JP2015019670A - 洗髪装置及び洗髪方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗髪時における湯の使用量を節約し易い洗髪装置を提供する。
【解決手段】洗髪装置1は、被洗髪者Mの頭部を入れる洗髪用ボール10と、洗髪用ボール10内に溜められた液体に超音波を加える超音波付加手段と、を備える。超音波付加手段は、振動素子を備える振動板71と、振動素子を駆動するための超音波発振器72と、を用いて構成されている。洗髪用ボール10内の液体に、超音波付加手段を用いて超音波を加えることによって、洗髪用ボール10内の液体を撹拌して、お湯やシャンプーを被洗髪者Mの頭髪や頭皮にしっかり供給できる。頭部の洗浄作業中に、お湯を出し続ける必要がないために、お湯の使用量を節約することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、人の頭髪を自動で洗うことができる洗髪装置及び洗髪方法に関する。
従来、人の頭髪を自動で洗うことができる自動洗髪機が知られている(例えば特許文献1や2参照)。従来の自動洗髪機は、頭部に向けて剤液(例えばシャンプー液やコンディショナー液等が混入された液体)、又は、洗浄水(シャンプー液、及び、コンディショナー液を含む薬剤が何ら混入されていない液体)を噴射するノズルリンクを備えている。
従来の自動洗髪機を用いて被洗髪者の頭髪を洗う場合には、例えば、ノズルリンクからシャンプー液やコンディショナー液等の剤液を噴射して頭部を洗髪する。そして、ノズルリンクから洗浄水を噴射して、被洗髪者の頭部に付着した剤液を洗い流す。
特開2011−212249号公報 特許第2520357号公報
上述した従来の自動洗髪機においては、洗浄水が被洗髪者の頭部に噴射される工程(すすぎ工程)ばかりではなく、シャンプー液やコンディショナー液等の剤液が被洗髪者の頭部に噴射される工程(シャンプー工程やコンディショナー工程)においても、貯湯タンクに溜められた湯が使用される。すなわち、従来の自動洗髪機では、絶えずノズルリンクからお湯を噴射し続けなければ、洗髪作業を行えない。このために、従来の自動洗髪機においては、お湯の使用量が多くなり易いといった課題がある。
以上の点に鑑みて、本発明の目的は、洗髪時における湯の使用量を節約し易い洗髪装置及び洗髪方法を提供することである。
上記目的を達成するために本発明の洗髪装置は、被洗髪者の頭部を入れる洗髪用容器と、前記洗髪用容器内に溜められた液体に超音波を加える超音波付加手段と、を備える構成(第1の構成)になっている。
本構成によれば、例えばお湯とシャンプーが入れられた洗髪用容器内に被洗髪者の頭部を収めて、洗髪用容器内の液体に超音波を加えることができる。超音波を加えることによって洗髪用容器内のお湯及びシャンプーを撹拌できるために、被洗髪者の頭髪や頭皮にお湯及びシャンプーをしっかしり供給して頭部の洗浄を行える。そして、この手法では、被洗髪者の頭髪等を洗浄する際に、お湯を出し続ける必要がないために、お湯の使用量を節約することが可能である。
上記第1の構成の洗髪装置は、前記洗髪用容器内に液体を溜める状態と、溜めない状態との切り換えを行う切り換え手段を更に備える構成(第2の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、洗髪装置の使用者が自らの手で洗髪用容器内の液体を容器から排出する必要がなくなり、装置使用者の作業負担を低減できる。
上記第1又は第2の構成の洗髪装置は、前記洗髪用容器内に液体を吐出する液体吐出手段を更に備える構成(第3の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、洗髪装置の使用者が自らの手で洗髪用容器内に液体を入れる必要がなくなり、装置使用者の作業負担を低減できる。
上記第3の構成の洗髪装置において、前記液体吐出手段は、お湯を吐出可能である構成(第4の構成)が好ましい。本構成によれば、適温の液体にて被洗髪者が気持ち良く洗髪されることが期待できる。
上記第3又は第4の構成の洗髪装置において、前記液体吐出手段は、少なくともシャンプー液を含む剤液を吐出可能である構成(第5の構成)が好ましい。本構成によれば、洗髪装置の使用者が自らの手で剤液の投入を行う必要をなくせる。
