JP2015021578A - 四路切換弁 - Google Patents

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知厚 南田
Tomoatsu Minamida
知厚 南田
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/20Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves
    • F25B41/26Disposition of valves, e.g. of on-off valves or flow control valves of fluid flow reversing valves

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Abstract

【課題】例えば冷媒などの流体の熱損失を低減できる四路切換弁を提供する。【解決手段】弁体3は、第3ポート13または第5ポート14側からの流体を第4ポート14側へ案内する第1流路31と、第1流路31が第5ポート14側からの流体を第4ポート14側へ案内するときに、第1ポート11側からの流体を第3ポート13側に案内する第2流路32と、第1流路31が第3ポート13側からの流体を第4ポート14側へ案内するときに、第2ポート12側からの流体を第5ポート14側に案内する第3流路33とを有する。これにより、第1ポート11側から第3ポート13側へ流れる流体が、乱流状態になるのを防いで、弁体3および弁座2に必要以上に接触しないようにすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば空気調和器に使用される四路切換弁に関する。
従来、四路切換弁としては、図3に開示されたものがある(例えば特開2002―22315号公報(特許文献1)参照)。この四路切換弁は、弁体102および弁座103が内部に設けられた四路切換弁本体101を備えている。
上記四路切換弁本体101の一端側には、二股配管104の二股側の端部104a,104bが連なっている。一方、四路切換弁本体101の他端側には、配管105,106,107の一端部105a,106a,107aが接続されている。
上記配管105の一端部105aは、二股配管104の二股側の端部104aに対向する。また、配管107の一端部107aは、二股配管104の二股側の端部104bに対向する。そして、配管106の一端部106aは、配管105の一端部105aと配管107の一端部107aとの間に位置する。
上記弁体102は、弁座103上を摺動することにより、配管105内の空間と配管106内の空間とを連通させたり、配管106内の空間と配管107内の空間とを連通させたりする。このとき、低温の冷媒が、弁体102と弁座103の間を、配管107へ向かって流れる。
上記構成の四路切換弁によれば、配管105内の空間が配管106内の空間と連通するとき、弁体102は、二股配管104の二股側の端部104aの開口を塞ぐ。これにより、二股配管104の二股側の端部104bから配管107へ高温の冷媒を直線状に流そうとしている。
これと同様に、上記配管106内の空間が配管107内の空間と連通するとき、弁体102は、二股配管104の二股側の端部104bの開口を塞ぐ。これにより、二股配管104の二股側の端部104aから配管105へ高温の冷媒を直線状に流そうとしている。
特開2002―22315号公報(図1)
しかしながら、上記従来の四路切換弁では、二股配管104の二股側の端部104a,104bと配管105,107の一端部105a,107aとの間で乱流が生じる。このため、弁体102および弁座103において、上記高温の冷媒が接触する部分が増えてしまう。その結果、上記高温の冷媒の多くの熱が、弁体102および弁座103を介して低温の冷媒へ移動することになる。
すなわち、上記四路切換弁には、二股配管104の二股側の端部104a,104bと配管105,107の一端部105a,107aとの間の乱流により、冷媒の熱損失が大きくなるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、例えば冷媒などの流体の熱損失を低減できる四路切換弁を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の四路切換弁は、
