JP2015014933A - 情報処理装置及びその制御方法とプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが操作しやすい場所に操作キーを表示させる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、タッチパネル等の入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかをユーザのタッチパネルへの指示やユーザの視線方向によって判定する利用意思判定部50と、利用意思判定部の判定に従ってユーザの所望する位置に操作入力インタフェースを表示画面に表示させる表示制御部60と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理装置1は、タッチパネル等の入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかをユーザのタッチパネルへの指示やユーザの視線方向によって判定する利用意思判定部50と、利用意思判定部の判定に従ってユーザの所望する位置に操作入力インタフェースを表示画面に表示させる表示制御部60と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、操作部の画面表示を制御する情報処理装置及びその制御方法とプログラムに関する。
近年、スマートフォンなどの携帯端末が広く普及している。それらの携帯端末は持ち運びが簡単で手軽にインターネットやメールを利用できるなど多くの利点を備えている。また、操作性においてもユーザが直観的に理解できるようなユーザインタフェースとしタッチパネル画面をタッチするだけで操作できるような工夫が施されている。しかし、多くのキー入力を必要とする場面や、入力を誤った場合などはキーボードによって入力するパーソナルコンピュータの操作性と比較するとやや不便に感じることも多い。そこでキー入力の利便性を向上させる技術が存在する。
例えば、特許文献1にはソフトウェアキーボードを操作専用に用意されたタッチパネル部に表示させて使用する携帯電話端末において、当該タッチパネル部に表示されたキーボードを所定の操作によって大きくしたり、移動させたりしてユーザの利き手や使用感に合わせた位置や大きさに合わせてレイアウトする方法について記載がある。
ところで、スマートフォンでは、キー入力時に用いるタッチパネル画面に表示したキーボードとは別に、「ホーム」ボタンや「戻る」ボタンなど(以下、固定キーと称する)が携帯端末の下部に設けられていることが多い。スマートフォンの操作においては、筐体を片手で把持し、把持した側の親指を用いて画面をタッチして操作することが考えられるが、携帯端末の下部に備えられた固定キーには指が届かないことも多い。これら固定キーは比較的利用頻度の高いキーであるが、ユーザはそれらのキーを利用するたびに筐体を持ち替えたり、もう一方の手の指を使用して固定キーを押下しなければならず不便であるという問題が存在する。
そこでこの発明は、上述した解題を解決する情報処理装置及びその制御方法とプログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかを判定する利用意思判定部と、前記利用意思判定部の判定に従って前記操作入力インタフェースを前記表示画面に表示させる表示制御部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
また本発明は、入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかを判定し、前記判定に従って前記操作入力インタフェースを前記表示画面に表示させること特徴とする情報処理装置の制御方法である。
また本発明は、情報処理装置のコンピュータを、入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかを判定する利用意思判定手段、前記利用意思判定手段の判定に従って前記操作入力インタフェースを前記表示画面に表示させる表示制御手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
本発明によれば、表示画面のユーザが所望する位置に操作部を表示することでユーザが携帯端末装置を持ち替えることなく操作を行うことが可能になり、ユーザビリティの向上という効果が得られる。
<第一の実施形態>
以下、本発明の第一の実施形態による情報処理装置を図1〜図7を参照して説明する。
図1は第一の実施形態による情報処理装置の最小構成を示す図である。
この図において、符号1は情報処理装置を表している。図1に示す通り、情報処理装置1は少なくとも、利用意思判定部50、表示制御部60を備えている。情報処理装置の例としてはスマートフォンが挙げられる。
利用意思判定部50は、ユーザがタッチパネルによる操作入力画面を表示画面に表示させ利用する意思を有するかどうかを判定する機能部である。利用意思判定部50はユーザが操作入力画面を利用する意思があると判定した場合、操作入力画面を表示画面に表示するよう表示制御部60へ指示を行う。また、利用意思判定部50はユーザが操作入力画面を利用する意思がないと判定した場合、操作入力画面を非表示するよう表示制御部60へ指示を行う。
表示制御部60は操作入力画面を表示画面に表示する制御を行う機能部である。表示制御部60は利用意思判定部50からの入力に基づいて操作入力画面を表示画面の所定の位置に所定の内容で表示、又は非表示する。
利用意思判定部50、表示制御部60は何れも携帯端末装置などにおいてCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより備わる機能である。
以下、本発明の第一の実施形態による情報処理装置を図1〜図7を参照して説明する。
図1は第一の実施形態による情報処理装置の最小構成を示す図である。
この図において、符号1は情報処理装置を表している。図1に示す通り、情報処理装置1は少なくとも、利用意思判定部50、表示制御部60を備えている。情報処理装置の例としてはスマートフォンが挙げられる。
利用意思判定部50は、ユーザがタッチパネルによる操作入力画面を表示画面に表示させ利用する意思を有するかどうかを判定する機能部である。利用意思判定部50はユーザが操作入力画面を利用する意思があると判定した場合、操作入力画面を表示画面に表示するよう表示制御部60へ指示を行う。また、利用意思判定部50はユーザが操作入力画面を利用する意思がないと判定した場合、操作入力画面を非表示するよう表示制御部60へ指示を行う。
