JP2015022050A - 弦楽器用ピック保持具及び弦楽器用ピックアセンブリ - Google Patents

弦楽器用ピック保持具及び弦楽器用ピックアセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】ピックずれを防止しながら、ピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる弦楽器用ピック保持具及び弦楽器用ピックアセンブリを提供する。【解決手段】弦楽器用ピック保持具20は、親指1又は人差し指2の一方に装着される被装着部30と、前記親指1と前記人差し指2との間にピック12が保持されるように前記ピック12を前記被装着部30に連結するための連結部40とを備える。前記親指1又は前記人差し指2の前記一方への前記被装着部30の装着位置に対する前記ピック12の相対位置が前記ピック12への外力によって変化可能に構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、弦楽器を演奏する際に用いるピック保持具(以下、「弦楽器用ピック保持具」と称することがある。)と、該ピック保持具を備えるピックアセンブリ(以下、「弦楽器用ピックアセンブリ」と称することがある。)とに関する。
従来から、サムピックと称される、親指に装着可能な弦楽器用ピック保持具が知られている。
典型的なサムピックは、金属板やセルロイド板を切り出し、曲げ加工によって親指に嵌着可能な環状部を形成することで製造される。この種のサムピックは、親指への嵌着部と、親指及び人差し指によって把持される被把持部と、演奏時に弦に接触する打弦部とが一体になっている。
他の形式のサムピックとして、特許文献1には、親指に嵌装される親指スリーブと、該親指スリーブに着脱自在に取り付けられるピックとを備えたサムピックが開示されている。
また、特許文献2には、ピック本体部と、前記ピック本体部を親指に保持するためのベルト部とを備えたサムピックが開示されている。
さらに、特許文献3には、親指に装着される装着部と、装着部に設けたハトメを支点として回動可能である帯板状のピックとを備えるサムピックが開示されている。
特開2003−5741号公報 特開2007−3665号公報 特開2012−220876号公報
しかしながら、従来のサムピックは、ピックずれ防止の観点から、親指への装着部から打弦部までの構造はリジッドになっており、親指へのサムピックの装着位置に対するピック部(演奏時に弦と接触する部位)の相対位置が基本的には固定であった。そのため、親指にリジッドに固定されたピック部を親指と人差し指とで補助的に支えるような感覚を演奏者に与えることになり、親指と人差し指とで把持したピックによって打弦するというピック奏法の本来の感覚が得られないという問題があった。
本発明の少なくとも一実施形態は、ピックずれを防止しながら、ピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる弦楽器用ピック保持具及び弦楽器用ピックアセンブリを提供することを目的とする。
本発明の幾つかの実施形態に係る弦楽器用ピック保持具は、
親指又は人差し指の一方に装着される被装着部と、
前記親指と前記人差し指との間にピックが保持されるように前記ピックを前記被装着部に連結するための連結部とを備え、
前記親指又は前記人差し指の前記一方への前記被装着部の装着位置に対する前記ピックの相対位置が前記ピックへの外力によって変化可能に構成されたことを特徴とする。
上記弦楽器用ピック保持具では、親指又は人差し指の一方への被装着部の装着位置に対するピックの相対位置がピックへの外力によって変化可能に構成されている。すなわち、上記弦楽器用ピック保持具において、被装着部及び連結部は、親指及び人差し指によってピックが把持されていない状態(ピックへの外力が存在しない状態)においてピックを所定位置(親指と人差し指との間)に保持するが、ピック奏法時には親指及び人差し指からの外力に起因した、前記装着位置に対するピックの相対位置の変化を妨げない。そのため、親指への装着部から打弦部までの構造がリジッドである従来のサムピックとは異なり、ピック奏法時において連結部及び被装着部の存在が演奏者に伝わりにくい。
また、被装着部及び連結部は、親指及び人差し指によってピックが把持されていない状態でも、連結部及び被装着部を介して親指又は人差し指によって親指と人差し指の間に保持される。こうして、被装着部及び連結部によってピックずれを防止できる。
よって、ピックずれを防止しながら、親指と人差し指とで把持したピックによって打弦するというピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる。
