JP2015023529A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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哲治 渡邉
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Abstract

【課題】正しく復号可能であり、かつイメージデータの内容に応じて視認性が抑制されたドットパターンが重畳されたイメージデータを生成する。
【解決手段】所定の情報と、所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを復号部39が復号した情報とが一致する場合は、ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力部18が出力し、所定の情報と、所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを復号部39が復号した情報とが一致しない場合は、濃度調整部36がイメージデータに重畳されたドットパターンのドット位置のみの濃度を相対的に増加させる調整を行い、出力部18が調整されたイメージデータを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、所定サイズの矩形内の行及び列毎にドットパターンを付し、これを画像に重畳させることで、画像内に情報を埋め込む技術が開示されている。特許文献1には、さらに、情報が埋め込まれた画像が回転していたとしても、その画像内に埋め込まれている情報を検出可能とする技術が開示されている。
特許文献2には、背景オブジェクトを含む画像データに対して、背景オブジェクトの描画後にウォーターマークを描画することで、ウォーターマークが背景オブジェクトに隠れず、かつウォーターマークが背景オブジェクト以外のオブジェクトに影響を与えない印刷結果を得る技術が開示されている。
特許文献3には、フォントの白抜きデータを生成してフォントとウォーターマークの境界を明確化することで、フォントとウォーターマークとを容易に識別でき、見やすく、かつ美しい印刷イメージを印刷することが開示されている。
特開2011−237988号公報 特開2004−328486号公報 特開2007−045133号公報
本発明は、正しく復号可能であり、かつ画像データの内容に応じて視認性が抑制されたドットパターンが重畳されたイメージデータを生成することを目的とする。
請求項1に係る発明は、所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得部と、イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出部と、前記ドットパターン検出部により検出された前記ドットパターンを復号する復号部と、前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部と、前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力部と、を備え、前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力し、前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部が前記イメージデータに重畳されたドットパターンのドット位置 の濃度を増加させる調整を行い、前記出力部は前記調整されたイメージデータを出力する、ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に係る発明は、所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得部と、イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出部と、前記ドットパターン検出部により検出された前記ドットパターンを復号する復号部と、前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部と、前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力部と、を備え、前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力し、前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部が前記イメージデータに重畳されたドットパターンのドット位置の濃度を増加させる調整を行い、前記復号部が前記調整されたイメージデータのドットパターンを復号し、前記所定の情報と、前記復号部が前記調整されたイメージデータのドットパターンを復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は前記調整されたイメージデータを出力し、前記所定の情報と、前記復号部が前記調整されたイメージデータのドットパターンを復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部は前記調整されたイメージデータにおけるドットパターンのドット位置周辺の濃度を減少させるよう再調整を行い、前記出力部は前記再調整されたイメージデータを出力する、ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