JP2015016346A - 注射器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】注入される細胞を損傷することなく、狭い送達経路を介して標的部位に正確に位置決めし、多量の流体を注射できる注射器具を提供する。【解決手段】注射器具100は、流体容器120を受け入れるように適合されたハウジング102を備える。ハウジングはまた、注射器具を使用している間、流体容器をハウジングに対して固定して保持するように適合される。注射器具はまた、吐出ノズルがハウジング内に収容される第1の収縮位置と、吐出ノズルが流体容器に対して移動し、ハウジングの出口アパーチャ138を通してハウジングから延在する第1の延長位置との間で移動可能な吐出ノズルを備える。流体容器及び吐出ノズルは第1の延長位置において相互に流体連通される。吐出ノズルを延長し、所定の固定量の流体を放出することは、単一の連続動作で達成することができる。【選択図】図1

Description

本発明は注射器具に関し、より具体的には、流体を注射部位に送達するための例えば細胞を組織中の導管の壁内に送達するための注射器具に関する。
注射器具を皮下注射に使用することが知られている。これらの器具は、従来、ハウジング及び注射器を備え、注射器は、注射器を延長位置へ移動させ、次に注射器に接続された針から流体を排出する駆動メカニズムを有する。
これら従来の器具の問題点は、少なくとも二つの独立した動作がなければならないことである。注射器は、注射すべき流体を収容しており、この注射器を最初に注射器具内で移動させて、針を注射器具の外に延長させなければならない。第2の動作として、注射器及び針がそれらの延長位置に達すると、流体が針から排出される。二つの別個の動作を有することによって器具が複雑になり、針の正確な配置を得ることが困難になる。これは特に、ユーザが目で見ることができない場所に、例えば導管又は経路の壁、例えば血管壁、特に腸皮瘻の交通路(track)の壁、又は直腸膣及び肛門周囲瘻の場合の直腸粘膜に注入するときに当てはまる。
一般的用語では、瘻とは、通常は接続しない器官若しくは導管間の異常な接続又は通路である。瘻は身体の様々な部分で発現する可能性がある。例えば、瘻が生じる身体の領域に由来して名付けられた瘻のタイプとしては、肛門直腸瘻又は肛門瘻又は糞瘻(直腸若しくは他の肛門直腸領域と皮膚表面との間)、動静脈瘻又はA-V瘻(動脈と静脈の間)、胆管瘻(胆管から皮膚表面までの間、胆嚢手術によって生じる場合が多い)、頚瘻(頚部の異常な開口)、頭蓋洞瘻(頭蓋内空間と副鼻腔との間)、腸腸瘻(腸管の二つの部分間)、腸皮瘻(腸管と皮膚表面との間、つまり十二指腸、空腸、若しくは回腸から皮膚表面までの間)、腸膣瘻(腸管と膣との間)、胃瘻(胃から皮膚表面までの間)、子宮腹腔瘻(子宮と腹膜腔との間)、外リンパ瘻(外耳と内耳との間の膜間の断裂)、肺動静脈瘻(肺の動脈と静脈との間、血液の短絡を生じる)、直腸膣瘻(直腸と膣との間)、臍瘻(臍と腸との間)、気管食道瘻(気管と食道との間)、及び膀胱膣瘻(膀胱と膣との間)が挙げられる。瘻の原因としては、外傷、治療による合併症、及び疾病が挙げられる。
瘻は幹細胞の注射によって治療できることが明白になっている。使用してもよい細胞集団及び組成物が、Garcia-Olmo et al. (Int J Colorectal Dis 2003, 18:451-454)及びGarcia-Olmo et al. (Dis Colon Rectum 2005, 48:1416-1423)、並びにWO 2006/037649、WO 2006/136244、WO 2007/039150、及びWO 2007/065927として公開された国際特許出願に開示されている。
瘻、又は瘻によって接続された導管の壁への幹細胞の注入には、注射針を標的の注射部位に非常に正確に配置することが必要である。これは、従来の注射器及びプランジャに依存したときに達成するのが困難である。さらに、細胞が体内で組織に注入されているので、細胞を損傷することなく狭い送達経路を介して正確な配置を得ることは困難である。
本発明は、上述の課題を解決することを目的とする。
本発明の一つの目的は、注射器具を用いて標的注射部位を正確に位置決めし、多量の流体を標的注射部位に注射することである。
本発明の第1の態様では、流体容器を受け入れるとともに、器具を使用している間、流体容器をハウジングに対して固定して保持するように適合されたハウジングと、吐出ノズルがハウジング内に収容される第1の収縮位置と、吐出ノズルが流体容器に対して移動し、ハウジングの出口アパーチャを通してハウジングから延在する第1の延長位置との間で移動可能な吐出ノズルとを備え、流体容器及び吐出ノズルが相互に流体連通している注射器具が提供される。