上記目的を達成するために本発明の洗髪方法は、洗髪装置を用いて洗髪を行う方法であって、被洗髪者の頭部が入れられる洗髪用容器内に液体を入れるステップと、前記液体が入れられた前記洗髪用容器内に被洗髪者の頭部が入れられた状態で、前記洗髪用容器内の液体に超音波を加えるステップと、を備える構成(第6の構成)になっている。
本構成によれば、洗髪用容器内の液体(例えばお湯とシャンプー液、或いは、お湯のみ等)に超音波を加えて容器内の液体を撹拌しながら、被洗髪者の頭髪や頭皮をしっかり洗うことができる。そして、この手法では、被洗髪者の頭髪等を洗う際に、お湯を出し続ける必要がないために、お湯の使用量を節約することが可能である。
本発明によれば、洗髪時における湯の使用量を節約し易い洗髪装置及び洗髪方法を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る洗髪装置の構成を示す模式図 本発明の第1実施形態に係る洗髪装置が備える洗髪用ボールを上から見た場合の概略平面図 本発明の第1実施形態に係る洗髪装置を用いて被洗髪者の頭部を洗髪する手順を示すフローチャート 本発明の第2実施形態に係る洗髪装置の構成を示す模式図 本発明の実施形態に係る洗髪装置の変形例を説明するための模式図
以下、本発明の実施形態に係る洗髪装置及び洗髪方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る洗髪装置1の構成を示す模式図である。図1に示すように、洗髪装置1(自動洗髪装置)は洗髪用ボール10を備えている。洗髪用ボール10は、上側が開口した凹型の容器である。洗髪用ボール10は、本発明の洗髪用容器の一例である。なお、図1は、洗髪用ボール10内に液体(例えばお湯等)が溜められた状態を示している。
図2は、本発明の第1実施形態に係る洗髪装置1が備える洗髪用ボール10を上から見た場合の概略平面図である。図2に示すように、洗髪用ボール10の縁101には、他の部分に比べて高さが低くなった段差部102が設けられている。図1に示すように、この段差部102を利用して、顔を仰向けにした被洗髪者Mは、洗髪用ボール10内に頭部を収めるようになっている。
なお、顔を仰向けにした被洗髪者Mは、椅子(移動可能なものも含む)に座った状態であってもよいし、寝台(移動可能なものも含む)に仰向けになって寝転がった状態であってもよい。例えば洗髪装置1が入浴装置(介助が必要な者を入浴させるための装置)と組み合わせて使用される場合、前述の椅子は車椅子であってもよく、また、前述の寝台はストレッチャーや担架等であってもよい。
以下においては、洗髪用ボール10の段差部102が設けられた側を前側として説明が行われる。
洗髪用ボール10の後側壁10bには、ノズル20が固定配置されている。ノズル20の形状は、特に限定されるものでなく、吐出口が1つ設けられている構成でも構わないし、複数設けられている構成でも構わない。本実施形態においては、ノズル20は、後側壁10bの略中央部に設けられている。
なお、洗髪用ボール10に設けられるノズルの位置は、本実施形態の構成から適宜変更されてよい。例えば、ノズルは、底壁、前側壁、又は、横側壁に設けられてもよい。また、洗髪用ボール10に設けられるノズルは1つではなく、複数であってもよい。この場合、複数のノズルは互いに異なる壁に取り付けられてよい。
ノズル20には、第1送液管31が接続されている。第1送液管31には、2つの送液ポンプ41、42が並列に接続されている。第1送液ポンプ41は、第2送液管32を介して剤液貯蔵部51に接続されている。第2送液ポンプ42は、第3送液管33を介して水源部52に接続されている。
なお、各送液管31〜33は、例えば硬質の素材で構成されたパイプや、軟質の素材で構成されたホース等であってよい。また、各ポンプ41、42の手前には、各ポンプ41、42と第1送液管31とが連通した状態と連通していない状態との切り換えを行うためのバルブ(例えば電磁弁等)や管(パイプ又はホース)が適宜設けられてよい。
第1送液ポンプ41が駆動すると、剤液貯蔵部51に貯蔵されている剤液が第1送液管31へと送り込まれる。第1送液管31に送り込まれた剤液は、ノズル20から洗髪用ボール10内に吐出される。なお、剤液貯蔵部51に貯蔵される剤液は、例えばシャンプー、リンスインシャンプー、コンディショナー等であってよい。また、剤液貯蔵部51は、例えば、シャンプーやリンス(又は/及びコンディショナー)等が別々に貯蔵された構造であって、別々に貯蔵された剤液が選択的に取り出せる構造を備えていても構わない。