項3に係る発明は、所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得部と、イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出部と、前記ドットパターン検出部により検出された前記ドットパターンを復号する復号部と、前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部と、前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力部と、を備え、前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力し、前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部が前記イメージデータに重畳されたドットパターンのドット位置周辺の濃度を減少させるよう調整を行い、前記出力部が前記調整されたイメージデータを出力する、ことを特徴とする画像処理装置である。
請求項4に係る発明は、コンピュータを、所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得手段と、イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出手段と、前記ドットパターン検出手段により検出された前記ドットパターンを復号する復号手段と、前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整手段と、前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力手段と、として機能させ、前記所定の情報と前記復号手段が復号して得た情報とが一致する場合は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを前記出力手段に出力させ、前記所定の情報と前記復号手段が復号して得た情報とが一致しない場合は、当該イメージデータにおける前記ドットパターンのドット位置の濃度を増加させる調整を前記濃度調整手段に行わせ、前記出力手段に前記調整されたイメージデータを出力させる、ことを特徴とするプログラムである。
請求項5に係る発明は、イメージデータを取得するイメージデータ取得部と、ドットパターンを取得するドットパターン取得部と、前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部であって、前記ドットパターンを前記イメージデータに重畳させた場合における前記ドットパターンのドット位置を特定し、特定された前記ドット位置周辺の濃度を減少させる濃度調整部と、を備える画像処理装置である。
請求項1又は4に係る発明によれば、正しく復号可能であり、かつイメージデータの内容に応じて視認性が抑制されたドットパターンが重畳されたイメージデータを生成することができる。
請求項2又は3に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、イメージデータがより高濃度のオブジェクトを含む場合であっても、正しく復号可能であり、かつイメージデータの内容に応じて視認性が抑制されたドットパターンが重畳されたイメージデータを生成することができる。
請求項5に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、より高濃度であるイメージデータに対しても正しく復号可能なドットパターンを重畳させることができる。
本実施形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成を示す図である。 第1実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。 PDLデータにドットパターンが重畳される様子を示す図である。 イメージデータA及びイメージデータBの一例を示す図である。 第2実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。 イメージデータB及びイメージデータCの一例を示す図である。 第3実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。 イメージデータA及びイメージデータDの一例を示す図である。 第4実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る画像処理装置の実施形態の例について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成を示す図である。画像処理装置10は、プリント機能、コピー機能、スキャナ機能、通信機能等を有するいわゆる複合機であり、コンピュータを内蔵した装置である。画像処理装置10は、演算等を行うプロセッサ12、紙媒体をスキャンしてイメージデータを生成する読取部14、演算結果やイメージデータ等を記憶する記憶部16、イメージデータを紙媒体に印刷する出力部18、他の機器との間でネットワークを介してデータの送受信を行うための通信I/F20、PC等の外部機器やフラッシュメモリ等と接続するための外部I/F22を含んで構成されている。画像処理装置10は、さらに、ユーザ入力を受け付ける操作パネル、ユーザに処理内容等を知らせる表示部等を有していても良い。
