JP2015011103A - 投影装置、投影方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の前でプレゼンテーション等を行なう人物の目を適切に保護するとともに、投影する画像への操作を最小限に抑える。
【解決手段】画像を投影する投影系11〜16と、画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像系17〜21と、撮像系で得た撮影画像中に投影画像にはない人物の顔があるか否かを撮影画像処理部20で判断させ、顔があると判断された場合にはさらにその顔の向きや表情を判断させて、判断した向きや表情に応じて投影系で投影する画像の輝度を低減させるCPU22とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、特にプレゼンテーションに使用するプロジェクタ等に好適な投影装置、投影方法及びプログラムに関する。
従来、ディスプレイ領域中の人物が位置する領域の映像光の明るさを制御して、ディスプレイ領域に位置する人物の目に対する映像光の入射量を低減する、防眩機能を有する投写型表示装置に関する技術が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2000−305481号公報
上記特許文献に記載された技術には、投影領域内に存在する人物の位置に応じて、プレゼンテーションの一部を縦方向にマスクするような防眩処理を行なう技術が記載されており、直接人物とは関係ない部分を含めて投影画像が広い範囲で欠落するものとなっている。
また、必要以上に防眩機能が動作してしまい、プレゼンテーションに支障を与えてしまう場合もあった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、装置の前でプレゼンテーション等を行なう人物の目を適切に保護するとともに、投影する画像になるべく変化を与えないようにすることにある。
本発明の一態様は、画像を投影する投影手段と、上記投影手段による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像手段と、上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段と、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の向きを判断する向き判断手段と、上記向き判断手段で判断された向きに応じて、上記投影手段で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段とを具備したことを特徴とする。
また本発明の他の一態様は、画像を投影する投影手段と、上記投影手段による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像手段と、上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段と、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の表情を判断する表情判断手段と、上記表情判断手段で判断された顔の表情に応じて、上記投影手段で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、装置の前でプレゼンテーション等を行なう人物の目を適切に保護するとともに、投影する画像への操作を最小限に抑えることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る投影装置の使用環境を例示する図。 同実施形態に係る投影装置内の機能回路の構成を示すブロック図。 同実施形態に係る投影動作時の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係る図3の輝度処理低下処理i(i=1〜4)の詳細な内容を示すサブルーチンのフローチャート。
以下、本発明をDLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式の投影装置に適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る投影装置10の使用環境を例示する図である。同図では、投影装置10により画像の投影が可能なスクリーンSC内に、投影装置10を用いたプレゼンテーションを行なう人物PSが存在している状態を示す。
図2は、本実施形態に係る投影装置10の主として電子回路の機能構成を説明する図である。同図中、入力処理部IPに入力された画像データが、この入力処理部IPで必要に応じてデジタル化された後に、システムバスSBを介して投影画像駆動部11に送られる。
この投影画像駆動部11は、送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、表示素子であるマイクロミラー素子12を表示駆動する。
このマイクロミラー素子12は、アレイ状に配列された複数、例えばWXGA(横1280画素×縦768画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。
一方で、光源部13から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。光源部13は、半導体発光素子であるLEDを有し、R,G,Bの原色光を時分割で繰返し出射する。光源部13が有するLEDは、広義でのLEDとして、LD(半導体レーザ)や有機EL素子を含むものとしても良い。
また、LEDから出射された光を蛍光体に照射することで励起される、元の光とは波長が異なる原色光を用いるものとしても良い。この光源部13からの原色光が、ミラー14で全反射して上記マイクロミラー素子12に照射される。