一端側に第1,第2ポートを有すると共に、他端側に第3,第4,第5ポートを有する四路切換弁本体と、
上記第3ポートと上記第4ポートの連通と、上記第4ポートと第5ポートの連通とを切り換えるための弁体と
上記四路切換弁本体の他端側の部分と上記弁体との間に設けられた弁座と
を備え、
上記弁体は、
上記第3ポートまたは上記第5ポート側からの流体を上記第4ポート側へ案内する第1流路と、
上記第1流路が上記第5ポート側からの流体を上記第4ポート側へ案内するときに、上記第1ポート側からの流体を上記第3ポート側に案内する第2流路と、
上記第1流路が上記第3ポート側からの流体を上記第4ポート側へ案内するときに、上記第2ポート側からの流体を上記第5ポート側に案内する第3流路と
を有することを特徴としている。
上記構成によれば、上記第1流路が第5ポート側からの流体を第4ポート側へ案内するときに、第2流路が、第1ポート側からの流体を第3ポート側に案内する。これにより、上記第1ポート側から第3ポート側へ流れる流体が、乱流状態になるのを防いで、弁体および弁座に必要以上に接触しないようにすることができる。したがって、上記第1ポート側から第3ポート側へ流れる流体の熱が、弁体および弁座を介して、第1流路内の流体へ移動し難くなる。
また、上記第1流路が第3ポート側からの流体を第4ポート側へ案内するときに、第3流路が、第2ポート側からの流体を第5ポート側に案内する。これにより、上記第2ポート側から第5ポート側へ向かう流体が、乱流状態になるのを防いで、弁体および弁座に必要以上に接触しないようにすることができる。したがって、上記第2ポート側から第5ポート側へ流れる流体の熱が、弁体および弁座を介して、第1流路内の流体へ移動し難くなる。
したがって、上記第1,第2ポート側から第3,第5ポート側へ向かう流体の熱損失を低減できる。
一実施形態の四路切換弁では、
上記第2流路は、径が上記第1ポートの径を超える入口を有すると共に、径が上記第3ポートの径未満である出口を有し、
上記第3流路は、径が上記第2ポートの径を超える入口を有すると共に、径が上記第5ポートの径未満である出口を有する。
上記実施形態によれば、上記第2,第3流路の入口の径は、第1,第2ポートの径を超える。これにより、第1,第2ポート側からの流体を第2,第3流路へスムーズかつ確実に導入することができる。
また、上記第2,第3流路の出口の径は、第3,第5ポートの径未満である。これにより、第2,第3流路内の流体を第3,第5ポート側へスムーズかつ確実に流すことができる。
一実施形態の四路切換弁では、
上記第2流路の上記入口の周縁部は、上記四路切換弁本体の内面に接触せず、上記四路切換弁本体の内面との間に隙間を有し、
上記第3流路の上記入口の周縁部は、上記四路切換弁本体の内面に接触せず、上記四路切換弁本体の内面との間に隙間を有する。
上記実施形態によれば、上記第2,第3流路の入口の周縁部は、四路切換弁本体の内面に接触せず、四路切換弁本体の内面との間に隙間を有する。これにより、上記第2,第3流路の入口の周縁部と四路切換弁本体の内面との間に例えばシール部材を設けなくてもよい。したがって、上記第2,第3流路の入口の周縁部と四路切換弁本体の内面との間の構造を簡単にすることができると共に、製造コストの上昇を抑制することができる。
また、上記第2,第3流路の入口の周縁部と四路切換弁本体の内面との間に隙間があっても、第2,第3流路の入口の径が第1,第2ポートの径を超えるので、第1,第2ポート側から第3,第5ポート側へ向かう流体が上記隙間から漏れ出るのを防ぐことができる。
一実施形態の四路切換弁では、
上記第2流路の上記出口の周縁部のうち、上記第1流路とは反対側の部分は、上記弁座の上記弁体側の表面に接触せず、上記弁座の上記弁体側の表面との間に隙間を有し、
上記第3流路の上記出口の周縁部のうち、上記第1流路とは反対側の部分は、上記弁座の上記弁体側の表面に接触せず、上記弁座の上記弁体側の表面との間に隙間を有する。
