JP2015010306A - 糸屑収納ポケット - Google Patents
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Abstract
【課題】 釣糸屑を簡単に収納することができる糸屑収納ポケットを提供する。
【解決手段】 糸屑収納ポケット(10)は、釣用衣服(60)の表面に開口(21)を有するポケット(20)と、 前記ポケット(20)の内部に配置し、かつ釣糸屑を付着可能な糸屑付着面(31)を有する糸屑付着シート(30)と、を備える。 前記糸屑付着シート(30)の一端側は前記ポケット(20)の開口(21)付近に固定する。前記糸屑付着シート(30)の他端側は反転して前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出すことを可能とするように形成する。釣糸屑を前記糸屑付着面(31)へ簡単に付着させてから、前記糸屑付着シート(30)をポケット(20)の内部へ簡単に戻すことが可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】 糸屑収納ポケット(10)は、釣用衣服(60)の表面に開口(21)を有するポケット(20)と、 前記ポケット(20)の内部に配置し、かつ釣糸屑を付着可能な糸屑付着面(31)を有する糸屑付着シート(30)と、を備える。 前記糸屑付着シート(30)の一端側は前記ポケット(20)の開口(21)付近に固定する。前記糸屑付着シート(30)の他端側は反転して前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出すことを可能とするように形成する。釣糸屑を前記糸屑付着面(31)へ簡単に付着させてから、前記糸屑付着シート(30)をポケット(20)の内部へ簡単に戻すことが可能である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、不要となった釣糸屑などのゴミを収納するため、ウェアのポケットに対して備えた糸屑収納ポケットに関する。
釣人が魚釣りする際、絡まった釣り糸を元通りにしたり、仕掛けの交換をしたりすることによって、釣糸屑が発生する。 釣糸屑を釣場に捨てるのは、自然環境保全の観点から好ましくない。
発生した釣糸屑は、ある程度の長さになるとカールして手に絡まってしまうことがあり、こうした場合には釣り人の手から離れにくくなる。そもそも釣糸屑自体が軽いため、濡れた手に付着してしまうこともあり、屑入れを持参していたとしても、捨てる作業が厄介である場合も多い。
発生した釣糸屑は、ある程度の長さになるとカールして手に絡まってしまうことがあり、こうした場合には釣り人の手から離れにくくなる。そもそも釣糸屑自体が軽いため、濡れた手に付着してしまうこともあり、屑入れを持参していたとしても、捨てる作業が厄介である場合も多い。
特許文献1には、釣糸屑を簡単に一時的に収納して保持するための釣糸屑入れ容器が提案されている。この釣糸屑入れ容器は、釣り人が腰ベルト、釣り道具入れなどへ装着し、発生した糸屑をすぐに収納、保持するのに適したものである。
しかし、特許文献1における釣糸屑入れ容器は、腰ベルトなどへ装着して用いる、という独立した道具となってしまっている。釣り人は、釣りのための道具を数多く装着しており、腰ベルト付近も例外ではない。糸屑を含め、ゴミを収納するという道具を腰ベルト付近へ装着することに対して抵抗感を覚える釣り人は少なくない。 外観スタイルとしても、腰ベルト付近に釣糸屑入れ容器が嵩張っていては、釣りスタイルとしてスマートとは言い難い。
釣糸屑入れ容器を釣り道具入れなどへ装着した場合には、ゴミを収納させるために移動したり、大きな動きを余儀なくされるので、行動としてスマートではない。
釣糸屑入れ容器を釣り道具入れなどへ装着した場合には、ゴミを収納させるために移動したり、大きな動きを余儀なくされるので、行動としてスマートではない。
本発明が解決しようとする課題は、釣り人の外観や行動のスマートさを保ちつつ、釣糸屑などの小さなゴミを簡単に収納することができる糸屑収納ポケットを提供することにある。
(第一の発明)
