JP2015020517A - 座席装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】座席装置は、座部と、支持部と、背凭れ部と、連動機構50と、角度可変部60とを具備する。支持部は、座部を前後に変位可能に支持する。背凭れ部は、座部の後端に配置され、リクライニング可能に構成される。連動機構50は、座部と背凭れ部との間に設けられ、背凭れ部が後方へリクライニングすると座部が後方へ変位し、背凭れ部が起きると座部が前方へ変位するように、背凭れ部と座部とを連動させる。角度可変部60は、座部と支持部との間に設けられ、背凭れ部の後方へのリクライニング時に座部の前端が上がるように座部後方へ傾斜させつつ、背凭れ部のリクライニング角度の変化に対して座部の角度の変化率を変化させる。
【選択図】図5
Description
上記支持部は、上記座部を前後に変位可能に支持する。
上記背凭れ部は、上記座部の後端に配置され、リクライニング可能に構成される。
上記連動機構は、上記座部と上記背凭れ部との間に設けられる。上記連動機構は、上記背凭れ部が後方へリクライニングすると上記座部が後方へ変位し、上記背凭れ部が起きると上記座部が前方へ変位するように、上記背凭れ部と上記座部とを連動させる。
上記角度可変部は、上記座部と上記支持部との間に設けられる。上記角度可変部は、上記背凭れ部の後方へのリクライニング時に上記座部の前端が上がるように上記座部を後方へ傾斜させつつ、上記背凭れ部のリクライニング角度の変化に対して上記座部の角度の変化率を変化させる。
上記支持部は、上記座部を前後に変位可能に支持する。
上記背凭れ部は、上記座部の後端に配置され、リクライニング可能に構成される。
上記連動機構は、上記座部と上記背凭れ部との間に設けられる。上記連動機構は、上記背凭れ部が後方へリクライニングすると上記座部が後方へ変位し、上記背凭れ部が起きると上記座部が前方へ変位するように、上記背凭れ部と上記座部とを連動させる。
上記角度可変部は、上記座部と上記支持部との間に設けられる。上記角度可変部は、上記背凭れ部の後方へのリクライニング時に上記座部の前端が上がるように上記座部を後方へ傾斜させつつ、上記背凭れ部のリクライニング角度の変化に対して上記座部の角度の変化率を変化させる。
上記第1の可変機構は、上記座部の後端に設けられ、上記背凭れ部の後方へのリクライニング時に上記座部の後端を下方へ変位させる。
上記第2の可変機構は、上記第1の可変機構よりも上記座部の前端側に設けられ、上記背凭れ部の後方へのリクライニング時に上記座部の上端を上方へ変位させる。上記第2の可変機構は、上記背凭れ部の後方へのリクライニング角度が大きくなるに従って上記座部の上方への変位の変化率を増加させる。
上記構成により、リクライニング角度が大きくなるほど座面角度が大きくなるので、リクライニング角度に追従した適切な座面角度設定が可能となる。またアップライト状態では座面角度を小さくしておくことができるため、窮屈感がなく、これにより着座時の快適性を向上させることができる。
上記第1のブロックは、上記座部に固定され、上記座部の前後方向の中心側から上記座部の前方に向かって下り傾斜した第1の傾斜面を有する。
上記ガイド部材は、上記支持部に固定され、上記座部の幅方向を軸方向とする、上記第1の傾斜面に当接可能な第1の周面部を有する。上記ガイド部材は、上記第1の周面部の曲率が上記座部の前方側から前記中心側に向かって大きくなるように形成される。
これにより、リクライニング角度が大きくなるほど座面角度を大きく傾斜させることができる。また上記座面角度をガイド部材の周面形状でコントロールすることができ、適正な座面角度を簡素な構造で実現することができる。
上記第2のブロックは、上記座部に固定され、上記座部の前後方向の中心側から上記座部の後方に向かって下り傾斜した第2の傾斜面を有する。
上記ローラ部材は、上記支持部に固定され、上記座部の幅方向を軸方向とする、上記第2の傾斜面に当接可能な第2の周面部を有する。
本実施形態のシートユニット1は、鉄道車両(例えば新幹線)用の三人掛けシートで構成されており、典型的には、車内の両側にそれぞれ車両の長手方向(X軸方向)に複数列設されている。シートユニット1は、図示しない足踏み式のペダルを操作することによって、車両の床面に回動可能に構成される。
図2は座席装置1Cの側面図、図3は座席装置1Cの内部構造を示す部分破断斜視図である。以下、座席装置1Cを例に挙げて本実施形態の座席装置を説明するが、これ以外の座席装置1A,1Bについても座席装置1Cと同様に構成されるものとする。
座席装置1Cは、支持部100を有する。支持部100は、座席装置1A〜1Cに共通に構成される。
座席装置1Cは、座部11と背凭れ部12との間に設けられた連動機構50を有する。連動機構50は、背凭れ部12が後方へリクライニングすると座部11が後方へ変位し、背凭れ部12が起きると座部11が前方へ変位するように、背凭れ部12と座部11とを連動させる。連動機構50は、各座席装置1A〜1Cに個別に設けられる。
