JP2015011623A - 文字列表示装置、文字列表示方法、文字列表示プログラム及び文字列表示システム - Google Patents

文字列表示装置、文字列表示方法、文字列表示プログラム及び文字列表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】読者が文書を構成する文字列を効率的に読むことができるように、適切な位置で改行がなされた文字列を表示することが可能な文字列表示装置等を提供する。【解決手段】複数の行を先頭の行から順に文字列を配置すべき行として特定することとし、文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定し、何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する一方、何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、特定する行を改行することを決定する。【選択図】図7

Description

本発明は、電子書籍等の文書を端末装置で表示する表示装置に関し、特に、閲覧者の文書を読む速度を速めることが可能な表示装置に関する。
近年、コンピュータ技術の発達により、様々な情報が電子化されてきている。書籍に関しても電子化が進んでおり、携帯可能な情報処理装置に電子化された書籍を取り込み、画面表示して閲覧する電子書籍の普及が進んでいる。
電子書籍の普及に伴い、電子書籍端末により表示された文書をより効率良く読む手法が求められるようになっている。その1つとして、表示された文章の行末と次行の行頭に同一のマークを付与する技術が開発されている(特許文献1参照)。この技術によれば、行末から次行の行頭へ視線を移動させる際、読者は正確に視線を移動させやすい。
ところが、上記特許文献1に記載の技術では、読み効率を高めるには不十分である。ヒトの読み行動は、文字への視点停留による認知と、次の停留点に視点をジャンプさせるサッカードの繰り返しであり、本来ならば1度の停留でまとめて認知すべき文字列が改行によって分断された場合は、読み効率が落ちる。そのため、文書を予め設定された適切な区切り位置で改行することにより、読者が読みやすいようにすることが望まれる。
特開2004−295856号公報
しかしながら、一般的な電子書籍においてはその表示形態により一行当たりに表示可能な最大文字数が変化するが、例えばその文字数が少ない場合には、設定された区切り位置までの文字列が一行に収まらず適切な位置で改行されないことがある。その場合、読者の読み効率が低下してしまう。
そこで、本発明は、読者が文書を構成する文字列を効率的に読むことができるように、適切な位置で改行がなされた文字列を表示することが可能な文字列表示装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置であって、前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定手段と、前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定手段と、前記判定手段が何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定手段が特定する行を改行することを決定する改行決定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、区切り位置以外の位置で改行することなく必ず区切り位置で改行することから、区切り位置を適切に設定することにより、適切な位置で改行して文字列を表示することができる。
また、本発明は、請求項1に記載の文字列表示装置であって、前記判定手段は、前記改行決定手段が改行することを決定した場合に判定をやり直すことを特徴とする。
本発明によれば、複数の行において区切り位置以外の位置で改行することなく必ず区切り位置で改行することができる。
本発明は、請求項1又は2に記載の文字列表示装置であって、前記判定手段は、各行に表示可能な最大文字数が変化した場合に判定をやり直すことを特徴とする。
本発明によれば、各行に表示可能な最大文字数が変化した場合であっても、その変化に応じた適切な区切り位置で改行することができる。
本発明は、文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置による文字列表示方法であって、前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定工程と、前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程において何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定工程と、前記判定工程において何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定工程において特定する行を改行することを決定する改行決定工程と、を含むことを特徴とする。