そして、マイクロミラー素子12での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部15を介して外部に投射して表示される。
上記投影レンズ部15は、内部のレンズ光学系中に、フォーカス位置を移動するためのフォーカスレンズ及びズーム(投影)画角を可変するためのズームレンズを含み、それら各レンズはレンズモータ(M)16により図示しないギヤ機構を介して光軸方向に沿った位置が選択的に駆動される。
また、上記投影レンズ部15と隣接するようにして撮影レンズ部17を配設する。この撮影レンズ部17は、フォーカス位置を移動するためのフォーカスレンズを含み、上記投影レンズ部15の最広角での投影画角をカバーするような撮影画角を有する。撮影レンズ部17に入光する外部の光像は、固体撮像素子であるCMOSイメージセンサ18上に結像される。
CMOSイメージセンサ18での結像により得られる画像信号は、A/D変換器19でデジタル化された後、撮影画像処理部20に送られる。
この撮影画像処理部20は、上記CMOSイメージセンサ18を走査駆動して撮影動作を実行させ、撮影により得た画像データに対する輪郭抽出等の画像処理を実施することで、後述するように画像中から上記人物PSを含む顔検出処理を実行し、さらに検出した顔に対して、顔が向いている方向、顔の表情、具体的には目を細めているか否かなどを判断する。
加えて撮影画像処理部20は、上記撮影レンズ部17のフォーカスレンズ位置を移動させるためのレンズモータ(M)21を駆動する。撮影画像処理部20は、例えばコントラスト方式の自動合焦機能によりレンズモータ21を駆動して撮影レンズ部17のフォーカスレンズを移動させ、最もコントラストの高い画像の合焦距離を得ることで、投影対象までの距離、人物PSの位置までの距離を取得できる。
上記各回路の動作すべてをCPU22が制御する。このCPU22は、メインメモリ23及びプログラムメモリ24と直接接続される。メインメモリ23は、例えばSRAMで構成され、CPU22のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ24は、電気的書換可能な不揮発性メモリ、例えばフラッシュROMで構成され、CPU22が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。
CPU22は、上記プログラムメモリ24に記憶されている動作プログラムや定型データ等を読出し、メインメモリ23に展開して記憶させた上で当該プログラムを実行することにより、この投影装置10を統括して制御する。
上記CPU22は、操作部25からの操作信号に応じて各種投影動作を実行する。この操作部25は、投影装置10の本体に備えるいくつかの操作キーのキー操作信号を受付け、受付けたキー操作信号に応じた信号を上記CPU22へ送出する。
操作部25が備える操作キーとしては、例えば投影装置10の電源のオン/オフを操作する電源キー、ズームキー+/−キー、フォーカス+/−キー、メニューキー、十字キー、決定キー等を含む。
上記CPU22はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部26と接続される。
音声処理部26は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声信号をアナログ化し、スピーカ部28を駆動して放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
次に上記実施形態の動作について説明する。
なお以下に示す動作は、上述した如くCPU22がプログラムメモリ24から読出した動作プログラムや定型データ等をメインメモリ23に展開した上で実行するものである。プログラムメモリ24に記憶される動作プログラム等は、この投影装置10の工場出荷時にプログラムメモリ24に記憶されていたもののみならず、ユーザがこの投影装置10を購入後にバージョンアップ用のプログラム等をインストールした内容を含む。
図3は、上記図1に示したように投影装置10でプレゼンテーションのための投影動作を行なう場合に、CPU22が実行する処理の内容を示すフローチャートである。
その当初にCPU22は、投影動作の開始を指示するイベントがあるか否か、具体的には操作部25の電源キーによる電源のオンを指示する操作と、入力処理部IPへの画像信号の入力がともにあるか否かを繰返し判断することで、投影の開示が指示されるのを待機する(ステップS101)。
投影のイベントを開始する指示がなされた場合、CPU22は開始を判断して、入力処理部IPに入力される画像信号に基づいて投影画像駆動部11によりマイクロミラー素子12を駆動させるとともに、光源部13により順次原色光で発生させる投影動作を開始させる(ステップS102)。
これとともにCPU22は、撮影画像処理部20により画像投影方向の上記スクリーンSCを撮影する動作を開始させる(ステップS103)。
その後CPU22は、撮影画像処理部20から得られる撮影画像と投影画像駆動部11で投影している画像とのパターンマッチング処理を含む対応解析処理を開始する(ステップS104)。
ここでCPU22は、投影画像のパターンに対して、撮影画像中の対応する画像範囲内で予め設定したしきい値以上の低い相似度(相関度)となり、明らかに異なる画像パターンが検出できるか否かにより、スクリーンSCの前に何らかの障害物が存在するか否かを判断する(ステップS105)。
ここで投影画像のパターンと撮影画像中の対応するパターンとが予め設定したしきい値以上の高い相似度となり、異なる画像パターンは検出できないと判断した場合、CPU22は人物PSを含めて障害物はないものと判断し、次に投影動作の終了を指示するイベントがあるか否か、具体的には操作部25の電源キーによる電源のオフを指示する操作がなされたか否かを判断する(ステップS119)。
ここで投影動作の終了を指示するイベントがないことを確認すると、CPU22は再度上記ステップS105からの処理に戻り、スクリーンSCを撮像しながらの投影動作を続行する。
