JP2015022040A - 映像投影装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの意図しない通電遮断が発生した場合に、映像投影装置が自動的に起動してしまうのを防止する。【解決手段】本開示の一態様にかかる映像投影装置(100)は、映像投影装置(100)への通電が遮断した後に映像出力装置(200)から入力された映像と、映像投影装置(100)への通電が遮断する前に映像出力装置(200)から入力された映像と、が同一か否かを判定する第1の判定と、映像投影装置(100)への通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う判定手段と、第1の判定と、第2の判定と、の少なくとも1つの判定結果に応じて映像投影装置(100)を起動するか否かを判断する判断手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、映像を投影するプロジェクタ等の映像投影装置の技術に関する。
従来から、光源ランプを点灯し、スクリーン等に映像を投影するプロジェクタ等の映像投影装置がある。
この種の映像投影装置は、入力検知起動機能を有して構成する映像投影装置がある。入力検知起動機能は、映像投影装置がスタンバイ状態で映像信号の入力を検知した場合に映像投影装置を起動する機能である。
スタンバイ状態とは、映像投影装置への通電が行われており、図10に示すように、映像投影装置の電源を入れる電源ON要求や映像信号検知が受け付け可能な状態である。図10は、映像投影装置の状態遷移を示す図である。電源ON要求は、例えば、スタンバイ状態で電源ボタンを押下した時に受け付ける。映像信号検知は、映像信号を映像投影装置が検知した時に受け付ける。
映像投影装置は、電源OFF状態で映像投影装置への通電が開始された場合に、映像投影装置に電力が供給されてスタンバイ状態に移行する。電源OFF状態とは、映像投影装置への通電が遮断されて映像投影装置に電力が供給されていない状態である。
映像投影装置は、スタンバイ状態で電源ON要求や映像信号検知を受け付けた場合に、映像投影装置を起動し、電源ON状態に移行する。
電源ON状態とは、光源ランプを点灯したり、ファンを動作したりし、映像投影装置の機能(例えば、映像投影を行う機能)が使用可能になっている状態である。映像投影装置が電源ON状態に移行すると、光源ランプの点灯を開始したり、ファンの動作を開始したりすることになる。
映像投影装置は、電源ON状態でスタンバイ移行要求を受け付けた場合に、スタンバイ状態に移行する。スタンバイ移行要求は、例えば、電源ON状態で電源ボタンを押下した時に受け付ける。
映像投影装置は、電源ON状態やスタンバイ状態で映像投影装置への通電が遮断された場合に、映像投影装置に電力が供給されなくなり、電源OFF状態に移行する。映像投影装置への通電が遮断される状況としては、例えば、ACアダプタをコンセントから抜いた場合、停電やブレーカー断が発生した場合などが挙げられる。
映像投影装置は、入力検知起動機能を有することで、スタンバイ状態で映像信号の入力を検知するだけで、自動的に起動し、電源ON状態に移行することになる。このため、電源ボタンを押下するなどのユーザ操作を行わなくとも、映像投影装置を起動して電源ON状態に移行することができる。例えば、映像投影装置にPC等の映像出力装置を接続する。そして、スタンバイ状態の映像投影装置に映像出力装置から映像信号を入力する。これにより、スタンバイ状態の映像投影装置は、映像信号を検知して自動的に起動し、電源ON状態に移行することになる。その結果、電源ボタンを押下するなどのユーザ操作を行わなくとも、映像投影装置を電源ON状態に移行し、光源ランプを点灯し、映像投影を自動的に開始することができる。
上述した入力検知起動機能を有する映像投影装置は、映像信号を検知した場合に自動的に起動し、電源ON状態に移行する。このため、ユーザの意図しない通電遮断が発生した後に、映像投影装置が映像信号を検知した場合は、自動的に起動し、電源ON状態に移行してしまうことになる。ユーザの異図しない通電遮断としては、停電やブレーカー断などが挙げられる。
例えば、図11(a)に示すように、映像信号の入力用にUSBメモリが接続された映像投影装置が電源ON状態またはスタンバイ状態で、停電やブレーカー断などが発生し、映像投影装置への通電が遮断されたとする。この場合、映像投影装置に電力が供給されなくなり、映像投影装置は、図11(b)に示すように、電源OFF状態に移行する。USBメモリは、映像出力装置に相当する。図11は、映像投影装置で発生する問題状況を説明するための図である。
その後、映像投影装置への通電が開始され、映像投影装置の電源が復帰したとする。この場合、映像投影装置に電力が供給されて、映像投影装置は、図11(c)に示すように、スタンバイ状態に移行する。スタンバイ状態に移行した映像投影装置には、映像出力装置であるUSBメモリが接続されているため、USBメモリから映像信号が入力される。この場合、映像投影装置は、映像信号を検知して自動的に起動し、図11(d)に示すように、電源ON状態に移行することになる。そして、映像投影装置は、光源ランプを点灯し、USBメモリから入力された映像信号の投影を開始することになる。