座席装置1Cは、座部11と支持部100との間に設けられた角度可変部60をさらに有する。角度可変部60は、背凭れ部12の後方へのリクライニング時に座部11の前端が上がるように座部11を後方へ傾斜させつつ、背凭れ部12のリクライニング角度の変化に対して座部11の角度の変化率を変化させる。角度可変部60は、各座席装置1A〜1Cに個別に設けられる。
次に、角度可変部60の詳細を座席装置1Cの動作と併せて説明する。他の座席装置1A,1Bも同様な動作を行うため、ここではそれらの説明を省略する。
1A,1B,1C…座席装置
11…座部
12…背凭れ部
30…座枠
40…背フレーム
50…連動機構
60…角度可変部
61…第1の可変機構
62…第2の可変機構
100…支持部
611,621…当接ブロック
612…ローラ部材
622…ガイド部材
Claims (5)
- 座部と、
前記座部を前後に変位可能に支持する支持部と、
前記座部の後端に配置されリクライニング可能な背凭れ部と、
前記座部と前記背凭れ部との間に設けられ、前記背凭れ部が後方へリクライニングすると前記座部が後方へ変位し前記背凭れ部が起きると前記座部が前方へ変位するように前記背凭れ部と前記座部とを連動させる連動機構と、
前記座部と前記支持部との間に設けられ、前記背凭れ部の後方へのリクライニング時に前記座部の前端が上がるように前記座部を後方へ傾斜させつつ、前記背凭れ部のリクライニング角度の変化に対して前記座部の角度の変化率を変化させる角度可変部と
を具備する座席装置。 - 請求項1に記載の座席装置であって、
前記角度可変部は、
前記座部の後端に設けられ、前記背凭れ部の後方へのリクライニング時に前記座部の後端を下方へ変位させる第1の可変機構と、
前記第1の可変機構よりも前記座部の前端側に設けられ、前記背凭れ部の後方へのリクライニング時に前記座部の上端を上方へ変位させる第2の可変機構とを有し、
前記第2の可変機構は、前記背凭れ部の後方へのリクライニング角度が大きくなるに従って前記座部の上方への変位の変化率を増加させる
座席装置。 - 請求項2に記載の座席装置であって、
前記第2の可変機構は、
前記座部に固定され、前記座部の前後方向の中心側から前記座部の前方に向かって下り傾斜した第1の傾斜面を有する第1のブロックと、
前記支持部に固定され、前記座部の幅方向を軸方向とする、前記第1の傾斜面に当接可能な第1の周面部を有し、前記第1の周面部の曲率が前記座部の前方側から前記中心側に向かって大きくなるように形成されたガイド部材と、を有する
座席装置。 - 請求項3に記載の座席装置であって、
前記第1のブロックと前記ガイド部材とは、相互に異なる樹脂材料で構成される
座席装置。 - 請求項2又は3に記載の座席装置であって、
前記第1の可変機構は、
前記座部に固定され、前記座部の前後方向の中心側から前記座部の後方に向かって下り傾斜した第2の傾斜面を有する第2のブロックと、
前記支持部に固定され、前記座部の幅方向を軸方向とする、前記第2の傾斜面に当接可能な第2の周面部を有するローラ部材と、を有する
座席装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013149090A JP6169428B2 (ja) | 2013-07-18 | 2013-07-18 | 座席装置 |
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ID=52485372
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017047714A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | コイト電工株式会社 | 座席装置 |
JP2020131928A (ja) * | 2019-02-20 | 2020-08-31 | コイト電工株式会社 | 座席装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010088814A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | West Japan Railway Co | リクライニング機構付き椅子 |
JP2011527653A (ja) * | 2008-07-08 | 2011-11-04 | ビー イー エアロスペイス,インク. | 屈曲式航空機シート |
-
2013
- 2013-07-18 JP JP2013149090A patent/JP6169428B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011527653A (ja) * | 2008-07-08 | 2011-11-04 | ビー イー エアロスペイス,インク. | 屈曲式航空機シート |
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JP2017047714A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | コイト電工株式会社 | 座席装置 |
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