また上記ステップS105で明らかに異なる画像パターンが検出でき、スクリーンSCの前に何らかの障害物が存在すると判断した場合、CPU22はまず投影レンズ部15より出射される投影画像の輝度を低下させる第1段階の輝度低下処理を実行する(ステップS106)。
図4は、この第1段階の輝度低下処理を含めて複数、例えば全4段階の輝度低下処理の内容を示すサブルーチンのフローチャートである。
なお、投影レンズ部15から出射する投影画像の輝度を低下させるにあたっては、プレゼンテーションを行なう人物の顔領域部分を限定的にマスクするか、あるいは画像全体を一様に減光させるかを予め選択して設定しておくことが可能であるものとする。
また、輝度低下の段階制御に関して、第1段階から第4段階まで同様に最も輝度が低い値を設定する、安全性を重視した制御モードを採るか、あるいは第1段階から第4段階まで徐々に輝度を低下させる度合いが増加するように設定する、投影画像を鑑賞するユーザに違和感を生じさせない制御モードを採るか、を予め選択して設定しておくことが可能であるものとする。
図4において、サブルーチンの処理当初には、上記プレゼンテーションを行なう人物の顔領域部分を限定的にマスクする設定がなされているか否かを判断する(ステップS301)。
ここで当該設定がなされていないと判断した場合、画像全体を一様に減光させる設定がなされているものとして、次にCPU22はマイクロミラー素子12で形成する画像の階調による減光設定がなされているか否かを判断する(ステップS305)。
これは、光源部13で使用する光源素子の仕様にもよって異なるものであり、光源素子での発光輝度自体をある程度調整できるような素子であれば、光源素子での発光輝度自体を低下させるように設定した上で(ステップS307)、この図4のサブルーチンを終了して上記図3のメインルーチンに戻る。
こうして光源素子自体の発光輝度を低下させることで、光源素子で消費する電力を削減し、省電力化が可能となる。
また上記ステップS305で、マイクロミラー素子12で形成する画像の階調による減光設定がなされていると判断した場合、CPU22はマイクロミラー素子12で表示する画素毎の階調を一様な比率、例えば本来の階調値からxパーセントダウンさせるなどの設定を行なった上で(ステップS306)、この図4のサブルーチンを終了して上記図3のメインルーチンに戻る。
こうしてマイクロミラー素子12で表示させる画素毎の階調値を低下させることで、輝度調整が困難な光源素子、例えば高圧水銀灯等の放電ランプを光源素子に用いるプロジェクタであっても、輝度低下処理を実現できる。
なお上記ステップS305での判断処理は、上述した如く光源素子に基づく仕様の要素が大きいが、双方を実行できる光源素子であればこれら2つの輝度低下処理を併用して適宜組み合わせる設定としても良い。
また上記ステップS301で顔領域部分を限定的にマスクする設定がなされていると判断した場合に、CPU22は上記撮影画像処理部20により撮影画像中の顔画像の領域の位置を検出させる(ステップS302)。
そして検出した顔画像の領域に位置により減光するマスク位置を決定する(ステップS303)。決定したマスク位置にしたがい、当該マスク位置の範囲内のみマイクロミラー素子12で表示する画像の階調値を低下させるような設定処理を行なった上で(ステップS304)、この図4のサブルーチンを終了して上記図3のメインルーチンに戻る。
なお、この第1段階の輝度低下処理に限っては、後述する顔検出処理を実行する前であるので、上記ステップS302〜S304の処理にあたっては、顔領域ではなく、障害物の領域の位置を検出し、検出した位置に応じたマスク位置を決定した後、当該マスク位置の範囲内のみ階調値を低下させるものとする。
図3のメインルーチンでは、上記第1段階の輝度低下処理を実行した後、CPU22が撮影画像処理部20により撮影画像中の障害物の画像に対して顔検出処理を実行させる(ステップS107)。
この検出結果に対してCPU22は、顔画像を検出することができたか否かにより、障害物が顔であるか否かを判断する(ステップS108)。
ここで顔画像が検出できなかった場合、人物PSが投影レンズ部15に背を向けてスクリーンSCの側(方向)を向いている場合も含めて、障害物が顔ではないか、または投影レンズ部15側を向いていないために防眩処理を行なう必要がないものとして、上記ステップS106で設定した第1段階での輝度低下処理を解除した上で(ステップS109)、上記ステップS119からの処理に進む。
また上記ステップS108で顔画像を検出することができ、障害物が顔画像であると判断した場合、上記人物PSの顔が概ね投影レンズ部15の方向を向いているものとして、第2段階の輝度低下処理を実行する(ステップS110)。
この第2段階の輝度低下処理にあたっては、上記図4のサブルーチンの説明で示した如く、安全性を重視した制御モードを採るか、投影画像を鑑賞するユーザに違和感を生じさせない制御モードを採るかに応じて、第2段階での輝度低下処理を実行する。
その後、あらためて顔画像を検出した領域に関して顔を構成する個々のパーツ、すなわち全体の輪郭、左右の眉、左右の目、鼻、及び口の配置により、顔の向きを判断する処理を実行する(ステップS111)。
そして、この顔の向きが投影レンズ部15の正面に向かい、左右が略均等となっているか否かを判断する(ステップS112)。
ここで顔の向きが投影レンズ部15の正面に向かっておらず、左右いずれかに偏っていると判断した場合、CPU22は上記人物PSが投影レンズ部15からの投影光を直視しておらず、防眩処理は必要ないものと判断して、上記第1及び第2の輝度低下処理を解除した上で(ステップS113)、上記ステップS119からの処理に進む。
なお、上記顔の向きを判断する処理は、顔検出処理の方法(アルゴリズム)にもよるが、より大まかに、顔の向きが横を向いている横顔でないかといった処理を含むことは勿論である。