本発明は、文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置に含まれるコンピュータを、前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定手段、前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定手段、前記判定手段が何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定手段、前記判定手段が何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定手段が特定する行を改行することを決定する改行決定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明は、文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置とサーバ装置を含む文字列表示システムであって、前記サーバ装置は、前記文字列表示装置から、各行に表示可能な最大文字数を示す最大文字数データを取得する文字数取得手段と、前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定手段と、前記取得された最大文字数データと、前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定手段と、前記判定手段が何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定手段が特定する行を改行することを決定する改行決定手段と、前記配置決定手段が配置することを決定した文字列と当該文字列を配置する行を示す表示データを生成する表示データ生成手段と、前記生成された表示データを前記文字列表示装置に送信する表示データ送信手段と、を備え、前記文字列表示装置は、前記最大文字数データを前記サーバ装置に送信する文字数送信手段と、前記サーバ装置から、前記表示データを受信する表示データ受信手段と、前記受信した表示データに基づいて、前記表示部に文字列を表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、区切り位置以外の位置で改行することなく必ず区切り位置で改行することから、区切り位置を適切に設定することにより、適切な位置で改行して文字列を表示することができる。
本実施形態に係る文書表示システムSの一例を示す概要構成図である。 本実施形態に係る文書表示装置10の詳細を示す図である。 本実施形態に係る文書データの構成例を示す図である。 本実施形態に係る文字列の配置位置及び改行位置を決定する際の流れの一例を示す図である。 本実施形態に係る一行の最大文字数を6文字とした場合の表示例を示す図である。 本実施形態に係る文書表示装置10の処理動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る文書表示装置10の処理動作を示すフローチャートである。
<1.文書表示システムSの構成>
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る文書表示システムSの構成例を示す図である。図1において、文書表示システムS(「文字列表示システム」の一例)は、文書表示装置10(「文字列表示装置」一例)、文書管理サーバ20(「サーバ装置」の一例)を含んで構成されている。文書表示装置10と文書管理サーバ20は、インターネット等のネットワーク30を介して接続されており、互いにデータの送受信が可能となっている。
文書表示装置10は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、電子書籍専用端末等の情報処理機能、ネットワーク通信機能、表示機能を備えた携帯可能な端末装置であり、電子書籍の書籍データ等の文書データを表示する装置として機能する。文書管理サーバ20は、電子書籍データ等の文書データを管理し、文書表示装置10からの要求に応じて供給するサーバコンピュータである。なお、本発明を実施するに際し、携帯電話機、スマートフォン等を文書表示装置10として利用する場合、通話機能を備えていなくても良い。また、文書表示装置10は、電子書籍データ等の文書データを内蔵している場合、あるいは接触、非接触の形式で別の記録媒体から取得することができる場合には、ネットワーク通信機能を有していなくても良い。
<2.文書表示装置10の構成>
図2は、文書表示装置10のハードウェア構成図である。文書表示装置10は、CPU(Central Processing Unit)10aと、メインメモリであるRAM(Random Access Memory)10bと、CPU10aが実行するプログラムやデータを記憶するための記憶装置10c(例えば、ハードディスク、不揮発性のメモリ等)と、キーボード、タッチパネル等の指示入力部10dと、外部装置(データ記憶媒体等)とデータ通信するためのデータ入出力I/F(インタフェース)10eと、表示部(液晶ディスプレイ等)10fと、ネットワーク30を介して他のコンピュータとネットワーク通信を行うための通信部10gを備え、互いにバスを介して接続されている。
文書表示装置10は、上述のように、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、電子書籍専用端末等により実現可能であるが、本実施形態では、タブレット端末に専用のプログラムを組み込むことにより実現する。タブレット端末とは薄い板状であり、タッチパネルで画面を操作可能なコンピュータである。なお、タブレット端末は、図2に示した以外にも、カメラ、マイクロフォン、スピーカ等を有しているが、図示を省略している。