上記実施形態によれば、上記第2,第3流路の出口の周縁部のうち、第1流路とは反対側の部分は、弁座の弁体側の表面に接触せず、弁座の弁体側の表面との間に隙間を有する。これにより、上記部分と弁座の弁体側の表面との間に例えばシール部材を設けなくてもよい。したがって、上記部分と弁座の弁体側の表面との間の構造を簡単にすることができると共に、製造コストの上昇を抑制することができる。
また、上記部分と弁座の弁体側の表面との間に隙間があっても、第2,第3流路の出口の径が第3,第5ポートの径未満であるので、第1,第2ポート側から第3,第5ポート側へ向かう流体が上記隙間から漏れ出るのを防ぐことができる。
一実施形態の四路切換弁では、
上記第3ポート、第4ポートおよび第5ポートに接続される配管のうち、少なくとも1つは、熱伝導率が銅の熱伝導率より低い材料から成っている。
上記実施形態によれば、上記第3ポート、第4ポートおよび第5ポートに接続される配管のうち、少なくとも1つは、熱伝導率が銅の熱伝導率より低い材料から成っている。これにより、上記第4ポートに接続される配管と、第3ポートまたは第5ポートに接続される配管との間の熱交換を抑制することができる。
本発明の四路切換弁は、一端側に第1,第2ポートを有すると共に、他端側に第3,第4,第5ポートを有する四路切換弁本体と、第3ポートと第4ポートの連通と、第4ポートと第5ポートの連通とを切り換えるための弁体と四路切換弁本体の他端側の部分と弁体との間に設けられた弁座とを備え、弁体は、第3ポートまたは第5ポート側からの流体を第4ポート側へ案内する第1流路と、第1流路が第5ポート側からの流体を第4ポート側へ案内するときに、第1ポート側からの流体を第3ポート側に案内する第2流路と、第1流路が第3ポート側からの流体を第4ポート側へ案内するときに、第2ポート側からの流体を第5ポート側に案内する第3流路とを有するので、第1,第2ポートから第3,第5ポート側へ向かう流体が乱流状態になるのを防ぐことができる。したがって、上記第1,第2ポートと第3,第5ポートの間の乱流に起因する熱の移動を低減できる。その結果、上記第1,第2ポート側から第3,第5ポート側へ向かう流体の熱損失を低減できる。
図1は本発明の一実施形態の四路切換弁の概略断面図である。 図2は本発明の上記四路切換弁の他の状態の概略断面図である。 図3は従来の四路切換弁の概略断面図である。
以下、本発明の四路切換弁を図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は、空気調和機に設けられた本発明の一実施形態の四路切換弁の概略断面図である。また、図2は、上記四路切換弁の他の状態の概略断面図である。
上記四路切換弁は、図1,図2に示すように、両端が閉鎖された筒形状の四路切換弁本体1と、この四路切換弁本体1内に設けられた弁座2と、四路切換弁本体1内に設けられた弁体3とを備えている。
上記四路切換弁本体1は、軸方向に直交する方向の一端側(図1,図2中の上側)に第1,第2ポート11,12を有する一方、軸方向に直交する方向の他端側(図1,図2中の下側)に第3,第4,第5ポート13,14,15を有する。この第1ポート11は、第3ポート13と対向する。第2ポート12は、第5ポート15と対向する。第4ポート14の一方の側方には、第3ポート13が設けられている。また、第4ポート14の他方の側方には、第5ポート15が設けられている。すなわち、第4ポート14は、第3ポート13と第5ポート15との間に設けられている。
上記第1,第2ポート11,12には、二股配管4の二股側の端部4a,4bが接続されている。この二股配管4の二股側とは反対側の端部は、圧縮機(図示せず)の吐出口に接続されている。これにより、二股配管4内では、上記圧縮機からの高温高圧の冷媒が四路切換弁本体1へ向かって流れるようになっている。なお、上記高温高圧の冷媒は流体の一例である。
上記第3,第4,第5ポート13,14,15には、配管5,6,7の一端部5a,6a,7aが接続されている。この配管5,6,7は、それぞれ、熱伝導率が銅の熱伝導率より低い材料(例えば鉄または鉄合金)から成っている。図示しないが、配管5の他端部は室外熱交換器に、配管6の他端部は上記圧縮機の吸入口に、配管7の他端部は室内熱交換器に、それぞれ、接続されている。これにより、上記室外熱交換器からの低温低圧の冷媒が配管5,6を介して上記圧縮機へ戻ったり、上記室内熱交換器からの低温低圧の冷媒が配管6,7を介して上記圧縮機へ戻ったりする。