好ましくは、流体容器及び吐出ノズルは、第1の拡張位置において、第1の収縮位置において、またそれらの間のすべての位置において相互に流体連通している。
注射器具を使用している間、流体容器をハウジングに対して固定して保持することによって多数の利点がもたらされる。例えば、針を延長し、所定の固定量の流体を放出することは、滑らかな、かつ標的注射部位での注射針の移動を引き起こさない単一の連続動作で達成することができる。さらに、単一の動作は器具がより単純であることを意味し、針の正確な配置を得ることがより容易である。それに加えて、注射器アセンブリ全体を標的注射部位へ移動させなければならないのではなく、吐出ノズル、例えば針のみが注射部位へ移動され、それによってより一層正確な針の配置が可能になる。
注射器具はプランジャをさらに備えてもよく、プランジャは流体を流体容器から放出するように適合される。
注射器具は駆動部をさらに備えてもよく、駆動部は、吐出ノズルをその第1の収縮位置からその第1の延長位置へ前進させるように適合される。駆動部は、プランジャに作用して吐出ノズルを通して流体を流体容器から放出させるように適合されてもよい。
好ましくは、駆動部は、吐出ノズルがその第1の延長位置に達しているときのみ、プランジャに作用して吐出ノズルを通して流体を流体容器から放出させるように適合される。これによって、吐出ノズルが、例えば針が流体の注射を行うのに十分に延長されているときのみ、流体が標的注射部位に確実に送達される。
任意に、駆動部は、単一の連続運動で吐出ノズル及びプランジャが所定の距離をそれぞれ移動して吐出ノズル及びプランジャに作用するように適合される。上述したように、単一の動作によって器具がより単純になり、吐出ノズルの、またしたがって流体の正確な配置を得ることがより容易になる。
好ましくは、プランジャは鋸歯状のラチェットを備える。
駆動部は第1の部材及び第2の部材を備えてもよく、第2の部材は、ハウジングに対する駆動部の所定の位置でラチェットを係合するように適合された、弾性的に偏倚される部材を備える。プランジャ上のラチェットのスロットが固定して分離されていることで、プランジャをその収縮位置から前進させるごとに、所定量の流体が注射される。各注射後に、駆動部がその収縮位置へ後退させられる一方で、プランジャは流体容器内に達している位置に留まり、さらなる固定量の流体を注射するためにさらに挿入する準備ができる。
好ましくは、ハウジングは第1のスリーブをさらに備え、吐出ノズルはその第1の収縮位置にあるときは第1のスリーブ内に収容され、吐出ノズルはその第1の延長位置にあるときは第1のスリーブから延在する。
任意に、ハウジングは第2のスリーブを備え、第2のスリーブ及び吐出ノズルは、第2のスリーブ及び吐出ノズルが第1のスリーブ内に収容される第2の収縮位置と、第2のスリーブ及び吐出ノズルが第1のスリーブの出口アパーチャを通して第1のスリーブから延在する第2の延長位置との間で移動可能である。
好ましくは、第2のスリーブがその第2の延長位置にあるとき、吐出ノズルは、吐出ノズルが第2のスリーブ内に収容される第3の後退位置と、吐出ノズルが第2のスリーブの出口アパーチャを通して第2のスリーブから延在するその第1の延長位置との間で移動可能である。第2のスリーブは、吐出ノズルが組織に挿入されているか否かの指示があるように、吐出ノズルに対して移動可能である。挿入されている場合に、注射を行うことができる。これが達成されるのは、組織が存在し、スリーブの移動を妨害する場合に吐出ノズルが延長されると、滑動するスリーブは組織に入り込まず、一方、吐出ノズルは組織に入り込み、それによって第2のスリーブの端部を越えて延在することができるためである。次に、第2のスリーブと吐出ノズルの相対的変位を検出して、吐出ノズルが組織に入り込んでいることを示すことができる。あるいは、第2のスリーブは、流体が流体容器から放出されるのを防ぐ係止メカニズムに接続することができる。
注射器具は、第2のスリーブを駆動部に連結するように適合された偏倚手段を備えてもよい。
注射器具は、プランジャが所定の距離を移動した後にプランジャを解放可能に停止する、解放可能な停止手段を備えてもよい。
