JP2015016818A - ベビーカー - Google Patents

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鵬耀 楊
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Abstract

【課題】フレーム部を折り畳むだけで座席部の背部についても折り畳むことが可能なベビーカーを提供する。【解決手段】折り畳み可能に構成された前脚50と後脚60と支持フレーム40および支持フレーム40に固定されたガイド部材43を有するフレーム部10と、折り畳み可能に構成された座部80aと背部80bを有し、フレーム部10が折り畳まれることで座部80aと背部80bが折り畳まれるようにフレーム部10に取り付けられた座席部80と、を備えるベビーカー100において、前脚50と後脚60と支持フレーム40を折り畳む際に、ガイド部材43が背部80bを座部80a側にガイドする。【選択図】図4

Description

本発明は、折り畳み可能なベビーカーに関する。
従来より、乳幼児を乗車させるベビーカーであって、不使用時にコンパクトに折り畳むことができるものが提案されている。
例えば、特許文献1(特開2012―96625号)に記載のベビーカーでは、前脚、後脚、ハンドルが重ねられるようにして、前後方向の幅を小さくして折り畳むことが可能な構造を採用している。
この特許文献1(特開2012―96625号)に記載のベビーカーは、座席部のうちの背部がリクライニング可能に構成されている。具体的には、当該ベビーカーでは、座席部の背部を支持するベルトの長さを調節可能な機構を採用することにより、リクライニング角度の調節を可能にしている。
ところが、背部を後方に倒したリクライニング状態でベビーカーの使用を終えて、当該ベビーカーを折り畳もうとすると、前脚、後脚等については、互いに重なるようにして前後方向の幅を小さくすることができるが、座席部のうちの背部については、リクライニング状態になったままであり、前後方向の幅を小さくすることができない。
このため、ユーザーは、背部についてもコンパクトに折り畳むために、前脚、後脚等を折り畳む操作とは別に、リクライニング状態から背部を起き上がらせる操作を行う必要がある。すなわち、前脚、後脚等の折り畳み操作とは別に、座席部の背部を支持するベルトの長さが短くなるように調節する作業を行う必要がある。
本発明の課題は、上述した点に鑑みてなされたものであり、フレーム部を折り畳むだけで座席部の背部についても折り畳むことが可能なベビーカーを提供することにある。
第1観点に係るベビーカーは、フレーム部および座席部を備えている。フレーム部は、前脚と後脚と支持フレームとガイド部材を有している。前脚と後脚と支持フレームは、互いに折り畳み可能に構成されている。ガイド部材は、前脚と後脚と支持フレームのいずれかに対して取り付けられている。座席部は、座部と背部を有しており、フレーム部に取り付けられている。座部と背部は、折り畳み可能に構成されている。座席部は、フレーム部が折り畳まれることで座部と背部が折り畳まれるようにフレーム部に取り付けられている。ガイド部材は、前脚と後脚と支持フレームを折り畳む際に、背部を座部側にガイドする。ここで、「ガイド部材は、前脚と後脚と支持フレームのいずれかに対して取り付けられている」という構成は、特に限定されるものではなく、例えば、ガイド部材が前脚と後脚と支持フレームのいずれかに対して動かないように直接固定されていてもよいし、ガイド部材が前脚と後脚と支持フレームのいずれかに対してブラケット等の部材を介して取り付けられていてもよいし、ガイド部材が前脚と後脚と支持フレームのいずれかに対してピンジョイント等を介して取り付けられていてもよい。
このベビーカーでは、フレーム部を折り畳むだけで、フレーム部の前脚と後脚と支持フレームのいずれかに固定されているガイド部材によって、背部が座部側にガイドされる。このため、フレーム部を折り畳むだけで、座席部の背部についても折り畳むことが可能になり、別途座席部の背部を折り畳むための操作が不要になる。
第2観点に係るベビーカーは、第1観点に係るベビーカーであって、ガイド部材は、使用時に背部に当接しない位置に設けられている。
ここで、ベビーカーの使用時とは、ベビーカーが折り畳まれていない状態をいい、リクライニング角度が調節可能であっても調節不能であってもよいし、リクライニング角度が調節可能である場合にはそのリクライニング角度は問わない。
このベビーカーでは、フレーム部を折り畳む際に座席部の背部を座部側にガイドできるガイド部材は、使用時には背部に当接しない位置に設けられている。このため、使用時に座席部に横たわっている乳幼児に対して、ガイド部材が押しつけられることによる不快感を与えにくくすることができる。
第3観点に係るベビーカーは、第1観点または第2観点に係るベビーカーであって、支持フレームは、右支持フレームおよび左支持フレームを有している。右支持フレームと左支持フレームとは、ガイド部材を介して固定されている。
このベビーカーでは、ガイド部材は、フレーム部を折り畳む際に座席部の背部を座部側にガイドする役割だけでなく、右支持フレームと左支持フレームを固定させる補強材としての役割を果たすことが可能になる。
第4観点に係るベビーカーは、第3観点に係るベビーカーであって、ガイド部材は、金属製または樹脂製であって、左右方向に長い棒状部材である。
このベビーカーでは、ガイド部材が金属製または樹脂製であるため、剛性を高めることができており、右支持フレームと左支持フレームをより強固に固定させることが可能になる。
第5観点に係るベビーカーは、第3観点または第4観点に係るベビーカーであって、座部と背部は、座席回動軸を介して互いに回動可能に連結されている。座席回動軸は、前脚と後脚と支持フレームを折り畳む際に、被ガイド部分に対して、前方から下方に向けて移動する。被ガイド部分は、ガイド部材のうち、背部を座部側にガイドする際に背部と当接する部分である。
このベビーカーでは、前脚と後脚と支持フレームを折り畳む際に、座席回動軸を被ガイド部分に対して前方から下方に向けて移動させることができるため、座席部の背部をガイド部材に押し当てるようにして背部を座部側にガイドさせることが可能になる。これにより、折り畳む際に、ガイド部材は、背部を座部側にガイドさせやすくなる。
第6観点に係るベビーカーは、第5観点に係るベビーカーであって、座席部と支持フレームとは、支持回動軸を介して回動可能に連結されている。使用時の側面視において、座席回動軸から被ガイド部分までの線と座席回動軸から支持回動軸までの線がなす角度のうち座部側の角度は180度より大きい。折り畳まれた状態の側面視において、座席回動軸から被ガイド部分までの線と座席回動軸から支持回動軸までの線がなす角度のうち座部側の角度は180度未満である。
このベビーカーでは、使用時から折り畳み状態となるように折り畳む際に、座席回動軸が、支持回動軸と被ガイド部分との間を、座部側とは反対側に移動させることができる。これにより、折り畳む際に、ガイド部材は、背部を座部側によりガイドさせやすくなる。
第7観点に係るベビーカーは、第3観点から第6観点のいずれかに係るベビーカーであって、フレーム部は、連結部材をさらに有している。連結部材の前端近傍は、前脚の上端と後脚の上端に対して回動可能に連結されている。連結部材の後端近傍は、支持フレームに対して連結回動軸を介して回動可能に連結されている。支持回動軸と座席回動軸との距離は、支持回動軸と被ガイド部分との距離より短い。被ガイド部分は、連結回動軸よりも支持回動軸に近い位置に配置されている。
このベビーカーでは、折り畳む際に、被ガイド部分の近くに座席回動軸を通過させることができる。このため、折り畳み動作に伴う座席回動軸の移動距離を長く確保することが困難な構造であったとしも、ガイド部材が座席部の背部を十分にガイドすることが可能になる。