このため、図11に示すように、停電やブレーカー断などのユーザの異図しない通電遮断が発生した後に、映像投影装置が映像信号を検知した場合は、映像投影装置が自動的に起動し、電源ON状態に移行してしまうことになる。そして、映像投影装置は、光源ランプを点灯し、映像信号の投影を開始してしまうことになる。
このようなことから、停電やブレーカー断などのユーザの意図しない通電遮断が発生した後に映像信号を検知した場合は、映像投影装置を起動するか否かを制御する必要がある。
なお、特許文献1(特開平08-237559号公報)には、外部装置を接続した場合の接続、操作性等の使い勝手の良好な映像表示装置について開示されている。
特許文献1の映像表示装置は、外部装置と接続する接続端子と、外部装置の起動信号の状態を検出する検出手段と、検出信号によって装置の電源回路の起動と表示信号の切換回路を制御する制御手段と、を備え、外部装置の電源起動により映像表示装置の起動と表示信号の切換を制御している。これにより、外部装置と映像表示装置を接続し、電源を入れるだけで、自動的に映像表示装置を立ち上げて、所望する映像を、最適な設定状態で楽しむことを可能にしている。
特許文献1の技術は、外部装置の電源起動により映像表示装置を起動することを可能にしている。しかし、特許文献1では、ユーザの意図しない通電遮断が発生した場合の問題点については何ら考慮されていない。
本開示の目的は、ユーザの意図しない通電遮断が発生した場合に、映像投影装置が自動的に起動してしまうのを防止することにある。
本開示の一態様にかかる映像投影装置は、
映像出力装置から入力された映像を投影する映像投影装置であって、
前記映像投影装置への通電が遮断した後に前記映像出力装置から入力された映像と、前記映像投影装置への通電が遮断する前に前記映像出力装置から入力された映像と、が同一か否かを判定する第1の判定と、前記映像投影装置への通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う判定手段と、
前記第1の判定と、前記第2の判定と、の少なくとも1つの判定結果に応じて前記映像投影装置を起動するか否かを判断する判断手段と、
を有する、ことを特徴とする。
本開示の一態様によれば、ユーザの意図しない通電遮断が発生した場合に、映像投影装置が自動的に起動してしまうのを防止することができる。
本実施形態の映像投影システムのシステム構成例を示す図である。 映像投影装置の構成例を示す図である。 映像投影装置のメインボード11、ネットワークボード12の構成例を示す図である。 記憶部21に保存する電源断時刻、通電開始時刻を示す図である。 記憶部21に保存する映像種別、識別子、信号情報を示す図である。 映像投影装置の処理動作例を示す第1の図である。 映像投影装置の処理動作例を示す第2の図である。 入力検知起動判定の処理動作例を示す第1の図である。 入力検知起動判定の処理動作例を示す第2の図である。 映像投影装置の状態遷移を示す図である。 映像投影装置で発生する問題状況を説明するための図である。
(本開示の一態様にかかる映像投影装置の実施形態の概要)
まず、図1を参照しながら、本開示の一態様にかかる映像投影装置の実施形態の概要について説明する。図1は、本開示の一態様にかかる映像投影装置の構成例を示す図である。
本開示の一態様にかかる映像投影装置100は、映像出力装置200から入力された映像を投影する映像投影装置である。
本開示の一態様にかかる映像投影装置100は、判定手段、判断手段を有して構成する。
判定手段は、第1の判定と、第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う判定処理を行う。第1の判定は、映像投影装置100への通電が遮断した後に映像出力装置200から入力された映像と、映像投影装置100への通電が遮断する前に映像出力装置200から入力された映像と、が同一か否かを判定する。第2の判定は、映像投影装置100への通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する。
判断手段は、第1の判定と、第2の判定と、の少なくとも1つの判定結果に応じて映像投影装置100を起動するか否かを判断する判断処理を行う。
本開示の一態様にかかる映像投影装置100は、第1の判定と、第2の判定と、の少なくとも1つの判定結果に応じて映像投影装置100を起動するか否かを判断する。このため、ユーザの意図しない通電遮断が発生した場合に、映像投影装置100が自動的に起動してしまうのを防止することができる。以下、添付図面を参照しながら、本開示の一態様にかかる映像投影装置100について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、映像投影装置100と映像出力装置200とを有する映像投影システムを例に説明する。