第一の発明は、 釣用衣服(60)の表面に開口(21)を有するポケット(20)と、 前記ポケット(20)の内部に配置し、かつ釣糸屑を付着可能な糸屑付着面(31)を有する糸屑付着シート(30)と、を備える。 前記糸屑付着シート(30)は、その一端側を前記ポケット(20)の開口(21)付近へ固定し、前記糸屑付着シート(30)における他端側を反転させて前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出すことを可能とするように形成した糸屑収納ポケット(10)に係る。
第一の発明は、 釣用衣服(60)の表面に開口(21)を有するポケット(20)と、 前記ポケット(20)の内部に配置し、かつ釣糸屑を付着可能な糸屑付着面(31)を有する糸屑付着シート(30)と、を備える。 前記糸屑付着シート(30)は、その一端側を前記ポケット(20)の開口(21)付近へ固定し、前記糸屑付着シート(30)における他端側を反転させて前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出すことを可能とするように形成した糸屑収納ポケット(10)に係る。
(用語説明)
「釣用衣服(60)」とは、釣人が魚釣り時に着用する衣服であり、例えば、釣用ベスト、釣用ジャケット、釣用パンツ、釣り用雨具などがある。
「ポケット」とは、釣用衣服(60)に予め設けられているポケットを利用することも、あるいは釣用衣服(60)の表面に新たに設けることもできる。なお、ポケット(20)の開口(21)が釣用衣服(60)の表面に位置することで、糸屑付着シート(30)を簡単にポケット(20)の開口(21)から外へ取り出せる。釣糸屑を前記糸屑付着シート(30)へ付着させることが容易となる。 この場合、前記糸屑付着面(31)を前記ポケット(20)の内面(ポケットの内部空間を形成する面)と対向するように配置してもよいし、その逆に、前記糸屑付着面(31)を前記ポケット(20)の内面と対向する面に対して反対側の面に配置してもよい。
「糸屑付着シート(30)」とは、糸屑その他、小さなゴミを表面へ蓄えるのに適したシートである。例えば、面ファスナーにおける「J字形」の鍵状突起を備えた方のシート、ゲル状態粘着シート、などである。
「釣用衣服(60)」とは、釣人が魚釣り時に着用する衣服であり、例えば、釣用ベスト、釣用ジャケット、釣用パンツ、釣り用雨具などがある。
「ポケット」とは、釣用衣服(60)に予め設けられているポケットを利用することも、あるいは釣用衣服(60)の表面に新たに設けることもできる。なお、ポケット(20)の開口(21)が釣用衣服(60)の表面に位置することで、糸屑付着シート(30)を簡単にポケット(20)の開口(21)から外へ取り出せる。釣糸屑を前記糸屑付着シート(30)へ付着させることが容易となる。 この場合、前記糸屑付着面(31)を前記ポケット(20)の内面(ポケットの内部空間を形成する面)と対向するように配置してもよいし、その逆に、前記糸屑付着面(31)を前記ポケット(20)の内面と対向する面に対して反対側の面に配置してもよい。
「糸屑付着シート(30)」とは、糸屑その他、小さなゴミを表面へ蓄えるのに適したシートである。例えば、面ファスナーにおける「J字形」の鍵状突起を備えた方のシート、ゲル状態粘着シート、などである。
(作用)
釣人が魚釣りする際、釣糸屑が発生する。釣人はポケット(20)の内部から糸屑付着シート(30)の他端側を反転して前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出す。その糸屑付着シート(30)の糸屑付着面(31)がポケット(20)の外へ露出するので、釣糸屑を前記糸屑付着面(31)へ簡単に付着することができる。その後、釣人は、手で前記糸屑付着シート(30)をポケット(20)の中へ戻す。この時、糸屑付着シート(30)は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
以上のように、本願に係る糸屑収納ポケット(10)を備えた釣用衣服(60)を着用した釣り人は、不要となった釣糸屑を簡単な動作で収納することができる。 本願に係る糸屑収納ポケット(10)は、釣用衣服(60)に収まっており、外観上のスマートさも損なわれない。また、自然環境保全に対する意識向上を図ることに寄与する。
