JP2015023908A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
こうして、遊技者に抽選結果を特別図柄の確定表示によって報知するとしても、特別図柄の表示は、遊技領域の隅で小さく行われる。これに対して、特別図柄に対応した装飾図柄による装飾演出は、遊技領域の中央に配置された演出図柄表示装置にて、大きく表示するようにしている。よって遊技者は、比較的に視認が容易な装飾演出から、抽選結果を把握するのが、一般的となっている。
また、抽出した乱数値が保留記憶(始動記憶とも呼称する)として記憶される個数には限度(例えば、上限数4個)が設定されるほか、記憶された乱数値の個数と同数のキャラクタを演出図柄表示装置に表示することで、遊技者に前記記憶されている乱数値の個数を報知するパチンコ機が一般的となっている。
さらに、最近のパチンコ機では、第1始動口と第2始動口とを備え、其々の始動口に遊技球が入球すると乱数値を抽出するようにして、始動口毎に所定個数の乱数値を記憶可能になっている。
それらの問題を解決するために、記憶されている乱数値の個数を、これと同数のキャラクタを表示することにより報知するのではなく、記憶されている乱数値の個数に対応した数字を表示することで報知する構成とすることも考えられる。このように構成すれば、たとえ記憶可能な個数等が大幅に増加したとしても、遊技者は一目瞭然にそれを把握することが出来る。さらに、この場合、キャラクタを表示することがないので装飾演出を圧迫する事が無く、ひいては装飾演出が縮小されることによって抽選結果の把握に支障が出る、といった問題も発生しない。
このように昨今のパチンコ機には不可欠な報知演出とも言える保留先読み演出であるが、上述したように、記憶されている乱数値の個数を、数字によって示す構成にすると、複数の乱数値に個別に対応するのではなく一括して数字で表示するために、保留先読み演出が行えなくなってしまうという新たな問題が発生することになる。
また、通常の保留先読み演出では、抽出した乱数値が保留記憶として記憶された直後は、該保留記憶に対応して通常のキャラクタを表示しておき、その後に変動表示が何回か行われた後で、表示されている通常のキャラクタを、特殊なキャラクタに変更する、という上述した特許文献2に記載の技術に類似した技術に基づく演出態様により、遊技者に驚きを与えている。しかし、保留記憶の個数を数字で表す構成によっては、このような同様の驚きを遊技者に与えることは出来ない。
本願発明は係る課題に鑑みなされたものであって、多くの乱数値が記憶されて、該記憶された乱数値の個数を演出図柄表示装置上で示すようにしても、記憶された乱数値の個数を遊技者が容易に把握することが出来るようにしつつ、従来の保留先読み演出と同様の効果を奏しうる弾球遊技機を提供することを目的とした。
遊技球が始動口に入球したことに起因して乱数値を抽出する乱数値抽出手段と、
該乱数値抽出手段によって抽出した乱数値を記憶する乱数値記憶手段と、
該乱数値記憶手段に記憶された乱数値に基づいて、大当り状態を発生させるか否かを判定する大当り判定手段と、
該大当り判定手段による判定結果を示す特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の装飾演出を表示する演出図柄表示装置と、
前記大当り判定手段によって判定される前の前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値についての先読み演出を前記演出図柄表示装置にて行う弾球遊技機において、
前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値の個数を、該記憶された乱数値の個数と同数のキャラクタを表示することで示す詳細表示から記憶された個数を数字で示す概要表示に、又は、該概要表示から前記詳細表示に変更する保留表示変更手段を備え、
前記詳細表示における前記先読み演出は、表示されている複数の前記キャラクタの内、所定のキャラクタのみを他のキャラクタとは異なる表示態様で表示することで行い、
前記概要表示における前記先読み演出は、表示されている前記数字の表示態様を変化させることで行うようにし、
前記保留表示変更手段は、同じ遊技状態であっても、前記詳細表示から前記概要表示に、又は、前記概要表示から前記詳細表示に変更可能に設定した、
ことを特徴とする。
このため、具体的には次のような作用を為すことが出来る。例えば、概要表示にて青色の通常数字である「6」の表示中に、始動口への入球が発生し、数字が「7」に増加したタイミングで、該「7」が赤色の先読数字に変更されたとしても、先読みの対象となる保留記憶が最新の保留記憶に特定されることはなく、先読み対象の保留記憶を特定困難な状態とすることができる。また、同じく、概要表示にて青色の通常数字である「6」の表示中に、新たな始動口への入球が発生しないまま、次の変動表示が開始され、数字が「5」に減少したタイミングで、該「5」が赤色の先読数字に変更されるような場合も発生可能となる。このような場合も、5個の保留記憶の何れが先読み演出の対象であるかは判然としない。
このように構成することにより、概要表示中に先読み対象の保留記憶を推理することで遊技の興趣が向上する。また、このように構成しても、概要表示から詳細表示への変更の必要性が生じれば、本発明の効果を奏し得る。
請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記保留表示変更手段は、前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値の個数が所定数以上となると前記詳細表示から前記概要表示に変更するようにし、前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値の個数が前記所定数未満となると前記概要表示から前記詳細表示に変更するようにした、
ことを特徴とする。
請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機において、
遊技者が操作可能な操作手段を設け、
前記保留表示変更手段は、所定期間中に前記操作手段が操作されたことに起因して、前記概要表示から前記詳細表示に変更するようにした、
ことを特徴とする。
このように構成することで、詳細表示或いは概要表示に関しての、個々の遊技者のニーズに柔軟に対応することが可能となる。
請求項3に記載の弾球遊技機において、
前記所定期間とは、前記概要表示における前記先読み演出が行われている期間内の少なくとも一部の期間である、
ことを特徴とする。
これにより、先読み演出の報知を行っても非常に短い時間しか出来ない状態においては、実行しないようにすることで、一定の効果が期待出来る先読み演出のみを実行することができる。
請求項3又は請求項4に記載の弾球遊技機において、
前記操作手段の操作に起因して概要表示から切り替わった前記詳細表示は、所定条件の成立に基づいて前記概要表示に戻るようにした、
ことを特徴とする。
このように構成することにより、決められた時間の経過に因って概要表示に復帰するので、復帰のための特別な作為が不要となる。また、このような場合には、比較的短い時間を所定時間として設定することで、復帰するまでの待ち時間を短くでき、遊技者の苛立ちを防止することができる。
