JP2015015203A - 多方向操作装置 - Google Patents

多方向操作装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015015203A
JP2015015203A JP2013142261A JP2013142261A JP2015015203A JP 2015015203 A JP2015015203 A JP 2015015203A JP 2013142261 A JP2013142261 A JP 2013142261A JP 2013142261 A JP2013142261 A JP 2013142261A JP 2015015203 A JP2015015203 A JP 2015015203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic body
magnetic
flat plate
multidirectional
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013142261A
Other languages
English (en)
Inventor
上ノ町 孝志
Takashi Kaminomachi
孝志 上ノ町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2013142261A priority Critical patent/JP2015015203A/ja
Priority to DE102014108195.1A priority patent/DE102014108195A1/de
Publication of JP2015015203A publication Critical patent/JP2015015203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G5/00Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member
    • G05G5/05Means for returning or tending to return controlling members to an inoperative or neutral position, e.g. by providing return springs or resilient end-stops
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G9/00Manually-actuated control mechanisms provided with one single controlling member co-operating with two or more controlled members, e.g. selectively, simultaneously
    • G05G9/02Manually-actuated control mechanisms provided with one single controlling member co-operating with two or more controlled members, e.g. selectively, simultaneously the controlling member being movable in different independent ways, movement in each individual way actuating one controlled member only
    • G05G9/04Manually-actuated control mechanisms provided with one single controlling member co-operating with two or more controlled members, e.g. selectively, simultaneously the controlling member being movable in different independent ways, movement in each individual way actuating one controlled member only in which movement in two or more ways can occur simultaneously
    • G05G9/047Manually-actuated control mechanisms provided with one single controlling member co-operating with two or more controlled members, e.g. selectively, simultaneously the controlling member being movable in different independent ways, movement in each individual way actuating one controlled member only in which movement in two or more ways can occur simultaneously the controlling member being movable by hand about orthogonal axes, e.g. joysticks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

【課題】操作者に対して強い操作感触を与えることができる多方向操作装置を提供することを目的とする。【解決手段】多方向操作装置101は、柱状の操作軸11jを有し操作者の操作を受けて傾倒動作可能な操作部材11と、操作部材11に支持され、操作部材11とともに傾倒動作する複数の第1磁性体M51と、第1磁性体M51と対向し第1磁性体M51と引き合うように配置された複数の第2磁性体M72と、第2磁性体M72を支持する支持部材13と、を備え、操作部材11が、操作軸11jの一端側に形成され操作軸11jを中心とした平面に広がった平板部11fを有し、複数の第1磁性体M51が、操作軸11jを中心とした平板部11fの所望の位置に配置され、操作軸11jの一端を支点として操作軸11jが傾倒した際に、操作部材11の平板部11fが、同じ方向に傾倒することを特徴としている。【選択図】図7

Description

本発明は、多方向に傾倒して操作を行う操作体に用いられる多方向操作装置に関する。
一般的に、多方向に傾倒して操作を行う操作体は、テレビ、ビデオ等の各種電子機器のリモコンやゲーム機の入力装置、車用の操作スイッチ等に多く用いられている。特に、ゲーム機の入力装置や車用の操作スイッチ等では、強い操作感触を得るためや傾倒時における部品間の摩擦を避けるため等で、磁石を用いた多方向操作装置が良く用いられている。
この磁石を用いた多方向操作装置として、特許文献1では、図15に示す操作部品901が提案されている。図15は、特許文献1の操作部品901を説明する図であって、図15(a)は、操作部品901の概観を示す構成断面図であり、図15(b)は、作動ボタン902が傾倒された状態を示す構成断面図である。図15に示す操作部品901は、回転ボタンの軸903により軸支された作動ボタン902と、作動ボタン902を収容し回転しないシリンダー904と、作動ボタン902と機能的に接続された磁気的な手段908と、磁気的な手段908に対応し中央に配設された磁石909と、磁石を収容し固定しているケース920と、から構成されている。
この操作部品901は、操作が行われていない際には、図15(a)に示すように、磁石909と対向している磁気的な手段908とが磁力で引き合って固定され、磁気的な手段908と機能的に接続された作動ボタン902が固定されている。そして、操作部品901は、図15(a)に示す状態から、操作者により力Bが作動ボタン902に加わると、図15(b)に示すように、押された方向に作動ボタン902が傾倒されるようになる。この際に、ケース920に固定された磁石909から磁気的な手段908が引き剥がされ、この引き剥がされたときに受ける感触、所謂クリック感を操作者に与えるようになる。
