JP2015022260A - 液晶レンズ部付の表示装置と該表示装置用のカラーフィルタ形成基板 - Google Patents

液晶レンズ部付の表示装置と該表示装置用のカラーフィルタ形成基板 Download PDF

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陽介 和田
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Abstract

【課題】 従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくでき、表示装置全体の厚さを薄くできる、液晶レンズ部付の表示装置を提供する。更には、IPS方式の表示パネルの構成部材であるカラーフィルタ形成基板の静電気対策を可能とし、且つ、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくし、表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置を作製できるカラーフィルタ形成基板を提供する。【解決手段】 基材の裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部と、該電極部動作用の該電極部に繋がる配線パターンとを、透明導電性層にて配設している。【選択図】 図1

Description

本発明は、2次元/3次元(2D/3D)表示の切り替えが可能で裸眼立体表示ができる液晶レンズ部付の表示装置と、該表示装置用のカラーフィルタ形成基板とに関する。
近年、2次元/3次元(2D/3D)表示の切り替えが可能な裸眼立体表示装置が注目されている中、液晶レンズを用いたレンチキュラ方式は、視差バリア層を配するパララックスバリア方式と比較して輝度の低下が少ない点で優れており、特に、最近では、小型ゲーム機の2D/3D表示として、表示装置に用いられるようになってきている。
液晶レンズを用いたレンチキュラ方式は、液晶レンズにより光学的にレンチキュラレンズに相当するものを形成し、右目用の画素と左目用の画素とが交互に縦列に配置された画像を、液晶レンズにより形成されたレンチキュラレンズを介して、裸眼で、観察する方式であり、パララックスバリア方式と同様に右目からは右目用の画素しか見えず、左目からは左目用の画素しか見えないように構成することで立体視を可能としている。
このような2次元/3次元(2D/3D)表示の切り替えが可能で裸眼立体表示ができる液晶レンズ部付の液晶表示装置は、図5(a)に示すように、液晶レンズ部(液晶レンズセルとも言う)110を貼り合わせ用の両面テープ130を介して、表示パネル150の観察者側に貼り合わせて成っている。
尚、液晶レンズ部とは、液晶をレンズとして機能させることができる部分を意味する。
そして、このような表示装置の液晶レンズ部110は、通常、図5(b)に示すように、対向して配置される2つの基板111、112のうちの一方の基板111上に所定の間隔をあけて、複数、線状の電極113を形成し、他方の基板112上の全面に亘ってベタ状に電極113aを形成し、両基板間に液晶116を封入するとともに、両基板間の距離(液晶層の厚さ,セルギャップとも言う)を制御するスペーサ115が配設されてなる構成を有する。
液晶レンズ部110においては、電極113、113a間に電圧を印加する際に、複数の線状の電極113の位置に応じて異なる強さの電界が液晶にかかるようにすることで、液晶分子の配向を場所によって異ならせることができ、レンズ状の屈折率分布を得ることができ、これによりレンズ機能を得ることができる。
表示パネル150としては、TFT形成基板(TFT基板とも言う)140とカラーフィルタ形成基板(カラーフィルタ基板とも言う)120とを所定の間隔の間隙をあけ、該間隔に、液晶126を配した構造のTFT方式のLCD表示パネルが、広く用いられているが、中でも、表示状態に視角依存が少ないIPS(In Plane Switching)方式のLCD用の表示パネルが用いられている。
一般に、IPS方式のLCD表示パネル用のカラーフィルタ形成基板の構造は、図6に示すような断面構成となるが、着色樹脂層からなる各色のカラーフィルタや画素区分け用の遮光層、液晶のギャップ制御用の柱状スペーサ等を有する側とは、基材の反対側である裏面側に、400〜500Å程度の厚さのITO膜から透明導電層(ITO層)を静電気対策を主な目的としてベタ状にして形成している。
図5(b)、図5(c)に示す透明導電層123が、上記裏面側の透明導電層に相当する。
尚、IPS方式のLCD表示パネルは、通常、TFT形成基板に2つのスリット状電極を1組として複数形成し、各組毎に2つのスリット電極間に位置するTFT形成基板とカラーフィルタ形成基板との間隙部(ギャップ部とも言う)の液晶分子を横電界によって駆動させるもので、横電界方式のLCD表示パネルとも言う。
図6では、TFT形成基板220に形成した共通電極222と画素電極223との間に電圧を印加することにより、カラーフィルタ形成基板210又はTFT形成基板220の界面とほぼ平行に電界260を形成し、両基板の間隙部内の液晶分子がカラーフィルタ形成基板210及びTFT形成基板220と平行な面内で偏向されて回転し、光源からの光の偏向軸を回転させ、この画素が点灯状態となり、これにより、各色に着色された画素それぞれについて、液晶層の光透過率を制御でき、カラー画像を得ることができる。
図6では、図5(b)、図5(c)に示す透明導電層123に相当する前述の裏面側の透明導電層は、明示されていないが、通常、基材211の偏光板251側面に配設されている。
しかし、このような、液晶レンズ部付の表示装置は、液晶レンズ部110を、表示パネル150に貼り合わせて形成できるというメリットはあるが、液晶レンズ部を形成するための部材数が多くなり、表示装置全体の厚さも厚くなると言う問題があった。
特開2009−105137号公報 特開2008−9370号公報 特願2011−035576 特願2011−031931
上記のように、2次元/3次元(2D/3D)表示の切り替えが可能な裸眼立体表示装置として、最近では、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置が用いられるようになってきたが、このような、液晶レンズ部付表示装置は、液晶レンズ部を、表示パネルに貼り合わせて簡単に形成できるというメリットはあるが、液晶レンズ部を形成するための部材数が多くなり、表示装置全体の厚さも厚くなると言う問題があり、この対応が求められていた。