<映像投影システムの構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の映像投影システムのシステム構成例について説明する。図1は、映像投影システムのシステム構成例を示す図である。
本実施形態の映像投影システムは、映像投影装置100と、映像出力装置200と、を有して構成する。
映像出力装置200は、映像信号を映像投影装置100に出力する装置である。映像出力装置200としては、パーソナルコンピュータやビデオカメラ等の装置が挙げられる。また、USBメモリなどのトングル型の小型装置が挙げられる。映像出力装置200は、映像投影装置100に映像信号を出力することが可能な装置であればあらゆる装置が適用可能である。
映像投影装置100は、映像出力装置200から入力された映像信号をスクリーン等に投影する装置である。映像投影装置100としては、プロジェクタ等の装置が挙げられる。
本実施形態の映像投影システムは、映像出力装置200から映像投影装置100に所望の映像信号を出力する。映像投影装置100は、映像出力装置200から入力された所望の映像信号を投影する。本実施形態の映像投影システムは、映像出力装置200と映像投影装置100との接続構成は特に限定せず、あらゆる接続構成が適用可能である。
<映像投影装置100の構成例>
次に、図2、図3を参照しながら、本実施形態の映像投影装置100の構成例について説明する。図2は、本実施形態の映像投影装置100の構成例を示す図である。図3は、映像投影装置100を構成するメインボード11、ネットワークボード12の構成例を示す図である。
本実施形態の映像投影装置100は、光学部1、光源ランプ2、ランプ制御ユニット3、温度センサ4、加速度センサ5、表示部6、操作パネル7、リモコン受信部8、電源9、ファン10、メインボード11、ネットワークボード12を有して構成する。
光学部1は、スクリーン等に映像信号を投影する。
光源ランプ2は、光を照射する。光学部1は、光源ランプ2から照射された光を基に映像信号をスクリーン等に投影する。
ランプ制御ユニット3は、光源ランプ2を制御する。
温度センサ4は、温度を検出する。
加速度センサ5は、加速度を検出する。
表示部6は、各種情報を表示する。
操作パネル7は、映像投影装置100を操作するための各種情報を入力する。ユーザは、操作パネル7を操作して各種情報を入力する。
リモコン受信部8は、リモコンから出力されたリモコン信号を受信し、リモコン信号に応じた情報を入力する。リモコンは、映像投影装置100を制御する際に使用する装置である。ユーザは、リモコンを操作し、ユーザ操作に応じた所望のリモコン信号をリモコンから出力する。
電源9は、映像投影装置100に電力を供給する電力源である。
ファン10は、映像投影装置100を冷却する。
メインボード11は、映像投影装置100を制御するメインとなるボードである。メインボード11は、システム制御ユニット20、記憶部21、リアルタイムクロック22、光学制御ユニット23、映像信号処理ユニット24、電源制御ユニット25を有している。
システム制御ユニット20は、メインボード11の各部を制御する。システム制御ユニット20は、図3に示すように、メイン制御手段40、入力検知起動判断手段41、本体キー・リモコン制御手段42、投影手段43、信号判定手段44、メインボード通信手段45を有して構成する。
メイン制御手段40は、システム制御ユニット20を制御する。
入力検知起動判断手段41は、入力検知起動するか否かを判断する。入力検知起動は、映像投影装置100を起動することを意味する。入力検知起動すると判断した場合は、映像投影装置100を起動し、映像投影装置100をスタンバイ状態から電源ON状態に移行する。入力検知起動しないと判断した場合は、映像投影装置100を起動せず、映像投影装置100をスタンバイ状態のままにする。
本体キー・リモコン制御手段42は、操作パネル7やリモコン受信部8からの情報を受け付ける。
投影手段43は、光学制御ユニット23やランプ制御ユニット3を制御し、映像信号の投影を行う。
信号判定手段44は、映像信号を判定する。
メインボード通信手段45は、ネットワークボード12との通信を行う。
記憶部21は、各種情報を記憶する。記憶部21は、図4に示す電源断時刻と通電開始時刻とを対応付けて記憶する。電源断時刻は、映像投影装置100への通電が遮断された時刻である。通電開始時刻は、映像投影装置100への通電が開始された時刻である。
また、記憶部21は、図5に示す映像種別、識別子、信号情報を対応付けて記憶する。図5に示す映像種別、識別子、信号情報は、映像投影装置100で投影を行う映像信号を特定するための情報である。
映像種別は、映像信号の映像種別を特定するための情報である。例えば、映像信号がUSBメモリから受け付けた信号なのか、コンピュータから受け付けた信号なのか、ビデオから受け付けた信号なのかを特定する。映像種別は、映像信号が入力された入力端子の種別で特定することができる。