図2において、CPU10aが記憶装置10cに記憶されたプログラムをRAM10bに読み込んで実行することにより、行特定手段、判定手段、配置決定手段、改行決定手段として機能する。
記憶装置10cは、文書管理サーバ20等から取得した文書データを記憶する。文書データは、記憶装置10c内に確保された所定の領域に記録される。文書データは、文字列で構成される文、文章を含む文書を表現したデータであり、主として文字コードで定義される文字データ(テキストデータ)と制御データにより構成される。電子書籍に用いられる電子書籍データも文書データの一例である。文書データは、画像、音声、動画等のデータを含むこともあるが、本実施形態では、文字データと制御データ、及び後述する区切り位置データで構成される場合について説明する。文書表示装置10は、利用者からの指示に従って文書管理サーバ20等にアクセスし、文書データを取得して記憶装置10cに格納する。
図3を用いて、記憶装置10cに記憶される文書データについて説明する。図3は文書データで表現される文書の一部である文の構成例を示す図である。図3に示す「読みは停留とサッカードの繰り返しであり、不要な停留とサッカードの削減が、読み効率の向上につながる。」という文に対応する文書データには、複数種別の区切り位置を示す区切り位置データが含まれる。具体的には、第1区切り位置41、第2区切り位置42、第3区切り位置43、第4区切り位置44及び第5区切り位置45を示す区切り位置データが含まれている。また、区切り位置には優先順位があり、優先順位を上位から順にならべると、第1区切り位置41、第2区切り位置42、第3区切り位置43、第4区切り位置44、第5区切り位置45となる。本実施形態では、第1区切り位置41は文頭及び句点の位置、第2区切り位置42は読点の位置、第3区切り位置43は連文節の末尾、第4区切り位置44は文節の末尾、第5区切り位置45は形態素の末尾にそれぞれ対応している。
CPU10aは、文書データに規定された区切り位置データを参照しながら、表示部10fに文書を表示する際の表示形態により定まる各行に表示可能な最大文字数Kに基づいて文書の改行位置を決定する。表示形態は様々な条件により変化しうる。例えば、図1に示すように文書表示装置10の表示部10fは縦長となっているため、文書表示装置10の向きを縦向きにした場合と横向きにした場合では最大文字数Kは異なる。横方向に文字列を表示する場合であれば、縦向きとするより横向きにした方が最大文字数Kは多くなる。
また、文字の大きさも表示形態を規定する条件の一つである。例えば、表示倍率を変化させると文字の大きさが変化し、最大文字数Kも変化する。同様に、表示倍率を変えずに単に文字のサイズを変化させても文字の大きさが変化し、最大文字数Kが変化する。
更に、文書表示装置10は、最大文字数Kを利用者が指定することができる文字数指定機能を有している。利用者が文字数指定機能により最大文字数Kを変化させた場合にも表示形態は変化する。なお、視野狭窄者にとっては、文字数指定機能を利用して、最大文字数Kを自己の視野で改行されるように文字数を指定すれば、視野外で改行されることを避けることができ好適である。また、晴眼者にとっても文字数を少なく設定することにより視線を移動させる距離を制限することができ好適である。最大文字数Kは記憶装置10cやRAM10bに記録され、CPU10aにより適宜参照される。
次に、図3及び図4を用いて、「読みは停留とサッカードの繰り返しであり、不要な停留とサッカードの削減が、読み効率の向上につながる。」という文を表示部10fに表示するに当たり改行位置等を決定する際の流れについて説明する。なお、ここでは各行に表示可能な最大文字数Kが「21」文字である場合について説明する。
まず、CPU10aは、「読みは停留とサッカードの繰り返しであり、不要な停留とサッカードの削減が、読み効率の向上につながる。」(49文字)という文字列について、優先順位が最も高い区切り位置であって最も前方(最前)に規定されている第1区切り位置41を特定し(本例では、文末の第1区切り位置41を特定する)、特定した第1区切り位置41までの全ての文字列を、図4(A)における左上隅の領域(1行目の1文字目)から行方向(横方向)に配置した場合に一行に配置可能であるか否かを判定する。このとき、CPU10aは、配置可能であればそこまでを配置することを決定するが、本例では配置不可能であるので、次いで、配置することが決定されていない文字列(「未決文字列」という)において最前の第2区切り位置42まで(「読みは停留とサッカードの繰り返しであり、」(20文字))を配置可能であるか否かを判定する。本例では配置可能であるので、CPU10aはその第2区切り位置42まで(「読みは停留とサッカードの繰り返しであり、」)を1行目に配置することを決定する(図4(B))。