プロセッサ12は、イメージデータ取得部30、ドットパターン取得部32、ドットパターン重畳部34、濃度調整部36、ドットパターン検出部38、復号部39、及び濃度取得部40を含んで構成されている。
イメージデータ取得部30はイメージデータを取得する。イメージデータ取得部30は、通信I/F20又は外部I/F22を介して受信するページ記述言語データ(PDLデータ)をイメージデータに変換することでイメージデータを取得する。また、読取部14により文字画像が印刷された紙媒体をスキャンして読み取ることでイメージデータを取得しても良い。或いは、イメージデータ取得部30は、通信I/F20又は外部I/F22を介して、既にドットパターンが重畳されたイメージデータを取得しても良い。
ドットパターン取得部32は、画像データに重畳されるドットパターンを取得する。ドットパターンとは、所定範囲内におけるドットの配置パターンである。各ドットの配置パターンは、ドットパターン取得部32で種々の埋め込み情報を所定の方式により符号化することで得る。これにより、ドットパターンが重畳された画像データは種々の情報を有することになる。符号化する情報としては、コピー禁止である旨の情報、URL情報、当該ドットパターンが重畳される画像データの利用可能ユーザを示す情報等が挙げられるが、これに限られない。これら種々の情報は、あらかじめ記憶部16に記憶しておいても良い。或いは、通信I/F20又は外部I/F22を介して受信しても良いし、ユーザ入力を受け付ける操作パネルから文字列等を入力しても良い。ドットパターンの符号化方式としては、同一パターンを繰り返し並べたり、何らかの誤り訂正符号を含ませたりすることによって、誤り訂正能力を有する方式を用いるのが好適である。誤り訂正能力を有する符号化方式を用いれば、重畳されたドットパターンを復号する際に、ドットパターンの一部が欠ける等していたとしても、元の埋め込み情報を正しく取得できる可能性がある。ドットパターンの情報は、PDLデータとして保持しておいても良いし、イメージデータとして保持しておいても良い。ドットパターン重畳部34において、イメージデータに対してドットパターンを重畳する場合は、ドットパターンもイメージデータとして保持しておくのが好適である。さらに、ドットパターン取得部32は、画像データのどの位置にドットを重畳させるのかを示す位置情報も取得する。本実施形態においては、ドットパターン取得部32は、誤り訂正能力を有する符号化方式によって、自らドットパターンを生成することでドットパターンを取得する。イメージデータ取得部30が既にドットパターンが重畳されたイメージデータを取得した場合は、当該イメージデータの送信元から重畳されたドットパターン及び位置情報を別途受信する等してドットパターンを取得しても良い。
ドットパターン重畳部34は、通信I/F20又は外部I/F22を介して受信したPDLデータ、またはイメージデータ取得部30が取得したイメージデータに、ドットパターン取得部32が生成したドットパターンを重畳させる。ドットパターンによる情報の埋め込みにおいては、ドットパターンは視認性がより低い方が好ましい。また、ドットパターンをPDLデータに重畳し、誤り訂正能力を持つ符号化方式を用いる場合は、ドットパターンの一部が、PDLデータの別のオブジェクトによって隠れてしまったとしても、正しく復号できる可能性がある。したがって、ドットパターンをPDLデータに重畳する場合は、その最前面に重畳しても良いが、元のPDLデータに含まれるオブジェクトよりも背面に重畳させるのが好適である。ドットパターンをPDLデータの最背面に重畳させるのがより好適である。本実施形態においては、PDLデータに対してはドットパターンはPDLデータの最背面に重畳される。
濃度調整部36は、イメージデータの濃度を調整する。濃度の調整とは、イメージデータの一部分の濃度を増加又は減少させることをいう。
ドットパターン検出部38は、イメージデータに重畳されたドットパターンを検出し、ドットの位置情報を取得する。ドットパターン検出部38は、ドットパターンの復号において、イメージデータの浮動2値化処理を行い、周囲の領域と比較して濃度の高い部分をドットとして検出する。ドットパターン検出部38は、ドットパターンが重畳されたイメージデータから、ソフトウェア上で(すなわち紙媒体に印刷することなく)ドットパターンを検出する。或いは、ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力部18により紙媒体に印刷し、印刷された紙媒体を読取部14でスキャンして再度イメージデータとして取得し、当該取得したイメージデータに重畳されたドットパターンを検出するようにしても良い。
復号部39は、ドットパターン検出部38で検出したドットの位置情報を、ドットパターン取得部32と同一の符号化方式で復号化し、元の埋め込み情報を取得する。符号化方式として誤り訂正能力を有する方式を用いる場合は、復号部39は復号の際に誤り訂正処理を行うのが好適である。
濃度取得部40は、イメージデータの濃度を取得する。濃度取得部40は、イメージデータの平均濃度を取得しても良い。或いは、ドットパターン取得部32が生成したドットパターンに基づき、生成されたドットパターンのドット位置におけるイメージデータの濃度を取得するようにしても良い。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態における処理の流れを説明する。なお、これまで説明した画像処理装置10のハードウェア構成は、以下のいずれの実施形態においても同様である。図2は、第1実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS10において、イメージデータ取得部30は、通信I/F20又は外部I/F22を介してPDLデータを取得し、記憶部16へ記憶させる。
