JP2015018987A - 半導体装置 - Google Patents

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克彦 川島
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和重 道羅
靜 三宅
Shizuka Miyake
靜 三宅
昌稔 上谷
Masatoshi Uetani
昌稔 上谷
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正人 関
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    • H01L2924/19105Disposition of discrete passive components in a side-by-side arrangement on a common die mounting substrate

Abstract

【課題】小型化しても、従来のワイヤーボンド品と比べて放熱性が劣らない半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】モジュール基板と、モジュール基板の第1の面上に配置された第1の半導体チップと、第1の半導体チップ上に配置された金属フレームとを備え、第1の半導体チップは、第1のチップ面上に設けられた第1のバンプを介してモジュール基板と電気的に接続されている一方、第1のチップ面と対向する第2のチップ面上に配置された金属フレームと電気的に接続されており、金属フレームは、モジュール基板に設けられた接地領域と電気的に接続される半導体装置。
【選択図】図1B

Description

本発明は、半導体を用いた電力増幅器モジュールを備えた半導体装置に関するものである。特に高周波帯を利用した無線通信向けに適した電力増幅器モジュールを備えた半導体装置に関する。
昨今のスマートフォンを中心とするモバイル端末のデータ通信量の増大と高機能化に伴って、無線部分の電力増幅器には、使用周波数を増やすマルチバンド化対応及び電池による駆動時間を増やすために低消費電力、つまり、電力効率の向上が望まれている。そして、マルチバンド化に伴い部品面積が増大するため、各バンドに対する電力増幅器の小型化も要求されている。
電力増幅器の小型化の方法として、特許文献1に示すように、半導体チップにバンプをつけて、モジュール基板に対してワイヤーボンドを用いずにフリップチップ実装する方法が提案されている。半導体チップのフリップチップ化とチップ受動部品の小型化により、モジュールサイズは小さくなる。
特開2002−110871号公報
しかしながら、電力増幅用の半導体チップをフリップチップ実装することには問題がある。具体的には、フリップチップ実装する方法は、電力増幅用の半導体チップの裏面を銀ペーストでモジュール基板に接着させる方法よりも放熱性が悪くなる。そして、放熱性の劣化は、電力増幅器の電力効率の劣化と信頼性劣化を引き起こす。
本発明の目的は、小型化しても、従来のワイヤーボンド品と比べて放熱性が劣らない半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る半導体装置は、モジュール基板と、モジュール基板の第1の面上に配置された第1の半導体チップと、第1の半導体チップ上に配置された金属フレームとを備え、第1の半導体チップは、第1のチップ面上に設けられた第1のバンプを介してモジュール基板と電気的に接続されている一方、第1のチップ面と対向する第2のチップ面上に配置された金属フレームと電気的に接続されており、金属フレームは、モジュール基板に設けられた接地領域と電気的に接続される。
本発明は、ワイヤー領域が不要であり、金属フレームからの放熱効果もあるため、小型化しても、従来のワイヤーボンド品と比べて放熱性が劣らない半導体装置を提供できる。
第1の実施形態に係る半導体装置の平面図 第1の実施形態に係る半導体装置の断面図 第1の実施形態に係る半導体装置の詳細な断面図 第1の実施形態に係る半導体チップの平面図 第2の実施形態に係る半導体装置の平面図 第2の実施形態に係る半導体装置の断面図 第2の実施形態に係る半導体装置のバンプの配置を示した平面図 第3の実施形態に係る半導体装置の断面図 第3の実施形態に係る半導体装置の詳細な断面図 第4の実施形態に係る半導体装置の断面図
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。本発明は以下の実施形態に限定されない。また、実質的に同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略することがある。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、複数の実施形態の組み合わせも可能である。