上記弁座2は、四路切換弁本体1の他端側の部分と弁体3との間に設けられ、例えばステンレスから成っている。また、弁座2には、第1,第2,第3貫通孔21,22,23が設けられている。この第1貫通孔21は第1,第3ポート11,13に、第2貫通孔22は第4ポート14に、第3貫通孔23は第2,第5ポート12,15に、それぞれ、対向している。また、第1,第2,第3貫通孔21,22,23の径は、配管5,6,7の一端部5a,6a,7aの内径と略同一である。
上記弁体3は、第3ポート13と第4ポート14の連通と、第4ポート14と第5ポート15の連通とを切り換えるための弁体であり、例えば樹脂から成っている。この弁体3は、弁座2の弁体3側の表面上を軸方向に摺動可能に設けられている。また、弁体3は、第1,第2,第3流路31,32,33を有している。
上記第1流路31は、第3ポート13または第5ポート15側から第4ポート14側へ低温低圧の冷媒を案内する。より詳しくは、第1流路31は、弁体3の弁座2側の表面に設けられた凹部であり、第3ポート13または第5ポート15側からの低温低圧の冷媒をUターンさせる。また、第1流路31は、第2流路32と第3流路33の間に位置する。なお、上記低温低圧の冷媒は流体の一例である。
上記第2流路32は、図2に示すように、第1ポート11に対向可能な入口321と、第3ポート13に対向可能な出口322とを有する。図2に示す状態で、二股配管4の二股側の端部4aが高温高圧の冷媒を吐出すると、第2流路32が、第1ポート11側からの高温高圧の冷媒を第3ポート13側に案内する。このとき、第1流路31は、第5ポート15側からの低温低圧の冷媒を第4ポート14側へ案内する。
上記入口321の径は、第1ポート11の径を超えるように設定されている。一方、出口322の径は、第3ポート13の径未満に設定されている。すなわち、第2流路32は、第1ポート11側から第3ポート13側に向かって先細り形状の流路である。また、第2流路32の出口322近傍の内面には段部323が設けられている。
また、上記入口321の周縁部は、四路切換弁本体1の内面に接触せず、四路切換弁本体1の内面との間に隙間を有する。
また、上記出口322の周縁部のうち、第1流路31とは反対側の部分は、弁座2の弁体3側の表面に接触せず、弁座2の弁体3側の表面との間に隙間を有する。一方、出口322の周縁部のうち、第1流路31側の部分は、弁座2の弁体3側の表面に接触する。
上記第3流路33は、図1に示すように、第2ポート12に対向可能な入口331と、第5ポート15に対向可能な出口332とを有する。図1に示す状態で、二股配管4の二股側の端部4bが高温高圧の冷媒を吐出すると、第3流路33が、第2ポート12側からの高温高圧の冷媒を第5ポート15側に案内する。このとき、第1流路31は、第3ポート13側から第4ポート14側へ低温低圧の冷媒を案内する。
上記入口331の径は、第2ポート12の径を超えるように設定されている。一方、出口332の径は、第6ポート16の径未満に設定されている。すなわち、第2流路33は、第2ポート12側から第5ポート15側に向かって先細り形状の流路である。また、第3流路33の出口332近傍の内面には段部333が設けられている。
また、上記入口331の周縁部は、四路切換弁本体1の内面に接触せず、四路切換弁本体1の内面との間に隙間を有する。
また、上記出口332の周縁部のうち、第1流路31とは反対側の部分は、弁座2の弁体3側の表面に接触せず、弁座2の弁体3側の表面との間に隙間を有する。一方、出口332の周縁部のうち、第1流路31側の部分は、弁座2の弁体3側の表面に接触する。
また、図示しないが、四路切換弁本体1内には、弁体3を軸方向に摺動させるための機構が設けられている。この機構としては、例えば特開平11−294607号公報に開示されている機構がある。