ステップS12において、ドットパターン取得部32は、記憶部16に記憶された埋め込み情報Aを読み出し、画像データに重畳させるためのドットパターン、及び画像データのどの位置にドットを重畳させるのかを示す位置情報を生成し、記憶部16へ記憶させる。
ステップS14において、ドットパターン重畳部34は、記憶部16からPDLデータ及びドットパターン取得部32が生成したドットパターンを読み出し、PDLデータにドットパターンを重畳させる。そして、ドットパターンが重畳されたPDLデータをイメージデータ取得部30でイメージデータに変換し、記憶部16へ記憶させる。
図3は、PDLデータにドットパターンが重畳される様子を示す図である。図3に示すように、ドットパターン重畳部34は、PDLデータ50の最背面にドットパターンを重畳し、ドットパターンが重畳されたイメージデータ52を生成する。ドットパターンが重畳されたイメージデータ52がイメージデータAとなる。
ステップS16において、ドットパターン検出部38は、イメージデータAを記憶部16から読み出し、イメージデータAに重畳されたドットパターンの検出を行い、ドットの位置情報を記憶部16へ記憶させる。復号部39は、ドットの位置情報を記憶部16から読み出して情報を復号し、埋め込み情報Bを取得する。埋め込み情報Aと埋め込み情報Bが一致した場合(ステップS16で「はい」)は、ドットパターンを正しく復号できたと判断して、出力部18がイメージデータAを出力する。埋め込み情報Aと埋め込み情報Bが異なった場合(ステップS16で「いいえ」)は、ステップS18に進む。
ステップS18において、濃度調整部36は、イメージデータAを記憶部16から読み出し、イメージデータAにおけるドットパターンのドット位置の濃度を相対的に増加させたイメージデータBを生成して記憶部16に記憶させる。
具体的には、濃度調整部36は、ドットパターン取得部32が生成したドットパターンの情報、及びドットパターン重畳部34が重畳したドットパターンのイメージデータAにおける位置情報を記憶部16から読み出し、これらの情報に基づいて、イメージデータAにおけるドットパターンのドット位置を特定する。濃度調整部36は、特定されたドット位置の濃度を増加させる。ここで、濃度を相対的に増加させるとは、ドット位置の濃度のみを増加させることと、ドット位置以外の濃度を減少させることの双方を含むことを意味する。したがって、濃度調整部36は、特定されたドット位置以外の濃度を減少させる調整を行っても良い。濃度を増加させる量は、ドットパターン検出部(番号)が行う浮動2値化処理の方式に応じて適切に調整するのが好ましい。例えば、ドット位置の色とドット位置の周囲の色が同一だと仮定して、浮動2値化処理によってドット位置が黒点として浮き出すことのできる最小値まで、濃度を増加させる。ドット位置の元の色が十分濃い場合には、所望の値まで濃度を増加させることができないが、この場合はドット位置を黒色としてよい。また、最も極端な例では、全てのドット位置を黒色としてもよい。そして、出力部18がイメージデータBを出力する。
なお、「イメージデータを出力する」という概念には、出力部18からイメージデータを出力することのみならず、通信I/F20又は外部I/F22から他の機器に対してイメージデータを電子データのまま送信することも含まれる。したがって、図1における出力部18という機能ブロックには、通信I/F20及び外部I/F22の一部が含まれる。
ステップS16及びステップS18の処理を、具体例を挙げて説明する。図4は、イメージデータA及びイメージデータBの一例を示す図である。
図4(a)に示すイメージデータA60は、復号部39が重畳されたドットパターンを正しく復号できるイメージデータAの一例である。イメージデータA60のように、オブジェクト62の面積がイメージデータの全体面積に対して比較的小さい場合等には、復号部39は誤り訂正処理を行うことでドットパターンを正しく復号することができる。一方、図4(b)に示すイメージデータA64は、復号部39が重畳されたドットパターンを正しく復号できないイメージデータAの一例である。イメージデータA64のように、オブジェクト66の面積がイメージデータの全体面積に対して比較的大きい場合等には、復号部39は誤り訂正処理を適切に行うことができず、したがってドットパターンを正しく復号することができない。
復号部39がイメージデータA64のドットパターンを正しく復号できなかった場合、濃度調整部36は、イメージデータA64におけるドットパターンのドット位置の濃度を増加させたイメージデータB70を生成する。イメージデータB70は、イメージデータA64のオブジェクト66のドット位置の濃度が増加させられたオブジェクト68を含んでいる。