ところで、この磁石を用いた多方向操作装置には、特にクリック感の“キレの良さ”が求められていた。ここでいう“キレの良さ”とは、一般に、最高の押圧荷重と開放されたときの最低の押圧荷重との差が大きく、その変化時間が短い場合のことを言う。更に、この磁石を用いた多方向操作装置には、最高の押圧荷重そのものが大きいことという要望もあった。このように、これらを組み合わせた“強い操作感触”が得られる多方向操作装置が求められていた。
特表2007−514279号公報
しかしながら、従来例では、作動ボタン902の直下近傍に磁石909が配置されているので、傾倒動作が行われた際に、回転ボタンの軸903の軸方向(図15に示すZ方向)における磁気的な手段908と磁石909との距離が大きく離れることはない。このため、作動ボタン902から受ける操作感触が弱いというという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、操作者に対して強い操作感触を与えることができる多方向操作装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の多方向操作装置は、柱状の操作軸を有し操作者の操作を受けて傾倒動作可能な操作部材と、該操作部材に支持され、前記操作部材とともに傾倒動作する複数の第1磁性体と、該第1磁性体と対向し前記第1磁性体と引き合うように配置された複数の第2磁性体と、該第2磁性体を支持する支持部材と、を備えた多方向操作装置であって、前記操作部材が、前記操作軸の一端側に形成され前記操作軸を中心とした平面に広がった平板部を有し、前記複数の第1磁性体が、前記操作軸を中心とした前記平板部の所望の位置に配置され、前記操作軸の一端を支点として前記操作軸が傾倒した際に、前記操作部材の前記平板部が、同じ方向に傾倒することを特徴としている。
これによれば、本発明の多方向操作装置は、操作部材の平板部が傾倒した傾倒方向とこの傾倒方向と反対の反対方向の少なくとも一方にある、第1磁性体のいくつかと第2磁性体のいくつかは、お互い引き剥がされる方向に移動するようになる。このため、いくつかの第1磁性体と第2磁性体とが引き剥がされる方向の作用点の吸引力が、操作軸の一端を支点として、操作部材の操作軸の他端である力点に伝わるようになる。特に、従来例と比較して、作用点と支点との距離が離れているので、より大きな力が力点にかかるようになり、より大きな押圧荷重を操作者に与えることができる。また、磁性体による吸引力を用いているので、引き剥がされる方向の作用点の最高の吸引力から開放された際に、平板部が傾倒した傾倒方向の力が一気に減じられ、その切り替え時間を短くすることができる。これらのことにより、操作者に対して、クリック感の“キレの良さ”と押圧荷重の大きさを兼ね備えた強い操作感触を与えることができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記支持部材が、前記平板部と平行に対向する板状部を有し、前記複数の第2磁性体が前記板状部に支持されていることを特徴としている。
これによれば、お互いの主面同士を対向させることができ、第1磁性体と第2磁性体のそれぞれ対向する面の面積を広くすることができる。このため、第1磁性体と第2磁性体との引き剥がしの力と、第1磁性体と第2磁性体との引き合う力と、をより強くすることができる。このことにより、操作者に対してより強い操作感触を与えることができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記操作部材の前記平板部の少なくとも一部を収容する下ケースを有し、前記下ケースが、前記操作軸の一端を支持する平板状の底部と、前記底部の外周から上方に向かって突出して形成された側壁部と、を備え、前記支持部材が、前記平板部よりも上方に位置するように前記側壁部の天井面に支持され、前記支持部材が、略中央に前記操作軸を挿通可能な挿通孔と、前記複数の第1磁性体にそれぞれ対向する位置に開口を有した複数の支持孔と、を備え、前記複数の第2磁性体のそれぞれが前記複数の支持孔内のそれぞれに支持されて配置されていることを特徴としている。
これによれば、操作部材の平板部に配置された複数の第1磁性体と支持部材の支持孔内に配置された複数の第2磁性体とを確実に対向配置させることができる。このことにより、多方向操作装置を容易に作製することができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記第2磁性体の前記第1磁性体と対向する対向面以外の部分を覆い前記第2磁性体を保持するヨークを有していることを特徴としている。
これによれば、第2磁性体の磁力を高めることができ、第1磁性体と第2磁性体との引き剥がしの力と、第1磁性体と第2磁性体との引き合う力と、をより一層強くすることができる。このことにより、操作者に対してより一層強い操作感触を与えることができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記複数の支持孔には、前記支持孔の内周面から内側に向けて延設した縁部を有し、前記ヨークには、前記ヨークの上方端面から延設した鍔部を有し、該鍔部と前記縁部とが当接して前記第2磁性体を支持していることを特徴としている。
これによれば、ヨークで保持された第2磁性体を支持部材の支持孔に載置するだけで、第2磁性体を支持部材の所望の位置に配設することができる。このことにより、多方向操作装置を容易に作製することができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記複数の第2磁性体が前記平板部の側面と対向していることを特徴としている。
これによれば、平板部の側面に配置された第1磁性体の側面と第2磁性体の側面とが対向することとなる。このことにより、厚み方向(操作軸方向)に第1磁性体と第2磁性体が配置されないので、厚み方向の厚みを薄くすることができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記支持部材が、前記操作軸の一端を支持する平板状の基部と、前記基部の外周から上方に向かって突出して形成された壁部と、を備え、前記複数の第2磁性体が前記壁部の上面に配置されていることを特徴としている。
これによれば、操作軸の一端を支持する支持部材の壁部の上面に、複数の第2磁性体を配置しただけで、操作部材の平板部の側面に複数の第2磁性体を配置することができる。このため、平板部の側面に配置された第1磁性体の側面と第2磁性体の側面とを容易に対向させることができる。このことにより、多方向操作装置を容易に作製することができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記複数の第1磁性体が前記操作軸を中心とした等距離の位置に配設されていることを特徴としている。
これによれば、操作軸の周りに効率良く複数の第1磁性体を配設することができる。このことにより、より多くの第1磁性体を配設することができ、より多くの方向への操作が可能な多方向操作装置を得ることができる。また、操作軸から第1磁性体までの距離を複数の第1磁性体について同じにできるので、どの方向をとっても、操作者に対して同じ操作感触を与えることができる。
また、本発明の多方向操作装置は、前記第1磁性体及び前記第2磁性体が永久磁石であることを特徴としている。
これによれば、簡単な構成で、第1磁性体と第2磁性体との引き剥がしの強い力、或いは引き合う強い力とを、簡単に生じさせることができる。このことにより、多方向操作装置を容易に作製することができる。
本発明の多方向操作装置は、操作部材の平板部が傾倒した傾倒方向とこの傾倒方向と反対の反対方向の少なくとも一方にある、第1磁性体のいくつかと第2磁性体のいくつかは、お互い引き剥がされる方向に移動するようになる。このため、いくつかの第1磁性体と第2磁性体とが引き剥がされる方向の作用点の吸引力が、操作軸の一端を支点として、操作部材の操作軸の他端である力点に伝わるようになる。特に、従来例と比較して、作用点と支点との距離が離れているので、より大きな力が力点にかかるようになり、より大きな押圧荷重を操作者に与えることができる。また、また、磁性体による吸引力を用いているので、引き剥がされる方向の作用点の最高の吸引力から開放された際に、平板部が傾倒した傾倒方向の力が一気に減じられ、その切り替え時間を短くすることができる。これらのことにより、操作者に対して、クリック感の“キレの良さ”と押圧荷重の大きさを兼ね備えた強い操作感触を与えることができる。
