JP2015011858A - 取付装置、面光源、光源取付装置および発光装置 - Google Patents

取付装置、面光源、光源取付装置および発光装置 Download PDF

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Hidekazu Yamada
英一 山田
亮 角谷
Akira Sumiya
亮 角谷
近野 幸司
Koji Konno
幸司 近野
中村 毅
Takeshi Nakamura
毅 中村
伊藤 宏
Hiroshi Ito
宏 伊藤
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Abstract

【課題】発光パネルを簡単な取り付け動作により取り付けることができ、且つ、複数の発光パネルを互いに隣接させて配置する場合に隣り合う発光パネルどうしの間隔を抑制できるようにする。
【解決手段】取付装置は、発光パネル101をベース部90に対して取り付けるための取付装置であって、発光パネル101においてベース部90に対して対向する面(第2面101b)に取り付けられる第1取付部10と、ベース部90に取り付けられる第2取付部20と、を備える。第1取付部10と第2取付部20とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪30を有し、他方は、少なくとも一対の係合爪30がそれぞれ係合される被係合部50を有する。第1取付部10が第2取付部20側に近づけられることにより、係合爪30がそれぞれ対応する被係合部50に対して係合し、第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、取付装置、面光源、光源取付装置および発光装置に関する。
発光パネルを壁や天井等に取り付けるための技術としては、例えば特許文献1に記載されているように、壁や天井等に固定された固定具に発光パネルを係止させることによって、発光パネルを取り付ける技術がある。特許文献1の技術では、フック状の固定具によって、発光パネルの端部を挟持することによって、発光パネルを取り付ける。
特開2012−124159号公報
特許文献1の技術では、フック状の固定具によって発光パネルの端部を挟持するため、複数の発光パネルを互いに隣接させて配置する場合に、隣り合う発光パネルどうしの間に固定具が介在する。このため、隣り合う発光パネルどうしの間隔を十分に抑制することが困難である。
本発明が解決しようとする課題としては、発光パネルを簡単な取り付け動作により取り付けることができ、且つ、複数の発光パネルを互いに隣接させて配置する場合に隣り合う発光パネルどうしの間隔を抑制できるようにすることが一例として挙げられる。
本発明は、
発光パネルをベース部に対して取り付けるための取付装置であって、
前記発光パネルに取り付けられる第1取付部と、
前記ベース部に取り付けられる第2取付部と、
を備え、
前記第1取付部は、前記発光パネルにおいて前記ベース部に対して対向する面に取り付けられるものであり、
前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
前記第1取付部が前記第2取付部側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される取付装置を提供する。
また、本発明は、
光源取付装置に対して取り付けられる面光源であって、
発光パネルと、
前記発光パネルにおいて前記光源取付装置に対して対向する面に設けられた第1取付部と、
を備え、
前記第1取付部は、前記光源取付装置に取り付けられた第2取付部に対して固定されるものであり、
前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
当該面光源が前記光源取付装置側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される面光源を提供する。
また、本発明は、
発光パネルと、前記発光パネルに設けられた第1取付部と、を有する面光源が取り付けられる光源取付装置であって、
ベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記第1取付部に対して固定される第2取付部と、
を備え、
前記第1取付部は、前記発光パネルにおいて前記ベース部に対して対向する面に設けられ、
前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
前記面光源が当該光源取付装置側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される光源取付装置を提供する。
また、本発明は、
面光源と、
前記面光源が取り付けられる光源取付装置と、
を備え、
前記面光源は、
前記発光パネルと、
前記発光パネルに設けられた第1取付部と、
を備え、
前記光源取付装置は、
ベース部と、
前記ベース部に設けられた第2取付部と、
を備え、
前記第1取付部は、前記発光パネルにおいて前記ベース部に対して対向する面に設けられ、
前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
前記第1取付部が前記第2取付部側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される発光装置を提供する。
本発明によれば、発光パネルを簡単な取り付け動作により取り付けることができ、且つ、複数の発光パネルを互いに隣接させて配置する場合に隣り合う発光パネルどうしの間隔を抑制することができる。