次いで、CPU10aは、未決文字列において最前の第1区切り位置41まで(「不要な停留とサッカードの削減が、読み効率の向上につながる。」(29文字))を1行目に配置可能であるか否かを判定する。このとき、CPU10aは、既に配置することが決定された文字列に連続させて、配置可能であるか否かを判定する。本例では20文字目まで配置することが決定されており、更に29文字を1行目に配置することは不可能であるため、次いでCPU10aは未決文字列において第1区切り位置41の次に優先順位が高い第2区切り位置42であって最前の第2区切り位置42まで(「不要な停留とサッカードの削減が、」(16文字))を1行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるため、次いで、未決文字列において第2区切り位置42の次に優先順位が高い第3区切り位置43であって最前の第3区切り位置43まで(「不要な」(3文字))を1行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるため、次いで、未決文字列において第3区切り位置43の次に優先順位が高い第4区切り位置44であって最前の第4区切り位置44まで(「不要な」(3文字))を1行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるため、次いで、未決文字列において第4区切り位置44の次に優先順位が高い第5区切り位置45であって最前の第5区切り位置45まで(「不要」(2文字))を1行目に配置可能であるか否かを判定する。本例では配置することは不可能である。ここで、CPU10aは第5区切り位置45まで文を細分化しても配置できないと判定した場合には、直近に配置することを決定した文字列の末尾で改行することを決定する。すなわち、本例では、図4(B)に示すように、「・・・繰り返しであり、」の末尾で改行される。
次いで、CPU10aは、未決文字列において優先順位が最も高い区切り位置であって最も前方に規定されている第1区切り位置41まで(「不要な停留とサッカードの削減が、読み効率の向上につながる。」(29文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置不可能であるため、次いで、未決文字列において第1区切り位置41の次に優先順位が高い第2区切り位置42であって最前の第2区切り位置42まで(「不要な停留とサッカードの削減が、」(16文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置可能であるので、その第2区切り位置42まで(「不要な停留とサッカードの削減が、」)を2行目に配置することを決定する(図4(C))。
次いで、CPU10aは、未決文字列において優先順位が最も高い区切り位置であって最前の第1区切り位置41まで(「読み効率の向上につながる。」(13文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるので、次いで、未決文字列において第1区切り位置41の次に優先順位が高い第2区切り位置42であって最前の第2区切り位置42まで(「読み効率の向上につながる。」(13文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるので、次いで、未決文字列において第2区切り位置42の次に優先順位が高い第3区切り位置43であって最前の第3区切り位置43まで(「読み効率の向上に」(8文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるので、次いで、未決文字列において第3区切り位置43の次に優先順位が高い第4区切り位置44であって最前の第4区切り位置44まで(「読み効率の」(5文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することが可能であるので、その第4区切り位置44まで(「読み効率の」)を2行目に配置することを決定する(図4(D))。
次いで、CPU10aは、未決文字列において優先順位が最も高い区切り位置であって最前の第1区切り位置41まで(「向上につながる。」(8文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるので、次いで、未決文字列において第1区切り位置41の次に優先順位が高い第2区切り位置42であって最前の第2区切り位置42までを2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では該当する第2区切り位置42がないので、次いで、未決文字列において第2区切り位置42の次に優先順位が高い第3区切り位置43であって最前の第3区切り位置43まで(「向上に」(3文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することは不可能であるので、次いで、未決文字列において第3区切り位置43の次に優先順位が高い第4区切り位置44であって最前の第4区切り位置44までを2行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では該当する第4区切り位置44がないので、次いで、未決文字列において第4区切り位置44の次に優先順位が高い第5区切り位置45であって最前の第5区切り位置45まで(「向上」(2文字))を2行目に配置可能であるか否かを判定する。本例では配置することは不可能である。ここで、CPU10aは第5区切り位置45まで文を細分化しても配置できないため、直近に配置することを決定した文字列の末尾で改行することを決定する。すなわち、図4(D)に示すように、「・・・読み効率の」の末尾で改行される。
次いで、CPU10aは、未決文字列において優先順位が最も高い区切り位置であって最前の第1区切り位置41まで(「向上につながる。」(8文字))を3行目に配置可能であるか否かを判定する。CPU10aは、本例では配置することが可能であるので、その第1区切り位置41まで(「向上につながる。」)を3行目に配置することを決定する(図4(E))。