上記構成の四路切換弁によれば、図2に示すように、第1流路31は、第5ポート15側からの高温高圧の冷媒を第4ポート14側へ案内する。このとき、第2流路32が、第1ポート11側からの高温高圧の冷媒を第3ポート13側に案内する。これにより、第1ポート11側から第3ポート13側へ流れる高温高圧の冷媒が、乱流状態になるのを防いで、弁体3および弁座2に必要以上に接触しないようにすることができる。したがって、上記高温高圧の冷媒の熱が、弁体3および弁座2を介して、第1流路31内の低温低圧の冷媒へ移動し難くなる。
また、上記弁体3を図中左側へ摺動させると、図1に示すように、第1流路31は、第3ポート13側からの高温高圧の冷媒を第4ポート14側へ案内する。このとき、第3流路33が、第2ポート12側からの高温高圧の冷媒を第5ポート15側に案内する。これにより、第2ポート12側から第5ポート15側へ向かう高温高圧の冷媒が、乱流状態になるのを防いで、弁体3および弁座2に必要以上に接触しないようにすることができる。したがって、上記高温高圧の冷媒の熱が、弁体3および弁座2を介して、第1流路31内の低温低圧の冷媒へ移動し難くなる。
したがって、上記第1,第2ポート11,12側から第3,第5ポート13,15側へ向かう高温高圧の冷媒の熱損失を低減できる。
また、上記第2,第3流路32,33の入口321,331の径は、第1,第2ポート11,12の径を超える。これにより、第1,第2ポート11,12側からの高温高圧の冷媒を第2,第3流路32,33へスムーズかつ確実に導入することができる。
また、上記第2,第3流路32,33の出口322,332の径は、第3,第5ポート13,15の径未満である。これにより、第2,第3流路32,33内の高温高圧の冷媒を第3,第5ポート13,15側へスムーズかつ確実に流すことができる。
また、上記第2,第3流路32,33の入口321,331の周縁部は、四路切換弁本体1の内面に接触せず、四路切換弁本体1の内面との間に隙間を有する。これにより、上記第2,第3流路32,33の入口321,331の周縁部と四路切換弁本体1の内面との間に例えばシール部材を設けなくてもよい。したがって、第2,第3流路32,33の入口321,331の周縁部と四路切換弁本体1の内面との間の構造を簡単にすることができると共に、製造コストの上昇を抑制することができる。
また、上記第2,第3流路32,33の入口321,331の周縁部と四路切換弁本体1の内面との間に隙間があっても、第2,第3流路32,33の入口321,331の径が第1,第2ポート12の径を超えるので、その隙間から高温高圧の冷媒が漏れ出るのを防ぐことができる。
また、上記第2流路32の出口322の周縁部のうち、第1流路31とは反対側の部分は、弁座2の弁体3側の表面に接触せず、弁座2の弁体3側の表面との間に隙間を有する。これにより、上記部分と弁座2の弁体3側の表面との間に例えばシール部材を設けなくてもよい。したがって、上記部分と弁座2の弁体3側の表面との間の構造を簡単にすることができると共に、製造コストの上昇を抑制することができる。
また、上記部分と弁座2の弁体3側の表面との間に隙間があっても、第2,第3流路32,33の出口322,332の径が第3,第5ポート15の径未満であるので、その隙間から高温高圧の冷媒が漏れ出るのを防ぐことができる。
また、上記配管5,6,7の全てが、熱伝導率が銅の熱伝導率より低い材料から成っている。これにより、配管5と配管6の間の熱交換を抑制することができると共に、配管6と配管7の間の熱交換を抑制することができる。
上記実施形態では、第1ポート11は、第3ポート13と対向していたが、第3ポート13と対向しないようにしてもよい。これと同様に、第2ポート12も、第5ポート15と対向しないようにしてもよい。
上記実施形態では、配管5,6,7の全てが、熱伝導率が銅の熱伝導率より低い材料から成っていたが、配管5,6,7のうちの1つまたは2つだけが、熱伝導率が銅の熱伝導率より低い材料から成るようにしてもよい。このようにする場合、例えば、配管5,6,7のうちの残りは、熱伝導率が銅の熱伝導率以上の材料から成るようにする。
上記実施形態では、第2,第3流路32,33の出口322,332近傍の内面に段部323,333を設けていたが、第2,第3流路32,33の出口322,332近傍の内面に段部323,333を設けずに、第2,第3流路32,33の出口322,332近傍の内面を平滑にしてもよい。