このように構成することにより、遊技者は任意の時間に亘って詳細表示を確認することが出来、概要表示への復帰は、演出ボタンから指を離すだけの単純な行為によって実現可能となる。よって、遊技者による表示態様の変更の自由度が増し、該機能をより有効に利用可能となる。
このように構成することにより、遊技者による任意の時間に亘る詳細表示の実行に一定の制限を加えつつも、任意の時間に亘って遊技者に詳細表示を確認させることが出来る。また、概要表示への復帰は、演出ボタンから指を離すだけの単純な行為によって実現可能となる。また、指を離すのが煩わしい遊技者はそのままの姿勢を維持していても所定時間が経過すると復帰するので、復帰させるための方法を遊技者のおかれている状態よって、自由に選択可能となり、遊技者による表示態様の変更の自由度が増し、該機能をより有効に利用可能となる。
このように構成することにより、不定ではあるが時間の経過に因って概要表示に復帰するので、復帰のための特別な作為が不要となる。
請求項1乃至請求項5の内の何れかに記載の弾球遊技機において、
前記概要表示における前記先読み演出の種類の個数よりも前記詳細表示における前記先読み演出の種類の個数の方が多くなるように設定した、
ことを特徴とする。
また、概要表示とすることによって、保留記憶の個数が多い状態において、該個数の確認や先読み演出の対象となる保留記憶の存否についての確認を行う上で、多数の保留記憶表示を視認する煩わしさが無くなり、一目瞭然に個数や先読み対象の存否確認が可能となる。また、詳細表示とすることによって、保留記憶の個数が少ない状態において、該個数の確認や先読み演出の対象となる保留記憶の存否についての確認を行う上で、遊技者が自ら確実に視認することで、個数や先読み対象の存否確認、ひいては何個目の保留記憶が先読み対象であるかについての確認が可能となる。
また、保留記憶の個数が、所定数を基準として判断され、該判断結果により詳細表示と概要表示の切替を行うので、逐一遊技者が切替を行う煩わしさが無くなる。
また、装飾演出を縮小させる必要もなくなる。
また、所定条件を比較的短期間に成立可能な内容とすることにより、詳細表示を行う期間を短くすることが出来る。これにより、保留記憶された個数が多かった場合であっても、遊技者は、すぐに、現在の保留記憶の個数を容易に把握することが可能となる。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、第一実施形態の弾球遊技機としてのパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に構成される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、普通図柄抽選での当選時のみ入球可能となっている。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定の回数にわたり、所定時間の開放が行われる。具体的には、通常の遊技状態であれば、1回の当選により約2.6秒の開放が2回行なわれる。
このように、第1特図表示装置9aは、後述する当否判定処理のS230及びS235の判定結果を示す特別図柄として、第1特図を表示する本発明の特別図柄表示装置である。同じく、第2特図表示装置9bも、当否判定処理のS230及びS235の判定結果を示す特別図柄として、第2特図を表示する本発明の特別図柄表示装置である。
また、これ以外の構成として、例えば4個のLEDの発光態様を、保留記憶数が1個乃至4個の場合には点滅態様で発光表示し、保留記憶数が5個乃至8個の場合には点灯態様で発光表示する。すなわち、個数によって異なる発光態様で表示するようにしても良い。
また、保留記憶の上限数に対応した数、すなわち、8個のLEDを備えるようにしても良い。
このように、演出図柄表示装置6は、第1特図又は第2特図に対応した装飾図柄により、装飾演出に係る表示を実行する本実施形態の演出図柄表示装置である。
また、本発明の保留記憶に係る表示も行われる。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘4が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
発射制御装置84は、発射モータ30を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、遊技者が操作可能な演出ボタン67は、本発明の操作手段に相当する。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄や本発明の保留記憶の個数に係る保留表示等の装飾演出画像を表示させる。
次に、第一実施形態のパチンコ機50の動作について説明する。
第一実施形態のパチンコ機50は、常時入賞が可能な第1始動口11と、上述した普通図柄抽選での当選により一定期間にわたり開放され、入賞が可能となる第2始動口12が設けられており、第1始動口11への入賞に起因して抽出された第1抽出乱数(数値データ)による大当り抽選、及び第2始動口12への入賞に起因して抽出された第2抽出乱数(数値データ)による大当り抽選が行われる。
また、パチンコ機50では、第1始動口11又は第2始動口12への入賞により抽出された乱数が、上限数として各々最大8個まで保留記憶として記憶され、各保留記憶に対応する保留図柄(保留記憶表示)が表示されると共に、大当り抽選で当たると、所定ラウンド数の大当り遊技が行われる。なお、保留記憶の上限数は、8個に限定することなく、適宜設定可能であって、他の個数、例えば4個であっても良い。
(1)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図5に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
すなわち、入賞確認処理(S50)の1モジュールとしてのコマンド送信処理は、例えば始動口への入賞に係る検出結果(保留記憶の増加)に基づいて作成された表示すべき保留記憶の数を示唆する保留記憶数指示コマンド等を、サブ統合制御装置83に送信する処理である。
本実施形態では、前回の割り込み処理における入賞確認処理の終了後から、当該入賞確認処理までの期間に発生した始動口への入賞に基づいて、保留記憶数指示コマンドを送信するように構成されている。
また、当否判定処理(S55)の1モジュールとしてのコマンド送信処理は、例えば大当り抽選の実行(保留記憶の消化)に基づいて作成された表示すべき保留記憶の数を示唆する保留記憶数指示コマンド等を、サブ統合制御装置83に送信する処理である。
本実施形態では、前回の割り込み処理における当否判定処理の終了後から、当該当否判定処理までの期間に当否判定を実行する条件が成立したことに基づいて、保留記憶数指示コマンドを送信するように構成されている。
