JP2012055424A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、パチンコ機等に代表される遊技台に関し、保留表示への遊技者の関心を高めることができる遊技台を提供することを目的とする。
【解決手段】パチンコ機100は、保留情報の表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを遊技者に予告する予告報知演出を報知する、演出表示領域208d、演出保留表示領域800あるいは保留個別表示領域801a〜801dを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機等に代表される遊技台に関する。
従来のパチンコ機は、特図変動遊技の保留数を表示するようになっている(特許文献1)。
特開2008−200302号公報
しかしながら、保留表示は遊技者にそれ程高い関心を示されないという問題を有している。
本発明の目的は、保留表示への遊技者の関心を高めることができる遊技台を提供することにある。
上記目的は、所定の始動口に遊技球が進入したことに基づき、始動情報を導出する始動情報導出手段と、前記導出した始動情報を所定の上限数まで記憶可能な始動情報記憶手段と、前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段と、前記取得した始動情報が特定の始動情報である場合に、遊技者に対する有利度が第一の有利度である第一の制御状態から有利度の異なる第二の制御状態に制御状態を移行させる制御状態移行手段と、前記始動情報記憶手段に記憶されている前記始動情報の数を示す保留情報を所定の領域に表示する保留表示手段と、前記始動情報および前記制御状態のうち少なくとも一方に基づいて、前記保留情報の表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更する保留情報表示態様変更手段と、を備えた遊技台であって、前記保留情報の表示態様を前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変更することを遊技者に予告する予告報知演出を報知する予告報知演出報知手段を備えたことを特徴とする遊技台によって達成される。
本発明によれば、保留表示への遊技者の関心を高めることができる。
本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100を背面側から見た外観図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の遊技盤200を正面から見た略示正面図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の制御部の回路ブロック図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での表示図柄の一例であって、(a)は特図の停止表示図柄の一例を示し、(b)は装飾図柄の一例を示し、(c)は普図の停止表示図柄の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の特図先読み処理を説明する図であって、(a)は、特図先読み処理の流れを示すフローチャートであり、(b)は、先読み結果記憶部に先読み結果が記憶された状態を例示する図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第1副制御部での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第1副制御部メイン処理の流れを示し、(b)は第1副制御部コマンド受信割込処理の流れを示し、(c)は第1副制御部タイマ割込処理の流れを示し、(d)は第1副制御部画像処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100の第2副制御部での処理の流れを示すフローチャートであり、(a)は第2副制御部メイン処理の流れを示し、(b)は第2副制御部コマンド受信割込処理の流れを示し、(c)は、第2副制御部タイマ割込処理の流れを示している。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での特図変動遊技の実施例1を説明する図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での特図変動遊技の実施例2を説明する図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での特図変動遊技の実施例3を説明する図である。 本発明の一実施の形態の実施例4によるパチンコ機100であって、第1副制御部演出制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態の実施例4によるパチンコ機100であって、報知演出態様選択テーブルを例示する図である。 本発明の一実施の形態の実施例4によるパチンコ機100の特図変動遊技を例示する図である。 本発明の一実施の形態の実施例5によるパチンコ機100で用いられる特図変動パターンに関するテーブルであって、(a)は特図変動パターン抽選テーブル決定用テーブルの一例を示し、(b)は当否判定結果がはずれの場合に用いられる特図タイマ番号決定用テーブルの例を示している。 本発明の一実施の形態の実施例5によるパチンコ機100であって、特図タイマ番号と特図変動遊技の変動時間および変動内容との対応関係を示す特図タイマ番号演出対応テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施の形態によるパチンコ機100での特図変動遊技の実施例5を説明する図である。 本発明の一実施の形態の実施例6によるパチンコ機100を説明する図である。 本発明の一実施の形態の変形例による遊技台としてのスロットマシンを正面から見た略示正面図である。 本発明の一実施の形態の変形例による遊技台を示す図であり、(a)はカジノマシン2000を示し、(b)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000を示し、(c)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000を示し、(d)は本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000を示し、(e)は本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000を示している。
以下、図面を用いて、本発明の一実施の形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。まず、図1を用いて、本発明の実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状からなる木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、特別図柄表示装置212と、普通図柄保留ランプ216と、特別図柄保留ランプ218と、高確中ランプ222を配設している。演出装置206は、演出可動体224を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施の形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。特図表示装置212は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。特図保留ランプ218は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、2つの特図始動口230、232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では特図始動口230の真下に1つだけ配設している。特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカと呼ばれ、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
パチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(特図始動口230、232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉あるいはシャッタと称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。
演出可動体224は、本実施形態では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図4を用いて、パチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400および第2副制御部500についても同様である。基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば特図表示装置212の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図保留ランプ218、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
なお、特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号をカウンタ回路318に出力する。この信号を受信したカウンタ回路318は、特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、カウンタ回路318は、特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506と、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の特図表示装置212、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。図5(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。特図始動口230または特図始動口232に球が入球したことを特図始動口センサが検出したことを条件として特図変動遊技が開始される。特図変動遊技が開始されると、特図表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図の変動表示」を行う。この「特図の変動表示」が本実施形態にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図の変動開始前に決定した変動時間(本実施形態にいう変動時間が相当)が経過すると、特図表示装置212は特図の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図の変動表示」を開始してから特図の停止図柄態様を停止表示するまでが本実施形態にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図の変動表示」を開始してから特図の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
図5(a)には、図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図F」までの6種類の特図が示されている。図5(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄であり、「特図B」は15R大当り図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当り遊技終了後および15R大当り遊技終了後はいずれも電サポ状態(時短状態という場合もある)に移行する。電サポ状態については詳しくは後述するが、電サポ状態に移行する状態のことを普図高確率状態と称し、電サポ状態に移行しない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」は、特図高確率普図高確率状態であり、15R大当り図柄である「特図B」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に対する有利度が相対的に大きくなる図柄である。
「特図C」は隠れ確変と称される2R大当り図柄であり、特図高確率普図低確率状態である。「特図C」は、2Rであるとともに、電サポ状態に移行しない状態である。
「特図D」は小当り図柄である。ここにいう小当りは、2R電サポ無し大当りと同じものに相当する。すなわち、この「特図D」は「特図C」と同じ状態であるが、両者では装飾図柄表示装置208に表示される演出が異なり、あえて、同じ状態でも「特図D」と「特図C」とを設けておくことで、遊技の興趣を高めている。
また、「特図E」は第1はずれ図柄であり、「特図F」は第2はずれ図柄であり、遊技者に対する有利度が相対的に小さくなる図柄である。なお、本実施形態のパチンコ機100には、15R特別大当り図柄として「特図A」以外の図柄も用意されており、15R大当り図柄等の他の図柄についても同様である。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。特図始動口230または特図始動口232に球が入賞したこと、すなわち、特図始動口230または特図始動口232に球が入球したことを特図始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、「特図A」の15R特別大当りまたは「特図B」の15R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当りを明示的に報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図C」の隠れ確変と称される2R大当り、あるいは「特図D」の小当りを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。
一方、「特図E」の第1はずれを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾8」を停止表示する。「特図F」の第2はずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに図5(b)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(c)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技のはずれを報知する場合には「普図B」を停止表示する。図5(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS101の次のステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。ステップS103の次のステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS107の次のステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。具体的には、最初に、電源基板に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図4に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113の次のステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、大当りか否かの当否判定で大当りと判定された場合に、特図変動遊技での停止図柄を決定する抽選に用いる大当り時用特図決定用乱数値を生成する大当り時用特図決定用乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタ(以下、「大当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタ」と称する。)を更新する。また、普図変動遊技の当否判定に用いる普図当選乱数値を生成する普図当選乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタ(以下、「普図当選乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタ」という。)を更新する。例えば、大当り時用特図決定用乱数値として取り得る数値範囲が0〜99とすると、RAM308に設けた大当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。普図当選乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタも同様に更新する。なお、大当り時用特図決定用乱数カウンタおよび普図当選乱数カウンタに対応するそれぞれの初期値生成用乱数カウンタは、後述するステップS207でも更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS115の処理を繰り返し実行する。
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップS201の次のステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS203の次のステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、ステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。ステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、特図始動口230、および特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS205の次のステップS207およびその次のステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。ステップS207の基本乱数初期値更新処理では、上記ステップS115で行った、大当り時用特図決定用乱数カウンタおよび普図当選乱数カウンタにそれぞれ対応する初期値生成用乱数カウンタの更新を行い、次のステップS209の基本乱数更新処理では、主制御部300で使用する、大当り時用特図決定用乱数カウンタおよび普図当選乱数カウンタが更新される。例えば、大当り時用特図決定用乱数値として取り得る数値範囲が0〜99とすると、大当り時用特図決定用乱数値を生成するためにRAM308に設けた大当り時用特図決定用乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算してから元の大当り時用特図決定用乱数カウンタに記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の大当り時用特図決定用乱数カウンタに記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、大当り時用特図決定用乱数カウンタが一周していると判定した場合には大当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、大当り時用特図決定用乱数カウンタにセットする。例えば、0〜99の数値範囲で変動する大当り時用特図決定用乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、大当り時用特図決定用乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、大当り時用特図決定用乱数カウンタにセットすると共に、大当り時用特図決定用乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。
