JP2015012262A - 太陽光発電装置及び太陽光発電装置の設置方法 - Google Patents

太陽光発電装置及び太陽光発電装置の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】建物の屋根に対する設置及び撤去が容易で、かつ建物に対する重量負荷の軽減が容易な太陽光発電装置、及び太陽光発電装置の設置方法を提供する。【解決手段】建築物の屋根上に設置される太陽光発電装置1は、可撓性を有する太陽光発電シート2と、太陽光発電シート2を巻き取るローラ51を内蔵し、太陽光発電シート2をローラ51に巻き取って収容可能で有り、かつローラ51に巻き取られた太陽光発電シート2を引き出し可能な収納ケース5と、収納ケース5を屋根に着脱可能に取り付ける係合溝部501とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電シートを用いた太陽光発電装置、及び太陽光発電装置の設置方法に関する。
太陽電池パネルは、太陽電池素子や太陽電池素子を保護するガラス板、これらを支えるベース部材等から構成されている。そのため、太陽電池パネルは重量が重く、太陽電池パネルを屋根に取り付けるために、その重量を支える構造が必要となる。そこで、従来より、建物の屋根に鋼板を敷設し、その鋼板上に太陽光発電パネルを支持する架台を設けるようにした太陽光発電装置の設置方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−77777号公報
しかしながら、上述のような設置方法では、重量のある太陽電池パネルを支持するために堅牢な支持構造を構築する必要があるため、建物の屋根に太陽光発電装置を設置したり、屋根から太陽光発電装置を取り外したりする工事が容易でない。そのため、例えば建築現場で事務所として設置されるプレハブ建築のような一時的な仮設建築物への太陽光発電装置の設置は、太陽光発電装置の設置及び撤去の工事コストの観点から見送られることが多かった。また、例えば、学校の校舎の屋上に太陽光発電装置を設置しようとする場合、校舎の建設時には太陽光発電装置のような重量物を屋上に設置することは考慮されていないため、校舎の設計強度が不足して太陽光発電装置が設置できないおそれがある。
本発明の目的は、建物の屋根に対する設置及び撤去が容易で、かつ建物に対する重量負荷の軽減が容易な太陽光発電装置、及び太陽光発電装置の設置方法を提供することを目的とする。
本発明に係る太陽光発電装置は、建築物の屋根上に設置される太陽光発電装置であって、可撓性を有する太陽光発電シートと、前記太陽光発電シートを巻き取るローラを内蔵し、前記太陽光発電シートを前記ローラに巻き取って収容可能で有り、かつ前記ローラに巻き取られた前記太陽光発電シートを引き出し可能な収納ケースと、前記収納ケースを前記屋根に着脱可能に取り付ける取付部とを備えている。
この構成によれば、太陽光発電シートを収納する収納ケースが、取付部によって屋根に着脱可能にされるので、太陽光発電装置の、建物の屋根に対する設置及び撤去が容易である。また、太陽光発電シートは、ガラス板やベース部材等から構成される太陽電池パネルより軽量であるため、建物に対する重量負荷の軽減が容易である。
また、前記太陽光発電シートの前記引き出し方向と直交する幅方向における略中央に、当該太陽光発電シートを貫通する孔が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、太陽光発電シート上に溜まった雨水を孔から排水することが出来る。また、太陽光発電シートが風に煽られた場合、孔から風が抜けるので、風により太陽光発電シートに加わる張力を軽減することができる。
また、前記孔は、前記引き出し方向に沿って延びる長孔であることが好ましい。
長孔は、雨水の排水や、風を吹き抜けさせるのに好適である。
また、前記ローラは、前記太陽光発電シートの上面が外側になるように前記太陽光発電シートを巻き取ることが好ましい。
太陽光発電シートの上面が外側になるように太陽光発電シートを巻き取ることによって、巻き取りの際に、太陽光発電シートの上面に積もった埃や雪などを内側に巻き込んでしまうおそれが低減される。
また、前記ローラの回転を係止する係止姿勢と前記ローラを回転可能とする係止解除姿勢とを取り得る切替レバーをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、ローラに太陽光発電シートの一部を巻き回した状態で、ローラを係止することができる。その結果、太陽光発電シートが風に煽られた場合に、ローラと太陽光発電シートとの接続部に力が集中するおそれを低減可能となる。
また、前記収納ケースの下部には、前記ローラの軸方向に長尺の底板が取り付けられ、前記取付部は、前記底板の下面に形成され、前記長尺方向の全域に亘って前記長尺方向に沿って延び、かつ前記屋根から上方に向かって突出するボルトの頭部とスライド可能に係合する係合溝部であることが好ましい。
この構成によれば、屋根に取り付けられたボルトの頭部と係合溝部とを位置合わせして、収納ケースを長尺方向に沿ってスライドさせることにより、屋根に対して太陽光発電装置を着脱することが可能となる。
また、前記ローラの回転軸線に沿って延びるように前記収納ケースに固定された支持軸と、前記支持軸の外周に、互いに間隔を空けて取り付けられると共に導電性を有する第1及び第2の円環部材と、前記ローラと連結され、かつ前記支持軸周りを回動可能に前記支持軸に取り付けられた連結部材と、一端側が前記連結部材に固定され、他端側が前記第1の円環部材の外周に摺動可能に接触される第1接触端子と、一端側が前記連結部材に固定され、他端側が前記第2の円環部材の外周に摺動可能に接触される第2接触端子と、前記太陽光発電シートで発電された電力を取り出すための一方の極と前記第1接触端子とを電気的に接続する第1接続部材と、前記太陽光発電シートで発電された電力を取り出すための他方の極と前記第2接触端子とを電気的に接続する第2接続部材とをさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、回転するローラに取り付けられた太陽光発電シートで発電された電力を、収納ケースに固定された支持軸から取り出すことが可能となる。
また、前記収納ケースから引き出された状態の前記太陽光発電シートの上下方向の変位を拘束する拘束部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、太陽光発電シートが風に吹き上げられるおそれが低減される。
また、前記太陽光発電シートは、太陽電池素子と、前記太陽電池素子を内封する透光性の樹脂シートと、前記樹脂シートの前記引き出し方向と直交する幅方向における両端近傍に、前記引き出し方向に沿うように埋め込まれ、両端部が前記樹脂シートから突出した第1及び第2ケーブルとを含み、前記拘束部は、前記第1及び第2ケーブルの各両端部を前記屋根に係止することにより前記太陽光発電シートの上下方向の変位を拘束することが好ましい。