本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する斜視図である。 本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図3(a)は、その平面図であり、図3(b)は、その側面図である。 本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図4(a)は、操作部材の上方斜視面図であり、図4(b)は、操作部材の下方斜視面図である。 本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図5(a)は、支持部材の上方斜視面図であり、図5(b)は、支持部材の下方斜視面図である。 本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図6(a)は、ヨークの上方斜視面図であり、図6(b)は、ヨークの下方斜視面図である。 本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図7(a)は、図3(a)に示すVII−VII線における断面図であり、図7(b)は、図7(a)に示すP部分の拡大断面図である。 本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する分解斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する斜視図である。 本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図10(a)は、その平面図であり、図10(b)は、その側面図である。 本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図11(a)は、操作部材の上方斜視面図であり、図11(b)は、操作部材の下方斜視面図である。 本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、支持部材の上方斜視面図である。 本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、ヨークに第2磁性体が収容された状態を示す上方斜視面図である。 本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図14(a)は、図10(a)に示すXIV−XIV線における断面図であり、図14(b)は、図14(a)に示すQ部分の拡大断面図である。 特許文献1の操作部品を説明する図であって、図15(a)は、操作部品の概観を示す構成断面図であり、図15(b)は、作動ボタンが傾倒された状態を示す構成断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の多方向操作装置101を説明する分解斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態の多方向操作装置101を説明する斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態の多方向操作装置101を説明する図であって、図3(a)は、その平面図であり、図3(b)は、その側面図である。
本発明の第1実施形態の多方向操作装置101は、図1ないし図3に示すように、操作者の操作を受けて傾倒動作可能な操作部材11と、操作部材11に支持される複数の第1磁性体M51と、第1磁性体M51と対向して配置された複数の第2磁性体M72と、第2磁性体M72を支持する支持部材13と、を備えて構成される。また、多方向操作装置101には、他に、第2磁性体M72の一部を覆うように設けられたヨークY16と、操作部材11の操作軸11jの一端を支持する下ケース17と、操作部材11の傾倒動作を可能にする傾倒部材19と、を備えている。
図4は、本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図4(a)は、操作部材11の上方斜視面図であり、図4(b)は、操作部材11の下方斜視面図である。図5は、本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図5(a)は、支持部材13の上方斜視面図であり、図5(b)は、支持部材13の下方斜視面図である。図6は、本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図6(a)は、ヨークY16の上方斜視面図であり、図6(b)は、ヨークY16の下方斜視面図である。図7は、本発明の第1実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図7(a)は、図3(a)に示すVII−VII線における断面図であり、図7(b)は、図7(a)に示すP部分の拡大断面図である。
操作部材11は、ABS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン、Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)等の合成樹脂材料を用い、図4に示すように、外形がクロス形状をした平板状の平板部11fと、この平板部11fの一方面(図4に示すZ1側の面)から延設した円柱状の操作軸11jと、を有して構成される。
図4(a)に示すように、操作部材11の操作軸11jには、操作軸11jの一端側(図4に示すZ2側)に形成され、操作軸11jの他端側(図4に示すZ1側)より一回り大きな径を有したスカート部11sを有している。また、操作部材11の平板部11fには、4つの凹溝11r(11ra、11rb、11rc、11rd)が形成されており、操作軸11jを中心とした平面でしかも互いに対向する4方向の位置に形成され、操作軸11jから離れた位置にそれぞれ配置されている。そして、この4つの凹溝11r(11ra、11rb、11rc、11rd)のそれぞれに、4つの第1磁性体M51(M51A、M51B、M51C、M51D)を入れ込むだけで、操作部材11の平板部11fに第1磁性体M51容易に配設することができる。これにより、多方向操作装置101を容易に作製することができる。
また、平板部11fの他方面側(図4に示すZ2側の面)には、図4(b)に示すように、操作軸11jの軸中心に相当する部分に、円形の穴部11uが設けられているとともに、操作軸11jの軸中心を中心とした4箇所の位置に、平板部11fの他方面から延設した凸状の突設部11tとそれぞれの突設部11t間の4箇所に凹部11vが設けられている。そして、多方向操作装置101が組み立てられた際には、図7(a)に示すように、この穴部11uに設けられた半球形のU溝11mと球状の傾倒部材19が当接するとともに、操作者の操作を受けて傾倒動作が行われた際には、図示はしていないが、操作部材11の平板部11fが同じ方向に傾倒するので、この突設部11tの一部と下ケース17とが当接するようになる。なお、操作者により傾倒操作は、この操作軸11jを直接操作しても良いし、この操作軸11jと係合する操作体(図示していない)を用意し、操作体を操作することでも良い。
支持部材13は、操作部材11と同様なポリアセタール樹脂(POM、Polyacetal)等の合成樹脂材料を用い、図5に示すように、矩形の板状の形状をしており、略中央に操作軸11jを挿通可能な挿通孔14と、挿通孔14の周囲に形成された板状部13fと、を有して構成されている。
そして、多方向操作装置101が組み立てられた際には、図7(a)に示すように、この板状部13fと操作部材11の平板部11fとが平行に対向するようになる。つまり、操作部材11の操作軸11jを支持部材13の挿通孔14に挿通し、操作軸11jのスカート部11sと挿通孔14とを嵌め合わせることで、支持部材13と操作部材11を係合することができ、支持部材13の板状部13fと操作部材11の平板部11fとを容易に平行に対向させることができる。
また、支持部材13の板状部13fには、図5に示すように、長方形の開口を有した支持孔15が4つ設けられ、互いに対向する4方向の位置に配設されている。この4つの支持孔15(15A、15B、15C、15D)のそれぞれは、多方向操作装置101が組み立てられた際には、前述した操作部材11の平板部11fに設けられた4つの凹溝11r(11ra、11rb、11rc、11rd)のそれぞれと対向するようになる。そして、この4つの支持孔15(15A、15B、15C、15D)のそれぞれに、4つの第2磁性体M72(M72A、M72B、M72C、M72D)が配設されて、図7に示すように、4つの凹溝11r(11ra、11rb、11rc、11rd)のそれぞれに配設された第1磁性体M51とこの第2磁性体M72とが空間を介して対向し、第1磁性体M51と第2磁性体M72とが引き合うようになる。