また、大当り時用特図決定用乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、普図当選乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。大当り時用特図決定用乱数カウンタは、特図始動口230入賞時の乱数値を取得するためのカウンタと特図始動口232入賞時の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けてもよいし、あるいは、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS209の次のステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。具体的には、特図変動遊技での図柄変動時間を決めるための特図タイマ番号決定用乱数値を生成する特図タイマ番号決定用乱数カウンタを更新する。また、普図変動遊技での図柄変動時間を決めるための普図タイマ番号決定用乱数値を生成する普図タイマ番号決定用乱数カウンタを更新する。
ステップS211の次のステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、特図表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS213の次のステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS215の次のステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、特図始動口230、特図始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップS205における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。
特図始動口230または特図始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する特図保留数記憶領域が満タン(本例では、保留数4で満タンとなる)でない場合、カウンタ回路(ハード乱数回路)318の特図始動口230、232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶された値に所定の加工を施して生成した大当り判定用乱数値を取得するとともに、RAM308に設けた大当り時用特図決定用乱数カウンタから大当り時用特図決定用乱数値を取得して特図乱数値記憶領域に取得順に格納する。特図乱数値記憶領域内の大当り判定用乱数値および大当り時用特図決定用乱数値の組(以下、「特図乱数値の組」と略称する)は、特図保留数記憶領域に記憶された特図保留数と同数分だけ格納される。特図乱数値記憶領域内では、特図保留数が1つ減るごとに保留順位が最上位(最先であり最も過去に記憶されている)の特図乱数値の組のデータが消去されるとともに、残余の特図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、特図保留数が1つ増えるごとに、保留順位が最下位(最後)の特図乱数値の組のデータの次の保留順位に新たな特図乱数値の組のデータが書き込まれる。
普図始動口228へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する普図乱数値記憶領域に格納する。可変入賞口234へ入賞があった場合には、可変入賞口用の入賞記憶領域に、可変入賞口234に球が入球したことを示す情報を格納する。
ステップS217の次のステップS219では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS219の次のステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、普図当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、普図当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普図表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普図表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)およびはずれ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ミリ秒(ms)間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンにされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、特図始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、普図当りフラグがオフにされる。この普図当りフラグがオフの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定を行い、当選とする場合にはRAM308に設けた普図当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、普図当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS223の次のステップS224では、特図先読み処理を行う。特図先読み処理は、特図保留数記憶領域に記憶された特図保留数が増加すると、当該増加した保留に係る始動情報を先読みして、特図変動遊技の停止図柄等を特図関連抽選処理での当否判定より前に事前判定する。特図先読み処理の流れについては後程図8を用いて詳述する。
次いで、特図状態更新処理を行う(ステップS225)。この特図状態更新処理は、特図の状態に応じて、次の複数(本例では9つ)の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図変動開始のタイミングにおける特図状態更新処理では、RAM308に設けた特図保留数記憶領域に記憶された特図保留数の値を1だけ減算した値を特図保留数記憶領域に記憶し直す。それとともに、特図保留ランプ218の点滅を制御する。例えば、図3の特図保留ランプ218の4つのLEDを図左から右に向かって順にLED番号1−4とすると、LED番号の若い方から順に特図保留数分のLEDを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させる。
また例えば、特図変動表示の途中(上述の特図表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図状態更新処理では、特図表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図表示装置212は特図の変動表示(特図変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当りフラグ、小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグのそれぞれのフラグが用意されている。特図変動表示時間が経過したタイミング(特図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図状態更新処理では、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図A、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図B、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオフの場合には特図C、小当りフラグがオンの場合には特図D、第1はずれフラグがオンの場合には特図E、第2はずれフラグがオンの場合には特図Fのそれぞれの態様となるように、特図表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図表示装置212は、15R特別大当り図柄(特図A)、15R大当り図柄(特図B)、隠れ確変図柄(特図C)、小当り図柄(特図D)、第1はずれ図柄(特図E)、および第2はずれ図柄(特図F)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図が所定期間停止表示され、特図変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた電サポ(詳細は後述)回数記憶部に記憶された電サポ回数が1以上であれば、その電サポ回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図変動遊技の結果が大当りであれば、後述するように、大当りフラグがオンにされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施形態では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた電サポ回数記憶部に電サポ回数(例えば、100回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、電サポ回数記憶部に電サポ回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。ここでの電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率(普図確変)状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技で当りになる確率が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間および特図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、特図始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなり易い(電チュー開延)。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開き易い。これらの普図確変、普図変短、電チュー開延による制御状態をまとめて、電サポ(電動チューリップによる始動口入賞サポート)状態と呼ぶ。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図非作動中を設定する。さらに、特図変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図非作動中を設定する。特図非作動中の場合における特図状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
ステップS225における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図関連抽選処理を行う(ステップS229)。装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図始動口230および特図始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知は、特図始動口230または特図始動口232への入賞順に行われる。
特図関連抽選処理(ステップS229)では、特図乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図乱数値の組を取得し、不図示の判定用テーブルを用いて大当りとするか否かの決定、小当りとするか否かの決定、特図の変動表示を開始してから停止表示するまでの時間の決定(特図タイマ番号の決定)、特図の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定などを行う。特図乱数値記憶領域から最先の特図乱数値の組を取り出した後、特図乱数値記憶領域における当該特図乱数値の組の記憶はクリアされるとともに、特図保留数を1減算する。このとき特図乱数値記憶領域から取り出した特図乱数値の組をRAM308に設けた一時領域(始動情報記憶手段の一例)に当該特図乱数値の組を記憶し、この一時領域に記憶している当該特図乱数値の組に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
ステップS229の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、先読み結果情報コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、FRAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、主制御部300のRAM308に格納されている15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択した特図タイマ番号を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図始動口230への入賞の有無、特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。
また、先読み結果情報コマンドは、コマンドデータに先読み結果記憶部に記憶された先読み結果の情報が含まれる。先読み結果情報コマンド内の先読み結果の情報は増加分のみでもよいし、全保留に対する先読み結果の情報を含んでいるようにしてもよい。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択した特図タイマ番号、保留している特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当りフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図表示装置212、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報を出力ポート(I/O310)を介して第1副制御部400に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。
次に、図8を用いて、特図先読み処理(図7のステップS224)についてより詳細に説明する。図8(a)は特図先読み処理の流れを示すフローチャートである。まず、主制御部300は、特図始動情報(特図乱数値記憶領域に記憶された特図乱数値の組)が増加しているか否かを判断する(ステップS301)。特図始動情報が増加しているか否かの判断は、特図保留数記憶領域に記憶されている特図保留数と、特図先読み数記憶領域に記憶された特図先読み数とを比較して行う。主制御部300は、特図保留数と特図先読み数とを比較して、特図保留数が特図先読み数より大きい場合には特図始動情報が増加していると判断し、特図保留数が特図先読み数に等しい場合には特図始動情報は増加していないと判断する。
特図始動情報が増加していると判断した場合には、主制御部300は、増加した特図始動情報に係る特図乱数値の組を特図乱数値記憶領域から取得し、取得した特図乱数値の組の大当り判定用乱数値および大当り時用特図決定用乱数値を先読みする。そして、特図関連抽選処理(ステップS229)での当否判定に先立って、先読みした大当り判定用乱数値と不図示の大当り判定用テーブルとを用いて、当該当否判定が大当りとなるか、小当りとなるか、あるいははずれとなるかの事前判定を行う(ステップS302)。次いで、主制御部300は、先読みした大当り時用特図決定用乱数値と不図示の特図決定用テーブルとを用いて、特図の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)を事前判定する(同ステップS302)。なお、これらの事前判定処理は、当否判定時に用いる大当り判定テーブル、特図決定用テーブル(共に不図示)を参照することにより実行されるが、先読み処理用に特別の判定テーブルを用意してもよい。
次に、主制御部300は、事前判定した特図変動遊技の停止図柄を特図先読み結果として、RAM308に設けられた特図先読み結果記憶部の最先の空き領域に記憶して(ステップS303)、特図先読み処理を終了する。主制御部300は、ステップS301において、特図始動情報が増加していないと判断したら、ステップS302、S303を実行せずに特図先読み処理を終了する。
主制御部300のRAM308内には、特図先読み処理を実行した結果の特図先読み結果(事前判定結果ともいう)を記憶する特図先読み結果記憶部が設けられている。特図先読み結果記憶部は、本例では4個まで特図の先読み結果を格納できるようになっている。また、RAM308内には、特図先読み結果記憶部に記憶されている特図の先読み結果の数を特図先読み数として記憶する特図先読み数記憶領域が設けられている。主制御部300は、特図先読み数が1つ増えるごとに、順位が最下位(最後)の特図先読み結果の情報の次の順位に新たな特図先読み結果の情報を書き込む。
主制御部300は、特図乱数値記憶領域の最先の特図始動情報を消去する際には同時に特図先読み結果記憶部の最先の特図先読み結果の情報を消去するとともに、特図先読み数記憶領域に記憶された特図先読み数を1減算する。また、最先の特図先読み結果の情報を消去したら、残余の特図先読み結果の情報の順位が1ずつ繰り上がるように処理する。
なお本実施形態では保留の増加分だけ先読み処理をするようにしているが、毎回全保留に対して特図先読み処理を実施するようにしてもよい。また、後述するコマンド設定送信処理(ステップS233)でも、先読み結果の情報は増加分のみ送信してもよいし、全保留に対する先読み結果の情報を送信するようにしてもよい。
図8(b)は、先読み結果記憶部に先読み結果が記憶された状態を例示している。図8(b)に示すように、特図先読み結果記憶部は、例えば特図変動遊技の保留可能数と同数(本実施形態では、4つ)の記憶領域「先読み結果1」〜「先読み結果4」を有している。記憶領域「先読み結果1」〜「先読み結果4」は特図乱数値記憶領域の保留順序に対応付けられている。
図8(b)では、「先読み結果1」には停止図柄「特図F」が記憶され、「先読み結果2」には停止図柄「特図F」が記憶され、「先読み結果3」には停止図柄「特図A」が記憶され、「先読み結果4」には停止図柄が記憶されていない状態(「なし」と表現するものとする)が例示されている。
次に、図9を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理(ストローブ割込み処理)のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ変数更新割込処理のフローチャートである。同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。この初期化処理は、例えば約30秒の時間を要する。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、チャンスボタンの押下を検出していた場合、ステップS409で更新した演出データをチャンスボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS411の次のステップS413では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップS413の次のステップS415では、ステップS409で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS415の次のステップS417では、ステップS409で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップS417の次のステップS419では、ステップS409で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。
