JP2015020907A - 回転式蓋付き収納容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転式収納容器は、手や足で蓋を押し下げ収納物を収納していた。この収納容器において、回転式蓋の一部を下部に張り出した傾斜する曲面を具備させ、その傾斜曲面上に収納物を置くと、曲面上を滑り落ち、自動的に収納箱内に落下する。本発明は、自動的に収納物を収納箱内に落下収納する回転式蓋を具備する収納容器を提供する。
【解決手段】収納容器外に落下せず、収納容器内に自動落下する回転蓋を具備する収納容器の回転蓋の一部を下部に張り出した曲面にすることを特徴とする収納容器。
【選択図】図3

Description

本発明は、新規な回転式蓋を持つ収納容器に関するものである。
蓋付きの収納容器に収納物を収納するには、人手で蓋を取って投入したり、蓋を底方向に押さえつけて投入したり、足ふみ式で蓋を開いて投入している。即ち、収納する時に人の手や足を使用しなければならない構造になっている。
特許文献1によれば、断面山形の開閉蓋を蓋枠に軸ピンにより両側に開閉自在に軸止し、この開閉蓋の蓋枠を箱本体に被蓋する構造の屑箱は公知でありこの構成を利用すれば、簡便に屑捨てをすることが出来る。更に、山形状の蓋の一辺の表面を段違いに形成し、この面を案内面としてホッパー作用を付与している。
特許文献2(図5として例示する)によれば、囲い縁の付いた蓋本体の両側に設けられた差し込みピン受け口に4グラムの重さの屑でもその蓋に置かれたら蓋が開いて屑が下に落ちる様にバランスが取れるバランス蓋が付いた屑かごで、屑が傾斜した平板蓋を滑り落ち、囲い縁で止まる構成になっている。
特許文献3では、箱体の開口部に山形の取り外し可能な固定蓋の両側を差し込み頭頂部を固定し、爪切り屑を傾斜を利用して開口部から箱に落とし込む構造である。
特許文献4は、排水溝の内部にバランス式蓋を構成し、排水が流れ込むと排水の重量で蓋が傾き排水を落とし込む構成である。
即ち、特許文献1、2では、屑を箱に落とし込むために、平面状に傾斜する蓋を設置し、バランスを取りながら傾斜を利用して屑を収納容器内部に落とし込む構成になっており、落下する屑等が外部に落下しない様に、縁あるいは底面の周囲が形成されている。特許文献3では、平面状傾斜部を利用して屑を落とし込む構成になっている。
実用新案昭54−23188公報 特開2004−285663公報 実用新案昭33−2455公報 実用新案平3−38803公報
本発明は、新規な自動回転式蓋を持つ収納容器に関するものである。文献1によれば、蓋の一部に付いている段違いに形成されている平面状案内面に屑を投入しても、かなりの重量物を載せるか、手で下方向に押さえこまないと、なかなか収納部に落下しない。また、案内板は、特許文献図では平面形状に記載されているし、案内面が箱状になっているので、屑を入れた場合、箱状の周辺の側面(縁)があるため滑らず、屑は案内板内に溜まってしまう。従って、最終的には、案内面上に溜まった屑を手で押しこまなければならない構成になっている。また、案内板が曲面との記述もない。
特許文献2は、屑を投入して斜面を滑り落ち周辺の囲い縁にぶつかり停止し、4グラム以上の屑で初めて自動的に落下するが、囲い枠が無ければ屑箱の外に落下してしまう。
図面から見るとは蓋は平板状であり、曲面との記述がない。
特許文献3によると、単に固定された平板斜面を切られた爪が滑り落ちる構造で、開口部が、箱の下部内側にあるので、斜平板面を爪が滑り落ち、そのまま箱に落ちる。これも、周辺の壁にぶつかって落下する構成であり、曲面との記述がない。
特許文献4は、排水溝に溜まった水を平板状に貯め、一定の重さになると平板が傾き排水する構造になっている。本発明の様な滑り落ちる構成にはなっていないし、設置されている排水管内が縁になっているので、外部に落ちることもない。
従って、収納箱外に飛び出さず、自動的に内部に落下させるためには、周辺への落下防止壁(縁)が必要な構成となっている。また、滑り落ちる面はいずれも平板状になっている。
本発明は、外に飛び出すことを防止する囲い(縁)等が無くても箱本体の内部に屑等の収納物を自然落下させることが出来る構成を発明した。収納箱外への落下防止のために、落下実験を実施したところ、傾斜面の傾きを下記実験式の傾きを含む曲面にすると外に飛び出すことがなかった。Y=e^−aX(e=自然対数の底、^=ベキ乗表示)ここで係数aが、0.2≧a≧5で、好ましくは0.5≧a≧3更に好ましくは、0.8≧a≧1.5であった。ここで、Y軸は、バランス蓋の支点から略垂直に下げた垂線であり、X軸は、底面に略平行な水平線である。