表示制御部60は操作入力画面を表示画面に表示する制御を行う機能部である。表示制御部60は利用意思判定部50からの入力に基づいて操作入力画面を表示画面の所定の位置に所定の内容で表示、又は非表示する。
利用意思判定部50、表示制御部60は何れも携帯端末装置などにおいてCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより備わる機能である。
図2は第一の実施形態による情報処理装置の具体的な構成を示す図である。
なお、図1と同じ機能部には同じ符号を付して説明する。
図2に示す通り、情報処理装置1は表示部10、固定キー部20、撮影部30、操作入力インタフェース40、利用意思判定部50、及び表示制御部60を備えている。
表示部10は、情報処理装置1に備えられた入力機能を有した表示画面のことであって、情報を表示したりユーザの入力を受け付ける機能を提供する。例としてはスマートフォンにおけるタッチパネルである。表示部10は、ユーザが表示部10へ接触した場合、利用意思判定部50にその接触情報を出力する。
なお、図1と同じ機能部には同じ符号を付して説明する。
図2に示す通り、情報処理装置1は表示部10、固定キー部20、撮影部30、操作入力インタフェース40、利用意思判定部50、及び表示制御部60を備えている。
表示部10は、情報処理装置1に備えられた入力機能を有した表示画面のことであって、情報を表示したりユーザの入力を受け付ける機能を提供する。例としてはスマートフォンにおけるタッチパネルである。表示部10は、ユーザが表示部10へ接触した場合、利用意思判定部50にその接触情報を出力する。
固定キー部20は、本実施形態においてはスマートフォン等において比較的利用頻度の高い「メニュー」、「戻る」、「ホーム」、「履歴」ボタン等のことである。固定キー部20は情報処理装置1にハードウェアの入力キーとして備えられている場合もあれば表示部10にソフトウェアによる入力キーとして備えられている場合もある。何れの場合も固定キー部20は情報処理装置1の下端近くに設けられていることが多い。
撮影部30は、画像を撮影するカメラ等であって情報処理装置1の表示部10が備えられた面に設けられている。撮影部30は、ユーザの指示によって起動し、起動している間はユーザの視線を検出し、利用意思判定部50にユーザの視線位置の情報を出力する機能を有している。
操作入力インタフェース40は、操作入力が可能なインタフェースをユーザに提供する操作入力画面である。操作入力インタフェース40は、情報処理装置1の入力機能を備えた表示画面(タッチパネル等)に表示される。ユーザは表示画面に表示された操作入力インタフェース40に触れることで情報処理装置1の操作を行う。本実施形態において操作入力インタフェース40は、固定キー部20を操作して得られる動作と同じ動作を可能にする操作入力機能を有している。つまり、操作入力インタフェース40は表示部10に表示された「メニュー」、「戻る」、「ホーム」、「履歴」ボタン等のソフトウェア入力キーであって、ユーザが操作入力インタフェース40を操作することで固定キー部20を操作するのと同じ操作を可能にする機能を有している。
撮影部30は、画像を撮影するカメラ等であって情報処理装置1の表示部10が備えられた面に設けられている。撮影部30は、ユーザの指示によって起動し、起動している間はユーザの視線を検出し、利用意思判定部50にユーザの視線位置の情報を出力する機能を有している。
操作入力インタフェース40は、操作入力が可能なインタフェースをユーザに提供する操作入力画面である。操作入力インタフェース40は、情報処理装置1の入力機能を備えた表示画面(タッチパネル等)に表示される。ユーザは表示画面に表示された操作入力インタフェース40に触れることで情報処理装置1の操作を行う。本実施形態において操作入力インタフェース40は、固定キー部20を操作して得られる動作と同じ動作を可能にする操作入力機能を有している。つまり、操作入力インタフェース40は表示部10に表示された「メニュー」、「戻る」、「ホーム」、「履歴」ボタン等のソフトウェア入力キーであって、ユーザが操作入力インタフェース40を操作することで固定キー部20を操作するのと同じ操作を可能にする機能を有している。
利用意思判定部50は、表示部10及び撮影部30から情報を入力し、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思があるかどうかを判定する。具体的には利用意思判定部50は、表示部10からの入力情報によってユーザが表示部10のある所定の面積以上を有する場所を所定の時間以上触れているかどうかを検出し、撮影部30からの入力情報によってユーザが固定キー部20に所定の時間以上視線を向けたかどうかを検出する。なお、これらの判定に用いる所定の場所、所定の時間とは、予め定められた値又はユーザが指示した設定値であって、その内容はメモリ等に記憶されており、利用意思判定部50が情報処理装置1の起動時にメモリから読み込んで用いるものとする。そして、これらの検出結果からユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思があると判定した場合、利用意思判定部50は、操作入力インタフェース40を表示する位置を指示する情報を表示制御部60へ出力し操作入力インタフェース40の表示を指示する。操作入力インタフェース40を表示する位置を指示する情報とは本実施形態ではユーザが接触した場所の表示部10上の位置情報のことである。
また、利用意思判定部50は、所定の期間ユーザが操作入力インタフェース40を使用しない場合や、表示部10の操作入力インタフェース40以外の場所に接触した場合、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有しないと判定し、操作入力インタフェース40を非表示にするよう表示制御部60へ指示する。ここでも所定の期間とは、予め定められた値又はユーザが指示した設定値であって、その内容はメモリ等に記憶されており、利用意思判定部50が情報処理装置1の起動時にメモリから読み込んで用いる値である。
また、利用意思判定部50は、所定の期間ユーザが操作入力インタフェース40を使用しない場合や、表示部10の操作入力インタフェース40以外の場所に接触した場合、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有しないと判定し、操作入力インタフェース40を非表示にするよう表示制御部60へ指示する。ここでも所定の期間とは、予め定められた値又はユーザが指示した設定値であって、その内容はメモリ等に記憶されており、利用意思判定部50が情報処理装置1の起動時にメモリから読み込んで用いる値である。
