JP2015019230A - 通信端末、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 システム全体の回線占有率を抑えながら、自端末の通信品質および通信成功率の最適化を図ることができる通信端末、およびプログラムを提供する。【解決手段】 通信端末1は、無線信号を送信する通信部11と、通信部11の動作を制御し、無線信号の送信が失敗した場合、通信部11にこの無線信号を再送信させる通信制御部12と、通信部11が送信した無線信号が通信回線を占有した回線占有率を導出する占有率導出部13と、回線占有率と再送信の上限回数とを対応付けたテーブルを記憶したテーブル記憶部15とを備え、通信制御部11は、テーブルを参照して、占有率導出部13が導出した回線占有率に対応する再送信の上限回数を読み出し、通信部11による無線信号の再送信回数が上限回数に達した場合、通信部11によるこの無線信号の再送信を停止させる。【選択図】図1
Description
本発明は、無線信号を送信する通信端末、およびプログラムに関するものである。
従来、複数の通信端末がネットワークを構築して、通信端末間で通信パケット(無線信号)を用いた通信を行う無線通信システムがある。そして、通信端末が通信パケットを送信すると、この通信パケットを正常に受信した通信端末は、通信パケットを正常に受信したことを通知する応答パケット(肯定応答)を、この通信パケットの送信元に返信する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、通信パケットの送信先である通信端末は、通信パケットを正常に受信できなければ、応答パケットを返信しない。したがって、通信パケットの送信元である通信端末は、通信パケット同士の衝突、通信パケットの減衰によって、送信した通信パケットが送信先において正常に受信できなかった場合、応答パケットを受信することができない。通信パケットの送信元である通信端末は、応答パケットを受信できなければ、通信パケットの再送信を行う。
従来、無線通信システムの回線設計は、システム全体としての通信回線の占有率を考慮した設計を行っている。しかしながら、通信端末における通信パケットの再送信の上限回数は、通信環境によってその最適な設定が大きく異なる。すなわち、通信パケットの再送信回数は、システム全体の回線占有率、通信端末の通信品質および通信成功率に影響を与えるものである。したがって、再送信の上限回数の設定によっては、システム全体の回線占有率、通信端末の通信品質および通信成功率に悪影響を及ぼしかねないものであった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、システム全体の回線占有率を抑えながら、自端末の通信品質および通信成功率の最適化を図ることができる通信端末、およびプログラムを提供することにある。
本発明の通信端末は、無線信号を送信する通信部と、前記通信部の動作を制御し、前記無線信号の送信が失敗した場合、前記通信部にこの無線信号を再送信させる通信制御部と、前記通信部が送信した前記無線信号が通信回線を占有した回線占有率を導出する占有率導出部と、前記回線占有率と前記再送信の上限回数とを対応付けたテーブルを記憶したテーブル記憶部とを備え、前記通信制御部は、前記テーブルを参照して、前記占有率導出部が導出した前記回線占有率に対応する前記再送信の上限回数を読み出し、前記通信部による前記無線信号の再送信回数が前記上限回数に達した場合、前記通信部によるこの無線信号の再送信を停止させることを特徴とする。
この発明において、前記通信制御部は、キャリアセンスによって前記通信回線の空き状態を検出した後、前記通信部に前記無線信号を送信させ、前記無線信号の送信毎に行った前記キャリアセンスの回数に基づいて、前記テーブルを参照して読み出した前記再送信の上限回数を補正することが好ましい。
この発明において、前記通信制御部は、前記無線信号のそれぞれに付与された優先度に基づいて、前記テーブルを参照して読み出した前記再送信の上限回数を補正することが好ましい。
本発明のプログラムは、無線信号を送信する通信部の動作を制御するコンピュータにて実行されるプログラムであって、前記コンピュータに、前記無線信号の送信が失敗した場合、前記通信部にこの無線信号を再送信させる機能と、前記通信部が送信した前記無線信号が通信回線を占有した回線占有率を導出する機能と、前記回線占有率と前記再送信の上限回数とを対応付けたテーブルを参照して、導出した前記回線占有率に対応する前記再送信の上限回数を読み出し、前記通信部による前記無線信号の再送信回数が前記上限回数に達した場合、前記通信部によるこの無線信号の再送信を停止させる機能とを実現させることを特徴とする。