釣人が魚釣りする際、釣糸屑が発生する。釣人はポケット(20)の内部から糸屑付着シート(30)の他端側を反転して前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出す。その糸屑付着シート(30)の糸屑付着面(31)がポケット(20)の外へ露出するので、釣糸屑を前記糸屑付着面(31)へ簡単に付着することができる。その後、釣人は、手で前記糸屑付着シート(30)をポケット(20)の中へ戻す。この時、糸屑付着シート(30)は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
以上のように、本願に係る糸屑収納ポケット(10)を備えた釣用衣服(60)を着用した釣り人は、不要となった釣糸屑を簡単な動作で収納することができる。 本願に係る糸屑収納ポケット(10)は、釣用衣服(60)に収まっており、外観上のスマートさも損なわれない。また、自然環境保全に対する意識向上を図ることに寄与する。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明は、 前記糸屑付着シート(30)は、前記糸屑付着面(31)が前記ポケット(20)の内面と対向するように配置することとしてもよい。
第一の発明は、 前記糸屑付着シート(30)は、前記糸屑付着面(31)が前記ポケット(20)の内面と対向するように配置することとしてもよい。
(作用)
釣りの最中には手が濡れている時間帯が長いため、指がふやけていることが多い。ふやけた指が糸屑付着面(31)で擦られると、不快である。しかし、糸屑付着面(31)がポケット(20)の内面と対向しているので、ポケット(20)の中へ手を差し込んでも、糸屑付着面(31)が指へ触れずに済む。同時に、通常のポケットとしての機能が損なわれない。
釣りの最中には手が濡れている時間帯が長いため、指がふやけていることが多い。ふやけた指が糸屑付着面(31)で擦られると、不快である。しかし、糸屑付着面(31)がポケット(20)の内面と対向しているので、ポケット(20)の中へ手を差し込んでも、糸屑付着面(31)が指へ触れずに済む。同時に、通常のポケットとしての機能が損なわれない。
(第一の発明のバリエーション2)
第一の発明は、以下のように形成することもできる。
すなわち、 前記糸屑付着シート(30)は、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)とに折り返して重ね合わせた状態で前記ポケット(20)の内部に配置するとともに、前記第一の折返し片(32)の一端側を前記ポケット(20)の開口(21)付近に固定し、前記糸屑付着面(31)を前記第二の折返し片(33)における重ね合わせ面に設ける。
第一の発明は、以下のように形成することもできる。
すなわち、 前記糸屑付着シート(30)は、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)とに折り返して重ね合わせた状態で前記ポケット(20)の内部に配置するとともに、前記第一の折返し片(32)の一端側を前記ポケット(20)の開口(21)付近に固定し、前記糸屑付着面(31)を前記第二の折返し片(33)における重ね合わせ面に設ける。
前記糸屑付着シート(30)が、前記第二の折返し片(33)を前記ポケット(20)の内面と対向する位置に配置する場合も、前記第二の折返し片(33)を前記ポケット(20)の内面と対向する位置に対して反対側に折り返された位置に配置した場合、もある。
(作用)
釣り人は、ポケット(20)の内部から糸屑付着シート(30)を反転して前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出す。第一の折返し片(32)および第二の折返し片(33)を開口(21)の外へ引っ張り出し、第二の折返し片(33)を第一の折返し片(32)から開く。前記第二の折返し片(33)の糸屑付着面(31)がポケット(20)の外へ大きな自由度を持って露出するため、釣り人が指でつまんだ釣糸屑を前記糸屑付着面(31)へ簡単に付着させることができる。
釣り糸屑を収納したら、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)とを折り返して重ね合わせてからポケット(20)の中へ戻す。前記糸屑付着面(31)は第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)の間に挟まれて露出しないので、ポケット(20)の中へ指を入れても、糸屑付着面(31)が手に触れない。