ステップS419の次のステップS421では、ステップS409で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップS403へ戻る。
次に、同図(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS501では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。第1副制御部400は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS601では、図9(a)に示す第1副制御部メイン処理におけるステップS403において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS601の次のステップS603では、第1副制御部400のメイン処理におけるステップS421で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信やその他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、同図(d)を用いて、第1副制御部400のメイン処理におけるステップS413の画像制御処理について説明する。同図は、画像制御処理の流れを示すフローチャートを示した図である。
ステップS701では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP436は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップS701の次のステップS703では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップS705に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。ステップS705では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップS701でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434はアトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS705の次のステップS707では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS707の次のステップS709では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップS711に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。ステップS711では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
図10を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。なお、同図(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップS801では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS801で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS801の次のステップS803では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS805の処理に移行する。ステップS805では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS805の次のステップS807では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400のCPU404からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS807の次のステップS809では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS807で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS809の次のステップS811では、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。
ステップS811の次のステップS813では、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力し、ステップS803に戻る。
次に、同図(b)を用いて、第2副制御部500のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が、第1副制御部400が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS901では、第1副制御部400が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第2副制御部500のCPU504によって実行する第2副制御部タイマ割込処理について説明する。第2副制御部500は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第2副制御部タイマ割込処理のステップS1001では、図10(a)に示す第2副制御部メイン処理におけるステップS803において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS803において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。第2副制御部タイマ割込処理のステップS1003では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、本実施の形態によるパチンコ機100における、保留情報の表示態様を変更して所定情報が報知されることを予告する予告報知演出の具体的な態様について図11乃至図20を用いて説明する。まず、本実施の形態の実施例1によるパチンコ機100について図11を用いて説明する。本実施例によるパチンコ機100は、特図乱数値記憶領域に記憶されている特図乱数値の組の数を示す保留情報の表示と共に、現状の制御状態または実行中の特図変動遊技に係る当否判定結果の予告演出を実行するに際し、当該予告演出が実行されることを予告する点に特徴を有している。
図11は、本実施例によるパチンコ機100の特図変動遊技における予告報知演出の一例を示している。図11(a)〜図11(d)は、パチンコ機100での特図変動遊技における装飾図柄表示装置208の表示状態等を図上方から下方への時系列でそれぞれ示している。また、図11(a)〜図11(d)は、図3に示す装飾図柄表示装置208、特図保留ランプ218および特図表示装置212のみを抜き出して示している。図11(a)〜図11(d)はそれぞれ、中央に装飾図柄表示装置208が示され、装飾図柄表示装置208左下方に特図保留ランプ218が示され、その下方に特図表示装置212が示されている。
また、特図保留ランプ218は、特図変動遊技の保留状態を最大4つまで表示できるように4個のLEDで構成されている。特図保留ランプ218は、例えば特図乱数値記憶領域に記憶されている特図乱数値の組の数を表示するようになっている。特図保留ランプ218は、4個のLEDの左から順に特図変動遊技の保留数分のLEDを例えば赤色に点灯させ、他を消灯させるようになっている。なお、図において、特図変動遊技が保留されている状態を黒丸で表し、保留されていない状態を白丸で表している。図11(a)に示す時点では、特図保留ランプ218の3個のLEDが赤色に発光して、特図変動遊技が3つ保留されている。
また、図11(a)に示すように、特図表示装置212には、前回実行された特図変動遊技に係る停止図柄(例えば、特図E)が停止表示され、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208aには「装飾6」が停止表示され、中図柄表示装置208bには「装飾1」が停止表示され、右図柄表示装置208cには「装飾4」が停止表示されて、前回の特図変動遊技がはずれであることが報知されている。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域内であって、左中右図柄表示領域208a〜208cの下方の演出表示領域208dには、演出保留表示領域800が設けられている。演出保留表示領域800には、例えば特図乱数値記憶領域に記憶されている特図乱数値の組の数を示す保留情報が表示されるようになっている。演出保留表示領域800は、特図乱数値記憶領域に記憶可能な特図乱数値の組の上限数と同数の保留個別表示領域801a〜801dからなる特定の領域801を有している。保留個別表示領域801a〜801dは、演出保留表示領域800内で左から右に向かってこの順にほぼ横一列に並んでいる。演出保留表示領域800は、保留情報として特図乱数値記憶領域に記憶された特図乱数値の組に対応する数の保留を保留個別表示領域801a〜801dに個別に表示するようになっている。例えば、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組は保留個別表示領域801aに表示され、その次に記憶された特図乱数値の組は保留個別表示領域801bに表示され、その次に記憶された特図乱数値の組は保留個別表示領域801cに表示され、その次に記憶された特図乱数値の組は保留個別表示領域801dに表示される。
本実施例では、例えば保留情報は、保留個別表示領域801a〜801dの各領域に表示された○印の保留情報画像701a〜701dで表され、保留情報画像701a〜701dを塗り分けることにより保留数を表すようになっている。例えば、保留情報画像701a〜701dは、特図乱数値記憶領域に特図乱数値の組が記憶されて特図変動遊技の保留がある場合には薄墨色に着色され、特図変動遊技の保留がない場合には白色に着色されるようになっている。本実施例では、保留個別表示領域801a〜801dのいずれか1つに薄墨色および/または白色の保留情報画像701a〜701dが表示されている表示態様を第一の表示態様と称する。第一の表示態様には、特図変動遊技の保留が減少したことにより、保留個別表示領域801a〜801dに表示された保留情報画像701a〜701dのいずれかが薄墨色から白色に変化する表示態様、および、特図変動遊技の保留が増加したことにより、保留個別表示領域801a〜801dに表示された保留情報画像701a〜701dのいずれかが白色から薄墨色に変化する表示態様も含まれる。
特図保留ランプ218の4個のLEDは例えば左から順に、保留個別表示領域801a〜801dにそれぞれ対応付けられている。図11(a)では、特図変動遊技が3つ保留されているので、保留情報画像701a〜701cは薄墨色に着色され、保留情報画像701dは白色に着色されている。
図11(b)に示すように、パチンコ機100は特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、図11(b)並びに後述の図11(c)および図11(d)では、特図表示装置212が特図変動遊技を実行している状態は、7個のセグメントを全て白抜きにすることで表されている。特図変動遊技の開始と共に、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去されると共に残余の特図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去されると共に、記憶領域「先読み結果2」および「先読み結果3」にそれぞれ記憶されている停止図柄情報が記憶領域「先読み結果1」および「先読み結果2」にそれぞれ記憶されるように処理される。この結果、特図保留ランプ218の左から3つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の右上角部の領域を占める左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域に装飾図柄が図中の下向きの矢印に示す方向に順次回転移動する装飾図柄変動表示を開始する。また、第1副制御部400は、保留数が1つ減少した情報を受信しているので、保留情報画像701cの表示色が薄墨色から白色となるように装飾図柄表示装置208を制御する。
また、演出表示領域208d内であって、演出保留表示領域800の上方には、予告報知演出が実行されている。予告報知演出は、演出保留表示領域800の保留個別表示領域801a〜801dにおける表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを遊技者に予告するために表示される。本実施例では、予告報知演出は例えば、姫様と姫様からのメッセージが記載された吹き出しとで構成された予告報知演出画像702を用いて実行される。なお、第二の表示態様は、例えば保留個別表示領域801a〜801dに保留情報画像701a〜701dの少なくともいずれか1つに代えて所定の画像が表示される表示態様であり、詳細は後述する。
図11(b)に示すように、第1副制御部400は、「保留がいっぱいあると良い事があるかも」と姫様が語り掛ける予告報知演出画像702が演出表示領域208dに表示されるように装飾図柄表示装置208を制御するようになっている。予告報知演出画像702を見た遊技者は、有益な情報が得られることを期待して保留を増加させるために打ち出しを継続するので、予告報知演出画像702は、遊技者の打ち出しを促進することができる場合がある。
図11(c)は、図11(b)で開始された特図変動遊技が継続している状態を示している。図11(c)に示すように、特図表示装置212は特図変動遊技を継続して実行し、特図保留ランプ218は左側2つのLEDを点灯し、右側2つのLEDの消灯を継続している。また、左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域には、装飾図柄変動表示が継続されており、演出保留表示領域800には薄墨色の保留情報画像701a、701bと、白色の保留情報画像701c、701dとによる第一の表示態様で保留情報の表示が継続されている。
時間の経過と共に予告報知演出画像702の吹き出し内の内容を変更するために、第1副制御部400は、例えば「保留が緑になると確変中・・・?」と姫様が語り掛ける予告報知演出画像702が演出表示領域208dに表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。例えば、予告報知演出画像702は、演出保留表示領域800の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを示唆するようになっている。例えば、予告報知演出画像702の「保留が緑になると」というメッセージにより、保留個別表示領域801a〜801dの各領域に表示された保留情報画像701a〜701dの少なくともいずれか1つが白色または薄墨色から緑色に変更されることが示唆されている。予告報知演出画像702により、保留情報画像701a〜701dの少なくともいずれか1つが緑色に変化すると現状の制御状態が隠れ確変状態であることが分かるので、遊技者は、保留情報画像701a〜701dの表示色が緑色になるのを期待して、演出保留表示領域800に注目しながら特図変動遊技の保留を増加させるためにさらに打ち出しを継続するようになる。
図11(d)は、図11(b)で開始された特図変動遊技中に、特図始動口230、232のいずれかに遊技球が入球して特図変動遊技の保留が1つ増加した状態を示している。図11(d)に示すように、特図表示装置212は特図変動遊技を継続して実行している。また、左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域には、装飾図柄変動表示が継続して実行されている。
特図変動遊技の保留が1つ増加したので、特図保留ランプ218は左側3個のLEDを点灯し、4個目のLEDを消灯するように制御されている。パチンコ機100は、特図保留ランプ218を用いて特図変動遊技の保留が増加したことを明確に行った上で、次に、演出保留表示領域800での表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更する。本実施例では、例えば第二の表示態様は、保留個別表示領域801a〜801dの少なくともいずれか1つに薄墨色および白色とは異なる色に着色された○印で表され、所定情報の報知演出に用いる所定情報報知演出画像703が表示されている表示態様である。第二の表示態様には、特図変動遊技の保留が増加したことにより白色の保留情報画像701a〜701dのいずれかが所定情報報知演出画像703に変化する表示態様と、薄墨色の保留情報画像701a〜701dのいずれかが所定情報報知演出画像703に変化する表示態様とが含まれる。所定情報には、例えば現状の制御状態や変動中の特図変動遊技の当否判定結果等が含まれる。
例えば、図11(d)に示すように、特図変動遊技の保留増加により、白色の○印で表した保留情報画像701cは、薄墨色の○印で表した保留情報画像701cに代えて緑色の○印で表した所定情報報知演出画像703に変化する。これにより、保留情報は保留個別表示領域801cにおいて第二の表示態様で表示される。また、演出保留表示領域800には薄墨色の保留情報画像701a、701bと、白色の保留情報画像701dとが表示されて、保留個別表示領域801a、801b、801dにおいて第一の表示態様で保留情報が表示されている。
パチンコ機100は、特図保留ランプ218により特図変動遊技の保留数を確実に報知した上で、演出保留表示領域800の表示態様を第二の表示態様に変更するので、遊技者は、保留個別表示領域801a〜801dの各領域に表示される保留情報画像701a〜701dが、通常表示の表示色である白色または薄墨色から所定条件成立時の表示色である緑色に変化したとしても保留数を誤認し難くなる。
また、図11(d)に示すように、第1副制御部400は、「やったね!」と姫様が語り掛ける演出画像704が演出表示領域208dに表示されるように装飾図柄表示装置208を制御するようになっている。所定情報報知演出画像703は、特図乱数値の組が特図乱数値記憶領域に記憶されていることを示しているだけでなく、現状の制御状態が隠れ確変状態であることも示している。このため、遊技者は、演出保留表示領域800に表示された所定情報報知演出画像703と、「やったね!」という演出画像704とにより、現状の制御状態が隠れ確変状態であることを確信することができる。