任意に、解放可能な停止手段は鋸歯状のラチェットと噛合する鋸歯状部材を備える。有利には、停止手段は、ユーザが力を加えると、鋸歯状のラチェットと係合してラチェットが注射器具の近位端に向かって移動するのを防ぐ係合位置と、停止手段が鋸歯状のラチェットと係合せず、それによってプランジャを注射器具の近位端に向かって後退させることができる係脱位置との間で移動可能である。その係合位置にあっても、プランジャは注射器具の遠位端に向かって依然として移動することができるが、近位端に向かって移動することはできない。つまり、所定量の流体が排出された後、プランジャは流体容器内の固定の位置で維持される。駆動部及び吐出ノズルの収縮によってはプランジャは移動しない。このようにして、さらなる所定量の流体を注射するため、注射器具を別の標的注射部位へ移動させることができる。
好ましくは、流体容器は、管状本体と、本体の一端にあるフランジと、本体の遠位端にある吐出ノズルとを備える。
注射器具は、流体容器と吐出ノズルとの間に可撓性の流体経路を備えてもよい。好ましくは、可撓性の流体経路は流体容器に隣接して配置される。可撓性の経路は、吐出ノズルがその第1の収縮位置とその第1の延長位置との間で移動可能であるように、屈曲伸長又は伸縮するように適合されてもよい。可撓性の流体経路は、吐出ノズルが流体容器に対して移動するにつれて伸縮することができる、中空の管材のコイルとして、有利にはらせん状のコイルとして製造されてもよい。コイルは、金属、有利には弾性かつ可撓性の金属材料から形成されてもよい。
好ましくは、注射器具は、駆動部が起動されたとき吐出ノズルがその第1の収縮位置からその第1の延長位置へ移動するように、吐出ノズルと駆動部との間、又は可撓性の流体経路と駆動部との間に接続要素を備える。
任意に、駆動部を停止するための停止手段が設けられる。
好ましくは、第1のスリーブは管状カテーテルを備える。
好ましくは、駆動部は押下げ可能なボタンを備える。
好ましくは、吐出ノズルはその第1の延長位置に達すると、駆動部が移動するにつれて所定の距離だけ引き続き延長する。
好ましくは、吐出ノズルがその第1の延長位置にあるとき、吐出ノズルは第1のスリーブに対してある角度にある。このように、吐出ノズルは可撓性なので、第1のスリーブに沿った複数の地点で第1のスリーブを出ることができる。有利には、針が可撓性であると、針の正確な配置を得ることがより一層容易である。
任意に、第1のスリーブの遠位端はアパーチャ及び縫合糸アンカーを備える。
本発明の第2の態様では、ハウジングと、ハウジング内の流体容器と、流体容器の端部に接続され、流体を排出することができる吐出ノズルと、流体を流体容器から排出させるためのユーザ作動式の駆動部と、吐出ノズルの少なくとも一部分を取り囲むスリーブと、を備え、吐出ノズルが、吐出ノズルがハウジング内に収容される第1の収縮位置と、吐出ノズルがハウジングの出口アパーチャを通してハウジングから延在する第1の延長位置との間で移動可能であり、スリーブが、吐出ノズルがその第1の延長位置へ延長されるにつれて吐出ノズルとともに移動するように適合され、スリーブがさらに、吐出ノズルに対して所定の距離を移動して、スリーブの端部から吐出ノズルの一区画を露出させるように適合された、注射器具が提供される。
好ましくは、注射器具は、注射器具のユーザが見ることができ、スリーブが所定の距離を移動したときにのみ流体を流体容器から排出することができることを示すように適合されたインジケータを備える。
あるいは、注射器具は、スリーブ及び駆動部に接続され、スリーブが所定の距離を移動したときにのみ流体を流体容器から排出するように駆動部を移動させることができるように適合された係止メカニズムを備える。このように、吐出ノズルが組織内ではなく腔内に位置するときは、流体は排出されない。
好ましくは、スリーブ及び吐出ノズルは、吐出ノズルが組織に入り込み、スリーブは組織に入り込まないように、スリーブ及び吐出ノズルが組織と接触したときにのみ相互に対して移動する。このように、吐出ノズルが組織に入り込んでいるときにのみ流体が排出される。
好ましくは、吐出ノズルは針であり、かつ/又は流体容器は注射器である。
吐出ノズルは、好ましくは、その長さに沿って0.4mm以上の、より好ましくはその長さに沿って0.5mm以上の、有利にはその長さに沿って0.6、0.7、0.8、0.9、又は1.0mm以上であってもよい内径を有する。そのような直径は、注射器具から注射されてもよい細胞の破損を防ぐのに有利である。0.5mm未満の直径を有するノズルから排出された細胞には、小さい直径及び細胞とノズルの内壁との間の摩擦に起因する、ノズルを介する圧力の上昇によって損傷するリスクがある。針の外径は、好ましくは0.9mm以上、より好ましくは1.5mm以上である。