以上説明したように、通信端末の回線占有率が高い場合、この通信端末の再送信の上限回数を少なくすることによって、システム全体の回線占有率を抑えて、帯域の占有による通信品質の劣化を抑制できる。また、通信端末の回線占有率が低い場合、この通信端末の再送信の上限回数を多くすることによって、システム全体の回線占有率は抑えながら、通信端末の通信成功率を上げることができる。
すなわち、本発明の通信端末およびプログラムは、システム全体の回線占有率を抑えながら、自端末の通信品質および通信成功率の最適化を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の無線通信システムの構成を示しており、複数の通信端末1がネットワークを構築して、通信端末1間で通信パケット(無線信号)を用いた通信を行う。なお、複数の通信端末1を互いに識別する場合、通信端末1A,1B,...と称す。
図1は、本実施形態の無線通信システムの構成を示しており、複数の通信端末1がネットワークを構築して、通信端末1間で通信パケット(無線信号)を用いた通信を行う。なお、複数の通信端末1を互いに識別する場合、通信端末1A,1B,...と称す。
通信端末1Aが通信パケットを送信(例えば、ユニキャスト)すると、この通信パケットを正常に受信した通信端末1Bは、通信パケットを正常に受信したことを通知する応答パケット(肯定応答)を、この通信パケットの送信元である通信端末1Aに返信する。
しかしながら、通信パケットの送信先である通信端末1Bは、通信パケットを正常に受信できなければ、応答パケットを返信しない。したがって、通信端末1Aは、通信パケット同士の衝突、通信パケットの減衰によって、送信した通信パケットが送信先である通信端末1Bにおいて正常に受信できなかった場合(送信失敗時)、応答パケットを受信することができない。応答パケットを受信できなかった通信端末1Aは、通信パケットの再送信を行う。
以下、通信端末1における再送信の上限回数の設定方法について説明する。
通信端末1は、通信部11、通信制御部12、占有率導出部13、通信情報記憶部14、テーブル記憶部15、アプリケーション部16で構成される。この通信制御部12、占有率導出部13、アプリケーション部16の各機能は、コンピュータがプログラムを実行することによって全部または一部が実現される。
通信部11は、通信パケットの送受信を行う。通信制御部12は、通信部11の動作を制御する。占有率導出部13は、通信部11が送信した通信パケットが通信回線を占有した回線占有率Xを導出する。
通信情報記憶部14は、図2に示すように、自端末の送信時間の積算値Ta、自端末の再送信の上限回数Naの各データを通信情報として記憶している。通信情報記憶部14が記憶している送信時間の積算値Taは、過去の所定期間(例えば、最新の3分間であり、以降、積算期間と称す)において送信された通信パケットが通信回線を占有した時間長さ(送信時間)の積算値である。
テーブル記憶部15は、図3に示すように、回線占有率Xと再送信の上限回数Naとを対応付けたテーブル15aを記憶している。
アプリケーション部16は、アプリケーションソフトを実行することによって通信端末1が具備する機能を実現している。通信端末1が具備する機能としては、例えば電力、水、ガス等の検針機能、電気機器(空調機器、防犯機器、情報機器等)の監視・制御機能、気温、湿度等のセンサ機能等が挙げられる。
図4は、パケット送信処理のフローチャートを示す。通信制御部12は、アプリケーション部16から送信データ(検針データ、監視データ、制御データ、センサデータ等)を受け取ると、パケット送信処理を開始する。
まず、パケット送信処理を開始した通信制御部12は、通信情報記憶部14から再送信の上限回数Naを取得する(S1)。通信制御部12は、通信部11を制御して、送信データを含む通信パケットを送信(例えば、ユニキャスト)する(S2)。通信制御部12は、通信パケットを送信してから一定時間が経過するまでに、通信パケットに対して返信される応答パケットを受信したか否かを判定する(S3)。
通信制御部12は、応答パケットを受信しなかった場合(送信失敗時)、内蔵したカウンタで計数する再送信回数をインクリメントする(S4)。この場合、1回目の再送信であるので、再送信回数「1」となる。そして、通信制御部12は、再送信回数が、通信情報記憶部14から取得した上限回数Naを上回ったか否かを判定する(S5)。再送信回数が上限回数Naを上回っていなければ、通信制御部12は、通信パケットを再送信した後(S6)、ステップS3に戻って応答パケットの受信待ち状態になる。