このように、操作部材11の平板部11fと支持部材13の板状部13fとに、第1磁性体M51と第2磁性体M72とを配置して構成したので、お互いの主面同士を対向させることができ、第1磁性体M51と第2磁性体M72のそれぞれ対向する面の面積を広くすることができる。このため、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き剥がしの力と、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き合う力と、をより強くすることができる。また、支持部材13の4つの支持孔15(15A、15B、15C、15D)内に4つの第2磁性体M72を配置するだけで、操作部材11の凹溝11rに配設された4つの第1磁性体M51と4つの第2磁性体M72とを確実に対向配置させることができる。このことにより、多方向操作装置101を容易に作製することができる。
また、4つの支持孔15(15A、15B、15C、15D)のそれぞれには、図5(a)に示すように、支持孔15の内周面15pから内側の開口内に向けて延設した縁部15eを有しており、開口より一回り小さい貫通穴を形成している。
下ケース17は、操作部材11と同様なポリアセタール樹脂(POM、Polyacetal)等の合成樹脂材料を用い、図1に示すように、矩形の箱状形状をしており、平板状の底部17bと、底部17bの外周から上方に向かって突出して形成された側壁部17wと、を備えて構成され、側壁部17wの天井面17t側が開口部を有して開放されている。
そして、下ケース17は、多方向操作装置101が組み立てられた際には、図2及び図7に示すように、操作部材11の平板部11fを収容するとともに、側壁部17wの天井面17tに支持部材13を支持するようになる。これにより、支持部材13が、平板部11fよりも上方に位置するようになる。
また、下ケース17の底部17bには、図1に示すように、中央部分に設けられた円筒部17uと、互いに対向する4方向の位置に設けられた■設部17vと、を有している。この円筒部17uは、底部17bから上方に延設した円筒形状をしており、この■設部17vは、底部17bから上方に延設した2本の凸形状を有している。
そして、多方向操作装置101が組み立てられた際には、図7(a)に示すように、円筒部17uが操作部材11の穴部11uに挿通され、円筒部17uの内径部分に球状の傾倒部材19が当接して支持されるとともに、■設部17vが操作部材11の他方面側に設けられた凹部11vに挿通される。このため、円筒部17uが操作部材11の操作軸11jの一端を球状の傾倒部材19を介して支持するとともに、■設部17vが操作部材11の平板部11fを案内するようになる。これにより、操作軸11jの一端を支点として、操作部材11の操作軸11jが傾倒できるようになる。なお、この球状の傾倒部材19として好適に金属球を用いて、操作者の操作を受けた傾倒動作を容易にしているが、操作部材11の操作軸11jが傾倒できる機構を有していれば良く、金属球に限るものではない。
また、図示はしていないが、支持部材13の上方には、上ケースが配置されており、下ケース17の側壁部17wと上ケースとによって支持部材13が挟持され、操作部材11の傾倒動作に伴って支持部材13が動かないように固定されている。これにより、簡単な構成で支持部材13を固定することができるとともに、操作感触を高めることができる。なお、詳細な説明は省略するが、下ケース17の4角に設けられた固定部17gを利用して、ねじ止め等で、上ケースと下ケース17を固定することにより、支持部材13を強固に挟持することができる。
第1磁性体M51は、サマリウムコバルト磁石等の永久磁石を用い、図1に示すように、直方体形状をした4つの部品から構成され、図7に示すように、操作部材11の4つの凹溝11r(11ra、11rb、11rc、11rd)にそれぞれ収容されて操作部材11に支持されている。このため、4つの第1磁性体M51が操作軸11jを中心とした等距離の位置に配設されるとともに、操作部材11の傾倒動作とともに4つの第1磁性体M51(M51A、M51B、M51C、M51D)が傾倒動作するようになる。
これにより、操作部材11の平板部11fが傾倒した傾倒方向の第1磁性体M51は、空間を介して対向していた第2磁性体M72と引き剥がされる方向に移動し、反対方向の第1磁性体M51は引き合う方向に移動し第2磁性体M72とともに上方(図7に示すZ1方向)に移動する。このため、いくつかの第1磁性体M51と第2磁性体M72とが引き剥がされる方向の作用点の吸引力が、操作軸11jの一端を支点として、操作部材11の操作軸11jの他端である力点に伝わるようになる。特に、従来例と比較して、作用点と支点との距離が離れているので、より大きな力が力点にかかるようになるので、より大きな押圧荷重を操作者に与えることができる。また、磁性体による吸引力を用いているので、引き剥がされる方向の作用点の最高の吸引力から開放された際に、平板部11fが傾倒した傾倒方向の力が一気に減じられ、その切り替え時間を短くすることができる。これらのことにより、操作者に対して、クリック感の“キレの良さ”と押圧荷重の大きさを兼ね備えた強い操作感触を与えることができる。
また、本発明の第1実施形態では、第1磁性体M51と第2磁性体M72と空間を介して対向させ、お互いが引き合う方向に移動した際に、接触するように構成したので、第1磁性体M51と第2磁性体M72とが接触した金属音のような当接音がでる。このため、操作者に対して、より操作感触を与えることができる。
また、本発明の第1実施形態では、4つの第1磁性体M51が操作軸11jを中心とした等しい距離の位置に配設されているので、操作軸11jの周りに効率良く4つの第1磁性体M51を配設することができる。このことにより、4つの第1磁性体M51に限らず、より多くの第1磁性体M51を配設することができ、より多くの方向への操作が可能な多方向操作装置を得ることができる。例えば6つの第1磁性体M51を正6角形の辺上に配置すれば、6方向に入力操作が可能になる。また、操作軸11jから第1磁性体M51までの距離を4つの第1磁性体M51について同じにできるので、どの方向をとっても、操作者に対して同じ操作感触を与えることができる。
第2磁性体M72は、第1磁性体M51と同様に、サマリウムコバルト磁石等の永久磁石を用いている。これにより、簡単な構成で、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き剥がしの強い力と、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き合う強い力とを、簡単に生じさせることができる。このことにより、多方向操作装置101を容易に作製することができる。
また、第2磁性体M72は、図1に示すように、直方体形状をした4つの部品から構成され、図7に示すように、支持部材13の板状部13fに設けられた4つの支持孔15(15A、15B、15C、15D)内にそれぞれ収容されて支持部材13に支持されている。このため、4つの第2磁性体M72(M72A、M72B、M72C、M72D)のそれぞれが4つの第1磁性体M51(M51A、M51B、M51C、M51D)のそれぞれと対向し、第2磁性体M72と第1磁性体M51とが引き合うようになっている。なお、言うまでもないが、多方向操作装置101が組み立てられた際には、4つの第2磁性体M72も操作軸11jを中心とした等しい距離の位置に配設されている。
ヨークY16は、軟磁性体の材料である鉄材を用い、図6に示すように、矩形で板状の板部Y16bと、板部Y16bの下方面(図6に示すZ2側の面)から延垂して設けられた矩形の枠部Y16wと、から構成され、板部Y16bと枠部Y16wとで、直方体形状の収容部Y16sを形成しているとともに、板部Y16bの一部が上方端面から延設した鍔部Y16vを形成している。