表示制御部60は利用意思判定部50から入力した指示情報に基づいて表示部10のユーザが指示した場所(ユーザが接触した場所)に操作入力インタフェース40を表示する、又は非表示とする制御を行う。
ここでユーザが固定キー部20を使用せず、操作入力インタフェース40を表示させ利用するのは以下のような理由による。つまり固定キー部20は情報処理装置1の下部に設けられていることが多い。一方、ユーザはスマートフォンのタッチパネル(表示部10)中央部付近を中心にスクロールやタップなどの操作をすることが多く、その為、固定キー部20には指が届きにくいことが多い。本実施形態によればユーザが利用しやすい場所に固定キー部20と同じ機能を持った操作入力インタフェース40を設けることによってユーザが情報処理装置1を持ち替えることなく利用頻度の高い固定キーを利用することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
ここでユーザが固定キー部20を使用せず、操作入力インタフェース40を表示させ利用するのは以下のような理由による。つまり固定キー部20は情報処理装置1の下部に設けられていることが多い。一方、ユーザはスマートフォンのタッチパネル(表示部10)中央部付近を中心にスクロールやタップなどの操作をすることが多く、その為、固定キー部20には指が届きにくいことが多い。本実施形態によればユーザが利用しやすい場所に固定キー部20と同じ機能を持った操作入力インタフェース40を設けることによってユーザが情報処理装置1を持ち替えることなく利用頻度の高い固定キーを利用することができ、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
図3は本発明の第一の実施形態による情報処理装置の一例を示す図である。
第一の実施形態による情報処理装置1の代表的な例は図3に示すようなスマートフォンである。
図3が示す通り情報処理装置1は、入力機能を有する表示部10(タッチパネル)を備え、表示部10と同じ面の上端部に撮影部30(カメラ)を備え、固定キー「A」、「B」、「C」を表示部10と同じ面の下端部にハードウェアのキーとして備えている。以下において図3で示すようなスマートフォンを例として本実施例の説明を行う。
なお、本発明は、情報処理装置1の表示部10に操作入力インタフェース40を表示させる制御に関するものであるため、本発明に直接関係しない構成については記載を省略する。
第一の実施形態による情報処理装置1の代表的な例は図3に示すようなスマートフォンである。
図3が示す通り情報処理装置1は、入力機能を有する表示部10(タッチパネル)を備え、表示部10と同じ面の上端部に撮影部30(カメラ)を備え、固定キー「A」、「B」、「C」を表示部10と同じ面の下端部にハードウェアのキーとして備えている。以下において図3で示すようなスマートフォンを例として本実施例の説明を行う。
なお、本発明は、情報処理装置1の表示部10に操作入力インタフェース40を表示させる制御に関するものであるため、本発明に直接関係しない構成については記載を省略する。
図4は本実施形態による利用意思判定の一例を示す図である。
図4を用いて利用意思判定の処理について説明する。
図4のaは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために表示部10上の操作入力インタフェース40を表示させたい場所に接触することを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件)。表示部10は、ユーザが表示部10に接触すると、接触した場所の位置情報を含む接触情報を利用意思判定部50に出力する。利用意思判定部50は入力した位置情報と位置情報が入力された時間をメモリ等に格納し記憶させる。利用意思判定部50は、これらの情報からユーザが表示部10のどの場所にどれぐらいの間接触しているかを知ることができる。また、利用意思判定部50は入力した位置情報に基づいて、ユーザが接触した場所の占める面積を算出することができる。そして、ユーザが図4のaが示す表示部10上の所定面積を有する任意の場所に所定時間以上接触すると、利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件を満たしたと判定する。ここで所定面積とはユーザが指で表示部10をタッチした際に占める程度の面積であって、所定の面積以上を有する場所としたのはユーザの意図しない接触による誤動作を防ぐためである。
図4を用いて利用意思判定の処理について説明する。
図4のaは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために表示部10上の操作入力インタフェース40を表示させたい場所に接触することを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件)。表示部10は、ユーザが表示部10に接触すると、接触した場所の位置情報を含む接触情報を利用意思判定部50に出力する。利用意思判定部50は入力した位置情報と位置情報が入力された時間をメモリ等に格納し記憶させる。利用意思判定部50は、これらの情報からユーザが表示部10のどの場所にどれぐらいの間接触しているかを知ることができる。また、利用意思判定部50は入力した位置情報に基づいて、ユーザが接触した場所の占める面積を算出することができる。そして、ユーザが図4のaが示す表示部10上の所定面積を有する任意の場所に所定時間以上接触すると、利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件を満たしたと判定する。ここで所定面積とはユーザが指で表示部10をタッチした際に占める程度の面積であって、所定の面積以上を有する場所としたのはユーザの意図しない接触による誤動作を防ぐためである。
図4のbは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために固定キー部20に視線を向けることを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件)。撮影部30は自装置が起動している間、ユーザの視線の方向を検出する機能を有しており、ユーザの視線方向を含む情報を利用意思判定部50に出力する。従って利用意思判定部50は、ユーザの視線がどの位置を指しているかを知ることができる。そして、ユーザの視線が固定キー部20に所定の時間以上向いている場合、利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件を満たしたと判定する。