この構成によれば、樹脂シートから突出した第1及び第2ケーブルを屋根に係止するだけで太陽光発電シートの上下方向の変位を拘束することができるので、拘束部を構成することが容易である。
また、前記太陽光発電シートは、太陽電池素子と、前記太陽電池素子を内封する透光性の樹脂シートとを含み、前記太陽光発電装置は、前記太陽電池素子に電流を供給することにより前記太陽電池素子を発熱させる電流供給部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、電流供給部によって、太陽電池素子を発熱させることができるので、太陽光発電シート上に雪が積もった場合に積もった雪を融かすことができる。
また、前記太陽光発電シートにより発電された電力を蓄電する二次電池をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、太陽光発電シートにより発電された電力を二次電池に蓄えることができるので、発電時期と、電力消費時期とのずれを吸収することができる。
また、前記太陽光発電シートの先端部には、前記二次電池を収容する電池収容部が連結されている。
この構成によれば、回転するローラ側ではなく、太陽光発電シートの先端に固定された電池収容部内に二次電池を備えるので、太陽光発電シートから二次電池へ電力を供給するための配線構造を単純化することが容易である。
また、前記ローラを巻き取り方向に回転させることにより前記太陽光発電シートを前記ローラに巻き取らせるローラ駆動部と、前記二次電池が満充電になったか否かを判定する満充電判定部と、前記満充電判定部によって、前記二次電池が満充電になったと判定された場合、前記ローラ駆動部によって前記太陽光発電シートを前記ローラに巻き取らせる巻取制御部とを備えることが好ましい。
この構成によれば、二次電池が満充電になって、それ以上発電しても発電された電力を二次電池に充電することができなくなると、太陽光発電シートを前記ローラに巻き取られる。これにより、不必要に太陽光発電シートが太陽光にさらされて、太陽光発電シートが劣化するおそれが低減される。
また、前記太陽光発電シートが前記収納ケースから引き出されたときに弾性力を蓄積し、その復元力により前記ローラを前記太陽光発電シートの巻き取り方向に回転させるコイルばねと、前記収納ケースから引き出された状態の前記太陽光発電シートの先端を、前記建築物に係止する先端係止部とを備え、前記先端係止部は、前記太陽光発電シートに予め設定された設定張力を超える張力が加わった場合、前記太陽光発電シートの先端を前記建築物から解放することが好ましい。
この構成によれば、太陽光発電シートが強風に煽られて太陽光発電シートに過度の張力が加わり、その張力が設定張力を超えると、先端係止部により太陽光発電シートの先端が建築物から解放される。太陽光発電シートの先端が建築物から解放されると、コイルばねの弾性復元力によって、ローラが巻き取り方向に回転され、太陽光発電シートが収納ケース内に巻き戻される。その結果、強風が吹いた場合であっても、太陽光発電装置が損傷するおそれが低減される。
また、本発明に係る太陽光発電装置の設置方法は、上述の太陽光発電装置を前記建築物の屋根上に設置する設置方法であって、前記収納ケースを前記取付部により前記屋根に取り付け、前記太陽光発電シートを前記屋根の端縁を超えて引き出し、前記太陽光発電シートの前記端縁を超えて引き出された部分を前記端縁から垂下させる。
この方法によれば、太陽光発電シートを収納する収納ケースを、着脱可能な取付部によって屋根に取り付けるので、太陽光発電装置の、建物の屋根に対する設置及び撤去が容易である。また、太陽光発電シートは、ガラス板やベース部材等から構成される太陽電池パネルより軽量であるため、建物に対する重量負荷の軽減が容易である。また、太陽光発電シートの一部が屋根の端縁から垂下される。これにより、屋根と太陽光発電シートの間のすき間の端部が太陽光発電シートによって覆われるので、屋根と太陽光発電シートの間のすき間に風が吹き込んで太陽光発電シートが吹き上げられるおそれが低減される。
また、前記建築物の側壁には、窓が形成されており、前記太陽光発電シートの前記端縁を超えて引き出された部分を、前記窓を覆うように垂下させることが好ましい。
この方法によれば、太陽光発電シートを日よけとして用いることができる。
このような構成の太陽光発電装置、及び太陽光発電装置の設置方法は、建物の屋根に対する設置及び撤去が容易で、かつ建物に対する重量負荷の軽減が容易となる。
本発明の一実施形態に係る太陽光発電装置が建物に設置された状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽光発電装置の構成の一例を示す斜視図である。 収納ケースの底板の下面を示す下面図である。 図1に示す太陽光発電シートの第1実施形態に係るIV−IV断面図である。 先端係止部の構成を示す筒状体の断面図である。 図1に示す太陽光発電装置の電気的構成の一例を示す回路図である。 図1に示す太陽光発電装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る太陽光発電装置の構成の一例を示す斜視図である。 図1に示す太陽光発電シートの第2実施形態に係るIV−IV断面図である。 スリップリングの構成を説明するための説明図である。 スリップリングの構成を説明するための説明図である。 ローラ係止機構の構造を示す斜視図である。 ローラ係止機構の構造を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係る太陽光発電装置が建物に設置された状態を示す斜視図である。
図1に示す建物10は、例えば工事現場等に一時的に設置されるプレハブの仮設建築物である。建物10は、四方に立設された側壁11と、上部に形成された屋根12とを備えている。四方の側壁11のうち、少なくとも一つには、窓15が設けられている。屋根12は、例えば鋼板の折板屋根である。図1に示す太陽光発電装置1は、屋根12上に取り付けられている。
太陽光発電装置1は、太陽光発電シート2と、収納ケース5と、電池収容部6とを備えている。太陽光発電シート2は、可撓性を有する透明の樹脂シート3に、太陽電池素子4a,4bが例えばラミネート加工により内封されて構成されている。太陽電池素子4a,4bは、樹脂シート3の幅方向に所定の間隔を空けて平行に配置されている。
樹脂シート3の幅方向における略中央、太陽電池素子4a,4bが配置されていない位置には、樹脂シート3の長手方向に沿って延びる孔7(長孔)が、複数、互いに間隔を空けて形成されている。