従来のパチンコ機では、特図変動遊技の保留増減に興味を持たない遊技者は保留表示領域である特図保留ランプに視線をほとんど向けないため、保留情報の変更による所定情報の報知を見逃してしまう恐れがあった。これに対し、本実施例によるパチンコ機100は、予告報知演出画像702を用いた予告報知演出を実行することにより遊技者に対して演出保留表示領域800への注意を喚起することができるので、遊技者は保留情報の表示態様の変更を見逃し難くなる。保留情報の表示態様の変更は継続的に行われるものに限られず、例えばエフェクトとして、保留表示時に1回だけ短期間に光るような態様の場合もある。この場合、従来のパチンコ機では、遊技者は保留情報の変更を見逃す恐れがあった。これに対し、本実施例によるパチンコ機100では、遊技者は、予告報知演出画像702により予め演出保留表示領域800に視線を向けているため、所定情報の報知が1回だけの短期間の発光等であっても当該発光等を見逃す恐れを極めて低減できる。
保留情報は、抽選を行うための権利である始動情報の数を示すものとして遊技者にとって大事な情報である。該保留情報の表示態様を突然変更すると、遊技者の混乱を招く恐れがある。本実施例によるパチンコ機100では、保留情報を示す表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更する場合に、予告報知演出画像702を用いた予告報知演出を介在させることで、遊技者の混乱を招かずに保留情報の表示態様の変更を行うことができる場合がある。
本実施例では、演出保留表示領域800内の保留情報を示す保留情報画像701a〜701dの表示色を変更して所定情報報知演出を実行しているが、本実施例はこれに限られない。例えば、保留情報画像701a〜701dの点滅表示や輝度の変更等により、所定情報報知演出を実行してもよい。また、パチンコ機100は、制御状態が隠れ確変状態の場合に、保留情報画像701a〜701dの表示色を変更して所定情報報知演出画像703を必ず表示するのではなく、隠れ確変状態の場合には所定情報報知演出画像703を表示する確率が相対的に高くなるように設定されていてもよい。さらに、本実施例では、現状の遊技状態に基づいて、保留情報画像701a〜701dの表示色を変更して所定情報報知演出画像703を表示するようになっているが、変動中の特図変動遊技の当否判定結果に基づいて所定情報報知演出画像703を表示するようになっていてもよい。
次に、本実施の形態の実施例2によるパチンコ機100について図12を用いて説明する。上記実施例1によるパチンコ機100は、現状の制御状態や変動中の特図変動遊技の当否判定結果に基づいて、保留情報の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを予告するように構成されている。これに対し、本実施例によるパチンコ機100は、特図乱数値記憶領域に記憶されている始動情報を先読みした先読み結果情報に基づいて、保留情報の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを予告するように構成されている点に特徴を有している。
図12は、本実施例によるパチンコ機100の特図変動遊技における予告報知演出の一例を示している。図12(a)〜図12(h)は、パチンコ機100での特図変動遊技における装飾図柄の変動表示を図上方から下方への時系列でそれぞれ示している。また、図12(a)〜図12(h)では、装飾図柄表示装置208、特図保留ランプ218および特図表示装置212が図11と同様の態様で示されているので、詳細な説明は省略する。また、上記実施例1によるパチンコ機100と同様の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
図12(a)に示すように、特図表示装置212が特図変動遊技を実行すると共に、装飾図柄表示装置208の表示領域内の上側を占める左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各領域には装飾図柄が図中の下向きの矢印に示す方向に順次回転移動する装飾図柄変動表示が実行されている。このとき、特図保留ランプ218の4個のLEDが赤色に発光して、特図変動遊技が4つ保留されている。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域内の下側の領域を占める演出表示領域208dには、演出保留表示領域800が設けられている。演出保留表示領域800には、例えば保留情報画像701が表示されている。保留情報画像701は、例えば表示色が白色の長方形と、当該長方形内に特図乱数値記憶領域に記憶されている特図乱数値の組の数(特図保留数)を示す算用数字とで構成されている。上記実施例1によるパチンコ機100では、演出保留表示領域800に特図乱数値記憶領域に記憶可能な特図乱数値の組の個数と同数の保留個別表示領域801a〜801dが予め設けられ、保留個別表示領域801a〜801dの各領域にそれぞれ表示される保留情報画像701a〜701dの表示色を変更することにより特図保留数が示されるようになっている。これに対し、本実施例によるパチンコ機100の演出保留表示領域800では、1つの領域に複数の表示態様(本例では、数字を変更する表示態様)により、特図乱数値記憶領域に記憶された特図乱数値の組の個数を示すようになっている。
本実施例では、演出保留表示領域800に保留情報画像701が表示されている表示態様を第一の表示態様と称する。第一の表示態様には、特図変動遊技の保留が増減したことにより、白色の長方形内で特図保留数を示す数字の値が変化する表示態様も含まれる。図11(a)では、特図変動遊技が4つ保留されているので、演出保留表示領域800には、算用数字「4」を表した保留情報画像701が表示されている。
本実施例では、図12(a)の段階で保留された4つの特図変動遊技の事前判定が終了しており、例えば、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」、「先読み結果2」および「先読み結果4」には停止図柄として「特図E」がそれぞれ記憶され、記憶領域「先読み結果3」には停止図柄として「特図A」が記憶されている。本実施例では、先読み結果情報である、記憶領域「先読み結果3」に記憶された「特図A」に基づいて、保留情報の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを予告するようになっている。
所定時間が経過すると、図12(b)に示すように、特図表示装置212には「特図E」が停止表示され、これに同期して、左図柄表示領域208aの領域には停止図柄として「装飾2」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には停止図柄として「装飾1」が停止表示され、右図柄表示領域208cの領域には停止図柄として「装飾3」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技がはずれであることが遊技者に報知される。このとき、演出保留表示領域800には、図12(a)と同様の保留情報画像701の表示が継続されている。
さらに所定時間が経過すると、図12(c)に示すように、特図表示装置212が特図変動遊技を実行する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去されると共に残余の特図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去されると共に、記憶領域「先読み結果2」〜「先読み結果4」に記憶されている停止図柄情報が記憶領域「先読み結果1」〜「先読み結果3」にそれぞれ記憶されるように処理される。この結果、特図保留ランプ218の左から4つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内の上側を占める左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄変動表示が実行されるように装飾図柄表示装置208を制御する。また、第1副制御部400は、保留数が1つ減少した情報を受信しているので、演出保留表示領域800の保留情報画像701に表された数字を「4」から「3」に変更するように装飾図柄表示装置208を制御する。
またこのとき、第1副制御部400は、演出表示領域208d内であって演出保留表示領域800の右隣に予告報知演出を実行する。図12(c)に示すように、予告報知演出は、例えば演出表示領域208dに予告報知演出画像702を表示することにより行われる。本実施例では、予告報知演出画像702として、「←注目!」という画像が演出表示領域208dに表示される。予告報知演出画像702は演出保留表示領域800の近傍に表示されるので、予告報知演出画像702を見た遊技者は、有益な情報が表示されることを期待しながら演出保留表示領域800に注目する。
さらに所定時間が経過すると、図12(d)に示すように、特図表示装置212には「特図E」が停止表示され、これに同期して、左図柄表示領域208aの領域には停止図柄として「装飾3」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には停止図柄として「装飾1」が停止表示され、右図柄表示領域208cの領域には停止図柄として「装飾5」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技がはずれであることが遊技者に報知される。このとき、演出保留表示領域800には、図12(c)と同様の保留情報画像701により保留情報の表示が継続されている。また、演出表示領域208d内であって演出保留表示領域800の右隣には、図12(c)と同様の予告報知演出画像702による予告報知演出が表示されている。
さらに所定時間が経過すると、図12(e)に示すように、特図表示装置212が特図変動遊技を実行する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去されると共に残余の特図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去されると共に、記憶領域「先読み結果2」および「先読み結果3」に記憶されている停止図柄情報が記憶領域「先読み結果1」および「先読み結果2」にそれぞれ記憶されるように処理される。この結果、特図保留ランプ218の左から3つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内の上側を占める左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄変動表示が実行されるように装飾図柄表示装置208を制御する。また、第1副制御部400は、特図保留数が1つ減少した情報を受信しているので、演出保留表示領域800の保留情報画像701に表された数字を「3」から「2」に変更するように装飾図柄表示装置208を制御する。
このとき、第1副制御部400は、演出表示領域208dに表示されていた予告報知演出画像702が消去されるように装飾図柄表示装置208を制御する。またこのとき、演出保留表示領域800の表示態様が、第一の表示態様から第二の表示態様に変更される。本実施例における第二の表示態様とは、例えば保留情報画像701に加えて長方形内であって算用数字の背景に炎の画像が表された所定情報報知演出画像703を演出保留表示領域800に表示する表示態様をいう。第二の表示態様には、特図変動遊技の保留が増減したことにより、長方形内に炎の画像が表示された態様で算用数字の値が変化する表示態様も含まれる。
図12(e)における当該特図変動遊技の当否判定結果ははずれであるものの、次に消化予定の保留の事前判定は大当りであるため、パチンコ機100は、第一の表示態様から第二の表示態様に変更して、所定情報報知演出画像703を用いた所定情報報知演出を実行するようになっている。これにより、後述するように、パチンコ機100は、特図保留数の増減に伴い所定情報報知演出画像703を段階的に変化させることが可能になる。
さらに所定時間が経過すると、図12(f)に示すように、特図表示装置212には「特図E」が停止表示され、これに同期して、左図柄表示領域208aの領域には停止図柄として「装飾6」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には停止図柄として「装飾3」が停止表示され、右図柄表示領域208cの領域には停止図柄として「装飾4」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技がはずれであることが遊技者に報知される。このとき、演出保留表示領域800には、図12(e)と同様の所定情報報知演出画像703による所定情報報知演出が継続されている。
さらに所定時間が経過すると、図12(g)に示すように、特図表示装置212が特図変動遊技を実行する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去されると共に残余の特図乱数値の組のデータの保留順位が1つ繰り上がるように処理される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去されると共に、記憶領域「先読み結果2」に記憶されている停止図柄情報が記憶領域「先読み結果1」に記憶されるように処理される。この結果、特図保留ランプ218の左から2つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内の上側を占める左中右図柄表示領域208a〜208cに装飾図柄変動表示が実行されるように装飾図柄表示装置208を制御する。また、第1副制御部400は、保留数が1つ減少した情報を受信しているので、演出保留表示領域800の所定情報報知演出画像703に表された数字を「2」から「1」に変更するように装飾図柄表示装置208を制御する。さらに、当該特図変動遊技の当否判定結果が大当りであるため、第1副制御部400は、より高温の炎を表現した画像による所定情報報知演出画像703を演出保留表示領域800に表示するように装飾図柄表示装置208を制御する。このように、所定情報報知演出画像703に表された炎の表示態様を特図保留数の減少と共に段階的に変更することにより、遊技者は大当りへ期待が高まるので、興趣の向上を図ることができる場合がある。
さらに所定時間が経過すると、図12(h)に示すように、特図表示装置212には「特図A」が停止表示され、これに同期して、左図柄表示領域208aの領域には停止図柄として「装飾7」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には停止図柄として「装飾7」が停止表示され、右図柄表示領域208cの領域には停止図柄として「装飾7」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技が大当りであることが遊技者に報知される。このとき、演出保留表示領域800には、図12(g)と同様の所定情報報知演出画像703による所定情報報知演出が継続されている。
以上説明したように、本実施例によるパチンコ機100では、演出保留表示領域800の近傍に予告報知演出画像702を表示して、保留情報の表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを遊技者に予告することができる。これにより、本実施例によるパチンコ機100は、上記実施例1によるパチンコ機100と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態の実施例3によるパチンコ機100について図13を用いて説明する。本実施例によるパチンコ機100は、上記実施例2によるパチンコ機100と同様に、特図乱数値記憶領域に記憶されている始動情報を先読みした先読み結果情報に基づいて、保留情報の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変更することを予告するように構成されている点に特徴を有している。
図13は、本実施例によるパチンコ機100の特図変動遊技における予告報知演出の一例を示している。図13(a)〜図13(d)は、パチンコ機100での特図変動遊技における装飾図柄の変動表示を図上方から下方への時系列でそれぞれ示している。また、図13(a)〜図13(d)では、装飾図柄表示装置208、特図保留ランプ218および特図表示装置212が図11と同様の態様で示されているので、詳細な説明は省略する。また、上記実施例1または2によるパチンコ機100と同様の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
図13(a)に示すように、特図表示装置212には、前回実行された特図変動遊技に係る停止図柄(例えば、特図E)が停止表示され、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208cには「装飾4」が停止表示され、中図柄表示装置208bには「装飾7」が停止表示され、右図柄表示装置208cには「装飾3」が停止表示されて、前回の特図変動遊技がはずれであることが報知されている。また、このとき、特図保留ランプ218の2個のLEDが赤色に発光して、特図変動遊技が2つ保留されている。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域内であって、左中右図柄表示領域208a〜208cの下方の演出表示領域208dには、白色の長方形の画像を表示した演出保留表示領域800が設けられている。上記実施例1と同様に、演出保留表示領域800には、例えば特図乱数値記憶領域に記憶されている特図乱数値の組の数を示す保留情報が表示されるようになっている。演出保留表示領域800は、特図乱数値記憶領域に記憶可能な特図乱数値の組の上限数と同数の保留個別表示領域801a〜801dからなる特定の領域801を有している。保留個別表示領域801a〜801dは、演出保留表示領域800内で左から右に向かってこの順にほぼ横一列に並んでいる。演出保留表示領域800は、保留情報として特図乱数値記憶領域に記憶された特図乱数値の組に対応する数の保留を保留個別表示領域801a〜801dに個別に表示するようになっている。保留個別表示領域801a〜801dと、特図乱数値の組の特図乱数値記憶領域への保留順序との対応関係は、上記実施例1の当該対応関係と同様であるため、説明は省略する。また、保留個別表示領域801a〜801dと、特図保留ランプ218の4個のLEDとの対応関係も上記実施例1の当該対応関係と同様であるため、説明は省略する。
本実施例では、例えば保留情報は、保留個別表示領域801a〜801dの各領域に表示された○印の保留情報画像701a〜701dで表され、保留情報画像701a〜701dを塗り分けることにより保留数を表すようになっている。例えば、保留情報画像701a〜701dは、特図変動遊技の保留がある場合には薄墨色に着色され、特図変動遊技の保留がない場合には白色に着色されるようになっている。本実施例では、保留個別表示領域801a〜801dのいずれか1つに薄墨色および/または白色の保留情報画像701a〜701dが表示されている表示態様を第一の表示態様と称する。第一の表示態様には、特図変動遊技の保留が減少したことにより、保留個別表示領域801a〜801dに表示された保留情報画像701a〜701dのいずれかが薄墨色から白色に変化する表示態様、および、特図変動遊技の保留が増加したことにより、保留個別表示領域801a〜801dに表示された保留情報画像701a〜701dのいずれかが白色から薄墨色に変化する表示態様も含まれる。