識別子は、映像信号を映像投影装置100に出力した映像出力装置200を特定するための情報である。例えば、映像信号がUSB信号の場合は、USBメモリからUSB信号を受け付けるため、識別子は、シリアルナンバになる。また、映像信号がネットワーク信号の場合は、映像投影装置100とネットワークを介して接続された映像出力装置200からネットワーク信号を受け付けるため、識別子は、映像出力装置200のIPアドレスになる。
信号情報は、映像信号を解析して得られる情報である。信号情報としては、例えば、解像度、同期周波数などが挙げられる。
リアルタイムクロック22は、現在時刻を計時する。
光学制御ユニット23は、光学部1を制御する。
映像信号処理ユニット24は、映像投影装置100に入力された映像信号を処理する。
電源制御ユニット25は、電源9を制御する。
ネットワークボード12は、ネットワークシステム制御ユニット30、記憶部31、ネットワークI/Fユニット32、USB I/Fユニット33を有して構成する。
ネットワークシステム制御ユニット30は、ネットワークボード12の各部を制御する。ネットワークシステム制御ユニット30は、図3に示すように、ネットワークボード通信手段50、ネットワーク制御手段51、USB制御手段52を有して構成する。
ネットワークボード通信手段50は、メインボード11との通信を行う。
ネットワーク制御手段51は、ネットワークI/Fユニット32を介してネットワーク信号の送受信を行う。
USB制御手段52は、USB I/Fユニット33を介してUSB信号を検知する。
記憶部31は、各種情報を記憶する。
ネットワークI/Fユニット32は、ネットワーク信号を送受信する。ネットワーク信号は、映像投影装置100と映像出力装置200との間でネットワークを介して送受信する信号である。
USB I/Fユニット33は、USB信号を受信する。USB信号は、映像投影装置100とUSB I/Fユニット33を介して接続された映像出力装置200から出力された信号である。この場合の映像出力装置200は、USBメモリに該当する。
<映像投影装置100の処理動作例>
次に、図6、図7を参照しながら、映像投影装置100の処理動作例について説明する。図6、図7は、映像投影装置100の処理動作例を示す図である。なお、図6、図7の処理動作例は、映像出力装置200としてUSBメモリが映像投影装置100に接続された場合の処理動作例を示している。本実施形態の映像投影装置100は、図6、図7に示す処理動作を行うことで、電源OFF状態、スタンバイ状態、電源ON状態の何れかの状態に遷移する。
映像投影装置100が電源ON状態の場合、図6に示すように、リアルタイムクロック22は、一定時間(例えば、1分)毎にメイン制御手段40に現在時刻の時刻情報を通知する(ステップS1)。
メイン制御手段40は、リアルタイムクロック22から通知された時刻情報を基に、記憶部21に保存している図4に示す電源断時刻を更新する(ステップS2)。これにより、映像投影装置100の通電が突然遮断された場合でも、記憶部21に保存された電源断時刻を参照して通電が遮断された時刻を把握することができる。但し、記憶部21に保存される電源断時刻は、一定時間毎に更新されるため、一定時間以内の誤差が発生することになる。
USB I/Fユニット33にUSBメモリが接続されると、USB制御手段52は、USB信号を検知する(ステップS3)。USB信号は、USBメモリから出力された映像信号である。また、USB制御手段52は、USBメモリの識別子を読み出す。USBメモリには、シリアルナンバ(Device ID)があるため、USB制御手段52は、シリアルナンバを識別子として読み出す。
USB制御手段52は、USB信号を検知すると、USB信号をネットワークボード通信手段50に送信する(ステップS4)。この場合、USB制御手段52は、USB信号と共に識別子も送信する。ネットワークボード通信手段50は、USB信号をメインボード通信手段45に送信する(ステップS5)。メインボード通信手段45は、USB信号をメイン制御手段40に送信する(ステップS6)。
メイン制御手段40は、映像投影装置100が電源ON状態でUSB信号を受け付けた場合は、信号判定手段44でUSB信号の信号判定を行い、USB信号の信号情報を取得する(ステップS7)。信号判定手段44は、USB信号を基に、例えば、USB信号の解像度を判定する。また、同期周波数を判定する。メイン制御手段40は、信号判定手段44で判定した解像度や同期周波数を信号情報として取得する。なお、信号判定手段44で行う信号判定は、USB信号などの映像信号を基に、その映像信号がどのような映像信号かを特定することが可能な判定であればあらゆる判定を行うことが可能である。信号判定手段44で行う信号判定としては、例えば、通常のプロジェクタのメニュー画面に表示される映像信号の情報を判定する方法が挙げられる。これにより、信号判定手段44で行った信号判定結果の信号情報を基に、映像信号がどのような映像信号かを特定することができる。
