JP2015016360A - 流体噴射装置および手術装置 - Google Patents
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Abstract
Description
流体噴射開口部から流体を噴射する流体噴射装置であって、
流体室と、
前記流体室の容積を変更する容積変更部と、
前記流体室に流体を供給する流体供給部と、
前記流体室を前記流体噴射開口部に連通する接続流路と、
前記流体供給部の流体の供給流量を所定の流量とし、前記容積変更部を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体噴射開口部から前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射制御部と、
前記容積変更部による容積の変更を停止させ、かつ、前記流体供給部による流体の供給流量を前記所定の流量よりも減少させるパルス流停止制御部と
を備える流体噴射装置。
適用例1に記載の流体噴射装置であって、前記流体噴射開口部の断面積をAとし、前記流体噴射開口部から流体が飛行可能な流速の閾値をU0としたときに、前記パルス流停止制御部は、前記流体供給部による流体の供給流量Q1が次式(1)を満たすように、
U0>Q1/A …(1)
前記流体供給部を制御する、流体噴射装置。
適用例1または2に記載の流体噴射装置であって、前記流体噴射開口部の断面積をAとし、前記流体噴射開口部から流体が飛行可能な流速の閾値をU0としたときに、前記パルス流噴射制御部は、前記所定の流量Q2が次式(2)を満たすように、
Q2/A>U0 …(2)
前記流体供給部を制御する構成を備える、流体噴射装置。
適用例1に記載の流体噴射装置であって、前記流体噴射開口部の周辺に滞留する流体を吸引する吸引部と、前記パルス流停止制御部の実行時に、前記吸引部による吸引を実行させる吸引制御部を備える、流体噴射装置。
流体室と、
前記流体室の容積を変更する容積変更部と、
前記流体室に流体を供給する流体供給部と、
前記流体室を流体噴射開口部に連通する接続流路と
を備える流体噴射装置の制御方法であって、
前記流体供給部の流体の供給流量を所定の流量とし、前記容積変更部を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体噴射開口部から前記流体をパルス状に噴射させることと、
前記容積変更部による容積の変更を停止させ、かつ、前記流体供給部による流体の供給流量を前記所定の流量よりも減少させることと
を備える流体噴射装置の制御方法。
流体室と、
前記流体室の容積を変更する容積変更部と、
前記流体室に流体を供給する流体供給部と、
前記流体室を流体噴射開口部に連通する接続流路と、
前記流体供給部の流体の供給流量を所定の流量とし、前記容積変更部を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体噴射開口部から前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射制御部と、
前記容積変更部による容積の変更を停止させ、かつ、前記流体供給部による流体の供給流量を前記所定の流量よりも減少させるパルス流停止制御部と
を備え、前記パルス流噴射制御部の実行中に、生体の切除または切開を行う手術装置。
A−1.全体の構成:
図1は、実施形態1に係る手術具としての流体噴射装置を示す構成説明図である。図1において、流体噴射装置1は、流体を収容する流体容器(以下、「流体供給容器」と呼ぶ)2と、流体供給容器2に連通する、流体供給部としての第1のポンプ10と、第1のポンプ10から供給される流体を脈動流に変換させる脈動発生部20と、脈動発生部20に接続される細いパイプ状の接続流路管90とを備えている。第1のポンプ10と脈動発生部20とは、流体供給チューブ12によって接続されている。尚、噴射前の流体の流れを脈動流とし、噴射された流体の流れをパルス流として説明する。
次に、本実施形態による脈動発生部20の構造について説明する。図2は、本実施形態に係る脈動発生部を流体の噴射方向に沿って切断した切断面を示す断面図である。なお、図2は、図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺は実際のものとは異なる模式図である。脈動発生部20は、第1のポンプ10(図1)から流体供給チューブ12を介して流体室80に流体を供給する入口流路81と、流体室80の容積を変化させる容積変更手段としての圧電素子30およびダイアフラム40と、流体室80に連通する出口流路82とを有して構成されている。
次に、本実施形態による制御部の構成について説明する。図4は、本実施形態に係る制御部の概略構成を示すブロック説明図である。制御部100は、制御回路110と、第1のポンプ10の駆動制御を行う第1のポンプ駆動回路120と、第2のポンプ14の駆動制御を行う第2のポンプ駆動回路130と、圧電素子30を駆動制御する圧電素子駆動回路140とを備える。制御部100には、先に説明したようにメインスイッチ24が付設されている。メインスイッチ24、前述したパルス流噴射スイッチ22、第1のポンプ駆動回路120、第2のポンプ駆動回路130、および圧電素子駆動回路140のそれぞれと制御回路110との間は、電気的に接続されている。
図5は、制御回路110で実行される流体噴射制御処理を示すフローチャートである。図示するように、処理が開始されると、制御回路110のCPUは、メインスイッチ24がオンされたか否かを判定し(ステップS110)、オンされていないときには、ステップS110の処理を繰り返し実行して、メインスイッチ24がオンされるのを待つ。
パルス流噴射制御部112によるパルス流噴射時と、パルス流停止制御部114によるパルス流停止時とにおいて、流体噴射開口部93から噴射する流体の流量がどのように変化するかを、図6を用いて次に説明する。図6中の(a)がパルス流停止時における前記流量の時間変化であり、図6中の(b)がパルス流噴射時における前記流量の時間変化である。図6(a)および図6(b)の各グラフの縦軸は流体噴射開口部93における単位面積あたりの流量であり、横軸は時間である。
本発明の実施形態2について、次に説明する。実施形態2は、前述した実施形態1と同一のハードウェア構成を備え、ソフトウェアの構成、すなわち、制御回路110で実行される流体噴射制御処理の内容だけが相違する。なお、実施形態1と同じ構成については、実施形態1と同じ符号を用いて、以下の説明を行う。
この発明は前記の実施形態1、2やその変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
前記各実施形態および各変形例では、ダイアフラム40を圧電素子30により押圧し脈流を発生させる構成としたが、これに限らず、脈流を発生させる構成であれば他の形態でも構わない。例えばピストン(プランジャー)を、圧電素子を用いて駆動することによって流体室80の容積を縮小させ、脈流を発生させてもよい。また、流体室80内の流体をレーザー誘起や電極によって気化させて、バブルを噴射させることによって脈流を発生するようにしてもよい。