図1(a)および(b)は実施形態に係る取付装置を示す模式的な正面断面図であり、このうち図1(a)は第1取付部と第2取付部とが分離した状態を示し、図1(b)は第1取付部と第2取付部とが相互に固定された状態を示す。 図2(a)および(b)は実施形態に係る発光装置を示す模式的な正面断面図であり、このうち図2(a)は第1取付部と第2取付部とが分離した状態を示し、図2(b)は第1取付部と第2取付部とが相互に固定された状態を示す。 図3(a)〜(c)は第1取付部を示す図であり、このうち図3(a)は斜視図、図3(b)は平面図、図3(c)は側面図である。 第2取付部の分解斜視図である。 第2取付部の斜視図である。 図6(a)および(b)は第2取付部の端子部材を示す図であり、このうち図6(a)は斜視図、図6(b)は側面図である。 第2取付部に導通ケーブルを接続した状態の側断面図である。 第2取付部に導通ケーブルを接続した状態を示す斜視図である。 面光源を光源取付装置に取り付ける動作を示す模式的な正面断面図である。 カバー部材を光源取付装置に取り付ける動作を示す模式的な正面断面図である。 カバー部材が光源取付装置に取り付けられた状態を示す模式的な正面断面図である。 カバー部材とベース部との係合構造を示す正面断面図である。 図13(a)および(b)は第1取付部および第2取付部を示す斜視図である。 発光パネルの構成の例を示す断面図である。 発光パネルの有機機能層の層構造の第1例を示す断面図である。 発光パネルの有機機能層の層構造の第2例を示す断面図である。 図17(a)および図17(b)は変形例に係る係合爪を示す正面断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
図1(a)および(b)は実施形態に係る取付装置を示す模式的な正面断面図であり、このうち図1(a)は第1取付部10と第2取付部20とが分離した状態を示し、図1(b)は第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定された状態を示す。
以下においては、説明を簡単にするため、各構成要素の位置関係(上下関係等)が各図に示す関係であるものとして説明を行う場合がある。ただし、この説明における位置関係は、取付装置、面光源、光源取付装置および発光装置の使用時や製造時の位置関係とは無関係である。
本実施形態に係る取付装置は、発光パネル101をベース部90に対して取り付けるための取付装置であって、発光パネル101に取り付けられる第1取付部10と、ベース部90に取り付けられる第2取付部20と、を備える。第1取付部10は、発光パネル101においてベース部90に対して対向する面(第2面101b)に取り付けられるものである。第1取付部10と第2取付部20とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪30を有し、他方は、少なくとも一対の係合爪30がそれぞれ係合される被係合部50を有する。第1取付部10が第2取付部20側に近づけられることにより、係合爪30がそれぞれ対応する被係合部50に対して係合し、第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定される。
図2(a)および(b)は実施形態に係る発光装置を示す模式的な正面断面図であり、このうち図2(a)は第1取付部10と第2取付部20とが分離した状態を示し、図2(b)は第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定された状態を示す。
本実施形態に係る発光装置は、面光源100と、面光源100が取り付けられる光源取付装置200と、を備える。面光源100は、発光パネル101と、発光パネル101に設けられた第1取付部10と、を備える。光源取付装置200は、ベース部90と、ベース部90に設けられた第2取付部20と、を備える。第1取付部10は、発光パネル101においてベース部90に対して対向する面(第2面101b)に取り付けられるものである。第1取付部10と第2取付部20とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪30を有し、他方は、少なくとも一対の係合爪30がそれぞれ係合される被係合部50を有する。第1取付部10が第2取付部20側に近づけられることにより、係合爪30がそれぞれ対応する被係合部50に対して係合し、第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定される。
また、本実施形態に係る面光源100は、光源取付装置200に対して取り付けられる面光源100である。面光源100は、発光パネル101と、発光パネル101において光源取付装置200に対して対向する面(第2面101b)に設けられた第1取付部10と、を備える。第1取付部10は、光源取付装置200に取り付けられた第2取付部20に対して固定されるものである。第1取付部10と第2取付部20とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪30を有し、他方は、少なくとも一対の係合爪30がそれぞれ係合される被係合部50を有する。面光源100が光源取付装置200側に近づけられることにより、係合爪30がそれぞれ対応する被係合部50に対して係合し、第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定される。
また、本実施形態に係る光源取付装置200は、発光パネル101と、発光パネル101に設けられた第1取付部10と、を有する面光源100が取り付けられる光源取付装置200である。光源取付装置200は、ベース部90と、ベース部90に設けられ、第1取付部10に対して固定される第2取付部20と、を備える。第1取付部10は、発光パネル101においてベース部90に対して対向する面(第2面101b)に設けられている。第1取付部10と第2取付部20とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪30を有し、他方は、少なくとも一対の係合爪30がそれぞれ係合される被係合部50を有する。面光源100が光源取付装置200側に近づけられることにより、係合爪30がそれぞれ対応する被係合部50に対して係合し、第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定される。
図2(a)に示すように、発光パネル101は、パネル状に形成されている。発光パネル101は、光を放射する発光面である第1面101aと、第1面101aに対する裏面である第2面101bと、を有する。第2面101bは、ベース部90に対して対向するように配置される。