釣り人は、ポケット(20)の内部から糸屑付着シート(30)を反転して前記ポケット(20)の開口(21)から外へ引っ張り出す。第一の折返し片(32)および第二の折返し片(33)を開口(21)の外へ引っ張り出し、第二の折返し片(33)を第一の折返し片(32)から開く。前記第二の折返し片(33)の糸屑付着面(31)がポケット(20)の外へ大きな自由度を持って露出するため、釣り人が指でつまんだ釣糸屑を前記糸屑付着面(31)へ簡単に付着させることができる。
釣り糸屑を収納したら、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)とを折り返して重ね合わせてからポケット(20)の中へ戻す。前記糸屑付着面(31)は第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)の間に挟まれて露出しないので、ポケット(20)の中へ指を入れても、糸屑付着面(31)が手に触れない。
(第一の発明のバリエーション3)
第一の発明においては、 前記糸屑付着シート(30)は、前記第二の折返し片(33)を前記ポケット(20)の内面と対向する位置になるように折り曲げて配置することとしてもよい。
第一の発明においては、 前記糸屑付着シート(30)は、前記第二の折返し片(33)を前記ポケット(20)の内面と対向する位置になるように折り曲げて配置することとしてもよい。
(作用)
第二の折返し片(33)がポケット(20)の内面と対向する位置になると、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)の重ね合わせの一端は、ポケット(20)の開口(21)に露出しない。そのため、ポケット(20)の中へ手を差し込んでも、手が前記重ね合わせの一端に引っ掛かることがない。
第二の折返し片(33)がポケット(20)の内面と対向する位置になると、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)の重ね合わせの一端は、ポケット(20)の開口(21)に露出しない。そのため、ポケット(20)の中へ手を差し込んでも、手が前記重ね合わせの一端に引っ掛かることがない。
(第一の発明のバリエーション4)
第一の発明においては、 前記第一の折返し片(32)における重ね合わせ面に、前記第二の折返し片(33)の糸屑付着面(31)に対して着脱可能な貼付面(34)を配置することとしてもよい。
第一の発明においては、 前記第一の折返し片(32)における重ね合わせ面に、前記第二の折返し片(33)の糸屑付着面(31)に対して着脱可能な貼付面(34)を配置することとしてもよい。
(作用)
第一の折返し片(32)の貼付面(34)が第二の折返し片(33)の糸屑付着面(31)へ貼り付けられているので、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)の重ね合わせは簡単に開かない。したがって、第二の折返し片(33)がポケット(20)の内面と対向する面に対して反対側の位置になるように配置した場合は、前記重ね合わせの一端がポケット(20)の開口(21)に露出する。しかし、前記重ね合わせは簡単に開かず、ポケット(20)の中へ指を差し込んでも、手が前記糸屑付着面(31)へ触れることはない。
第一の折返し片(32)の貼付面(34)が第二の折返し片(33)の糸屑付着面(31)へ貼り付けられているので、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)の重ね合わせは簡単に開かない。したがって、第二の折返し片(33)がポケット(20)の内面と対向する面に対して反対側の位置になるように配置した場合は、前記重ね合わせの一端がポケット(20)の開口(21)に露出する。しかし、前記重ね合わせは簡単に開かず、ポケット(20)の中へ指を差し込んでも、手が前記糸屑付着面(31)へ触れることはない。
(第一の発明のバリエーション5)
第一の発明においては、 前記糸屑付着面(31)を、前記第一の折返し片(32)における重ね合わせ面に配置することとしてもよい。
第一の発明においては、 前記糸屑付着面(31)を、前記第一の折返し片(32)における重ね合わせ面に配置することとしてもよい。
(作用)