利用意思判定部50は、これら2つの条件を共に満たすと判定した場合には、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する。
なお、上記の第一及び第二の条件を判定するタイミングは第一の条件を先に判定してから後に第二の条件を判定しても良く、また、判定の順番が逆であっても並行に(ほぼ同時に)判定を行っても良い。ただし、ユーザビリティの観点から判定の順番に関わらずその2つの条件の判定のタイミングが一定の時間内であることが好ましい。
利用意思判定部50は、これら2つの条件を共に満たすと判定した場合には、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する。
なお、上記の第一及び第二の条件を判定するタイミングは第一の条件を先に判定してから後に第二の条件を判定しても良く、また、判定の順番が逆であっても並行に(ほぼ同時に)判定を行っても良い。ただし、ユーザビリティの観点から判定の順番に関わらずその2つの条件の判定のタイミングが一定の時間内であることが好ましい。
図5は本実施形態による操作部の表示の一例を示す図である。
図5を用いて操作入力インタフェース40について説明する。
図5のcは、表示部10に表示された操作入力インタフェース40を示している。この図において操作入力インタフェース40は固定キー部20と同じように「A」、「B」、「C」の入力キーを備えている。例えばユーザが情報処理装置1を片手で把持しながら、把持しているのと同じ手の親指で表示部10の中央付近を一定時間以上接触し、同時に情報処理装置1の下部に備えられた固定キー部20に所定時間以上視線を向けるとする。すると、表示制御部60はユーザが接触した位置を操作入力インタフェース40の表示位置として決定し、この図のように表示部10の中央付近に操作入力インタフェース40を表示する。このとき、例えばユーザが接触した場所を縦方向及び横方向の中心として操作入力インタフェース40を表示してもよく、ユーザが接触した場所を横方向の片側の端部として操作入力インタフェース40を表示させてもよい。あるいは操作入力インタフェース40を表示する方向は縦方向であっても構わない。ユーザは情報処理装置1の下部に設けられた固定キー部20を用いて操作するために情報処理装置1を持ち替えることなく画面中央に表示された操作入力インタフェース40を用いて固定キー部20を用いる場合と同じ操作を行うことができる。
なお、この図においては「A」、「B」、「C」の入力キー全てを表示しているが、例えば予めユーザが使用する入力キーを「A」のみと定めて、表示する入力キーを示す設定情報としてメモリ等に記憶させ、表示制御部60が操作入力インタフェース40を表示させる際にその情報をメモリから読み込んで「A」のみを表示させるとしてもよい。
本実施形態によるとユーザは操作入力インタフェース40の表示位置を指定することが可能であり、ユーザは自分が操作しやすい場所に操作入力インタフェース40を表示させることができる。
図5を用いて操作入力インタフェース40について説明する。
図5のcは、表示部10に表示された操作入力インタフェース40を示している。この図において操作入力インタフェース40は固定キー部20と同じように「A」、「B」、「C」の入力キーを備えている。例えばユーザが情報処理装置1を片手で把持しながら、把持しているのと同じ手の親指で表示部10の中央付近を一定時間以上接触し、同時に情報処理装置1の下部に備えられた固定キー部20に所定時間以上視線を向けるとする。すると、表示制御部60はユーザが接触した位置を操作入力インタフェース40の表示位置として決定し、この図のように表示部10の中央付近に操作入力インタフェース40を表示する。このとき、例えばユーザが接触した場所を縦方向及び横方向の中心として操作入力インタフェース40を表示してもよく、ユーザが接触した場所を横方向の片側の端部として操作入力インタフェース40を表示させてもよい。あるいは操作入力インタフェース40を表示する方向は縦方向であっても構わない。ユーザは情報処理装置1の下部に設けられた固定キー部20を用いて操作するために情報処理装置1を持ち替えることなく画面中央に表示された操作入力インタフェース40を用いて固定キー部20を用いる場合と同じ操作を行うことができる。
なお、この図においては「A」、「B」、「C」の入力キー全てを表示しているが、例えば予めユーザが使用する入力キーを「A」のみと定めて、表示する入力キーを示す設定情報としてメモリ等に記憶させ、表示制御部60が操作入力インタフェース40を表示させる際にその情報をメモリから読み込んで「A」のみを表示させるとしてもよい。
本実施形態によるとユーザは操作入力インタフェース40の表示位置を指定することが可能であり、ユーザは自分が操作しやすい場所に操作入力インタフェース40を表示させることができる。
図6は本実施形態による操作入力インタフェース40の表示を終了する方法の一例を説明するための図である。
図6を用いて操作入力インタフェース40の表示を終了させる方法の一例について説明する。
ユーザは図6の中央部に破線で示された操作入力インタフェース40を利用し終えると図6のdが示す表示部10上の操作入力インタフェース40が表示されている以外の任意の場所に接触するとする。利用意思判定部50は、表示部10からユーザが操作入力インタフェース40以外の場所に接触したことを示す情報を入力し、ユーザが操作入力インタフェース40を利用し終わったと判定する。そして表示制御部60へ操作入力インタフェース40を非表示にするように指示を行う。
なお、ここで説明した操作入力インタフェース40の表示を終了させる方法は一例であってこれに限定されない。例えばユーザが操作入力インタフェース40へ予め定められた又はユーザが指定した所定の時間以上接触しない場合に、ユーザが操作入力インタフェース40を利用し終わったと判定してもよい。
図6を用いて操作入力インタフェース40の表示を終了させる方法の一例について説明する。
ユーザは図6の中央部に破線で示された操作入力インタフェース40を利用し終えると図6のdが示す表示部10上の操作入力インタフェース40が表示されている以外の任意の場所に接触するとする。利用意思判定部50は、表示部10からユーザが操作入力インタフェース40以外の場所に接触したことを示す情報を入力し、ユーザが操作入力インタフェース40を利用し終わったと判定する。そして表示制御部60へ操作入力インタフェース40を非表示にするように指示を行う。