取付装置の第1取付部10は、第2面101b、すなわち発光パネル101においてベース部90に対して対向する面に取り付けられる。発光パネル101をその面直方向に見たとき、第1取付部10の面積は発光パネル101の面積よりも小さく、第1取付部10は、発光パネル101をその面直方向に見たときの外形線の内側に位置するように発光パネル101に取り付けられる。より具体的には、第1取付部10は、例えば、第2面101bの中央部に取り付けられる。
また、第2取付部20の面積は第1取付部10の面積と同等である。第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定された状態において、第2取付部20は、発光パネル101をその面直方向に見たときの外形線の内側に位置するようになっている。
第2取付部20は、発光パネル101に電力を供給するための給電端子(電極端子61)を有する。一方、発光パネル101は、電極端子61から電力を受ける受電端子(電極端子171)を有する(図3(a)、(b)参照)。
本実施形態の場合、第1取付部10と第2取付部20とのうち、第1取付部10が係合爪30を有し、第2取付部20が被係合部50を有する。
第1取付部10は、互いに対向して配置された少なくとも一対の係合爪30を有している。
係合爪30は、例えば、支持部31と、第1傾斜部32と、係合部33と、第2傾斜部34と、荷重受部35と、を有する。
支持部31は、その基端側(下端側)が発光パネル101の第2面101bに固定されている。支持部31は、その基端側(下端側)から一方(上側)に向けて起立している。
第1傾斜部32は、支持部31の先端部(上端部)から折り返されるようにして形成された部分である。第1傾斜部32は、支持部31よりも、対向する係合爪30の近くに位置する。第1傾斜部32は、互いに対向する係合爪30の第1傾斜部32どうしの間隔が、上方に向けて広がるように、傾斜している。
第2傾斜部34は、第1傾斜部32の先端部(下端部)から折り返されるようにして形成された部分である。第2傾斜部34は、支持部31よりも、対向する係合爪30の近くに位置する。第2傾斜部34は、第1傾斜部32よりも下側に位置する。第2傾斜部34は、互いに対向する係合爪30の第2傾斜部34どうしの間隔が、下方に向けて広がるように、傾斜している。
係合部33は、第1傾斜部32と第2傾斜部34との間の屈曲部およびその近傍の部分である。係合爪30が被係合部50に対して係合した状態において、係合部33は被係合部50に対して接触した状態となる(図2(b)参照)。
荷重受部35は、第2傾斜部34の先端部(下端部)から折り返されるようにして形成された部分であり、第2傾斜部34の先端部から下向きに突出している。荷重受部35は、支持部31よりも、対向する係合爪30の近くに位置する。荷重受部35の先端(下端)は、発光パネル101の第2面101bの近傍に位置する。係合爪30が被係合部50に対して係合する際に、荷重受部35が発光パネル101の第2面101bに接触することにより、係合爪30の座屈(例えば支持部31と第1傾斜部32との境界の屈曲部の座屈等)が抑制される。
第2取付部20は、各係合爪30が係合される被係合部50を有している。被係合部50は、第1傾斜面51と第2傾斜面52とを有する。第1傾斜面51は、被係合部50の下部を構成し、第2傾斜面52は被係合部50の上部を構成している。第1傾斜面51と第2傾斜面52とにより1つの突起形状が形成されている。
互いに対向する一対の係合爪30が係合する一対の被係合部50を、以下、単に一対の被係合部50という。
一対の被係合部50の第1傾斜面51どうしの間隔は、下方に向けて狭くなっている。これにより、係合爪30を被係合部50に対して係合させる際に、第1傾斜面51が係合爪30をガイドすることにより、係合爪30を被係合部50に対してスムーズに係合させることができる。より具体的には、第1傾斜面51が第1傾斜部32および係合部33をガイドすることにより、係合部33を被係合部50に対してスムーズに係合させることができる。
また、一対の被係合部50の第2傾斜面52どうしの間隔は、上方に向けて狭くなっている。これにより、係合爪30を被係合部50から外す際に、第2傾斜面52が係合爪30をガイドすることにより、係合爪30をスムーズに被係合部50から外すことができる。より具体的には、第2傾斜面52が第2傾斜部34および係合部33をガイドすることにより、係合部33をスムーズに被係合部50から外すことができる。
図3(a)〜(c)は第1取付部10を示す図であり、このうち図3(a)は斜視図、図3(b)は平面図、図3(c)は側面図である。
第1取付部10は、少なくとも一対の係合爪30を有している。図3(a)〜(c)には、第1取付部10が二対の係合爪30を有する例を示している。第1取付部10は、例えば矩形状の枠体であり、4つの縁部11〜14を有している。縁部11と縁部13とは互いに対向し、縁部12と縁部14とは互いに対向している。縁部12は縁部11の一端部と縁部13の一端部とを相互に連結し、縁部14は縁部11の他端部と縁部13の他端部とを相互に連結している。
第1取付部10は、例えば、金属等の弾性材料からなる板材に打ち抜き加工および折り曲げ加工等を施すことにより構成されている。なお、第1取付部10には、樹脂コーティング等の絶縁コーティングが施されていても良い。
ここで、発光パネル101の第2面101bには、電極端子171が形成されている。図3(a)および(b)には、第1取付部10が第2面101bに固定された状態での171の配置の例を二点鎖線で示している。図3(a)および(b)に示すように、電極端子171は、第1取付部10の枠体の内側に位置する。つまり、第1取付部10は、発光パネル101の電極端子171を囲むように配置される。
図4は第2取付部20の分解斜視図、図5は第2取付部20の斜視図である。第2取付部20は、ハウジング21と、電極端子61を有する端子部材60と、端子部材60との協働により導通ケーブル75の芯線75aを保持する保持部材70と、を有する。