また上記ステップS112で上記人物PSの顔の向きが投影レンズ部15に向いていると判断した場合に、CPU22は第3段階の輝度低下処理を実行する(ステップS114)。
この第3段階の輝度低下処理にあたっても、上記図4のサブルーチンの説明で示した如く、安全性を重視した制御モードを採るか、投影画像を鑑賞するユーザに違和感を生じさせない制御モードを採るかに応じて、第3段階での輝度低下処理を実行する。
その後、あらためて顔の向きが投影レンズ15に向いていると判断した顔画像中の表情、具体的には例えば、両目の画像がそれぞれ予め設定した顔に対する上下幅の比率を算出する処理を実行した上で(ステップS115)、その結果に応じて、目を細めているか否か、すなわち人物PSが実際に眩しそうにしているか否かを判断する(ステップS116)。
ここで人物PSが目を細めておらず、眩しそうにはしていないと判断した場合には、防眩処理は必要ないものと判断して、上記第1乃至第3の輝度低下処理を解除した上で(ステップS117)、上記ステップS119からの処理に進む。
また上記ステップS116で人物PSが目を細めており、眩しそうにしていると判断した場合に、CPU22は本実施形態での最後の輝度低下処理である第4段階の輝度低下処理を実行する(ステップS118)。
この第4段階の輝度低下処理にあたっても、上記図4のサブルーチンの説明で示した如く、安全性を重視した制御モードを採るか、投影画像を鑑賞するユーザに違和感を生じさせない制御モードを採るかに応じて、第4段階での輝度低下処理を実行する。
その後、上記ステップS119に進み、投影動作の終了を指示するイベントがないことを確認すると、再び上記ステップS105からの処理に戻る。
こうして適宜ステップS105〜S119の処理を繰返し実行する過程で、投影画像と撮影画像とに基づいた顔検出処理を含めて、
第1段階:投影範囲内に少なくとも障害物が存在する場合
第2段階:障害物が人物の顔であり、投影レンズ部15に近い方向を向いている場合
第3段階:投影レンズ部15の正面を向いている場合
第4段階:表情から眩しそうにしていると判断できる場合
の計4段階に分け、段階的に輝度低下処理を実行することで、人物PSに対する適切な防眩処理を実行して保護するするとともに、投影する画像の輝度を低下させるという操作により投影画像を鑑賞するユーザに与える違和感を最小限に抑えることが可能となる。
上述したように、防眩機能として、安全性を重視する設定では、例えば、図4のステップS304、S306、S307における画像の輝度低下の程度を第1段階〜第4段階で、いずれも最大限の低下程度とすればよい。
また、投影画像を鑑賞するユーザに違和感を生じさせないことを重視する設定では、例えば、第1段階〜第4段階で徐々に輝度を低下させる度合いが増加するように設定するとよい。
なお上記ステップS105〜S119の処理中、特に上記ステップS108で障害物が顔であると検出(認識)できた後の処理で、撮影画像処理部20が実行するCMOSイメージセンサ18を用いての撮影動作に際して、CPU22は投影画像が劣化させるほどではなく、投影画像を鑑賞している人たちには視認できない程度の極小時間、例えば1/60[秒]だけ画像全体が一様化画像、例えば全面白色となるような画像を投影させる投影動作を実行させ、そのタイミングに同期して撮影を実行させるものとしてもよい。
これにより、撮影される人物PSの顔画像に投影画像の影響による不規則な画像パターン等が映り込むことがなく、顔検出識の精度をより向上させることができる。
また上記ステップS119で操作部25からの操作信号により投影動作を終了するためのイベントが発生したと判断した場合、CPU22はその時点で撮影画像処理部20による撮影動作を終了させる(ステップS120)。同時にCPU22は、投影画像駆動部11、光源部13を用いた投影動作も終了させ(ステップS121)、以上で次の投影に備えるべく、一旦この図3の処理を終了する。
以上詳述した如く本実施形態によれば、投影装置10の前でプレゼンテーション等を行なう人物PSに投影光が照射されて眩しい思いをさせることなく、且つ投影する画像への操作を最小限に抑え、投影画像を鑑賞するユーザになるべく違和感を生じさせないようにすることが可能となる。
また上記実施形態では、人物PSの顔の向きだけではなく、その表情から眩しそうにしていると判断した場合に投影画像の輝度を低下させるものとしたので、防眩を行なうべき状態を詳細に解析して、適切な防眩処理を実行でき、無用に防眩処理が機能してしまうことを防止できる。
さらに上記実施形態では、投影画像の領域内に少なくとも何らかの障害物があると判断した場合に、投影する画像の輝度を予備的に低減させた上で、その障害物が人物の顔であるかどうかを判断するものとしたので、顔の判断を行なうより前に安全のための適切な防眩処理を実行できる。
加えて、障害物が顔ではないと判断した時点で、速やかに投影画像の輝度の低減を解除して、本来の輝度での投影動作に復帰させるようにしたので、投影画像を鑑賞するユーザになるべく違和感を生じさせないようにすることができる。
また上記実施形態では、投影画像の領域内に人物の顔が存在する場合、投影する画像の輝度を予備的に低減させた上で、その顔の向きを判断するものとしたので、向きの判断を行なうより前に安全のための適切な防眩処理を実行できる。
加えて、顔の向きが正面ではないと判断した時点で、速やかに投影画像の輝度の低減を解除して、本来の輝度での投影動作に復帰させるようにしたので、投影画像を鑑賞するユーザになるべく違和感を生じさせないようにすることができる。
さらに上記実施形態では、投影画像の領域内の人物の顔が画像投影と正対するような向きであった場合に、投影する画像の輝度を予備的に低減させた上で、その顔の表情から実際に眩しそうにしているかどうかを判断するものとしたので、表情の判断を行なうより前に安全のための適切な防眩処理を実行できる。