また、本実施例では、図13(a)の時点で、演出保留表示領域800の保留個別表示領域801c、801dの各領域での表示態様は、所定情報報知演出画像703c、703dを用いた第二の表示態様に変更されている。本実施例における第二の表示態様とは、保留個別表示領域801a〜801dの少なくともいずれか1つに○印の中に文字を表した画像を表示して所定情報の報知演出に用いる所定情報報知演出画像703が表示されている表示態様をいう。第二の表示態様には、薄墨色の保留情報画像701a〜701dのいずれかが所定情報報知演出画像703に変化する表示態様、および、白色の保留情報画像701a〜701dのいずれかが所定情報報知演出画像703に変化する表示態様が含まれる。所定情報には、例えば先読み結果情報や変動中の特図変動遊技の当否判定結果等が含まれる。
図13(a)に示すように、保留個別表示領域801cの領域には、○印の中に「ツ」の文字が表された所定情報報知演出画像703cが表示され、保留個別表示領域801dの領域には、○印の中に「イ」の文字が表された所定情報報知演出画像703dが表示されている。所定情報報知演出が複数の保留個別表示領域801a〜801dに跨って行われることで、特図変動遊技の保留数の増減により遊技者の注目を集めることができる場合がある。また、特図乱数値の組が所定数になったことに基づいて、予告報知が実行されていることが識別可能となるような態様で所定情報報知演出を行ってもよい。
ところで、装飾図柄表示装置の表示領域内に設けられ、特図変動遊技の保留を表示する保留表示領域に、特図変動遊技の保留情報以外の情報を報知する構成を備えた従来のパチンコ機は知られていない。本実施例によるパチンコ機100は、保留情報を報知する演出保留表示領域800において、所定情報報知演出画像703を用いて所定情報(例えば、先読み結果や当否判定結果の予告報知および制御状態を示唆する情報)等の報知演出を行うことができる。本実施例によるパチンコ機100は、特図変動遊技が保留されていないことを示す情報を表示すべき領域を有効活用して所定情報を報知できる。これにより、パチンコ機100は、従来のパチンコ機では不利と考えられていた特図変動遊技の保留の減少を遊技者に有利であると捉えさせることができ、遊技意欲の減退を防止できる。
また、図13(a)に示すように、演出保留表示領域800の表示領域であって保留個別表示領域801bの上方には、予告報知演出が実行されている。本実施例では、次の特図変動遊技の開始により保留が減少する演出の行われる保留個別表示領域に遊技者の注目を集めるために、当該領域に遊技者の視線を誘導できるような態様で予告報知演出が実行される。例えば本実施例の予告報知演出は、次の特図変動遊技の開始により薄墨色の保留情報画像701bの色が変化する保留個別表示領域801bの直上に、「↓ここに注目」という文字画像による予告報知演出画像702を表示することにより行われる。予告報知演出画像702により、遊技者の視線は保留個別表示領域801bに誘導され、遊技者は、有益な情報が表示されることを期待しながら保留個別表示領域801bを注目することになる。
所定時間が経過すると、図13(b)に示すように、特図表示装置212が特図変動遊技を開始する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去されると共に残余の特図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去されると共に、記憶領域「先読み結果2」に記憶されている停止図柄情報が記憶領域「先読み結果1」に記憶されるように処理される。この結果、特図保留ランプ218の左から2つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内の上方の左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域に装飾図柄が図中の下向きの矢印に示す方向に順次回転移動する装飾図柄変動表示を開始する。
また、第1副制御部400は、例えば予告報知演出画像702を既に表示していること、および、特図保留数が1つ減少した情報を受信したことに基づいて、予告報知演出画像702を消去すると共に保留個別表示領域801bでの表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更して、例えば保留個別表示領域801bの領域に○印の中に「ア」の文字が表された所定情報報知演出画像703bが表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。さらに、第1副制御部400は、所定情報報知演出画像703b〜703dを囲むきざみ目のある枠が演出保留表示領域800に表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。所定情報報知演出を複数の保留個別表示領域801a〜801dに跨って実行していたとしても、遊技者は、刻み目のある枠により保留個別表示領域801b〜801dを一纏りと判断して、「アツイ」というメッセージを認識できる。本実施例によるパチンコ機100は、個々には意味を持たない情報を表示する複数の第二の表示態様を組み合わせることにより所定情報を報知するようになっている。
さらに、所定時間が経過すると、図13(c)に示すように、特図表示装置212には「特図E」が停止表示され、これに同期して、左図柄表示領域208aの領域には停止図柄として「装飾2」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には停止図柄として「装飾5」が停止表示され、右図柄表示領域208cの領域には停止図柄として「装飾8」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技がはずれであることが遊技者に報知される。
また、図13(c)に示すように、演出保留表示領域800の表示領域であって保留個別表示領域801aの上方には、「↓更に注目」という文字画像による予告報知演出画像702が表示されて予告報知演出が実行されている。予告報知演出画像702は、次の特図変動遊技の開始により保留が減少する演出の行われる保留個別表示領域801aの直上に表示されているので、遊技者の視線は保留個別表示領域801aに誘導され、遊技者は、有益な情報が表示されることを期待しながら保留個別表示領域801aを注目することができる。
さらに、所定時間が経過すると、図13(d)に示すように、特図表示装置212が特図変動遊技を開始する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去される。この結果、特図保留ランプ218の左から1つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内の上方の左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域に装飾図柄変動表示を開始する。
また、第1副制御部400は、例えば予告報知演出画像702を既に表示していること、および、特図保留数が1つ減少した情報を受信したことに基づいて、予告報知演出画像702を消去すると共に保留個別表示領域801aでの表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更して、例えば保留個別表示領域801aの領域に○印の中に「超」の文字が表された所定情報報知演出画像703aが表示さるように装飾図柄表示装置208を制御する。さらに、第1副制御部400は、所定情報報知演出画像703a〜703dを囲むきざみ目のある枠が演出保留表示領域800に表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。遊技者は、刻み目のある枠により保留個別表示領域801a〜801dを一纏りと判断して、「超アツイ」というメッセージを認識できる。
本実施例では、特図先読み処理により、大当りに係る特図乱数値の組が特図乱数値記憶領域に記憶されていることが事前判定されている。このため、当該特図乱数値の組に係る特図変動遊技時に、当該変動の抽選結果に関する情報の報知が完結するように、当該変動以前の特図変動遊技において段階的に予告報知を行うようになっている。
本実施例によるパチンコ機100では、所定情報報知演出は、「超アツイ」という1つの情報が特図保留数の減少に伴い徐々に明確となるように実行されているが、これに限られない。例えば、所定情報報知演出は、例えばカウントダウン形式のように、特図保留数の増減に伴い段階的に報知内容の全てを変更するように実行されてもよい。
本実施例によるパチンコ機100では、所定情報報知演出において表示される示唆内容は、終了しているのか否かが遊技者に不明瞭であると遊技意欲の減退に繋がるため、所定情報報知演出画像703a〜703dを刻み目のある枠で囲むことにより、示唆内容が完結していることが明確になるようになっている。なお、「超アツイ」を表示確定した後に「?」を追加的に表示してももちろんよい。
以上説明したように、本実施例によるパチンコ機100によれば、演出保留表示領域800の表示領域内で予告報知演出を行うことで、予告報知演出に注目させた遊技者の視線をその他の表示領域に移動させることなく、そのまま第二の報知態様を遊技者に見せることが可能となるので、上記実施例と同様の効果が得られる。
次に、本実施の形態の実施例4によるパチンコ機100について図14乃至図16を用いて説明する。本実施例によるパチンコ機100は、予告報知演出が所定情報報知演出に関連付けた表示である点に特徴を有している。
まず、本実施例のパチンコ機100における第1副制御部メイン処理の演出制御処理(図9に示すステップS409)について図14を用いて説明する。図14は、本実施例のパチンコ機100における演出制御処理の流れを示すフローチャートである。図14に示すように、第1副制御部400は、図柄変動開始コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS1101)。ステップS1101において、第1副制御部400が図柄変動開始コマンドを受信していると判断したら、ステップS1102に移行する。
ステップS1102では、第1副制御部400は、特図変動遊技の当否判定結果を取得して、ステップS1103に移行する。
次のステップS1103では、第1副制御部400は、報知演出実行判定処理を実行する。本実施例によるパチンコ機100は、当該変動の抽選結果に基づいて予告報知演出や所定情報報知演出等の報知演出の実行可否および報知態様を決定するようになっている。
ステップS1103の次のステップS1104では、第1副制御部400は、報知演出を実行するか否かを判断する。例えば第1副制御部400は、ステップS1102で取得した当否判定結果が大当りまたは小当りである場合には、報知演出を実行すると判断してステップS1105に移行する。また、第1副制御部400は、ステップS1102で取得した当否判定結果がはずれである場合には、例えば報知演出実行可否乱数値を取得して、当該乱数値に基づいて報知演出を実行するか否かを判断し、実行すると判断した場合にはステップS1105に移行し、実行しないと判断した場合には後述のステップS1105〜S1107を実行せずにステップS1108に移行する。
ステップS1105では、報知演出実行中フラグがオン状態に設定される。例えば第1副制御部400は、報知演出実行中フラグの値として例えば1をRAM408の所定の記憶領域に記憶することにより、当該フラグをオン状態に設定して、ステップS1106に移行する。
ステップS1106では、予告報知演出実行中フラグがオン状態に設定される。例えば第1副制御部400は、予告報知演出実行中フラグの値として例えば1をRAM408の所定の記憶領域に記憶することにより、当該フラグをオン状態に設定して、ステップS1107に移行する。
ステップS1107では、第1副制御部400は、予告報知演出の報知態様の設定処理を実行する。当該処理において予告報知演出態様を設定することにより、装飾図柄表示装置208に画像表示等が実行される。予告報知演出報知態様の設定処理の詳細については後述する。
ステップS1107の次のステップS1108では、第1副制御部400は、その他の演出制御処理を実行し、演出制御処理を終了する。
ステップS1101において、第1副制御部400が図柄変動開始コマンドを受信していないと判断したら、ステップS1109に移行する。ステップS1109では、予告報知演出実行フラグがオン状態か否かが判断される。例えば、第1副制御部400は、RAM408の所定の記憶領域から読み出した予告報知演出実行中フラグの値が1であると、当該フラグがオン状態であると判断してステップS1110に移行する。
ステップS1110では、保留増加コマンドが受信されたか否かが判断される。本実施例では例えば、図7に示すコマンド設定送信処理(ステップS233)において、主制御部300は、始動情報の入賞に基づいて、特図変動遊技の保留が増加する毎に第1副制御部400に保留増加コマンドを送信するようになっている。第1副制御部400は、保留増加コマンドを受信していると判断すると、ステップS1111に移行する。また、第1副制御部400は、保留増加コマンドを受信していないと判断すると、後述のステップS1111およびS1112の処理をせずに、ステップS1108に移行する。
ステップS1111では、予告報知演出実行中フラグがオフ状態に設定される。例えば第1副制御部400は、予告報知演出実行中フラグの値として例えば0をRAM408の所定の記憶領域に記憶することにより、当該フラグをオフ状態に設定して、ステップS1112に移行する。
ステップS1112では、例えば第1副制御部400は、所定情報報知演出の報知態様の設定処理を実行する。本実施例では、所定情報報知演出の報知態様は、ステップS1107における予告報知演出の報知態様を決定する際に決定されるようになっているので、決定済みの当該報知態様を設定すればよい。当該処理において所定情報報知演出の報知態様を設定することにより、装飾図柄表示装置208に画像表示等が実行される。
ステップS1112に次いで、ステップS1108の処理が実行される。
ステップS1109において、第1副制御部400は予告報知演出実行中フラグがオン状態でないと判断すると、ステップS1113に移行する。ステップS1113では、報知演出実行中フラグがオン状態か否かが判断される。例えば第1副制御部400は、RAM408の所定の記憶領域から読み出した当該フラグの値が1であれば、オン状態であると判断してステップS1114に移行し、当該フラグの値が0であれば、オン状態でないと判断して後述のステップS1114〜S1116を実行せずにステップS1108に移行する。
ステップS1114では、報知演出終了条件が成立しているか否かが判断される。例えば第1副制御部400は、図柄変動停止コマンドを受信したこと、あるいは、報知演出が行われる保留表示に対応する保留に基づく特図変動遊技が開始したこと等に基づいて、報知演出終了条件が成立しているか否かを判断する。第1副制御部400は、報知演出終了条件が成立していると判断するとステップS1115に移行し、当該条件が成立していないと判断すると後述のステップS1115およびS1116の処理をせずにステップS1108に移行する。
ステップS1115では、報知演出終了設定処理が実行される。当該処理により、装飾図柄表示装置208に表示されていた、報知演出に係る画像等が消去される。
ステップS1115の次のステップS1116では、報知演出実行中フラグがオフ状態に設定される。例えば第1副制御部400は、報知演出実行中フラグの値として例えば0をRAM408の所定の記憶領域に記憶することにより、当該フラグをオフ状態に設定して、ステップS1108に移行する。
次に、図14に示すステップS1107で主に用いられる報知演出態様選択テーブルについて図15を用いて説明する。図15は、例えば第1副制御部400に備えられたROM406に記憶された報知演出態様選択テーブルである。報知演出態様選択テーブルは、図14に示すステップS1104において、報知演出を実行することが決定した場合に、乱数を用いた抽選により報知演出(予告報知演出および所定情報報知演出)の実行態様を選択するように構成されている。
図15に示す報知演出態様選択テーブルの「当否判定結果」は、図14に示すステップS1101において取得される当否判定結果を示している。「当否判定結果」は、「大当り」、「小当り」および「はずれ」に大別され、「大当り」、「小当り」および「はずれ」は、それぞれ当否判定結果が大当り、小当り、はずれであることを示している。報知演出態様選択テーブルの「乱数範囲」は、報知演出の実行態様の選択に用いる乱数値が取り得る数値範囲である0〜99を「大当り」、「小当り」および「はずれ」の各々で複数に区分して構成されている。
報知演出態様選択テーブルの「予告報知演出」および「所定情報報知演出」は、報知演出の実行態様である「当」、「熱」および「?」によりそれぞれ構成されている。「当」は当りを示し、「熱」は熱い(特図変動遊技が当りとなる期待が相対的に高い)ことを示し、「?」は特図変動遊技の当否判定結果が不明であることを示している。
「予告報知演出」および「所定情報報知演出」は、「当否判定結果」および「乱数範囲」に基づいて決定される。例えば、予告報知演出の実行態様として、取得された当否判定結果が大当りの場合、乱数範囲が0〜34であれば「当」が選択され、乱数範囲が35〜54であれば「熱」が選択され、乱数範囲が55〜56であれば「?」が選択され、乱数範囲が57であれば「当」が選択され、乱数範囲が58〜82であれば「熱」が選択され、乱数範囲が83〜87であれば「?」が選択され、乱数範囲が88であれば「当」が選択され、乱数範囲が89であれば「熱」が選択され、乱数範囲が90〜99であれば「?」が選択される。また。所定情報報知演出の実行態様として、取得された当否判定結果が大当りの場合、乱数範囲が0〜56であれば「当」が選択され、乱数範囲が57〜87であれば「熱」が選択され、乱数範囲が88〜99であれば「?」が選択される。
また例えば、予告報知演出の実行態様として、取得された当否判定結果が小当りの場合、乱数範囲が0〜9であれば「当」が選択され、乱数範囲が10〜19であれば「熱」が選択され、乱数範囲が20〜29であれば「?」が選択され、乱数範囲が30〜34であれば「当」が選択され、乱数範囲が35〜54であれば「熱」が選択され、乱数範囲が55〜69であれば「?」が選択され、乱数範囲が70〜74であれば「当」が選択され、乱数範囲が75〜84であれば「熱」が選択され、乱数範囲が85〜99であれば「?」が選択される。また。所定情報報知演出の実行態様として、取得された当否判定結果が小当りの場合、乱数範囲が0〜29であれば「当」が選択され、乱数範囲が30〜69であれば「熱」が選択され、乱数範囲が70〜99であれば「?」が選択される。
さらに例えば、予告報知演出の実行態様として、取得された当否判定結果がはずれの場合、乱数範囲が0〜1であれば「当」が選択され、乱数範囲が2〜11であれば「熱」が選択され、乱数範囲が12〜26であれば「?」が選択され、乱数範囲が27〜37であれば「当」が選択され、乱数範囲が38〜49であれば「熱」が選択され、乱数範囲が50〜99であれば「?」が選択される。また。所定情報報知演出の実行態様として、取得された当否判定結果がはずれの場合、乱数範囲が0〜26であれば「熱」が選択され、乱数範囲が27〜99であれば「?」が選択される。報知演出態様選択テーブルは、取得された当否判定結果がはずれの場合には、所定情報報知演出として「当」が選択されないようになっている。なお、図15では、「乱数範囲」において乱数値が割り当てられていない状態が「−」として表されている。
報知演出態様選択テーブルは、当否判定結果がはずれの場合には、「当」を用いた所定情報報知演出が実行されないように構成されている。このため、「当」を用いた所定情報報知演出が実行されると、実行中の特図変動遊技の当否は大当りまたは小当りであって必ず当りとなる。報知演出態様選択テーブルは、当否判定結果が遊技者にとって有利な方が予告報知演出で示される内容と所定情報報知演出で示される内容とが近くなり易くなるように構成されている。