糸屑付着面(31)は、第二の折返し片(33)の重ね合わせ面だけでなく、第一の折返し片(32)の重ね合わせ面にも配置されるので、面積が広くなる。そのため、たくさんの釣糸屑を付着することができる。
糸屑付着面(31)は、第二の折返し片(33)の重ね合わせ面だけでなく、第一の折返し片(32)の重ね合わせ面にも配置されるので、面積が広くなる。そのため、たくさんの釣糸屑を付着することができる。
(第一の発明のバリエーション6)
第一の発明は、以下のように形成することもできる。
すなわち、 前記糸屑付着面(31)は、雄側の面ファスナーとし、前記糸屑付着面(31)は、雄側の面ファスナーとするとともに、前記貼付面(34)は、雌側の面ファスナーとする。
第一の発明は、以下のように形成することもできる。
すなわち、 前記糸屑付着面(31)は、雄側の面ファスナーとし、前記糸屑付着面(31)は、雄側の面ファスナーとするとともに、前記貼付面(34)は、雌側の面ファスナーとする。
(作用)
糸屑付着面(31)を、雄側の面ファスナーとしたので、釣糸屑が雄側の面ファスナーに絡まって保持されやすくなる。
また、貼付面(34)を雌側の面ファスナーとしたので、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)との重ね合わせ面を簡単に着脱可能に貼り付けることができる。
糸屑付着面(31)を、雄側の面ファスナーとしたので、釣糸屑が雄側の面ファスナーに絡まって保持されやすくなる。
また、貼付面(34)を雌側の面ファスナーとしたので、第一の折返し片(32)と第二の折返し片(33)との重ね合わせ面を簡単に着脱可能に貼り付けることができる。
第一の発明によれば、釣り人の外観や行動のスマートさを保ちつつ、釣糸屑などの小さなゴミを簡単に収納することができる糸屑収納ポケットを提供することができた。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る糸屑収納ポケット10は、図1や図11(a)に示すような釣用ベスト40aなどの釣用衣服40に設けられる。釣用衣服40は、釣人が魚釣り時に装着する衣服である。例えば、釣用ベスト40a、釣用ジャケット、釣用スーツなどがある。
図2に示す第一の実施形態に係る糸屑収納ポケット10は、釣用衣服40の表面に開口21を有するポケット20と、前記ポケット20の内部に配置した糸屑付着シート30と、を備えている。なお、糸屑付着シート30は、釣糸屑を付着可能な糸屑付着面31を有するシートである。
本実施形態に係る糸屑収納ポケット10は、図1や図11(a)に示すような釣用ベスト40aなどの釣用衣服40に設けられる。釣用衣服40は、釣人が魚釣り時に装着する衣服である。例えば、釣用ベスト40a、釣用ジャケット、釣用スーツなどがある。
図2に示す第一の実施形態に係る糸屑収納ポケット10は、釣用衣服40の表面に開口21を有するポケット20と、前記ポケット20の内部に配置した糸屑付着シート30と、を備えている。なお、糸屑付着シート30は、釣糸屑を付着可能な糸屑付着面31を有するシートである。
前記糸屑付着シート30は、その一端側(図2において右側の一端)を前記ポケット20の開口21付近に固定している。また、前記糸屑付着シート30の他端側は固定せず、フリーな状態である。つまり、釣糸屑を糸屑付着シート30の糸屑付着面31に付着する際に、糸屑付着シート30の他端側を反転してポケット20の開口21から外へ引っ張り出すことを可能としている。
前記ポケット20としては、釣用衣服40に予め設けられているポケットを利用することができ、あるいは釣用衣服40の表面に新たに設けることもできる。なお、ポケット20の開口21が釣用衣服40の表面に位置することによって、糸屑付着シート30が釣用衣服40の外へ引き出されるので、その糸屑付着シート30の糸屑付着面31へ釣糸屑を容易に付着することができる。
本実施形態では、図2および図3に示すように、釣用ベスト40aに備えているポケット41の表面に、新たに設けた糸屑収納ポケット10を一例として説明する。
ポケット20は、図3に示すように、釣用衣服40のポケット41の生地へ縫付けて固定する。ポケット20の開口21は、図3において右側に位置している。この時、糸屑付着シート30は、図2および図3において右端が前記ポケット20の開口21付近に位置するように、釣用衣服40のポケット41の生地へ縫付けて固定する。なお、ポケット20の開口21は、開閉可能に閉じるための固定具22を取り付けている。本実施形態では、簡単に開閉できるように面ファスナー22aを固定具22として使用している。なお、固定具22としては、ボタン、チャックなど、他の形態であってもよく、特に限定されない。