第2送液ポンプ42が駆動すると、水源部52の水が第1送液管31に送り込まれる。第1送液管31に送り込まれた水は、ノズル20から洗髪用ボール10内に吐出される。なお、水源部52は、例えば、洗髪に適した温度の水(温水)が溜められたタンクや、温水を吐出可能な蛇口等であってよい。
なお、3つの送液管31〜33、2つの送液ポンプ41、42、剤液貯蔵部51、及び、水源部52は、本発明の液体吐出手段を構成している。本実施形態では、水(温水)を洗髪用ボール10に吐出する手段(水吐出手段)と、剤液を洗髪用ボール10に吐出する手段(剤液吐出手段)とが、ノズル20や一部の配管(第1送液管31)を共用する構成となっている。これは一例にすぎず、水吐出手段と剤液吐出手段とは、ノズル20及び/又は配管を共用しない構成であっても構わない。
洗髪用ボール10の底壁10aの後寄りには、排水口60が設けられている。排水口60には排水管61が接続されている。すなわち、洗髪用ボール10に溜められた液体は、排水口60及び排水管61を介して外部へと排出可能になっている。なお、洗髪用ボール10の底壁10aは、排水が行い易いように、排水口60の高さが他の部分に比べて低くなる傾斜構造を含むのが好ましい。
本実施形態においては、排水管61にバルブ62が取り付けられている。このバルブ62の開閉によって、洗髪用ボール10内に液体を溜める状態と、溜めない状態との切り換えを行える。なお、バルブ62は、本発明の切り換え手段の一例である。バルブ62は、手動式のバルブでもよいが、電磁弁等の自動式のバルブであってもよい。また、切り換え手段として、バルブ62の代わりに、例えばボップアップ式の栓やゴム栓等が使用されても構わない。
洗髪用ボール10の底壁10aの広い範囲に亘って、振動板71が配置されている。振動板71は、洗髪用ボール10の底壁10aに設けられた開口に嵌め込まれるように取り付けられている。振動板71は、洗髪用ボール10内の液体が漏れ出さないように、パッキン(不図示)を使用した上で、洗髪用ボール10に固定されている。振動板71の裏面には、複数の振動素子(不図示)が配置されている。振動素子は、例えば、電界が加えられると伸縮する電歪型でもよいし、磁界が加えられると伸縮する磁歪型であってもよい。
振動板71には、振動板71に備えられる振動素子を駆動するための超音波発振器72が電気的に接続されている。超音波発振器72は、洗髪用ボール10の下部に固定配置されてもよいし、その他の適所に配置されてもよい。超音波発振器72が駆動して高周波電力が振動素子に供給されると、振動素子は当該高周波電力を機械振動に変換する。これにより、超音波が発生して、洗髪用ボール10内に溜められた液体に超音波が加えられる。
振動板71と超音波発振器72とは、本発明の超音波付加手段を構成する。なお、超音波付加手段によって発生される超音波は、人が聞くことを目的としない音波(必ずしも人の耳で聞こえない音波でなくてもよい)であればよく、その周波数は適宜選択されてよい。
その他、図示は省略されているが、洗髪装置1には、各ポンプ41、42や超音波発振器72等を動作させるためのボタンを含む操作部が備えられている。また、洗髪用ボール10には、当該ボール10内から液体が溢れないように、内壁のいずれかに、液体溢れ防止用の排水穴(不図示)が設けられるのが好ましい。当該排水穴は、排水管61と繋がるように構成されるのが好ましい。
次に、以上のように構成される洗髪装置1を用いて被洗髪者Mの頭部を洗浄する手順(一例)について、図3に示すフローチャートを参照しながら詳細に説明する。まず、洗髪用ボール10にお湯を溜める貯湯工程が行われる(ステップS1)。お湯溜めは、第2送液ポンプ42を駆動し、第1送液管31を介してノズル20からお湯を吐出させることによって行われる。貯湯工程においては、排水管61に設けられるバルブ62は、閉められた状態とされる。なお、貯湯工程の開始時においては、被洗髪者Mの頭部は、洗髪用ボール10に収められていてもよいが、収められていなくてもよい。被洗髪者Mの頭部は、貯湯工程の途中や終了後に洗髪用ボール10に収められてもよい。