樹脂シート3の幅方向における両端近傍に、樹脂シート3の長手方向(引き出し方向)に沿うように、ケーブル21(第1ケーブル)及びケーブル22(第2ケーブル)が埋め込まれている。ケーブル21,22は、それぞれ両端部が樹脂シート3から突出している。樹脂シート3内に太陽電池素子4a,4bやケーブル21,22を内封してラミネート加工を行う際に、樹脂シート3が加熱されて溶融している期間中にケーブル21,22を長手方向に沿って往復運動させることによって、ケーブル21,22は、樹脂シート3内を長手方向に沿って移動可能な状態で内封されている。
そして、屋根12に取り付けられた拘束部23に、ケーブル21,22の各両端部を固定することによって、ケーブル21,22の各両端部が屋根12に係止される。拘束部23としては、例えば屋根12に取り付けられたボルトを用いることができる。これにより、ケーブル21,22と拘束部23とによって、太陽光発電シート2の上下方向の変位が拘束されるので、強風の場合などに太陽光発電シート2が風で巻き上げられるおそれが低減される。
なお、太陽光発電シート2は、ケーブル21,22を備えていなくてもよい。また、拘束部23は、例えば太陽光発電シート2上を幅方向に横切るように差し渡されたケーブルの両端を屋根12に固定する構成であってもよい。また、拘束部23として太陽光発電シート2の下面に磁石を取り付け、磁石の磁力によって太陽光発電シート2を屋根12に吸着する構成であってもよい。また、拘束部を備えていなくてもよい。
太陽電池素子4a,4bとしては、屈曲可能な太陽電池素子が用いられ、例えばアモルファスシリコン型の薄膜太陽電池を用いることができる。なお、太陽電池素子4a,4bは、アモルファスシリコン型に限られず、例えば化合物系太陽電池、有機薄膜太陽電池、色素増感太陽電池等、種々の太陽電池を用いることができる。太陽光発電シート2は、収納ケース5内に収納可能にされている。
太陽光発電シート2は、一般に屋根上に設置される太陽電池パネルのようにガラス板を含まず、また、パネルの強度を保持するためのベース板も不要である。そのため、太陽光発電装置1は、一般に屋根上に設置される太陽電池パネルと比べて非常に軽量である。
図2は、図1に示す太陽光発電シート2が収納ケース5内に収納された状態を示す斜視図である。収納ケース5内部には、太陽光発電シート2を巻き取るローラ51が回転支持軸52により回転可能に支持されている。収納ケース5の底部には、ローラ51の軸方向に長尺の底板50が取り付けられている。収納ケース5の底板50の左右端部に略L字状の支持部材53が設けられ、支持部材53により、回転支持軸52が回転不能に支持されている。
収納ケース5における、太陽光発電シート2の引き出し側の側壁には、太陽光発電シート2を挿通させるケース開口部55が形成されている。ケース開口部55における、太陽光発電シート2の幅方向の長さは、電池収容部6の長さより短くされている。これにより、太陽光発電シート2がローラ51に巻き取られる際に、電池収容部6が収納ケース5の側壁と干渉して、電池収容部6(太陽光発電シート2の端部)が収納ケース5内に巻き込まれないようにされている。
図3は、収納ケース5の底板50の下面を示す下面図である。図2、図3に示すように、底板50の下面には、底板50の長尺方向の全域に亘って長尺方向に沿って延び、かつ屋根12から上方に向かって突出するボルト14の頭部14aとスライド可能に係合する係合溝部501(取付部)が、互いに間隔を空けて2列形成されている。
これにより、屋根12にボルト14を取り付けておけば、ボルト14の頭部14aを係合溝部501にはめ込み、収納ケース5を長尺方向にスライドさせるだけで収納ケース5を屋根12に取り付けることができる。また、収納ケース5を屋根12に取り付けた状態で収納ケース5を長尺方向にスライドさせるだけで収納ケース5を屋根12から取り外すことができる。従って、屋根12に対して収納ケース5を着脱することが容易である。
なお、係合溝部501は取付部の一例であり、取付部は係合溝部501に限らない。取付部としては、ボルトや取り付け金具等、種々の取り付け手段を採用することが出来る。
円筒状のローラ51と回転支持軸52との間には、コイルばね54(ローラ駆動部)が介装されている。コイルばね54は、太陽光発電シート2が収納ケース5から引き出されたときに、引き出しに伴うローラ51の回転により弾性力を蓄積し、その復元力によりローラ51を太陽光発電シート2の巻き取り方向に回転させ、太陽光発電シート2を収納ケース5内に巻き戻す。
ローラ51には、太陽光発電シート2の一端が固着されている。そして、ローラ51は、太陽光発電シート2の上面が内側になるように太陽光発電シート2を巻き取る。すなわち、ローラ51は、太陽光発電シート2を引き出す側とは逆側の周面が下方から上方に向けて移動する方向に回転することによって太陽光発電シート2を巻き取る。
図4は、図1に記載の太陽光発電シート2のIV−IV断面図である。太陽光発電シート2の上面が内側になるように、ローラ51に太陽光発電シート2を巻き取ると、太陽光発電シート2には、下方に向かって凸となる方向に反り返る反り癖がつく。そのため、太陽光発電シート2をローラ51から引き出した状態で、太陽光発電シート2の幅方向の断面は、図4に示すように下方に向かって凸となるように反り返る。
そのため、もし仮に孔7が形成されていなかったとすると、雨が降ったとき、太陽光発電シート2の幅方向略中央付近に雨水が溜まってしまう。そこで太陽光発電シート2は、雨水が溜まりやすい幅方向略中央付近に孔7が形成されていることによって、雨水を孔7から排水することができる。
また、風が吹くと、太陽光発電シート2の下部に風が回り込んで太陽光発電シート2が上方に吹き上げられる。特に、図1に示すように、屋根12が折板屋根である場合、屋根12の凹部から太陽光発電シート2の下部に風が回り込み易く、太陽光発電シート2が吹き上げられ易い。
ここで、太陽光発電シート2によれば、最も風を抱え込み易い幅方向略中央付近に孔7が形成されているので、太陽光発電シート2の下部に回り込んだ風を孔7から逃がすことによって、太陽光発電シート2に掛かる風圧を軽減することができる。その結果、太陽光発電装置1が損傷するおそれを低減できる。
雨水の排水、及び風圧の軽減の観点から、孔7の長さLは、好ましくは200mm〜250mm、より好ましくは217mmである。孔7の幅Wは、好ましくは7mm〜13mm、より好ましくは10mmである。
なお、孔7は、太陽光発電シート2を貫通する孔であればよく、必ずしも長孔でなくてもよい。
太陽光発電シート2の先端部には、二次電池Bを収容する電池収容部6が連結されている。電池収容部6は、太陽光発電シート2の端縁に沿って延びる長尺の筒状体61と、筒状体61の一方の端部開口部を塞ぐ脱着可能なキャップ62と、筒状体61の他方の端部開口部を塞ぐ脱着可能なキャップ63とを含む。