前記各実施例および各変形例では、流体噴射開口部93の周辺に滞留する流体を吸引するための構成として、接続流路管90を2重円筒管構造とし、2重重円筒管構造の先端部に流体吸引開口部96を備える構成としたが、これに換えて、流体噴射開口部93付近だけを覆い、チューブ等を介して吸引する構成としてもよく、要は、流体噴射開口部の周辺に滞留する流体を吸引することができれば、いずれの構成とすることもできる。
前記各実施例および各変形例において、ソフトウェアによって実現した機能は、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。
Claims (6)
- 流体噴射開口部から流体を噴射する流体噴射装置であって、
流体室と、
前記流体室の容積を変更する容積変更部と、
前記流体室に流体を供給する流体供給部と、
前記流体室を前記流体噴射開口部に連通する接続流路と、
前記流体供給部の流体の供給流量を所定の流量とし、前記容積変更部を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体噴射開口部から前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射制御部と、
前記容積変更部による容積の変更を停止させ、かつ、前記流体供給部による流体の供給流量を前記所定の流量よりも減少させるパルス流停止制御部と
を備える流体噴射装置。 - 請求項1に記載の流体噴射装置であって、
前記流体噴射開口部の断面積をAとし、
前記流体噴射開口部から流体が飛行可能な流速の閾値をU0としたときに、
前記パルス流停止制御部は、
前記流体供給部による流体の供給流量Q1が次式(1)を満たすように、
U0>Q1/A …(1)
前記流体供給部を制御する、流体噴射装置。 - 請求項1または2に記載の流体噴射装置であって、
前記流体噴射開口部の断面積をAとし、
前記流体噴射開口部から流体が飛行可能な流速の閾値をU0としたときに、
前記パルス流噴射制御部は、
前記所定の流量Q2が次式(2)を満たすように、
Q2/A>U0 …(2)
前記流体供給部を制御する、流体噴射装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の流体噴射装置であって、
前記流体噴射開口部の周辺に滞留する流体を吸引する吸引部と、
前記パルス流停止制御部の実行時に、前記吸引部による吸引を実行させる吸引制御部を備える、流体噴射装置。 - 流体室と、
前記流体室の容積を変更する容積変更部と、
前記流体室に流体を供給する流体供給部と、
前記流体室を流体噴射開口部に連通する接続流路と
を備える流体噴射装置の制御方法であって、
前記流体供給部の流体の供給流量を所定の流量とし、前記容積変更部を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体噴射開口部から前記流体をパルス状に噴射させることと、
前記容積変更部による容積の変更を停止させ、かつ、前記流体供給部による流体の供給流量を前記所定の流量よりも減少させることと
を備える流体噴射装置の制御方法。 - 流体室と、
前記流体室の容積を変更する容積変更部と、
前記流体室に流体を供給する流体供給部と、
前記流体室を流体噴射開口部に連通する接続流路と、
前記流体供給部の流体の供給流量を所定の流量とし、前記容積変更部を動作させて前記流体室の容積を変更することによって、前記流体噴射開口部から前記流体をパルス状に噴射させるパルス流噴射制御部と、
前記容積変更部による容積の変更を停止させ、かつ、前記流体供給部による流体の供給流量を前記所定の流量よりも減少させるパルス流停止制御部と
を備え、前記パルス流噴射制御部の実行中に、生体の切除または切開を行う手術装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014196298A JP2015016360A (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 流体噴射装置および手術装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014196298A JP2015016360A (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 流体噴射装置および手術装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011014860A Division JP2012152423A (ja) | 2011-01-27 | 2011-01-27 | 流体噴射装置およびその制御方法、並びに手術装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015016360A true JP2015016360A (ja) | 2015-01-29 |
Family
ID=52437936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014196298A Withdrawn JP2015016360A (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 流体噴射装置および手術装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015016360A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6399850A (ja) * | 1986-05-14 | 1988-05-02 | オリンパス光学工業株式会社 | 結石破壊装置 |
JPH06209950A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-08-02 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波治療装置 |
-
2014
- 2014-09-26 JP JP2014196298A patent/JP2015016360A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
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JPS6399850A (ja) * | 1986-05-14 | 1988-05-02 | オリンパス光学工業株式会社 | 結石破壊装置 |
JPH06209950A (ja) * | 1993-01-13 | 1994-08-02 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波治療装置 |
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