本発明の第3の態様では、請求項1から33のいずれか一項に記載の注射器具と、細胞集団を含む流体容器とを備えるキットが提供される。
本発明の一実施形態では、流体容器はヒト又は動物の細胞集団を含む。本発明の別の実施形態では、流体容器は幹細胞集団を含む。
好ましくは、細胞は、細胞と薬学的に許容されるキャリア又は賦形剤とを含む組成物の形態で流体容器内に存在する。
本発明の一つ又は複数の実施形態を、添付図面を参照して以下に記載する。
本発明の注射器具の斜視図である。 図1の注射器具の平面図である。 図1の注射器具のさらなる平面図である。 図1の注射器具の右側断面図である。 図1の注射器具の一部分の拡大側面図である。 図1の注射器具の一部分のさらなる拡大側面図である。 図1の注射器具のカテーテルの拡大部分の斜視図である。 図5aのカテーテルの断面図である。 図5aのカテーテルのさらなる断面図である。 図5aのカテーテルのさらなる断面図である。 図1の注射器具に実装された流体経路の一実施形態の側面図である。
図1〜3に、本発明の一実施形態による注射器具100を示している。図示する注射器具100は近位端100a及び遠位端100bを有し、注射器120は、その遠位端100bに向かって注射器具内で保持される。
注射器具100は、ハウジング102と、プランジャ106を受け入れるように形状及び寸法が定められたチャネル104を備える。チャネル104は、その近位端100aに、プランジャ106がチャネル104の近位端から出る移動を制限するための端壁108を備える。チャネルは、その遠位端では、注射器120に対する経路を設けるために開いている。プランジャ106はチャネル内にあり、注射器120の開放端に滑り込んで注射器120内の口栓(bung)119に作用することができる。
プランジャ106は、所定の距離だけ相互に間隔が空けられた複数の歯112を備える鋸歯状のラチェット110を備える。プランジャ106は、チャネル104の外に延在する突起の形態の端部部材116をさらに備える。端部部材116は、チャネル104及び注射器120内の所望の開始位置にプランジャ106を配置するのにユーザが使用するための、またプランジャ106をその開始位置に再配置するためのものである。開始位置は、新しい注射器120が器具100に挿入されたとき、注射器120内の流体に作用するようにプランジャ106をユーザが最初に位置付ける位置として規定される。
ハウジング100は、注射器具100の遠位端100bに向かってチャネル104に隣接したスロット118を有する。スロット118は、本実施形態では注射器120の形態である流体容器を受け入れるように形状及び寸法が定められる。スロット118はさらに、注射器具100を使用している間、注射器120を固定して保持するように形状及び寸法が定められる。注射器120は、管状本体122と、本体122の近位端100aでプランジャを受け入れるように寸法が定められたフランジ123及び開口部と、本体122の遠位端100bにあるノズル124とを備える。
スリーブは、中空カテーテル126の形態でハウジング102の遠位端100bに接続される。カテーテル126は、針128(図示なし)の形態の細長い吐出ノズルを受け入れるように内部の形状及び寸法が定められる。カテーテル126は、その遠位端100bに、延長位置に移動させたときに針128がそこを通して突出するアパーチャ138を有する。収縮位置では、針128はアパーチャ138から突出しない。カテーテル126の遠位端はまた、縫合時に使用するための、カテーテル126を通る穴の形態の陥凹部/縫合糸アンカー140を備える。注射器120及び針128は、可撓性の流体経路によって相互に流体接続される。流体経路は、図4a及び4bに関連してより詳細に後述される。
ハウジング102はまた、ハウジング102の外表面上に位置付けられた一対の耳132の形態の把持手段を備える。各耳132は、片手の人差し指及び中指を個々のアパーチャ132aに通すことによって、ユーザが注射器具100を把持できるように形状及び寸法が定められたアパーチャ132aを有する。
駆動部134は、チャネル104に隣接して注射器具の近位端100aに配置される。駆動部134は、後述されるように針128に接続される。駆動部134は、ユーザの中指及び人差し指がそれぞれ対応するアパーチャ132aに挿入されているとき、それと同じ手の親指によって押すことができる、押下げ可能なボタン136によって作動する。