筒状体61からキャップ62を取り外すと、筒状体61の端部開口部が露出し、この端部開口部から後述する二次電池Bを出し入れ可能にされている。また、筒状体61からキャップ63を取り外すと、筒状体61の他方の端部開口部が露出する。筒状体61内には、コネクタCNが配設されている。筒状体61からキャップ63を取り外し、筒状体61の端部開口部を露出させることによって、この端部開口部からコネクタCNにアクセス可能にされている。
二次電池Bとしては、例えばリチウムイオン二次電池、ニッケル水素二次電池、鉛蓄電池等、種々の二次電池を用いることができる。二次電池Bとして、一般に単1〜単5形(JIS R20,R14,R6,R03,R1)として知られている形状の円筒形電池を用いた場合、太陽光発電装置1で充電された二次電池Bを電池収容部6から取り出して、ラジオや懐中電灯等の電池式電気製品の電源として用いることができるので、利便性が向上する。
筒状体61の略中央部には、先端係止部8が設けられ、先端係止部8にロープ9の一端が取り付けられている。図5は、先端係止部8の構成を示す筒状体61の断面図である。図5に示す先端係止部8は、係合レバー81、支持軸82、引きばね83、支持部材84及びアクチュエータ85を含んでいる。
係合レバー81は、支持軸82を支点として揺動可能にされている。係合レバー81の一端には、建物10の側壁11から突出するように取り付けられたボルト13と係合する鉤状の係合部811が形成されている。係合レバー81の、係合部811に対して支持軸82の反対側にはアーム部812が設けられている。
係合レバー81は、筒状体61の下部に形成された開口部64から筒状体61の外部に突出してボルト13と係合するように、筒状体61内に取り付けられている。
筒状体61の下部内壁面には、支持部材84が立設されている。アーム部812は、引きばね83を介して支持部材84と接続されている。引きばね83の弾性復元力により、係合部811がボルト13と係合する方向に、係合レバー81が揺動するようにされている。
また、アーム部812と支持部材84との間には、アクチュエータ85が取り付けられている。アクチュエータ85は、後述する巻取制御部106からの制御信号に応じてプランジャ851を突出、退避させる。プランジャ851の先端は、アーム部812に当接されている。これにより、アクチュエータ85からプランジャ851が突出すると、引きばね83の弾性復元力に抗して係合部811とボルト13との係合が解除される方向に係合レバー81が揺動変位する(図5(c))。
次に、屋根12上への太陽光発電装置1の設置方法について、図1、図2を参照しつつ説明する。まず、収納ケース5に太陽光発電シート2が収納された状態の太陽光発電装置1(図2)を、屋根12に取り付けられたボルト14の頭部14aと底板50の係合溝部501の端部とを位置合わせして配置し、太陽光発電装置1を長手方向に沿ってスライドさせる。これにより、頭部14aと係合溝部501とが係合し、収納ケース5が屋根12に取り付けられる。
次に、収納ケース5から太陽光発電シート2を屋根12の端縁を超えて引き出す。そして、太陽光発電シート2の、屋根12の端縁を超えて引き出された部分を屋根12の端縁から垂下させる(図1)。太陽光発電シート2の一部を屋根12の端縁から垂下させると、折板屋根である屋根12の端縁が太陽光発電シート2によって覆われる。屋根12の端縁が太陽光発電シート2によって覆われると、折板屋根の溝部12aの端部が太陽光発電シート2によって覆われるので、折板屋根の溝部12aから風が太陽光発電シート2の下部に入り込むことが抑制される結果、太陽光発電シート2が風によって巻き上げられるおそれが低減される。
太陽光発電シート2をさらに引き出し、窓15を覆うように垂下させてもよい。太陽光発電シート2を、窓15を覆うように垂下させると、太陽光発電シート2を日よけとして用いることができる。
また、太陽光発電シート2を屋根12の端縁から垂下させることで、電池収容部6がユーザの手の届く低い位置に位置するので、ユーザが充電された二次電池Bを電池収容部6から取り出したり、放電した二次電池Bを電池収容部6に収納して太陽光で充電したりすることが容易である。
このように太陽光発電シート2の一部を屋根12の端縁から垂下させた状態で、側壁11に取り付けられたボルト13に係合レバー81を係合させることによって、太陽光発電シート2が引き出された状態のまま保持される。
上述のように屋根12に太陽光発電シート2が取り付けられた状態で、太陽光発電シート2が強風に煽られると、太陽光発電シート2に張力が生じ、太陽光発電装置1の各部に力がかかる。このように風によって生じた力によって、太陽光発電装置1が損傷するおそれがある。
ここで、図1に示す太陽光発電装置1においては、太陽光発電シート2に張力が生じると、図5(a)に示す係合部811がボルト13によって下方に押され、支持軸82を支点にして係合レバー81を反時計回りに回転させる力が生じる。係合レバー81を反時計回りに回転させる力が引きばね83の弾性力を超えると、係合レバー81が反時計回り、すなわち係合部811とボルト13との係合が解除される方向に揺動変位し、係合部811とボルト13との係合が解除される(図5(b))。
係合部811とボルト13との係合が解除されると、コイルばね54の弾性復元力により太陽光発電シート2が収納ケース5内に巻き戻される。太陽光発電装置1に損傷が生じるおそれのある太陽光発電シート2の張力よりも小さな値に予め設定された設定張力が太陽光発電シート2に生じた場合に、係合部811とボルト13との係合が解除されるように、引きばね83の弾性力が予め設定されている。
このように、太陽光発電シート2が収納ケース5内に巻き戻されることによって、太陽光発電シート2が風に煽られることが防止される結果、強風により太陽光発電装置1が損傷するおそれが低減される。
収納ケース5内に巻き戻された太陽光発電シート2は、屋根12の下からロープ9を引っ張ることによって、再び収納ケース5から引き出し可能にされている。
なお、ケーブル21,22及び拘束部23を備えない構成としてもよい。また、先端係止部8を、強風でも係合が解除されない固定的な係合部材としてもよい。
図6は、図1に示す太陽光発電装置1の電気的構成の一例を示す回路図である。図6に示す太陽光発電装置1は、太陽電池素子4a,4b、DC/DCコンバータ101、DC/DCコンバータ102(電流供給部)、電圧検知部103、制御部104、二次電池B、アクチュエータ85、スイッチング素子SW、及びコネクタCNを備える。二次電池Bは、例えば複数直列に接続されて組電池B0を構成する。