本発明は、これに対応するもので、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくでき、表示装置全体の厚さを薄くできる、液晶レンズ部付の表示装置を提供しようとするものである。
また、IPS方式の表示パネルの構成部材であるカラーフィルタ形成基板の静電気対策を可能とし、且つ、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくして表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置を作製できるカラーフィルタ形成基板を提供しようとするものである。
請求項1の発明のカラーフィルタ形成基板は、透明基板からなる基材の一方の面上に、カラーフィルタ用の各色の着色層を、各色それぞれ、所定の画素領域に配し、且つ、画素区分用遮光領域に遮光層を配して画素領域を区分けしているカラーフィルタ形成基板であって、前記基材の他方の面側である裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部と、該電極部に繋がる電極部動作用の配線パターンとを、透明導電性層にて配設していることを特徴とする。
ここで、「電極部動作用の配線パターン」とは、他の部材とあわせて液晶レンズを形成する際に、電圧を印加して液晶レンズとして動作させるための配線パターンである。
請求項2の発明のカラーフィルタ形成基板は、請求項1に記載のカラーフィルタ形成基板であって、IPS(In Plane Switching)方式のLCD表示パネル用であることを特徴とする。
請求項3の発明のカラーフィルタ形成基板は、請求項1ないし2のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板であって、前記透明導電性層は、ITO層で、膜厚が800Å以上であることを特徴とする。
請求項4の発明のカラーフィルタ形成基板は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板であって、前記液晶レンズ形成用の電極部は、前記透明導電性層をベタ状にして配したものであることを特徴とする。
以下、このような電極部をベタ状の電極部と言う。
請求項5の発明のカラーフィルタ形成基板は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板であって、前記液晶レンズ形成用の電極部は、前記透明導電性層を、線状にして、所定のピッチで複数配列させたものであることを特徴とする。
以下、このような電極部を線状の電極部と言う。
請求項6の発明の表示装置は、液晶レンズ部を表示パネルに積層した構造の表示装置であって、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板を、前記表示パネル用のカラーフィルタ形成基板として用い、且つ、前記カラーフィルタ形成基板の基材の裏面側に配した電極部を、前記液晶レンズ部の液晶をレンズとして機能させるための動作電極としていることを特徴とする。
請求項7の発明の表示装置は、請求項6に記載の表示装置であって、前記表示パネルが、IPS(In Plane Switching)方式のLCD表示パネルであることを特徴とする。
(作用)
本発明のカラーフィルタ形成基板は、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくし、表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置の作製ができるカラーフィルタ形成基板の提供を可能としている。
特に、IPS方式の表示パネルの構成部材であるカラーフィルタ形成基板の静電気対策を可能とし、且つ、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくし、表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置の作製ができるカラーフィルタ形成基板の提供を可能とした。
具体的には、基材の裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部と、該電極部に繋がる電極部動作用の配線パターンとを、透明導電性層にて配設していることにより、これを達成している。
詳しくは、カラーフィルタ形成基板の基材の裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部と、該電極部に繋がる電極部動作用の配線パターンとを、透明導電性層にて配設していることにより、該電極部を液晶レンズ部を作製する際の電極部として利用できものとしていることにより、電極部形成用の基材(図5の基材112に相当)を、カラーフィルタ形成基板の基材とは別に設ける必要がなく、部材を節約でき、且つ、液晶レンズ部付き表示装置全体の厚さを薄くすることを可能としており、加えて、カラーフィルタ形成基板における静電気対策をできるものとしており、特に、IPS方式の表示パネルである場合には、有効である。
そして、請求項1ないし2のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板であって、透明導電性層は、ITO層で、膜厚が800Å以上である、請求項3の発明の形態の場合には、カラーフィルタ形成基板の基材の裏面側の、液晶レンズ形成用の電極部を、効果的に電極部として機能することを可能としている。
尚、通常の静電気対策の場合には透明導電性層を、ITO層とした場合、膜厚が400〜500Å程度である。
カラーフィルタ形成基板の基材の裏面側の、液晶レンズ形成用の電極部としては、透明導電性層をベタ状にして配した、ベタ状の電極部の形態、あるいは、透明導電性層を、線状にして、所定のピッチで複数配列させた、線状の電極部の形態が挙げられる。
本発明の液晶レンズ部付表示装置は、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくでき、表示装置全体の厚さを薄くできる、液晶レンズ部付の表示装置の提供を可能としている。
具体的には、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の、基材の裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部と、該電極部に繋がる電極部動作用の配線パターンとを、透明導電性層にて配設しているカラーフィルタ形成基板を、前記表示パネル用のカラーフィルタ形成基板として用い、且つ、前記カラーフィルタ形成基板の基材の裏面側に配した電極部を、前記液晶レンズ部の液晶をレンズとして機能させるための動作電極としていることにより、これを達成している。