ハウジング21は、例えば、第1ハウジング部材22と第2ハウジング部材23とを相互に結合することにより構成されている。第1ハウジング部材22および第2ハウジング部材23は、例えば樹脂等の絶縁性材料により構成されている。第1ハウジング部材22に形成された係合爪221が、第2ハウジング部材23に形成された被係合部222に対して係合するとともに、第1ハウジング部材22に形成されたボス(図示略)が第2ハウジング部材23に形成されたボス孔25に対して圧入されることにより、第1ハウジング部材22と第2ハウジング部材23とが相互に結合され、ハウジング21が構成される(図5)。ハウジング21内には、複数(例えば3つ)の端子部材60と、各端子部材60と1対1で対応する保持部材70と、が収容保持される。この状態で、端子部材60の電極端子61はハウジング21から突出している。
ここで、第2取付部20は、発光パネル101に対して対向する対向面41を有しており、電極端子61は対向面41から突出している。
また、第2取付部20は、対向面41に対して交差している側面42、43を有している。側面42および側面43は互いに反対側を向く面である。側面42、43にそれぞれ2つずつの被係合部50が形成されている。より具体的には、被係合部50は、側面42、43における対向面41側の端部(図2(a)等において下端部)に形成されている。
図6(a)および(b)は端子部材60を示す図であり、このうち図6(a)は斜視図、図6(b)は側面図である。端子部材60は、例えば、金属等の導電性材料からなる板材に打ち抜き加工、折り曲げ加工等を施すことにより構成されている。端子部材60は、導電性を有するだけでなく、弾性変形可能である。端子部材60は、電極端子61の他に、例えば一対の芯線保持端子62と、板状の基部63と、を有する。基部63を介して、一対の芯線保持端子62と電極端子61とが相互に電気的および機械的に接続されている。
図4に示すように、保持部材70は、例えば、金属等の導電性材料からなる板材に打ち抜き加工、折り曲げ加工等を施すことにより構成されている。保持部材70は、例えば、板状の本体部71と、一直線上に並んで配置された4つの折り曲げ片72と、を有する。折り曲げ片72の周囲には折り曲げ片72の三方を囲むスリット73が形成されている。折り曲げ片72は、本体部71の一方の面から斜めに起立するように折り曲げられている。
図7は第2取付部20をベース部90に固定し、且つ、第2取付部20に導通ケーブル75を接続した状態の側断面図である。なお、図7は、図2(a)に対して直交する断面を示す。図8は第2取付部20に導通ケーブル75を接続した状態の斜視図(第2取付部20を下側から見上げた状態を示す図)である。ここで、図4〜図6は、図1〜図3とは上下が反転しているのに対して、図7および図8は図1〜図3と上下が一致している。
図7に示すように、導通ケーブル75は、金属細線の撚り線などからなる芯線75aと、合成樹脂等の絶縁性材料からなり芯線75aを被覆している被覆部75bと、を備える。導通ケーブル75の先端部においては、芯線75aが被覆部75bから露出している。
第2取付部20のハウジング21には、導通ケーブル75の芯線75aをハウジング21の内部に導入するための導入孔26が形成されている。保持部材70は、ハウジング21内において、端子部材60の一対の芯線保持端子62と対向するように配置される。
芯線75aは、導入孔26を通して、保持部材70の2つの折り曲げ片72と、1つの芯線保持端子62と、の間に挿入され、2つの折り曲げ片72と1つの芯線保持端子62とにより挟み込むようにして保持される。これにより、芯線75aは、芯線保持端子62、ひいては電極端子61に対して電気的に接続される。なお、芯線保持端子62は、芯線75aを2つの折り曲げ片72に対して弾性的に押し付ける。これにより、2つの折り曲げ片72と1つの芯線保持端子62との間から芯線75aが抜けてしまうことが抑制される。
1組の端子部材60及び保持部材70によって、1組の(2本の)導通ケーブル75の芯線75aが、それらの先端どうしが互いに対向するようにして保持される。これにより、これら芯線75aは、端子部材60を介して相互に電気的に接続される。本実施形態の場合、第2取付部20は、例えば、3組の端子部材60及び保持部材70を有する。このため、例えば図8に示すように、3組(合計6本)の導通ケーブル75が第2取付部20に接続される。
ここで、第2取付部20の対向面41には、棒状の治具(図示略)をハウジング21内に挿入するための治具挿入孔27が形成されている。治具挿入孔27は、芯線保持端子62の各々と対応する位置に形成されている。つまり、本実施形態の場合、例えば、6つの治具挿入孔27が第2取付部20に形成されている。
導通ケーブル75を第2取付部20から取り外す必要が生じた場合には、先ず、治具挿入孔27を介して棒状の治具をハウジング21内に差し込み、該治具によって芯線保持端子62を基部63側に押圧することによって、芯線保持端子62を基部63側に弾性変形させる。その状態で、芯線75aを2つの折り曲げ片72と1つの芯線保持端子62との間から引き抜く。これにより、導通ケーブル75を第2取付部20から取り外すことができる。
ここで、図7等に示すように、ベース部90は、例えば、板状の本体部91を有し、本体部91には、第2取付部20を位置決めして固定するための開口部92が形成されている。
一方、第2取付部20は、扁平な直方体形状などの、上下方向に薄い形状に形成されている。第2取付部20の上部は、開口部92内に嵌め込まれる嵌入部20aを構成し、第2取付部20の下部は、嵌入部20aが開口部92内に嵌め込まれた状態で、ベース部90よりも下方に突出する突出部20bを構成している。嵌入部20aおよび突出部20bも、それぞれ扁平な直方体形状などの、上下方向に薄い形状に形成されている。なお、突出部20bは、嵌入部20aよりも平面積が広く、突出部20bの一部分は、ベース部90に沿う方向において嵌入部20aよりも外方に張り出している。
第2取付部20は、嵌入部20aがベース部90の開口部92内に嵌入された状態で、ベース部90に対して固定される。例えば、突出部20bにおいて、ベース部90に沿う方向において嵌入部20aよりも張り出している部分が、ベース部90の本体部91の下面に対して固定される。本体部91に対する突出部20bの固定は、例えば接着により行うことができる。ただし、その他の固定方法により突出部20bを本体部91に固定しても良い。