PDLデータの最背面にドットパターンを重畳させただけのものを、イメージデータ取得部で変換したイメージデータAは、濃度が調整されたイメージデータBよりもドットパターンの視認性が低いが、ドットパターンを正しく復号できる可能性も低い。一方、イメージデータBはイメージデータAよりもドットパターンの視認性が高くなってしまうが、ドットパターンを正しく復号できる可能性も高い。したがって、ドットパターンが正しく復号できるのであれば、ドットパターンAを出力することがより好適だということになる。そこで、第1実施形態では、全てのイメージデータAに一様にステップS18における濃度調整処理を行うのではなく、ドットパターンの復号テストを行っている。正しく復号できたイメージデータAについては視認性の低さを保ったイメージデータAを出力し、正しく復号できなかったイメージデータAのみに対して濃度調整処理を行う。これにより、各イメージデータの内容に応じた適切なドットパターンをイメージデータに重畳させている。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態における処理の流れを説明する。図5は、第2実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS10からS16の処理については第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ステップS20において、濃度調整部36は、イメージデータAを記憶部16から読み出し、イメージデータAにおけるドットパターンのドット位置の濃度を増加させたイメージデータBを生成し、記憶部16に記憶させる。具体的には、第1実施形態のステップS18同様、濃度調整部36は、ドットパターンの情報及びドットパターンの位置情報に基づき、イメージデータAにおけるドットパターンのドット位置を特定する。濃度調整部36は、特定されたドット位置の濃度を増加させる。
ステップS22において、ドットパターン検出部38及び復号部39は、イメージデータBを記憶部16から読み出し、イメージデータBに重畳されたドットパターンの復号テストを行う。復号部39がイメージデータBに重畳されたドットパターンを復号して得られた埋め込み情報Cと埋め込み情報Aが一致した場合(ステップS22で「はい」)は、出力部18がイメージデータBを出力する。埋め込み情報Cと埋め込み情報Aが一致しなかった場合(ステップS22で「いいえ」)は、ステップS24に進む。
ステップS24において、濃度調整部36は、イメージデータBを記憶部16から読み出し、イメージデータBにおけるドットパターンのドット位置周辺の濃度を減少させたイメージデータCを生成し、記憶部16に記憶させる。具体的には、ステップS20同様にイメージデータAにおけるドットパターンのドット位置を特定し、濃度調整部36が、特定されたドット位置周辺の濃度を減少させる。濃度を減少させる量は、ステップS18同様、適切に調整する。また、最も極端な例では、全てのドット位置周辺を白色としてもよい。
ステップS26において、ドットパターン検出部38及び復号部39は、イメージデータCを記憶部16から読み出し、イメージデータCに重畳されたドットパターンの復号テストを行う。復号部39がイメージデータCに重畳されたドットパターンを復号して得られた埋め込み情報Dと埋め込み情報Aが一致した場合(ステップS26で「はい」)は、出力部18がイメージデータCを出力する。埋め込み情報Dと埋め込み情報Aが一致しなかった場合(ステップS26で「いいえ」)は、ステップS24に戻り、再度イメージデータBの濃度を調整する。再度のステップS24の処理においては、前回のステップS24の処理よりもさらにドット位置周辺の濃度を減少させたイメージデータCを生成する。ステップS24及びステップS26の処理により、イメージデータCに重畳されるドットパターンは正しく復号可能(埋め込み情報Aと埋め込み情報Dが一致)となる。
ステップS22乃至ステップS26の処理を、具体例を挙げて説明する。図6は、イメージデータB及びイメージデータCの一例を示す図である。
図6(a)に示すイメージデータB70は、復号部39が重畳されたドットパターンを正しく復号できるイメージデータBの一例である。イメージデータB70のように、オブジェクト68の濃度、特にオブジェクト68のドット位置における濃度が、ステップS20における濃度調整においてドット位置の濃度とドット位置以外の濃度との差が、ドットパターン検出部38における浮動2値化処理においてドット位置を黒点として浮き出すことができる程度に大きい場合には、復号部39はドットパターンを正しく復号することができる。一方、図6(b)に示すイメージデータB90は、復号部39が重畳されたドットパターンを正しく復号できないイメージデータBの一例である。イメージデータB90のように、オブジェクト92の濃度、特にオブジェクト92におけるドット位置の濃度が、ステップS20における濃度調整においてドット位置の濃度とドット位置以外の濃度との差が、ドットパターン検出部38における浮動2値化処理においてドット位置を黒点として浮き出すことができない程度に小さい場合には、復号部39はドットパターンを正しく復号することができない。
復号部39がイメージデータB90のドットパターンを正しく復号できなかった場合、濃度調整部36は、イメージデータB90におけるドットパターンのドット位置周辺の濃度を減少させたイメージデータC96を生成する。イメージデータC96は、イメージデータB90のオブジェクト92のドット位置周辺の濃度が減少させられたオブジェクト94を含んでいる。
図6(b)に、イメージデータC96のオブジェクト94のドット位置部分の拡大図を示す。本実施形態では、ドット98は縦2×横2の4ピクセルであり、ドット位置周辺100はドット98の周囲2ピクセルと設定されている。したがって、4ピクセルのドット98(ステップS20の処理により濃度が増加させられている)の周囲2ピクセルの濃度が減少させられ、オブジェクト94のドット位置部分の拡大図は図6(b)に示す通り、ドット98の濃度とドット位置周辺100の濃度差が増大される。