(第1の実施形態)
まず第1の実施形態に係る半導体装置について、図1A、図1B、図2A及び図2Bを用いて説明する。
本実施形態に係る半導体装置の平面図を図1Aに示し、図1AにおけるA−A´箇所の断面図を図1Bに示す。図1Aは、接続関係の明確化のため、一部透視図としている。なお、本明細書において、「平面視」とは、モジュール基板の表面の垂線方向から見ることを意味する。
図1A及び図1Bに示すように、第1の実施形態に係る半導体装置は、モジュール基板100と、モジュール基板100の第1の面T1上に配置された半導体チップ104と、半導体チップ104上に配置された金属フレーム108とを備える。半導体チップ104は、第1のチップ面S1上に設けられたバンプ106を介してモジュール基板100と電気的に接続されている。一方、第1のチップ面S1と対向する第2のチップ面S2上に配置された金属フレーム108と電気的に接続されており、金属フレーム108は、モジュール基板100に設けられた接地領域130と電気的に接続される。
モジュール基板100の第1の面T1上には、マイクロストリップライン110で互いに電気的に接続されたチップ受動部品112が配置されていてもよい。
半導体チップ104は、例えば、ヒ化ガリウム(GaAs)や窒化ガリウム(GaN)で構成される電力増幅用の半導体チップであればよい。
半導体チップ104は、金属フレーム108と、例えば銀(Ag)を含む金属又は、金(Au)及びスズ(Sn)を含む金属で構成されるペースト114によって接合され、ビアホール102内に配置された導電膜を介して電気的に接続されている。
金属フレーム108は、図1Bに示すように、第1の折り曲げ部120及び第2の折り曲げ部122を有しているように、少なくとも1つの折り曲げ部を有する構造となっていてもよい。なお、本明細書において、「折り曲げ部」とは、角張っていても丸まっていてもよい。
金属フレーム108は、第1の端部124において、導電性の接着材料、例えば、半田128によってモジュール基板に接着され、モジュール基板100の第2の面T2上に配置された接地領域130と電気的に接続されていればよい。導電性の接着材料として、ペースト114と同様の材料を用いても良い。
半導体チップ104の厚みが約100μmの場合、ペースト114の厚みは約50μm、金属フレーム108の厚みは約150μm、バンプ106の厚みは約80μmであれば良い。半導体チップ104の厚みを変える場合は、同じ比率で他の構成要素の厚みも変えればよい。なお、本実施形態においては、モジュール基板100の平面視における一辺は約5mmとしている。
また、金属フレーム108の平面視における寸法は、A−A´方向と平行な辺の長さL1は約2.5mmであり、A−A´方向と垂直な方向の辺の長さL2は約2.3mmである。なお、「厚み」とは、図1Bにおいて、モジュール基板100の表面に垂直な方向の長さである。「約」とは、製造上の誤差を含む意味であり、より具体的には長さの±10%の誤差を含む意味である。
図2Aは、半導体チップ104の詳細な断面の一例を示す図である。
半導体チップ104は、例えばGaAsで構成される半導体基板200と、半導体基板200に設けられたトランジスタ部202とを備える。半導体基板200上には、例えばSiOで構成される第1の絶縁膜206が配置されている。第1の絶縁膜206及びトランジスタ部202を覆うように、例えばSiNで構成される第2の絶縁膜208が配置されている。また、第1の絶縁膜206及び第2の絶縁膜208を覆うように、例えば、SiNで構成される第3の絶縁膜210が配置されている。そして、第3の絶縁膜210を覆うように、ポリマー保護膜216が配置されている。
半導体チップ104は、例えばAuで構成される配線212と、例えばニッケル(Ni)で構成されるバリアメタル214と、バンプ106とを介して、モジュール基板100と電気的に接続されている。
半導体基板200のトランジスタ部が形成された面と対向する面上には、例えばクロム(Cr)及び金(Au)から構成される導電膜204が配置され、ペースト114を介して金属フレーム108と電気的に接続される。導電膜204は、ビアホール102の側面上にも配置されている。なお、ビアホール102において、導電膜204及びポリマー保護膜216で囲まれた部分は真空状態となっている。
半導体チップ104は、金属フレーム108に電気的に接続されているため、半導体チップ104で発生する熱は、金属フレーム108に伝播され、金属フレーム108からモジュール基板100の接地領域130に伝播される。この構造によれば、接地領域130だけでなく、金属フレーム108からも外気に放熱される効果がある。
本実施形態に係る半導体装置の放熱構造は、半導体チップ104に形成されたトランジスタ部202がビアホール102の側面に形成された導電膜204を介して接地され、半導体チップ104がペースト114によって接地領域130に電気的に接続されているため、従来のワイヤーボンド品と同じような放熱構造となっている。そのため、従来のバンプ構造品と比べて放熱性の劣化課題はない。