本発明に係るベビーカーでは、フレーム部を折り畳むだけで座席部の背部についても折り畳むことが可能になり、別途座席部の背部を折り畳むための操作が不要になる。
一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態について左前上方から見た斜視図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態の正面図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態の背面図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態の左側面図(幌付)である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態の右側面図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態の平面図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態の底面図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態について左後上方から見た斜視図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態について右後下方から見た斜視図である。 一実施形態に係るベビーカーの折り畳まれた状態について左前上方から見た斜視図である。 一実施形態に係るベビーカーの折り畳まれた状態の正面図である。 一実施形態に係るベビーカーの折り畳まれた状態の上面図である。 一実施形態に係るベビーカーの折り畳まれた状態の左側面図である。 一実施形態に係るベビーカーの折り畳まれた状態の左後下方から見た斜視図である。 一実施形態に係るベビーカーの折り畳まれた状態の左後上方から見た斜視図である。 一実施形態に係るベビーカーの使用時の状態の部分拡大左側面図である。 一実施形態に係るベビーカーの折り畳まれた状態の部分拡大左側面図である。
以下、本発明の一実施形態について、例に挙げて説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係るベビーカー100について、以下、図面を参照しながら説明する。
なお、ベビーカー100のうち、水平方向のうち背部に対して座部が設けられている側の向きを「前」、前側の反対側を「後」、前側を進行方向とした場合の左手を「左」、左の反対側を「右」とする。
(1)ベビーカー100の概略構成
ベビーカー100は、図1の斜視図に示すように、各車輪部58、59、68、69、フレーム部10、ハンドル部20、幌部30、座席部80等を備えている。
なお、図1では図示を省略しているが、ベビーカー100の座席部80には、乳幼児を支えるためのシート状部材が取り付けられている。
以下、ベビーカー100の各構成の使用時の状態を示す、図1の左前上方から見た斜視図、図2の正面図、図3の背面図、図4の左側面図、図5の右側面図、図6の平面図、図7の底面図、図8の左後上方から見た斜視図、図9の右後下方から見た斜視図をそれぞれ参照しつつ、説明する。
(2)各車輪部58、59、68、69
各車輪部としては、左前輪部58、右前輪部59、左後輪部68、および、右後輪部69があり、ベビーカー100の最も下方を構成している。
左前輪部58は、後述する左前脚51の下端において、鉛直方向を軸方向とする回転が可能となるように連結されており、進行方向の向きを変えることができるようになっている。この左前輪部58は、水平方向が共通の回転軸方向となっている2つの車輪58a、58bを有しており、これらの車輪58a、58bが回転することでベビーカー100を進行させることができる。
なお、右前輪部59は、後述する右前脚52の下端に連結されており、2つの車輪59a、59bを有している。左後輪部68は、後述する左後脚61の下端に連結されており、2つの車輪68a、68bを有している。右後輪部69は、後述する右後脚62の下端に連結されており、2つの車輪69a、69bを有している。これらの右前輪部59、左後輪部68、右後輪部69の各構造については、左前輪部58と同様であるため、説明を省略する。
(3)フレーム部10
フレーム部10は、前脚50、後脚60、アーム部70、支持フレーム40等を備えている。
前脚50は、左前脚51、右前脚52、フットレスト53、左前ハンドル支持部29a、および、右前ハンドル支持部29bを有している。これらのうち、左前脚51および右前脚52は、金属製(例えば、アルミ合金製)であり、フットレスト53、左前ハンドル支持部29a、および、右前ハンドル支持部29bは、樹脂製である。左前脚51は、使用時の状態において、下方の部分ほど前側に位置するように傾斜しつつ、下端近傍部分が後側に向けて湾曲するように設けられている。左前脚51の下端には、上述した左前輪部58が連結されている。左前脚51の上端は、左アームレスト71の前側端部近傍において左右方向を軸方向とする左アーム回転軸61xを介して回動可能に連結されている。これにより、左前脚51は、左アームレスト71の左アーム回転軸61xを軸心として前後方向に回動することが可能になっている。右前脚52も同様に、使用時の状態において、下方の部分ほど前側に位置するように傾斜しつつ、下端近傍部分が後側に向けて湾曲するように設けられており、右前輪部59が下端に連結されている。右前脚52の上端は、右アームレスト72の前側端部近傍において左右方向を軸方向とする右アーム回転軸62xを介して回動可能に連結されている。これにより、右前脚52は、右アームレスト72の右アーム回転軸62xを軸心として前後方向に回動することが可能になっている。フットレスト53は、左前脚51と右前脚52の下端よりもわずかに上方の部分同士を連結するように左右に延びる板状部材である。乳幼児がベビーカー100に乗車した状態では、乳幼児の足を、このフットレスト53の上に位置させる。左前ハンドル支持部29aは、左前脚51の左アーム回転軸61xよりもわずかに下方に設けられており、後述するハンドル部20を前側に傾斜させた状態でハンドル部20の左側を支持する。右前ハンドル支持部29bも同様に、右前脚52の右アーム回転軸62xよりもわずかに下方に設けられており、後述するハンドル部20を前側に傾斜させた状態でハンドル部20の右側を支持する。
後脚60は、左後脚61、右後脚62、後脚連結部材63、左後脚用部材61a、右後脚用部材62a、左支持フレーム受け61b、右支持フレーム受け62b、左後脚支持リンク部材64、および、右後脚支持リンク部材65を有している。このうち、左後脚61、右後脚62および後脚連結部材63は、金属製(例えば、アルミ合金製)であり、左後脚用部材61a、右後脚用部材62a、左支持フレーム受け61b、右支持フレーム受け62b、左後脚支持リンク部材64、および、右後脚支持リンク部材65は、樹脂製である。左後脚61は、使用時の状態において、下方の部分ほど後側に位置するように傾斜しつつ、下端近傍部分がさらに後側に向けて湾曲するように設けられており、左前脚51よりも長い。左後脚61の下端には、上述した左後輪部68が連結されている。左後脚61の上端は、左アーム回転軸61xを共通の回転軸として回動可能に連結されている。これにより、左後脚61は、左アームレスト71の左アーム回転軸61xを軸心として前後方向に回動することが可能になっている。右後脚62も同様に、使用時の状態において、下方の部分ほど後側に位置するように傾斜しつつ、下端近傍部分がさらに後側に向けて湾曲するように設けられており、右後輪部69が下端に連結されている。