第2実施形態では、第1実施形態に加え、ドット位置の濃度を増加したイメージデータBに対してもドットパターンの復号テストを行う。正しく復号できなかった場合には、ステップS24において、ドット位置周辺の濃度を減少させたイメージデータCを生成し出力している。これにより、濃度が比較的高くステップS20の濃度調整処理によってもドットパターンを正しく復号できないようなイメージデータに対しても、正しく復号できるドットパターンを重畳させている。
第2実施形態において、イメージデータAから直接イメージデータCを生成せず、一度イメージデータBを生成し、イメージデータBに重畳されたドットパターンが正しく復号できなかった場合にのみイメージデータCを生成するのは、第1実施形態同様、各イメージデータの内容に応じた適切なドットパターンをイメージデータに重畳させるためである。すなわち、イメージデータにおけるドットパターンの視認性は、イメージデータA<イメージデータB<イメージデータCとなっており、イメージデータAでドットパターンが正しく復号できるのであれば、イメージデータAを出力するのが好適である。そして、イメージデータAが正しく復号できない場合であっても、イメージデータBでドットパターンが正しく復号可能であれば、イメージデータBを出力するのが好適である。このように、第2実施形態においても、ドットパターンが正しく復号可能な範囲においてできるだけドットパターンの視認性が低いイメージデータを出力している。
<第3実施形態>
以下、第3実施形態における処理の流れを説明する。図7は、第3実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS10からS16の処理については第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ステップS30において、濃度取得部40は、イメージデータAの濃度を取得し、濃度が所定値以上か否かを判断する。イメージデータAの濃度が所定値以上である場合(ステップS30で「はい」)は、ステップS32に進む。イメージデータAの濃度が所定値より小さい場合(ステップS30で「いいえ」)は、図2のステップS18に進み、以後第1実施形態と同様の処理を行う。上述の通り、濃度取得部40は、イメージデータ全体の平均濃度を取得するようにしても良い。或いは、濃度調整部36同様にイメージデータにおけるドット位置を特定し、特定した各ドット位置における濃度を取得し、各ドットの濃度の平均値を取得するようにしても良い。
ステップS32において、濃度調整部36は、イメージデータAを記憶部16から読み出し、イメージデータAにおけるドットパターンのドット位置周辺の濃度を減少させたイメージデータDを生成し、記憶部16に記憶させる。具体的には、第2実施形態のステップS24同様、濃度調整部36は、イメージデータAにおけるドットパターンのドット位置を特定し、特定されたドット位置周辺の濃度を減少させる。
ステップS34において、ドットパターン検出部38及び復号部39は、イメージデータDを記憶部16から読み出し、イメージデータDに重畳されたドットパターンの復号テストを行う。復号部39がイメージデータDに重畳されたドットパターンを復号して得られた埋め込み情報Eと埋め込み情報Aが一致した場合(ステップS34で「はい」)は、出力部18がイメージデータDを出力する。埋め込み情報Eと埋め込み情報Aが一致しなかった場合(ステップS34で「いいえ」)は、エラーを出力する。
ステップS30乃至ステップS34の処理を、具体例を挙げて説明する。図8は、イメージデータA及びイメージデータDの一例を示す図である。
図8に示すイメージデータA110は、復号部39が重畳されたドットパターンを正しく復号できないイメージデータAの一例である。イメージデータA110のように、オブジェクト112の濃度、特にオブジェクト112におけるドット位置の濃度が、ステップS20における濃度調整を行ったとしても、ドットパターン検出部38における浮動2値化処理においてドット位置を黒点として浮き出し得ない程度に既に高い場合には、たとえイメージデータA110のドット位置の濃度を増加させようとしても、復号部39はドットパターンを正しく復号することができない。
第3実施形態においては、ステップS30でイメージデータA110の濃度を取得し、濃度が所定値以上であると判断された場合は、第1及び2実施形態におけるイメージデータBを生成せずに、イメージデータA110におけるドット位置周辺120の濃度を減少させたイメージデータD116を生成している。
このように、第3実施形態においては、イメージデータAに重畳されたドットパターンが正しく復号できないと判断された場合、イメージデータBを生成する前にイメージデータAの濃度を取得し、濃度が所定以上の場合には、イメージデータBを生成して復号テストを行うというステップを省略して、適切なイメージデータであるイメージデータDを出力している。
<第4実施形態>