なお、ここで説明した操作入力インタフェース40の表示を終了させる方法は一例であってこれに限定されない。例えばユーザが操作入力インタフェース40へ予め定められた又はユーザが指定した所定の時間以上接触しない場合に、ユーザが操作入力インタフェース40を利用し終わったと判定してもよい。
図7は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す第一の図である。
図7の処理フローを用いて情報処理装置1が操作入力インタフェース40を表示する処理について説明する。
まず、ユーザが情報処理装置1の電源を入れる(ステップS1)。すると情報処理装置1が備えるCPUが記憶部から各種のプログラムを読み出して起動処理を行う。起動処理が完了すると情報処理装置1は表示部10や固定キー部20等から各種操作の指示を受け付けることができる入力待ちの状態となる。
次にユーザの指示によって情報処理装置1は自装置が備える撮影部30を起動する(ステップS2)。撮影部30が起動すると撮影部30はユーザの視線を検出することができるようになる。
次にユーザが表示部10の任意の場所に指で接触すると、表示部10はユーザの画面への接触情報を利用意思判定部50へ出力する。接触情報にはユーザが接触している場所の位置情報を示すデータが含まれている。利用意思判定部50はこれらの情報からユーザが表示部10の任意の場所を指示しているかどうかを判定する(ステップS3)。
ユーザが表示部10の任意の場所を指示していると判定すると利用意思判定部50は、撮影部30から入力するユーザの視線の情報からユーザの視線が固定キー部20に向けられているかどうかを判定する(ステップS4)。
図7の処理フローを用いて情報処理装置1が操作入力インタフェース40を表示する処理について説明する。
まず、ユーザが情報処理装置1の電源を入れる(ステップS1)。すると情報処理装置1が備えるCPUが記憶部から各種のプログラムを読み出して起動処理を行う。起動処理が完了すると情報処理装置1は表示部10や固定キー部20等から各種操作の指示を受け付けることができる入力待ちの状態となる。
次にユーザの指示によって情報処理装置1は自装置が備える撮影部30を起動する(ステップS2)。撮影部30が起動すると撮影部30はユーザの視線を検出することができるようになる。
次にユーザが表示部10の任意の場所に指で接触すると、表示部10はユーザの画面への接触情報を利用意思判定部50へ出力する。接触情報にはユーザが接触している場所の位置情報を示すデータが含まれている。利用意思判定部50はこれらの情報からユーザが表示部10の任意の場所を指示しているかどうかを判定する(ステップS3)。
ユーザが表示部10の任意の場所を指示していると判定すると利用意思判定部50は、撮影部30から入力するユーザの視線の情報からユーザの視線が固定キー部20に向けられているかどうかを判定する(ステップS4)。
利用意思判定部50はユーザが表示部10の任意の場所を指示しており、かつユーザの視線が固定キー部20に向けられていることを判定するとユーザが操作入力インタフェース40の利用を意思していると判定し、操作入力インタフェース40を表示部10に表示するように表示制御部60へ指示を行う。表示制御部60への指示には、操作入力インタフェース40を表示させる位置を示す情報が含まれている。指示を入力すると表示制御部60は、表示部10に操作入力インタフェース40を表示する(ステップS5)。
この状態においてユーザは表示部10に表示された操作入力インタフェース40を用いて情報処理装置1を操作することが可能である。表示部10は、ユーザが操作入力インタフェース40を用いた操作を行っている間もユーザの操作入力インタフェース40への接触情報を利用意思判定部50へ出力する。従って利用意思判定部50は、ユーザの操作入力インタフェース40への接触情報に基づいてユーザが操作入力インタフェース40を使用しなくなったことを検出することができる。ユーザが操作入力インタフェース40を用いた操作を終了し一定時間が経過すると、利用意思判定部50は表示部10から入力する情報に基づいてユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有していないと判定し、操作入力インタフェース40を非表示にするように表示制御部60へ指示を行う。指示を入力すると表示制御部60は、表示部10に操作入力インタフェース40を非表示にする(ステップS6)。
なお、この処理フローにおいてステップS3とステップS4の処理順序については問わない。
この状態においてユーザは表示部10に表示された操作入力インタフェース40を用いて情報処理装置1を操作することが可能である。表示部10は、ユーザが操作入力インタフェース40を用いた操作を行っている間もユーザの操作入力インタフェース40への接触情報を利用意思判定部50へ出力する。従って利用意思判定部50は、ユーザの操作入力インタフェース40への接触情報に基づいてユーザが操作入力インタフェース40を使用しなくなったことを検出することができる。ユーザが操作入力インタフェース40を用いた操作を終了し一定時間が経過すると、利用意思判定部50は表示部10から入力する情報に基づいてユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有していないと判定し、操作入力インタフェース40を非表示にするように表示制御部60へ指示を行う。指示を入力すると表示制御部60は、表示部10に操作入力インタフェース40を非表示にする(ステップS6)。
なお、この処理フローにおいてステップS3とステップS4の処理順序については問わない。
図8は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す第二の図である。
図8の処理フローを用いてユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件の処理について説明する。
まず、ユーザが表示部10へ接触すると、利用意思判定部50は表示部10から接触情報を入力する(ステップS11)。接触情報にはユーザが接触している場所の位置情報が含まれている。利用意思判定部50は入力した位置情報を入力した時間を示す情報と共にメモリ等に格納し記憶する。