このように、CPU10aは、未決文字列について優先順位がより高い第1区切り位置41から順に、当該区切り位置までの未決文字列を配置対象となる行(「配置対象行」という)に配置することができるか否かを判定し、配置できると判定した場合にはその区切り位置までの文字列を配置対象行に配置することを決定し、一方、優先順位が最も低い第5区切り位置51までの未決文字列も配置することができないと判定した場合には、直近に配置することを決定した文字列の末尾で配置対象行を改行することを決定する。
なお、図5に、各行に表示可能な最大文字数Kが「6」文字である場合について、「読みは停留とサッカードの繰り返しであり、不要な停留とサッカードの削減が、読み効率の向上につながる。」という文を表示部10fに表示させた例を示す。このように、最大文字数Kを制限(例えば10文字程度)することにより、視野狭窄等の狭い視野においても視野内に文字列を収めることができるとともに、一度に認知すべき文字列が分断されることなく読めるため、読み効率が向上する。
<3.文書表示装置10の処理動作>
次に、本実施形態に係る文書表示装置10の処理動作について、図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。まず、利用者が、文書表示装置10を起動し、文書データ表示用のアプリケーションを起動させる。すると、CPU10aは、指示入力部10dを介した利用者の指示に応じて、文書管理サーバ20にアクセスし、指定された文書データを取得する(ステップS101)。
そして、CPU10aが、ステップS101の処理で取得した文書データの解析を行う(ステップS102)。解析の手法としては、文の構造を解析する公知の様々な技術を利用することができる。本実施形態では、公知の形態素解析を行っている。形態素解析により、単語の区分け、及び区分けした単語の品詞分類までを行う。また、CPU10aは、図3に示したように、文中の句点、読点、連文節、文節等を判断し、第1区切り位置41、第2区切り位置42、第3区切り位置43、第4区切り位置44、第5区切り位置45を判定し、判定結果に基づき区切り位置データを文書データに含ませる。
次に、CPU10aは、表示条件を特定する(ステップS103)。具体的には、CPU10aは、文書を表示する表示領域のサイズ、文字のサイズ等の表示形態を決定づける表示条件に基づいて各行に表示可能な最大文字数Kを特定する。
次に、CPU10aは、表示領域に表示する文書の開始位置(表示開始位置)を特定する(ステップS104)。初めて電子書籍が開かれる場合であれば、その書籍の1行目が表示開始位置となる。また、利用者がスクロール操作を行った場合には、そのスクロール操作前に表示領域の1行目に表示されていた文書の位置とそのスクロール量とに基づいて表示開始位置を特定する。例えば、スクロール操作前に表示領域の1行目に電子書籍の50行目が表示されており、スクロール量が後方に10行分であった場合には、表示開始位置は60行目となる。
次に、CPU10aは、図7を用いて後述する体裁決定処理を行う(ステップS105)。
次に、CPU10aは、体裁決定処理により決定された体裁に基づいて文書を表示部10fに表示させる処理(表示処理)を行う(ステップS106)。
次に、CPU10aは、スクロール操作を検出したか否かを判定する(ステップS107)。このとき、CPU10aは、スクロール操作を検出したと判定した場合には(ステップS107:YES)、ステップS104の処理に移行する。一方、CPU10aは、スクロール操作を検出していない場合には(ステップS107:NO)、表示形態が変更されたか否かを判定する(ステップS108)。表示形態は、上述したように表示倍率の変更や文字サイズの変更等により変化する。CPU10aは、これらの変化を検出した場合に表示形態が変更されたと判定する。
CPU10aは、表示形態が変更されたと判定した場合には(ステップS108:YES)、ステップS103の処理に移行する。一方、CPU10aは、表示形態が変更されていないと判定した場合には(ステップS108:NO)、終了操作を検出したか否かを判定する(ステップS109)。終了操作とは、文書表示装置10の電源を落とす操作や、文書データ表示用のアプリケーションを終了する操作などである。
CPU10aは、終了操作を検出したと判定した場合には(ステップS109:YES)、図6のフローチャートに示す処理を終了する。一方、CPU10aは、終了操作を検出していないと判定した場合には(ステップS109:NO)、ステップS107の処理に移行する。
次に、図7のフローチャートを用いて文書表示装置10による体裁決定処理について説明する。
まず、CPU10aは、図6のステップS104の処理で特定した表示開始位置から第1区切り位置41までの文字列を抽出する(ステップS201)。
次に、CPU10aは、配置対象行として1行目を指定する(ステップS202)。配置対象行は1行目から順に改行され、例えば、配置対象行が1行目である場合に、配置することが決定された文字列は、表示部10fの表示領域の1行目に表示されることとなる。