より具体的には、突出部20bは、発光パネル101に対して対向する対向面121と、側面122、123と、を有しており、側面122、123に導入孔26が形成されている。すなわち、第2取付部20は、第2取付部20がベース部90に対して取り付けられた状態で、ベース部90より突出する突出部20bを有し、突出部20bは、発光パネル101に対して対向する対向面121と、対向面に対して交差している側面122、123と、を有し、突出部20bの側面122、123には、突出部20b内に導通ケーブル75(の芯線75a)を導入するための導入孔26が形成されている。なお、対向面121と対向面41とは、例えば同一である。また、側面122および側面123は互いに反対側を向く面である。
また、上記のように、第2取付部20は、例えば、突出部20bがベース部90の本体部91に対して接着固定されることにより、光源取付装置200に対して固定される。従って、第2取付部20において導通ケーブル75が導入される部分(突出部20b)は、ベース部90に対して接着固定される部分を兼ねることとなる。
図9は面光源100を光源取付装置200に取り付ける動作を示す模式的な正面断面図、図10はカバー部材300を光源取付装置200に取り付ける動作を示す模式的な正面断面図、図11はカバー部材300が光源取付装置200に取り付けられた状態を示す模式的な正面断面図である。図12はカバー部材300とベース部90との係合構造を示す正面断面図であり、図11のA部の拡大図である。
先ず、ベース部90を天井又は壁等の支持構造物に固定する。次に、図9に示すように、ベース部90に第2取付部20を固定する。そして、第2取付部20に対して導通ケーブル75を接続する(図7、図8参照)。一方、発光パネル101の第2面101bには第1取付部10を接着等により固定しておく。
次に、第1取付部10が第2取付部20側に近づくように、面光源100を光源取付装置200側に移動させる。これにより、図10に示すように、係合爪30がそれぞれ対応する被係合部50に対して係合し、第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定される。よって、面光源100が光源取付装置200に対して固定される。
また、それと同時に、第2取付部20の各電極端子61(例えば3つの電極端子61)の各々が、発光パネル101の対応する電極端子171に対して弾性的に圧接される。この際、例えば、各電極端子61の一部分がハウジング21内に押し込まれる。こうして、各電極端子61が各電極端子171に対して電気的に接続される。各電極端子61には、それぞれ対応する導通ケーブル75を介して電力や信号が供給される。このため、各電極端子61が各電極端子171に対して電気的に接続されることにより、発光パネル101には、導通ケーブル75および第2取付部20を介して電力や信号が供給される状態となる。
ここで、発光パネル101は、ベース部90に対して平行に対向するように配置される。発光パネル101の第2面101bとベース部90との間には、突出部20bの厚みと対応する隙間が形成される。この隙間において、導通ケーブル75を引き回すことができる。
次に、カバー部材300をベース部90に固定する。ここで、カバー部材300は、図10および図11に示すように、発光パネル101の周囲を囲む枠状(例えば矩形枠状)の壁部301と、発光パネル101の周縁部を支持する支持部302と、を有する。支持部302は、壁部301の下端部の内縁に形成されている。支持部302には、開口304が形成されている。壁部301の内面には係合凹部303が形成され、ベース部90の周縁部には、係合凹部303に対して係合する係合突起95が形成されている。図11および図12に示すように、係合凹部303に対して係合突起95が係合するように、カバー部材300をベース部90側に移動させることにより、カバー部材300をベース部90に固定することができる。これにより、支持部302によって発光パネル101の周縁部が支持されるので、発光パネル101を含む面光源100がより強固に光源取付装置200に対して固定される。また、カバー部材300をベース部90に固定された状態において、発光パネル101の第1面101aは、カバー部材300の開口304を介して発光装置の下方に臨んだ状態となる。
なお、図10、図11及び図12に示されるように、ベース部90の周縁部にはテーパー面が形成されていても良い。このような構成であれば、カバー部材300をベース部90に取り付ける際に、壁部301の上端部の内側角部が、テーパー面に沿って徐々に外方に広がってくため、より容易にカバー部材300をベース部90に固定することができる。図10、図11及び図12には、係合突起95の下面をテーパー面とした例を示している。
発光パネル101をベース部90から取り外す場合には、例えば、以下の動作を行う。
先ず、カバー部材300を下方に引っ張ることにより、カバー部材300をベース部90から取り外す。次に、面光源100を下方に引っ張ることにより、各係合爪30をそれぞれ対応する被係合部50から外す。
このように、発光パネル101をベース部90に取り付ける動作は、単に面光源100を上方に押し込むだけの簡単な動作であるとともに、発光パネル101をベース部90から取り外す動作も、単に面光源100を下方に引っ張るだけの簡単な動作である。よって、発光パネル101をベース部90に対して容易に着脱することが可能である。
図13(a)および(b)は第1取付部10および第2取付部20を示す斜視図であり、このうち図13(a)は第1取付部10と第2取付部20とが相互に分離した状態を示し、図13(b)は第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定された状態を示す。
第1取付部10は、第1取付部10を誤った向きで第2取付部20に対して固定してしまうこと(いわゆる誤差し)を防止するための嵌合突起部15を有する。嵌合突起部15は、例えば、縁部11と縁部12との境界部に形成されている。ただし、嵌合突起部15は、第1取付部10における他の部分に配置されていても良い。
一方、第2取付部20には、嵌合突起部15と嵌合する嵌合切欠部29が形成されている。