例えば「当否判定結果」が「大当り」の場合に、当りを示す「当」が「予告報知演出」および「所定情報報知演出」のいずれでも選択される確率は35%(=35/100)となり、当りになる期待が相対的に高い「熱」が「予告報知演出」および「所定情報報知演出」のいずれでも選択される確率は25%(=25/100)となる。従って、「当否判定結果」が「大当り」の場合には、予告報知演出で示される内容と所定情報報知演出で示される内容とが近くなる確率は60%となる。また、例えば「当否判定結果」が「小当り」の場合に、「当」が「予告報知演出」および「所定情報報知演出」のいずれでも選択される確率は10%(=10/100)となり、「熱」が「予告報知演出」および「所定情報報知演出」のいずれでも選択される確率は20%(=20/100)となる。従って、「当否判定結果」が「小当り」の場合には、予告報知演出で示される内容と所定情報報知演出で示される内容とが近くなる確率は30%となる。さらに、例えば「当否判定結果」が「はずれ」の場合に、「当」が「予告報知演出」および「所定情報報知演出」のいずれでも選択される確率は0%(=0/100)となり、「熱」が「予告報知演出」および「所定情報報知演出」のいずれでも選択される確率は10%(=10/100)となる。従って、「当否判定結果」が「はずれ」の場合には、予告報知演出で示される内容と所定情報報知演出で示される内容とが近くなる確率は10%となる。
次に、本実施例におけるパチンコ機100の予告報知演出の具体的態様について図14乃至図16を用いて説明する。図16は、本実施例におけるパチンコ機100の特図変動遊技における予告報知演出および所定情報報知演出の一例を示している。図16(a)、図16(b)、図16(c)および図16(d)は、パチンコ機100での大当りに係る特図変動遊技における装飾図柄表示装置208の表示状態等をこの順に時系列でそれぞれ示している。また、図16(a)、図16(b)、図16(e)および図16(f)は、パチンコ機100でのはずれに係る特図変動遊技における装飾図柄表示装置208の表示状態等をこの順に時系列でそれぞれ示している。図16(a)〜図16(f)では、装飾図柄表示装置208、特図保留ランプ218および特図表示装置212が図11と同様の態様で示されているので、詳細な説明は省略する。また、上記実施例1乃至3によるパチンコ機100と同様の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する
図16(a)に示すように、特図表示装置212には、前回実行された特図変動遊技に係る停止図柄(例えば、特図E)が停止表示され、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208cには「装飾4」が停止表示され、中図柄表示装置208bには「装飾7」が停止表示され、右図柄表示装置208cには「装飾3」が停止表示されて、前回の特図変動遊技がはずれであることが報知されている。また、このとき、特図保留ランプ218の2個のLEDが赤色に発光して、特図変動遊技が2つ保留されている。
また、装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dであって、左中右図柄表示領域208a〜208cの左側には、演出保留表示領域800が設けられている。上記実施例3と同様に、演出保留表示領域800には、例えば特図乱数値記憶領域に記憶されている特図乱数値の組の数を示す保留情報が表示されるようになっている。本実施例における演出保留表示領域800は、上記実施例3における演出保留表示領域800と同様に、特図乱数値記憶領域に記憶可能な特図乱数値の組の上限数と同数の保留個別表示領域801a〜801dからなる特定の領域801を有している。本実施例における保留個別表示領域801a〜801dは、上記実施例3における保留個別表示領域801a〜801dと異なり、演出保留表示領域800内で下方から上方に向かってこの順にほぼ縦一列に並んでいる。演出保留表示領域800は、保留情報として特図乱数値記憶領域に記憶された特図乱数値の組に対応する数の保留を保留個別表示領域801a〜801dに個別に表示するようになっている。保留個別表示領域801a〜801dと、特図乱数値の組の特図乱数値記憶領域への保留順序との対応関係は、上記実施例1の当該対応関係と同様であるため、説明は省略する。また、保留個別表示領域801a〜801dと、特図保留ランプ218の4個のLEDとの対応関係も上記実施例1の当該対応関係と同様であるため、説明は省略する。
上記実施例3では、保留個別表示領域801a〜801dの各領域には、○印の保留情報画像701a〜701dが常に表示され、当該○印の着色により特図変動遊技の保留の有無が表されるようになっている。本実施例では、特図変動遊技の保留の有無によらず演出保留表示領域800における特定の領域801自体は存在しており、パチンコ機100は、特定の領域801に保留情報画像701a〜701dまたは後述の所定情報報知演出画像703を表示するか否かにより、特図変動遊技の保留の有無を表すようになっている。例えばパチンコ機100は、特図乱数値記憶領域に記憶された特図乱数値の組と同数の保留情報画像701a〜701dまたは所定情報報知演出画像703を特定の領域801に表示して特図変動遊技の保留数を報知するようになっている。また、パチンコ機100は、特定の領域801に保留情報画像701a〜701dまたは所定情報報知演出画像703を表示しないことにより、特図変動遊技の保留がないことを報知するようになっている。
例えば、図16(a)では、特図乱数値記憶領域に特図乱数値の組が2つ記憶されているので、保留個別表示領域801a、801bの各領域には、薄墨色の○印の保留情報画像701a、701bが表示され、保留個別表示領域801c、801dには、保留情報画像や所定情報報知演出画像が表示されていない。本実施例では、保留個別表示領域801a〜801dのいずれか1つに薄墨色の保留情報画像701a〜701dが表示されている表示態様を第一の表示態様と称する。第一の表示態様には、特図変動遊技の保留が減少したことにより、保留個別表示領域801a〜801dから保留情報画像701a〜701dのいずれかが消去される表示態様、および、特図変動遊技の保留が増加したことにより、保留個別表示領域801a〜801dに保留情報画像701a〜701dのいずれかが表示される表示態様も含まれる。
所定時間が経過すると、図16(b)に示すように、特図表示装置212が特図変動遊技を開始する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去されると共に残余の特図乱数値の組のデータの保留順位が1ずつ繰り上がるように処理される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去されると共に、記憶領域「先読み結果2」に記憶されている停止図柄情報が記憶領域「先読み結果1」に記憶されるように処理される。この結果、特図保留ランプ218の左から2つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内のほぼ中央の左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域に装飾図柄が図中の下向きの矢印に示す方向に順次回転移動する装飾図柄変動表示を開始する。
さらに、当否判定結果を取得した第1副制御部400は、報知演出を実行するか否かを判断する(図14に示すステップS1102〜S1104)。本実施例によるパチンコ機100は、取得された当否判定結果が大当りの場合には、報知演出を必ず実行するように構成されているので、第1副制御部400は、報知演出実行中フラグおよび予告報知演出実行中フラグをそれぞれオン状態に設定してから予告報知演出報知態様設定処理を実行する(図14に示すステップS1105〜S1107)。
第1副制御部400は、図15に示す報知演出態様選択テーブルを用いて予告報知演出の内容および所定情報報知演出の内容を決定する。例えば報知演出態様決定用の乱数値の乱数範囲が58〜82であると、図15に示すように、第1副制御部400は、「熱」を用いて予告報知演出および所定情報報知演出を実行することを決定する。これにより、図16(b)に示すように、第1副制御部400は、例えば薄墨色に着色された○印の中に「熱」の文字が表示された画像を半透明で表した予告報知演出画像702が保留個別表示領域801bの領域に表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。このように、本実施例によるパチンコ機100は、特図乱数値の組の有無を表示する演出保留表示領域800において予告報知演出を行うようになっている。
所定の時間が経過すると、図16(c)に示すように、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cの各領域には装飾図柄として「装飾7」が表示され、中図柄表示領域208bの領域では装飾図柄が図中の下向きの矢印に示す方向に順次回転移動する装飾図柄変動表示が実行され、リーチ演出が開始される。
例えばこのリーチ演出中に、特図始動口230、232のいずれかに遊技球が入球して特図変動遊技の保留が1つ増加すると、特図保留ランプ218は左側2個のLEDを点灯し、残りのLEDを消灯するように制御される。
また、第1副制御部400は、予告報知演出実行フラグがオン状態において特図変動遊技の保留が増加したことを示す保留増加コマンドを受信したと判断して(図14に示すステップS1109およびS1110)、予告報知演出実行中フラグをオフ状態にすると共に所定情報報知演出報知態様設定処理を実行する(図14に示すステップS1111およびS1112)。第1副制御部400は、例えば予告報知演出実行中フラグをオン状態からオフ状態に変更したこと、および、特図保留数が1つ増加した情報を含む保留増加コマンドを受信したことに基づいて、演出保留表示領域800での表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更する。所定情報報知演出は、「熱」を用いて行われることが予告報知演出の決定時に既に決定されている。このため、図16(c)に示すように、第1副制御部400は、例えば予告報知演出画像702を消去して、薄墨色に着色された○印の中に「熱」の文字を表した所定情報報知演出画像703が保留個別表示領域801bの領域に表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。
本実施例における第二の表示態様とは、保留個別表示領域801a〜801dの少なくともいずれか1つに所定情報報知演出画像703が表示されている表示態様をいう。第二の表示態様には、特図変動遊技の保留が増加したことにより予告報知演出画像702や保留情報画像701a〜701dのいずれかが所定情報報知演出画像703に変化する表示態様が含まれる。所定情報には、例えば先読み結果情報や変動中の特図変動遊技の当否判定結果等が含まれる。
本実施例によるパチンコ機100では、予告報知演出画像702は、所定情報報知演出画像703に関連付けた表示となるようになっている。「関連付けた表示」には、例えば所定情報報知演出画像703を半透明とした表示、所定情報報知演出画像703の少なくとも一部の形状や色彩とほぼ同一の表示、所定情報報知演出画像703と相似形の表示、あるいは、遊技者が所定情報報知演出画像703を想起できる表示が含まれる。また、「関連付けた表示」には、所定情報報知演出画像703と予告報知演出画像702とが完全に同一である表示態様は含まれない。
例えば本例では、予告報知演出画像702は、所定情報報知演出画像703を半透明とした表示である。また、予告報知演出画像702および所定情報報知演出画像703はともに、外形が円形状で同一であり、「熱」の文字画像が同一であり、色彩が薄墨色で同一になっている。また、半透明の予告報知演出画像702を見た遊技者は、この半透明の表示態様から透過率0%の表示態様を想起する場合がある。このように、本実施例におけるパチンコ機100は、予告報知演出画像702が所定情報報知演出画像703に関連付けられた表示になっている。
さらに所定時間が経過すると、図16(d)に示すように、特図表示装置212には特図Aが停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には装飾図柄として「装飾7」が停止表示される。これにより、特図変動遊技が「大当り」であることが遊技者に報知される。
例えばパチンコ機100は、大当り遊技の開始に基づいて、保留表示に表示された「熱」の文字画像を消去するよう構成されている。例えば、図示は省略するが、第1副制御部400は、報知演出実行中フラグがオン状態で入賞演出開始コマンドを受信すると、報知演出終了条件が成立したと判断して報知演出終了設定処理を実行する(図14に示すステップS1113〜S1115)。これにより、第1副制御部400は、所定情報報知演出画像703に代えて、保留情報画像701aと同様の表示態様の保留情報画像701bが保留個別表示領域801bに表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。
一方、図16(b)において、第1副制御部400は、取得された当否判定結果がはずれであり、且つ、図14に示すステップS1104において報知演出を実行すると判断すると、報知演出実行中フラグおよび予告報知演出実行中フラグをそれぞれオン状態に設定してから予告報知演出報知態様設定処理を実行する(図14に示すステップS1105〜S1107)。
第1副制御部400は、図15に示す報知演出態様選択テーブルを用いて予告報知演出および所定情報報知演出を決定する。例えば報知演出態様決定用の乱数値の乱数範囲が38〜49であると、図15に示すように、第1副制御部400は、「熱」を用いて予告報知演出を実行し、「?」を用いて所定情報報知演出を実行することを決定する。これにより、図16(b)に示すように、第1副制御部400は、例えば薄墨色に着色された○印の中に「熱」の文字が表示された画像を半透明で表した予告報知演出画像702が保留個別表示領域801bの領域に表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。
所定の時間が経過すると、図16(e)に示すように、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208aおよび右図柄表示領域208cの各領域には装飾図柄として「装飾7」が表示され、中図柄表示領域208bの領域では装飾図柄が図中の下向きの矢印に示す方向に順次回転移動する装飾図柄変動表示が実行され、リーチ演出が開始される。
例えばこのリーチ演出中に、特図始動口230、232のいずれかに遊技球が入球して特図変動遊技の保留が1つ増加すると、特図保留ランプ218は左側2個のLEDを点灯し、残りのLEDを消灯するように制御される。
第1副制御部400は、予告報知演出実行フラグがオン状態において特図変動遊技の保留が増加したことを示す保留増加コマンドを受信したと判断して(図14に示すステップS1109およびS1110)、予告報知演出実行中フラグをオフ状態にすると共に所定情報報知演出報知態様設定処理を実行する(図14に示すステップS1111およびS1112)。第1副制御部400は、例えば予告報知演出実行中フラグをオン状態からオフ状態に変更したこと、および、特図保留数が1つ増加した情報を含む保留増加コマンドを受信したことに基づいて、演出保留表示領域800での表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更する。所定情報報知演出は、「?」を用いて行われることが予告報知演出の決定時に既に決定されている。このため、図16(e)に示すように、第1副制御部400は、例えば予告報知演出画像702を消去して、薄墨色に着色された○印の中に「?」の文字を表した所定情報報知演出画像703が保留個別表示領域801bの領域に表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。
例えば本例では、予告報知演出画像702および所定情報報知演出画像703はともに、外形が円形状で同一であり、色彩が薄墨色で同一になっている。このように、本実施例におけるパチンコ機100は、予告報知演出画像702が所定情報報知演出画像703に関連付けられた表示になっている。
さらに所定時間が経過すると、図16(f)に示すように、特図表示装置212には特図Eが停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には装飾図柄として「装飾8」が停止表示される。これにより、特図変動遊技が「はずれ」であることが遊技者に報知される。また、演出保留表示領域800には、保留情報画像701aおよび所定情報報知演出画像703の表示が維持されている。
所定情報報知演出は、予告報知演出と異なる表示が行われてもよく、必ず同一の文字画像が表示される必要ない。例えば、パチンコ機100は、抽選結果や遊技状態に基づいて所定条件が成立している場合に、所定情報報知演出と予告報知演出とで同一の文字画像が用いられる確率が高くなるように構成されていてもよい。
図示は省略するが、パチンコ機100は、例えば次の特図変動遊技の開始に基づいて、保留表示に表示された「?」の文字画像を消去するよう構成されている。
以上説明したように、本実施例によるパチンコ機100によれば、始動情報の記憶数に変化が生じる前後で演出保留表示領域800における表示態様を変更することで、保留の増減に遊技者の注目を集めることができる場合がある。また、特図変動遊技の保留が増加したことに基づいて、演出保留表示領域800における表示態様が変更される場合には、遊技者の打ち出しを促進することができる場合がある。また、本実施例によるパチンコ機100によれば、予告報知演出が第二の表示態様による所定情報報知演出を想起させる態様で行われることにより、遊技者の注目をさらに演出保留表示領域800に集めることができる場合がある。
また、本実施例によるパチンコ機100によれば、遊技者は、予告報知演出の実行により所定情報報知演出が実行される可能性が高いことを知ることができ、所定情報報知演出の報知結果を知りたい遊技者は、保留を増加させるために遊技球の打ち出しを行うようになる。これにより、パチンコ機100は、遊技者の打ち出しを促進することができる場合がある。また、本実施例によるパチンコ機100は、予告報知演出が所定情報報知演出の実行される領域と同一領域で行われるため、遊技者の視線を一の領域に集中させることができる場合がある。
次に、本実施の形態の実施例5によるパチンコ機100について図17乃至図19を用いて説明する。本実施例によるパチンコ機100は、予め定められた契機で発生する演出を予告報知する点に特徴を有している。また、本実施例によるパチンコ機100は、特図変動遊技の保留が格納されていないことを表している保留個別表示領域で予告報知演出を実行する点に特徴を有している。本実施例では、予め定められた契機で発生する演出として、特図Bに係る大当り遊技終了後の電サポ状態において行われる100回目の特図変動遊技におけるスペシャルリーチ演出を例にとって説明する。
まず、本実施例によるパチンコ機100において、大当り遊技終了後の電サポ状態での特図変動遊技の変動時間の決定に用いる各種テーブルについて図17および図18を用いて説明する。
図17(a)は、特図変動パターン抽選テーブルセットに基づき特図変動パターン抽選テーブルを決定する抽選テーブル決定テーブルの一例を示している。図17(a)に示すように、本実施例によるパチンコ機100は、例えば特図Bに係る大当り遊技終了後の「特図変動パターン抽選テーブルセット」として、「テーブルセット」が設定されるようになっている。図17(a)に示す「テーブル変更用カウンタ初期値」は、RAM308に設けられているテーブル変更用カウンタの初期値である。テーブル変更用カウンタは、特図変動遊技が行われる度に1ずつ減算される減算カウンタであり、カウンタ値が0になると停止するようになっている。