幾つかの実施形態では、前記外力が取り除かれると、前記親指又は前記人差し指の前記一方への前記被装着部の装着位置に対する前記ピックの相対位置は前記外力が前記ピックに加わる前の位置に復元可能である。
この場合、ピック奏法による演奏から非ピック奏法による演奏(例えば、指弾き演奏)に切り換えると、親指及び人差し指からピックに加わる外力が取り除かれ、前記装着位置に対するピックの相対位置が元の状態に復元する。そのため、非ピック奏法による演奏から再びピック奏法による演奏に戻る際、ピックが適切な位置に存在するので、演奏の切換えをスムーズに行うことができる。
幾つかの実施形態では、前記連結部は、前記外力によって変形可能に構成される。
この場合、ピックへの外力によって連結部が変形可能であるという簡素な構成により、親指及び人差し指によってピックが把持されていない状態においてピックを適切な位置に保持する一方、ピック奏法時には親指及び人差し指からの外力に起因した、前記装着位置に対するピックの相対位置の変化を許容することができる。よって、簡素な構成により、ピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる。
幾つかの実施形態では、前記被装着部は、前記親指又は前記人差し指の前記一方に嵌着されるリング部を含み、前記連結部は、前記リング部に固定される第1端と、前記ピックが固定される第2端とを有し、前記連結部は、前記第1端と前記第2端との間の距離が調節可能に構成される。
この場合、連結部の第1端と第2端との距離の調節によって、親指と人差し指との間におけるピックの保持位置を細やかに調整できる。
幾つかの実施形態では、前記第1端は、前記リング部の一部を構成する円弧部を周回する周回部と、前記周回部の基端側に設けられた第1面と、前記周回部の先端側に設けられた第2面とを有し、前記第1面と前記第2面とが相互に着脱自在に構成される。
この場合、連結部の第1端の第1面と第2面とが着脱自在であるため、連結部とリング部とは相互に分離可能である。よって、演奏者の好みに応じて連結部及びリング部のサイズを適宜変更することで、親指と人差し指との間におけるピックの保持位置を適切に調整できる。また、第1面と第2面との相対的な位置関係を調節することで、連結部の第1端と第2端との距離を変化させ、親指と人差し指との間におけるピックの保持位置を調整することも可能である。
一実施形態では、前記第1面と前記第2面とは、面ファスナーによって形成される。
これにより、簡素な構成で、第1面と第2面とを相互に着脱自在とすることができる。
幾つかの実施形態では、前記リング部は弾性部材からなる。
この場合、リング部の指への圧迫に起因した演奏者の負担を和らげるとともに、ピック奏法時において、親指及び人差し指からの外力に起因した、前記装着位置に対するピックの相対位置の変化をリング部(弾性部材)単独である程度許容できる。
幾つかの実施形態では、前記装着位置は、前記人差し指のうち中節骨に相当する部位上に存在する。
ピック奏法における典型的なピックの把持の仕方によれば、ピックの延在方向が人差し指の中節部(中節骨に相当する部位)に沿うように親指の末節部と人差し指の末節部との間にピックが把持される。そのため、被装着部を人差し指のうち中節部に装着すれば、該被装着部からピックまで延設される連結部に大きな捻じれや曲げを与える必要がなく、概ね真っ直ぐな連結部を使用することができる。よって、被装着部に対する連結部の取付け角度や連結部の形状が非ピック奏法による演奏中(例えば、指弾き演奏時)に少々変化しても、ピック奏法への移行時にピックが大きくずれることがない。
幾つかの実施形態では、前記連結部は、前記人差し指のうち末節骨に相当する部位(末節部)と、前記親指の末節骨に相当する部位(末節部)との間に前記ピックを保持するように構成される。
ピック奏法における典型的なピックの把持の仕方によれば、親指の末節部と人差し指の末節部との間にピックが把持される。よって、人差し指の末節部と親指の末節部との間にピックが保持されるように連結部を構成することで、ピック奏法に適した位置にピックを保持できる。
本発明の幾つかの実施形態に係る弦楽器用ピックアセンブリは、
ピックと、
前記ピックを保持するためのピック保持部とを備え、
前記ピック保持部は、
親指又は人差し指の一方に装着される被装着部と、
前記親指と前記人差し指との間にピックが保持されるように前記ピックを前記被装着部に連結するための連結部とを備え、
前記親指又は前記人差し指の前記一方への前記被装着部の装着位置に対する前記ピックの相対位置が前記ピックへの外力によって変化可能に構成された
ことを特徴とする。