次に利用意思判定部50は、メモリに記憶した接触情報を読み出して、例えば座標の情報から接触面積を検出し、また、当該面積を有する場所に接触していることを示す接触情報が連続してどのぐらい入力されるかによってその場所に継続して接触している時間を測定する。そして、利用意思判定部50は、ユーザが表示部10の所定の面積以上を持つ場所に対して継続して所定時間以上接触しているかを判定する(ステップS12)。利用意思判定部50は表示部10から入力した情報がこれらの情報を満たさないと判定すると、ステップS11からの処理を繰り返す。
一方、表示部10から入力した情報がステップS12の条件を満たすと判定した場合、利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件を満たしたと判定する(ステップS13)。
当該第一の条件を満たしたと判定すると本処理フローは終了する。
図8の処理フローを用いてユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件の処理について説明する。
まず、ユーザが表示部10へ接触すると、利用意思判定部50は表示部10から接触情報を入力する(ステップS11)。接触情報にはユーザが接触している場所の位置情報が含まれている。利用意思判定部50は入力した位置情報を入力した時間を示す情報と共にメモリ等に格納し記憶する。
次に利用意思判定部50は、メモリに記憶した接触情報を読み出して、例えば座標の情報から接触面積を検出し、また、当該面積を有する場所に接触していることを示す接触情報が連続してどのぐらい入力されるかによってその場所に継続して接触している時間を測定する。そして、利用意思判定部50は、ユーザが表示部10の所定の面積以上を持つ場所に対して継続して所定時間以上接触しているかを判定する(ステップS12)。利用意思判定部50は表示部10から入力した情報がこれらの情報を満たさないと判定すると、ステップS11からの処理を繰り返す。
一方、表示部10から入力した情報がステップS12の条件を満たすと判定した場合、利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件を満たしたと判定する(ステップS13)。
当該第一の条件を満たしたと判定すると本処理フローは終了する。
図9は本実施形態による情報処理装置の処理フローを示す第三の図である。
図9の処理フローを用いてユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件の処理について説明する。
まず、前提として撮影部30が起動しているものとする。利用意思判定部50は撮影部30からユーザの視線情報を入力する(ステップS21)。
次に利用意思判定部50は入力した視線情報からユーザが固定キー部20に視線を向けているかどうかを判定する(ステップS22)。視線が固定キー部20に向いていない場合、利用意思判定部50はステップS21からの処理を繰り返す。視線が固定キー部20に向いいていると判定した場合、利用意思判定部50は入力した視線情報をメモリ等に格納し記憶する。
なお、撮影部30によるユーザの視線位置の検出や利用意思判定部50によるユーザが固定キー部20に視線を向けているかどうかの判定は公知の技術を用いて行うものとする。
次に利用意思判定部50は、メモリに記憶した視線情報を読み出してユーザが固定キー部20に所定時間以上視線を向けたかどうかを判定する(ステップS23)。利用意思判定部50は撮影部30から入力した情報がこの情報を満たさないと判定すると、ステップS21からの処理を繰り返す。
一方、撮影部30から入力した情報がステップS23の条件を満たすと判定した場合、利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件を満たしたと判定する(ステップS24)。
当該第二の条件を満たしたと判定すると本処理フローは終了する。
図9の処理フローを用いてユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件の処理について説明する。
まず、前提として撮影部30が起動しているものとする。利用意思判定部50は撮影部30からユーザの視線情報を入力する(ステップS21)。
次に利用意思判定部50は入力した視線情報からユーザが固定キー部20に視線を向けているかどうかを判定する(ステップS22)。視線が固定キー部20に向いていない場合、利用意思判定部50はステップS21からの処理を繰り返す。視線が固定キー部20に向いいていると判定した場合、利用意思判定部50は入力した視線情報をメモリ等に格納し記憶する。
なお、撮影部30によるユーザの視線位置の検出や利用意思判定部50によるユーザが固定キー部20に視線を向けているかどうかの判定は公知の技術を用いて行うものとする。
次に利用意思判定部50は、メモリに記憶した視線情報を読み出してユーザが固定キー部20に所定時間以上視線を向けたかどうかを判定する(ステップS23)。利用意思判定部50は撮影部30から入力した情報がこの情報を満たさないと判定すると、ステップS21からの処理を繰り返す。
一方、撮影部30から入力した情報がステップS23の条件を満たすと判定した場合、利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件を満たしたと判定する(ステップS24)。
当該第二の条件を満たしたと判定すると本処理フローは終了する。
<第二の実施形態>
以下、本発明の第二の実施形態による情報処理装置を図10を参照して説明する。
図10は本発明の第二の実施形態による利用意思判定の一例を示す図である。
第二の実施形態において撮影部30はユーザの視線を検知する機能に加えてユーザの瞬きを検出する機能を有している。その他の点については第二の実施形態は第一の実施形態と同じである。
図10を用いて第二の実施形態における利用意思判定の処理について説明する。
図10のaは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために表示部10上の操作入力インタフェース40を表示させたい場所に接触することを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件)。当該第一の条件については図4のaで説明した内容と同じであるので説明を省略する。
図10のbは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために固定キー部20に視線を向けることを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件)。当該第二の条件についても図4のbで説明した内容と同じであるので説明を省略する。