「テーブルセット」に対応して、「テーブル変更用カウンタ初期値」は、初期値「99」、初期値「1」および初期値「0」の順に3つに区分されている。「特図変動パターン抽選テーブル」には、初期値「99」、「1」および「0」にそれぞれ対応して、「テーブル2」、「テーブル3」および「テーブル1」がそれぞれ割り当てられている。「テーブル1」は、特図変動遊技が通常状態になり易く、「テーブル2」は、特図変動遊技が時短状態になり易く、「テーブル3」は、特図変動遊技が必ず専用演出(例えば、スペシャルリーチ)になるように構成されている(詳細は後述)。パチンコ機100は、「テーブルセット」が設定されてから100回目の特図変動遊技の特図変動パターン抽選テーブルとして必ず「テーブル3」が選択されてスペシャルリーチ演出が実行されるようになっている。また、パチンコ機100は、「テーブル変更用カウンタ初期値」が「0」になると、次回のテーブル変更まで「テーブル1」の設定が維持されるようになっている。
図17(b)は、当否判定結果がはずれの場合に用いられる特図タイマ番号決定用テーブルの例を示している。図17(b)に示すように、特図タイマ番号は、特図変動遊技の開始時点での特図変動遊技の保留数(テーブル内の項目「保留」)と、特図タイマ番号決定用乱数値とに基づいて決定されるようになっている。例えば、特図タイマ番号決定用テーブルは、特図変動パターン抽選テーブルとして「テーブル1」が選択されており、特図変動遊技の保留数が「0〜2」の場合には、特図タイマ番号として、特図タイマ番号決定用乱数値の乱数範囲が「0〜87」であると「タイマ3」が選択され、当該乱数範囲が「88〜96」であると「タイマ4」が選択され、当該乱数範囲が「97」であると「タイマ5」が選択され、当該乱数範囲が「98〜99」であると「タイマ6」が選択されるように構成されている。また、特図タイマ番号決定用テーブルは、特図変動パターン抽選テーブルとして「テーブル1」が選択されており、特図変動遊技の保留数が「3」の場合には、特図タイマ番号として、特図タイマ番号決定用乱数値の乱数範囲が「0〜89」であると「タイマ2」が選択され、当該乱数範囲が「90〜93」であると「タイマ4」が選択され、当該乱数範囲が「94〜96」であると「タイマ5」が選択され、当該乱数範囲が「97〜99」であると「タイマ6」が選択されるように構成されている。
例えば、特図タイマ番号決定用テーブルは、特図変動パターン抽選テーブルとして「テーブル2」が選択されており、特図変動遊技の保留数が「0〜2」の場合には、特図タイマ番号として、特図タイマ番号決定用乱数値の乱数範囲が「0〜95」であると「タイマ2」が選択され、当該乱数範囲が「96〜97」であると「タイマ4」が選択され、当該乱数範囲が「98」であると「タイマ5」が選択され、当該乱数範囲が「99」であると「タイマ6」が選択されるように構成されている。また、特図タイマ番号決定用テーブルは、特図変動パターン抽選テーブルとして「テーブル2」が選択されており、特図変動遊技の保留数が「3」の場合には、特図タイマ番号として、特図タイマ番号決定用乱数値の乱数範囲が「0〜95」であると「タイマ1」が選択され、当該乱数範囲が「96〜97」であると「タイマ4」が選択され、当該乱数範囲が「98」であると「タイマ5」が選択され、当該乱数範囲が「99」であると「タイマ6」が選択されるように構成されている。
例えば、特図タイマ番号決定用テーブルは、特図変動パターン抽選テーブルとして「テーブル3」が選択されていると、特図変動遊技の保留数および特図タイマ番号決定用乱数値に係らず、特図タイマ番号として「タイマ7」が選択されるように構成されている。
図18は、特図タイマ番号と特図変動遊技の変動時間および変動内容との対応関係を示す特図タイマ番号演出対応テーブルの一例を示している。図18に示すように、本実施例では、「タイマ1」の変動時間は2秒で変動内容は超短縮変動であり、「タイマ2」の変動時間は5秒で変動内容は短縮変動であり、「タイマ3」の変動時間は10秒で変動内容は通常変動であり、「タイマ4」の変動時間は20秒で変動内容はノーマルリーチ変動であり、「タイマ5」の変動時間は30秒で変動内容はスーパーリーチ1変動であり、「タイマ6」の変動時間は45秒で変動内容はスーパーリーチ2変動であり、「タイマ7」の変動時間は60秒で変動内容はスペシャルリーチ変動である。
図17および図18に示すように、「テーブル変更用カウンタ初期値」が「99」なので、特図変動遊技の変動回数が1回目〜99回目までは、「特図変動パターン抽選テーブル」として「テーブル2」が選択される。このため、この期間での特図変動遊技の変動内容は「超短縮」または「短縮」が選択され易く、時短状態になり易い。また、「テーブル変更用カウンタ初期値」が「1」なので、特図変動遊技の変動回数が100回目の場合には、「特図変動パターン抽選テーブル」として「テーブル3」が選択される。このため、特図変動遊技の変動内容は必ず「スペシャルリーチ変動」となる。さらに、「テーブル変更用カウンタ初期値」が「0」なので、特図変動遊技の変動回数が100回終了した場合には、「特図変動パターン抽選テーブル」として「テーブル1」が選択される。このため、特図変動遊技の変動内容は「短縮変動」または「通常変動」になり易い。
本実施例によるパチンコ機100は、特図Bに係る大当り遊技後の100回目の特図変動遊技を契機としてスペシャルリーチ変動の演出が必ず実行されるように構成されているので、予告報知演出画像を用いてこのスペシャルリーチ変動を予告報知するようになっている。
次に、本実施例におけるパチンコ機100の予告報知演出および所定情報報知演出の具体的態様について図19を用いて説明する。図19は、本実施例におけるパチンコ機100の特図変動遊技における予告報知演出および所定情報報知演出の一例を示している。図19(a)〜図19(h)は、パチンコ機100での特図変動遊技における装飾図柄の変動表示を図上方から下方への時系列でそれぞれ示している。また、図19(a)〜図19(h)では、装飾図柄表示装置208、特図保留ランプ218および特図表示装置212が図11と同様の態様で示されているので、詳細な説明は省略する。また、上記実施例1乃至4によるパチンコ機100と同様の作用・機能を奏する構成要素には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
図19(a)に示すように、特図表示装置212は、特図Bに係る大当り遊技が終了してから98回目の特図変動遊技を開始しており、これに同期して装飾図柄表示装置208の表示領域内の上方の左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域に装飾図柄が図中の下向きの矢印に示す方向に順次回転移動する装飾図柄変動表示が開始している。また、このとき、特図保留ランプ218の1個のLEDが赤色に発光して、特図変動遊技が1つ保留されている。
また、装飾図柄表示装置208の表示領域内であって、左中右図柄表示領域208a〜208cの下方の演出表示領域208dには、白色の長方形の画像を表示した演出保留表示領域800が設けられている。上記実施例1乃至4と同様に、演出保留表示領域800には、例えば特図乱数値記憶領域に記憶されている特図乱数値の組の数を示す保留情報が表示されるようになっている。演出保留表示領域800は、特図乱数値記憶領域に記憶可能な特図乱数値の組の上限数と同数の保留個別表示領域801a〜801dからなる特定の領域801を有している。保留個別表示領域801a〜801dは、演出保留表示領域800内で左から右に向かってこの順にほぼ横一列に並んでいる。演出保留表示領域800は、保留情報として特図乱数値記憶領域に記憶された特図乱数値の組に対応する数の保留を保留個別表示領域801a〜801dに個別に表示するようになっている。保留個別表示領域801a〜801dと、特図乱数値の組の特図乱数値記憶領域への保留順序との対応関係は、上記実施例1の当該対応関係と同様であるため、説明は省略する。また、保留個別表示領域801a〜801dと、特図保留ランプ218の4個のLEDとの対応関係も上記実施例1の当該対応関係と同様であるため、説明は省略する。
本実施例では、例えば保留情報は、保留個別表示領域801a〜801dの各領域に白色のコインを表した保留情報画像701a〜701d(図19(a)では、保留情報画像701a、701bは不図示)で表され、コインの回転/停止により保留数を表すようになっている。例えば、特図変動遊技の保留があることは、回転停止状態のコインを表した保留情報画像701a〜701dで表示され、特図変動遊技の保留がないことは、回転状態のコインを表した保留情報画像701a〜701dで表示されるようになっている。
本実施例では、保留個別表示領域801a〜801dのいずれか1つに停止状態および/または回転状態のコインを表した保留情報画像701a〜701dが表示されている表示態様を第一の表示態様と称する。第一の表示態様には、特図変動遊技の保留が減少したことにより、保留個別表示領域801a〜801dに表示された保留情報画像701a〜701dのいずれかが停止状態のコインから回転状態のコインに変化する表示態様、および、特図変動遊技の保留が増加したことにより、保留個別表示領域801a〜801dに表示された保留情報画像701a〜701dのいずれかが回転状態のコインからから停止状態のコインに変化する表示態様も含まれる。
また、図19(a)の時点で、演出保留表示領域800における保留個別表示領域801aの領域での表示態様は、所定情報報知演出画像703を用いた第二の表示態様になっている。本実施例における第二の表示態様とは例えば、保留個別表示領域801a〜801dの少なくともいずれか1つに、回転停止したコインに文字が記載された画像を表示して所定情報(例えば、先読み結果情報)の報知演出に用いる所定情報報知演出画像703が表示されている表示態様をいう。本実施例では、例えば先読み結果が取得されたことに基づいて回転停止したコインに文字が記載されるようになっている。本実施例の第二の表示態様には、先読み結果情報が取得されたことに基づいて、保留情報画像701a〜701dのいずれかが所定情報報知演出画像703に変化する表示態様が含まれる。
また、図19(a)に示す特図変動遊技から数えて2回目の特図変動遊技は100回目の変動に当り、特図変動遊技の保留数は1つであるため、演出保留表示領域800の保留個別表示領域801bの領域には、予告報知演出画像702が表示されている。本実施例によるパチンコ機100の予告報知演出は、特図変動遊技が保留されていないことを表している保留個別表示領域801a〜801dにおいて実行される。また、当該予告報知演は例えば、特図変動遊技が保留されていない状態を表す保留情報画像701a〜701dと異なる色のコインで表された予告報知演出画像702で実行されるようになっている。このため、図19(a)に示すように、予告報知演出画像702は、例えば赤色のコインが回転している表示態様になっている。
本実施例によるパチンコ機100の予告報知演出は、所定情報報知演出が実行されることを予告すると共に、所定情報報知演出が報知する内容である100回転目の特図変動遊技がスペシャルリーチになることも予告している。また、本実施例によるパチンコ機100は、所定情報報知の対象となる特図変動遊技が保留されていない状態であっても、当該特図変動遊技の変動で何らかの動作が行われる可能性の高いことを予告報知演出画像702により示唆するようになっている。
図19(a)に示す時点での特図変動遊技の保留数は1つなので、保留個別表示領域801aには「?」の文字が記載されて回転停止した状態の白色のコインを表した所定情報報知演出画像703が表示され、保留個別表示領域801bには回転状態の赤色のコインを表した予告報知演出画像702が表示され、保留個別表示領域801c、801dには回転状態の白色のコインを表した保留情報画像701c、701dが表示されている。なお、保留情報画像701aに表された「?」の文字画像は、先読み結果が当りか否かが不明であることを表している。演出保留表示領域800内で、予告報知演出画像702のみが赤色であるため、遊技者の視線は予告報知演出画像702に誘導され、遊技者は、有益な情報が表示されることを期待しながら予告報知演出画像702を注目することができる。
所定時間が経過すると、図19(b)に示すように、特図表示装置212には「特図E」が停止表示され、これに同期して、左図柄表示領域208aの領域には停止図柄として「装飾7」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には停止図柄として「装飾1」が停止表示され、右図柄表示領域208cの領域には停止図柄として「装飾3」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技がはずれであることが遊技者に報知される。また、演出保留表示領域800での表示態様は、図19(a)での表示態様が維持されている。
さらに、所定時間が経過すると、図19(c)に示すように、特図表示装置212が99回目の特図変動遊技を開始する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去される。この結果、特図保留ランプ218の左から1つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内の上方の左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域に装飾図柄変動表示を開始する。
また、第1副制御部400は、例えば特図保留数が1つ減少した情報を受信したことに基づいて、赤色のコインが回転している表示態様の予告報知演出画像702を保留個別表示領域801aに表示し、白色のコインが回転している表示態様の保留情報画像701bを保留個別表示領域801bに表示するように装飾図柄表示装置208を制御する。これにより、演出保留表示領域800には、回転停止しているコインの画像がなくなり、全て回転するコインの画像が表示される。
図19(d)に示すように、99回目の特図変動遊技中に特図始動口230、232のいずれかに遊技球が入球して特図変動遊技の保留が1つ増加すると、特図保留ランプ218は、左端のLEDを点灯し、残りのLEDを消灯するように制御される。
また、第1副制御部400は、特図変動遊技の保留が1つ増加した情報を受信するので、保留個別表示領域801aの領域で回転中のコインを回転停止したコインの画像に変更するように装飾図柄表示装置208を制御する。本例では、予告報知演出画像702が保留個別表示領域801aに既に表示されているので、第1副制御部400は第一の表示態様ではなく第二の表示態様に変更する。図19(d)に示すように、第1副制御部400は、例えば赤色のコインに「怪」の文字を表した所定情報報知演出画像703が保留個別表示領域801aに表示されるように装飾図柄表示装置208を制御する。保留個別表示領域801aに表示された所定情報報知演出画像703は、100回転目の特図変動遊技を表している。所定情報報知演出画像703に表された「怪」の文字画像は、保留された特図変動遊技の変動内容がスペシャルリーチ変動であることを示している。予告報知演出により遊技者の視線は保留個別表示領域801aに向けられているので、パチンコ機100は、遊技者が図19(d)に示す所定情報報知演出を見逃すことを防止でき、興趣の向上を図ることができる場合がある。
予告報知演出画像702および所定情報報知演出画像703は、コインの色が赤色であって少なくとも一部が重複しており、予告報知演出と所定情報報知演出とが1つの報知演出を構成するようになっている。
さらに所定時間が経過すると、図19(e)に示すように、特図表示装置212には「特図E」が停止表示され、これに同期して、左図柄表示領域208aの領域には停止図柄として「装飾4」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には停止図柄として「装飾5」が停止表示され、右図柄表示領域208cの領域には停止図柄として「装飾6」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技がはずれであることが遊技者に報知される。また、演出保留表示領域800での表示態様は、図19(d)での表示態様が維持されている。
さらに、所定時間が経過すると、図19(f)に示すように、特図表示装置212が100回目の特図変動遊技を開始する。このとき、特図保留数が1つ減るので、特図乱数値記憶領域に最先に記憶された特図乱数値の組のデータが消去される。また、この処理に同期して、特図先読み結果記憶部の記憶領域「先読み結果1」から停止図柄情報が消去される。この結果、特図保留ランプ218の左から1つ目のLEDが消灯する。
これに同期して、当否判定や特図変動遊技の保留数等の情報を含むコマンドを受信した第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208の表示領域内の右下角部の左中右図柄表示領域208a〜208cの各領域に装飾図柄変動表示を開始する。
また、第1副制御部400は、「タイマ7」の特図タイマ番号を含むコマンドを受信しているので、装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dにスペシャルリーチ演出を開始する。図19(f)に示すように、第1副制御部400は、所定情報報知演出画像703と保留情報画像701b〜701dとを消去し、さらに装飾図柄表示装置208の表示領域のほぼ全体を占める演出表示領域208dに格子を表した画像を表示するように、装飾図柄表示装置208を制御する。
さらに所定時間が経過すると、図19(g)に示すように、左右図柄表示領域208a、208cの各領域には停止図柄として「装飾4」が停止表示され、中図柄表示領域208bの領域には装飾図柄変動表示が維持される。第1副制御部400は、例えば装飾図柄表示装置208の表示領域の右上角部であって格子の後ろ側に「高確率」の文字を表した画像を表示するように装飾図柄表示装置208を制御する。
さらに所定時間が経過して特図変動遊技の終了時間になると、図19(h)に示すように、特図表示装置212には「特図E」が停止表示される。これに同期して、左中右図柄表示領域208aの領域に停止図柄として「装飾4−装飾5−装飾4」が停止表示される。これにより、当該特図変動遊技がはずれであることが遊技者に報知される。
また、第1副制御部400は、演出表示領域208dに婆様と殿様とが会話をしている画像、および、その前面の演出保留表示領域800に回転するコインで表された保留情報画像701a〜701dを表示するように、装飾図柄表示装置208を制御する。
特図変動遊技の保留情報を表示する領域において、始動情報が記憶されていない場合に、保留以外の情報を報知する従来の遊技台は知られていない。これに対し、本実施例によるパチンコ機100は、特図変動遊技の保留の有無を表示する演出保留表示領域800を用いて、保留情報が表示されていない保留個別表示領域801a〜801dに保留情報以外の情報である予告報知を行うことが可能となる。これにより、本実施例によるパチンコ機100は、限られた領域を有効活用することができる場合がある。また、本実施例によるパチンコ機100は、変動パターンテーブルの切り替え等により、所定回転数の到来で必ずリーチが実行されるような場合、保留表示がなくても当該変動を煽ることが可能となり、遊技者の打ち出し促進することができる場合がある。