上記弦楽器用ピックアセンブリによれば、親指又は人差し指の一方への被装着部の装着位置に対するピックの相対位置がピックへの外力によって変化可能に構成されているので、ピック奏法時において連結部及び被装着部の存在が演奏者に伝わりにくい。また、被装着部及び連結部は、親指及び人差し指によってピックが把持されていない状態でも、連結部及び被装着部を介して親指又は人差し指によって親指と人差し指の間に保持される。
よって、ピックずれを防止しながら、親指と人差し指とで把持したピックによって打弦するというピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる。
本発明によれば、ピックずれを防止しながら、親指と人差し指とで把持したピックによって打弦するというピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる。
一実施形態に係る弦楽器用ピックアセンブリの概略図である。 一実施形態に係る弦楽器用ピックアセンブリの装着状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る弦楽器用ピックアセンブリの分解状態を示す斜視図である。
以下、添付図面に従って本発明の実施形態について説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、一実施形態に係る弦楽器用ピックアセンブリの概略図である。図2は、図1に示す弦楽器用ピックアセンブリの装着状態を示す斜視図である。図3は、図1に示す弦楽器用ピックアセンブリの分解状態を示す斜視図である。
図1〜3に示すように、幾つかの実施形態では、弦楽器用ピックアセンブリ10は、ピック12と、親指1と人差し指2の間にピック12を保持するためのピック保持部20とを備える。以下、弦楽器用ピックアセンブリ10を単に「ピックアセンブリ10」と称する。
幾つかの実施形態では、ピック保持部20は、図1〜3に示すように、ピック12とは別体で形成されたピック保持具(弦楽器用ピック保持具)として構成される。他の実施形態では、ピック保持部20は、ピック12と一体的に形成される。
図1〜3に示す例示的な実施形態のようにピック12がピック保持具(ピック保持部)20とは別体で形成される場合、ピック12は、ピック保持具20に対して着脱自在であってもよい。この場合、演奏者の好みに応じた形状・硬さ・材質のピック12を選択して、ピックアセンブリ10に用いることができる。
一実施形態では、ピック12は、両面に接着剤が塗布された接着テープを介してピック保持具20に着脱自在に取り付けられる。
ピック12は、正三角形の角を丸めたラウンド形や二等辺三角形の角を丸めたティアドロップ形等の三角形に準ずる形状であってもよいし、五角形に代表される他の多角形に準ずる形状であってもよい。また、ピック12の材料は特に限定されず、金属製であってもよいし、セルロイドに代表される樹脂製であってもよい。
幾つかの実施形態では、ピック保持部20は、親指1又は人差し指2の一方に装着される被装着部30と、ピック12を被装着部30に連結するための連結部40とを備える。
なお、図1〜3に示す例示的な実施形態では、被装着部30は、人差し指2に装着されるように構成されている。
そして、ピック保持部20は、親指1又は人差し指2の前記一方への被装着部30の装着位置に対するピック12の相対位置がピック12への外力によって変化可能に構成される。すなわち、被装着部30及び連結部40は、親指1及び人差し指2によってピック12が把持されていない状態(ピック12への外力が存在しない状態)においてピック12を所定位置(親指1と人差し指2との間)に保持するが、ピック奏法時には親指1及び人差し指2からの外力に起因した、前記装着位置に対するピック12の相対位置の変化を妨げない。
そのため、親指への装着部から打弦部までの構造がリジッドである従来のサムピックとは異なり、ピック奏法時において連結部40及び被装着部30の存在が演奏者に伝わりにくい。よって、親指1と人差し指2とで把持したピック12によって打弦するというピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる。
また、被装着部30及び連結部40は、親指1及び人差し指2によってピック12が把持されていない状態でも、連結部40及び被装着部30を介して親指1又は人差し指2によって親指1と人差し指2の間に保持される。こうして、被装着部30及び連結部40によってピック12のずれを防止できる。