右後脚62の上端は、右アーム回転軸62xを共通の回転軸として回動可能に連結されている。これにより、右後脚62は、右アームレスト72の右アーム回転軸62xを軸心として前後方向に回動することが可能になっている。後脚連結部材63は、左後脚61と右後脚62を、使用時の状態においてフットレスト53よりもさらに下方の部分同士を連結するように左右に延びる棒状部材である。この後脚連結部材63には、図示しない荷物入れ等の袋が取り付けられる。左後脚用部材61aは、後脚連結部材63と左後脚61の接続位置よりも上方の位置において、左後脚61に対して固定されている。この左後脚用部材61aは、左右方向を軸方向とする左後脚リンク回動軸64xを介して、後述する左後脚支持リンク部材64の下端部分に回動可能に連結されている。左後脚支持リンク部材64は、左後脚リンク回動軸64xと、左支持フレーム41と左側方部材86を回動可能に連結させている左支持回動軸41x(後述する)と、を繋ぐように延びた部材である。この左後脚支持リンク部材64は、左後脚用部材61aの内側であって、左側方部材86の内側に位置している。右後脚用部材62aは、左後脚用部材61aと同様に、後脚連結部材63と右後脚62の接続位置よりも上方の位置において、右後脚62に対して固定されている。この右後脚用部材62aは、左右方向を軸方向とする右後脚リンク回動軸65xを介して、後述する右後脚支持リンク部材65の下端部分に回動可能に連結されている。右後脚支持リンク部材65は、右後脚リンク回動軸65xと、右支持フレーム42と右側方部材87を回動可能に連結させている右支持回動軸42x(後述する)と、を繋ぐように延びた部材である。この右後脚支持リンク部材65は、右後脚用部材62aの内側であって、右側方部材87の内側に位置している。左支持フレーム受け61bは、左後脚61のうち、左アーム回転軸61xと左後脚用部材61aの間の高さ位置に固定されている。この左支持フレーム受け61bは、左後脚61から後側に向けて突出した部分を有するように構成されており、使用時の状態において、後述する左支持フレーム41の下端を支持する。左支持フレーム受け61bのうち左支持フレーム41を受ける部分は、左支持フレーム41の長手方向に対して略垂直方向に広がった形状を有している。右支持フレーム受け62bは、左支持フレーム受け61bと同様に、右後脚62のうち、右アーム回転軸62xと右後脚用部材62aの間の高さ位置に固定されている。この右支持フレーム受け62bは、右後脚62から後側に向けて突出した部分を有するように構成されており、使用時の状態において、後述する右支持フレーム42の下端を支持する。右支持フレーム受け62bのうち右支持フレーム42を受ける部分は、右支持フレーム42の長手方向に対して略垂直方向に広がった形状を有している。
アーム部70は、左アームレスト71、右アームレスト72、および、ガードアーム73を有している。これらの左アームレスト71、右アームレスト72、および、ガードアーム73は、いずれも樹脂製である。左アームレスト71は、使用時の状態において、左前脚51および左後脚61の上端を左アーム回転軸61xの部分において覆いつつ、上方にわずかに膨出した部分が生じるように後側に向けて延びている。左アームレスト71は、左前脚51や左後脚61よりも短い。左アームレスト71の後側端部は、左右方向を軸方向とする左連結回動軸71xを介して、後述する左支持フレーム41に固定された左支持フレーム用部材41cに回動可能に連結されている。右アームレスト72は、左アームレスト71と同様に、使用時の状態において、右前脚52および右後脚62の上端を右アーム回転軸62xの部分において覆いつつ、上方にわずかに膨出した部分が生じるように後側に向けて延びている。右アームレスト72は、右前脚52や右後脚62よりも短い。右アームレスト72の後側端部は、左右方向を軸方向とする右連結回動軸72xを介して、後述する右支持フレーム42に固定された右支持フレーム用部材42cに回動可能に連結されている。ガードアーム73は、左アームレスト71の前側端部と右アームレスト72の前側端部を接続するように左右に延びつつ、前側に膨出するように構成されている。このガードアーム73は、左側端部が、左アームレスト71の前側端部に対して着脱可能に連結されており、ガードアーム73を左アームレスト71から外した状態で乳幼児を乗車させ、ガードアーム73を左アームレスト71に固定させた状態にしてベビーカー100を進行させる。
支持フレーム40は、左支持フレーム41、右支持フレーム42、左支持フレーム下端部材41a、右支持フレーム下端部材42a、左折り畳み被操作部41b、右折り畳み被操作部42b、左支持フレーム用部材41c、右支持フレーム用部材42c、および、ガイド部材43を有している。このうち、左支持フレーム41、右支持フレーム42およびガイド部材43は、金属製(例えば、アルミ合金製)であり、左支持フレーム下端部材41a、右支持フレーム下端部材42a、左折り畳み被操作部41b、右折り畳み被操作部42b、左支持フレーム用部材41cおよび右支持フレーム用部材42cは、樹脂製である。
左支持フレーム41は、使用時の状態において、左前脚51の上側部分の長手方向と略並行に延びている円筒形状である。この左支持フレーム41は、後述するハンドル部20が後側に位置している状態では、側面視におけるハンドル部20の長手方向と並行に、ハンドル部20の内側に並ぶように位置している。左支持フレーム41の下端には、左支持フレーム下端部材41aが固定されている。左支持フレーム下端部材41aは、使用時の状態において、上述した左支持フレーム受け61bのうち左支持フレーム41を受ける部分に対して係止されるように構成された部分を有している。この左支持フレーム下端部材41aは、下端において、左右方向を軸方向とする左ハンドル回動軸20xを介して、ハンドル部20と回動可能に連結されている。この左支持フレーム下端部材41aには、左支持フレーム受け61bに支持されている部分よりも左支持フレーム41の長手方向上方において左右方向を軸方向とする左支持回動軸41xが設けられている。左支持フレーム41は、この左支持フレーム下端部材41aに設けられた左支持回動軸41xを介して、内側に配置されている左側方部材86と回動可能に連結されている。左支持フレーム41のうち、左支持フレーム下端部材41aが固定されている部分のわずかに上方には、左折り畳み被操作部41bが取り付けられている。この左折り畳み被操作部41bは、左支持フレーム41の長手方向に沿って移動できるように構成されており、後述するハンドル部20の操作装置23によって操作される。左支持フレーム41のうち、左アームレスト71との連結部分近傍には、左支持フレーム用部材41cが固定されている。この左支持フレーム用部材41cは、左支持フレーム41の前側において左右方向を軸方向とする左連結回動軸71xを有している。左支持フレーム41は、この左連結回動軸71xを軸心として、左アームレスト71に対して前後方向に回動可能になっている。この左支持フレーム用部材41cは、左支持フレーム41の左側からさらに左側に突出するように設けられた左後ハンドル支持部29cを有している。この左後ハンドル支持部29cは、後述するハンドル部20を後側に傾斜させた状態でハンドル部20の左側を支持する。