次に、本実施の形態の実施例6によるパチンコ機100について図20を用いて説明する。本実施例によるパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208以外の手段で予告報知演出を実行できる点に特徴を有している。図20は、本実施例によるパチンコ機100の予告報知演出の具体的な態様を示している。
図20(a)は、本実施例によるパチンコ機100に備えられた遊技領域124およびその周りに設けられた可動役物810を示している。なお、図20(a)に示す遊技領域124の構成は、図3に示す遊技領域124の構成とは異なっている。
図20(a)に示すように、本実施例によるパチンコ機100は、遊技領域124の周囲に配置された可動役物810を有している。可動役物810は、予告報知演出を実行する表示領域810aを有している。パチンコ機100は、例えば表示領域810aに「保留に注目!」という文字画像を表示して、遊技者の視線を装飾図柄表示装置208に表示された演出保留表示領域800に向かわせることができるようになっている。本実施例によるパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208においても予告報知演出画像702が表示されており、特図変動遊技の保留に対する遊技者の関心が一層高まるようになっている。また、可動役物810での予告報知演出は文字画像に限られず、例えば可動役物810が指し示す方向に保留表示領域があり、当該領域に遊技者の注目が集まるように構成されていてもよい。
図20(b)は、本実施例の変形例1によるパチンコ機100であって、装飾図柄表示装置208と、装飾図柄表示装置208の下方に設けられた演出保留表示領域820とを示している。本変形例によるパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208の表示領域外に演出保留表示領域820を有している。演出保留表示領域820は、特図乱数値記憶領域に記憶可能な特図乱数値の組の上限数と同数の保留個別表示領域821a〜821dからなる特定の領域821を有している。保留個別表示領域821a〜821dは、円形状光源と、当該円形状光源の上下を挟んで配置された一対の長方形状光源とをそれぞれ有している。円形状光源および長方形状光源は、例えばLEDで構成されている。保留個別表示領域821a〜821dは、例えばほぼ一直線上に配置されている。また、保留個別表示領域821a〜821dにそれぞれ備えられた円形状光源は一直線上に配置され、保留個別表示領域821a〜821dにそれぞれ備えられた一対の長方形状光源は一直線上に配置されている。
特図変動遊技の保留の有無は、保留個別表示領域821a〜821dの円形状光源の点灯/非点灯により表されるようになっている。例えば、特図変動遊技の保留数分だけ、円形状光源が点灯するようになっている。予告報知演出は、保留個別表示領域821a〜821dの一対の長方形状光源が点灯することにより実行される。図20(b)に示すように、例えば予告報知演出は、全ての長方形状光源が点灯することによって実行されるようになっている。本変形例では、例えば特定の保留に注目させる必要はなく、演出保留表示領域820自体に注目させることができればよい。このため、本変形例によるパチンコ機100は、予告報知演出がより目立つように、全ての長方形状光源を点灯させるようになっている。
図20(c)は、本実施例の変形例2によるパチンコ機100を示している。なお、図20(c)に示す遊技領域124の構成は、図3に示す遊技領域124の構成とは異なっている。
本変形例によるパチンコ機100は音声により予告報知演出を実行するようになっている。図20(c)に示すように、例えば「保留に注目せよ!」という音声が出力されることにより、遊技者の視線は保留に向けられる。このため、本変形例によるパチンコ機100は、上記実施例1乃至5によるパチンコ機100と同様の効果が得られる場合がある。
次に、以上説明した本実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図20を参照しつつ説明する。
(1)本実施の形態によるパチンコ機100は、所定の始動口(例えば、特図始動口230、232)に遊技球が進入したことに基づき、始動情報(例えば、大当り判定用乱数値および大当り時用特図決定用乱数値の組)を導出する始動情報導出手段(例えば、カウンタ回路318や入賞受付処理(ステップS217))と、前記導出した始動情報を所定の上限数まで記憶可能な始動情報記憶手段(例えば、RAM308に設けられた特図乱数値記憶領域)と、前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段(例えば、特図関連抽選処理(ステップS229))と、前記取得した始動情報が特定の始動情報(例えば、大当りに係る大当り判定用乱数値および大当り時用特図決定用乱数値の組)である場合に、遊技者に対する有利度が第一の有利度である第一の制御状態(例えば、特図低確率状態)から有利度の異なる第二の制御状態(例えば、特図高確率状態や隠れ確変状態)に制御状態を移行させる制御状態移行手段(例えば、特図状態更新処理(ステップS225))と、前記始動情報記憶手段に記憶されている前記始動情報の数を示す保留情報を所定の領域に表示する保留表示手段(例えば、演出保留表示領域800、820)と、前記始動情報および前記制御状態のうち少なくとも一方に基づいて、前記保留情報の表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更する保留情報表示態様変更手段(例えば、第1副制御部400)と、を備えた遊技台であって、前記保留情報の表示態様を前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変更することを遊技者に予告する予告報知演出を報知する予告報知演出報知手段(例えば、演出表示領域208d、演出保留表示領域800、保留個別表示領域801a〜801d)を備えたことを特徴とする。
上記パチンコ機100によれば、保留表示への遊技者の関心を高めることができる場合がある。
従来のパチンコ機では、特図変動遊技の保留増減に興味を持たない遊技者は保留表示領域である特図保留ランプに視線をほとんど向けないため、例えばエフェクトとして、保留増加時に1回だけ短期間に光るような態様の場合には、保留情報の変更による所定情報の報知を見逃してしまう恐れがあった。これに対し、上記パチンコ機100は、予告報知演出画像702を用いた予告報知演出を実行することにより遊技者に対して演出保留表示領域800への注意を喚起することができるので、遊技者は保留情報の表示態様の変更を見逃し難くなる。
さらに、保留情報は、抽選を行うための権利である始動情報の数を示すものとして遊技者にとって大事なものである。このため、該保留情報の表示態様を突然変更すると、遊技者の混乱を招く恐れがある。上記パチンコ機100は、保留情報の表示態様を変更する場合に、予告演出を実行することで、遊技者の混乱を招かずに保留情報の変更を行うことができる場合がある。
(2)本実施の形態によるパチンコ機100であって、前記予告報知演出表示手段は、前記保留表示手段を有し、前記予告報知演出は、前記保留表示手段における前記所定の領域に表示されることを特徴とする。
上記パチンコ機100によれば、演出保留表示領域800で予告報知を行うことで、予告報知に注目させた遊技者の視線をその他の領域に移動させることなく、そのまま第二の報知態様を遊技者に見せることが可能となる場合がある。
(3)本実施の形態によるパチンコ機100であって、前記保留表示手段は、前記始動情報記憶手段に第一の数の前記始動情報が記憶されていることに基づいて特定の領域(例えば、特定の領域810)に第一の表示(例えば、第一の数と同数の薄墨色の○印で表された保留情報画像701a〜701dや第一の数を文字画像によって表した保留情報画像701)を行うと共に、前記始動情報記憶手段に前記第一の数とは異なる第二の数の前記始動情報が記憶されていることに基づいて前記特定の領域に第二の表示(例えば、第二の数と同数の薄墨色の○印で表された保留情報画像701a〜701dや第二の数を文字画像によって表した保留情報画像701)を行い、前記始動情報記憶手段に記憶されている前記始動情報の数が前記第一の数から前記第二の数に変化する場合に、前記特定の領域に前記第二の表示として特定の表示(例えば、所定情報報知演出)を行う場合には、前記第一の表示として特別な表示(例えば、予告報知演出)を行うことを特徴とする。
上記パチンコ機100は、始動情報の記憶数に変化が生じる前後で保留表示手段における表示を変更することで、保留の増減に遊技者の注目を集めることができる場合がある。また、保留が増加したことに基づき表示が変更される場合には、遊技者の打ち出しを促進することができる場合がある。また、保留が減少したことに基づき表示が変更される場合には、上記パチンコ機100では、保留が減少するに従い、当該演出の実行可能な領域が拡大し、報知可能な情報量が増加する。従来の遊技台では、保留の減少は遊技者が保有する権利を消化するものであるため、好ましいものではないと捉えられていたが、上記パチンコ機100では、保留の減少により遊技者に報知される情報が増加することがあるため、保留の減少も遊技者にとって有利と捉えることができ、保留減少による遊技者の遊技意欲の低下を抑止することができる場合がある。
(4)本実施の形態によるパチンコ機100であって、前記特別な表示は、前記特定の表示に関連付けた表示(例えば、所定情報報知演出画像を半透明とした表示等)であることを特徴とする。
上記パチンコ機100によれば、予告報知演出が第二の表示態様を想起させる態様で行われ、遊技者が予告報知演出の視認に基づき所定情報報知演出を想定することが可能な場合がある。予告報知演出は、所定情報報知演出に関連付けた表示になっており、所定情報報知演出の一部であったり、所定情報報知演出を半透明で表示したりするようになっているので、遊技者の注目をさらに演出保留表示領域800に集めることができる場合がある。
(5)本実施の形態によるパチンコ機100であって、前記特定の領域は、前記始動情報記憶手段に記憶可能な前記始動情報の上限数と同数の保留個別表示領域(例えば、保留個別表示領域801a〜801d)からなり、前記保留表示手段は、前記保留情報として前記始動情報記憶手段に記憶された始動情報に対応する数の保留を前記保留個別表示領域に個別に表示する(例えば、保留情報画像701a〜701d)と共に、前記保留が表示されていない前記保留個別表示領域において前記特別な表示(例えば、予告報知演出)を行うことを特徴とする。
特図変動遊技の保留情報を表示する領域において、始動情報が記憶されていない場合に、保留以外の情報を報知する従来の遊技台は知られていない。これに対し、上記パチンコ機100は、特図変動遊技の保留の有無を表示する演出保留表示領域800を用いて、保留情報が表示されていない保留個別表示領域801a〜801dに保留情報以外の情報である予告報知を行うことが可能となる。これにより、本実施例によるパチンコ機100は、限られた領域を有効活用することができる場合がある。
ところで、従来、予告報知の態様に予め段階が設定されており、報知実行時の保留数に応じて段階を切り替えるように構成されたパチンコ機が知られている。この従来のパチンコ機100では、予告の正しい内容を把握するために遊技者が打ち出しを行う必要がある。また、当該パチンコ機では、当否判定結果に基づく情報が保留に示されるようになっている。
また、当該パチンコ機は、保留増加を促進する構成ではあるが、本実施の形態によるパチンコ機100と異なり、保留減少により遊技者の得られる情報量が増える構成を有していない。このため、当該パチンコ機は、本実施の形態によるパチンコ機100と異なり、保留減少が遊技者にとって有利にはならない。さらに、当該パチンコ機は、本実施の形態によるパチンコ機100と異なり、始動情報が存在する場合に保留が表示される領域に演出に使用する画像を表示するように構成されていない。
上記実施例1によるパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208の表示領域において予告報知演出を実行するようにっているが、本発明はこれに限られない。遊技者が演出保留表示領域に注目させることができればどんな形態でもよく、例えばパチンコ機100は、上記実施例6によるパチンコ機100のように、装飾図柄表示装置208とは別に例えばLED等で構成された保留演出表示領域を有していてもよい。
上記実施例2によるパチンコ機100は、時間経過に応じて第二の表示態様を段階的に変化するように構成されていてもよい。
また、上記実施例4によるパチンコ機100は、予告報知演出と第二の表示態様(所定情報報知演出)とで用いられる文字は必ず同一にならなくてもよく、所定条件により同一になる確率が上下するように構成されていてもよい。例えば、パチンコ機100は、当否判定結果が大当りであれば予告報知演出と所定情報報知演出とで用いられる文字が同一になり易くなるように構成されていてもよい。
保留表示が個別に行われる場合、予告報知は必ずしも表示される保留に対して行われるものでなくてもよく、例えば上記実施例4によるパチンコ機100のように、当該変動の期待度が高いことを保留で表示してもよい。
上記実施例4によるパチンコ機100では、報知演出の実行判定の契機は変動開始コマンド受信の有無で判定されているが、本発明はこれに限られない。例えば、報知演出の実行判定の契機は、先読み結果を用いることで、特図変動遊技の保留増加に基づいて予告報知演出を実行し、さらに特図変動遊技の保留が増加したら所定情報報知演出を実行するように構成されていてもよい。
演出保留表示領域は、装飾図柄表示装置の表示領域内で、始動情報の有無に関わらず確保されており、表示の優先順位が高くなっている。例えば、特定契機(スーパーリーチ、大当り、ムービー予告(大当りに対する期待度が高まる期間又は大当り中))以外では、演出保留表示領域は、優先的に装飾図柄表示装置208の表示領域に表示されるようになっていてもよい。
予告報知演出での報知内容は、当否判定結果を必ず報知するのではなく、当否判定結果とは異なる偽情報を報知してもよい。
上記実施の形態によるパチンコ機100は、特図始動口230、232に対応する1つの特図表示装置212を有しているが、本発明はこれに限られない。例えばパチンコ機100は、特図始動口230、232にそれぞれ対応する2つの特図表示装置を有していてももちろんよい。
上記実施の形態では、遊技台の例としてパチンコ機を用いたが本発明はこれに限られない。本発明は、図22に示すようなスロットマシン1000にも適用可能である。
本発明に係る遊技台は、図22に示す「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリール1002と、リールの回転を指示するためのスタートレバー1004と、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタン1006と、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理1008)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段1010を備え、この演出手段が、所定の遊技領域1012に球を発射する発射装置1014と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口1016と、入賞口1016に入球した球を検知する検知手段1018と、検知手段1018が球を検知した場合に球を払出す払出手段1020と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置1022と、可変表示装置1022を遮蔽する位置に移動可能なシャッタ1024と、所定動作態様で動作する可動体1026と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置1022が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置1010、であるスロットマシン1000」にも好適である。
本発明に係る遊技台は図23(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインタネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
100 パチンコ機
208 装飾図柄表示装置
208a 左図柄表示領域
208b 中図柄表示領域
208c 右図柄表示領域
208d 演出表示領域
226 一般入賞口
228 普図始動口
230、232 特図始動口
234 可変入賞口
300 主制御部
400 第1副制御部
500 第2副制御部
701、701a〜701d 保留情報画像
702 予告報知演出画像
703 所定情報報知演出画像
800、820 演出保留表示領域
801、821 特定の領域
801a〜801d、821a〜821d 保留個別表示領域
810 可動役物
810a 表示領域

Claims (5)

  1. 所定の始動口に遊技球が進入したことに基づき、始動情報を導出する始動情報導出手段と、
    前記導出した始動情報を所定の上限数まで記憶可能な始動情報記憶手段と、
    前記始動情報記憶手段から始動情報を取得する始動情報取得手段と、
    前記取得した始動情報が特定の始動情報である場合に、遊技者に対する有利度が第一の有利度である第一の制御状態から有利度の異なる第二の制御状態に制御状態を移行させる制御状態移行手段と、
    前記始動情報記憶手段に記憶されている前記始動情報の数を示す保留情報を所定の領域に表示する保留表示手段と、
    前記始動情報および前記制御状態のうち少なくとも一方に基づいて、前記保留情報の表示態様を第一の表示態様から第二の表示態様に変更する保留情報表示態様変更手段と、
    を備えた遊技台であって、
    前記保留情報の表示態様を前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変更することを遊技者に予告する予告報知演出を報知する予告報知演出報知手段を
    備えたことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1記載の遊技台であって、
    前記予告報知演出表示手段は、前記保留表示手段を有し、
    前記予告報知演出は、前記保留表示手段における前記所定の領域に表示されること
    を特徴とする遊技台。
  3. 請求項2記載の遊技台であって、
    前記保留表示手段は、前記始動情報記憶手段に第一の数の前記始動情報が記憶されていることに基づいて特定の領域に第一の表示を行うと共に、前記始動情報記憶手段に前記第一の数とは異なる第二の数の前記始動情報が記憶されていることに基づいて前記特定の領域に第二の表示を行い、前記始動情報記憶手段に記憶されている前記始動情報の数が前記第一の数から前記第二の数に変化する場合に、前記特定の領域に前記第二の表示として特定の表示を行う場合には、前記第一の表示として特別な表示を行うこと
    を特徴とする遊技台。
  4. 請求項3記載の遊技台であって、
    前記特別な表示は、前記特定の表示に関連付けた表示であること
    を特徴とする遊技台。
  5. 請求項3または4に記載の遊技台であって、
    前記特定の領域は、前記始動情報記憶手段に記憶可能な前記始動情報の上限数と同数の保留個別表示領域からなり、
    前記保留表示手段は、前記保留情報として前記始動情報記憶手段に記憶された始動情報に対応する数の保留を前記保留個別表示領域に個別に表示すると共に、前記保留が表示されていない前記保留個別表示領域において前記特別な表示を行うこと
    を特徴とする遊技台。
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