本実施形態の主制御装置80は、第1始動口11への入賞や、当該入賞に基づく大当り抽選(当否抽選)の実行によって増減変化する第1特図保留記憶の表示数をサブ統合制御装置83に指示するための、複数種類の第1(特1)保留記憶数指示コマンドを具備してなる第1(特1)保留記憶数指示コマンドテーブルを備える。また、第2始動口12への入賞や、当該入賞に基づく大当り抽選(当否抽選)の実行によって増減変化する第2特図保留記憶の表示数をサブ統合制御装置83に指示するための、複数種類の第2(特2)保留記憶数指示コマンドを具備してなる第2(特2)保留記憶数指示コマンドテーブルを備える。当該第1(特1)保留記憶数指示コマンドテーブルは、動作番号をA6Hとして、識別番号が00H乃至08Hとなる9種類のコマンドで構成されている。また、第2(特2)保留記憶数指示コマンドテーブルは、動作番号をA7Hとして、識別番号が00H乃至08Hとなる9種類のコマンドで構成されている。図20(b)には、第1(特1)保留記憶数指示コマンドテーブルを図示し、第2(特2)保留記憶数指示コマンドテーブルは割愛した。
各コマンドが示唆する内容(保留個数情報)を詳述すると、A6H00Hは、第1特図保留記憶を表示しない旨のコマンド、A6H01Hは、第1特図保留記憶を1個表示する旨のコマンド、であり、途中割愛して、A6H08Hは、第1特図保留記憶を8個表示する旨のコマンド、である。
次に、第1始動口11又は第2始動口12への入賞を検出し、該入賞に応じて第1特図保留記憶又は第2特図保留記憶の生成等を行う始動入賞確認処理について、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理(S50)からコールされるサブルーチンとして構成されている。
本実施形態では、S115が上述したコマンド送信処理の機能も担っている。図5の入賞確認処理(S50)内で当該始動入賞確認処理の終了後に別途、コマンド送信処理を設けても良い。
本実施形態では、S135が上述したコマンド送信処理の機能も担っている。図5の入賞確認処理(S50)内で当該始動入賞確認処理の終了後に別途、コマンド送信処理を設けても良い。
(3)先読み判定処理について
次に、新たに発生した第1特図保留記憶に対応する大当り決定用乱数等の値について判定する第1先読み判定処理について、又、新たに発生した第2特図保留記憶に対応する大当り決定用乱数等の値について判定する第2先読み判定処理について、図7及び図8に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、始動入賞確認処理からコールされる。
図20(a)に記載の表は、大当り演出でノーマル外れ(大当り抽選で外れとなる場合に大当り演出でリーチ外れとならないこと),リーチ外れとなる確率と、大当り抽選で大当りとなる確率を示すと共に、ノーマル外れ,リーチ外れ,大当りとなる各保留記憶において、それぞれ、先読み演出が行われる確率(先読み出現率)を示している。
次に、保留記憶として記憶された大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図9〜12のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される処理である。
このように、本実施形態では、第2特図保留記憶がある状態で、第1特図保留記憶の消化は行われない。すなわち、本実施形態では、第2特図保留記憶を第1特図保留記憶に優先して消化する構成となっている。
このとき第1特図保留記憶数指示コマンド又は第2特図保留記憶数指示コマンドが示唆する内容は、現在表示されている第1特図保留記憶又は第2特図保留記憶の個数から減少(消化)した個数の表示を促す内容となる。
なお、変動開始コマンドは、特別図柄の変動時間や大当り抽選の結果等を示すコマンドである。より詳述すると、当該開始される変動表示が第1特図保留記憶又は第2特図保留記憶の何れに基づいて実行されるものであるかを示唆するデータ、に加えて、上述した抽選結果を示すデータ、すなわち、通常大当たり、確変大当り、リーチハズレ(ハズレであるがリーチ表示有り)、リーチ表示無しのハズレ、の何れかを示唆するデータと、変動時間を指定する変動パターンに係るデータを備えたコマンドである。
したがって、当該変動開始コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、該変動開始コマンドに基づいて大当たり図柄又はハズレ図柄、リーチの有無、変動時間、及び何れの特図に対応した演出図柄を表示すべきかを判断し、主制御装置80による第1特図又は第2特図の変動表示の開始と略同時に、第1特図又は第2特図の何れかに対応した演出図柄の変動表示を開始させるように構成されている。
S300では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S300:Yes)、S305に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S300:No)、S340に処理を移行する。
(5)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技の進行を制御する大当り遊技処理について、図13〜15のフローチャートを用いて説明する。本処理は、メインルーチンから実行される処理である。
続いて図14に関して、大入賞口14の開放中に移行するS430では、主制御装置80は、大入賞口14に入賞した遊技球の数が予め定められた上限入賞個数としての10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S430:Yes)、S440に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S430:No)、S435に処理を移行する。
S445では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S465では、主制御装置80は、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
S485では、主制御装置80は、大当り遊技後の遊技状態に係る情報を記憶したモードバッファの設定内容を確認して大当り遊技後に確変モードに移行するか否かを判定し、肯定判定の場合には(S485:Yes)、確変モード中に実行可能な大当り抽選の回数(確変回数)を設定すると共に(S490)、確変フラグをセットし(S495)、S500に処理を移行する。
次に、第1特図保留記憶に対応する第1特図保留図柄(特1保留図柄)を演出図柄表示装置6に表示する特1保留表示処理1、及び第2特図保留記憶に対応する第2特図保留図柄(特2保留図柄)を演出図柄表示装置6に表示する特2保留表示処理1について、図16及び図17に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的(例えば、2ms周期のタイマ割り込み処理)に実行される処理である。
先ず、S720aで、サブ統合制御装置83は、特1表示切替第2フラグに1が設定されているか否かを判定し、肯定判定であれば(S720a:Yes)、S700aに処理を移行し、否定判定であれば(S720a:No)、S600aに処理を移行する。