通信制御部12は、応答パケットを受信しなかった場合、再送信回数をインクリメントする(S4)。この場合、2回目の再送信であるので、再送信回数「2」となる。そして、通信制御部12は、再送信回数が上限回数Naを上回ったか否かを判定する(S5)。再送信回数が上限回数Naを上回っていなければ、通信制御部12は、通信パケットを再送信した後(S6)、ステップS3に戻って応答パケットの受信待ち状態になる。
以降、通信制御部12は、通信パケットに対する応答パケットを受信できなければ、再送信回数が上限回数Naを上回るまで通信パケットの再送信を繰り返す。そして、通信制御部12は、通信パケットに対して返信された応答パケットを受信した場合(S3)、ステップS7に進む。また、通信制御部12は、通信パケットに対する応答パケットを受信できず、再送信回数が上限回数Naを上回った場合も(S5)、通信部11による通信パケットの再送信を停止させてステップS7に進む。
そして、占有率導出部13は、通信部11が送信した通信パケットが通信回線を占有した回線占有率Xを導出する。まず、占有率導出部13は、通信パケットの1回の送信における送信時間を、「パケット長」×「送信レート」で導出する。そして、占有率導出部13は、この1回の送信時間に送信回数「再送信回数+1」を乗じて、今回の通信パケットの送信処理における通信パケットの送信時間Tbを導出する。そして、占有率導出部13は、通信情報記憶部14が記憶している送信時間の積算値Taと、今回の通信パケットの送信処理における通信パケットの送信時間Tbとの和「Ta+Tb」を用いて、回線占有率Xを導出する(S7)。具体的に、占有率導出部13は、過去の所定期間(積算値Taの導出期間である積算期間、今回の通信パケットの送信処理に費やした期間を含む)に対して、「Ta+Tb」が占める割合を、回線占有率Xとして導出する。
そして、通信制御部12は、テーブル記憶部15のテーブル15aを参照して、占有率導出部13が導出した回線占有率Xに対応する再送信の上限回数Naを読み出し、この読み出した上限回数Naを通信情報記憶部14に上書きして更新する(S8)。
そして、通信制御部12は、今回の通信パケットの送信処理における通信パケットの送信時間Tbを反映させた送信時間の積算値Taを、通信情報記憶部14に上書きして更新し(S9)、パケット送信処理を終了する。このとき、通信情報記憶部14に記憶されている送信時間の積算値Taは、積算期間外になった送信時間のデータが消去され、最新の積算期間における積算値Taのデータに更新される。
そして、次回の通信パケットの送信処理では、過去の回線占有率Xに基づいて設定された再送信の上限回数Naが適用される。
ここで、図3のテーブル15aに示すように、再送信の上限回数Naは、過去の回線占有率Xが低いほど多く設定され、過去の回線占有率Xが高いほど少なく設定される。
したがって、通信端末1の回線占有率Xが高い場合、この通信端末1の再送信の上限回数Naを少なくすることによって、システム全体の回線占有率を抑えて、帯域の占有による通信品質の劣化を抑制できる。また、通信端末1の回線占有率Xが低い場合、この通信端末1の再送信の上限回数Naを多くすることによって、システム全体の回線占有率は抑えながら、通信端末1の通信成功率を上げることができる。
すなわち、通信端末1は、自端末の回線占有率Xに基づいて再送信の上限回数Naを設定することによって、システム全体の回線占有率を抑えながら、自端末の通信品質および通信成功率の最適化を図ることができる。
また、通信端末1から通信パケットがブロードキャストされた場合、受信端末から応答パケットの返信はなされない。受信端末から応答パケットの返信がなされない通信処理の場合、通信端末1は、通信パケットの再送信を行わず、予め決められた所定間隔で通信パケットの連続送信を行う。この場合、通信端末1は、通信パケットの連続送信の回数を、再送信の上限回数Naと同じ値に設定してもよい。
上述の通信端末1は、無線信号を送信する通信部11と、通信部11の動作を制御し、無線信号の送信が失敗した場合、通信部11にこの無線信号を再送信させる通信制御部12とを備える。また、通信端末1は、通信部11が送信した無線信号が通信回線を占有した回線占有率Xを導出する占有率導出部13と、回線占有率Xと再送信の上限回数Naとを対応付けたテーブル15aを記憶したテーブル記憶部15とを備える。そして、通信制御部12は、テーブル15aを参照して、占有率導出部13が導出した回線占有率Xに対応する再送信の上限回数Naを読み出し、通信部11による無線信号の再送信回数が上限回数Naに達した場合、通信部11によるこの無線信号の再送信を停止させる。
また、コンピュータが、上述の通信制御部12、占有率導出部13、アプリケーション部16の各機能の全部または各機能の一部を実現するために実行するプログラムは以下の特徴を有する。