以下、本発明の第二の実施形態による情報処理装置を図10を参照して説明する。
図10は本発明の第二の実施形態による利用意思判定の一例を示す図である。
第二の実施形態において撮影部30はユーザの視線を検知する機能に加えてユーザの瞬きを検出する機能を有している。その他の点については第二の実施形態は第一の実施形態と同じである。
図10を用いて第二の実施形態における利用意思判定の処理について説明する。
図10のaは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために表示部10上の操作入力インタフェース40を表示させたい場所に接触することを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第一の条件)。当該第一の条件については図4のaで説明した内容と同じであるので説明を省略する。
図10のbは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために固定キー部20に視線を向けることを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第二の条件)。当該第二の条件についても図4のbで説明した内容と同じであるので説明を省略する。
図10のeは、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を示すために瞬きを行うことを示している(ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第三の条件)。本実施形態ではさらに撮影部30から入力するユーザの瞬きの情報を第三の判定条件として使用する。例えばユーザが操作入力インタフェース40を表示させるために視線を固定キー部20に向けながら所定の回数だけ瞬きを行うと利用意思判定部50は、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する第三の条件を満たしたと判定する。ここでも所定の回数とは予め定められた値、又はユーザによって指示された値であって情報処理装置1の備えるメモリ等に記憶されたものであって利用意思判定部50が情報処理装置1の起動時にメモリ等から読み込んで用いる値である。
利用意思判定部50は、これら第一〜第三の3つの条件を全て満たすと判定した場合には、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する。
本実施例において瞬きの情報による判定を追加することで、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有するかどうかの判定の精度をより高めることが可能である。
なお、第一の実施例と同様に上記の第一〜第三の条件を判定する順序は問わない。また、ユーザの視線による判定(第二の判定条件)を行わず、上記第一の判定条件とユーザの瞬き(第三の判定条件)によってユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する実施形態も考えられる。
また、撮影部30によるユーザの瞬きの検出や利用意思判定部50によるユーザが瞬きをしたかどうかの判定は公知の技術を用いて行うものとする。
利用意思判定部50は、これら第一〜第三の3つの条件を全て満たすと判定した場合には、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する。
本実施例において瞬きの情報による判定を追加することで、ユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有するかどうかの判定の精度をより高めることが可能である。
なお、第一の実施例と同様に上記の第一〜第三の条件を判定する順序は問わない。また、ユーザの視線による判定(第二の判定条件)を行わず、上記第一の判定条件とユーザの瞬き(第三の判定条件)によってユーザが操作入力インタフェース40を利用する意思を有すると判定する実施形態も考えられる。
また、撮影部30によるユーザの瞬きの検出や利用意思判定部50によるユーザが瞬きをしたかどうかの判定は公知の技術を用いて行うものとする。
<第三の実施形態>
以下、本発明の第三の実施形態による情報処理装置を図11を参照して説明する。
図11は本発明の第三の実施形態による操作部の表示の一例を示す図である。
第三の実施形態においては、操作入力インタフェース40の提供する操作入力機能が固定される点が他の実施形態と異なる。その他の点については第一の実施形態と同じである。
操作入力インタフェース40の提供する操作入力機能が固定されるとは、次のようなことを意味する。つまり表示制御部60が操作入力インタフェース40を表示部10に表示させてから予め定められた又はユーザが指示する所定の時間経過後に操作入力インタフェース40が非表示となる。しかし、ユーザは操作入力インタフェース40が表示されていたときと同じ場所をタッチすることで操作入力インタフェース40が表示されなくなった後も表示されているときと同じ操作が行えるということである。
本実施形態によると、一旦、操作入力インタフェース40を表示させればその後も操作入力インタフェース40を表示させる操作を行うことなく操作入力インタフェース40の操作入力機能を使用することができる。これによって撮影部30を起動し続けなくてもよいためバッテリーの消費を削減することも可能である。また、操作入力インタフェース40は所定時間経過後に表示されなくなるので、ユーザは操作入力インタフェース40によって表示部10に表示された表示内容の閲覧を妨げられることがない。
以下、本発明の第三の実施形態による情報処理装置を図11を参照して説明する。
図11は本発明の第三の実施形態による操作部の表示の一例を示す図である。
第三の実施形態においては、操作入力インタフェース40の提供する操作入力機能が固定される点が他の実施形態と異なる。その他の点については第一の実施形態と同じである。
操作入力インタフェース40の提供する操作入力機能が固定されるとは、次のようなことを意味する。つまり表示制御部60が操作入力インタフェース40を表示部10に表示させてから予め定められた又はユーザが指示する所定の時間経過後に操作入力インタフェース40が非表示となる。しかし、ユーザは操作入力インタフェース40が表示されていたときと同じ場所をタッチすることで操作入力インタフェース40が表示されなくなった後も表示されているときと同じ操作が行えるということである。