加えて、特に眩しそうにはしていないと判断した時点で、速やかに投影画像の輝度の低減を解除して、本来の輝度での投影動作に復帰させるようにしたので、投影画像を鑑賞するユーザになるべく違和感を生じさせないようにすることができる。
また上記実施形態では、投影画像の輝度を予備的に低減させる度合いをユーザ自身が予め設定した内容に基づいて可変できるものとしたので、ユーザの判断により安全性を重視するか、不自然な減光とならないように投影画像の質を重視するかを任意に選択できる。
さらに上記実施形態では、投影画像の輝度を低減させる位置を人物の顔領域に該当する範囲に限定して設定できるようにしたので、投影画像の質を必要以上に損なわせることなく、きわめて自然で適切な防眩のための減光制御が実現できる。
なお実際に投影画像の輝度を低減させるにあたって、投影する画像の輝度を階調の調整により低減させることを可能としたので、例えば高圧水銀灯などの放電管に代表される、発光素子自体によるきめ細かな減光調整が困難である場合にも、容易に防眩のための制御が実現できる。
また上記実施形態では、投影する画像の輝度を発光素子での発光輝度によって低減させることも可能としたので、LEDに代表される、半導体発光素子自体によるきめ細かな減光調整が可能である場合に、無駄な電力消費を抑えながら容易に防眩のための制御が実現できる。
なお上記実施形態では詳述しなかったが、投影画像の領域内での障害物(顔)の位置は投影動作中、随時撮影画像により検出するものとしているので、障害物(顔)の位置が移動したとしても追従して検出し続けることが可能であり、例えばプレゼンテーション中の人物PSが説明のために位置を移動した場合などであっても確実に防眩のための減光制御を継続できる。
また上記実施形態では説明しなかったが、例えば人物の顔の向きが、投影画像と正対する向きとなってから、顔を背けるまでの時間を計測し、その時間が一定値、例えば0.5[秒]以内であるか否かにより、当該人物が投影画像を眩しそうにしているかどうかを判断の基準として、適切な防眩処理による減光制御を実行させるものとしてもよい。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
請求項1記載の発明は、画像を投影する投影手段と、上記投影手段による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像手段と、上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段と、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の向きを判断する向き判断手段と、上記向き判断手段で判断された向きに応じて、上記投影手段で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させた後、上記向き判断手段による顔の向きを判断させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明において、上記投影制御手段は、上記向き判断手段で顔が上記投影手段の方向を向いていないと判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減を解除することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3いずれか記載の発明において、上記投影制御手段は、上記向き判断手段で顔が上記投影手段の方向を向いていると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、画像を投影する投影手段と、上記投影手段による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像手段と、上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段と、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の表情を判断する表情判断手段と、上記表情判断手段で判断された顔の表情に応じて、上記投影手段で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項5記載の発明において、上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させた後、上記表情判断手段による顔の表情を判断させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項6記載の発明において、上記投影制御手段は、上記表情判断手段で顔の表情から眩しそうではないと判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減を解除することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7いずれか記載の発明において、上記撮像手段で得た撮影画像から上記投影領域内に障害物があるか否かを判断する障害物判断手段をさらに備え、上記投影制御手段は、上記障害物判断手段で障害物があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させた後、上記顔検出手段による顔の有無を判断させることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項8記載の発明において、上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔がないと判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減を解除することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、上記請求項2乃至4または請求項6乃至9いずれか記載の発明において