この収容部Y16sには、第2磁性体M72が収容され、磁力により、第2磁性体M72が強固にヨークY16に保持される。この際に、第2磁性体M72の一面が表面に表れ、他の面の全てがヨークY16に覆われるようになる。これにより、第2磁性体M72の磁力を高めることができる。そして、第2磁性体M72が支持部材13の板状部13fに配設され、多方向操作装置101が組み立てられた際には、図7に示すように、第1磁性体M51と第2磁性体M72の表面に表れた一面(対向面)が対向するようになる。このため、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き剥がしの力と、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き合う力と、をより一層強くすることができる。このことにより、操作者に対してより一層強い操作感触を与えることができる。
また、第2磁性体M72が支持部材13の板状部13fに配設された際には、この鍔部Y16vは、支持部材13の縁部15eと当接して支持部材13の板状部13fに支持されるようになる。これにより、ヨークY16で保持された第2磁性体M72を支持部材13の支持孔15に載置するだけで、第2磁性体M72を支持部材13の所望の位置に配設することができる。このことにより、多方向操作装置を容易に作製することができる。
以上のように構成された本発明の第1実施形態の多方向操作装置101における、効果について、以下に説明する。
本発明の第1実施形態の多方向操作装置101は、4つの第1磁性体M51が操作軸11jを中心とした平板部11fの所望の位置に配置され、操作軸11jの一端を支点として操作軸11jが傾倒した際に、操作部材11の平板部11fが同じ方向に傾倒するので、操作部材11の平板部11fが傾倒した傾倒方向の第1磁性体M51は、空間を介して対向していた第2磁性体M72と引き剥がされる方向に移動し、反対方向の第1磁性体M51は引き合う方向に移動し第2磁性体M72とともに上方に移動する。このため、いくつかの第1磁性体M51と第2磁性体M72とが引き剥がされる方向の作用点の吸引力が、操作軸11jの一端を支点として、操作部材11の操作軸11jの他端である力点に伝わるようになる。特に、従来例と比較して、作用点と支点との距離が離れているので、より大きな力が力点にかかるようになり、より大きな押圧荷重を操作者に与えることができる。また、磁性体による吸引力を用いているので、引き剥がされる方向の作用点の最高の吸引力から開放された際に、平板部11fが傾倒した傾倒方向の力が一気に減じられ、その切り替え時間を短くすることができる。これらのことにより、操作者に対して、クリック感の“キレの良さ”と押圧荷重の大きさを兼ね備えた強い操作感触を与えることができる。
また、4つの第1磁性体M51が配置された平板部11fと平行に対向する板状部13fに4つの第2磁性体M72が支持されているので、お互いの主面同士を対向させることができ、第1磁性体M51と第2磁性体M72のそれぞれ対向する面の面積を広くすることができる。このため、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き剥がしの力と、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き合う力と、をより強くすることができる。このことにより、操作者に対してより強い操作感触を与えることができる。
また、4つの支持部材13の支持孔15内に4つの第2磁性体M72を配置するだけで、操作部材11の凹溝11rに配設された4つの第1磁性体M51と4つの第2磁性体M72とを確実に対向配置させることができる。このことにより、多方向操作装置101を容易に作製することができる。
また、第2磁性体M72の第1磁性体M51と対向する対向面以外の部分を覆うヨークY16を有しているので、第2磁性体M72の磁力を高めることができる。このため、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き剥がしの力と、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き合う力と、をより一層強くすることができる。このことにより、操作者に対してより一層強い操作感触を与えることができる。
また、支持孔15に設けられた縁部15eとヨークY16に設けられた鍔部Y16vを有しているので、ヨークY16で保持された第2磁性体M72を支持部材13の支持孔15に載置するだけで、第2磁性体M72を支持部材13の所望の位置に配設することができる。このことにより、多方向操作装置を容易に作製することができる。
また、4つの第1磁性体M51が操作軸11jを中心とした等距離の位置に配設されているので、操作軸11jの周りに効率良く4つの第1磁性体M51を配設することができる。このことにより、4つの第1磁性体M51に限らず、より多くの第1磁性体M51を配設することができ、より多くの方向への操作が可能な多方向操作装置を得ることができる。また、操作軸11jから第1磁性体M51までの距離を4つの第1磁性体M51について同じにできるので、どの方向をとっても、操作者に対して同じ操作感触を与えることができる。
また、第1磁性体M51及び第2磁性体M72が永久磁石であるので、簡単な構成で、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き剥がしの強い力と、第1磁性体M51と第2磁性体M72との引き合う強い力とを、簡単に生じさせることができる。このことにより、多方向操作装置101を容易に作製することができる。
[第2実施形態]
図8は、本発明の第2実施形態の多方向操作装置102を説明する分解斜視図である。図9は、本発明の第2実施形態の多方向操作装置102を説明する斜視図である。図10は、本発明の第2実施形態の多方向操作装置102を説明する図であって、図10(a)は、その平面図であり、図10(b)は、その側面図である。また、第2実施形態の多方向操作装置102は、第1実施形態に対し、第1磁性体M61と第2磁性体M82の配置位置が異なる。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本発明の第2実施形態の多方向操作装置102は、図8ないし図10に示すように、操作者の操作を受けて傾倒動作可能な操作部材21と、操作部材21に支持される複数の第1磁性体M61と、第1磁性体M61と対向して配置された複数の第2磁性体M82と、第2磁性体M82を支持する支持部材23と、を備えて構成される。また、多方向操作装置102には、他に、第2磁性体M82の一部を覆うように設けられたヨークY26と、操作部材21の上面側に配設される上ケース57と、操作部材21の傾倒動作を可能にする傾倒部材19と、を備えている。
図11は、本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図11(a)は、操作部材21の上方斜視面図であり、図11(b)は、操作部材21の下方斜視面図である。図12は、本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、支持部材23の上方斜視面図である。図13は、本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、ヨークY26に第2磁性体M82が収容された状態を示す上方斜視面図である。図14は、本発明の第2実施形態の多方向操作装置を説明する図であって、図14(a)は、図10(a)に示すXIV−XIV線における断面図であり、図14(b)は、図14(a)に示すQ部分の拡大断面図である。
操作部材21は、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート、Poly Butylene Terephtalate)等の合成樹脂材料を用い、図11に示すように、4角に切欠け部を有し矩形状をした平板状の平板部21fと、この平板部21fの一方面(図11に示すZ1側の面)から延設した円柱状の操作軸21jと、を有して構成される。
操作部材21の操作軸21jには、図11(a)に示すように、操作軸21jの一端側(図11に示すZ2側)に形成され、操作軸21jの他端側(図11に示すZ1側)より一回り大きな径を有したスカート部21sを有している。また、操作部材21の平板部21fの各側面には、図11に示すように、4つの凹溝21r(21ra、21rb、21rc、21rd)が形成されており、操作軸21jを中心とした平面でしかも互いに対向する4方向の位置に形成され、操作軸21jから離れた位置にそれぞれ配置されている。そして、この4つの凹溝21r(21ra、21rb、21rc、21rd)のそれぞれに、4つの第1磁性体M61(M61A、M61B、M61C、M61D)を入れ込むだけで、操作部材21の平板部21fに第1磁性体M61容易に配設することができる。これにより、多方向操作装置102を容易に作製することができる。