右支持フレーム42は、左支持フレーム41と同様であり、使用時の状態において、右前脚52の上側部分の長手方向と略並行に延びている円筒形状である。この右支持フレーム42は、後述するハンドル部20が後側に位置している状態では、側面視におけるハンドル部20の長手方向と並行に、ハンドル部20の内側に並ぶように位置している。右支持フレーム42の下端には、右支持フレーム下端部材42aが固定されている。右支持フレーム下端部材42aは、使用時の状態において、上述した右支持フレーム受け62bのうち右支持フレーム42を受ける部分に対して係止されるように構成された部分を有している。この右支持フレーム下端部材42aは、下端において、左右方向を軸方向とする左ハンドル回動軸20y(例えば、図5等参照)を介して、ハンドル部20と回動可能に連結されている。この右支持フレーム下端部材42aには、右支持フレーム受け62bに支持されている部分よりも右支持フレーム42の長手方向上方において左右方向を軸方向とする右支持回動軸42xが設けられている。右支持フレーム42は、この右支持フレーム下端部材42aに設けられた右支持回動軸42xを介して、内側に配置されている右側方部材87と回動可能に連結されている。右支持フレーム42のうち、右支持フレーム下端部材42aが固定されている部分のわずかに上方には、右折り畳み被操作部42bが取り付けられている。この右折り畳み被操作部42bは、右支持フレーム42の長手方向に沿って移動できるように構成されており、後述するハンドル部20の操作装置23によって操作される。右支持フレーム42のうち、右アームレスト72との連結部分近傍には、右支持フレーム用部材42cが固定されている。この右支持フレーム用部材42cは、右支持フレーム42の前側において左右方向を軸方向とする右連結回動軸72xを有している。右支持フレーム42は、この右連結回動軸72xを軸心として、右アームレスト72に対して前後方向に回動可能になっている。この右支持フレーム用部材42cは、右支持フレーム42の左側からさらに左側に突出するように設けられた右後ハンドル支持部29d(例えば、図2等参照)を有している。この右後ハンドル支持部29dは、後述するハンドル部20を後側に傾斜させた状態でハンドル部20の右側を支持する。
ガイド部材43は、左支持フレーム41と右支持フレーム42を繋ぐように設けられた金属製のパイプである。ガイド部材43は、左ガイド部分43a、右ガイド部分43b、および、被ガイド部分43cを有している。ガイド部材43は、左支持フレーム41および右支持フレーム42のそれぞれに対して溶接されており、左支持フレーム41と右支持フレーム42とを強固に固定している。左ガイド部分43aは、左支持フレーム41の後側の部分のうち、左折り畳み被操作部41bと左支持フレーム用部材41cの間の高さ位置の部分から、後側であって左支持フレーム41の長手方向に対して略垂直となる方向に向けて延び出している部分である。右ガイド部分43bは、右支持フレーム42の後側の部分のうち、右折り畳み被操作部42bと右支持フレーム用部材42cの間の高さ位置の部分から、後側であって右支持フレーム42の長手方向に対して略垂直となる方向に向けて延び出している部分である。被ガイド部分43cは、左ガイド部分43aの後側端部と右ガイド部分43bの後側端部とを繋ぐように左右方向に延びた部分である。この被ガイド部分43cは、ベビーカー100の折り畳み時に、後述する座席部80の背部80bを座部80a側にガイドする。被ガイド部分43cと左支持フレーム41もしくは右支持フレーム42との間には、側面視において、背部80bの背部支持枠85の太さの2倍〜3倍程度の間隔が設けられている。
なお、支持フレーム40が有しているガイド部材43の被ガイド部分43cと左連結回動軸71xおよび右連結回動軸72xと左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xとの配置関係は、側面視において、被ガイド部分43cが、左連結回動軸71xよりも左支持回動軸41xに近く、かつ、右連結回動軸72xよりも右支持回動軸42xに近い位置となるように配置されている。また、ベビーカー100の使用時の状態において、ガイド部材43の上端部分の高さ位置は、後述する座席部80の座部80aの左側枠81、右側枠82、前枠83aおよび後枠83bが設けられている高さ位置よりも高く、ガイド部材43の下端部分の高さ位置は、これらの左側枠81、右側枠82、前枠83aおよび後枠83bが設けられている高さ位置よりも低くなる位置に配置されている。
(4)ハンドル部20
ハンドル部20は、ベビーカー100を運転操作するための部分であり、ハンドルパイプ21、ハンドル22、操作装置23、左係止部材24、右係止部材25、左ハンドル下端部材26、および、右ハンドル下端部材27を有している。このうち、ハンドルパイプ21は、金属製(例えば、アルミ金属製)であり、ハンドル22、操作装置23、左係止部材24、右係止部材25、左ハンドル下端部材26、および、右ハンドル下端部材27は樹脂製である。
ハンドルパイプ21は、左支持フレーム41の下端と、右支持フレーム42の下端と、の間をベビーカー100の上方部分を介して繋ぐように延びた部材であり、使用時の後側に傾斜した状態における側面視の長手方向が、左支持フレーム41や右支持フレーム42の長手方向と並行になるように構成されている。ハンドルパイプ21のうち、上方部分は、左側の長手方向に延びた部分の上端と右側の長手方向に延びた部分の上端とを繋ぐように左右に延びている。
ハンドル22は、ハンドルパイプ21のうちの上方部分の周囲を取り巻くように取り付けられている。
操作装置23は、ハンドルパイプ21の上方部分の中央近傍に設けられた装置であって、ベビーカー100の折り畳み操作を可能にする装置である。この操作装置23は、操作部23aと切換部23bを有している。操作部23aは、押しボタンを備えており、乳幼児の親等の操作者が当該押しボタンを押すことにより、ベビーカー100を折り畳み可能な状態に切り換える。具体的には、操作部23aの押しボタンに連動するように接続され、左折り畳み被操作部41bに対向する位置と右折り畳み被操作部42bに対向する位置のそれぞれの位置に設けられたピン21pが、操作部23aの操作に伴い、ハンドルパイプ21の長手方向に沿うように移動する。これにより、左折り畳み被操作部41bおよび右折り畳み被操作部42bが持ち上げられ、折り畳みができない状態が解除され、ベビーカー100を折り畳むことが可能になる。切換部23bは、操作部23aの操作が可能な状態と、操作部23aの操作が不可能な状態と、に切り換えるためのスイッチである。このスイッチを操作部23aの操作が不可能な状態にしておくことによって、不意に折り畳み動作が開始されてしまうことを防ぐことができている。
左係止部材24は、ハンドル部20を後側に傾斜させた状態では、左支持フレーム41の左支持フレーム用部材41cに設けられた左後ハンドル支持部29cに対して係止され、ハンドル部20を前側に傾斜させた状態では、左前脚51に設けられた左前ハンドル支持部29aに対して係止される。右係止部材25は、ハンドル部20を後側に傾斜させた状態では、右支持フレーム42の右支持フレーム用部材42cに設けられた右後ハンドル支持部29dに対して係止され、ハンドル部20を前側に傾斜させた状態では、右前脚52に設けられた右前ハンドル支持部29bに対して係止される。
左ハンドル下端部材26は、ハンドルパイプ21のうちの左側部分の下端に設けられている。この左ハンドル下端部材26と、左支持フレーム下端部材41aとは、左ハンドル回動軸20xを介して互いに回動可能に連結されている。右ハンドル下端部材27は、ハンドルパイプ21のうちの右側部分の下端に設けられている。この右ハンドル下端部材27と、右支持フレーム下端部材42aとは、右ハンドル回動軸20yを介して互いに回動可能に連結されている。ここで、ハンドル部20が後側に傾斜している状態において、左係止部材24と右係止部材25を引き上げるように操作して、左後ハンドル支持部29cおよび右後ハンドル支持部29dに対する係止状態を解除させ、左右方向を軸方向とする左ハンドル回動軸20xおよび右ハンドル回動軸20yを介してハンドル部20を前側に回動させることで、ハンドル部20を前側に傾斜した状態に切り換えることができる。また、逆に、ハンドル部20が前側に傾斜している状態において、左係止部材24と右係止部材25を引き上げるように操作して、左前ハンドル支持部29aおよび右前ハンドル支持部29bに対する係止状態を解除させ、左ハンドル回動軸20xおよび右ハンドル回動軸20yを介してハンドル部20を後側に回動させることで、ハンドル部20を後側に傾斜した状態に戻すことができる。