ポケット20は、図3に示すように、釣用衣服40のポケット41の生地へ縫付けて固定する。ポケット20の開口21は、図3において右側に位置している。この時、糸屑付着シート30は、図2および図3において右端が前記ポケット20の開口21付近に位置するように、釣用衣服40のポケット41の生地へ縫付けて固定する。なお、ポケット20の開口21は、開閉可能に閉じるための固定具22を取り付けている。本実施形態では、簡単に開閉できるように面ファスナー22aを固定具22として使用している。なお、固定具22としては、ボタン、チャックなど、他の形態であってもよく、特に限定されない。
また、本実施形態では、前記糸屑付着シート30の糸屑付着面31としては、雄側(フック形状)の面ファスナー31aを使用している。この面ファスナー31aは、軽くてカール状になっている釣糸屑であっても容易に雄側(フック形状)の面ファスナー31aへ付着することができる。また、付着した釣糸屑を簡単に除去することもできる。
また、本実施形態では、前記糸屑付着シート30は、図3に示すように、前記糸屑付着面31がポケット20の内面と対向するように取り付けている。
また、本実施形態では、前記糸屑付着シート30は、図3に示すように、前記糸屑付着面31がポケット20の内面と対向するように取り付けている。
次に、第一の実施形態における作用について説明する。
釣人が魚釣りする際には、釣糸が絡まったり、切れたり、劣化したりすることによって、補修するために、釣糸屑が発生する。釣人は、前記釣糸屑を糸屑付着シート30の糸屑付着面31に付着させて持ち帰る。釣人は、図4(a)のポケット20の開口21を開けて、図4(b)に示すように、ポケット20の内部へ手を差し込む。次いで、糸屑付着シート30の図4(b)において左端側を手で掴んで反転し、図4(c)に示すように、前記糸屑付着シート30をポケット20の開口21から外へ引っ張り出す。前記糸屑付着シート30の糸屑付着面31がポケット20の外へ露出する。しかも、前記糸屑付着シート30が反転して糸屑付着面31が釣人の身体に対して外側に向く。したがって、図5(a)や図11(b)に示すように、釣糸屑を前記糸屑付着面31へ簡単に付着することができる。
その後、前記糸屑付着シート30をポケット20の中へ戻す。この時、釣人は、図5(b)に示すように、反転している糸屑付着シート30において糸屑付着面31とは反対面に手を差し込んでポケット20の内部へ押し込んでゆく。糸屑付着シート30は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
釣人が魚釣りする際には、釣糸が絡まったり、切れたり、劣化したりすることによって、補修するために、釣糸屑が発生する。釣人は、前記釣糸屑を糸屑付着シート30の糸屑付着面31に付着させて持ち帰る。釣人は、図4(a)のポケット20の開口21を開けて、図4(b)に示すように、ポケット20の内部へ手を差し込む。次いで、糸屑付着シート30の図4(b)において左端側を手で掴んで反転し、図4(c)に示すように、前記糸屑付着シート30をポケット20の開口21から外へ引っ張り出す。前記糸屑付着シート30の糸屑付着面31がポケット20の外へ露出する。しかも、前記糸屑付着シート30が反転して糸屑付着面31が釣人の身体に対して外側に向く。したがって、図5(a)や図11(b)に示すように、釣糸屑を前記糸屑付着面31へ簡単に付着することができる。
その後、前記糸屑付着シート30をポケット20の中へ戻す。この時、釣人は、図5(b)に示すように、反転している糸屑付着シート30において糸屑付着面31とは反対面に手を差し込んでポケット20の内部へ押し込んでゆく。糸屑付着シート30は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
糸屑付着シート30は、前記糸屑付着面31がポケット20の内面と対向するように取り付けているので、釣人の手が前記糸屑付着面31に触れないように扱うことができる。 すなわち、釣りの最中には指先が濡れていることが多く、乾いた状態よりもふやけている。そうした指が糸屑付着面31で擦られると、不快である。しかし、前記糸屑付着面31がポケット20の内面と対向しているので、ポケット20の中へ手を差し込んでも、手が糸屑付着面31に触れない。そのため、手の表面が損傷することを避けることができる。また、ハサミやカッターなどのような釣用の小道具を入れても、通常のポケット20としての機能が損なわれない。