したがって、ピック演奏時におけるピック12のずれを防止できるだけでなく、指弾き演奏からピック演奏への移行時におけるピック12のずれを防止し、指弾き演奏とピック演奏との間のスムーズな移行も可能になる。例えば、図2に示す例示的な実施形態のように、ピックアセンブリ10を人差し指2に装着する場合、親指1、中指、薬指及び小指による指弾き演奏が可能であり、かかる指弾き演奏とピック12を用いたピック演奏との間の移行をスムーズに行うことができる。すなわち、ピックアセンブリ10を人差し指2への装着時に、ピック12の位置を予め調節しておけば、指弾き演奏からピック演奏への移行時にピック12の位置調節を行うことなく、親指1をピック12の位置まで動かしてそのままストロークすることができる。
幾つかの実施形態では、連結部40は、ピック12への外力によって変形可能に構成される。
この場合、ピック12への外力によって連結部40が変形可能であるという簡素な構成により、親指1及び人差し指2によってピック12が把持されていない状態においてピック12を適切な位置に保持する一方、ピック奏法時には親指1及び人差し指2からの外力に起因した、前記装着位置に対するピック12の相対位置の変化を許容することができる。よって、簡素な構成により、ピック奏法の本来の感覚を演奏者に与えることができる。
幾つかの実施形態では、図1〜3に示すように、被装着部30は、親指1又は人差し指2の前記一方に嵌着されるリング部を含む。一方、連結部40は、リング部(被装着部)30に固定される第1端42とピック12が固定される第2端44とを有し、第1端42と第2端44との間の距離が調節可能に構成される。
この場合、連結部40の第1端42と第2端44との距離の調節によって、親指1と人差し指2との間におけるピック12の保持位置を細やかに調整できる。
一実施形態では、図1〜3に示すように、連結部40の第1端42は、リング部(被装着部)30の一部を構成する円弧部を周回する周回部46を有する。そして、周回部46の基端側に設けられた第1面48Aと、周回部46の先端側に設けられた第2面48Bとは、相互に着脱自在に構成される。
これにより、第1面48Aと第2面48Bとの相対的な位置関係を調節することで、連結部40の第1端42と第2端44との間の距離を変化させ、親指1と人差し指2との間におけるピック12の保持位置を調整することが可能である。
また、連結部40の第1端42の第1面48Aと第2面48Bとが着脱自在であるため、連結部40とリング部(被装着部)30とは相互に分離可能である。よって、演奏者の好みに応じて連結部40及びリング部(被装着部)30のサイズを適宜変更することで、親指1と人差し指2との間におけるピック12の保持位置を適切に調整できる。
一実施形態では、第1面48Aと第2面48Bとは、面ファスナー48によって形成される。
これにより、簡素な構成で、第1面48Aと第2面48Bとを相互に着脱自在とすることができる。また、第1面48Aに対する第2面48Bの貼り付け位置を変化させることで、連結部40の第1端42と第2端44との間の距離を変化させ、親指1と人差し指2との間におけるピック12の保持位置を容易に調節することができる。
幾つかの実施形態では、ピック12への外力が取り除かれると、リング部(被装着部)30の装着位置に対するピック12の相対位置は前記外力がピック12に加わる前の位置に復元可能である。
この場合、ピック奏法による演奏から非ピック奏法による演奏(例えば、指弾き演奏)に切り換えると、親指1及び人差し指2からピック12に加わる外力が取り除かれ、リング部(被装着部)30の装着位置に対するピック12の相対位置が元の状態に復元する。そのため、非ピック奏法による演奏から再びピック奏法による演奏に戻る際、ピック12が適切な位置に存在するので、演奏の切換えをスムーズに行うことができる。
なお、リング部(被装着部)30の装着位置に対するピック12の相対位置を復元可能とするためには、例えば、復元力を発現可能な材質(例えば弾性部材)により被装着部30又は連結部40を形成してもよいし、被装着部30及び連結部40以外に復元力を発現可能な部材を別途設けてもよい。
幾つかの実施形態では、被装着部30を構成するリング部は弾性部材(エラストマ)からなる。
この場合、リング部(被装着部)30の指(1,2)への圧迫に起因した演奏者の負担を和らげるとともに、ピック奏法時において、親指1及び人差し指2からの外力に起因した、前記装着位置に対するピック12の相対位置の変化をリング部(弾性部材)30単独である程度許容できる。
幾つかの実施形態では、図2に示すように、被装着部30の装着位置は、人差し指2のうち中節骨に相当する部位(中節部2M)上に存在する。