無線信号を送信する通信部11の動作を制御するコンピュータにて実行されるプログラムであって、コンピュータに、無線信号の送信が失敗した場合、通信部11にこの無線信号を再送信させる機能を実現させる。また、プログラムは、コンピュータに、通信部11が送信した無線信号が通信回線を占有した回線占有率Xを導出する機能を実現させる。また、プログラムは、コンピュータに、回線占有率Xと再送信の上限回数Naとを対応付けたテーブル15aを参照して、導出した回線占有率Xに対応する再送信の上限回数Naを読み出し、通信部11による無線信号の再送信回数が上限回数Naに達した場合、通信部11によるこの無線信号の再送信を停止させる機能を実現させる。
(実施形態2)
本実施形態の通信端末1は、実施形態1と同様の構成を備えており、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の通信端末1は、実施形態1と同様の構成を備えており、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
通信端末1の通信制御部12は、通信パケットの送信前に、通信回線の空き状態を検出するため、キャリアセンスを行う。通信制御部12は、キャリアセンスによって通信回線の空き状態を検出した後、通信部11に通信パケットを送信させる。通信制御部12は、通信回線の空き状態を検出できない場合、このキャリアセンスを所定の時間間隔で繰り返す。
そして、通信制御部12は、通信パケットの送信毎に行ったキャリアセンスの平均回数Nbを導出して、通信情報記憶部14に格納する。通信情報記憶部14は、図5に示すように、自端末の送信時間の積算値Ta、自端末の再送信の上限回数Naの各データだけでなく、自端末のキャリアセンスの平均回数Nbも通信情報として記憶している。このキャリアセンスの平均回数Nbは、過去の所定期間(例えば、最新の3分間)において各通信パケットの送信時に行ったキャリアセンスの回数の平均値である。
通信制御部12は、テーブル記憶部15のテーブル15aを参照して、占有率導出部13が導出した回線占有率Xに対応する再送信の上限回数Naを読み出した後、この読み出した再送信の上限回数Naを、キャリアセンスの平均回数Nbに基づいて補正する。
具体的に、テーブル記憶部15は、図6に示すように、キャリアセンスの平均回数Nbと上限回数Naの補正回数とを対応付けたテーブル15bを記憶している。そして、通信制御部12は、テーブル15bを参照して、キャリアセンスの平均回数Nbに対応する上限回数Naの補正回数を読み出す。通信制御部12aは、テーブル記憶部15のテーブル15a(図3参照)から読み出した再送信の上限回数Naを、テーブル15bの補正回数によって補正する。例えば、通信制御部12は、キャリアセンスの平均回数Nbが5回以下であれば、上限回数Naを1回増やす。また、通信制御部12は、キャリアセンスの平均回数Nbが6〜10回であれば、上限回数Naを補正しない、また、通信制御部12は、キャリアセンスの平均回数Nbが11〜20回であれば、上限回数Naを1回減らす。すなわち、通信制御部12は、キャリアセンスの平均回数Nbが少なければ、上限回数Naを増やす方向に補正し、キャリアセンスの平均回数Nbが多ければ、上限回数Naを減らす方向に補正する。そして、通信制御部12は、補正した上限回数Naを通信情報記憶部14に上書きして更新する。
通信端末1は、キャリアセンスの平均回数Nbによって他の通信端末1による通信回線の占有率を把握することができる。そして、通信端末1は、他の通信端末1による通信回線の占有率(キャリアセンスの平均回数Nb)に応じて、自端末の再送信の上限回数Naを補正する。したがって、通信端末1は、他の通信端末1による通信回線の占有率が高い場合、自端末の再送信の上限回数Naを少なくすることによって、システム全体の回線占有率を抑えて、帯域の占有による通信品質の劣化を抑制できる。また、通信端末1は、他の通信端末1による通信回線の占有率が低い場合、自端末の再送信の上限回数Naを多くすることによって、システム全体の回線占有率は抑えながら、自端末の通信成功率を上げることができる。
すなわち、通信端末1は、他の通信端末1による通信回線の占有率に基づいて再送信の上限回数Naを補正することによって、システム全体の回線占有率を抑えながら、自端末の通信品質および通信成功率の最適化を図ることができる。
なお、通信制御部12は、キャリアセンスの最大回数に基づいて上限回数Naを補正してもよい。すなわち、通信制御部12は、通信パケットの送信毎に行ったキャリアセンスの回数に基づいて上限回数Naを補正すればよい。
(実施形態3)