前記表示情報は、保留記憶数の個数に関する表示や、また特1先読み示唆保留図柄の表示、についての情報である。例えば、3個の保留記憶の個数を表示する情報としては、概要表示に対応する情報はアラビア数字の「3」の表示情報であり、詳細表示に対応する情報は3個の保留図柄の表示情報である。また、特1先読み示唆保留図柄を表示する情報としては、概要表示に対応する情報はアラビア数字の色調を「赤色」とする表示情報であり、詳細表示に対応する情報は先読み保留キャラクタ1乃至3の炎形状とする保留図柄の表示情報である。
すなわち、本実施形態では、表示態様として詳細表示と概要表示を備え、何れの表示態様であっても表示可能なように各々の表示態様に対応した2種類の表示情報を共に併せて設定記憶するように構成され、本発明の要部である特1表示態様設定処理における表示態様の変更設定に対応可能となっている。
尚、本実施形態のS665aでは、遅延時間が経過していない状態において受信した第1特図保留記憶数指示コマンドは、1個に限定せず複数個が設定保持可能となる構成であり、設定保持された時系列に従って個別に設定保持される。これにより、後述するS680aにおいて、最古の情報から読み出すことが可能となっている。
特1表示態様設定処理は、上述した、S655aの処理後、S665aの処理後、S670aの否定判定後、又はS675aの否定判定後、において移行されるモジュールである。本実施形態では、特1保留表示処理1の上述した各処理によって、先行の第1特図保留個数指示コマンドを受信してから、特1遅延時間が経過するまでに後続の第1特図保留個数指示コマンドを受信した場合に、後続の第1特図保留個数指示コマンドに基づく第1特図保留記憶の更新表示処理を遅延させつつ、特1先読み演出も併せて行うように構成されている。このような構成によって設定された第1特図保留記憶に係る保留図柄の表示内容(保留記憶数に係る情報、先読みの実行可否に係る情報、及び先読みの期待度に係る情報等)を、如何なる表示態様で、すなわち、後述する本実施形態の概要表示或いは詳細表示の何れの表示態様にて表示するかを決定する処理が、特1表示態様設定処理である。
特1表示態様設定処理は、本発明の要部であり、後で詳述する。
先ず、S720bで、サブ統合制御装置83は、特2表示切替第2フラグに1が設定されているか否かを判定し、肯定判定であれば(S720b:Yes)、S700bに処理を移行し、否定判定であれば(S720b:No)、S600bに処理を移行する。
前記表示情報は、保留記憶数の個数に関する表示や、また特2先読み示唆保留図柄の表示、についての情報である。例えば、3個の保留記憶の個数を表示する情報としては、概要表示に対応する情報はアラビア数字の「3」の表示情報であり、詳細表示に対応する情報は3個の保留図柄の表示情報である。また、特2先読み示唆保留図柄を表示する情報としては、概要表示に対応する情報はアラビア数字の色調を「赤色」とする表示情報であり、詳細表示に対応する情報は先読み保留キャラクタ1乃至3の炎形状とする保留図柄の表示情報である。
すなわち、本実施形態では、表示態様として詳細表示と概要表示を備え、何れの表示態様であっても表示可能なように各々の表示態様に対応した2種類の表示情報を共に併せて設定記憶するように構成され、本発明の要部である特2表示態様設定処理における表示態様の変更設定に対応可能となっている。
尚、本実施形態のS665bでは、遅延時間が経過していない状態において受信した第2特図保留記憶数指示コマンドは、1個に限定せず複数個が設定保持可能となる構成であり、設定保持された時系列に従って個別に設定保持される。これにより、後述するS680bにおいて、最古の情報から読み出すことが可能となっている。
特2表示態様設定処理は、上述した、S655bの処理後、S665bの処理後、S670bの否定判定後、又はS675bの否定判定後、において移行されるモジュールである。本実施形態では、特2保留表示処理1の上述した各処理によって、先行の第2特図保留個数指示コマンドを受信してから、特2遅延時間が経過するまでに後続の第2特図保留個数指示コマンドを受信した場合に、後続の第2特図保留個数指示コマンドに基づく第2特図保留記憶の更新表示処理を遅延させつつ、特2先読み演出も併せて行うように構成されている。このような構成によって設定された第2特図保留記憶に係る保留図柄の表示内容(保留記憶数に係る情報、先読みの実行可否に係る情報、及び先読みの期待度に係る情報等)を、如何なる表示態様で、すなわち、後述する本実施形態の概要表示或いは詳細表示の何れの表示態様にて表示するかを決定する処理が、特2表示態様設定処理である。
特2表示態様設定処理は、本発明の要部であり、後で詳述する。
本発明の要部である特1表示態様設定処理及び特2表示態様設定処理を説明する前に、以上説明した、特1保留表示処理1及び特2保留表示処理1により制御処理される本実施形態のパチンコ機50の動作について、更に図21及び図22を参照して説明する。なお、図21及び図22は、第1始動口11への入球に起因する第1特図に係る動作説明図である。第2始動口12への入球に起因する第2特図に関しては同様であるので便宜上、割愛する。
図21及び図22は、本実施形態のパチンコ機50において、第1特図保留記憶数に増減変化が生じた場合の制御動作を説明するタイムチャートである。
図21及び図22には、上から主制御装置80の第1特図保留記憶数指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信するコマンド送信処理の実行態様、サブ統合制御装置83が演出図柄表示装置6を表示制御するための表示制御コマンドを送信する処理の実行態様、特1遅延フラグの設定態様、及び演出図柄表示装置6にて表示される第1特図保留記憶表示数(特1保留記憶表示数)の変化態様、を示す。
この状態から、主制御装置80が実行する2ms毎の割り込み処理中に、コマンド送信処理が1回実行されると、サブ統合制御装置83は、当該第1特図保留記憶数指示コマンドの受信に基づいて、特1遅延フラグに1を設定し且つ特1遅延時間として、特1遅延タイマカウンタを設定することで、t1(図示しないが例えば、300ms)の計時を開始する。
加えてサブ統合制御装置83は、当該第1特図保留記憶数指示コマンドの受信に基づいて演出図柄表示装置6に表示制御コマンドの送信処理を遅滞無く実行する。
本実施形態では、特1遅延時間t1が経過することにより、次に第1特図保留記憶表示数の変化が発生しても、上述した「入賞」による第1特図保留記憶表示数の変化との先後が明確に視認可能な時間差となるように、前記特1遅延時間t1が設定されている。
尚、図21で例示した「入賞」及び「消化」で示唆する第1特図保留記憶数指示コマンドは、入れ替わっていても、また「入賞」と「入賞」や、「消化」と「消化」の組み合わせであっても、同様の作用を為すようになっている。
つまり、サブ統合制御装置83は、特1遅延時間t1の満了及び特1遅延フラグが1から0に設定変更されるのを待って、表示制御コマンドの送信処理を実行する。また、サブ統合制御装置83は、当該第1特図保留記憶数指示コマンドの受信に基づいて、再び特1遅延フラグに1を設定し且つ特1遅延時間t1の計時を開始する。
そして、演出図柄表示装置6は2個から1個増加した3個の第1特図保留記憶表示数で表示を実行する。
つまり、サブ統合制御装置83は、直前に発生したコマンド送信処理(図示「入賞」)に基づいて設定された特1遅延時間t1の満了及び特1遅延フラグが1から0に設定変更されるのを待って、表示制御コマンドの送信処理を実行する。また、サブ統合制御装置83は、当該第1特図保留記憶数指示コマンドの受信に基づいて、再び特1遅延フラグに1を設定し且つ特1遅延時間t1の計時を開始する。