また、平板部21fの他方面側(図11に示すZ2側の面)には、図11(b)に示すように、操作軸21jの軸中心に相当する部分に、円形の穴部21uが設けられているとともに、操作軸21jの軸中心を中心とした4箇所の位置に、平板部21fの他方面から延設した凸状の突設部21tとそれぞれの突設部21t間の4箇所に凹部21vが設けられている。そして、多方向操作装置102が組み立てられた際には、図14(a)に示すように、この穴部21uに設けられた半球形のU溝21mと球状の傾倒部材19が当接するとともに、操作者の操作を受けて傾倒動作が行われた際には、図示はしていないが、操作部材21の平板部21fが同じ方向に傾倒するので、この突設部21tの一部と支持部材23とが当接するようになる。なお、操作者により傾倒操作は、この操作軸21jを直接操作しても良いし、この操作軸21jと係合する操作体(図示していない)を用意し、操作体を操作することでも良い。
支持部材23は、操作部材21と同様なPBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート、Poly Butylene Terephtalate)等の合成樹脂材料を用い、図12に示すように、矩形の形状をしており、操作軸21jの一端を支持する平板状の基部23bと、基部23bの外周から上方(図12に示すZ1方向)に向かって突出して形成された壁部23wと、を有して構成されている。
そして、多方向操作装置102が組み立てられた際には、図14(a)に示すように、4つの第2磁性体M82(M82A、M82B、M82C、M82D)が壁部23wの上面23tのそれぞれに配置されて、操作部材21の平板部21fの側面と対向するようになる。つまり、操作部材21を支持部材23に載置するだけで、操作部材21の平板部21fの側面と支持部材23の壁部23wの上面23tに載置された第2磁性体M82とを容易に対向させることができる。これにより、平板部21fの側面に配置された第1磁性体M61の側面と第2磁性体M82の側面とが対向することとなる。このことにより、多方向操作装置102を容易に作製することができる。また、厚み方向(操作軸21j方向、図14に示すZ方向)に第1磁性体M61と第2磁性体M82が配置されないので、厚み方向の厚みを薄くすることができる。
また、支持部材23の基部23bには、図12に示すように、中央部分に設けられた円筒部23uと、互いに対向する4方向の位置に設けられた■設部23vと、を有している。この円筒部23uは、基部23bから上方に延設した円筒形状をしており、この■設部23vは、基部23bから上方に延設した2本の凸形状を有している。
そして、多方向操作装置102が組み立てられた際には、図14(a)に示すように、円筒部23uの内径部分に球状の傾倒部材19が当接して支持されるとともに、■設部23vが操作部材21の他方面側に設けられた凹部21vに挿通される。このため、円筒部23uが操作部材21の操作軸21jの一端を球状の傾倒部材19を介して支持するとともに、■設部23vが操作部材21の平板部21fを案内するようになる。これにより、操作軸21jの一端を支点として、操作部材21の操作軸21jが傾倒できるようになる。なお、この球状の傾倒部材19として好適に金属球を用いて、操作者の操作を受けた傾倒動作を容易にしているが、操作部材21の操作軸21jが傾倒できる機構を有していれば良く、金属球に限るものではない。
第1磁性体M61は、ネオジウム磁石等の永久磁石を用い、図8に示すように、直方体形状をした4つの部品から構成され、図7に示すように、操作部材21の4つの凹溝21rにそれぞれ収容されて操作部材21の側面に支持されている。このため、4つの第1磁性体M61が操作軸21jを中心とした等距離の位置に配設されるとともに、操作部材21の傾倒動作とともに4つの第1磁性体M61(M61A、M61B、M61C、M61D)が傾倒動作するようになる。
これにより、操作部材21の平板部21fが傾倒した傾倒方向の第1磁性体M61は、空間を介して対向していた第2磁性体M82と引き剥がされる方向に移動し、反対方向の第1磁性体M61も、第2磁性体M82と引き剥がされる方向に移動する。このため、いくつかの第1磁性体M61と第2磁性体M82とが引き剥がされる方向の作用点の吸引力が、操作軸21jの一端を支点として、操作部材21の操作軸21jの他端である力点に伝わるようになる。特に、従来例と比較して、作用点と支点との距離が離れているので、より大きな力が力点にかかるようになるので、より大きな押圧荷重を操作者に与えることができる。また、磁性体による吸引力を用いているので、引き剥がされる方向の作用点の最高の吸引力から開放された際に、平板部21fが傾倒した傾倒方向の力が一気に減じられ、その切り替え時間を短くすることができる。これらのことにより、操作者に対して、クリック感の“キレの良さ”と押圧荷重の大きさを兼ね備えた強い操作感触を与えることができる。
また、本発明の第2実施形態では、第1磁性体M61と第2磁性体M82と空間を介して対向させ、操作者の操作を受けた傾倒動作に伴って、何れもお互いが引き剥がされる方向に移動するように構成したので、押圧荷重をより大きくすることができる。このため、操作者に対して、より強い操作感触を与えることができる。
また、本発明の第2実施形態では、4つの第1磁性体M61が操作軸21jを中心とした等しい距離の位置に配設されているので、操作軸21jの周りに効率良く4つの第1磁性体M61を配設することができる。このことにより、第1磁性体M61が4つに限らず、より多くの第1磁性体M61を配設することができ、より多くの方向への操作が可能な多方向操作装置を得ることができる。例えば8つの第1磁性体M61を正8角形の辺上に配置すれば、8方向に入力操作が可能になる。また、操作軸21jから第1磁性体M61までの距離を4つの第1磁性体M61について同じにできるので、どの方向をとっても、操作者に対して同じ操作感触を与えることができる。
第2磁性体M82は、第1磁性体M61と同様に、ネオジウム磁石等の永久磁石を用いている。これにより、簡単な構成で、第1磁性体M61と第2磁性体M82との引き剥がしの強い力を、簡単に生じさせることができる。このことにより、多方向操作装置102を容易に作製することができる。
また、第2磁性体M82は、図8に示すように、直方体形状をした4つの部品から構成され、ヨークY26に収容されて(図13を参照)、図14に示すように、支持部材23の壁部23wの上面23tに配置されて支持部材23に支持されている。このため、4つの第2磁性体M82(M82A、M82B、M82C、M82D)のそれぞれが4つの第1磁性体M61(M61A、M61B、M61C、M61D)のそれぞれと対向し、第2磁性体M82と第1磁性体M61とが引き合うようになっている。なお、言うまでもないが、多方向操作装置102が組み立てられた際には、4つの第2磁性体M82も操作軸21jを中心とした等しい距離の位置に配設されている。
ヨークY26は、軟磁性体の材料である鉄材を用い、図8及び図13に示すように、矩形で収容部Y26sを有した箱状の形状をしている。この収容部Y26sには、第2磁性体M82が収容され、磁力により、第2磁性体M82が強固にヨークY26に保持される。この際に、第2磁性体M82の一面が表面に表れ、他の面の全てがヨークY26に覆われるようになる。これにより、第2磁性体M82の磁力を高めることができる。そして、第2磁性体M82が支持部材23の壁部23wの上面23tに配設され、多方向操作装置102が組み立てられた際には、図13に示すように、第1磁性体M61と第2磁性体M82の表面に表れた一面(対向面)が対向するようになる。このため、第1磁性体M61と第2磁性体M82との引き剥がしの力をより一層強くすることができる。このことにより、操作者に対してより一層強い操作感触を与えることができる。
上ケース57は、ABS樹脂(ABS、Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)等の合成樹脂材料を用い、図8に示すように、矩形の板状形状をしており、略中央に操作軸21jを挿通可能な挿通穴57hと、周囲に上ケース57の下面(図8に示すZ2側の面)から下垂した垂下部57dと、を有している。