メイン制御手段40は、信号判定手段44で判定した信号情報を記憶部21に保存する。この場合、メイン制御手段40は、図5に示すように、映像種別、識別子、信号情報を対応付けて記憶部21に保存する(ステップS8)。これにより、映像投影装置100で投影を開始する映像信号の情報を記憶部21に保存して管理することができる。
メイン制御手段40は、映像投影装置100が電源ON状態でUSB信号を受け付けた場合は、USB信号を投影手段43に送信し、映像投影を開始する(ステップS9)。この場合、投影手段43は、光学制御ユニット23を制御し、USB信号の投影を開始する(ステップS10)。
これにより、映像投影装置100は、映像投影装置100が電源ON状態で映像出力装置200であるUSBメモリから映像信号であるUSB信号を受け付けた場合は、そのUSB信号の投影を行うことになる。
なお、映像投影装置100が電源ON状態の場合に、ユーザが操作パネル7やリモコンを操作してスタンバイ移行要求を行った場合は、本体キー・リモコン制御手段42は、スタンバイ移行要求を受け付ける(ステップS20)。本体キー・リモコン制御手段42は、スタンバイ移行要求を受け付けた場合に、メイン制御手段40にスタンバイ移行要求を送信する(ステップS21)。なお、ユーザ操作ではなく、タイマー機能により映像投影装置100が所定時間経過しても映像投影を開始しない場合に、スタンバイ移行要求をメイン制御手段40に送信するようにすることも可能である。
メイン制御手段40は、スタンバイ移行要求を受け付けた場合は、メインボード通信手段45を介してネットワークボード通信手段50にスタンバイ移行要求を送信する(ステップS22、S23)。ネットワークボード通信手段50は、スタンバイ移行要求を受け付けた場合に、ネットワーク制御手段51、USB制御手段52にスタンバイ移行処理を行い、ネットワークボード12をスタンバイ状態に移行する(ステップS24、S25)。また、メイン制御手段40は、スタンバイ移行処理を行い、メインボード11をスタンバイ状態に移行する(ステップS26)。
これにより、映像投影装置100は、電源ON状態からスタンバイ状態に移行する。
映像投影装置100がスタンバイ状態の場合、リアルタイムクロック22は、一定時間(例えば、1分)毎にメイン制御手段40に現在時刻の時刻情報を通知する(ステップS30)。メイン制御手段40は、リアルタイムクロック22から通知された時刻情報を基に、記憶部21に保存している電源断時刻を更新する(ステップS21)。これにより、映像投影装置100がスタンバイ状態であっても電源ON状態の場合と同様に一定時間毎に電源断時刻が更新される。
映像投影装置100が電源ON状態やスタンバイ状態の時に、映像投影装置100への通電が遮断されると、映像投影装置100は、電源OFF状態に移行する。
映像投影装置100が電源OFF状態の時に、映像投影装置100への通電が開始されると、映像投影装置100は、スタンバイ状態に移行する。
映像投影装置100への通電が開始されると、図7に示すように、電源制御ユニット25は、スタンバイ処理開始をメイン制御手段40に通知する(ステップS40)。
メイン制御手段40は、スタンバイ処理開始を受け付けた場合に、映像投影装置100をスタンバイ状態にするために必要な開始処理を行う(ステップS41)。開始処理としては、タスク生成などの処理が挙げられる。
また、メイン制御手段40は、メインボード通信手段45を介してネットワークボード通信手段50にスタンバイ処理開始を通知する(ステップS42、S43)。ネットワークボード通信手段50は、スタンバイ処理開始を受け付けた場合に、スタンバイ状態になるための動作をネットワーク制御手段51、USB制御手段52に行い、ネットワークボード12をスタンバイ状態に移行する(ステップS44、S45)。
また、メイン制御手段40は、映像投影装置100を動作するために必要な情報を記憶部21から読み出し、メインボード11をスタンバイ状態に移行する(ステップS46)。記憶部21から読み出す情報としては、例えば、通常のプロジェクタのメニュー画面に設定されている情報などが挙げられる。
また、メイン制御手段40は、リアルタイムクロック22から現在時刻の時刻情報を取得し(ステップS47)、該取得した現在時刻の時刻情報を通電開始時刻として記憶部21に保存する(ステップS48)。これにより、図4に示すように、電源断時刻と通電開始時刻とを対応付けて記憶部21に保存することができる。
USB制御手段52は、ステップS45の処理でスタンバイ状態に移行したため、USB I/Fユニット33に接続されているUSBメモリのUSB信号を検知する(ステップS49)。また、USB制御手段52は、USBメモリの識別子を読み出す。
USB制御手段52は、USB信号をネットワークボード通信手段50に送信する(ステップS50)。この場合、USB信号と共に識別子も送信する。ネットワークボード通信手段50は、USB信号をメインボード通信手段45を介してメイン制御手段40に送信する(ステップS51、S52)。
メイン制御手段40は、映像投影装置100がスタンバイ状態でUSB信号を受け付けた場合は、入力検知起動判断手段41で入力検知起動するか否かの判定を行う(ステップS53)。