本実施形態によると、一旦、操作入力インタフェース40を表示させればその後も操作入力インタフェース40を表示させる操作を行うことなく操作入力インタフェース40の操作入力機能を使用することができる。これによって撮影部30を起動し続けなくてもよいためバッテリーの消費を削減することも可能である。また、操作入力インタフェース40は所定時間経過後に表示されなくなるので、ユーザは操作入力インタフェース40によって表示部10に表示された表示内容の閲覧を妨げられることがない。
なお、上述の情報処理装置1は内部にコンピュータを有している。そして、上述した情報処理装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1・・・情報処理装置
10・・・表示部
20・・・固定キー部
30・・・撮影部
40・・・操作入力インタフェース
50・・・利用意思判定部
60・・・表示制御部
10・・・表示部
20・・・固定キー部
30・・・撮影部
40・・・操作入力インタフェース
50・・・利用意思判定部
60・・・表示制御部
Claims (7)
- 入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかを判定する利用意思判定部と、
前記利用意思判定部の判定に従って前記操作入力インタフェースを前記表示画面に表示させる表示制御部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記利用意思判定部が、前記表示画面へユーザが接触している時間を含む情報と情報処理装置に設けられた撮影部が検出した情報とに基づいて前記ユーザが前記操作入力インタフェースを利用する意思を有するかどうかを判定し、
前記表示制御部が、前記ユーザの接触する位置によって前記操作入力インタフェースの表示位置を決定し前記操作入力インタフェースを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記撮影部が検出した情報はユーザの視線方向の情報である
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記撮影部が検出した情報はユーザの瞬きの情報である
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記操作入力インタフェースが前記表示画面に表示されてから所定時間経過後に非表示となり、前記操作入力インタフェースが非表示となった後も前記操作入力インタフェースが表示されているときに入力キーが表示されていた場所と同じ場所をユーザが接触すると前記操作入力インタフェースが表示されているときにユーザが当該入力キーに接触した場合と同じ操作入力が可能である
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の情報処理装置。 - 入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかを判定し、
前記判定に従って前記操作入力インタフェースを前記表示画面に表示させる
こと特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 情報処理装置のコンピュータを、
入力機能を備えた表示画面に表示される操作入力インタフェースをユーザが利用する意思を有するかどうかを判定する利用意思判定手段、
前記利用意思判定手段の判定に従って前記操作入力インタフェースを前記表示画面に表示させる表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013141533A JP2015014933A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 情報処理装置及びその制御方法とプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013141533A JP2015014933A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 情報処理装置及びその制御方法とプログラム |
Publications (1)
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JP2015014933A true JP2015014933A (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52436625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013141533A Pending JP2015014933A (ja) | 2013-07-05 | 2013-07-05 | 情報処理装置及びその制御方法とプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017228122A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理システムおよび画像形成装置 |
JP2020170348A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 入力装置 |
WO2021059479A1 (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 | 三菱電機株式会社 | 操作対象物を操作可能範囲内に表示する表示制御装置 |
WO2022113184A1 (ja) * | 2020-11-25 | 2022-06-02 | 三菱電機株式会社 | 操作入力装置及び操作入力方法 |
-
2013
- 2013-07-05 JP JP2013141533A patent/JP2015014933A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017228122A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理システムおよび画像形成装置 |
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JP7314576B2 (ja) | 2019-04-03 | 2023-07-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 入力装置 |
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