上記実施形態では、上記四路切換弁は、空気調和機に用いていたが、気体または液体の流れを制御する必要がある機器であれば、空気調和機以外の機器に用いてもよい。
上記実施形態では、弁座2は、ステンレスから成っていたが、例えば、ステンレス以外の金属から成ってもよい。この場合、上記金属の熱伝導率は銅の熱伝導率より低くするのが好ましい。
上記実施形態では、弁体3は、樹脂から成っていたが、例えば金属から成ってもよい。この場合、上記金属の熱伝導率は銅の熱伝導率より低くするのが好ましい。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記実施形態と上述の変形例とを適宜組み合わせたものを本発明の一実施形態としてもよい。
1 四路切換弁
2 弁座
3 弁体
4 二股配管
5,6,7 配管
11 第1ポート
12 第2ポート
13 第3ポート
14 第4ポート
15 第5ポート
31 第1流路
32 第2流路
33 第3流路
321,331 入口
322,332 出口

Claims (5)

  1. 一端側に第1,第2ポート(11,12)を有すると共に、他端側に第3,第4,第5ポート(13,14,15)を有する四路切換弁本体(1)と、
    上記第3ポート(13)と上記第4ポート(14)の連通と、上記第4ポート(14)と第5ポート(15)の連通とを切り換えるための弁体(3)と、
    上記四路切換弁本体(1)の他端側の部分と上記弁体(3)との間に設けられた弁座(2)と
    を備え、
    上記弁体(3)は、
    上記第3ポート(13)または上記第5ポート(15)側からの流体を上記第4ポート(14)側へ案内する第1流路(31)と、
    上記第1流路(31)が上記第5ポート(15)側からの流体を上記第4ポート(14)側へ案内するときに、上記第1ポート(11)側からの流体を上記第3ポート(13)側に案内する第2流路(32)と、
    上記第1流路(31)が上記第3ポート(13)側からの流体を上記第4ポート(14)側へ案内するときに、上記第2ポート(12)側からの流体を上記第5ポート(15)側に案内する第3流路(33)と
    を有することを特徴とする四路切換弁。
  2. 請求項1に記載の四路切換弁において、
    上記第2流路(32)は、径が上記第1ポート(11)の径を超える入口(321)を有すると共に、径が上記第3ポート(13)の径未満である出口(322)を有し、
    上記第3流路(33)は、径が上記第2ポート(13)の径を超える入口(331)を有すると共に、径が上記第5ポート(15)の径未満である出口(332)を有することを特徴とする四路切換弁。
  3. 請求項2に記載の四路切換弁において、
    上記第2流路(32)の上記入口(321)の周縁部は、上記四路切換弁本体(1)の内面に接触せず、上記四路切換弁本体(1)の内面との間に隙間を有し、
    上記第3流路(33)の上記入口(331)の周縁部は、上記四路切換弁本体(1)の内面に接触せず、上記四路切換弁本体(1)の内面との間に隙間を有することを特徴とする四路切換弁。
  4. 請求項2または3に記載の四路切換弁において、
    上記第2流路(32)の上記出口(322)の周縁部のうち、上記第1流路(31)とは反対側の部分は、上記弁座(2)の上記弁体(3)側の表面に接触せず、上記弁座(2)の上記弁体(3)側の表面との間に隙間を有し、
    上記第3流路(33)の上記出口(332)の周縁部のうち、上記第1流路(31)とは反対側の部分は、上記弁座(2)の上記弁体(3)側の表面に接触せず、上記弁座(2)の上記弁体(3)側の表面との間に隙間を有することを特徴とする四路切換弁。
  5. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の四路切換弁において、
    上記第3ポート(13)、第4ポート(14)および第5ポート(15)に接続される配管(5,6,7)のうち、少なくとも1つは、熱伝導率が銅の熱伝導率より低い材料から成っていることを特徴とする四路切換弁。
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