(5)幌部30
幌部30は、乳幼児を日差し等から保護するものであり、支持フレーム40に支えられており、幌主骨31、第1幌支持骨32、第2幌支持骨33、左幌支持部材34、右幌支持部材35、および、幌36を有している。なお、幌36は、図4以外の図面においては、図示を省略している。このように、支持フレーム40は、前脚50や後脚60に対して折り畳むことが可能であるだけでなく、幌部30を支持することも可能にしている。
幌主骨31は、左支持フレーム41の上端部分と右支持フレーム42の上端部分をベビーカー100の後側上方部分を介して繋ぐように延びており、幌36の後側上方を支える支持骨である。
左幌支持部材34は、幌主骨31の左の下端部分に固定されており、左右方向を軸方向とする左幌展開軸34xを有している。
右幌支持部材35は、幌主骨31の右の下端部分に固定されており、左右方向を軸方向とする右幌展開軸35xを有している。
第1幌支持骨32は、左幌展開軸34xから右幌展開軸35xの間をベビーカー100の中央上方部分を介して繋ぐように延びており、幌36の中央上方を支える支持骨である。この第1幌支持骨32は、左右方向を軸方向とする左幌展開軸34xおよび右幌展開軸35xを軸心として前後に回動可能に設けられている。
第2幌支持骨33は、左幌展開軸34xから右幌展開軸35xの間をベビーカー100の前側部分を介して繋ぐように延びており、幌36の前側を支える支持骨である。この第2幌支持骨33は、左右方向を軸方向とする左幌展開軸34xおよび右幌展開軸35xを軸心として前後に回動可能に設けられている。
このように、第1幌支持骨32および第2幌支持骨33が、左幌展開軸34xおよび右幌展開軸35xを軸心として回動することにより、幌部30の展開程度を調節することが可能になっている。
幌36は、上述した幌主骨31、第1幌支持骨32および第2幌支持骨33に対して固定された布状部材である。幌36の展開程度は、第1幌支持骨32および第2幌支持骨33の展開程度が調節されることに伴って調節される。
(6)座席部80
座席部80は、乳幼児を座らせるもしくは寝かせるための部材であって、座部80aと背部80bを有している。なお、座部80aの座部シート90aと背部80bの背部シート90bとは縫い合わされることで一体化された座席シート90を構成しており、図4以外の図面においては、図示を省略している
座部80aは、座席部80のうち、主として前側の略水平に広がっている部分を構成しており、左側方部材86、右側方部材87、左右リンク部材84、左側枠81、左前ブラケット88、右側枠82、右前ブラケット89、前枠83a、後枠83b、および、座部シート90aを有している。
左側方部材86は、座席部80を左支持フレーム41に対して回動可能に連結させるために、両者の間に介在している部材であり、左支持フレーム下端部材41aの内側に設けられている前後上下方向に広がった板状の略扇形状部材である。この左側方部材86は、左右方向を軸方向とする左支持回動軸41xを介して、左支持フレーム下端部材41aおよび左後脚支持リンク部材64の両方に対して回動可能に連結されている。この左側方部材86は、外側の左支持フレーム下端部材41aと、内側の左後脚支持リンク部材64によって、左右方向に挟まれるようにして、左支持回動軸41xを介して連結されている。
右側方部材87は、左側方部材86と同様であり、座席部80を右支持フレーム42に対して回動可能に連結させるために、両者の間に介在している部材であり、右支持フレーム下端部材42aの内側に設けられている前後上下方向に広がった板状の略扇形状部材である。この右側方部材87は、左右方向を軸方向とする右支持回動軸42xを介して、右支持フレーム下端部材42aおよび右後脚支持リンク部材65の両方に対して回動可能に連結されている。この右側方部材87は、外側の右支持フレーム下端部材42aと、内側の右後脚支持リンク部材65によって、左右方向に挟まれるようにして、右支持回動軸42xを介して連結されている。
左右リンク部材84は、左側枠81と右側枠82を支持するように接続している、左右方向に延びた棒状部材である。左右リンク部材84の左側端部は、例えば、図9に示すように、左側枠81のうち後側端部の下方に向けて延びている部分の前側に対して、前後方向からビス留めされることで固定されている。左右リンク部材84の右側端部は、右側枠82のうち後側端部の下方に向けて延びている部分の前側に対して、前後方向からビス留めされることで固定されている。
左側枠81は、座部80aの左側方の枠を構成する部材であり、前後方向に延びている。左側枠81の後側端部は、使用時の状態において、後側に向かうほど下方に向かうように湾曲した形状となっている。この左側枠81の後側端部は、左側方部材86のうち、側面視において左支持回動軸41xから離れた部分に対して固定されている。より具体的には、左側枠81の後側端部と左側方部材86とは、使用時の状態において、左支持回動軸41xの上方であって後側に離れた部分において互いに固定されている。すなわち、左側枠81は、この左側方部材86に固定された部分から前側に向かうにつれて上方に向けて立ち上がった後、前側に向けて延びている。
左前ブラケット88は、上端部が左側枠81に固定されており、下端部が左前脚51に対して回動可能となるように連結されている。この左前ブラケット88は、左前脚51の中央近傍の高さ位置において左右方向を軸方向とする左前脚回動軸88xを介して、左前脚51に対して、左前脚51の内側において、回動可能に連結されている。使用時の状態において、左前ブラケット88は、側面視において、左前脚51の内側に概ね沿うようにして、左側枠81の下方に位置している。
右側枠82は、座部80aの右側方の枠を構成する部材であり、前後方向に延びている。右側枠82の後側端部は、使用時の状態において、後側に向かうほど下方に向かうように湾曲した形状となっている。この右側枠82の後側端部は、右側方部材87のうち、側面視において右支持回動軸42xから離れた部分に対して固定されている。より具体的には、右側枠82の後側端部と右側方部材87とは、使用時の状態において、右支持回動軸42xの上方であって後側に離れた部分において互いに固定されている。すなわち、右側枠82は、この右側方部材87に固定された部分から前側に向かうにつれて上方に向けて立ち上がった後、前側に向けて延びている。
右前ブラケット89は、上端部が右側枠82に固定されており、下端部が右前脚52に対して回動可能となるように連結されている。この右前ブラケット89は、右前脚52の中央近傍の高さ位置において左右方向を軸方向とする右前脚回動軸89xを介して、右前脚52に対して、右前脚52の内側において、回動可能に連結されている。使用時の状態において、右前ブラケット89は、側面視において、右前脚52の内側に概ね沿うようにして、右側枠82の下方に位置している。
前枠83aは、座部80aの前側の枠を構成する部材であり、左側枠81の前側端部近傍と、右側枠82の前側端部近傍と、を左右方向に接続している。
後枠83b、座部80aの後側において左側枠81と右側枠82を支持する部材であり、左側枠81の後側の湾曲部分と、右側枠82の後側の湾曲部分と、を左右方向に接続している。