、上記投影制御手段は、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減の度合いを予め設定される内容に基づいて可変することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、上記請求項1乃至10いずれか記載の発明において、上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の顔領域に該当する範囲の輝度を低減させることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、上記請求項1乃至11いずれか記載の発明において、上記投影制御手段は、上記投影手段で投影する画像の輝度を階調の調整により画像の輝度を低減させることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、上記請求項1乃至112いずれか記載の発明において、上記投影制御手段は、上記投影手段が備える光源素子の発光輝度の調整により画像の輝度を低減させることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、上記請求項1乃至113いずれか記載の発明において、上記投影制御手段は、上記撮像手段による画像撮影タイミングと合致する極小時間に上記投影手段により全面一様な画像を投影させることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置での投影方法であって、上記撮像部で得た撮影画像中に上記投影部による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出工程と、上記顔検出工程で顔があると判断された場合に、その顔の向きを判断する向き判断工程と、上記向き判断工程で判断された向きに応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項16記載の発明は、画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置での投影方法であって、上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出工程と、上記顔検出工程で顔があると判断された場合に、その顔の表情を判断する表情判断工程と、上記表情判断工程で判断された顔の表情に応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項17記載の発明は、画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、上記撮像部で得た撮影画像中に上記投影部による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の向きを判断する向き判断手段、及び上記向き判断手段で判断された向きに応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項18記載の発明は、画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、上記撮像部で得た撮影画像中に上記投影部による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の表情を判断する表情判断手段、及び上記表情判断手段で判断された顔の表情に応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段として機能させることを特徴とする。
10…投影装置、11…投影画像駆動部、12…マイクロミラー素子、13…光源部、14…ミラー、15…投影レンズ部、16…レンズモータ(M)、17…撮影レンズ部、18…CMOSイメージセンサ、19…A/D変換器、20…撮影画像処理部、21…レンズモータ(M)、22…CPU、23…メインメモリ、24…プログラムメモリ、25…操作部、26…音声処理部、28…スピーカ部、SB…システムバス、SC…スクリーン、PS…人物。

Claims (18)

  1. 画像を投影する投影手段と、
    上記投影手段による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像手段と、
    上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段と、
    上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の向きを判断する向き判断手段と、
    上記向き判断手段で判断された向きに応じて、上記投影手段で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  2. 上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させた後、上記向き判断手段による顔の向きを判断させることを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 上記投影制御手段は、上記向き判断手段で顔が上記投影手段の方向を向いていないと判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減を解除することを特徴とする請求項2記載の投影装置。
  4. 上記投影制御手段は、上記向き判断手段で顔が上記投影手段の方向を向いていると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の投影装置。
  5. 画像を投影する投影手段と、
    上記投影手段による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像手段と、