洗髪用ボール10内に所望量の湯が溜められると、剤液投入工程が行われる(ステップS2)。剤液の投入は、第1送液ポンプ41を駆動し、第1送液管31を介してノズル20から剤液を吐出させることによって行われる。剤液には、少なくともシャンプー液が含まれるのが好ましい。なお、ここでは、貯湯工程の終了後に剤液投入工程が行われる構成としているが、これに限らず、例えば、貯湯工程と合わせて剤液投入工程が行われても構わない。この場合、剤液はお湯と混ざりながら、洗髪用ボール10に吐出される。また、場合によっては、剤液投入工程と貯湯工程の順番が入れ替わってもよい。
洗髪用ボール10内に所望量の湯と剤液が入れられると、被洗髪者Mの頭部が収められた洗髪用ボール10内で頭髪と頭皮の洗浄を行う洗浄(超音波付加)工程が行われる(ステップS3)。頭髪及び頭皮の洗浄は、超音波発振器72を駆動して振動板71の振動素子を振動させ、洗髪用ボール10内の液体に超音波を加えることによって行われる。洗髪用ボール10内の液体に超音波を加えることによって、お湯及びシャンプー液(剤液)が撹拌され、頭髪及び頭皮に対してお湯及びシャンプーをしっかり供給して洗浄を行うことが可能である。当該洗浄工程では、洗髪用ボール10内の湯の量が増えないために、剤液投入工程で投入されるシャンプー液の量を節約し易い。
洗浄工程が終了すると(例えば、所定時間が経過した場合に洗浄工程が終了される)、洗髪用ボール10内のお湯や剤液を外部に排出する排水工程が行われる(ステップS4)。排水工程においては、排水管61に取り付けられたバルブ62が開かれる。これにより、洗髪用ボール10内のお湯等は、排水管61を通って外部へと排出される。
排水工程によって洗髪用ボール10内のお湯等がなくなると、再度、貯湯工程が行われる(ステップS5)。貯湯工程の詳細は、ステップS1と同様である。
洗髪用ボール10内に所望量の湯が溜められると、被洗髪者Mの頭髪や頭皮についた剤液(シャンプー液)を洗い流すためのすすぎ(超音波付加)工程が行われる(ステップS6)。すすぎは、超音波発振器72を駆動して振動板71の振動素子を振動させ、洗髪用ボール10内の液体に超音波を加えることによって行われる。洗髪用ボール10内の液体に超音波を加えることによってお湯が撹拌され、頭髪及び頭皮に対して湯をしっかり供給して、剤液の洗い流しを図れる。
すすぎ工程が終了すると(例えば、所定時間が経過した場合にすすぎ工程が終了される)、洗髪用ボール10内のお湯を外部に排出する排水工程が行われる(ステップS7)。排水工程の詳細は、ステップS4と同様である。以上によって、洗髪装置1を用いた洗髪は終了する。なお、必要に応じて、洗浄工程やすすぎ工程は複数回行われても構わない(この場合は貯湯工程や排水工程も適宜追加されることになる)。
本実施形態の洗髪装置1によれば、洗髪動作中に絶えずお湯を出す必要がないために、湯の使用量の節約を図り易い。また、超音波を利用して被洗髪者Mの頭部を洗浄する構成であるために、場合によってはキャビテーション等による洗浄効果も期待できる。
<第2実施形態>
次に、図4を参照しながら、第2実施形態の洗髪装置について説明する。なお、図4は、本発明の第2実施形態に係る洗髪装置2の構成を示す模式図である。図4において、一点鎖線で示す矢印は、信号の流れを示している。図4からわかるように、第2実施形態の洗髪装置2は、第1実施形態の洗髪装置1の構成と概ね同様である。第1実施形態の構成と重複する構成の説明は省略し、異なる部分に絞って説明を行う。第2実施形態の洗髪装置2には、制御装置80が備えられており、この点が第1実施形態の構成と異なっている。
制御装置80は、操作部81(洗髪装置2を使用する者(通常、被洗髪者とは異なる)が操作する部分である)を介して入力された情報に基づいて、各部を動作させる。詳細には、制御装置80は、第1送液ポンプ41、第2送液ポンプ42、バルブ62(例えば電磁弁)、及び、超音波発振器72を制御可能になっている。このために、洗髪装置2は、メモリ手段(不図示)に予め格納されるプログラムにしたがって、例えば図3に示す洗髪動作を全て自動で行うことが可能である。
なお、各工程の終了判断は、全て、制御装置80が備えるタイマーによって判断するようにしてもよい。また、各工程の終了判断等は、適宜センサーを設けて、時間情報のみならず、センサーからの情報も利用して判断されるようにしてもよい。ここで言うセンサーとしては、例えば、洗髪用ボール10内の湯量(湯の高さ)を検出するセンサーや、お湯や剤液の吐出量を測定する流量センサー等が挙げられる。