座部シート90aは、例えば、図4に示すように、主として、左側枠81、右側枠82、前枠83aおよび後枠83bで囲われた領域に広がった部分、左側枠81と左アームレスト71の間の領域に広がった部分、右側枠82と右アームレスト72の間の領域に広がった部分、前枠83aから下方に広がった部分、を覆うようにシート状に構成された布状部材である。なお、図示は省略するが、この座部シート90aは、布状部材の一部や布状部材に取り付けられているベルトや紐部材を介して、左側枠81、右側枠82、前枠83a、後枠83b等の各部分に対して取り付けられている。この座部シート90aは、後述する背部シート90bと縫い合わされることで座席シート90として一体的に構成されている。
背部80bは、座席部80のうち主として後側の傾斜した部分を構成しており、背部支持枠85、左サイドガード85a、ヘッドガード85b、右サイドガード85c、および、背部シート90bを有している。
背部支持枠85は、左側枠81の後端部分および右側枠82の後端部分に対して、回動可能に連結されており、使用時の状態において、後側上方に向けて延びるようにして設けられている。背部支持枠85は、左側枠81の後端部分に回動可能に連結されて使用時の状態において後側上方に向けて延びている左側の部分と、右側枠82の後端部分に回動可能に連結されて使用時の状態において後側上方に向けて延びている右側の部分と、これらの左側の部分の後側上方端部と右側の部分の後側上方端部とを左右方向に接続する左右方向に延びた部分と、を有している。左側の部分の前側下方端部は、左側枠81のうち後端部分の後側下方に向けて湾曲している部分の内側に位置しており、左右方向を軸方向とする左座席回動軸85xを軸心として回動可能となるように連結されている。ここで、左座席回動軸85xは、左支持回動軸41xを有する左側方部材86を介して固定された左側枠81の一部に設けられている。このため、左座席回動軸85xと左支持回動軸41xとの間の距離は、使用時の状態および折り畳まれた状態のいずれの状態においても一定になっている。そして、この左支持回動軸41xと左座席回動軸85xとの距離は、左支持フレーム41のうちの左支持回動軸41xと被ガイド部分43cとの距離より短くなるように構成されている。このため、ベビーカー100を折り畳む際には、左支持回動軸41xと被ガイド部分43cの間に、左座席回動軸85xを通過させることが可能になっている。左側の部分のうち後側後方部分には、背部シート90bによって左側の側面を形成させるための左サイドガード85aが取り付けられている。右側の部分の前側下方端部は、右側枠82のうち後端部分の後側下方に向けて湾曲している部分の内側に位置しており、左右方向を軸方向とする右座席回動軸85yを軸心として回動可能となるように連結されている。ここで、右座席回動軸85yは、右支持回動軸42xを有する右側方部材87を介して固定された右側枠82の一部に設けられている。このため、右座席回動軸85yと右支持回動軸42xとの間の距離は、使用時の状態および折り畳まれた状態のいずれの状態においても一定になっている。そして、この右支持回動軸42xと右座席回動軸85yとの距離は、右支持フレーム42のうちの右支持回動軸42xと被ガイド部分43cとの距離より短くなるように構成されている。このため、ベビーカー100を折り畳む際には、右支持回動軸42xと被ガイド部分43cの間に、右座席回動軸85yを通過させることが可能になっている。右側の部分のうち後側後方部分には、背部シート90bによって右側の側面を形成させるための右サイドガード85cが取り付けられている。左右方向に延びた部分には、背部シート90bによって後側上方の面を形成させるためのヘッドガード85bが取り付けられている。
背部シート90bは、例えば、図4に示すように、主として、背部支持枠85によって囲われている領域に広がった部分、左サイドガード85a、ヘッドガード85b、右サイドガード85cに沿った部分、を覆うようにシート状に構成された布状部材である。なお、図示は省略するが、この背部シート90bは、布状部材の一部や布状部材に取り付けられているベルトや紐部材を介して、背部支持枠85や、左支持フレーム41や、右支持フレーム42に取り付けられている。また、例えば、図4に示すように、背部シート90bの背部には、左右方向に延びたワイヤー90wが固定されている。このワイヤー90wの左側端部は、左支持フレーム41の左連結回動軸71xまで延びて固定されており、ワイヤー90wの右側端部は、右支持フレーム42の右連結回動軸72xまで延びて固定されている。このワイヤー90wによって、背部支持枠85を後側下方に押し倒したとしても、支持フレーム40のガイド部材43の被ガイド部分43cには当接しないようになっている。なお、背部支持枠85等の剛性に打ち勝って力を付与した場合には、背部支持枠85がガイド部材43の被ガイド部分43cに当接してもよいが、乳幼児の体重によって加えられる程度の力では、背部支持枠85はガイド部材43の被ガイド部分43cには当接しないように構成されていることが望ましい。この背部シート90bは、上述の座部シート90aと縫い合わされることで座席シート90として一体的に構成されている。
また、背部シート90bには、例えば、図3に示すように、背部80bの座部80aに対するリクライニング角度を調節するための角度調節機構91が設けられている。ここで、リクライニング角度とは、垂直方向に対する背部80bの傾斜角度をいう。なお、この角度調節機構91は、図3以外の図面においては省略して示している。この角度調節機構91は、第1紐部材92、第2紐部材93、締付部材94、解除部材95、左袋綴じ部96、右袋綴じ部97等を有している。左袋綴じ部96および右袋綴じ部97は、背部シート90bの背面側において、高さ方向の中央近傍において、左右に延びるようにして設けられている。左袋綴じ部96は、左側端部が開放されており、右側端部96aも背部シート90bの左右方向中央近傍において開放されている。右袋綴じ部97は、右側端部が開放されており、左側端部97aも背部シート90bの左右方向中央近傍において開放されている。第1紐部材92は、左袋綴じ部96の内部を左右方向に通過するように設けられており、一端は、上述したワイヤー90wのうち、左支持フレーム41の左連結回動軸71x付近において一体化するようにして固定され、他端は、締付部材94によって締め付けられている。第2紐部材93は、右袋綴じ部97の内部を左右方向に通過するように設けられており、一端は、上述したワイヤー90wのうち、右支持フレーム42の右連結回動軸72x付近において一体化するようにして固定され、他端は、締付部材94によって締め付けられている。締付部材94には、内部を通過している第1紐部材92と第2紐部材93の締付状態を緩めて、第1紐部材92と第2紐部材93を移動可能にさせるための解除部材95が設けられている。ユーザーは、この解除部材95を操作して、第1紐部材92と第2紐部材93の締付部材94による締付位置を変化させることで、背部シート90bのリクライニング角度(側面視における座部80aと背部80bのなす角度のうち座部80aの上側であって背部80bの前側の角度をいう)を調節することが可能になっている。なお、ベビーカー100の使用時の状態において、背部シート90bのリクライニング角度を最大にした場合であっても、背部80bは、ワイヤー90wによって角度の開きが規制されるため、ガイド部材43に当接することは無い。
(7)折り畳み動作について
以上では、ベビーカー100の使用時の状態を主として説明したが、この状態から折り畳まれた状態にする場合の各部の動作について、図16の使用時の状態の側面視図と、図17の折り畳まれた状態の側面視図を参照しながら説明する。