入力検知起動判断手段41は、信号判定手段44でUSB信号の信号判定を行い、USB信号の信号情報を取得する(ステップS54)。これにより、通電遮断後に受け付けた映像信号の情報を取得することができる。また、入力検知起動判断手段41は、記憶部21に保存した通電遮断前の映像信号の情報を読み出す(ステップS55)。通電遮断前の映像信号の情報としては、記憶部21に保存した映像種別、識別子、信号情報が挙げられる。
入力検知起動判断手段41は、信号判定手段44で信号判定を行った通電遮断後の映像信号の情報と、記憶部21から読み出した通電遮断前の映像信号の情報と、を比較する。そして、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、の双方の映像信号が同じ映像信号か否かを判定する。
通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、の双方の映像信号が同じ映像信号の場合は、入力検知起動判断手段41は、電源断時刻、通電開始時刻を記憶部21から読み出す(ステップS56)。入力検知起動判断手段41は、記憶部21から読み出した電源断時刻と通電開示時刻とを基に、映像投影装置100の通電が遮断していた時間を算出する(ステップS57)。そして、入力検知起動判断手段41は、通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する。メイン制御手段40は、入力検知起動判断手段41が一定時間以内であると判定した場合は、処理を終了し、映像投影装置100をスタンバイ状態のままにする。また、メイン制御手段40は、入力検知起動判断手段41が一定時間以内でないと判定した場合は、映像投影装置100の起動処理を開始し(ステップS60)、映像投影装置100を電源ON状態に移行する。
映像投影装置100がスタンバイ状態から電源ON状態に移行すると、光源ランプ2の点灯を開始したり、ファン10の動作を開始したりする。また、図6に示すステップS1〜S10の処理を行うことになる。これにより、映像投影装置100は、USB信号などの映像信号を検知した場合に、映像信号の投影を開始することになる。
また、映像投影装置100がスタンバイ状態のままの場合は、図6に示すステップS30〜S31の処理を行うことになる。そして、映像投影装置100がスタンバイ状態でUSB制御手段52がUSB信号を検知した場合は、ステップS49〜S57の処理を行うことになる。
<入力検知起動判定の処理動作例>
次に、図8を参照しながら、図7に示すステップS53〜S57、S60の処理動作例について詳細に説明する。図8は、入力検知起動判定の処理動作例を示す図である。
メイン制御手段40は、映像投影装置100がスタンバイ状態で映像信号を受け付けた場合は、入力検知起動判断手段41で入力検知起動するか否かの判定を行う(ステップA1)。
入力検知起動判断手段41は、通電遮断後に検知した映像信号の判定を信号判定手段44で行い、通電遮断後に検知した映像信号の映像種別、識別子、信号情報を取得する(ステップA2)。入力検知起動判断手段41は、通電遮断前に検知した映像信号の映像種別、識別子、信号情報を記憶部21から読み出す(ステップA3)。そして、入力検知起動判断手段41は、信号判定手段44で信号判定を行った通電遮断後の映像信号の情報と、記憶部21から読み出した通電遮断前の映像信号の情報と、を比較する。そして、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、の双方の映像信号が同じ映像信号か否かを判定する(ステップA4)。
例えば、通電遮断後の映像信号の映像種別、識別子、信号情報と、通電遮断前の映像信号の映像種別、識別子、信号情報と、の少なくとも1つを比較し、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、の双方の映像信号が同じ映像信号か否かを判定する。この場合、双方の映像種別が同じ場合は、その映像種別の映像信号から得られる情報は同じになるため、双方の識別子や信号情報を比較する。識別子は、一意の情報であるため、双方の識別子が同一の場合は、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、が同じ映像信号であると判定することができる。逆に、双方の識別子が異なる場合は、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、が同じ映像信号でないと判定することができる。双方の識別子を比較することができない場合は、双方の信号情報を比較する。なお、信号情報に含まれる同期周波数は、信号判定手段44で映像信号を解析することで得られるが、信号判定手段44の解析では誤差が含まれるため、映像信号が同じであっても毎回同じ値にならない。このため、信号情報に含まれる同期周波数を比較する場合は、誤差を考慮して比較する必要がある。例えば、通電遮断後の映像信号の同期周波数と、通電遮断前の映像信号の同期周波数と、の差分が所定の誤差の範囲内である場合は、同じ映像信号と判定する。また、差分が所定の誤差の範囲内でない場合は、異なる映像信号と判定する。