本発明は、このように、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくでき、表示装置全体の厚さを薄くできる、液晶レンズ部付の表示装置の提供を可能とした。
特に、IPS方式の表示パネルの構成部材であるカラーフィルタ形成基板の静電気対策を可能とし、且つ、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくして表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置の作製ができるカラーフィルタ形成基板の提供を可能とした。
図1(a)は、本発明の液晶レンズ部付表示装置の第1の例の概略構成を示した断面図で、図1(b)は、図1(a)のA0部における断面構成図で、図1(c)は、図1(b)のA1方向から見た電極部を示した図である。 図2(a)は、図1(b)に示すカラーフィルタ形成基板の一断面を示した図で、図2(b)は、カラーフィルタ形成基板をA2方向から見た図で、図2(c)は、カラーフィルタ形成基板をA1方向から見た図である。 図3(a)は、第1の例の変形例の概略構成を示した断面図で、図3(b)は、図3(a)のB1方向から見た電極部を示した図である。 図4(a)は、本発明の液晶レンズ部付表示装置の第2の例の概略構成を示した断面図で、図4(b)は、図4(a)のC0部における断面構成図で、図4(c)は、図4(b)のC1方向から見た電極部を示した図である。 図5(a)は、従来の液晶レンズ部付表示装置の概略構成を示した断面図で、図5(b)は、図5(a)のD0部における断面構成図で、図5(c)は、図5(b)のD1方向から見た電極部を示した図である。 IPS方式の液晶表示パネルの概略構成を示した一部断面図である。
先ず、本発明の液晶レンズ部付表示装置の第1の例を、図1に基づいて説明する。
第1の例の液晶レンズ部付表示装置1は、図1(a)に概略構成を示すように、表示パネル50の観察者側において、表示パネル50と液晶レンズ部材10とを一体的にしたもので、詳しくは、図1(b)にその一部の断面構成を示すように、表示パネル50のカラーフィルタ形成基板20と液晶レンズ形成用基板10Aとの間に所定の間隔で液晶30を封止している。
第1の例の液晶レンズ部付表示装置1においては、表示パネル50のカラーフィルタ形成基板20の一面に配したベタ状の透明導電性層からなる電極部23と、液晶レンズ部材10の複数の線状の電極部13とに電圧を印加する際、線状の電極部13の位置に応じて異なる強さの電界が液晶にかかるようにすることで、液晶分子の配向を場所によって異ならせてレンズ状の屈折率分布を得ることにより、線状の電極13の線方向に沿い、光学的にレンチキュラーレンズに相当する液晶レンズを形成する。
第1の例の液晶レンズ部付表示装置は、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくでき、表示装置全体の厚さを薄くできる、液晶レンズ部付の表示装置の提供を可能としている。
尚、図1においては、便宜上、配向膜や偏光板は省略して示している。
また、ここで、液晶レンズ部とは、上記のように、液晶をレンズとして機能させることができる部分を意味する。
次いで、図1(b)に示す液晶レンズ部材10の各部について説明する。
<基材11>
第1の例に用いられる透明基板からなる基材11としては、従来よりカラーフィルタ形成基板に用いられているものを用いることができ、石英ガラス、パイレックス(登録商標)ガラス、合成石英板等の可撓性のない透明な無機基板、および、透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有する透明な樹脂基板等を挙げることができるが、特に、無機基板を用いることが好ましく、無機基板のなかでもガラス基板を用いることが好ましい。
さらには、上記ガラス基板のなかでも無アルカリタイプのガラス基板を用いることが好ましい。
無アルカリタイプのガラス基板は寸度安定性および高温加熱処理における作業性に優れ、かつ、ガラス中にアルカリ成分を含まないことから、表示装置用のカラーフィルタ形成基板に好適に用いることができるからである。
<柱状スペーサ15>
柱状スペーサ15は、柱状スペーサ15としては、液晶でレンズを形成できる高さを有し、液晶を封止する際、封止し易い形状で、液晶の厚さを制御でき、且つ、液晶レンズを形成した際に表示を阻害しない形状であれば、特に限定されないが、円筒状が好ましい。 ここでは、断面円の円筒状であるが、他には、断面5角形の角柱状のものでも、好ましく挙げられる。
柱状スペーサが円筒状である場合、液晶を封止して液晶でレンズ効果を得るためには、柱状のスペーサの高さが20μm以上であることが必要であり、柱状のスペーサの高さがこのように高くても、柱状のスペーサ自体が壊れないためには、径が20μm以上であることが必要である。
柱状スペーサが円筒状である場合、液晶レンズ形成の面と生産安定性の面から、高さは20μm以上で、径は20μm以上であることが、好ましい。
柱状スペーサ15を構成する材料としては、特に限定されるものではないが、例えば、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリイミド樹脂、アルカンチオール等を成分とするものが挙げられる。
そして、通常、これらの樹脂を主成分としたネガ型の感光性材料を用いて、フォトリソ法により、柱状スペーサ15は、形成される。
<電極部13>
電極部13は、インジウム・錫・酸化物(ITO)、インジウム・亜鉛・酸化物(IZO)等の透明導電材料からなるものである。
ここでの透明とは、波長450〜700nmの光線の透過率が70%以上であることを意味し、好ましくは80%以上、特に好ましくは90%以上である。
ここでは、電極部13としては、電極として機能できる膜厚を必要とし、ITO膜の場合には、800Å以上(面積抵抗200Ω/□以下)が必要で、通常、スパッタにて成膜される。
<液晶30>
液晶としては、ここでは、周知のTN液晶を用いる。
そして、電極部13、23にて、液晶30に電気的に屈折率分布を起こして光学的に液晶レンズを形成することを想定しているが、同様に、液晶レンズを形成することができれば、液晶の種類や、電極構造、形態も限定はされない。
尚、図示していない配向膜、偏光板は汎用のものが適用できる。
図1(b)において、図示されていないが、第1の配向膜は、液晶レンズ用基板10Aの線状の電極13、柱状スペーサ15を被膜するようにして設けられており、第2の配向膜は、カラーフィルタ形成基板20の基材21の電極部23側全面を被膜するようにして設けられている。