太陽電池素子4a,4bは、直列に接続されている。そして、太陽電池素子4a,4bの直列回路から出力された電圧がDC/DCコンバータ101に入力される。DC/DCコンバータ101は、太陽電池素子4a,4bから入力された電圧を、組電池B0の充電に適した電圧に変換し、組電池B0に印加する。これにより、太陽電池素子4a,4bで発電された電力が、組電池B0、すなわち各二次電池Bに充電される。
なお、二次電池Bは、組電池として構成されている例に限らない。組電池B0の代わりに単セルの二次電池を用いてもよい。
組電池B0の正極(+)と負極(−)とは、コネクタCNに接続されている。外部からコネクタCNにケーブルを接続することにより、太陽電池素子4a,4bで発電され、組電池B0に充電された電力を太陽光発電装置1外に取り出すことができる。
組電池B0の正極(+)と負極(−)との間には、アクチュエータ85とスイッチング素子SWとが直列に接続されている。スイッチング素子SWは、制御部104からの制御信号に応じてオン、オフする。スイッチング素子SWがオンすると、組電池B0の出力電圧がアクチュエータ85に印加され、アクチュエータ85からプランジャ851が突出する。
電圧検知部103は、組電池B0の端子電圧Vtを検出し、その端子電圧Vtを示す信号を制御部104へ出力する。電圧検知部103は、例えば分圧抵抗やA/Dコンバータ等を用いて構成されている。
DC/DCコンバータ102は、制御部104からの制御信号に応じて、端子電圧Vtを所定の融雪用電圧に変換し、太陽電池素子4a,4bに印加する。これにより、DC/DCコンバータ102は、太陽電池素子4a,4bに電流を供給し、太陽電池素子4a,4bを発熱させる。
制御部104は、例えば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)と、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、これらの周辺回路等とを備えて構成されている。そして、制御部104は、例えばROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、満充電判定部105、巻取制御部106、融雪制御部107として機能する。
満充電判定部105は、組電池B0が満充電になったか否かを判定する。例えば、満充電判定部105は、端子電圧Vtが、組電池B0が満充電になったときの端子電圧Vtとして予め設定された満充電電圧Vf以上になったとき、組電池B0が満充電になったと判定する。なお、満充電判定部105は、必ずしも端子電圧Vtに基づいて組電池B0が満充電になったか否かを判定する例に限らない。満充電判定部105は、組電池B0が満充電になったか否かを判定する方法として、公知の種々の判定方法を用いることができる。
巻取制御部106は、満充電判定部105によって、組電池B0が満充電になったと判定された場合、スイッチング素子SWをオンし、アクチュエータ85からプランジャ851を突出させることによって、コイルばね54の弾性復元力で太陽光発電シート2をローラ51に巻き取らせる。
融雪制御部107は、太陽光発電シート2上に雪が積もっている可能性が高いと考えられる所定の融雪実行条件が満たされた場合、DC/DCコンバータ102によって、太陽電池素子4a,4bへ電流を供給させることにより太陽電池素子4a,4bを発熱させる。具体的には、例えば太陽光発電装置1に図略の温度計を備え、融雪実行条件として、外気温が0℃以下になる条件を設定してもよく、例えば太陽光発電装置1に図略の時計回路を備え、融雪実行条件として、冬季の早朝、日の出前の所定の時間帯になる条件を設定してもよい。その他、融雪実行条件としては、太陽光発電シート2上に雪が積もっている可能性が高いと考えられる種々の条件を設定することができる。
なお、融雪制御部107を備えず、ユーザが操作スイッチを操作することによって、DC/DCコンバータ102から太陽電池素子4a,4bへ電流が供給されるようにしてもよい。また、融雪制御部107及びDC/DCコンバータ102を備えていなくてもよい。
次に、上述のように構成された太陽光発電装置1の動作について説明する。図7は、図1に示す太陽光発電装置1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、電圧検知部103によって端子電圧Vtが検知され、満充電判定部105によって、端子電圧Vtと満充電電圧Vfとが比較される(ステップS1)。端子電圧Vtが、満充電電圧Vf以上であった場合、満充電判定部105は、組電池B0が満充電状態であると判定し(ステップS1でYES)、巻取制御部106がスイッチング素子SWをオンする(ステップS2)。
スイッチング素子SWがオンすると、アクチュエータ85からプランジャ851が突出し、プランジャ851に押された係合レバー81が引きばね83の弾性復元力に抗して揺動変位する結果、係合部811とボルト13との係合が解除される(図5(c))。係合部811とボルト13との係合が解除されると、コイルばね54の弾性復元力によりローラ51が巻き取り方向に回転し、太陽光発電シート2が収納ケース5内に巻き戻される(ステップS3)。
太陽電池素子4a,4bは、太陽光が照射されることによって徐々に劣化する。特に、太陽電池素子4a,4bがアモルファスシリコンである場合、光劣化により劣化する。一方、組電池B0は、満充電になるとそれ以上充電することができない。従って、組電池B0が満充電になった後は、太陽光発電シート2で発電する必要がない。
そこで、巻取制御部106は、組電池B0が満充電になり、すなわち太陽光発電シート2で発電する必要がなくなると、太陽光発電シート2を収納ケース5内に巻き戻す。これにより、発電する必要がないときには太陽光発電シート2が収納ケース5内に収納され、太陽光が太陽電池素子4a,4bに照射されなくなる結果、太陽光により生じる太陽電池素子4a,4bの劣化が低減される。
なお、コイルばね54の代わりにローラ駆動部としてモータを備え、巻取制御部106は、アクチュエータ85の代わりにモータを駆動することによって、太陽光発電シート2を収納ケース5内に巻き取るようにしてもよい。コイルばね54を備えない構成では、先端係止部8を備えていなくてもよい。また、満充電判定部105、巻取制御部106、アクチュエータ85、及びスイッチング素子SWを備えていなくてもよい。
一方、ステップS1において、端子電圧Vtが、満充電電圧Vfに満たない場合、満充電判定部105は、組電池B0が満充電状態ではないと判定し(ステップS1でNO)、巻取制御部106がスイッチング素子SWをオフする(ステップS4)。
スイッチング素子SWがオフされた状態では、アクチュエータ85のプランジャ851は退避姿勢となるので、アーム部812が引きばね83の弾性復元力により支持部材84側へ引き寄せられる結果、係合部811とボルト13との係合状態が維持される。