以上のように、釣り人は、不要となった釣糸屑を簡単な動作で、糸屑収納ポケット10へ一時的に収納することができる。そのため、自然環境保全に対する意識向上をさらに図ることに寄与する。
なお、本発明の糸屑収納ポケット10において、糸屑付着シート30は、前述のように糸屑付着面31がポケット20の内面と対向するように取り付けることが望ましいが、それとは逆に、前記糸屑付着面31がポケット20の内面と対向する面に対して反対側の面に位置するように取り付ける場合も、本発明の適用範囲に含まれる。
次に、第二の実施形態について、第一の実施形態と異なる点を説明する。他は同様であるので詳しい説明は省略する。
例えば、第一の実施形態では、糸屑付着シート30は、ポケット20の面積より小さい。しかし、糸屑付着シート30をポケット20の面積より大きくしても、折り返した状態でポケット20の内部に配置することで、本願発明の趣旨は達成できる。
例えば、第一の実施形態では、糸屑付着シート30は、ポケット20の面積より小さい。しかし、糸屑付着シート30をポケット20の面積より大きくしても、折り返した状態でポケット20の内部に配置することで、本願発明の趣旨は達成できる。
第二の実施形態では、図6に示すように、前記糸屑付着シート30は、第一の折返し片32と第二の折返し片33に折り返して重ね合わせた状態で、ポケット20の内部へ配置する。さらに、前記第一の折返し片32の一端側(図6において右側の一端)をポケット20の開口21付近に固定する。また、糸屑付着面31は、第二の折返し片33における重ね合わせ面に形成している。そのため、糸屑付着面31は、ポケット20の内部にあって露出しない。
この場合、図6に示すように、前記糸屑付着シート30は、前記第二の折返し片33をポケット20の内面と対向する位置になるように折り曲げて配置する。
この場合、図6に示すように、前記糸屑付着シート30は、前記第二の折返し片33をポケット20の内面と対向する位置になるように折り曲げて配置する。
第二の実施形態では、第一の折返し片32には、第二の折返し片33との重ね合わせ面に、幾通りかの形態の面形状を形成することができる。
例えば、図7(c)に示すように、第一の折返し片32の重ね合わせ面には、何も形成していない。
あるいは、図8(a)に示すように、第一の折返し片32の重ね合わせ面には、前記第二の折返し片33の糸屑付着面31に対して着脱可能な貼付面34を配置することができる。前記貼付面34としては、雄側(フック形状)の面ファスナー31aに対して着脱可能な雌型(ループ形状)を形成した面ファスナー34aとすることができる。
この場合、第二の折返し片33の糸屑付着面31が第一の折返し片32の貼付面34に付着し、前記重ね合わせ面が確実に重ね合わされる。
例えば、図7(c)に示すように、第一の折返し片32の重ね合わせ面には、何も形成していない。
あるいは、図8(a)に示すように、第一の折返し片32の重ね合わせ面には、前記第二の折返し片33の糸屑付着面31に対して着脱可能な貼付面34を配置することができる。前記貼付面34としては、雄側(フック形状)の面ファスナー31aに対して着脱可能な雌型(ループ形状)を形成した面ファスナー34aとすることができる。
この場合、第二の折返し片33の糸屑付着面31が第一の折返し片32の貼付面34に付着し、前記重ね合わせ面が確実に重ね合わされる。
あるいは、図8(b)に示すように、第一の折返し片32の重ね合わせ面に、前記第二の折返し片33の糸屑付着面31に対して着脱可能な貼付面34を、面積を小さくして部分的に配置することができる。前記貼付面34としては、図8(a)と同様に、雌型(ループ形状)を形成した面ファスナー34aとすることができる。
この場合、第二の折返し片33の糸屑付着面31が第一の折返し片32の貼付面34に付着し、前記重ね合わせ面が確実に重ね合わされる。しかも、貼付面34が部分的なので、図8(a)の場合より付着力が弱いので、逆に剥がしやすくなる。