これにより、第2取付部20に対する第1取付部10の向きを一義的な所定の向きにしたときにのみ、嵌合突起部15と嵌合切欠部29とが嵌合するとともに、各係合爪30が被係合部50に対して係合することにより、第1取付部10を第2取付部20に対して取り付けることができるようになっている。第2取付部20に対する第1取付部10の向きを一義的な所定の向き以外の向きにしたときには、例えば嵌合突起部15が第2取付部20と干渉し、係合爪30が被係合部50に届かず係合爪30を被係合部50に係合させることができないようになっている。よって、第1取付部10を誤った向きで第2取付部20に対して固定してしまうことを防止できる。
次に、面光源100の発光パネル101の構成について説明する。図14は発光パネル101の構成の例を示す断面図である。
発光パネル101は、平板なパネル状に形成されている。一例として、発光パネル101の平面形状は、矩形状であることが挙げられるが、その他の多角形状(五角形、六角形など)でも良いし、円形、楕円形、長円形などでも良い。発光パネル101は、例えば、発光素子102と、この発光素子102が一方の面に設けられた固定板160と、を備えている。
発光素子102は、例えば、有機EL(Electro Luminescence)素子である。ただし、発光素子102は、有機EL素子に限らない。発光素子102は、例えば、LED(Light Emitting Diode)と導光板とを組み合わせて構成されていても良いし、複数のLEDをアレイ状に配列することにより構成されていても良い。また、発光素子102は、無機EL素子であっても良い。発光素子102の一方の面(図14における上面)は、発光パネル101の第1面101aを構成している。第1面101aは、光を放射する発光面である。
発光パネル101は、発光素子102を発光させる制御を行う電子回路を含んで構成されていても良いし、電子回路は、発光パネル101とは別体となっていても良い。
図14には、発光素子102が有機EL素子である場合の構成例を示している。この場合、発光素子102は、例えば、透光性基板110と、透光性の第1電極130と、有機機能層140と、第2電極150と、を有する。第1電極130は、透光性基板110の一方の面側(図14において下側)に配置されている。有機機能層140は、第1電極130を基準として透光性基板110とは反対側(図14において下側)に配置されている。第2電極150は、有機機能層140を基準として第1電極130とは反対側(図14において下側)に配置されている。なお、透光性基板110と第1電極130とは相互に接していても良いし、それらの間に他の透光性の層が存在していても良い。同様に、第1電極130と有機機能層140とは相互に接していても良いし、それらの間に他の透光性の層が存在していても良い。同様に、有機機能層140と第2電極150とは相互に接していても良いし、それらの間に他の層が存在していても良い。また、第2電極150の下面には必要に応じて封止層を形成しても良い。
透光性基板110は、ガラスや樹脂などの透光性を有する材料からなる板状部材である。例えば、透光性基板110の上面、すなわち透光性基板110における有機機能層140とは反対側の面は、平坦な光取り出し面(上記の第1面101a)となっている。この光取り出し面は、光放出空間を充たす空気(屈折率1)と接している。なお、透光性基板110の上面には、光拡散フィルムなどの光取り出しフィルムが貼り付けられており、この光取り出しフィルムの上面が光取り出し面(上記の第1面101a)を構成していても良い。
第1電極130は、例えばITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)などの金属酸化物導電体からなる透明電極とすることができる。ただし、第1電極130は、光が透過する程度に薄い金属薄膜であっても良い。有機機能層140は、少なくとも発光層を含んで構成されている。第2電極150は、例えば、AlやAgなどの金属膜からなる反射電極である。第2電極150は、有機機能層140から第2電極150側に向かう光を、透光性基板110側に向けて反射する。
第1電極130と第2電極150との間に電圧が印加されることにより、有機機能層140の発光層が発光する。透光性基板110、第1電極130及び有機機能層140は、いずれも、有機機能層140の発光層が発光した光の少なくとも一部を透過する。発光層が発光した光の一部は、透光性基板110の光取り出し面から、発光パネル101の外部(つまり上記光放出空間)に放射される(取り出される)。
図示しない接続導体を介して、第1電極130には1つの電極端子171が電気的に接続されている。同様に、図示しない接続導体を介して、第2電極150には他の1つの電極端子171が電気的に接続されている。
面光源100を光源取付装置200に取り付けることにより、外部電源から、導通ケーブル75、端子部材60、および電極端子171を介して発光素子102に電力を供給し、発光素子102を発光させることができるようになっている。
以下、有機機能層140の層構造の例を説明する。
図15は有機機能層140の層構造の第1例を示す断面図である。この有機機能層140は、正孔注入層141、正孔輸送層142、発光層143、電子輸送層144、及び電子注入層145をこの順に積層した構造を有している。すなわち有機機能層140は、有機EL発光層である。なお、正孔注入層141及び正孔輸送層142の代わりに、これら2つの層の機能を有する一つの層を設けてもよい。同様に、電子輸送層144及び電子注入層145の代わりに、これら2つの層の機能を有する一つの層を設けてもよい。
発光層143は、例えば赤色の光を発光する層、青色の光を発光する層、又は緑色の光を発光する層である。この場合、平面視において、赤色の光を発光する発光層143を有する領域、緑色の光を発光する発光層143を有する領域、及び青色の光を発光する発光層143を有する領域が繰り返し設けられていても良い。この場合、各領域を同時に発光させると、発光装置は白色等の単一の発光色で発光する。
なお、発光層143は、複数の色を発光するための材料を混ぜることにより、白色等の単一の発光色で発光するように構成されていても良い。