そして、演出図柄表示装置6は3個から1個減少した2個の第1特図保留記憶表示数で表示を実行する。
更に、特1遅延時間t1中に発生したコマンド送信処理に対応する表示制御コマンドの送信処理は、直前のコマンド送信処理に基づく特1遅延時間t1の満了まで遅延するように構成されている。
ここで、本発明の要部である表示態様設定処理にて設定される詳細表示及び概要表示について、説明する。
本発明の詳細表示及び概要表示は、何れも保留記憶表示(保留図柄)の表示態様の種別である。詳細表示は、各保留記憶に個別に対応して、すなわち保留記憶の個数に対応した個数の保留図柄を各々個別具体的に表示する態様(例えば、図25(a)の特2保留記憶表示領域6bにおける保留図柄100乃至103の表示態様)である。なお、保留図柄100乃至103は、各保留記憶に対応した所定のキャラクタ(本実施形態では白抜きの円表示や炎表示)である。また、概要表示は、全保留記憶に一括対応して、すなわち保留記憶の総個数に対応した数字を表示する態様(例えば、図25(b)の特2保留記憶表示領域6bにおける保留図柄130の表示態様)である。なお、保留図柄130は、数字(本実施形態ではアラビア数字)によって保留記憶の個数を示唆する保留記憶数示唆図柄でもある。
因みに、上述した信頼度とは、当該演出が実行された場合に、その結果が大当たりとなることの確率を意味している。具体的には、先読保留キャラクタ1が表示された場合の5%、先読保留キャラクタ2が表示された場合の10%、及び先読保留キャラクタ3が表示された場合の30%、で結果、大当りとなることを示唆する指標である。
(9)表示態様設定処理について
本発明の要部である特1表示態様設定処理及び特2表示態様設定処理について、図18及び図19を参照して説明する。図18は、本実施形態の特1表示態様設定処理1についてのフローチャートであり、図19は、本実施形態の特2表示態様設定処理1についてのフローチャートである。
先ず、図18を参照すると、S900aで、サブ統合制御装置83は、特1表示切替第2フラグに0が設定されているか否かの判定を行い、肯定判定が得られた場合には(S900a:Yes)、S905aに処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合すなわち特1表示切替第2フラグに1が設定されている場合には(S900a:No)、本処理を終了する。
すなわち、特1表示切替第1フラグは、1が設定されていることにより、第1特図保留記憶数が5個以上記憶されている旨を示唆するフラグである。
このように、本実施形態では、第1特図保留記憶数が5個以上記憶されている場合には、概要表示にて表示するように設定される。
このように、本実施形態では、第1特図保留記憶数が5個よりも少ない個数しか記憶されていない場合には、詳細表示にて表示するように設定される。
つまり、本実施形態では、第1特図保留記憶数が5個以上記憶されていることで概要表示にて表示設定されている状態において、S930aにて演出ボタン67の操作が検出されると、詳細表示にて表示設定される。
特1表示切替第2フラグは、1が設定されていることにより、第1特図保留記憶数が5個以上記憶されている状態で演出ボタン67が操作されたことに基づいて詳細表示の表示態様で表示が行われている旨を示唆するフラグである。
なお、本実施形態の特1表示切替タイマカウンタは、3秒間を計時する計時手段である。そして、該特1表示切替タイマカウンタのカウントダウンの開始によって、所定時間としての例えば3秒間が経過したか否かは、上述した図16の特1保留表示処理1のS705aにて判定される。つまり、該特1表示切替タイマカウンタは、特1保留表示処理1が実行される毎に、S700aにて減算処理される。特1表示切替タイマカウンタの、減算結果が0となった場合に、S710aにて特1表示切替第2フラグに0が設定されるように構成されている。さらに、該特1表示切替第2フラグの値が1である期間は、すなわち0でない期間は、上述したS900aにて否定判定されるので、特1表示態様設定処理1のS905a乃至S950aの処理を行うことが無いため、詳細表示の表示態様が維持されるように構成されている。
図19を参照すると、S900bで、サブ統合制御装置83は、特2表示切替第2フラグに0が設定されているか否かの判定を行い、肯定判定が得られた場合には(S900b:Yes)、S905bに処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合すなわち特2表示切替第2フラグに1が設定されている場合には(S900b:No)、本処理を終了する。
すなわち、特2表示切替第1フラグは、1が設定されていることにより、第2特図保留記憶数が5個以上記憶されている旨を示唆するフラグである。
このように、本実施形態では、第2特図保留記憶数が5個以上記憶されている場合には、概要表示にて表示するように設定される。
このように、本実施形態では、第2特図保留記憶数が5個よりも少ない個数しか記憶されていない場合には、詳細表示にて表示するように設定される。
つまり、本実施形態では、第2特図保留記憶数が5個以上記憶されていることで概要表示にて表示設定されている状態において、S930bにて演出ボタン67の操作が検出されると、詳細表示にて表示設定される。
特2表示切替第2フラグは、1が設定されていることにより、第2特図保留記憶数が5個以上記憶されている状態で演出ボタン67が操作されたことに基づいて詳細表示の表示態様で表示が行われている旨を示唆するフラグである。
なお、本実施形態の特2表示切替タイマカウンタは、3秒間を計時する計時手段である。そして、該特2表示切替タイマカウンタのカウントダウンの開始によって、所定時間としての例えば3秒間が経過したか否かは、上述した図16の特2保留表示処理1のS705bにて判定される。つまり、該特2表示切替タイマカウンタは、特2保留表示処理1が実行される毎に、S700bにて減算処理される。特2表示切替タイマカウンタの、減算結果が0となった場合に、S710bにて特2表示切替第2フラグに0が設定されるように構成されている。さらに、該特2表示切替第2フラグの値が1である期間は、すなわち0でない期間は、上述したS900bにて否定判定されるので、特2表示態様設定処理1のS905b乃至S950bの処理を行うことが無いため、詳細表示の表示態様が維持されるように構成されている。
このように、本実施形態の特1表示態様設定処理1及び特2表示態様設定処理1は、上述した詳細表示から概要表示に、或いは概要表示から詳細表示に変更可能な、本発明の保留表示変更手段である。
このような各種保留表示処理及び各種表示態様設定処理により表示制御される本実施形態の表示動作について、次に説明する。
先ず、本実施形態において保留記憶数に増減変化が生じた場合の、演出図柄表示装置6における基本的な表示動作について、図24を参照して説明し、続いて各種表示態様設定処理によって設定された詳細表示又は概要表示における表示動作について、図25乃至図27を参照して説明する。