次に、融雪制御部107は、融雪実行条件が成立したか否かを判断する(ステップS5)。融雪実行条件が成立した場合(ステップS5でYES)、太陽光発電シート2上に雪が積もっている可能性が高い。そこで、融雪制御部107は、DC/DCコンバータ102によって、太陽電池素子4a,4bへ電流を供給させることにより太陽電池素子4a,4bを発熱させ(ステップS6)、再び処理をステップS1へ移行させる。
このように、太陽光発電シート2上に雪が積もっている可能性が高い場合、太陽電池素子4a,4bを発熱させることによって、太陽光発電シート2上の雪を融かすことができる。
一方、融雪実行条件が成立しない場合(ステップS5でNO)、太陽光発電シート2上に雪が積もっている可能性は高くない。この場合、融雪制御部107は、DC/DCコンバータ102による太陽電池素子4a,4bへの電流供給を停止させ(ステップS7)、再び処理をステップS1へ移行させる。これにより、不必要な電力消費を低減することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る太陽光発電装置1aについて説明する。なお、太陽光発電装置1aの設置方法は、太陽光発電装置1の場合と同様であるのでその説明を省略する。太陽光発電装置1aを屋根12に設置した状態は、太陽光発電装置1と同様、図1で表される。図8は、太陽光発電装置1aの構成の一例を示す斜視図である。図8では、収納ケース5の一部を切り欠いて、内部を露出させた状態を示している。なお、以下の図面において、説明の便宜上、前後、左右、上下の方向を規定している場合があるが、各図に示される構成の配置はこの方向に限定されるものではない。
図8に示す太陽光発電装置1aと、図2に示す太陽光発電装置1とでは、下記の点で異なる。その他の構成は図2に示す太陽光発電装置1と同様であるのでその説明を省略し、以下本実施形態の特徴的な点について説明する。
すなわち、図2に示す太陽光発電装置1では、太陽光発電シート2の上面が内側になるように太陽光発電シート2を巻き取るのに対し、図8に示す太陽光発電装置1aでは、太陽光発電シート2の上面が外側になるように太陽光発電シート2を巻き取る点が異なる。すなわち、太陽光発電装置1aでは、ローラ51が、太陽光発電シート2を引き出す側とは逆側の周面が上方から下方に向けて移動する方向に回転することによって太陽光発電シート2を巻き取る。
図9は、図8に示す太陽光発電装置1aから太陽光発電シート2を引き出して、図1に示すように設置した場合の太陽光発電シート2のIV−IV断面図である。太陽光発電シート2の上面が外側になるように、ローラ51に太陽光発電シート2を巻き取ると、太陽光発電シート2には、上方に向かって凸となる方向に反り返る反り癖がつく。そのため、太陽光発電シート2をローラ51から引き出した状態で、太陽光発電シート2の幅方向の断面は、図9に示すように上方に向かって凸となるように反り返る。
そのため、太陽光発電シート2に雨が降った場合であっても、雨の大部分は太陽光発電シート2の上に凸となる傾斜に沿って下方に流れるので、太陽光発電シート2に雨水が溜まるおそれが低減される。
さらに、太陽光発電シート2の幅方向中央部付近は、ほぼ水平になるため水滴が溜まりやすい。しかしながら、太陽光発電装置1aによれば、図9に示すように、太陽光発電シート2の幅方向中央部に孔7が形成されているので、幅方向略中央の雨水を孔7から排水することができる。
また、風が吹くと、太陽光発電シート2の下部に風が回り込んで太陽光発電シート2が上方に吹き上げられる。特に、図1に示すように、屋根12が折板屋根である場合、屋根12の凹部から太陽光発電シート2の下部に風が回り込み易く、太陽光発電シート2が吹き上げられ易い。
ここで、太陽光発電装置1aによれば、太陽光発電シート2の最も風を抱え込み易い幅方向略中央付近に孔7が形成されているので、太陽光発電シート2の下部に回り込んだ風を孔7から逃がすことによって、太陽光発電シート2に掛かる風圧を軽減することができる。その結果、太陽光発電装置1aが損傷するおそれを低減できる。
また、図2に示す太陽光発電装置1のように、太陽光発電シート2の上面が内側になるように太陽光発電シート2を巻き取ると、太陽光発電シート2の上面に溜まったほこりや雪などを内側に巻き込んでしまうおそれがある。一方、太陽光発電装置1aのように、太陽光発電シート2の上面が外側になるように太陽光発電シート2を巻き取ると、巻き取りの際に太陽光発電シート2の上面に溜まったほこりや雪などが太陽光発電シート2から振り落とされ易いので、ほこりや雪などを内側に巻き込んでしまうおそれが低減される。
さらに、図8に示す太陽光発電装置1aのローラ51の端部には、スリップリング56が取り付けられている。スリップリング56の支持軸70は、ローラ51の回転軸線に沿って延びるように支持部材53によって固定的に支持され、収納ケース5の底部に固定されている。支持部材53には、例えば矩形の貫通孔が形成されている。支持軸70の支持部材53に取り付けられる部分の形状は、軸方向と直交する方向の断面形状が例えば矩形にされており、支持部材53の矩形の貫通孔に断面矩形の支持軸70が嵌入されることによって、支持軸70は回転不能に支持部材53で支持される。
また、太陽光発電装置1aは、ローラ係止機構90を含む。ローラ係止機構90は、ローラ51の回転を係止する係止姿勢とローラ51を回転可能とする係止解除姿勢とを取り得る切替レバー91を含む。
収納ケース5の側壁、例えば後方の側壁には、コネクタ79が取り付けられている。
図10、図11は、スリップリング56の構成を説明するための説明図である。図10は、図8に示すスリップリング56について、前方から太陽光発電シート2やローラ51の壁面を透視して示した平面図である。図11(a)は図10に示すスリップリング56を左方から見た側面図、図11(b)は図10に示すスリップリング56を右方から見た側面図である。
円筒状のローラ51の右方側開口部には、略円柱形の連結部材560が嵌着され、連結されている。連結部材560の中心部には、支持部材53によって一端が固定的に支持された支持軸70が貫装されている。連結部材560は、例えばベアリングを内蔵し、支持軸70周りを回動可能に支持軸70に取り付けられている。
支持軸70の、連結部材560から左方に突出した部分の外周には、第1円環部材71及び第2円環部材72が、互いに間隔を空けて取り付けられている。第1円環部材71及び第2円環部材72は、導電性を有する材料、例えば黄銅等の金属材料で構成されている。
連結部材560には、その外周付近から左方へ向かって突出する第1端子取付台561と、支持軸70を間に挟んで第1端子取付台561の反対側から左方へ向かって突出する第2端子取付台562とが形成されている。