第1の配向膜及び第2の配向膜は、液晶30における液晶分子の長軸方向を、液晶レンズを透過する光の進行方向に対して略直交させるような液晶配向特性を有するものであってもよいし、当該光の進行方向に対して略水平にさせるような液晶配向特性を有するものであってもよい。
尚、第1の配向膜及び第2の配向膜は、いずれもラビング処理が施されてなるものであってもよいし、ラビング処理が施されていないものであってもよい。
配向膜の材料としては、例えば、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリビニルアルコール、ポリウレタンなどを挙げることができる。
この中でも、ポリイミドを用いることが特に好ましい。
これらの材料は、単独で用いてもよく2種以上を組み合わせて用いてもよい。
次いで、図1(b)に示す表示パネル50の各部について説明する。
表示パネル50は、TFT形成基板(TFT基板とも言う)40とカラーフィルタ形成基板20とを所定の間隔の間隙をあけ、該間隔に、液晶31を配した構造のTFT方式のLCD表示パネルで、ここでは、表示状態に視角依存が少ない、図6に示す形態の、IPS(In Plane Switching)方式のLCD用の表示パネルを用いている。
<カラーフィルタ形成基板20>
第1の例の液晶レンズ部付表示装置1におけるカラーフィルタ形成基板20は、IPS方式の液晶表示パネルに用いられるカラーフィルタ形成基板で、図2(a)に一部断面構成を示すように、透明基板からなる基材21の一方の面上に、カラーフィルタ用の各色の着色樹脂層22R、22G、22Bを、各色それぞれ、所定の画素領域に配し、且つ、画素区分用遮光領域に遮光層22BMを配して画素領域を区分けし、更に、TFT基板40とで液晶31を封止する際の間隔を制御するための柱状スペーサ22PSを配しているカラーフィルタ形成基板で、基材21の他方の面側である裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部23と、該電極部に繋がる電極部動作用の配線パターン23a、23bとを、透明導電性層にて配設している。
透明導電性層としては、電極部13と同様、インジウム・錫・酸化物(ITO)、インジウム・亜鉛・酸化物(IZO)等の透明導電材料からなるものが適用できるが、電極部を機能させることができる膜厚を必要とし、ITO膜の場合には、800Å以上(面積抵抗200Ω/□以下)が必要で、通常、スパッタにて成膜される。
図1(b)では、図2(a)、図2(b)に示すカラーフィルタ用の各色の着色層22R、22G、22B、遮光層22BM、柱状スペーサ22PSを総して、機能部22として示している。
カラーフィルタ形成基板20は、特に、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくし、表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置の作製ができるカラーフィルタ形成基板の提供を可能としている。
<基材21>
基材21としては、液晶レンズ形成用基板10Aの基材11と同様のものが適用できる。
<着色樹脂層22R、22G、22B>
各色の着色層樹脂22R、22G、22Bとしては、ここでは、樹脂中に顔料や染料等の着色剤を分散または溶解させた層が用いられる。
各色の着色樹脂層の形成方法としては、インクジェット法、印刷法、フォトリソ法等のいずれの方法で形成しても構わないが、高精細さや分光特性の面からは、透明な樹脂中に、光開始剤、重合性モノマー、溶剤等とともに各色形成のための顔料を分散させた着色組成物(感光性樹脂とも言う)を透明基板に塗布した後、選択的にパターン露光し、現像して、形成するフォトリソ法が好ましい。
フォトリソ法に用いる着色組成物(感光性樹脂とも言う)としては、ネガ型感光性樹脂およびポジ型感光性樹脂のいずれも用いることができるが、通常はネガ型感光性樹脂が用いられる。
このネガ型感光性樹脂としては、アクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系、もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有するもの等が挙げられる。
赤色着色樹脂層22Rに用いられる着色剤としては、例えば、ペリレン系顔料、レーキ顔料、アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔料、アントラセン系顔料、イソインドリン系顔料等が挙げられるが、これらの顔料は単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。
緑色着色樹脂層22Gに用いられる着色剤としては、例えば、ハロゲン多置換フタロシアニン系顔料もしくはハロゲン多置換銅フタロシアニン系顔料等のフタロシアニン系顔料、トリフェニルメタン系塩基性染料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料等が挙げられるが、これらの顔料もしくは染料は単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。
青色着色樹脂層22Bに用いられる着色剤としては、例えば、銅フタロシアニン系顔料、アントラキノン系顔料、インダンスレン系顔料、インドフェノール系顔料、シアニン系顔料、ジオキサジン系顔料等が挙げられるが、これらの顔料は単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。
赤色着色層22R、緑色着色層22Gおよび青色着色層22Bの厚さは、通常は1〜5μmの範囲で設定される。
<遮光層22BM>
遮光層22BMを形成するための遮光性の着色樹脂層としては、例えば、ここでは、エポキシ樹脂等の樹脂で被覆したカーボンブラックをピグメント(顔料)としてバインダ樹脂中に分散させたものが用いられている。
カーボンブラックをピグメント(顔料)としてバインダ樹脂中に分散させたものは、膜厚を比較的薄くして遮光性の樹脂層を形成することができる。
ここでは、画素区分用遮光領域の遮光層22BM用の遮光性の着色樹脂層の形成を、フォトリソグラフィー法にて行うが、この場合、バインダ樹脂としては、例えば、アクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系、もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有する感光性樹脂が用いられる。
黒色着色剤および感光性樹脂を含有する画素区分用遮光領域の遮光層12形成用の感光性樹脂組成物に、光重合開始剤を添加してもよく、さらには必要に応じて増感剤、塗布性改良剤、現像改良剤、架橋剤、重合禁止剤、可塑剤、難燃剤等を添加してもよい。