さらに、半導体チップ104とモジュール基板100とはバンプ106を介して接続され、ワイヤー領域が不要であるため、小型化できる。つまり、本実施形態に係る半導体装置は、小型化、高効率及び高信頼性を兼ね備えている。
図1A、図1B及び図2Aに示した半導体チップ104及び金属フレーム108を第1のチップ面S1側から見た場合の平面視における構造の一例を図2Bに示す。
半導体チップ104には、例えば、バンプ106が配置されるパッド224と、ビアホール102とが、図2Bに示すようにレイアウトされる。また、半導体チップ104には、信号が入力される入力回路228と、電力増幅のためのバイアス回路226と、前段アンプトランジスタ230及び後段アンプトランジスタ232とが配置されている。
バンプ106は、モジュール基板100に実装されるため、バンプピッチのルールは、モジュール基板100の実装ルールに従う必要がある。しかしながら、通常、モジュール基板の実装ルールは、半導体の設計ルールと大きな乖離がある。つまり、半導体の設計ルールでは、パッドのピッチはより狭くできる。それに対して、バンプはモジュール基板の実装ルールに従うため、半導体のバンプピッチが広くなり、半導体チップが大きくなってしまう。そして、従来の技術では、外部端子用のバンプだけでなく、接地用のバンプも有しているため、さらに半導体チップは大きくなってしまう。このように、従来のバンプ構造では、半導体チップが大きくなることによってチップコストが上がるという課題があった。
他方、第1の実施形態に係る半導体装置では、図2Bに示すように、ビアホール102を介して接地できるため、外部端子にのみバンプ106を用いる。そして、ビアホール102の設計ルールは、半導体チップのルールに従うことができる。その結果、半導体チップは小さくできるため、コスト的に有利である。
また、半導体チップ104が浮き上がってしまうことを防ぐため、バンプ106とモジュール基板100との接着面の総面積が、半田128とモジュール基板100との接着面の面積以上であることが好ましい。
また、後段アンプトランジスタ232は最も発熱量が多いため、金属フレーム108の第1の折り曲げ部120に最も近い、つまり、放熱効果の高い箇所に配置することが好ましい。モジュール基板100の接地領域130によって放熱されやすくするためである。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態に係る半導体装置を図3A及び図3Bを用いて説明する。図3Aは本実施形態に係る半導体装置の平面図である。図3Bは、図3Aに示すB−B´箇所の断面を矢印の方向に見たときの断面図を示している。図3Aは、接続関係の明確化のため、一部透視図としている。
図3A及び図3Bに示すように、第2の実施形態に係る半導体装置は、モジュール基板300と、モジュール基板300の第1の面T1上に配置された半導体チップ104と、半導体チップ104上に配置された金属フレーム108とを備える。半導体チップ104は、第1のチップ面S1上に設けられたバンプ106を介してモジュール基板300と電気的に接続されている。一方、第1のチップ面S1と対向する第2のチップ面S2上に配置された金属フレーム108と電気的に接続されており、金属フレーム108は、モジュール基板300に設けられた接地領域330と電気的に接続される。
そして、モジュール基板300に設けられたキャビティ302内に、半導体チップ304が配置されているため、マルチチップの半導体装置に適用できる。半導体チップ304は、バンプ306を介してモジュール基板300と電気的に接続されている。また、キャビティ302は、平面視において半導体チップ104と一部の領域又は全領域で重なるように形成されている。
従来の半導体装置は、バンプによる接地を行うために、半導体チップ下のモジュール基板に、ビアホールを設けて接地するため、半導体チップ直下のモジュール基板には、接地及び放熱用のビアホール以外は実質的に何も配置出来なかった。
しかし、本実施形態に係る半導体装置では、図3A及び図3Bに示すように、平面視において、接地部分を半導体チップ104の外部に設けているため、半導体チップ104下部を有効利用できる。
半導体チップ304は、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)制御用のシリコンで構成される半導体チップであっても良いし、WLAN用途のモジュールにおけるローノイズアンプの機能とスイッチの機能をもったシリコンで構成される半導体チップでも良い。