次に、CPU10aは、図6のステップS103の処理で特定された最大文字数Kを参照して、第1区切り位置41までの文字列を配置対象行に配置可能であるか否かを判定する(ステップS203)。このとき、CPU10aは、第1区切り位置41までの文字列を配置対象行に配置可能であると判定した場合には(ステップS203:YES)、第1区切り位置41までの文字列を配置対象行に配置することを決定し(ステップS204)、ステップS215の処理に移行する。ステップS204の処理において、CPU10aは、配置することを決定した文字列を構成する各文字を何れの位置に配置するかをRAM10bに記憶させ(ステップS206、ステップS208、ステップS210、ステップS212の処理も同様)、RAM10bに記憶させた情報に基づいて、図6のステップS106(表示処理)を行うこととなる。一方、CPU10aは、第1区切り位置41までの文字列を配置対象行に配置することはできないと判定した場合には(ステップS203:NO)、次いで、未決文字列について最前の第2区切り位置42までの文字列を配置対象行に配置可能であるか否かを判定する(ステップS205)。ここで、未決文字列とは、体裁決定処理を開始してからその時点より前に配置することが決定されていない文字列を意味する。また、最前の第2区切り位置42とは、ステップS201の処理(又は後述するステップS216の処理)で抽出した文字列において最も前方に規定された第2区切り位置42のことである。
CPU10aは、第2区切り位置42までの文字列を配置対象行に配置可能であると判定した場合には(ステップS205:YES)、未決文字列を第2区切り位置42まで配置対象行に配置することを決定し(ステップS206)、ステップS203の処理に移行する。なお、ステップS206や後述するステップS208、ステップS210、ステップS212、ステップS214の処理から移行したステップS203の処理では、未決文字列について第1区切り位置41までの文字列を配置対象行に配置可能であるか否かを判定することとする。一方、CPU10aは、第2区切り位置42までの文字列を配置対象行に配置することはできないと判定した場合には(ステップS205:NO)、次いで、未決文字列について最前の第3区切り位置43までの文字列を配置対象行に配置可能であるか否かを判定する(ステップS207)。
CPU10aは、第3区切り位置43までの文字列を配置対象行に配置可能であると判定した場合には(ステップS207:YES)、未決文字列を第3区切り位置43まで配置対象行に配置することを決定し(ステップS208)、ステップS203の処理に移行する。一方、CPU10aは、第3区切り位置43までの文字列を配置対象行に配置することはできないと判定した場合には(ステップS207:NO)、次いで、未決文字列について最前の第4区切り位置44までの文字列を配置対象行に配置可能であるか否かを判定する(ステップS209)。
CPU10aは、第4区切り位置44までの文字列を配置対象行に配置可能であると判定した場合には(ステップS209:YES)、未決文字列を第4区切り位置44まで配置対象行に配置することを決定し(ステップS210)、ステップS203の処理に移行する。一方、CPU10aは、第4区切り位置44までの文字列を配置対象行に配置することはできないと判定した場合には(ステップS209:NO)、次いで、未決文字列について最前の第5区切り位置45までの文字列を配置対象行に配置可能であるか否かを判定する(ステップS211)。
CPU10aは、第5区切り位置45までの文字列を配置対象行に配置可能であると判定した場合には(ステップS211:YES)、未決文字列を第5区切り位置45まで配置対象行に配置することを決定し(ステップS212)、ステップS203の処理に移行する。一方、CPU10aは、第5区切り位置45までの文字列を配置対象行に配置することはできないと判定した場合には(ステップS211:NO)、その時点における配置対象行が、表示部10fに表示可能な行の最終行であるか否かを判定する(ステップS213)。
CPU10aは、配置対象行は最終行であると判定した場合には(ステップS213:YES)、それ以上未決文字列を配置しても表示することができないため、体裁決定処理を終了する。一方、CPU10aは、配置対象行は最終行でないと判定した場合には(ステップS213:NO)、改行すること(すなわち、配置対象行を次行に変更すること)を決定し(ステップS214)、ステップS203の処理に移行する。なお、ステップS214の処理において、CPU10aは直近に配置することを決定した文字列の末尾で改行することをRAM10bに記憶させておくこととし、図6のステップS106の処理(表示処理)において何れの位置で改行するかを判別できるようにしておく。
また、CPU10aは、ステップS204の処理の後に、次の第1区切り位置41があるか否かを判定する(ステップS215)。CPU10aは、次の第1区切り位置41があると判定した場合には(ステップS215:YES)、ステップS201の処理で抽出した文字列の直後から、次の第1区切り位置41までの文字列を抽出し(ステップS216)、ステップS203の処理に移行する。ステップS216の処理で抽出した文字列に対しては、ステップS201の処理で抽出された文字列と同様の処理がなされる。一方、CPU10aは、次の第1区切り位置41がないと判定した場合には(ステップS215:NO)、体裁決定処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の文書表示装置10(「文字列表示装置」の一例)は、文字列を複数の行にわたって表示部10fに表示する文書表示装置10であって、CPU10a(「行特定手段」、「判定手段」、「配置決定手段」、「改行決定手段」の一例)は、複数の行を先頭の行から順に文字列を配置すべき配置対象行として特定し、文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された文書データ(「区切り位置データ」の一例)を参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで配置対象行に配置することができるか否かを判定し、何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を配置対象行に配置することを決定し、何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、配置対象行を改行することを決定する。