ピック奏法における典型的なピック12の把持の仕方によれば、ピック12の延在方向が人差し指2の中節部2Mに沿うように親指1の末節部1Dと人差し指2の末節部2Dとの間にピック12が把持される。そのため、被装着部30を人差し指2のうち中節部2Mに装着すれば、該被装着部30からピック12まで延設される連結部40に大きな捻じれや曲げを与える必要がなく、概ね真っ直ぐな連結部40を使用することができる。よって、被装着部30に対する連結部40の取付け角度や連結部40の形状が非ピック奏法による演奏中(例えば、指弾き演奏時)に少々変化しても、ピック奏法への移行時にピック12が大きくずれることがない。
幾つかの実施形態では、図2に示すように、連結部40は、人差し指2のうち末節骨に相当する部位(末節部2D)と、親指1の末節骨に相当する部位(末節部1D)との間にピック12を保持するように構成される。
ピック奏法における典型的なピック12の把持の仕方によれば、親指1の末節部1Dと人差し指2の末節部2Dとの間にピック12が把持される。よって、人差し指2の末節部2Dと親指1の末節部1Dとの間にピック12が保持されるように連結部40を構成することで、ピック奏法に適した位置にピック12を保持できる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはいうまでもない。
1 親指
2 人差し指
10 ピックアセンブリ
12 ピック
20 ピック保持部(ピック保持具)
30 被装着部
40 連結部
42 第1端
44 第2端
46 周回部
48 面ファスナー
48A 第1面
48B 第2面

Claims (10)

  1. 親指又は人差し指の一方に装着される被装着部と、
    前記親指と前記人差し指との間にピックが保持されるように前記ピックを前記被装着部に連結するための連結部とを備え、
    前記親指又は前記人差し指の前記一方への前記被装着部の装着位置に対する前記ピックの相対位置が前記ピックへの外力によって変化可能に構成されたことを特徴とする弦楽器ピック保持具。
  2. 前記外力が取り除かれると、前記親指又は前記人差し指の前記一方への前記被装着部の装着位置に対する前記ピックの相対位置は前記外力が前記ピックに加わる前の位置に復元可能であることを特徴とする請求項1に記載の弦楽器用ピック保持具。
  3. 前記連結部は、前記外力によって変形可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弦楽器用ピック保持具。
  4. 前記被装着部は、前記親指又は前記人差し指の前記一方に嵌着されるリング部を含み、
    前記連結部は、前記リング部に固定される第1端と、前記ピックが固定される第2端とを有し、
    前記連結部は、前記第1端と前記第2端との間の距離が調節可能に構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の弦楽器用ピック保持具。
  5. 前記第1端は、前記リング部の一部を構成する円弧部を周回する周回部と、前記周回部の基端側に設けられた第1面と、前記周回部の先端側に設けられた第2面とを有し、
    前記第1面と前記第2面とが相互に着脱自在に構成されたことを特徴とする請求項4に記載の弦楽器用ピック保持具。
  6. 前記第1面と前記第2面とは、面ファスナーによって形成されたことを特徴とする請求項5に記載の弦楽器用ピック保持具。
  7. 前記リング部は、弾性部材からなることを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の弦楽器用ピック保持具。
  8. 前記装着位置は、前記人差し指のうち中節骨に相当する部位上に存在することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の弦楽器用ピック保持具。
  9. 前記連結部は、前記人差し指のうち末節骨に相当する部位と、前記親指の末節骨に相当する部位との間に前記ピックを保持するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の弦楽器用ピック保持具。
  10. ピックと、
    前記ピックを保持するためのピック保持部とを備え、
    前記ピック保持部は、
    親指又は人差し指の一方に装着される被装着部と、
    前記親指と前記人差し指との間にピックが保持されるように前記ピックを前記被装着部に連結するための連結部とを備え、
    前記親指又は前記人差し指の前記一方への前記被装着部の装着位置に対する前記ピックの相対位置が前記ピックへの外力によって変化可能に構成された
    ことを特徴とする弦楽器用ピックアセンブリ。
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