なお図24では、先ず第2始動口12への入賞が発生し、続いて、該入賞に基づく遅延時間t1中に、変動表示の開始(当否抽選による消化)が発生したが、2つの時期が略同時で遊技者にはその先後関係が不明な状態を前提として説明する。
また、演出図柄表示装置6には、現在が、第2始動口12への入球が発生容易となる時短状態中である旨を示唆する「時短中」の表示が行われている。本実施形態では、上述した当否判定処理(図10)にて説明したように、第2特図保留記憶を第1特図保留記憶に優先して消化する構成であり、第2特図保留記憶がある状態では、第1特図保留記憶の消化は行われない。したがって、時短状態中には、仮に第1特図保留記憶が残っていても、第2特図保留記憶が無くなる前に新たに記憶される可能性が高く、結果的には第2特図保留記憶に基づく変動表示のみが実行される傾向にある。
特1保留記憶表示領域6aには、保留記憶表示(保留図柄)として、保留図柄110、保留図柄111、の合計2個の保留図柄が表示されている。また、特2保留記憶表示領域6bには、保留記憶表示(保留図柄)として、保留図柄100、保留図柄101、の合計2個の保留図柄が表示されている。さらに演出図柄表示装置6の中央には、装飾図柄としての「344」を確定表示した瞬間、すなわち優先消化される保留図柄100に対応した第2特図保留記憶に基づく変動表示の開始直前の状態が図示されている。
第2特図保留記憶表示(保留図柄)として、保留図柄100、保留図柄101、保留図柄120、の合計3個の保留図柄を表示している。つまり、図24(a)の状態と比較して、第2特図保留記憶表示の増加表示が実行されている。
尚、始動入賞により新たに発生した保留図柄120は、本実施形態の先読み演出が実行されたことによる先読保留キャラクタ1(図23(a)参照)の先読み演出図柄でもある。
遅延時間t1の終了に基づき、第2特図保留記憶表示(保留図柄)として、保留図柄101、保留図柄102、の合計2個の保留図柄を表示する。つまり、遅延時間t1の終了を待ってから、保留記憶数表示の減少を実行する。
したがって、遅延時間t1が終了して図24(c)で3個から2個に減少する状態を視認することで、遊技者は変動表示開始(当否判定)の発生が後発であることを認識出来る。また、当該変動表示が保留記憶数が3個の時に開始されたことも認識可能となる。
このように、始動入賞と変動表示開始が略同時に発生しても、演出図柄表示装置6における保留記憶表示(保留図柄)として、先発の保留記憶数表示の増減変化は即時実行し、後発の保留記憶数表示の増減変化は遅延時間t1が終了してから実行するので、遊技者をしてその先後関係を明確に視認可能とすることが出来る。
つまり、図24(a)では2個の保留図柄を表示し、図24(b)では1個、続く図24(c)では2個と、増減変化する。遅延時間t1が終了して図24(c)で1個から2個に増加する状態を視認することで、遊技者は始動入賞の発生が後発であることを認識出来る。また、保留記憶数が1個の時に、当該変動表示が開始されたことも認識可能となる。
保留記憶数に増減変化が生じた場合、各種保留表示処理の作用によって、本実施形態では以上のような基本的な表示動作を行う。では、続いて本発明の要部である各種表示態様設定処理による表示動作について説明する。
図25及び図26は、上述した図24と同様に時短状態中の表示態様を示している。また、特2優先変動機能によって、第2特図保留記憶がある場合には第1特図保留記憶に基づく変動表示は実行されない構成であることは、上述したとおりである。
時短状態中において、第2特図保留記憶の最古の保留記憶に基づいて変動表示が実行されおり、さらに第1特図保留記憶が2個、第2特図保留記憶が4個ある状態を前提とする。第1特図保留記憶が2個で5個未満であるために、特1表示態様設定処理1(図18)のS905aで肯定判定となり(S905a:Yes)、特1表示切替第1フラグに0が設定され(S910a)、S920aで否定判定となり(S920a:No)、第1特図保留記憶に係る表示態様が詳細表示にて表示設定される(S935a)。また、第2特図保留記憶に関しても、第2特図保留記憶が4個で5個未満であるために、特2表示態様設定処理1(図19)のS905bで肯定判定となり(S905b:Yes)、特2表示切替第1フラグに0が設定され(S910b)、S920bで否定判定となり(S920b:No)、第2特図保留記憶に係る表示態様が詳細表示にて表示設定される(S935b)。このような処理によって、表示動作は図25(a)に示すような態様となる。
さらに演出図柄表示装置6の中央には、装飾図柄が変動表示中である状態が示されている。
このように、本実施形態では、上述した特2表示態様設定処理1(図19参照)によって、第2特図保留記憶の個数が所定数としての5個以上となると、詳細表示から概要表示に変更するように構成されている。当該作用は、特1表示態様設定処理1(図18)においても同様である。
また、変動中の装飾図柄は、縮小されて、演出図柄表示装置6の左上部に変位して表示される。代わりに、演出図柄表示装置6の中央には、「熊のキャラクタ」が表示され、現在実行中である特2保留記憶表示領域6bの概要表示が、演出ボタン67を操作することによって詳細表示に変更可能である旨を、「ボタンを押せば特2は詳細表示になるよ」というコメント表示によって報知している。該報知は、概要表示の表示態様の実行に併せて実行される。
また、演出ボタン67を操作することで概要表示から詳細表示への変更可能である旨の報知は、「熊のキャラクタ」によって継続して実行されている。
このように、本実施形態では、上述した特2表示態様設定処理1(図19参照)によって、所定期間中に操作手段としての演出ボタン67の操作が検知されたことに起因して、概要表示から詳細表示に変更するように構成されている。当該作用は、特1表示態様設定処理1(図18)においても同様である。
本実施形態の所定期間とは、第2特図保留記憶の個数が所定数としての5個以上となっている期間である。
このように、本実施形態では、上述した特2表示態様設定処理1(図19参照)によって、操作手段の操作に起因して切り替わった詳細表示は、所定条件の成立(例えば、特2表示切替タイマカウンタによる3秒間の経過)に基づいて、概要表示に戻るように構成されている。当該作用は、特1表示態様設定処理1(図18)においても同様である。
このように本実施形態では、同じ第2特図保留記憶に対して、詳細表示への変更毎に、先読保留キャラクタ1(図25(d)の保留図柄120)、先読保留キャラクタ2(図26(b)の保留図柄121)、又は後述する先読保留キャラクタ3(図26(e)の保留図柄122)の何れかを選択して表示可能に構成されている。
さらに、図25(e)と同様に、「熊のキャラクタ」の「詳細表示終了まで残り1秒」というコメント表示によって、特2表示切替タイマカウンタのカウント値が未だ0となっておらず、残り1秒となっている旨を報知している。
さらに、図26(b)と同様に、「熊のキャラクタ」の「詳細表示終了まで残り1秒」というコメント表示によって、特2表示切替タイマカウンタのカウント値が未だ0となっておらず、残り1秒となっている旨を報知している。