図2aから分かるように、注射器具100は、少なくとも一つの歯がプランジャ106の鋸歯状のラチェット110と噛合する停止部材142などの、解放可能な停止手段をさらに備える。停止部材142は、ユーザが力を加えると、その歯が鋸歯状のラチェット110と係合して、ラチェットが注射器具100の近位端100aに向かって移動するのを防ぐ係合位置と、歯が鋸歯状のラチェット110と係合せず、それによってプランジャ106を注射器具100の近位端100aに向かって後退させることができる係脱位置との間で移動可能である。その係合位置にあっても、プランジャ106は注射器具100の遠位端100bに向かって移動することができる。停止部材142は、例えばばねによって、その係合位置へ弾性的に偏倚される。
図3で分かるように、駆動部134は、針128に直接接続された第1の駆動部材144と、鋸歯状のラチェット110に向かって弾性的に偏倚される第2の駆動部材146とを備える。近位端100aから遠位端100bに向かって延在する保持器147は、駆動部136と鋸歯状のラチェット110との間に配置される。保持器147は、より詳細に後述するように、所定の距離にわたって、すなわち針128がその延長位置に達するまで、第2の駆動部材146が鋸歯状のラチェット110と係合するのを防ぐ。止め具148がまた、駆動部が移動するチャネルの端部で注射器具100内に設けられる。止め具148は、駆動部136が所定の距離を越えて移動するのを防ぎ、したがって、保持器の端部から止め具148までの距離D2によって設定される、固定の所定の量の流体が常に注射器から排出されることになる。
図4a及び4bは、注射器120が器具の遠位端100bでどのように針128に接続されるかについてより詳細に示す。ノズル124は雄ルアー(male luer)160内へ先細になっている。雄ルアー160は、可撓性の流体経路150を介してカテーテル126内の針128に接続される。可撓性の流体経路150は、カテーテル126内のスカイブ(skive)168によって針128に接続される。図4aはその収縮位置にある針128を示し、図4bはその延長位置にある針128を示す。
可撓性の流体経路150は、針128がその収縮位置とその延長位置との間で移動可能であるように、屈曲伸長又は伸縮するように適合される。針128はまた、曲がってカテーテル126を通ってアパーチャ138から出るように、可撓性又は半剛性である。針128及び可撓性の流体経路150は相互に一体化可能に形成される。針128及び可撓性の流体経路はPEEKをコーティングした石英ガラスから製造される。PEEKをコーティングした石英ガラスは鋼ほどの強度がないため、針128の外径は標準的なゲージサイズよりも大きくなり、例えば20ゲージの針の場合に0.91mmではなく1.5mmとなる。針の内径は0.53mmであってもよいことも想到される。これは、従来の針に使用される20ゲージ(0.61mm)と22ゲージ(0.41mm)の間の内径である。接続要素(図示なし)は、針128と駆動部134との間、又は可撓性の流体経路150と駆動部134との間に配置され、駆動部が起動されたとき針128がその収縮位置からその延長位置へ移動するようにしてそれらと一体化される。
使用の際、標的注射部位に注入すべき流体を収容した注射器具100が操作者によって所望の場所に配置される。例えば、これは、カテーテル126を直腸内部に、また瘻管内に配置することを含んでもよい。所望の位置に置かれると、注射器具100の近位端100aにあるボタン136が遠位端100bに向かって押されて、第1の駆動部材144及び第2の駆動部材146が移動する。第1の駆動部材144が移動するにつれて、針128がカテーテル126内に収容されているその収縮位置から、針128が注射器120に対して移動し、アパーチャ138を通してカテーテル126から組織内に延在するその延長位置へ、針128が遠位端100bに向かって移動することになる。第2の駆動部材146が移動すると、保持器147は、第1の所定の距離D1にわたって、第2の駆動部材146が鋸歯状のラチェット110と係合するのを防ぐ。
駆動部134が第1の所定の距離D1を移動すると、針128はその延長位置にあり、第2の駆動部材146は鋸歯状のラチェット110と係合するのを妨げられなくなる。駆動部134が第1の所定の位置から第2の所定の位置へ移動し続けるにつれて、第2の駆動部材146は鋸歯状のラチェット110の少なくとも一つの歯112と係合して、プランジャ106が注射器120内のチャネル104に沿って開始位置から所定の距離D2を移動し、それによって次に、注射器120の口栓119が注射器120内に移動して、所定の量の流体を標的注射部位内に放出する。駆動部134が第2の所定の距離D2を移動すると、止め具148は、駆動部134が第2の所定の距離D2によって設定されたよりも多量の流体を排出するのを止める。停止部材142は、プランジャ106上の鋸歯状のラチェット110と自動的に係合して、ラチェット110が注射器具100の近位端100aに向かって移動するのを防ぐ。