シリコンで構成される半導体チップ304に、半導体チップ104の電力増幅機能の一部を分担させても良い。例えば、半導体チップ104が2段の電力増幅器であれば、1段目の増幅機能を半導体チップ304に分担する場合である。2段目が例えばGaAsで構成される半導体チップ104の場合は、1段目をシリコンで構成される半導体チップ304に分担させることで、半導体チップ104のチップ面積を小さくでき、その分コストを削減することができる。
半導体チップ304は、半導体チップ104と同じ種類の材料でも良い。例えば、半導体チップ104がGSM(登録商標)通信方式用途のGaAsを材料とした電力増幅用であって、半導体チップ304がW−CDMA通信方式のGaAsを材料とした電力増幅用である。GSM(登録商標)出力が36dBm、W−CDMA出力が28dBmであるため、出力の大きなGSM(登録商標)通信方式用途を半導体チップ104とする。近年、マルチモード携帯端末が主流となっているので、GSM(登録商標)とW−CDMAの両方のモードに対応する携帯端末用の電力増幅器として応用できる。この応用の場合、GSM(登録商標)通信方式用途としては、シリコンを材料とした電力増幅器も想定されるので、半導体チップ104がシリコンであって、半導体チップ304がGaAsを材料とした電力増幅器である場合も考えられる。その場合、既に述べたように、半導体チップ304の面積を低減するために、1段目の増幅機能をシリコンで構成される半導体チップ104に分担させてもよい。
図4は、バンプ106及びキャビティ302の配置の一例を示した平面図である。バンプ106が、平面視において、キャビティ302の周囲の少なくとも一部を囲むように配置されている。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態に係る半導体装置について、図5A及び図5Bを用いて説明する。
図5Aに示すように、半導体チップ504を、半導体チップ104とモジュール基板500との間に配置してもよい。例えば、TSV技術を用いて、半導体チップ504にもビアホール502を形成する。
図5Bに半導体チップ504は、半導体基板540上に形成されたトランジスタ部542と、トランジスタ部542を覆うように形成された保護膜544とを備え、ビアホール502が形成されている。ビアホール502の側面は絶縁膜546で覆われ、絶縁膜546内に貫通電極548が配置されている。貫通電極548は、パッド550を介して、バンプ106又はバンプ506と電気的に接続されている。
例えば、半導体基板540はSi基板であり、保護膜544はSiNで構成され、絶縁膜546はSiOで構成され、貫通電極548はCuで構成され、パッド550はAlで構成されていれば良い。
半導体チップ104は、バンプ106を介して半導体チップ504と電気的に接続されている。半導体チップ504は、ビアホール502に設けられた貫通電極548及びバンプ506を介して、モジュール基板500と電気的に接続されている。そして、金属フレーム108は、モジュール基板500の接地領域530と電気的に接続されている。
このような構成とすることで、モジュール基板500にキャビティを設ける必要がないため、キャビティを形成するためのコストを下げられる。
(第4の実施形態)
次に第4の実施形態に係る半導体装置について、図6を用いて説明する。
本実施形態では、図6に示すように、接地部分が2箇所になるように金属フレーム604を形成する。つまり、金属フレーム604は、第1の端部622だけでなく、第2の端部624においても、モジュール基板600と半田等の接着材料により接着され、接地領域630と電気的に接続されている。
このような構造にすることで、接地効果及び放熱性が向上する。また、半導体チップ104から出る電磁放射についてもシールド効果が出るため、ノイズも少なくなるという利点がある。
なお、本発明の「第1の半導体チップ」とは、上記実施形態における半導体チップ104に相当する。本発明の「第1のバンプ」とは、上記実施形態におけるバンプ106に相当する。本発明の「第1のビアホール」とは、上記実施形態におけるビアホール102に相当する。本発明の「第2の半導体チップ」とは、第2の実施形態における半導体チップ304、又は、第3の実施形態における半導体チップ504に相当する。本発明の「第2のバンプ」とは、第2の実施形態におけるバンプ306、又は、第3の実施形態におけるバンプ506に相当する。本発明の「第2のビアホール」とは、第3の実施形態におけるビアホール502に相当する。
100 モジュール基板
102 ビアホール
104 半導体チップ
106 バンプ
108 金属フレーム
110 マイクロストリップライン
112 チップ受動部品
114 ペースト
120 第1の折り曲げ部
122 第2の折り曲げ部
124 第1の端部
126 第2の端部
128 半田
130 接地領域
200 半導体基板
202 トランジスタ部
204 導電膜
206 第1の絶縁膜
208 第2の絶縁膜
210 第3の絶縁膜
212 配線
214 バリアメタル