なお、当該実行中の詳細表示は、概要表示中に発生した演出ボタン67の操作に基づいて3秒間を期限として設定される表示態様であり、図26(e)に示す第2特図保留記憶の個数が4個、すなわち5個未満であること(図19のS905bにおける肯定判定)に基づいて実行される詳細表示ではない。本実施形態では、概要表示中に演出ボタン67が操作されて、一旦、詳細表示が設定されると、3秒間の期限が経過するまでは、第2特図保留記憶の個数が途中で5個未満となっても、これに基づいて詳細表示が設定されることはなく、前記過程により設定された詳細表示を維持するように構成されている。
このように、本実施形態では、概要表示から詳細表示に変更される都度、異なる期待度の先読保留キャラクタを表示することが可能な構成となっている。よって、遊技者は昇格することを期待して、可能な限り何度も詳細表示に変更することで、遊技を楽しむことができる。このような構成の場合、一度選択表示された先読保留キャラクタの種別は、所定の記憶領域に記憶しておいて、次に先読保留キャラクタを選択する場合には、記憶している種別が示唆する期待度を下回る期待度の種別を選択しないようにすることが好ましい。これにより、遊技者に落胆を与えず、遊技に興じさせることが可能となる。
また、逆に記憶している種別が示唆する期待度を下回る期待度の種別を抽選により選択可能にしても良い。これにより、遊技者を一喜一憂させ、何度も詳細表示に変更して昇格することを確認する遊技に興じさせることが可能となる。
このように、本実施形態では、上述した特2表示態様設定処理1(図19参照)によって、第2特図保留記憶の個数が所定数としての5個未満となると、概要表示から詳細表示に変更するように構成されている。当該作用は、特1表示態様設定処理1(図18)においても同様である。
さらに、新たな第2始動口12への入球が発生しないまま、変動表示が実行されて、保留図柄103、保留図柄104、及び先読み演出の対象である保留図柄122、に対応した第2特図保留記憶が消化される。このような処理によって、表示動作は図26(f)に示すような態様となる。
なお、当該変動表示がハズレで確定表示した後、次の保留図柄105に基づく変動表示が終了しても新たに第2始動口12への入球が発生しなかった場合には、上述したように、特1保留記憶表示領域6aの最古の第1特図保留記憶である保留図柄110に基づいて変動表示が実行される構成となっている。
通常状態中において、第1特図保留記憶の最古の保留記憶に基づいて変動表示が実行されおり、さらに第1特図保留記憶が4個、第2特図保留記憶は無い状態を前提とする。第1特図保留記憶が4個で5個未満であるために、特1表示態様設定処理1(図18)のS905aで肯定判定となり(S905a:Yes)、特1表示切替第1フラグに0が設定され(S910a)、S920aで否定判定となり(S920a:No)、第1特図保留記憶に係る表示態様が詳細表示にて表示設定される(S935a)。また、第2特図保留記憶に関しても、第2特図保留記憶が0個で5個未満であるために、特2表示態様設定処理1(図19)のS905bで肯定判定となり(S905b:Yes)、特2表示切替第1フラグに0が設定され(S910b)、S920bで否定判定となり(S920b:No)、第2特図保留記憶に係る表示態様が詳細表示にて表示設定される(S935b)。このような処理によって、表示動作は図27(a)に示すような態様となる。
さらに演出図柄表示装置6の中央には、装飾図柄が変動表示中である状態が示されている。
また、変動中の装飾図柄は、縮小されて、演出図柄表示装置6の左上部に変位して表示される。代わりに、演出図柄表示装置6の中央には、「熊のキャラクタ」が表示され、現在実行中である特1保留記憶表示領域6aの概要表示が、演出ボタン67を操作することによって詳細表示に変更可能である旨を、「ボタンを押せば特1は詳細表示になるよ」というコメント表示によって報知している。該報知は、概要表示の表示態様の実行に併せて実行される。
また、演出ボタン67を操作することで概要表示から詳細表示への変更可能である旨の報知は、「熊のキャラクタ」によって継続して実行されている。
このように、本実施形態では、図25及び図26にて説明した第2特図保留記憶に対する表示態様の設定と同様に、第1特図保留記憶に対する表示態様の設定も実行可能となっている。
次に、第二実施形態のパチンコ機50について説明する。第二実施形態のパチンコ機50も、第一実施形態のパチンコ機50と同様に構成されているが、各種保留表示処理及び各種表示態様設定処理の構成において異なっている。先ず、第二実施形態のパチンコ機50の制御処理について、図28乃至図31のフローチャートを参照しつつ、第一実施形態との相違点を中心に説明する。
尚、以下に説明する制御処理について、第一実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、便宜上説明を割愛する。
先ず、本実施形態の特1保留表示処理2を実行開始すると、S1705aで、サブ統合制御装置83は、特1先読みフラグに1が設定されているか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S1705a:Yes)、S600aに処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S1705a:No)、S1710aに処理を移行する。
本実施形態の特1表示態様設定処理2を実行開始すると、S1900aで、サブ統合制御装置83は、特1表示切替第2フラグに0が設定されているか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S1900a:Yes)、S1905aに処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S1900a:No)、S1905a以降の処理を実行せずに本処理を終了する。すなわち、特1表示切替第2フラグに1が設定されている間は、表示態様の設定変更すなわち概要表示と詳細表示との間での変更処理を行わないように構成されている。上述したように、特1表示切替第2フラグは、S1710aにおいて、特1先読み演出が終了したことに基づいて0が設定されるようになっている。
換言すれば、特1先読み演出の実行中でなければ(特1先読みフラグに1が設定されていなければ)、演出ボタン67を操作しても、詳細表示では表示されないようになっている。つまり、第1先読みフラグに1が設定されることで、演出ボタン67の操作検出が有効化されるものであって、第1先読みフラグは演出ボタン67の能動化手段としても機能する。
本実施形態の特2表示態様設定処理2を実行開始すると、S1900bで、サブ統合制御装置83は、特2表示切替第2フラグに0が設定されているか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S1900b:Yes)、S1905bに処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S1900b:No)、S1905b以降の処理を実行せずに本処理を終了する。すなわち、特2表示切替第2フラグに1が設定されている間は、表示態様の設定変更すなわち概要表示と詳細表示との間での変更処理を行わないように構成されている。上述したように、特2表示切替第2フラグは、S1710bにおいて、特2先読み演出が終了したことに基づいて0が設定されるようになっている。