ベビーカー100が折り畳まれた状態を示す、図10の左前上方から見た斜視図、図11の正面図、図12の上面図、図13の左側面図、図14の左後下方から見た斜視図、図15の左後上方から見た斜視図を参照しながら説明する。なお、ベビーカー100の左座席回動軸85x付近の部分拡大左側面図について、使用時の状態を示した図16と、折り畳まれた状態を示した図17についても、それぞれ参照しつつ説明する。
上述したように、ベビーカー100のハンドル部20が後側に傾斜した状態において、操作装置23の切換部23bの切り換え状態を操作部23aの操作が可能な状態に切り換え、操作部23aを握って操作することで、ベビーカー100は折り畳み可能な状態になる。
このように折り畳み可能な状態で、ハンドル部20を前側上方に持ち上げるように操作すると、ハンドル部20および支持フレーム40は、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xを軸心として、一体的に回動する。
この際、左アームレスト71は、左アーム回動軸61xを軸心として後側が下方に向かうように回動し、右アームレスト72は、右アーム回動軸62xを軸心として後側端部が下方に向かうように回動する。ここで、左アームレスト71と左支持フレーム41との回動軸である左連結回動軸71xおよび右アームレスト72と右支持フレーム42との回動軸である右連結回動軸72xについても、下方に向かうように回動することになる。このため、左連結回動軸71xおよび右連結回動軸72xは、それぞれ、左後脚用部材61aの左後脚リンク回動軸64xおよび右後脚用部材62aの右後脚リンク回動軸65xに近づいていくことになる。なお、左連結回動軸71xおよび右連結回動軸72xが下方に向けて回動していくことで、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xも下方に下がり、左座席回動軸85xおよび右座席回動軸85yを下方に下げることができる。これにより、座席部80は、座部80aと背部80bの間を下方に沈めるようにして折り畳まれる。
そして、ハンドル部20および支持フレーム40を一体的に回動させることで、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xが、左後脚リンク回動軸64xおよび右後脚リンク回動軸65xよりも後側に移動すると、そのままの勢いおよびハンドル部20と支持フレーム40の自重等によって、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xは、図16に太い矢印で示すように、後側下方に移動していく。具体的には、左アームレスト71の後側と右アームレスト72の後側が下方に移動しながら、左連結回動軸71xおよび右連結回動軸72xを軸心としてハンドル部20および支持フレーム40が起き上がるように回動する。この際に、左後脚支持リンク部材64および右後脚支持リンク部材65が、それぞれ、左後脚リンク回動軸64xおよび右後脚リンク回動軸65xを軸心として後側に回動する。これにより、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xは、後側下方に移動していく。
ここで、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xが、後側下方に移動していくことで、左支持回動軸41xを有する左側方部材86および右支持回動軸42xを有する右側方部材87も、後側下方に移動していくことになる。これにより、左側方部材86に固定されている座部80aの左側枠81の後側端部および右側方部材87に固定されている座部80aの右側枠82の後側端部も、後側下方に移動していく。このように、座部80aの左側枠81および右側枠82が後側に送られることで、左前脚51に固定されている左前ブラケット88の左前脚回動軸88xを軸心として、左前脚51の下端が後側に向けて回動し、右前脚52に固定されている右前ブラケット89の右前脚回動軸89xを軸心として、右前脚52の下端が後側に向けて回動する。この際、左前脚51および右前脚52を回動させて、座部80aの左側枠81および右側枠82を後側に送り出すことで、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xを、後側下方に移動させることもできる。
このようにして、左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xが、後側下方に移動すると、使用時の状態においてはガイド部材43の被ガイド部分43cの前側に位置していた左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xが、被ガイド部分43cの下方に向けて移動することになる。このため、背部80bは、ガイド部材43の被ガイド部分43cに接し、さらに前側に起き上がって座部80a側にガイドされる。
また、ここで、図16の使用時の状態における左側面図では、左座席回動軸85xとガイド部材43の被ガイド部分43cを結ぶ線と、左座席回動軸85xと左支持回動軸41xを結ぶ線と、によって構成される角のうち座部80a側の角である角θ1は、180度よりも大きな状態になっている。これに対して、図17の折り畳まれた状態の左側面図では、角θ1は、180度よりも小さくなっている。このように、ベビーカー100を折り畳む際に、角θ1が180度をまたいで大きく変わるように構成されていることで、左座席回動軸85xを被ガイド部分43cに対して前方から下方に向けて大きく移動させることができる。このため、座席部80の背部80bをガイド部材43に押し当てやすくなり、背部80bを起き上がらせやすくなっている(なお、右側についても同様であり、説明を省略する。)。
なお、ここで、図16の使用時の状態における左側面図では、左座席回動軸85xと左連結回動軸71xを結ぶ線と、左座席回動軸85xと左後脚リンク回動軸64xを結ぶ線と、によって構成される角のうち座部80a側の角である角θ2は、180度よりも大きな状態になっている。これに対して、図17の折り畳まれた状態の左側面図では、角θ2は、90度よりも小さくなっている。このように、ベビーカー100を折り畳む際に、角θ2を大きく変えるように構成されていることによっても、背部80bを起き上がらせやすくなっている(なお、右側についても同様であり、説明を省略する。)。
そして、使用時の状態において長手方向が略上下方向であった左後脚支持リンク部材64は、折り畳まれた状態では長手方向が略前後方向となるように姿勢を変化させることができている。このため、左後脚支持リンク部材64の一端近傍に位置している左座席回動軸41xを後側に大きく送ることができている。この構成によっても、背部80bを起き上がらせやすくさせることができている(なお、右側についても同様であり、説明を省略する。)。
(8)本実施形態の特徴
上記実施形態に係るベビーカー100では、フレーム部10を折り畳むだけで、ガイド部材43の被ガイド部分43cが座席部80の背部80bを折り畳むようにガイドするため、別途座席部80の背部80bを折り畳むための操作が不要になる。
しかも、ガイド部材43は、乳幼児を座席部80に座らせた使用時には、背部80bを座部80aと略同一平面上に並ぶ程度までに押し倒すことができなければ背部80bが当接しないような位置に設けられており、しかも、座席シート90のワイヤー90wによって背部80bが支持されているため、座席部80に座っている乳幼児が自重によってガイド部材43に押し付けられることで不快に感じるようなことは生じない。