図16は有機機能層140の層構造の第2例を示す断面図である。この有機機能層140の発光層143は、発光層143a、143b、143cをこの順に積層した構成を有している。発光層143a、143b、143cは、互いに異なる色の光(例えば赤、緑、及び青)を発光する。そして発光層143a、143b、143cが同時に発光することにより、発光装置は白色等の単一の発光色で発光する。
以上のような実施形態によれば、取付装置は、発光パネル101に取り付けられる第1取付部10と、ベース部90に取り付けられる第2取付部20と、を備える。つまり、発光パネル101をベース部90に固定するためのコネクタである取付装置が、第1取付部10と第2取付部20とに分かれた分離型である。第1取付部10は、発光パネル101においてベース部90に対して対向する面(第2面101b)に取り付けられるものである。そして、第1取付部10と第2取付部20とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪30を有し、他方は、少なくとも一対の係合爪30がそれぞれ係合される被係合部50を有する。そして、第1取付部10が第2取付部20側に近づけられることにより、係合爪30がそれぞれ対応する被係合部50に対して係合し、第1取付部10と第2取付部20とが相互に固定される。よって、発光パネル101を簡単な取り付け動作によりベース部90に取り付けることができる。また、第1取付部10は発光パネル101の第2面101bにおける適宜の位置に取り付ければ良い。このため、複数の発光パネル101を互いに隣接させて配置する場合において、隣り合う発光パネル101どうしの間隔に第1取付部10及び第2取付部20が介在しない配置となるように第1取付部10を発光パネル101に取り付けることを、容易になし得る。よって、複数の発光パネル101を互いに隣接させて配置する場合において、隣り合う発光パネル101どうしの間隔を容易に抑制することができる。
また、第1取付部10は発光パネル101よりも面積が小さいので、隣り合う発光パネル101どうしの間隔に第1取付部10及び第2取付部20が介在しない配置とすることを、容易になし得る。よって、複数の発光パネル101を互いに隣接させて配置する場合において、隣り合う発光パネル101どうしの間隔を容易に抑制することができる。
また、第2取付部20は、発光パネル101に電力を供給するための給電端子(電極端子61)を有する。よって、第2取付部20から発光パネル101に対して電力を供給することができる。
また、第2取付部20は、第2取付部20がベース部90に対して取り付けられた状態でベース部90より突出する突出部20bを有し、突出部20bは、発光パネル101に対して対向する対向面121と、対向面121に対して交差している側面122、123と、を有する。そして、突出部20bの側面122、123には、突出部20b内に導通ケーブル75を導入するための導入孔26が形成されている。よって、発光パネル101とベース部90との隙間を介して導通ケーブル75を引き回して、該導通ケーブル75を第2取付部20内に導入することができる。
また、第1取付部10が係合爪30を有し、第2取付部20が被係合部50を有するので、第1取付部10が被係合部50を有し第2取付部20が係合爪30を有する構造と比べると、第2取付部20の側面から第2取付部20に導通ケーブル75を導入する構造を前提とした場合において、取付装置の厚みを抑制することができる。
また、第2取付部20は、発光パネル101に対して対向する対向面41と、対向面41に対して交差している側面42、43と、を有し、被係合部50は、第2取付部20の側面42、43にそれぞれ形成されている。これにより、例えば、被係合部50が第2取付部20の下面に形成された穴である場合などと比べると、係合爪30を被係合部50に対して係止させる動作が大まかな動作であったとしても、より確実に係合爪30を被係合部50に対して係止させることが可能となる。よって、発光パネル101をより容易にベース部90に取り付けることができる。
<変形例>
図17(a)および図17(b)は変形例に係る係合爪230を示す正面断面図である。係合爪230は、例えば、支持部231と、第1傾斜部232と、係合部233と、第2傾斜部234と、延長部236と、荷重受部235と、を有する。
支持部231は、その基端側(下端側)が発光パネル101の第2面101bに固定されている。支持部231は、その基端側(下端側)から一方(上側)に向けて起立している。
第1傾斜部232は、支持部231の先端部(上端部)から折れ曲がるようにして形成された部分である。第1傾斜部232は、支持部231よりも、対向する係合爪230の近く(図17(a)、(b)において左側)に位置する。互いに対向する係合爪230の第1傾斜部232どうしの間隔は、上方に向けて狭まっている。
第2傾斜部234は、第1傾斜部232の先端部(下端部)から折り返されるようにして形成された部分である。第2傾斜部234は、第1傾斜部232よりも上側に位置する。互いに対向する係合爪230の第2傾斜部234どうしの間隔は、上方に向けて広がっている。
係合部233は、第1傾斜部232と第2傾斜部234との間の屈曲部およびその近傍の部分である。係合爪230が被係合部50に対して係合した状態において、係合部233は被係合部50に対して接触した状態となる(図17(b))。
延長部236は、第2傾斜部234の先端部(上端部)から折れ曲がるようにして形成され、下方に向けて延びる部分である。延長部236の先端部(下端部)が荷重受部235である。荷重受部235は、発光パネル101の第2面101bの近傍に位置している。係合爪230が被係合部50に対して係合する際に、荷重受部235が発光パネル101の第2面101bに接触することにより、係合爪30の座屈が抑制される。
本変形例における係合爪230の場合、第1傾斜部232の下方に支持部231が位置している。このため、係合爪230を被係合部50から外す際における係合爪230の座屈を好適に抑制できる。
なお、上記の実施形態及び変形例においては、第1取付部10が係合爪30(230)を有し、第2取付部20が被係合部50を有する例を説明したが、第2取付部20が係合爪30(230)を有し、第1取付部10が被係合部50を有していても良い。