したがって、文書表示装置10によれば、区切り位置以外の位置で改行することなく必ず区切り位置で改行することから、区切り位置を適切に設定することにより、適切な位置で改行して文字列を表示することができる。
また、CPU10aは、改行することを決定した場合にステップS203、ステップS205、ステップS207、ステップS209、ステップS211の処理における判定をやり直す。これにより、複数の行において区切り位置以外の位置で改行することなく必ず区切り位置で改行することができる。
更に、CPU10aは、各行に表示可能な最大文字数Kが変化した場合に判定をやり直す。これにより、各行に表示可能な最大文字数Kが変化した場合であっても、その変化に応じた適切な区切り位置で改行することができる。
<4.変形例>
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。以下、いくつかの変形例について説明するが、これらの変形例は適宜組合せて採用することができる。
上記実施形態では、図3に示すように第1区切り位置41から第5区切り位置45までを規定することとしたが、区切り位置の種別の数はこれより少なくても(少なくとも2つは必要)多くてもよい。また、それぞれの区切り位置をどのような基準で規定するかについても任意である。例えば、次の基準で規定することもできる。
(例1)
第1区切り位置:文頭及び句点の位置
第2区切り位置:読点の位置
第3区切り位置:文節の末尾
(例2)
第1区切り位置:文頭及び句点の位置
第2区切り位置:読点の位置
第3区切り位置:名詞、動詞、形容詞、副詞の何れかの前
また、上記実施形態では、図5のステップS102の処理において、CPU10aが各種別の区切り位置を設定することとしたが、人(被験者)が表示対象である文書を読んだときの視点移動を測定した測定データを用いて区切り位置の種別を修正することとしてもよい。
例えば、図3に示したように「読み効率の向上に」を「読み効率の」と「向上に」の2つの文節に区切る第4区切り位置44を設定する場合であっても、視点移動の測定データを参照して、「読み効率の」と「向上に」のそれぞれの部分で停留が一度もない場合には、区切り位置の種別を、第4区切り位置44から第5区切り位置45に修正することとしてもよい。
また、上記実施形態では、横書きの場合を例にとり、横方向に連続する文字列を行として説明したが、縦書きに連続する文字列を行とする縦書きの場合に適用できることは当然である。したがって、上記実施形態において説明した左右方向は、縦書きの文書の場合、上下方向に相当する。
また、上記実施形態では、文書表示装置10が改行位置を決定することとしたが、文書管理サーバ20が文書表示装置10の代わりに改行位置を決定し、改行位置を規定した文書データを文書表示装置10に送信するようにしても良い。
また、上記実施形態では、区切り位置を文書表示装置10が図6のステップS102の処理で規定することとしたが、他の装置等により区切り位置が規定された文書データを文書管理サーバ20等から取得して利用することとしても良い。
また、図6のステップS105の処理を文書管理サーバ20が行い、文書表示装置10が当該処理結果を表すデータを受信して、当該データに基づいて文書を表示することとしても良い。具体的には、まず、文書表示装置10のCPU10a(「文字数送信手段」の一例)が図6のステップS103の処理を行い、各行に表示可能な最大文字数Kを示す最大文字数データを文書管理サーバ20(「サーバ装置」の一例)に送信する。文書管理サーバ20のCPU(「文字数取得手段」、「行特定手段」、「判定手段」、「配置決定手段」、「改行決定手段」、「表示データ生成手段」、「表示データ送信手段」の一例)が最大文字数データを受信し、複数の行を先頭の行から順に文字列を配置すべき配置対象行として特定し、最大文字数データと、文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置を示す区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで配置対象行に配置することができるか否かを判定し、何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を配置対象行に配置することを決定し、何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、配置対象行を改行することを決定する。また、文書管理サーバ20のCPUは、配置することを決定した文字列と当該文字列を配置する配置対象行を示す表示データを生成し、文書表示装置10に送信する。文書表示装置10のCPU10a(「表示データ受信手段」、「表示制御手段」の一例)は、文書管理サーバ20から、表示データを受信すると、受信した表示データに基づいて、表示部10fに文字列を表示させる。
