは、1、2または3である。式(5)において、nが奇数であるときには、K=1であり、nが偶数であるときには、Fy≧0の場合にはK=1であり、Fy<0の場合にはK=−1である。
設定方向における対象物1の移動速度の検出値V0は、下記(i)〜(iv)のいずれかの方法で得られてよい。
(i)対象物1が生産ライン上を設定方向に移動するものであって、この移動速度が予め決まっている場合には、当該移動速度がV0である。この場合、生産ラインにおいて異常が検知されたことにより、対象物1が停止した場合には、V0をゼロにする。
(ii)対象物1を移動させる駆動モータに取り付けたエンコーダからの検出信号に基づいて、V0を求める。
(iii)対象物1の位置をレーザ距離センサで時々刻々と検出し、当該検出位置に基づいて、V0を求める。
(iv)対象物1をカメラで時々刻々と撮像し、当該各画像に基づいて、V0を求める。
1 対象物(車体)、2 インパネ、3 ロボットハンド、4 インパネ取り付け部、5 把持部、7 操作装置、9 制御装置、10 ロボットハンド装置、11 細長い部材、13 爪、 21 操作かん、22 力覚センサ、23 入力処理部、24 操作台、25 速度値生成部、27 速度制御部

Claims (5)

  1. 予め定められた設定方向に移動する対象物に対して作業を行うロボットハンドの制御方法であって、
    ロボットハンドの動作指令を入力する操作装置と、
    入力された動作指令に従って、ロボットハンドを動作させる制御装置と、を用意し、
    制御装置により、設定方向におけるロボットハンドの移動を、追従制御法で制御し、設定方向と直交する直交方向におけるロボットハンドの移動を、位置決め制御法で制御し、
    操作装置は、設定方向と直交方向に対して、それぞれ、動作指令を入力可能なものであり、
    追従制御法では、制御装置により、設定方向に対して入力された動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンドの移動速度を変化させ、ロボットハンドが設定方向に移動している時に、設定方向に対する動作指令が入力されなくなっても、設定方向におけるロボットハンドの移動を継続させ、
    位置決め制御法では、直交方向に対して入力された動作指令に応じて、直交方向におけるロボットハンドの動作を制御し、直交方向に対して、予め定められた停止操作が操作装置に行われたら、制御装置により、直交方向におけるロボットハンドの移動速度をゼロにする、ことを特徴とする制御方法。
  2. 追従制御法と位置決め制御法を同時に実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の制御方法。
  3. 追従制御法では、

    F=M×dV/dt+D×V、

    F=M×d(V+V0)/dt+D×(V+V0)、または

    V=K×A×F+V0

    に基づいて速度指令値Vを生成し、Fは、設定方向に対して入力された動作指令に相当する駆動指令値であり、MとDとAは、予め定められた係数であり、V0は、対象物の移動速度の既知の値または検出値であり、nは、1以上の整数であり、nが奇数であるときには、K=1であり、nが偶数であるときには、F≧0の場合にはK=1であり、F<0の場合にはK=−1であり、
    速度指令値Vに基づいて、設定方向におけるロボットハンドの移動速度を制御する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御方法。
  4. 操作装置は、ロボットハンドの先端部に取り付けられている、ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の制御方法。
  5. 予め定められた設定方向に移動する対象物に対して作業を行うロボットハンドを、操作装置により入力された動作指令に基づいて制御する装置であって、
    設定方向におけるロボットハンドの移動を、追従制御法で制御し、設定方向と直交する直交方向におけるロボットハンドの移動を、位置決め制御法で制御し、
    操作装置により生成された、設定方向と直交方向に対する動作指令が入力されるようになっており、
    追従制御法では、設定方向に対する動作指令に応じて、設定方向におけるロボットハンドの移動速度を変化させ、ロボットハンドが設定方向に移動している時に、設定方向に対する動作指令が入力されなくなっても、設定方向におけるロボットハンドの移動を継続させ、
    位置決め制御法では、直交方向に対する動作指令に応じて、直交方向におけるロボットハンドの動作を制御し、直交方向に対して、予め定められた停止操作が操作装置に行われたら、直交方向におけるロボットハンドの移動速度をゼロにする、ことを特徴とする制御装置。
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武居 直行 NAOYUKI TAKESUE: "位置決め作業アシストのための操作力依存可変ダンピング制御 Force-Dependent Variable Damping Control f", 日本ロボット学会誌 第25巻 第2号 JOURNAL OF THE ROBOTICS SOCIETY OF JAPAN, vol. 第25巻, JPN6017007661, JP, ISSN: 0003511599 *

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