以下、第4実施形態における処理の流れを説明する。図9は、第4実施形態における画像処理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。ステップS10からS16の処理については第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ステップS16においてイメージデータAのドットパターンを復号して得られた埋め込み情報Bと埋め込み情報Aが一致しない場合は、ステップS30において、イメージデータAの濃度が所定値以上であるか否かを判断する。ステップS30の具体的な処理は、上述の通りである。イメージデータAの濃度が所定値以上である場合(ステップS30で「はい」)は、ステップS32に進み、ステップS32及びステップS34においては、第3実施形態と同様の処理を行う。イメージデータAの濃度が所定値より小さい場合(ステップS30で「いいえ」)は、ステップS20に進み、以後第2実施形態と同様の処理を行う。
イメージデータAの濃度が所定値以上であれば、ドット位置の濃度を増加させる処理よりもドット位置周辺の濃度を減少させる処理の方が正しく復号できるドットパターンが得られる可能性が高い。したがって、この場合は、ドット位置周辺の濃度を減少させる処理をドット位置の濃度を増加させる処理に先立って行う。
また、イメージデータAの濃度が所定値より小さければ、ドット位置周辺の濃度を減少させる処理よりもドット位置の濃度を増加させる処理の方が正しく復号できるドットパターンが得られる可能性が高い。したがって、この場合は、ドット位置の濃度を増加させる処理をドット位置周辺の濃度を減少させる処理に先立って行う。
ステップS30で濃度取得部40がイメージデータAの濃度の平均値に基づいて判断している場合等には、ステップS34においてイメージデータDのドットパターンを復号して得られた埋め込み情報Eと埋め込み情報Aが一致しない場合もあり得る。例えば、局地的に濃度が低い箇所にドットパターンが配置されている場合等である。
埋め込み情報Eと埋め込み情報Aが一致しなかった場合(ステップS34で「いいえ」)は、ステップS40に進む。
ステップS40において、ステップS20同様、濃度調整部36は、イメージデータDを記憶部16から読み出し、イメージデータDにおけるドットパターンのドット位置の濃度を増加させたイメージデータEを生成し、記憶部16に記憶させる。
ステップS42において、ステップS26等同様、ドットパターン検出部38及び復号部39は、イメージデータEに重畳されたドットパターンを復号して得られた埋め込み情報Fと埋め込み情報Aが一致するか否かを判断する。埋め込み情報Fと埋め込み情報Aが一致した場合(ステップS42で「はい」)は、出力部18がイメージデータEを出力する。埋め込み情報Fと埋め込み情報Aが一致しなかった場合(ステップS42で「いいえ」)は、ステップS40に戻る。再度のステップS40の処理においては、前回のステップS40の処理よりもさらにドット位置の濃度を増加させたイメージデータEを生成する。
同様に、例えば、局地的に濃度が高い箇所にドットパターンが配置されている場合等においては、ステップS22においてイメージデータBのドットパターンを復号して得られた埋め込み情報Cと埋め込み情報Aが一致しない場合もあり得る。埋め込み情報Cと埋め込み情報Aが一致しなかった場合(ステップS22で「いいえ」)は、ステップS24に進み、以後第2実施形態と同様の処理を行う。
このように、第4実施形態では、イメージデータAの濃度が所定値以上であるか否かを判断することで、正しく復号可能なドットパターンが得られる可能性がより高い処理を先に行うこととしている。
<第5実施形態>
ドットパターンのドットを黒(或いはその他の色の)画素塊により生成する場合、例えば、背景が真黒のイメージデータの背景部分にドットパターンを重畳させることは難しい。
第5実施形態においては、イメージデータにドットパターンを重畳するに当たり、図8に示すような、第3実施形態のステップS32における濃度調整処理と同等の処理を行うことで、イメージデータにドットパターンを重畳させる。具体的には、濃度調整部36が、ドットパターン取得部32が生成したドットパターンの情報、及びドットパターン重畳部34が重畳したドットパターンのイメージデータにおける位置情報を記憶部16から読み出し、これらの情報に基づいて、イメージデータにおけるドットパターンのドット位置を特定し、特定された前記ドット位置周辺のみの濃度を減少させることで、イメージデータにドットパターンを重畳させる。
前記ドット位置周辺のみの濃度を減少させることで、図8のドット位置拡大図が示すように、背景が真黒に近いほど高濃度であるイメージデータに対しても、ドット118とドット位置周辺120との濃度差を有意にし、ドットパターンを正しく復号可能に重畳する。
10 画像処理装置、12 プロセッサ、14 読取部、16 記憶部、18 出力部、20 通信I/F、22 外部I/F、30 イメージデータ取得部、32 ドットパターン取得部、34 ドットパターン重畳部、36 濃度調整部、38 ドットパターン検出部、39 復号部、40 濃度取得部、50 PDLデータ、52 ドットパターンが重畳されたイメージデータ、60,64,110 イメージデータA、62,66,68,92,94,112,114 オブジェクト、70,90 イメージデータB、96 イメージデータC、98,118 ドット、100,120 ドット位置周辺、116 イメージデータD。

Claims (5)

  1. 所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得部と、
    イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出部と、
    前記ドットパターン検出部により検出された前記ドットパターンを復号する復号部と、
    前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部と、