このように、入力検知起動判断手段41は、通電遮断後の映像信号の映像種別、識別子、信号情報と、通電遮断前の映像信号の映像種別、識別子、信号情報と、の少なくとも1つを比較する。これにより、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、の双方の映像信号が同じ映像信号か否かを判定することができる。
通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、が同じと入力検知起動判断手段41が判定した場合は(ステップA4/Yes)、入力検知起動判断手段41は、電源断時刻、通電開始時刻を記憶部21から読み出す(ステップA5)。入力検知起動判断手段41は、記憶部21から読み出した電源断時刻と通電開示時刻とを基に、通電が遮断していた時間を算出する(ステップA6)。通電が遮断していた時間は、電源断時刻から通電開示時刻までの時間を算出することで得られる。
入力検知起動判断手段41は、ステップA6で算出した通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する(ステップA7)。一定時間は、映像投影装置100に予め設定されている。一定時間は、ユーザが任意に設定することも可能である。
入力検知起動判断手段41が一定時間以内であると判定した場合は(ステップA7/Yes)、メイン制御手段40は、処理を終了し(End)、映像投影装置100をスタンバイ状態のままにする。
また、入力検知起動判断手段41が一定時間以内でないと判定した場合は(ステップA7/No)、メイン制御手段40は、映像投影装置100の起動処理を開始し(ステップA8)、映像投影装置100を電源ON状態に移行する。
また、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、が同じでないと入力検知起動判断手段41が判定した場合は(ステップA4/No)、メイン制御手段40は、映像投影装置100の起動処理を開始する(ステップA8)。映像投影装置100の起動処理を開始すると、映像投影装置100は電源ON状態に移行する。
<本実施形態の映像投影装置100の作用・効果>
本実施形態の映像投影装置100は、通電遮断後の映像信号を検知した場合に(ステップA1)、通電遮断後の映像信号と、通電遮断前の映像信号と、の双方の映像信号が同じか否かを判定する(ステップA4)。双方の映像信号が同じ映像信号の場合は(ステップA4/Yes)、映像投影装置100への通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する(ステップA7)。通電が遮断していた時間が一定時間以内である場合は(ステップA7/Yes)、映像投影装置100の起動処理を行わず、映像投影装置100をスタンバイ状態のままにする。また、双方の映像信号が異なる映像信号の場合(ステップA4/No)、または、通電が遮断していた時間が一定時間以内でない場合(ステップA7/No)は、映像投影装置100の起動処理を行い(ステップA8)、映像投影装置100を電源ON状態に移行する。これにより、ユーザの意図しない通電遮断が発生した場合に、映像投影装置100が自動的に起動してしまうのを防止することができる。
本実施形態の映像投影装置100は、映像信号が同一か否かの判定だけで、映像投影装置100を起動するか否かを判断してしまうと、別の日などに同じ映像信号を映像投影装置100で投影したい場合も映像投影装置100を起動することができなくなってしまう。停電やブレーカー断のユーザの異図しない通電遮断は、通電が遮断している時間が短いことが多い。このため、双方の映像信号が同じ映像信号の場合は(ステップA4/Yes)、映像投影装置100への通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する(ステップA7)。そして、通電が遮断していた時間が一定時間以内でない場合(ステップA7/No)は、映像投影装置100の起動処理を行い(ステップA8)、映像投影装置100を電源ON状態に移行する。これにより、別の日などに同じ映像信号を映像投影装置100で投影したい場合も映像投影装置100を起動することができる。
なお、上述した映像投影装置100は、図8に示すように、映像信号の判定処理であるステップA2〜A4の処理を先に行い、通電が遮断している時間の判定処理であるステップA5〜A7の処理を後に行うことにしている。しかし、図9に示すように、通電が遮断している時間の判定処理であるステップA5〜A7の処理を先に行い、映像信号の判定処理であるステップA2〜A4の処理を後に行うことも可能である。
即ち、本実施形態の映像投影装置100は、映像信号の判定処理と、通電が遮断している時間の判定処理と、の少なくとも1つの判定処理を行う。そして、少なくとも1つの判定処理の判定結果に応じて映像投影装置100を起動するか否かを判断するように構成することも可能である。