さらに、ベビーカー100は、折り畳まれる際に、左座席回動軸85xおよび右座席回動軸85yが、ガイド部材43の前側からガイド部材43の下方に送られる。しかも、左後脚支持リンク部材64や右後脚支持リンク部材65が後側に倒されることや、座部80の左側枠81や右側枠82が後側に移動することによって、左座席回動軸85xおよび右座席回動軸85yが後側に送られる程度が大きくなっている。したがって、座席部80の背部80bをガイド部材43に十分に押し当てることができるため、座席部80の背部80bの長手方向が略垂直な状態になる程度まで起こすことができている。このように、フレーム部10を折り畳むだけで、座席部80の背部80bを十分に起こすことができるため、別途、背部80bを折り畳むための操作を不要にすることができている。
しかも、このように座席部80の背部80bを折り畳む機能を有するガイド部材43は、左支持フレーム41および右支持フレーム42の両方に溶接固定されることで、左支持フレーム41と右支持フレーム42を強固に固定し、ベビーカー100の強度を高める機能も併せ持っている。
さらに、ベビーカー100では、左支持回動軸41xと左座席回動軸85xの距離が左支持回動軸41xと被ガイド部分43cの距離より短くなるように構成されているため、折り畳む際に、左支持回動軸41xと被ガイド部分43cの間に、左座席回動軸85xを通過させることができる。そして、支持フレーム40が有しているガイド部材43の被ガイド部分43cと左連結回動軸71xおよび右連結回動軸72xと左支持回動軸41xおよび右支持回動軸42xとの配置関係は、側面視において、被ガイド部分43cが、左連結回動軸71xよりも左支持回動軸41xに近い位置に配置されており、右連結回動軸72xよりも右支持回動軸42xに近い位置に配置されている。特に、本実施形態では、ベビーカー100の使用時の状態において、ガイド部材43は、上端部分の高さ位置が、座席部80の座部80aの左側枠81、右側枠82、前枠83aおよび後枠83bの高さ位置よりも高く、下端部分の高さ位置が、これらよりも低くなる位置に配置されている。このように、ガイド部材43は、折り畳み時に左座席回動軸85xおよび右座席回動軸85yが描く軌跡に近い位置に存在しているため、ガイド部材43自体をコンパクトにすることができている(ガイド部材43の左ガイド部分43aや右ガイド部分43bの長さを短くすることができている)。すなわち、仮に、ガイド部材43を支持フレーム40の上方に配置する場合には、座席部80の背部80bがリクライニングされた時に邪魔にならないように大きく後側まで延び出すように設ける必要があるが、本実施形態のガイド部材43では、このような必要性を不要にし、ガイド部材43自体をコンパクトにすることができている。
(9)変形例
(9−1)変形例A
上記実施形態では、ハンドル部20が支持フレーム40に対して回動可能に連結され、ハンドル部20が後側に傾斜した状態と、ハンドル部20が前側に傾斜した状態とを切り換えることが可能な構造を有するベビーカー100を例に挙げて説明した。
しかし、ベビーカーのハンドルとしては、これに限られるものではなく、例えば、上記実施形態の支持フレーム40の上端の延長線上に幌部と共にハンドルが連結された構造であって、ハンドルの傾斜状態の切り換えが行われない構造を有していてもよい。この場合であっても、上記実施形態と同様に、フレーム部10を折り畳むだけで座席部80の背部80bを折り畳むことができる。
(9−2)変形例B
上記実施形態では、ベビーカー100のガイド部材43が金属製である場合を例に挙げて説明した。
しかし、ガイド部材43としては、金属製に限られるものではなく、例えば、ベビーカーの強度を増大できる樹脂製等であってもよい。
(9−3)その他
上記実施形態では、特定の形態を備えたベビーカー100を例に挙げて説明した。
しかし、ベビーカーの形態としては、これに限られるものではなく、フレーム部を折り畳むだけで座席部の背部についても折り畳むことが可能な構成であれば、各部材の連結関係、回動関係、構成部材の数、回動軸の数等を任意とすることができる。また、前脚、後脚、支持フレームの少なくともいずれか自体が折り畳み可能に構成されていてもよい。
10 フレーム部
20 ハンドル部
30 幌部
40 支持フレーム
41 左支持フレーム
41x 左支持回動軸
42 右支持フレーム
42x 右支持回動軸
43 ガイド部材
43c 被ガイド部分
50 前脚
51 左前脚
52 右前脚
60 後脚
61 左後脚
61x 左アーム回動軸
62 右後脚
62x 右アーム回動軸
64 左後脚支持リンク部材
64x 左後脚リンク回動軸
65 右後脚支持リンク部材
65x 右後脚リンク回動軸
71 左アームレスト(連結部材)
71x 左連結回動軸
72 右アームレスト(連結部材)
72x 右連結回動軸
80 座席部
80a 座部
80b 背部
85x 左座席回動軸
85y 右座席回動軸
88 左前ブラケット
88x 左前脚回動軸
89 右前ブラケット
89x 右前脚回動軸
90 座席シート
91 角度調節機構
100 ベビーカー
特開2012―96625号公報

Claims (7)

  1. 折り畳み可能に構成された前脚と後脚と支持フレームと、前記前脚と前記後脚と前記支持フレームのいずれかに対して取り付けられたガイド部材と、を有するフレーム部と、
    折り畳み可能に構成された座部と背部を有し、前記フレーム部が折り畳まれることで前記座部と前記背部が折り畳まれるように前記フレーム部に取り付けられた座席部と、
    を備え、
    前記ガイド部材は、前記前脚と前記後脚と前記支持フレームを折り畳む際に、前記背部を前記座部側にガイドする、
    ベビーカー。
  2. 前記ガイド部材は、使用時に前記背部に当接しない位置に設けられている、
    請求項1に記載のベビーカー。
  3. 前記支持フレームは、右支持フレームおよび左支持フレームを有しており、
    前記右支持フレームと前記左支持フレームとは、前記ガイド部材を介して固定されている、
    請求項1または2に記載のベビーカー。
  4. 前記ガイド部材は、金属製または樹脂製であって、左右方向に長い棒状部材である、
    請求項3に記載のベビーカー。
  5. 前記座部と前記背部は、座席回動軸を介して互いに回動可能に連結されており、
    前記座席回動軸は、前記前脚と前記後脚と前記支持フレームを折り畳む際に、前記ガイド部材のうち前記背部を前記座部側にガイドする際に前記背部と当接する被ガイド部分に対して、前方から下方に向けて移動する、
    請求項3または4に記載のベビーカー。
  6. 前記座席部と前記支持フレームとは、支持回動軸を介して回動可能に連結されており、
    使用時の側面視において、前記座席回動軸から前記被ガイド部分までの線と前記座席回動軸から前記支持回動軸までの線がなす角度のうち前記座部側の角度は180度より大きく、
    折り畳まれた状態の側面視において、前記座席回動軸から前記被ガイド部分までの線と前記座席回動軸から前記支持回動軸までの線がなす角度のうち前記座部側の角度は180度未満である、
    請求項5に記載のベビーカー。
  7. 前記フレーム部は、前端近傍が前記前脚の上端と前記後脚の上端に対して回動可能に連結されており、後端近傍が前記支持フレームに対して連結回動軸を介して回動可能に連結されている連結部材をさらに有しており、
    前記支持回動軸と前記座席回動軸との距離は、前記支持回動軸と前記被ガイド部分との距離より短く、
    前記被ガイド部分は、前記連結回動軸よりも前記支持回動軸に近い位置に配置されている、
    請求項6に記載のベビーカー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019198968A1 (ko) * 2018-04-10 2019-10-17 주식회사 브랜뉴인터내셔널 사용 편의성을 향상시킨 유모차
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