尚、画素区分用遮光領域の遮光層12形成用の遮光性の着色樹脂層を、印刷法やインクジェット法を用いて形成する場合もあるが、この場合には、バインダ樹脂としては、例えば、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ヒドロキシエチルセルロース樹脂、カルボキシメチルセルロース樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。
尚、ここでは、可視光領域での光学濃度が2. 0以上、好ましくは4. 0以上のものを遮光層としている。
尚、これ以外に、遮光層23を、カラーフィルタ形成用の各色の着色樹脂層を重ねて形成する形態も挙げられる。
<柱状スペーサ22PS>
柱状スペーサ22PSは、カラーフィルタ形成基板20とTFT基板(対向基板)40との間隙(ギャップ)制御機能を行うもので、所望の間隙(ギャップ)に応じて適宜調整されるが、通常は2.5〜5.0μmの範囲で設定され、好ましくは2.5〜4.5μmの範囲で設定され、さらに好ましくは3.0〜4.0μmの範囲で設定される。
液晶レンズ形成用基板10Aの柱状スペーサ15と同様のものが適用できる。
<電極部23、配線パターン23a、23b>
電極部23、配線パターン23a、23bとしては、液晶レンズ形成用基板10Aの電極部13と同様のものが適用できる。
<液晶31>
液晶31としては、IPS方式(横電界方式とも言う)に対応できる液晶が用いられる。
<TFT基板40>
TFT基板40としては、IPS方式(横電界方式)のLCDパネル用のTFT基板が用いられる。
第1の例の液晶レンズ部付表示装置1の作製方法を、以下、1例を挙げて簡単に説明しておく。
ここでは、液晶レンズ用基板10A、表示パネル50を、それぞれ、作製しておき、次いで、表示パネル50のカラーフィルタ形成基板20の電極部23を、作製された液晶レンズ用基板10A側として、表示パネル50のカラーフィルタ形成基板20と、液晶レンズ用基板10Aとの間に、液晶31を挟持して封止して、液晶レンズ部付表示装置を作製する。
(1) 液晶レンズ形成用基板10Aの作製方法の1例
先ず、電極部13を形成する透明導電材料、ここでは、ITO焼結体をターゲットとして、成膜領域を選択的に規制するマスクを用いて、スパッタにより、透明基板からなる基材(図1(b)の11)の一面上に、電極形部成用のITO膜を成膜する。
ITO膜を形成するためのスパッタリングは、一般には、Arガス雰囲気中、1×10-5torr〜1×10-2torr圧下において、成膜する膜組成(例えば、In2 3 、90wt%+SnO2 、10wt%組成)で、厚さ8mm〜15mmのITO焼結体をターゲット材として用いて、直流マグネトロンスパッタ方式で行っている。
ターゲットとしては、通常、Cuプレートをバッキング材として、インジウム半田を接着層とし、多数枚の焼結ターゲット材をつなぎ合わせて、1つのターゲットプレートとしたものが用いられている。
次いで、形成された電極部(図1の13)を覆うように、全面に、柱状スペーサ形成用の感光性樹脂層を所定の厚さに塗膜し、所定の開口を有する遮光膜パターンを配したフォトマスクを用いて露光し、更に現像して、柱状スペーサ(図1の15)を形成する。
露光は、例えば、柱状スペーサ形成用の感光性樹脂層から100μmの距離にフォトマスクを配置してプロキシミティアライナにより、2.0kWの超高圧水銀ランプで遮光膜パターンに露光して行う。
現像は、通常、水酸化カリウム水溶液からなる現像液を用いる。
このようにして、液晶レンズ用基板10Aが作製される。
柱状スペーサ15を形成するためのネガ型の感光材層は、モノマー、ポリマー、光重合開始剤等を含有する感光性樹脂組成物を用いて形成することができる。
感光材層は、含有するモノマーの種類や含有量、含有するポリマーの種類や含有量等を調整した感光性樹脂組成物をダイレクトグラビアコーティング法、グラビアリバースコーティング法、リバースロールコーティング法、スライドダイコーティング法、スリットダイコーティング法、コンマコーティング法等の公知の塗布手段により塗布、乾燥して、形成することができる。
そして、感光材層に対し、フォトマスクを用いて所定の領域を選択露光し、現像した後、柱状の凸部からなる柱スペーサ15を形成することができる。
具体的には、モノマーとして、アリルアクリレート、ベンジルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、ブトキシエチレングリコールアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、グリセロールアクリレート、グリシジルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、イソボニルアクリレート、イソデキシルアクリレート、イソオクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、メトキシエチレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、ステアリルアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,3−プロパンジオールアクリレート、1,4−シクロヘキサンジオールジアクリレート、2,2−ジメチロールプロパンジアクリレート、グリセロールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセロールトリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ポリオキシエチル化トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリオキシプロピルトリメチロールプロパントリアクリレート、ブチレングリコールジアクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリアクリレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジアクリレート、ジアリルフマレート、1,10−デカンジオールジメチルアクリレート、ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、および、上記のアクリレートをメタクリレートに変えたもの、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、1−ビニル−2−ピロリドン等が挙げられ、上記のモノマーを1種または2種以上の混合物として、あるいは、その他の化合物との混合物として使用することができる。