第1端子取付台561、第2端子取付台562には、第1接触端子73、第2接触端子74の一端が、例えばネジによってそれぞれ固着されている。第1接触端子73、第2接触端子74は、例えば弾性を有する線材によって構成されており、第1接触端子73、第2接触端子74の第1端子取付台561、第2端子取付台562への取付部分には、それぞれねじりばねが形成されている。
これにより、第1接触端子73の他端側が、第1円環部材71の外周に弾性的に付勢されて、摺動可能に接触する。第2接触端子74の他端側が、第2円環部材72の外周に弾性的に付勢されて、摺動可能に接触する。
ローラ51の周壁には、貫通孔51aが形成されている。そして、太陽光発電シート2により発電され、組電池B0に充電された電力を取り出すための第1接続部材75と、第2接続部材76とが、貫通孔51aに挿通されている。第1接続部材75及び第2接続部材76としては、例えば電線が用いられる。第1接続部材75は、組電池B0の正極(+)と第1接触端子73とを接続し、第2接続部材76は、組電池B0の負極(−)と第2接触端子74とを接続する。
支持軸70には、第1引き出しケーブル77及び第2引き出しケーブル78が挿通されている。第1引き出しケーブル77の一端は第1円環部材71に接続され、第1引き出しケーブル77の他端はコネクタ79に接続されている。第2引き出しケーブル78の一端は第2円環部材72に接続され、第2引き出しケーブル78の他端はコネクタ79に接続されている。
これにより、スリップリング56は、組電池B0に充電された電力をコネクタ79に導くことができるので、ユーザは、コネクタ79から太陽光発電で得られた電力を取り出すことができる。なお、組電池B0を、電池収容部6に収納することなく収納ケース5に配置し、第1引き出しケーブル77及び第2引き出しケーブル78によって、太陽光発電シート2によって発電された電力を直接取り出して収納ケース5内の組電池B0を充電する構成としてもよい。また、組電池B0を備えず、太陽光発電シート2によって発電された電力をそのまま第1引き出しケーブル77及び第2引き出しケーブル78によってコネクタ79に供給してもよい。
スリップリング56の、右方の端面には、支持軸70から径方向に所定距離離間した位置に、切替レバー91の先端部を受け入れ可能な係合穴56aが形成されている。
図12、図13は、ローラ係止機構90の構造を示す斜視図である。ローラ係止機構90は、切替レバー91、レバー支持部92、ばね93、及び突起部58を含む。切替レバー91は、棒状のレバー本体91aと、レバー本体91aの一端が略直角に折り曲げられて形成された操作係合部91bとを有するL字型の形状を有している。
支持部材53には、レバー本体91aが貫通する貫通孔53aが形成されている。支持部材53の右方側面には、板状部材が略コの字形にされたレバー支持部92が、貫通孔53aを跨ぐように取り付けられている。レバー支持部92には、貫通孔53aと対向する位置に、レバー本体91aが貫通する貫通孔92aが形成されている。
収納ケース5の右方の側壁57には、貫通孔92aと対向する位置に、レバー本体91aが貫通する貫通孔57aが形成されている。側壁57の右方側面(収納ケース5の外面)には、貫通孔57aの近傍に、右方へ向かって凸設された突起部58が設けられている。
レバー本体91aは、貫通孔57a,92a,53aを貫通されている。レバー本体91aには、貫通孔53aと貫通孔92aとの間で、ばね93が取り付けられている。ばね93にレバー本体91aが挿通され、ばね93の一端がレバー本体91aに固着されている。ばね93は、例えばレバー本体91aと交差する方向に形成された貫通孔に一端が挿通されるなどしてレバー本体91aに固定されている。ばね93の他端は、レバー支持部92と当接する。
ばね93の弾性力により、レバー本体91aは、支持部材53の右方へ弾性的に突出する。ローラ51及びスリップリング56の回転角が所定の回転角になったとき、支持部材53から突出したレバー本体91aの先端がスリップリング56の係合穴56aに嵌入し、切替レバー91が係止姿勢となる。切替レバー91が係止姿勢になると、ローラ51の回転が係止される。
一方、ユーザが、操作係合部91bをばね93の付勢力に抗して右方に引っ張り、操作係合部91bを旋回させて突起部58に係合させると、切替レバー91が係止解除姿勢となる(図13)。切替レバー91が係止解除姿勢になると、係合穴56aからレバー本体91aが抜き取られ、ローラ51が回転可能となる。
ユーザは、太陽光発電装置1aから太陽光発電シート2を引き出すときは、切替レバー91を係止解除姿勢にして太陽光発電シート2を引き出し、太陽光発電装置1aを屋根12に設置した後、切替レバー91を係止姿勢にしてローラ51の回転を係止する。このとき、ローラ51に太陽光発電シート2の一部が巻回された状態で、ローラ51の回転を係止することが望ましい。
太陽光発電シート2が完全に引き出され、ローラ51に太陽光発電シート2が全く巻回されない状態にされた場合、風などで太陽光発電シート2が煽られると、太陽光発電シート2に生じた張力が太陽光発電シート2のローラ51への取付部分に集中して印加される。その結果、太陽光発電シート2のローラ51への取付部分が損傷するおそれがある。
一方、太陽光発電装置1aによれば、ローラ51に太陽光発電シート2の一部が巻回された状態で、切替レバー91を係止姿勢にしてローラ51の回転を係止することができる。ローラ51に太陽光発電シート2の一部が巻回された状態では、太陽光発電シート2に生じた張力が、太陽光発電シート2が接するローラ51の外周面に分散されるので、張力の集中が低減される結果、太陽光発電装置1aが損傷するおそれを低減することができる。
なお、太陽光発電装置1aは、スリップリング56及びローラ係止機構90を備える例を示したが、太陽光発電装置1aは、スリップリング56及びローラ係止機構90のうちいずれかを備える構成であってもよく、スリップリング56及びローラ係止機構90を備えていなくてもよい。
また、太陽光発電装置1が、スリップリング56及び/又はローラ係止機構90を備える構成であってもよい。
1,1a 太陽光発電装置
2 太陽光発電シート
3 樹脂シート
4a,4b 太陽電池素子
5 収納ケース
6 電池収容部
7 孔
8 先端係止部
9 ロープ
10 建物
11 側壁
12 屋根
12a 溝部
13,14 ボルト
14a 頭部
15 窓
21 ケーブル(第1ケーブル)
22 ケーブル(第2ケーブル)
23 拘束部
50 底板
51 ローラ
51a,53a,57a,92a, 貫通孔
52 回転支持軸
53 支持部材
54 コイルばね(ローラ駆動部)
55 ケース開口部
56 スリップリング
56a 係合穴
57 側壁
58 突起部
61 筒状体
62,63 キャップ
64 開口部
70 支持軸
71 第1円環部材
72 第2円環部材
73 第1接触端子
74 第2接触端子
75 第1接続部材
76 第2接続部材