本実施形態の通信端末1は、実施形態1と同様の構成を備えており、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の通信端末1は、実施形態1と同様の構成を備えており、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
通信端末1のアプリケーション部16は、送信データに優先度を設定して通信制御部12へ引き渡す。
通信制御部12は、テーブル記憶部15のテーブル15aを参照して、占有率導出部13が導出した回線占有率Xに対応する再送信の上限回数Naを読み出す。そして、通信制御部12は、この読み出した再送信の上限回数Naを、送信する通信パケットの送信データに設定された優先度(通信パケットに付与された優先度)に基づいて補正する。
具体的に、テーブル記憶部15は、図7に示すように、優先度と上限回数Naの補正回数とを対応付けたテーブル15cを記憶している。そして、通信制御部12は、テーブル15cを参照して、優先度に対応する上限回数Naの補正回数を読み出す。通信制御部12aは、テーブル記憶部15のテーブル15a(図3参照)から読み出した再送信の上限回数Naを、テーブル15cの上限回数Naの補正回数によって補正する。例えば、通信制御部12は、優先度が1であれば、上限回数Naを3回増やし、優先度が2であれば、上限回数Naを2回増やし、優先度が3であれば、上限回数Naを1回増やし、優先度が4であれば、補正せず、優先度が5であれば、上限回数Naを1回減らす。すなわち、通信制御部12は、通信パケットに付与された優先度が高ければ、上限回数Naを増やす方向に補正し、通信パケットに付与された優先度が低ければ、上限回数Naを減らす方向に補正する。そして、通信制御部12は、補正した上限回数Naを通信情報記憶部14に上書きして更新する。
したがって、通信端末1は、通信パケットのそれぞれに付与された優先度に基づいて、再送信の上限回数Naを補正するので、優先度の高い通信パケットの通信成功率を上げることができる。
なお、優先度は、アプリケーション毎に予め設定されてもよく、あるいは同一アプリケーションの送信データであっても、送信データの種類によって異なる優先度を設定されてもよい。
1 通信端末
11 通信部
12 通信制御部
13 占有率導出部
14 通信情報記憶部
15 テーブル記憶部
16 アプリケーション部
11 通信部
12 通信制御部
13 占有率導出部
14 通信情報記憶部
15 テーブル記憶部
16 アプリケーション部
Claims (4)
- 無線信号を送信する通信部と、
前記通信部の動作を制御し、前記無線信号の送信が失敗した場合、前記通信部にこの無線信号を再送信させる通信制御部と、
前記通信部が送信した前記無線信号が通信回線を占有した回線占有率を導出する占有率導出部と、
前記回線占有率と前記再送信の上限回数とを対応付けたテーブルを記憶したテーブル記憶部とを備え、
前記通信制御部は、前記テーブルを参照して、前記占有率導出部が導出した前記回線占有率に対応する前記再送信の上限回数を読み出し、前記通信部による前記無線信号の再送信回数が前記上限回数に達した場合、前記通信部によるこの無線信号の再送信を停止させる
ことを特徴とする通信端末。 - 前記通信制御部は、キャリアセンスによって前記通信回線の空き状態を検出した後、前記通信部に前記無線信号を送信させ、前記無線信号の送信毎に行った前記キャリアセンスの回数に基づいて、前記テーブルを参照して読み出した前記再送信の上限回数を補正することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
- 前記通信制御部は、前記無線信号のそれぞれに付与された優先度に基づいて、前記テーブルを参照して読み出した前記再送信の上限回数を補正することを特徴とする請求項1または2記載の通信端末。
- 無線信号を送信する通信部の動作を制御するコンピュータにて実行されるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記無線信号の送信が失敗した場合、前記通信部にこの無線信号を再送信させる機能と、
前記通信部が送信した前記無線信号が通信回線を占有した回線占有率を導出する機能と、
前記回線占有率と前記再送信の上限回数とを対応付けたテーブルを参照して、導出した前記回線占有率に対応する前記再送信の上限回数を読み出し、前記通信部による前記無線信号の再送信回数が前記上限回数に達した場合、前記通信部によるこの無線信号の再送信を停止させる機能とを実現させる
ことを特徴とするプログラム。
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