また、感光性樹脂組成物に使用するポリマーとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレンビニル共重合体、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ABS樹脂、ポリメタクリル酸樹脂、エチレンメタクリル酸樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル、ポリビニルアルコール、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチレート、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレート、ポリビニルブチラール、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミック酸樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂等、および、重合可能なモノマーであるメチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリレート、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタクリレート、sec-ブチルアクリレート、sec-ブチルメタクリレート、イソブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレート、tert−ブチルメタクリレート、n−ペンチルアクリレート、n−ペンチルメタクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、n−オクチルアクリレート、n−オクチルメタクリレート、n−デシルアクリレート、n−デシルメタクリレート、スチレン、α−メチルスチレン、N−ビニル−2−ピロリドン、グリシジル(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、メチルアダマンチル(メタ)アクリレートの1種以上と、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸の2量体(例えば、東亜合成化学(株)製M−5600)、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、ビニル酢酸、これらの酸無水物等の1種以上からなるポリマーまたはコポリマー等が挙げられる。また、上記のコポリマーにグリシジル基または水酸基を有するエチレン性不飽和化合物を付加させたポリマー等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、感光性樹脂組成物に使用する光重合開始剤としては、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、4,4−ビス(ジメチルアミン)ベンゾフェノン、4,4−ビス(ジエチルアミン)ベンゾフェノン、α−アミノ・アセトフェノン、4,4−ジクロロベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4−メチルジフェニルケトン、ジベンジルケトン、フルオレノン、2,2−ジエトキシアセトフォノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、p−tert−ブチルジクロロアセトフェノン、チオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、ジエチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、ベンジルメトキシエチルアセタール、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインブチルエーテル、アントラキノン、2−tert−ブチルアントラキノン、2−アミルアントラキノン、β−クロルアントラキノン、アントロン、ベンズアントロン、ジベンズスベロン、メチレンアントロン、4−アジドベンジルアセトフェノン、2,6−ビス(p−アジドベンジリデン)シクロヘキサン、2,6−ビス(p−アジドベンジリデン)−4−メチルシクロヘキサノン、2−フェニル−1,2−ブタジオン−2−(o−メトキシカルボニル)オキシム、1−フェニル−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシム、1,3−ジフェニル−プロパントリオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシム、1−フェニル−3−エトキシ−プロパントリオン−2−(o−ベンゾイル)オキシム、ミヒラーケトン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン、ナフタレンスルホニルクロライド、キノリンスルホニルクロライド、n−フェニルチオアクリドン、4,4−アゾビスイソブチロニトリル、ジフェニルジスルフィド、ベンズチアゾールジスルフィド、トリフェニルホスフィン、カンファーキノン、アデカ(株)製N1717、四臭素化炭素、トリブロモフェニルスルホン、過酸化ベンゾイン、エオシン、メチレンブルー等の光還元性の色素とアスコルビン酸、トリエタノールアミン等の還元剤の組み合わせ等が挙げられる。
さらに、感光性樹脂組成物にはエポキシ樹脂を含有させることができる。
使用するエポキシ樹脂としては、三菱油化シェル(株)製エピコートシリーズ、ダイセル(株)製セロキサイドシリーズ、エポリードシリーズ、または、ビスフェノール−A型エポキシ樹脂、ビスフェノール−F型エポキシ樹脂、ビスフェノール−S型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ポリカルボン酸グリシジルエステル、ポリオールグリシジルエステル、脂肪族または脂環式エポキシ樹脂、アミンエポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、ジヒドロキシベンゼン型エポキシ樹脂、グリシジル(メタ)アクリレートとラジカル重合可能なモノマーとの共重合エポキシ化合物等を挙げることができる。本発明では、上記のエポキシ樹脂を単独で、または2種以上の混合物として使用することができる。