77 第1引き出しケーブル
78 第2引き出しケーブル
79,CN コネクタ
81 係合レバー
82 支持軸
83 引きばね
84 支持部材
85 アクチュエータ
90 ローラ係止機構
91 切替レバー
91a レバー本体
91b 操作係合部
92 レバー支持部
101 DC/DCコンバータ
102 DC/DCコンバータ(電流供給部)
103 電圧検知部
104 制御部
105 満充電判定部
106 巻取制御部
107 融雪制御部
501 係合溝部(取付部)
560 連結部材
561 第1端子取付台
562 第2端子取付台
811 係合部
812 アーム部
851 プランジャ
B 二次電池
B0 組電池
SW スイッチング素子

Claims (16)

  1. 建築物の屋根上に設置される太陽光発電装置であって、
    可撓性を有する太陽光発電シートと、
    前記太陽光発電シートを巻き取るローラを内蔵し、前記太陽光発電シートを前記ローラに巻き取って収容可能で有り、かつ前記ローラに巻き取られた前記太陽光発電シートを引き出し可能な収納ケースと、
    前記収納ケースを前記屋根に着脱可能に取り付ける取付部とを備えた太陽光発電装置。
  2. 前記太陽光発電シートの前記引き出し方向と直交する幅方向における略中央に、当該太陽光発電シートを貫通する孔が形成されている請求項1記載の太陽光発電装置。
  3. 前記孔は、前記引き出し方向に沿って延びる長孔である請求項2記載の太陽光発電装置。
  4. 前記ローラは、前記太陽光発電シートの上面が外側になるように前記太陽光発電シートを巻き取る請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  5. 前記ローラの回転を係止する係止姿勢と前記ローラを回転可能とする係止解除姿勢とを取り得る切替レバーをさらに備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  6. 前記収納ケースの下部には、前記ローラの軸方向に長尺の底板が取り付けられ、
    前記取付部は、前記底板の下面に形成され、前記長尺方向の全域に亘って前記長尺方向に沿って延び、かつ前記屋根から上方に向かって突出するボルトの頭部とスライド可能に係合する係合溝部である請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  7. 前記ローラの回転軸線に沿って延びるように前記収納ケースに固定された支持軸と、
    前記支持軸の外周に、互いに間隔を空けて取り付けられると共に導電性を有する第1及び第2の円環部材と、
    前記ローラと連結され、かつ前記支持軸周りを回動可能に前記支持軸に取り付けられた連結部材と、
    一端側が前記連結部材に固定され、他端側が前記第1の円環部材の外周に摺動可能に接触される第1接触端子と、
    一端側が前記連結部材に固定され、他端側が前記第2の円環部材の外周に摺動可能に接触される第2接触端子と、
    前記太陽光発電シートで発電された電力を取り出すための一方の極と前記第1接触端子とを電気的に接続する第1接続部材と、
    前記太陽光発電シートで発電された電力を取り出すための他方の極と前記第2接触端子とを電気的に接続する第2接続部材と
    をさらに備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の太陽光発電装置。
  8. 前記収納ケースから引き出された状態の前記太陽光発電シートの上下方向の変位を拘束する拘束部をさらに備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  9. 前記太陽光発電シートは、
    太陽電池素子と、
    前記太陽電池素子を内封する透光性の樹脂シートと、
    前記樹脂シートの前記引き出し方向と直交する幅方向における両端近傍に、前記引き出し方向に沿うように埋め込まれ、両端部が前記樹脂シートから突出した第1及び第2ケーブルとを含み、
    前記拘束部は、
    前記第1及び第2ケーブルの各両端部を前記屋根に係止することにより前記太陽光発電シートの上下方向の変位を拘束する請求項8記載の太陽光発電装置。
  10. 前記太陽光発電シートは、
    太陽電池素子と、
    前記太陽電池素子を内封する透光性の樹脂シートとを含み、
    前記太陽光発電装置は、前記太陽電池素子に電流を供給することにより前記太陽電池素子を発熱させる電流供給部をさらに備える請求項1〜9のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  11. 前記太陽光発電シートにより発電された電力を蓄電する二次電池をさらに備える請求項1〜10のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  12. 前記太陽光発電シートの先端部には、前記二次電池を収容する電池収容部が連結されている請求項11記載の太陽光発電装置。
  13. 前記ローラを巻き取り方向に回転させることにより前記太陽光発電シートを前記ローラに巻き取らせるローラ駆動部と、
    前記二次電池が満充電になったか否かを判定する満充電判定部と、
    前記満充電判定部によって、前記二次電池が満充電になったと判定された場合、前記ローラ駆動部によって前記太陽光発電シートを前記ローラに巻き取らせる巻取制御部とを備える請求項11又は12に記載の太陽光発電装置。
  14. 前記太陽光発電シートが前記収納ケースから引き出されたときに弾性力を蓄積し、その復元力により前記ローラを前記太陽光発電シートの巻き取り方向に回転させるコイルばねと、
    前記収納ケースから引き出された状態の前記太陽光発電シートの先端を、前記建築物に係止する先端係止部とを備え、
    前記先端係止部は、前記太陽光発電シートに予め設定された設定張力を超える張力が加わった場合、前記太陽光発電シートの先端を前記建築物から解放する請求項1〜13のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の太陽光発電装置を前記建築物の屋根上に設置する設置方法であって、
    前記収納ケースを前記取付部により前記屋根に取り付け、
    前記太陽光発電シートを前記屋根の端縁を超えて引き出し、前記太陽光発電シートの前記端縁を超えて引き出された部分を前記端縁から垂下させる太陽光発電装置の設置方法。
  16. 前記建築物の側壁には、窓が形成されており、
    前記太陽光発電シートの前記端縁を超えて引き出された部分を、前記窓を覆うように垂下させる請求項15記載の太陽光発電装置の設置方法。
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