    上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段と、
    上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の表情を判断する表情判断手段と、
    上記表情判断手段で判断された顔の表情に応じて、上記投影手段で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  6. 上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させた後、上記表情判断手段による顔の表情を判断させることを特徴とする請求項5記載の投影装置。
  7. 上記投影制御手段は、上記表情判断手段で顔の表情から眩しそうではないと判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減を解除することを特徴とする請求項6記載の投影装置。
  8. 上記撮像手段で得た撮影画像から上記投影領域内に障害物があるか否かを判断する障害物判断手段をさらに備え、
    上記投影制御手段は、上記障害物判断手段で障害物があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度を予備的に低減させた後、上記顔検出手段による顔の有無を判断させる
    ことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の投影装置。
  9. 上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔がないと判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減を解除することを特徴とする請求項8記載の投影装置。
  10. 上記投影制御手段は、上記投影手段で投影する画像の輝度の予備的な低減の度合いを予め設定される内容に基づいて可変することを特徴とする請求項2乃至4または請求項6乃至9いずれか記載の投影装置。
  11. 上記投影制御手段は、上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、上記投影手段で投影する画像の顔領域に該当する範囲の輝度を低減させることを特徴とする請求項1乃至10いずれか記載の投影装置。
  12. 上記投影制御手段は、上記投影手段で投影する画像の輝度を階調の調整により画像の輝度を低減させることを特徴とする請求項1乃至11いずれか記載の投影装置。
  13. 上記投影制御手段は、上記投影手段が備える光源素子の発光輝度の調整により画像の輝度を低減させることを特徴とする請求項1乃至12いずれか記載の投影装置。
  14. 上記投影制御手段は、上記撮像手段による画像撮影タイミングと合致する極小時間に上記投影手段により全面一様な画像を投影させることを特徴とする請求項1乃至13いずれか記載の投影装置。
  15. 画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置での投影方法であって、
    上記撮像部で得た撮影画像中に上記投影部による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出工程と、
    上記顔検出工程で顔があると判断された場合に、その顔の向きを判断する向き判断工程と、
    上記向き判断工程で判断された向きに応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御工程と
    を有したことを特徴とする投影方法。
  16. 画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置での投影方法であって、
    上記撮像手段で得た撮影画像中に上記投影手段による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出工程と、
    上記顔検出工程で顔があると判断された場合に、その顔の表情を判断する表情判断工程と、
    上記表情判断工程で判断された顔の表情に応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御工程と
    を有したことを特徴とする投影方法。
  17. 画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    上記撮像部で得た撮影画像中に上記投影部による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段、
    上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の向きを判断する向き判断手段、及び
    上記向き判断手段で判断された向きに応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  18. 画像を投影する投影部と、上記投影部による画像の投影領域を含む範囲を撮像する撮像部とを備えた装置が内蔵したコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、
    上記撮像部で得た撮影画像中に上記投影部による投影画像にはない人物の顔があるか否かを判断する顔検出手段、
    上記顔検出手段で顔があると判断された場合に、その顔の表情を判断する表情判断手段、及び
    上記表情判断手段で判断された顔の表情に応じて、上記投影部で投影する画像の輝度を低減させる投影制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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