10 … 文書表示装置
10a … CPU
10b … RAM
10c … 記憶装置
10d … 指示入力部
10e … データ入出力I/F
10f … 表示部
10g … 通信部
20 … 文書管理サーバ
30 … ネットワーク

Claims (6)

  1. 文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置であって、
    前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定手段と、
    前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定手段と、
    前記判定手段が何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定手段が特定する行を改行することを決定する改行決定手段と、
    を備えることを特徴とする文字列表示装置。
  2. 請求項1に記載の文字列表示装置であって、
    前記判定手段は、前記改行決定手段が改行させることを決定した場合に判定をやり直すことを特徴とする文字列表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の文字列表示装置であって、
    前記判定手段は、各行に表示可能な最大文字数が変化した場合に判定をやり直すことを特徴とする文字列表示装置。
  4. 文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置による文字列表示方法であって、
    前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定工程と、
    前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定工程と、
    前記判定工程において何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定工程において特定する行を改行することを決定する改行決定工程と、
    を含むことを特徴とする文字列表示方法。
  5. 文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置に含まれるコンピュータを、
    前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定手段、
    前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段が何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定手段、
    前記判定手段が何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定手段が特定する行を改行することを決定する改行決定手段、
    として機能させることを特徴とする文字列表示プログラム。
  6. 文字列を複数の行にわたって表示部に表示する文字列表示装置とサーバ装置を含む文字列表示システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記文字列表示装置から、各行に表示可能な最大文字数を示す最大文字数データを取得する文字数取得手段と、
    前記複数の行を先頭の行から順に前記文字列を配置すべき行として特定する行特定手段と、
    前記取得された最大文字数データと、前記文字列の区切り位置として優先順位の異なる複数の種別の区切り位置が規定された区切り位置データを参照して、何れの行に配置するかが決定されていない未決文字列について優先順位の高い区切り位置から順に当該区切り位置まで前記特定された行に配置することができるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が何れかの種別の区切り位置まで配置することができると判定した場合に、当該種別の区切り位置までの未決文字列を前記特定された行に配置することを決定する配置決定手段と、
    前記判定手段が何れの種別の区切り位置までも配置することができないと判定した場合に、前記行特定手段が特定する行を改行することを決定する改行決定手段と、
    前記配置決定手段が配置することを決定した文字列と当該文字列を配置する行を示す表示データを生成する表示データ生成手段と、
    前記生成された表示データを前記文字列表示装置に送信する表示データ送信手段と、
    を備え、
    前記文字列表示装置は、
    前記最大文字数データを前記サーバ装置に送信する文字数送信手段と、
    前記サーバ装置から、前記表示データを受信する表示データ受信手段と、
    前記受信した表示データに基づいて、前記表示部に文字列を表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする文字列表示システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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