次の注射に備えて、ボタン136が近位端100aに向かって引き戻され、それによって針128がその収縮位置に戻る。注射器具100はこれで別の所定量の流体を送達する準備ができる。しかし、停止部材142が、ボタン136が近位端100aに向かって引き戻されたときにプランジャ106が移動するのを止めているので、プランジャ106はその以前の開始位置から所定の距離D2で維持される。所定量の流体を注射する上述のステップは、注射器128がその最後に残っている所定量の流体を放出するまで繰り返すことができる。この時、又は特定の患者に対する注射が完了すると、停止部材142を作動させてプランジャ106から解放し、それによってプランジャ106を注射器128から収縮できるようにすることができる。次に、注射器120を交換又は再充填することができ、プランジャ106をその開始位置に再配置することができるので、注射器具100が所定量の流体を再び注射する準備ができる。
図5a〜5dは、本発明の注射器具100の針128及びカテーテル126の特定の一実施形態を示す。
図5aは、針128及びフィーラーチューブ(feeler tube)162を貫通させるアパーチャ138を備えたカテーテル126の端部の斜視図を示す。
図5bは、アパーチャ138から収縮された針128及びフィーラーチューブ162を示す図5aのカテーテル126の断面図である。これは注射器具100の休止位置である。
ボタン136が押されると、図1〜4bに関連して上述したように針128が前進する。この特定の実施形態では、フィーラーチューブ162は針128の周りに取り付けられ、例えば、ハウジング102の遠位端100bに配置されたばね(図示なし)によって弾性的に偏倚されて、針128がその延長位置へ延在させられるにつれてフィーラーチューブ162が針128とともに移動できるようにし、フィーラーチューブ162は針128に対して所定の距離を移動して、針128の一区画をフィーラーチューブ162の端部から露出させ、駆動部134は、フィーラーチューブ162が所定の距離を移動したときにのみ、上述したように流体を注射器120及び針128から排出するように適合される。あるいは、ユーザは、ハウジングを通して針128に対するフィーラーチューブ162の相対位置を見ることができる。換言すれば、針128は、針128がフィーラーチューブ162内に収容される係止位置と、針128が所定の距離をフィーラーチューブ162から延在する非係止位置との間で移動可能である。係止メカニズム(図示なし)は、駆動部134に作用して、針128がその係止位置にあるときに第2の駆動部材146が鋸歯状のラチェット110と係合するのを防ぎ、それによって針128がその係止位置にあるときに流体を放出するのを防ぐために設けることができる。
図5cで分かるように、カテーテル126は瘻管161内に配置されている。瘻管161は身体内部の管状構造である。図5cはまた、その非係止位置にある針128を示す。フィーラーチューブ162は、組織164を貫通することができないので、組織164内へ移動することが妨げられる。例えば、フィーラーチューブ162は、組織164を貫通するには柔軟すぎる、かつ/又は非常に鈍ったものであってもよい。組織164は、例えばばね(図示なし)によって、フィーラーチューブ162を注射器具の近位端に向かって移動させる。しかし、針128はその非係止位置へ、すなわちその延長位置へ前進し続けて、図1〜4bに関連して上述したように注射を行うことが可能になる。
図5dは、針128が組織164の腔166内に配置される針128の前進を示す。図5cにおける注射器具100の動作とは対照的に、フィーラーチューブ162にはその経路を妨害するものがなく、針128とともに移動する。したがって、針128はフィーラーチューブ162から露出せず、その係止位置に留まり、注射は行われない。
図6は、可撓性の流体経路150をより詳細に示す。可撓性の流体経路150は、一実施形態では、中空の管材料151aのらせん状コイルとして製造され、針128が注射器120に対して移動するにつれて直径が伸縮することができ、それによって針128が方向Xに沿って移動することができる。コイルは弾性かつ可撓性の金属材料から形成される。