    前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力部と、
    を備え、
    前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力し、
    前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部が前記イメージデータに重畳されたドットパターンのドット位置の濃度を増加させる調整を行い、前記出力部は前記調整されたイメージデータを出力する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得部と、
    イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出部と、
    前記ドットパターン検出部により検出された前記ドットパターンを復号する復号部と、
    前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部と、
    前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力部と、
    を備え、
    前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力し、
    前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部が前記イメージデータに重畳されたドットパターンのドット位置の濃度を増加させる調整を行い、前記復号部が前記調整されたイメージデータのドットパターンを復号し、
    前記所定の情報と、前記復号部が前記調整されたイメージデータのドットパターンを復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は前記調整されたイメージデータを出力し、
    前記所定の情報と、前記復号部が前記調整されたイメージデータのドットパターンを復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部は前記調整されたイメージデータにおけるドットパターンのドット位置周辺の濃度を減少させるよう再調整を行い、前記出力部は前記再調整されたイメージデータを出力する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得部と、
    イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出部と、
    前記ドットパターン検出部により検出された前記ドットパターンを復号する復号部と、
    前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部と、
    前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力部と、
    を備え、
    前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致する場合は、前記出力部は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを出力し、
    前記所定の情報と前記復号部が復号して得た情報とが一致しない場合は、前記濃度調整部が前記イメージデータに重畳されたドットパターンのドット位置周辺の濃度を減少させるよう調整を行い、前記出力部が前記調整されたイメージデータを出力する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. コンピュータを、
    所定の情報を符号化することで得られるドットパターンを取得するドットパターン取得手段と、
    イメージデータに重畳された前記ドットパターンを検出するドットパターン検出手段と、
    前記ドットパターン検出手段により検出された前記ドットパターンを復号する復号手段と、
    前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整手段と、
    前記ドットパターンが重畳された前記イメージデータを出力する出力手段と、
    として機能させ、
    前記所定の情報と前記復号手段が復号して得た情報とが一致する場合は、前記ドットパターンが重畳されたイメージデータを前記出力手段に出力させ、
    前記所定の情報と前記復号手段が復号して得た情報とが一致しない場合は、当該イメージデータにおける前記ドットパターンのドット位置の濃度を増加させる調整を前記濃度調整手段に行わせ、前記出力手段に前記調整されたイメージデータを出力させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  5. イメージデータを取得するイメージデータ取得部と、
    ドットパターンを取得するドットパターン取得部と、
    前記イメージデータの濃度を調整する濃度調整部であって、前記ドットパターンを前記イメージデータに重畳させた場合における前記ドットパターンのドット位置を特定し、特定された前記ドット位置周辺の濃度を減少させる濃度調整部と、
    を備える画像処理装置。
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