216 ポリマー保護膜
224 パッド
226 バイアス回路
228 入力回路
230 前段アンプトランジスタ
232 後段アンプトランジスタ
300 モジュール基板
302 キャビティ
304 半導体チップ
306 バンプ
330 接地領域
500 モジュール基板
502 ビアホール
504 半導体チップ
506 バンプ
530 接地領域
540 半導体基板
542 トランジスタ部
544 保護膜
546 絶縁膜
548 貫通電極
550 パッド
600 モジュール基板
604 金属フレーム
622 第1の端部
624 第2の端部
630 接地領域
S1 第1のチップ面
S2 第2のチップ面
T1 第1の面
T2 第2の面

Claims (12)

  1. モジュール基板と、
    前記モジュール基板の第1の面上に配置された第1の半導体チップと、
    前記第1の半導体チップ上に配置された金属フレームとを備え、
    前記第1の半導体チップは、第1のチップ面上に設けられた第1のバンプを介して前記モジュール基板と電気的に接続されている一方、前記第1のチップ面と対向する第2のチップ面上に配置された前記金属フレームと電気的に接続されており、
    前記金属フレームは、前記モジュール基板に設けられた接地領域と電気的に接続される
    半導体装置。
  2. 前記第1の半導体チップには、第1のビアホールが設けられ、
    前記第1の半導体チップは、前記第1のビアホールの側面に配置された導電膜を介して、前記金属フレームと電気的に接続されている
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記金属フレームは第1の端部と第2の端部とを有し、
    前記第1の端部において、前記金属フレームは導電性の接着材料により前記モジュール基板と接着されている
    請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記モジュール基板は、前記第1の面と対向する第2の面を有し、
    前記第2の面上に前記接地領域が配置されている
    請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記モジュール基板は、キャビティを有し、
    前記キャビティ内に配置された第2の半導体チップを備え、
    前記第2の半導体チップは、前記キャビティの底面において、前記モジュール基板と第2のバンプを介して電気的に接続されている
    請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記モジュール基板の前記第1の面上に、前記キャビティを囲むように前記第1のバンプが配置されている
    請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記キャビティは、平面視において前記第1の半導体チップと重なるように形成されている
    請求項5又は6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1のバンプと前記モジュール基板との接着面の総面積は、前記接着材料と前記モジュール基板との接着面の面積以上である
    請求項1から7のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 前記半導体装置は、さらに、
    前記第1の半導体チップと前記モジュール基板との間に配置され、第2のビアホールが設けられた第2の半導体チップを備え、
    前記第2のビアホール内には貫通電極が配置され、
    前記第1の半導体チップは、前記第1のバンプによって、前記第2の半導体チップと電気的に接続され、
    前記第2の半導体チップは、前記貫通電極及び第2のバンプを介して、前記モジュール基板と電気的に接続されている
    請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 前記金属フレームは少なくとも1つの折り曲げ部を有する
    請求項1から9のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 前記金属フレームは、前記第2の端部においても、前記モジュール基板と前記接着材料により接着されている
    請求項3に記載の半導体装置。
  12. 前記金属フレームは、少なくとも2つの折り曲げ部を有する
    請求項11に記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022113820A1 (ja) * 2020-11-25 2022-06-02 株式会社村田製作所 高周波モジュール及び通信装置

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