以上のような本実施形態の制御処理を実行した場合の表示例を、次に説明する。
時短状態中において、第2特図保留記憶の最古の保留記憶に基づいて変動表示が実行されおり、さらに第1特図保留記憶が2個、第2特図保留記憶が4個ある状態を前提とする。本実施形態は、第一実施形態とは異なり、第1又は第2特図保留記憶の個数が所定数を超えても詳細表示から概要表示への切替えは実行されない。先読み演出が実行され且つ演出ボタン67の操作を検出しない限り、概要表示が基本的な仕様となっている。すなわち、現状、先読み演出が実行されないことで、特2先読みフラグに1が設定されず、特2表示態様設定処理2(図31)のS1905bで否定判定となり(S1905b:No)、第2特図保留記憶に係る表示態様が概要表示にて表示設定される(S1925b)。また、第1特図保留記憶に関しても、詳述しないが、同様に概要表示が設定される。このような処理によって、表示動作は図32(a)に示すような態様となる。
さらに演出図柄表示装置6の中央には、装飾図柄が変動表示中である状態が示されている。
また、変動中の装飾図柄は、縮小されて、演出図柄表示装置6の左上部に変位して表示される。代わりに、演出図柄表示装置6の中央には、「熊のキャラクタ」が表示され、現在実行中である特2保留記憶表示領域6bの概要表示が、演出ボタン67を操作することによって詳細表示に変更可能である旨を、「ボタンを押せば特2は詳細表示になるよ」というコメント表示によって報知している。該報知は、概要表示中の先読み演出実行時に併せて実行される。
さらに「熊のキャラクタ」による「詳細表示は先読み終了まで維持されるよ」のコメント表示にて、詳細表示の維持される期間を報知している。
このように、本実施形態では、上述した特2表示態様設定処理2(図31参照)によって、所定期間中に操作手段としての演出ボタン67の操作が検知されたことに起因して、概要表示から詳細表示に変更するように構成されている。当該作用は、特1表示態様設定処理2(図30)においても同様である。
本実施形態の所定期間とは、概要表示中において、先読み演出が実行されている期間、すなわち特2表示切替第2フラグに0が設定されており、且つ特2先読みフラグに1が設定されている期間、である。
このように、本実施形態では、上述した特2表示態様設定処理2(図31参照)によって、操作手段の操作に起因して切り替わった詳細表示は、所定条件の成立(例えば、先読み演出の終了すなわち、特2表示切替第2フラグに0が設定され、且つ特2先読みフラグにも0が設定されたこと)に基づいて、概要表示に戻るように構成されている。当該作用は、特1表示態様設定処理2(図30)においても同様である。
また、先読み演出の実行中であれば、操作手段の操作毎に、詳細表示から概要表示へと、或いは、概要表示から詳細表示へと、反復継続して切替続けることが可能に構成しても良い。これにより、更に遊技者のニーズに柔軟に対応可能な構成とすることができる。
さらに、所定条件として、本実施形態の先読み演出の終了と、上述した操作手段の再操作と、を組み合わせて、何れか先に成立したことにより詳細表示から概要表示へと復帰させる構成としても良い。これにより、遊技者の任意のタイミングで復帰させることが可能な構成としつつも、詳細表示の実行に一定の時間的な制限を設けることが可能となる。つまり、遊技者の意思を充分に反映させつつ、当該弾球遊技機に期待される表示態様を実現することができる。
このように構成しても、本発明の効果を奏することは出来る。
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
Claims (6)
- 遊技球が始動口に入球したことに起因して乱数値を抽出する乱数値抽出手段と、
該乱数値抽出手段によって抽出した乱数値を記憶する乱数値記憶手段と、
該乱数値記憶手段に記憶された乱数値に基づいて、大当り状態を発生させるか否かを判定する大当り判定手段と、
該大当り判定手段による判定結果を示す特別図柄を表示する特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の装飾演出を表示する演出図柄表示装置と、
前記大当り判定手段によって判定される前の前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値についての先読み演出を前記演出図柄表示装置にて行う弾球遊技機において、
前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値の個数を、該記憶された乱数値の個数と同数のキャラクタを表示することで示す詳細表示から記憶された個数を数字で示す概要表示に、又は、該概要表示から前記詳細表示に変更する保留表示変更手段を備え、
前記詳細表示における前記先読み演出は、表示されている複数の前記キャラクタの内、所定のキャラクタのみを他のキャラクタとは異なる表示態様で表示することで行い、
前記概要表示における前記先読み演出は、表示されている前記数字の表示態様を変化させることで行うようにし、
前記保留表示変更手段は、同じ遊技状態であっても、前記詳細表示から前記概要表示に、又は、前記概要表示から前記詳細表示に変更可能に設定した、
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項2に記載の本発明は、
請求項1に記載の弾球遊技機において、
前記保留表示変更手段は、前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値の個数が所定数以上となると前記詳細表示から前記概要表示に変更するようにし、前記乱数値記憶手段に記憶された乱数値の個数が前記所定数未満となると前記概要表示から前記詳細表示に変更するようにした、ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項3に記載の本発明は、
請求項1又は請求項2に記載の弾球遊技機において、
遊技者が操作可能な操作手段を設け、
前記保留表示変更手段は、所定期間中に前記操作手段が操作されたことに起因して、前記概要表示から前記詳細表示に変更するようにした、ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項4に記載の本発明は、
請求項3に記載の弾球遊技機において、
前記所定期間とは、前記概要表示における前記先読み演出が行われている期間内の少なくとも一部の期間である、ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項5に記載の本発明は、
請求項3又は請求項4に記載の弾球遊技機において、
前記操作手段の操作に起因して概要表示から切り替わった前記詳細表示は、所定条件の成立に基づいて前記概要表示に戻るようにした、ことを特徴とする弾球遊技機。 - 請求項6に記載の本発明は、
請求項1乃至請求項5の内の何れかに記載の弾球遊技機において、
前記概要表示における前記先読み演出の種類の個数よりも前記詳細表示における前記先読み演出の種類の個数の方が多くなるように設定した、ことを特徴とする弾球遊技機。
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