また、上記においては、取付装置が二対の係合爪30(230)と二対の被係合部50とを有する例を説明したが、取付装置は一対以上の係合爪30(230)と一対以上の被係合部50とを有していれば良い。
なお、上記における各構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はない。複数の構成要素が一個の部材として形成されていても良いし、一つの構成要素が複数の部材で形成されていても良い。また、ある構成要素が他の構成要素の一部であっても良いし、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していても良い。
10 第1取付部
11 縁部
12 縁部
13 縁部
14 縁部
15 嵌合突起部
20 第2取付部
20a 嵌入部
20b 突出部
21 ハウジング
22 第1ハウジング部材
23 第2ハウジング部材
25 ボス孔
26 導入孔
27 治具挿入孔
29 嵌合切欠部
30 係合爪
31 支持部
32 第1傾斜部
33 係合部
34 第2傾斜部
35 荷重受部
41 対向面
42 側面
43 側面
50 被係合部
51 第1傾斜面
52 第2傾斜面
60 端子部材
61 電極端子(給電端子)
62 芯線保持端子
63 基部
70 保持部材
71 本体部
72 折り曲げ片
73 スリット
75 導通ケーブル
75a 芯線
75b 被覆部
90 ベース部
91 本体部
92 開口部
95 係合突起
100 面光源
101 発光パネル
101a 第1面
101b 第2面
102 発光素子
110 透光性基板
121 対向面
122 側面
123 側面
130 第1電極
140 有機機能層
141 正孔注入層
142 正孔輸送層
143 発光層
143a、143b、143c 発光層
144 電子輸送層
145 電子注入層
150 第2電極
160 固定板
171 電極端子(受電端子)
200 光源取付装置
221 係合爪
222 被係合部
230 係合爪
231 支持部
232 第1傾斜部
233 係合部
234 第2傾斜部
235 荷重受部
236 延長部
300 カバー部材
301 壁部
302 支持部
303 係合凹部
304 開口

Claims (9)

  1. 発光パネルをベース部に対して取り付けるための取付装置であって、
    前記発光パネルに取り付けられる第1取付部と、
    前記ベース部に取り付けられる第2取付部と、
    を備え、
    前記第1取付部は、前記発光パネルにおいて前記ベース部に対して対向する面に取り付けられるものであり、
    前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
    前記第1取付部が前記第2取付部側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される取付装置。
  2. 前記第1取付部は前記発光パネルよりも面積が小さい請求項1に記載の取付装置。
  3. 前記第2取付部は、前記発光パネルに電力を供給するための給電端子を有する請求項1又は2に記載の取付装置。
  4. 前記第2取付部は、当該第2取付部が前記ベース部に対して取り付けられた状態で、前記ベース部より突出する突出部を有し、
    前記突出部は、前記発光パネルに対して対向する対向面と、前記対向面に対して交差している側面と、を有し、
    前記突出部の側面には、当該突出部内に導通ケーブルを導入するための導入孔が形成されている請求項3の何れか一項に記載の取付装置。
  5. 前記第1取付部が前記係合爪を有し、前記第2取付部が前記被係合部を有する請求項1〜4の何れか一項に記載の取付装置。
  6. 前記第2取付部は、前記発光パネルに対して対向する対向面と、前記対向面に対して交差している側面と、を有し、
    前記被係合部は、前記第2取付部の側面に形成されている請求項5に記載の取付装置。
  7. 光源取付装置に対して取り付けられる面光源であって、
    発光パネルと、
    前記発光パネルにおいて前記光源取付装置に対して対向する面に設けられた第1取付部と、
    を備え、
    前記第1取付部は、前記光源取付装置に取り付けられた第2取付部に対して固定されるものであり、
    前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
    当該面光源が前記光源取付装置側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される面光源。
  8. 発光パネルと、前記発光パネルに設けられた第1取付部と、を有する面光源が取り付けられる光源取付装置であって、
    ベース部と、
    前記ベース部に設けられ、前記第1取付部に対して固定される第2取付部と、
    を備え、
    前記第1取付部は、前記発光パネルにおいて前記ベース部に対して対向する面に設けられ、
    前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
    前記面光源が当該光源取付装置側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される光源取付装置。
  9. 面光源と、
    前記面光源が取り付けられる光源取付装置と、
    を備え、
    前記面光源は、
    前記発光パネルと、
    前記発光パネルに設けられた第1取付部と、
    を備え、
    前記光源取付装置は、
    ベース部と、
    前記ベース部に設けられた第2取付部と、
    を備え、
    前記第1取付部は、前記発光パネルにおいて前記ベース部に対して対向する面に設けられ、
    前記第1取付部と前記第2取付部とのうちの一方は、少なくとも一対の係合爪を有し、他方は、前記少なくとも一対の係合爪がそれぞれ係合される被係合部を有し、
    前記第1取付部が前記第2取付部側に近づけられることにより、前記係合爪がそれぞれ対応する前記被係合部に対して係合し、前記第1取付部と前記第2取付部とが相互に固定される発光装置。
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