本発明を単に一例として上述してきたものであり、本発明の範囲内で詳細を変更できることが当然ながら理解されるであろう。
本発明の第3の態様では、請求項1から20のいずれか一項に記載の注射器具と、細胞集団を含む流体容器とを備えるキットが提供される。

Claims (41)

  1. 流体容器を受け入れるとともに、器具を使用している間、前記流体容器をハウジングに対して固定して保持するように適合されたハウジングと、
    吐出ノズルが前記ハウジング内に収容される第1の収縮位置と、吐出ノズルが前記流体容器に対して移動し、前記ハウジングの出口アパーチャを通して前記ハウジングから延在する第1の延長位置との間で移動可能な吐出ノズルと、を備え、
    前記第1の延長位置では前記流体容器及び前記吐出ノズルが相互に流体連通している注射器具。
  2. プランジャをさらに備え、流体を前記流体容器から放出するように前記プランジャが適合されている請求項1に記載の注射器具。
  3. 駆動部をさらに備え、前記吐出ノズルをその第1の収縮位置からその第1の延長位置へ前進させるように前記駆動部が適合されている請求項1又は2に記載の注射器具。
  4. 前記プランジャに作用して、前記吐出ノズルを通して流体を前記流体容器から放出させるように前記駆動部が適合されている請求項3に記載の注射器具。
  5. 前記吐出ノズルがその第1の延長位置に達しているときのみ、前記プランジャに作用して、前記吐出ノズルを通して流体を前記流体容器から放出させるように前記駆動部が適合されている請求項3又は4に記載の注射器具。
  6. 前記吐出ノズル及び前記プランジャに作用して、単一の連続運動で前記吐出ノズル及び前記プランジャが所定の距離をそれぞれ移動するように前記駆動部が適合されている請求項4又は5に記載の注射器具。
  7. 前記プランジャが鋸歯状のラチェットを備えている請求項2から6のいずれか一項に記載の注射器具。
  8. 前記駆動部が第1の部材及び第2の部材を備え、前記ハウジングに対する前記駆動部の所定の位置で前記ラチェットを係合するように適合されている弾性的に偏倚される部材を前記第2の部材が備えている請求項3から7のいずれか一項に記載の注射器具。
  9. 前記ハウジングが第1のスリーブをさらに備え、前記吐出ノズルがその第1の収縮位置にあるときは前記第1のスリーブ内に収容され、前記吐出ノズルがその第1の延長位置にあるときは前記第1のスリーブから延在する請求項1から8のいずれか一項に記載の注射器具。
  10. 前記ハウジングが第2のスリーブを備え、前記第2のスリーブ及び前記吐出ノズルが前記第1のスリーブ内に収容される第2の収縮位置と、前記第2のスリーブ及び前記吐出ノズルが前記第1のスリーブの出口アパーチャを通して前記第1のスリーブから延在する第2の延長位置との間で前記第2のスリーブ及び前記吐出ノズルが移動可能である請求項9に記載の注射器具。
  11. 前記第2のスリーブがその第2の延長位置にあるとき、前記吐出ノズルが前記第2のスリーブ内に収容される第3の後退位置と、前記吐出ノズルが前記第2のスリーブの出口アパーチャを通して前記第2のスリーブから延在するその第1の延長位置との間で前記吐出ノズルが移動可能である請求項10に記載の注射器具。
  12. 前記第2のスリーブを前記駆動部に連結するように適合された偏倚手段をさらに備えている請求項10又は11に記載の注射器具。
  13. 前記プランジャが所定の距離を移動した後に前記プランジャを解放可能に停止する、解放可能な停止手段をさらに備えている請求項2から12のいずれか一項に記載の注射器具。
  14. 前記解放可能な停止手段が前記鋸歯状のラチェットと噛合する鋸歯状部材を備えている請求項13に記載の注射器具。
  15. 前記流体容器が、管状本体と、前記本体の一端にあるフランジと、前記本体の遠位端にある吐出ノズルを備えている請求項1から14のいずれか一項に記載の注射器具。
  16. 前記流体容器と前記吐出ノズルの間に可撓性の流体経路をさらに備えている請求項1から15のいずれか一項に記載の注射器具。
  17. 前記可撓性の流体経路が前記流体容器に隣接して配置されている請求項16に記載の注射器具。
  18. 前記吐出ノズルがその第1の収縮位置とその第1の延長位置の間で移動可能であるように、屈曲伸長又は伸縮するように前記可撓性の経路が適合されている請求項16又は17に記載の注射器具。