なお、図6、図7は、映像信号としてUSB信号を例として説明した。このため、USB I/Fユニット33を介してUSB制御手段52がUSB信号を検知する例を示している。映像信号としてビデオ信号などの場合は、映像信号処理ユニット24を介してメイン制御手段40がビデオ信号を検知することになる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、上述する実施形態では、映像投影装置100と映像出力装置200とが1対1で接続している場合を例に説明した。しかし、映像投影装置100と映像出力装置200とが多対多で接続する構成も可能である。
また、上述した本実施形態の映像投影装置100における制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体が挙げられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
また、本実施形態における映像投影装置100は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
100 映像投影装置
200 映像出力装置
11 メインボード
12 ネットワークボード
20 システム制御ユニット
21 記憶部
22 リアルタイムクロック
23 光学制御ユニット
24 映像信号処理ユニット
25 電源制御ユニット
30 ネットワークシステム制御ユニット
31 記憶部
32 ネットワークI/Fユニット
33 USB I/Fユニット
40 メイン制御手段
41 入力検知起動判断手段
42 本体キー・リモコン制御手段
43 投影手段
44 信号判定手段
45 メインボード通信手段
50 ネットワークボード通信手段
51 ネットワーク制御手段
52 USB制御手段
特開平08−237559号公報

Claims (5)

  1. 映像出力装置から入力された映像を投影する映像投影装置であって、
    前記映像投影装置への通電が遮断した後に前記映像出力装置から入力された映像と、前記映像投影装置への通電が遮断する前に前記映像出力装置から入力された映像と、が同一か否かを判定する第1の判定と、前記映像投影装置への通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う判定手段と、
    前記第1の判定と、前記第2の判定と、の少なくとも1つの判定結果に応じて前記映像投影装置を起動するか否かを判断する判断手段と、
    を有する、ことを特徴とする映像投影装置。
  2. 前記判定手段は、前記映像出力装置から映像が入力された場合に、前記第1の判定と、前記第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う、ことを特徴とする請求項1記載の映像投影装置。
  3. 前記映像投影装置は、
    前記映像投影装置への通電が行われていない電源OFF状態と、
    前記映像投影装置への通電が行われており、前記映像投影装置を起動するための準備ができているスタンバイ状態と、
    前記映像投影装置が起動している電源ON状態と、の何れかの状態に遷移し、
    前記判定手段は、前記スタンバイ状態で前記映像出力装置から映像が入力された場合に、前記第1の判定と、前記第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う、ことを特徴とする請求項2記載の映像投影装置。
  4. 前記判断手段は、
    前記第1の判定で同一でないと判定した場合、または、前記第2の判定で一定時間以内でないと判定した場合に、前記映像投影装置を起動し、
    前記第1の判定で同一であると判定し、前記第2の判定で一定時間以内であると判定した場合は、前記映像投影装置を起動しない、ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の映像投影装置。
  5. 映像出力装置から入力された映像を投影する映像投影装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記映像投影装置への通電が遮断した後に前記映像出力装置から入力された映像と、前記映像投影装置への通電が遮断する前に前記映像出力装置から入力された映像と、が同一か否かを判定する第1の判定と、前記映像投影装置への通電が遮断していた時間が一定時間以内か否かを判定する第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う判定処理と、
    前記第1の判定と、前記第2の判定と、の少なくとも1つの判定結果に応じて前記映像投影装置を起動するか否かを判断する判断処理と、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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