本発明は、屑等の収納物を収納容器外に飛び出すことを防止する囲い(縁)等が無くても収納箱本体の内部に自然落下させることが出来る傾斜面の傾きを実験式Y=e^−aX(e=自然対数の底、^=ベキ乗表示)であらわされる曲線を含む曲面にすることにより、収納箱外へ落下せず、収納箱内に自動落下出来る蓋付収納容器を提供するものである。
市販の蓋回転式収納箱の斜視図 本発明の回転蓋に収納物が飛び出さない様に傾斜曲面を施した断面図 本発明の傾斜曲面を持つ回転蓋を取り付けた収納箱の斜視図 傾斜曲面を持つ回転蓋上に収納物を載せ、その収納物が落下した状態の収納箱の斜視図 特許文献3の縁にある回転蓋付き収納箱の斜視図 傾斜曲線(Y=e^−aX)グラフの一例
本発明は、収納物を外に飛び出すことを防止する囲い(縁)等が無くても収納容器本体の内部に屑等の収納物を自然落下させることが出来る構成を発明した。本発明は、回転蓋とそれを支える回転軸を固定できる構造体で蓋が構成され、この構成体を収納容器にのせることで、構成される。
収納箱以外への落下防止のために、収納箱内への自動落下実験を実施した。実験は、図1に示す市販のポリプロピレン製蓋回転式収納容器を入手し、蓋を取り外し、蓋の回転軸を残して長辺方向が略二等分する様に切断した。切断した蓋の回転軸が無い方に回転蓋寸法に合うポリプロピレン性の薄板を、溶融溶接して接着した。この薄板を加熱しながら各種曲面に曲げた。この蓋を容器本体に取り付け傾斜曲面上に3gの重りを乗せて実験を繰り返したところ、傾斜曲面の傾きを下記実験式の曲線の傾きを含む曲面にすると外に飛び出すことがなかった。Y=e^−aX(e=自然対数の底、^=ベキ乗表示)ここで係数aが、0.2≧a≧5で、好ましくは0.5≧a≧3更に好ましくは、0.8≧a≧1.5であった。Y軸は、回転蓋の支点から略垂直に下げた垂線であり、X軸は、底面に略平行な水平線である。上記実験式であるY=e^−aXが示す一般的な曲線は、図5に示す様になる。ここでは、aが0.04、0.2、1、5を例示している。
本実験の傾斜曲面の端部が収納容器の縁で止まらないと蓋の端部と容器の端部の間に隙間が出来て不格好な形状となるので、この傾斜曲面の端部の裏側に調整のための重りを取り付けると収納容器の端面が一致して、見場が良くなる。この調整重りは、蓋と同質のプラスチックスが好ましく、本実験では、ポリプロピレン製の板を溶融接着した。取り付ける位置は、傾斜曲面の端部即ち、容器本体の縁に近い位置に取り付けると使用量が減少するので良い。または、蓋を設計する際に厳密に計算出来ると重りを必要としないが、数回の新規型を設計するなら、重りを張り付けた方が良い。また、回転部の軸は回転蓋を支える本体の回転軸を接着し、回転蓋に穴を開けておいても良いが、好ましくは、回転蓋に先端が尖った突起を外側に作成しておき、回転蓋を支える本体に凹状の窪みを作成しても良い。また、よりスムーズに回転させるためには、両接触面を金属製で作成すると良い。
作成した回転蓋付き容器は約2グラムの重りを載せても、曲面上を滑り、収納容器内に落下した。本発明は、手で触れると問題になる収納物の廃棄等で効果がある。例えば、あらかじめ収納容器内にビニール袋をセットしておくと、廃棄する収納物を傾斜曲面に置くだけでビニール袋内に落下させることが出来る。また、幼児の玩具の収納にも使用できる。幼児は、なかなか片づけは出来ないが、本発明品を使用すると、傾斜曲面に玩具を乗せると自動的に収納されるので、遊びながら片づけることが出来る。また、一般的な屑かごとしも使用できる。
1 収納箱、2 収納箱の蓋 3 回転蓋の回転支持具 4 本発明の傾斜曲面を持つ蓋5 重り

Claims (3)

  1. 少なくとも一方向に蓋が回転する収納容器において、蓋の少なくとも一部を下に張り出した傾斜曲面とすることを特徴とする収納容器。
  2. 請求項1の収納容器において、下部に張り出した傾斜曲面の下部に収納容器の縁と略同一面になる様に回転蓋の重さ調整をするための重りを付けたことを特徴とする収納容器。
  3. 請求項1の収納容器において、下部に張り出した傾斜曲面の傾きを持つ回転蓋が、Y=e^−aX(e=自然対数の底、^=ベキ乗表示)であらわされる曲線を含む曲面を持つ回転蓋であることを特徴とする収納容器。
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