  19. 前記駆動部が起動されたとき前記吐出ノズルがその第1の収縮位置からその第1の延長位置へ移動するように、前記吐出ノズルと前記駆動部との間、又は前記可撓性の流体経路と前記駆動部との間に接続要素をさらに備えている請求項9から18のいずれか一項に記載の注射器具。
  20. 前記駆動部を停止するための停止手段が設けられた請求項3から19のいずれか一項に記載の注射器具。
  21. 前記第1のスリーブが管状カテーテルを備えている請求項9から20のいずれか一項に記載の注射器具。
  22. 前記駆動部が押下げ可能なボタンを備えている請求項3から21のいずれか一項に記載の注射器具。
  23. 前記吐出ノズルがその第1の延長位置に達すると、前記駆動部が移動するにつれて所定の距離だけ引き続き延長する請求項9から22のいずれか一項に記載の注射器具。
  24. 前記吐出ノズルがその第1の延長位置にあるとき、前記吐出ノズルが前記第1のスリーブに対してある角度にある請求項9から23のいずれか一項に記載の注射器具。
  25. 前記第1のスリーブの遠位端がアパーチャ及び縫合糸アンカーを備えている請求項9から24のいずれか一項に記載の注射器具。
  26. ハウジングと、
    前記ハウジング内の流体容器と、
    前記流体容器の端部に接続され、流体を排出することができる吐出ノズルと、
    前記流体を前記流体容器から排出させるためのユーザ作動式の駆動部と、
    前記吐出ノズルの少なくとも一部分を取り囲むスリーブと、を備え、
    前記吐出ノズルが前記ハウジング内に収容される第1の収縮位置と、前記吐出ノズルが前記ハウジングの出口アパーチャを通して前記ハウジングから延在する第1の延長位置との間で、前記吐出ノズルが移動可能であり、
    前記吐出ノズルがその第1の延長位置へ延長されるにつれて前記吐出ノズルとともに移動するように、前記スリーブが適合され、さらに、前記吐出ノズルに対して所定の距離を移動して、前記スリーブの端部から前記吐出ノズルの一区画を露出させるように、前記スリーブが適合されている注射器具。
  27. 前記スリーブが所定の距離を移動したときにのみ、前記流体容器及び前記吐出ノズルから流体を排出するように前記駆動部が適合されている請求項26に記載の注射器具。
  28. 前記注射器具のユーザが見ることができ、前記スリーブが前記吐出ノズルに対して変位されたときにのみ流体を前記流体容器から排出することができることを示すように適合された、前記スリーブ及び前記吐出ノズルに接続されたインジケータをさらに備えている請求項26又は27に記載の注射器具。
  29. 前記スリーブ、前記吐出ノズル、及び前記駆動部に接続され、前記スリーブが前記吐出ノズルに対して変位されたときにのみ流体を前記流体容器から排出するように前記駆動部を移動させることができるように適合された係止メカニズムをさらに備えている請求項26又は27に記載の注射器具。
  30. 前記吐出ノズルが組織に入り込み、前記スリーブは組織に入り込まないように、前記スリーブ及び前記吐出ノズルが前記組織と接触したときにのみ、前記スリーブ及び前記吐出ノズルが相対的に移動する請求項26から29のいずれか一項に記載の注射器具。
  31. 前記吐出ノズルが針である請求項1から30のいずれか一項に記載の注射器具。
  32. 前記流体容器が注射器である請求項1から31のいずれか一項に記載の注射器具。
  33. 前記吐出ノズルがその長さに沿って0.5mm以上の内径を有している請求項1から32のいずれか一項に記載の注射器具。
  34. 前記流体容器がヒト又は動物の細胞集団を含む請求項1から33のいずれか一項に記載の注射器具。
  35. 前記流体容器が幹細胞集団を含む請求項1から34のいずれか一項に記載の注射器具。
  36. 前記細胞と薬学的に許容されるキャリア又は賦形剤を含む組成物の形態で、前記細胞が前記流体容器内に存在している請求項33又は34に記載の注射器具。
  37. 請求項1から33のいずれか一項に記載の注射器具と、細胞集団を含む流体容器とを備えているキット。
  38. 前記細胞がヒト又は動物の細胞である請求項37に記載のキット。
  39. 前記細胞が幹細胞である請求項37に記載のキット。
  40. 前記細胞と薬学的に許容されるキャリア又は賦形剤とを含む組成物の形態で、前記細胞が前記流体容器内に存在している、請求項37から39のいずれか一項に記載のキット。
  41. 添付図面を参照して上述したものと実質的に同様である、請求項1から36のいずれか一項に記載の注射器具。
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