尚、感光性樹脂組成物に用いる溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール類、α−もしくはβ−テルピネオール等のテルペン類等、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、N−メチル−2−ピロリドン等のケトン類、トルエン、キシレン、テトラメチルベンゼン等の芳香族炭化水素類、セロソルブ、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、カルビトール、メチルカルビトール、エチルカルビトール、ブチルカルビトール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、カルビトールアセテート、エチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等の酢酸エステル類等が挙げられる。
(2) 表示パネル50の作製の1例
予め、カラーフィルタ形成基板20とTFT基板40とを用意しておき、カラーフィルタ形成基板20とTFT基板40との間に、IPS方式用の液晶31を挟持して封止して、表示パネル50を作製する。
カラーフィルタ形成基板20の作製は、先ず、基材21の一面に、機能部22の各部形成用の素材を用いて、それぞれフォトリソ法により行い、カラフィルタ用の各色の着色樹脂層22R、22G、22B、遮光層22BM、柱状スペーサ22PSを形成し、次いで、基材21の前記一面とは反対側である面(裏面)に、所定形状の貫通孔を有するマスクを用いて、スパッタ成膜することにより、所定の領域のみ選択的に成膜して、電極部23、配線パターン23a、23bを形成する。
このようにして、基材21の一方の面上に、カラーフィルタ用の各色の着色樹脂層22R、22G、22Bを、各色それぞれ、所定の画素領域に配し、且つ、画素区分用遮光領域に遮光層22BMを配し、柱状スペーサ22PSを配し、且つ、基材21の裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部23と、該電極部に繋がる電極部動作用の配線パターン23a、23bとを、ITO膜にて形成している、カラーフィルタ形成基板20を作製する。
カラーフィルタ形成基板20の着色樹脂層22R、22G、22B、遮光層22BM、柱状スペーサ22PSの各部の作製は、各部形成用の樹脂組成物を用いて、フォトリソ法により行う。
例えば、以下のように、光硬化性樹脂組成物Aを調製し、更に該硬化性樹脂組成物Aを用いて、各部形成用の感光性組成物をそれぞれ作製する。
そして、このようにして作製された感光性組成物を、基材11の一面側にスピンコーターで塗布し、乾燥させ、全面に樹脂層を形成した後、該樹脂層から100μmの距離に、所定形状の開口を有する遮光膜パターンを備えたフォトマスクを配置してプロキシミティアライナにより、2.0kWの超高圧水銀ランプで遮光パターンに露光し、露光後、0.05wt%水酸化カリウム水溶液で現像し、更にその後、加熱処理を施して、各部を所定形状に形成する。
<1> 光硬化性樹脂組成物Aの調製
重合槽中にメタクリル酸メチル(MMA)を63重量部、アクリル酸(AA)を12重量部、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル(HEMA)を6重量部、ジエチレングリコールジメチルエーテル(DMDG)を88重量部仕込み、攪拌し溶解させた後、2、2’ーアゾビス(2−メチルブチロニトリル)を7重量部添加し、均一に溶解させる。
その後、窒素気流下、85℃で2時間攪拌し、更に100℃で1時間反応させる。
得られた溶液に、更にメタクリル酸グリシジル(GMA)を7重量部、トリエチルアミンを0.4重量部、及びハイドロキノンを0.2重量部添加し、100℃で5時間攪拌し、共重合樹脂溶液(固形分50%)を得る。
次に下記の材料を室温で攪拌、混合して硬化性樹脂組成物Aとする。
・ 上記共重合樹脂溶液(固形分50%) :16重量部
・ ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(サートマー社 SR399)
:24重量部
・ オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社 エピコート180S70) :4重量部
・ 2−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン :4重量部
・ ジエチレングリコールジメチルエーテル :52重量部
<2> 遮光層22BM形成用の光硬化性樹脂組成物の組成
・ 黒色顔料分散液B :43重量部
・ 硬化性樹脂組成物A :19重量部
・ ジエチレングリコールジメチルエーテル :38重量部
但し、黒色顔料分散液B組成は、次の通りである。
・ 樹脂被覆カーボンブラック(三菱化学社製MS18E) :20重量部
・ 高分子分散材(ビックケミー・ジャパン株式会社 Disperbyk 163) :5重量部
・ 溶剤(ジエチレングリコールジメチルエーテル) :75重量部
<3> 着色樹脂層22R形成用の光硬化性樹脂組成物の組成
・ C.I.ピグメントレッド177 :3重量部
・ C.I.ピグメントレッド254 :4重量部
・ ポリスルホン酸型高分子分散剤 :3重量部
・ 硬化性樹脂組成物A :23重量部
・ 酢酸−3−メトキシブチル :67重量部
<4> 着色樹脂層22G形成用の光硬化性樹脂組成物の組成
・ C.I.ピグメントグリーン58 :7重量部
・ C.I.ピグメントイエロー138 :1重量部
・ ポリスルホン酸型高分子分散剤 :3重量部
・ 硬化性樹脂組成物A :22重量部
・ 酢酸ー3−メトキシブチル :67重量部
<5> 着色樹脂層22B形成用の光硬化性樹脂組成物の組成
・ C.I.ピグメントブルー15:6 :4重量部
・ C.I.ピグメントバイオレット23:1重量部
・ ポリスルホン酸型高分子分散剤 :3重量部
・ 硬化性樹脂組成物A :25重量部
・ 酢酸−3−メトキシブチル :67重量部
<6> 柱状スペーサ22PSの組成
・ 硬化性樹脂組成物A :42重量部
・ 酢酸−3−メトキシブチル :58重量部
第1の例の変形例の液晶レンズ部付表示装置としては、図1に示す第1の例の線状の電極部13に対応した位置に線状の遮光層25を配した形態が挙げられる。
図3(a)に変形例の一部断面構成を示す。
この変形例の液晶レンズ部付表示装置の場合は、遮光層25を備えていることにより、表示装置を見る際に、電極13を見えずらくできる。
勿論、変形例の液晶レンズ部付表示装置は、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくでき、表示装置全体の厚さを薄くできる、液晶レンズ部付の表示装置の提供を可能としている。