そして、上ケース57は、多方向操作装置102が組み立てられた際には、図9及び図13に示すように、操作部材21の操作軸21jが挿通穴57hに挿通されて、操作部材21の上面側に配設される。また、上ケース57の垂下部57dと支持部材23の壁部23wの上面23tとによってヨークY26が挟持され、ヨークY26に収納された第2磁性体M82が動かないように固定されている。なお、詳細な説明は省略するが、支持部材23の4角に設けられた固定部23gを利用して、ねじ止め等で、上ケース57と支持部材23を固定することにより、ヨークY26を強固に挟持することができる。
以上のように構成された本発明の第2実施形態の多方向操作装置102における、効果について、以下に説明する。
本発明の第2実施形態の多方向操作装置102は、操作部材21の平板部21fが傾倒した傾倒方向の第1磁性体M61のいくつかは、空間を介して対向していた第2磁性体M82と引き剥がされる方向に移動し、反対方向の第1磁性体M61のいくつかも、第2磁性体M82と引き剥がされる方向に移動する。このため、いくつかの第1磁性体M61と第2磁性体M82とが引き剥がされる方向の作用点の吸引力が、操作軸21jの一端を支点として、操作部材21の操作軸21jの他端である力点に伝わるようになる。特に、従来例と比較して、作用点と支点との距離が離れているので、より大きな力が力点にかかるようになるので、より大きな押圧荷重を操作者に与えることができる。また、磁性体による吸引力を用いているので、引き剥がされる方向の作用点の最高の吸引力から開放された際に、平板部21fが傾倒した傾倒方向の力が一気に減じられ、その切り替え時間を短くすることができる。これらのことにより、操作者に対して、クリック感の“キレの良さ”と押圧荷重の大きさを兼ね備えた強い操作感触を与えることができる。
また、複数の第2磁性体M82が操作部材21の平板部21fの側面と対向しているので、平板部21fの側面に配置された第1磁性体M61の側面と第2磁性体M82の側面とが空間を介して対向することとなる。このことにより、厚み方向(操作軸21j方向、図9に示すZ方向)に第1磁性体M61と第2磁性体M82が配置されないので、厚み方向の厚みを薄くすることができる。
また、操作軸21jの一端を支持する支持部材23の壁部23wの上面23tに、複数の第2磁性体M82を配置しただけで、操作部材21の平板部21fの側面に複数の第2磁性体M82を配置することができる。このため、平板部21fの側面に配置された第1磁性体M61の側面と第2磁性体M82の側面とを容易に対向させることができる。このことにより、多方向操作装置102を容易に作製することができる。
また、4つの第1磁性体M61が操作軸21jを中心とした等距離の位置に配設されているので、操作軸21jの周りに効率良く4つの第1磁性体M61を配設することができる。このことにより、第1磁性体M61が4つに限らず、より多くの第1磁性体M61を配設することができ、より多くの方向への操作が可能な多方向操作装置を得ることができる。また、操作軸21jから第1磁性体M61までの距離を4つの第1磁性体M61について同じにできるので、どの方向をとっても、操作者に対して同じ操作感触を与えることができる。
また、第1磁性体M61及び第2磁性体M82が永久磁石であるので、簡単な構成で、第1磁性体M61と第2磁性体M82との引き剥がしの強い力を、簡単に生じさせることができる。このことにより、多方向操作装置102を容易に作製することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
上記第1実施形態では、第1磁性体M51の上方側に対向して第2磁性体M72が配設された構成にしたが、第2磁性体M72の上方側に対向して第1磁性体M51が配設された構成であっても良い。その際には、操作部材11の平板部11fが支持部材13の板状部13fの上方側に配設される。
<変形例2>
上記第1実施形態では、第1磁性体M51と第2磁性体M72とが、空間を介して対向するように構成したが、これに限るものではない。例えば支持部材13に支持孔15を有さず、底のある穴部を設けこの穴部に第2磁性体M72を配設した場合、第2磁性体M72は、底にあたる板状部13fを介して第1磁性体M51と対向することとなる。
<変形例3>
上記第1実施形態では、上ケースと下ケース17を固定することにより、支持部材13を挟持して固定したが、支持部材13を下ケース17に直接固定する構成でも良い。
<変形例4>
上記第2実施形態では、支持部材23に円筒部23uや■設部23v等の傾倒機構の構成要素を有した構成にしたが、これに限るものではない。例えば、支持部材23を下ケースとし、上ケース57に第2磁性体M82を支持する機構を持たせ、新たな支持部材としても良い。その際には、新たな支持部材は、鉄等の軟磁性体で形成さるとより好適である。何故なら、操作部材21の平板部21fの側面に配置された第1磁性体M61と第2磁性体M82とを対向させるために、重力に逆らった配設が新たな支持部材と第2磁性体M82との磁力により、容易に達成できるからである。
<変形例5>
上記実施形態では、凹溝11r或いは凹溝21rに第1磁性体M51或いは第1磁性体M61を挿入して、操作部材11の平板部11f或いは操作部材21の平板部21fに配置するように構成したが、例えばインサート成形を行い、操作部材11の平板部11f或いは操作部材21の平板部21fの中に埋め込まれた構成にしても良い。これにより、第1磁性体M51或いは第1磁性体M61を操作部材11の平板部11f或いは操作部材21の平板部21fに確実に保持することがきる。
<変形例6>
上記実施形態では、ヨークY16及びY26を好適に用いた構成にしたが、用いない構成でも良い。
<変形例7>
上記実施形態では、操作部材11の平板部11f及び操作部材21の平板部21fを合成樹脂材料で形成したが、鉄等の軟磁性体で形成されていても良い。これにより、ヨークY16及びY26を用いない構成にしても、用いた場合と同等の機能を有することができる。このことにより、多方向操作装置の製造を容易にしかも安価にすることができるとともに、多方向操作装置の薄型化もはかることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
11、21 操作部材
11f、21f 平板部
11j、21j 操作軸
13、23 支持部材
13f 板状部
23b 基部
23t 上面
23w 壁部
14 挿通孔
15 支持孔
15e 縁部
15p 内周面
17 下ケース
17b 底部
17t 天井面
17w 側壁部
M51、M61 第1磁性体
M72、M82 第2磁性体
Y16、Y26 ヨーク
Y16v 鍔部
101、102 多方向操作装置

Claims (9)

  1. 柱状の操作軸を有し操作者の操作を受けて傾倒動作可能な操作部材と、
    該操作部材に支持され、前記操作部材とともに傾倒動作する複数の第1磁性体と、
    該第1磁性体と対向し前記第1磁性体と引き合うように配置された複数の第2磁性体と、
    該第2磁性体を支持する支持部材と、を備えた多方向操作装置であって、
    前記操作部材は、前記操作軸の一端側に形成され前記操作軸を中心とした平面に広がった平板部を有し、
    前記複数の第1磁性体は、前記操作軸を中心とした前記平板部の所望の位置に配置され、
    前記操作軸の一端を支点として前記操作軸が傾倒した際に、前記操作部材の前記平板部は、同じ方向に傾倒することを特徴とする多方向操作装置。
  2. 前記支持部材は、前記平板部と平行に対向する板状部を有し、
    前記複数の第2磁性体が前記板状部に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の多方向操作装置。
  3. 前記操作部材の前記平板部の少なくとも一部を収容する下ケースを有し、
    前記下ケースは、前記操作軸の一端を支持する平板状の底部と、前記底部の外周から上方に向かって突出して形成された側壁部と、を備え、
    前記支持部材が、前記平板部よりも上方に位置するように前記側壁部の天井面に支持され、
    前記支持部材は、略中央に前記操作軸を挿通可能な挿通孔と、前記複数の第1磁性体にそれぞれ対向する位置に開口を有した複数の支持孔と、を備え、
    前記複数の第2磁性体のそれぞれが前記複数の支持孔内のそれぞれに支持されて配置されていることを特徴とする請求項2に記載の多方向操作装置。