また、第2実施形態の洗髪装置2においては、操作部81によって、複数の洗髪コースの中から、被洗髪者Mに応じた洗髪コースを選択できるように構成してもよい。
<その他>
以上に示した実施形態は、本発明の例示にすぎない。以上に示した実施形態の構成は、本発明の技術思想を超えない範囲で適宜変更されて構わない。
例えば、以上の実施形態においては、洗髪装置1、2が、お湯や剤液を洗髪用ボール10内に吐出する液体吐出手段を備える構成とした。しかしながら、場合によっては、洗髪装置1、2が液体吐出手段を備えない構成としてもよい。この場合には、洗髪装置の使用者が自らの手で、お湯や剤液を洗髪用ボール10に入れることになる。また、他の例として、お湯を洗髪用ボール10内に吐出させる手段は備え、剤液を洗髪用ボール10内に吐出させる手段のみを備えない構成等としてもよい。
また、以上の実施形態においては、洗髪装置1、2が、お湯や剤液を洗髪用ボール10に溜める状態と、溜めない状態とを切り換えるバルブ62(切り換え手段)を備える構成とした。しかしながら、場合によっては、洗髪装置1〜3が切り換え手段を備えない構成としてもよい。
また、以上に示した実施形態では、洗髪用ボール10の底壁10aに振動板71を1つのみ配置する構成にしたが、当該底壁10aに複数の振動板71が配置される構成にしても構わない。また、振動板71は、場合によっては、洗髪用ボール10の側壁に配置される構成であっても構わない。
また、以上に示した実施形態では、洗髪用ボール10に振動素子を備える振動板71(超音波振動子)を固着する構成としたが、超音波振動子の構成はこれに限定されるものではない。例えば、超音波振動子を振動素子が内蔵された筐体として構成して、これを洗髪用ボール10内に入れる構成(いわゆる投込型の構成)としてもよい。また、振動素子を洗髪用ボール10の壁(底壁及び/又は側壁)に直接固着する構成等としてもよい。
また、図5に示される変形例のように、洗髪用ボール10における段差部102に、水漏れを防止するシール材90(弾性を備える)を設けるようにしてよい。このようなシール材90が設けられた構成を採用することによって、被洗髪者Mが楽な姿勢で洗髪作業を受けられるようになる。なお、図5(b)及び図5(c)は、洗髪用ボール10の内側から、段差部102を見た場合をイメージした図である。図5(b)は、被洗髪者Mが段差部102に首を配置していない場合のイメージ図であり、図5(c)は、被洗髪者Mが段差部102に首を配置した場合のイメージ図である。シール材90は、首が配置された場合に、首に密着するように変形する。
1、2 洗髪装置
10 洗髪用ボール(洗髪用容器)
20 ノズル
31〜33 送液管
41、42 送液ポンプ
62 バルブ(切り換え手段)
71 振動板
72 超音波発振器
M 被洗髪者

Claims (6)

  1. 被洗髪者の頭部を入れる洗髪用容器と、
    前記洗髪用容器内に溜められた液体に超音波を加える超音波付加手段と、
    を備えることを特徴とする洗髪装置。
  2. 前記洗髪用容器内に液体を溜める状態と、溜めない状態との切り換えを行う切り換え手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の洗髪装置。
  3. 前記洗髪用容器内に液体を吐出する液体吐出手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗髪装置。
  4. 前記液体吐出手段は、お湯を吐出可能であることを特徴とする請求項3に記載の洗髪装置。
  5. 前記液体吐出手段は、少なくともシャンプー液を含む剤液を吐出可能であることを特徴とする請求項3又は4に記載の洗髪装置。
  6. 洗髪装置を用いて洗髪を行う方法であって、
    被洗髪者の頭部が入れられる洗髪用容器内に液体を入れるステップと、
    前記液体が入れられた前記洗髪用容器内に被洗髪者の頭部が入れられた状態で、前記洗髪用容器内の液体に超音波を加えるステップと、
    を備えることを特徴とする洗髪方法。
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