カラーフィルタ形成基板20aは、図1に示すカラーフィルタ形成基板20と同様、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくし、表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置の作製ができるカラーフィルタ形成基板の提供を可能としている。
次に、本発明の液晶レンズ部付表示装置の第2の例を、図4に基づいて説明する。
第2の例の液晶レンズ部付表示装置1Aは、図4(a)に概略構成を示すように、表示パネル50Aの観察者側において、表示パネル50Aと液晶レンズ部材10aとを一体的にしたもので、詳しくは、図4(b)にその一部の断面構成を示すように、表示パネル50Aのカラーフィルタ形成基板20bと液晶レンズ形成用基板10Bとの間に所定の間隔で液晶30を封止している。
第2の例の液晶レンズ部付表示装置1Aにおいては、表示パネル50Aのカラーフィルタ形成基板20の一面に配した複数の線状の透明導電性層からなる電極部23Aと、液晶レンズ部材10aのベタ状の電極部13aとに電圧を印加する際、線状の電極部23Aの位置に応じて異なる強さの電界が液晶にかかるようにすることで、液晶分子の配向を場所によって異ならせてレンズ状の屈折率分布を得ることにより、線状の電極23Aの線方向に沿い、光学的にレンチキュラーレンズに相当する液晶レンズを形成する。
第2の例の液晶レンズ部付表示装置1Aの表示パネル50Aにおけるカラーフィルタ形成基板20bは、図4(c)に示すように、基材21の裏面側に線状の電極部23Aを備えている。
第2の例の液晶レンズ部付表示装置1Aは、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくでき、表示装置全体の厚さを薄くできる、液晶レンズ部付の表示装置の提供を可能としている。
そしてまた、カラーフィルタ形成基板20bは、図1に示すカラーフィルタ形成基板20と同様、このような構成にすることにより、従来の、液晶レンズ部を表示パネルに貼り合わせた構造の液晶レンズ部付表示装置に比べて、液晶レンズ部を形成するための部材数を少なくし、表示装置全体の厚さを薄くした、液晶レンズ部付の表示装置の作製ができるカラーフィルタ形成基板の提供を可能としている。
尚、図4においても、便宜上、配向膜や偏光板は省略して示している。
また、ここでも、液晶レンズ部とは、上記のように、液晶をレンズとして機能させることができる部分を意味する。
第2の例の液晶レンズ部付の表示装置1Aの各部は、第1の例と同じ材料が適用でき、第2の例の液晶レンズ部付の表示装置1Aの作製は、基本的に、第1の例と同様に行うことができる。
本発明の液晶レンズ部付の表示装置は、上記に限定はされない。
また、用いられるカラーフィルタ形成基板も、同様の作用効果を奏するものであれば、上記の形態に限定はされない。
1、1A 液晶レンズ部付表示装置
10、10a 液晶レンズ部用部材
10A、10B 液晶レンズ形成用基板
11 (透明基板からなる)基材
13 (線状の)電極部
13a (ベタ状の)電極部
15 柱状スペーサ
20、20a、20b カラーフィルタ形成基板
21 (透明基板からなる)基材
22 機能部
22R 赤色の着色樹脂層
22G 緑色の着色樹脂層
22B 青色の着色樹脂層
22BM 遮光層(遮光性層とも言う)
22PS 柱状スペーサ
23 (ベタ状の)電極部
23A (線状の)電極部
23a、23b 配線パターン
23Aa、23Ab 配線パターン
25 遮光性層(遮光性の着色樹脂層)
26 表示領域
30 液晶
31 液晶
40 TFT基板
50、50a 表示パネル(液晶表示パネル)
50A 表示パネル
100 液晶レンズ部付表示装置
110 液晶レンズセル(液晶レンズ部とも言う)
111 (透明基板からなる)基材
113 (線状の)電極部
113a (ベタ状の)電極部
115 柱状スペーサ
116 液晶
112 (透明基板からなる)基材
130 貼り合わせ用の両面テープ
120 カラーフィルタ形成基板
121 (透明基板からなる)基材
122 機能層
123 導電性層
126 液晶
140 TFT基板
150 表示パネル
200 液晶表示パネル
210 カラーフィルタ形成基板
220 TFT基板
221 透明基板
222 共通電極
223 画素電極
224 絶縁層
225 保護層
230 液晶
240、241 配向膜
250、251 偏光板
260 電界

Claims (7)

  1. 透明基板からなる基材の一方の面上に、カラーフィルタ用の各色の着色層を、各色それぞれ、所定の画素領域に配し、且つ、画素区分用遮光領域に遮光層を配して画素領域を区分けしているカラーフィルタ形成基板であって、前記基材の他方の面側である裏面側に、液晶レンズ形成用の電極部と、該電極部に繋がる電極部動作用の配線パターンとを、透明導電性層にて配設していることを特徴とするカラーフィルタ形成基板。
  2. 請求項1に記載のカラーフィルタ形成基板であって、IPS(In Plane Switching)方式のLCD表示パネル用であることを特徴とするカラーフィルタ形成基板。
  3. 請求項1ないし2のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板であって、前記透明導電性層は、ITO層で、膜厚が800Å以上であることを特徴とするカラーフィルタ形成基板。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板であって、
    前記液晶レンズ形成用の電極部は、前記透明導電性層をベタ状にして配したものである
    ことを特徴とするカラーフィルタ形成基板。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板であって、前記液晶レンズ形成用の電極部は、前記透明導電性層を、線状にして、所定のピッチで複数配列させたものであることを特徴とするカラーフィルタ形成基板。
  6. 液晶レンズ部を表示パネルに積層した構造の表示装置であって、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカラーフィルタ形成基板を、前記表示パネル用のカラーフィルタ形成基板として用い、且つ、前記カラーフィルタ形成基板の基材の裏面側に配した電極部を、前記液晶レンズ部の液晶をレンズとして機能させるための動作電極としていることを特徴とする液晶レンズ部付表示装置。
  7. 請求項6に記載の表示装置であって、前記表示パネルが、IPS(In Plane Switching)方式のLCD表示パネルであることを特徴とする液晶レンズ部付表示装置。
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