  4. 前記第2磁性体の前記第1磁性体と対向する対向面以外の部分を覆い前記第2磁性体を保持するヨークを有していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の多方向操作装置。
  5. 前記複数の支持孔には、前記支持孔の内周面から内側に向けて延設した縁部を有し、
    前記ヨークには、前記ヨークの上方端面から延設した鍔部を有し、
    該鍔部と前記縁部とが当接して前記第2磁性体を支持していることを特徴とする請求項4に記載の多方向操作装置。
  6. 前記複数の第2磁性体が前記平板部の側面と対向していることを特徴とする請求項1に記載の多方向操作装置。
  7. 前記操作部材の前記平板部の少なくとも一部を収容するケースを有し、
    前記ケースは、前記操作軸の一端を支持する平板状の基部と、前記基部の外周から上方に向かって突出して形成された壁部と、を備え、
    前記複数の第2磁性体が前記壁部の上面に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の多方向操作装置。
  8. 前記複数の第1磁性体は、前記操作軸を中心とした等距離の位置に配設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の多方向操作装置。
  9. 前記第1磁性体及び前記第2磁性体は、永久磁石であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の多方向操作装置。
JP2013142261A 2013-07-08 2013-07-08 多方向操作装置 Pending JP2015015203A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013142261A JP2015015203A (ja) 2013-07-08 2013-07-08 多方向操作装置
DE102014108195.1A DE102014108195A1 (de) 2013-07-08 2014-06-11 Multidirektionale Betätigungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013142261A JP2015015203A (ja) 2013-07-08 2013-07-08 多方向操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015015203A true JP2015015203A (ja) 2015-01-22

Family

ID=52106407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013142261A Pending JP2015015203A (ja) 2013-07-08 2013-07-08 多方向操作装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2015015203A (ja)
DE (1) DE102014108195A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206787A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 アルプス電気株式会社 操作装置、該操作装置を用いた車両用シフト装置
US20190014972A1 (en) * 2017-07-17 2019-01-17 Olympus Corporation Operation unit
JP2019008785A (ja) * 2017-06-07 2019-01-17 メソード・エレクトロニクス・マルタ・リミテッドMethode Electronics Malta Ltd. 回転検出ジョイスティック

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6422079B2 (ja) * 2015-05-26 2018-11-14 アルプス電気株式会社 操作装置及び該操作装置を用いた車両用シフト装置
WO2018100924A1 (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 アルプス電気株式会社 操作装置及びその操作装置を用いた車両用シフト装置
GB201909472D0 (en) 2019-07-01 2019-08-14 Agco Int Gmbh Joystick
DE102019133126A1 (de) 2019-12-05 2021-06-10 Methode Electronics Malta Ltd. Joystick umfassend einen Hebel und ein Gehäuse
DE102022126959B3 (de) 2022-10-14 2024-03-21 Brehmer Gmbh & Co. Kg Joystick mit Magnethaptik

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005050846A1 (de) 2003-11-20 2005-06-02 Preh Gmbh Bedienelement

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206787A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 アルプス電気株式会社 操作装置、該操作装置を用いた車両用シフト装置
JP2019008785A (ja) * 2017-06-07 2019-01-17 メソード・エレクトロニクス・マルタ・リミテッドMethode Electronics Malta Ltd. 回転検出ジョイスティック
US20190014972A1 (en) * 2017-07-17 2019-01-17 Olympus Corporation Operation unit
CN110730629A (zh) * 2017-07-17 2020-01-24 奥林巴斯株式会社 内窥镜的操作单元
CN110730629B (zh) * 2017-07-17 2022-02-25 奥林巴斯株式会社 内窥镜的操作单元

Also Published As

Publication number Publication date
DE102014108195A1 (de) 2015-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015015203A (ja) 多方向操作装置
EP3473310B1 (en) Game controller
EP2763297B1 (en) Power generation device, transmission device and switching device
EP3254739B1 (en) Game controller
JP2018086622A (ja) 電子機器
TWI419446B (zh) 磁性振動器
US20180248458A1 (en) Vibrating motor
JP6664691B2 (ja) 振動発生装置及び電子機器
JP2002373055A (ja) 電子機器
JP2022173461A (ja) 振動発生装置及び電子機器
JP6369983B2 (ja) 操作感触可変式操作装置
JP2013251053A (ja) 遊技機用押しボタン装置
JP2018038150A (ja) 振動モータ
JP5828573B2 (ja) 入力装置
CN101621555A (zh) 按键装置及使用该按键装置的电子设备
JP5735396B2 (ja) 回転式電子部品
JP3198647U (ja) ネジ用キャップ
CN109841443A (zh) 按键模块
JP2019013091A (ja) アクチュエータ
KR102622899B1 (ko) 음이온이 제공되는 휴대용케이스
JP5535362B1 (ja) 複合操作スイッチ
JP2015158970A (ja) 多方向入力装置
JP2008305687A (ja) 多方向操作スイッチ
JP2018086623A (ja) 振動発生装置及び電子機器
TWM535348U (zh) 觸控面板模組