この場合、第二の折返し片33の糸屑付着面31が第一の折返し片32の貼付面34に付着し、前記重ね合わせ面が確実に重ね合わされる。しかも、貼付面34が部分的なので、図8(a)の場合より付着力が弱いので、逆に剥がしやすくなる。
あるいは、図8(c)に示すように、第一の折返し片32の重ね合わせ面に、前記第二の折返し片33の重ね合わせ面と同様に、例えば、雄側(フック形状)の面ファスナー31aなどの糸屑付着面31を配置することができる。
この場合、糸屑付着面31が、第二の折返し片33だけでなく、第一の折返し片32も加えられるので、さらに多くの釣糸屑を収納することができる。
この場合、糸屑付着面31が、第二の折返し片33だけでなく、第一の折返し片32も加えられるので、さらに多くの釣糸屑を収納することができる。
次に、第二の実施形態における作用について説明する。
釣糸屑が発生すると、釣人は、図7(a)のポケット20の開口21を開けて、図7(b)に示すように、ポケット20の内部へ手を差し込む。次いで、糸屑付着シート30の図7(b)において左端側の折返し線35の付近を手で掴んで反転し、前記糸屑付着シート30をポケット20の開口21から外へ引っ張り出す。さらに、図7(c)に示すように、第二の折返し片33を第一の折返し片32から開く。第一の折返し片32も外へ引っ張り出されるので、第二の折返し片33の糸屑付着面31がポケット20の外へ大きな自由度を持って露出するため、釣糸屑を前記糸屑付着面31へ簡単に付着することができる。
その後、第二の折返し片33を第一の折返し片32へ折り返して重ね合わせてからポケット20の中へ戻す。この時、前記糸屑付着シート30は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
釣糸屑が発生すると、釣人は、図7(a)のポケット20の開口21を開けて、図7(b)に示すように、ポケット20の内部へ手を差し込む。次いで、糸屑付着シート30の図7(b)において左端側の折返し線35の付近を手で掴んで反転し、前記糸屑付着シート30をポケット20の開口21から外へ引っ張り出す。さらに、図7(c)に示すように、第二の折返し片33を第一の折返し片32から開く。第一の折返し片32も外へ引っ張り出されるので、第二の折返し片33の糸屑付着面31がポケット20の外へ大きな自由度を持って露出するため、釣糸屑を前記糸屑付着面31へ簡単に付着することができる。
その後、第二の折返し片33を第一の折返し片32へ折り返して重ね合わせてからポケット20の中へ戻す。この時、前記糸屑付着シート30は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
前記糸屑付着面31は第一の折返し片32と第二の折返し片33の間に挟まれて露出しないので、ポケット20の中へ指を差し込んでも、前記糸屑付着面31が指に触れない。さらに、第二の折返し片33が、第一の折返し片32およびポケット20の内面との間に位置するので、第一の折返し片32と第二の折返し片33の重ね合わせの一端(図6において右端)が、ポケット20の開口21に露出しない。したがって、ポケット20の中へ指を差し込んでも、その指が前記重ね合わせの一端に引っ掛かることがない。
次に、第三の実施形態について、第二の実施形態と異なる点を説明する。他は同様であるので詳しい説明は省略する。
例えば、第三の実施形態では、糸屑付着シート30をポケット20の面積より大きくし、折り返した状態でポケット20の内部に配置する点で、第二の実施形態と同様である。すなわち、図9に示すように、前記糸屑付着シート30は、第一の折返し片32と第二の折返し片33に折り返して重ね合わせた状態で、前記ポケット20の内部へ配置する。さらに、前記第一の折返し片32の一端側(図9において右側の一端)をポケット20の開口21付近に固定する。前記糸屑付着面31は、前記第二の折返し片33における重ね合わせ面に形成している。そのため、糸屑付着面31は、ポケット20の内部にあって露出しない。
しかし、第三の実施形態では、第一の折返し片32と第二の折返し片33に折り返す方向が、第二の実施形態とは異なる。すなわち、図9に示すように、第二の実施形態とは逆に、前記糸屑付着シート30は、前記第二の折返し片33をポケット20の内面と対向する面に対して反対側へ折り返した位置になるように配置する。
例えば、第三の実施形態では、糸屑付着シート30をポケット20の面積より大きくし、折り返した状態でポケット20の内部に配置する点で、第二の実施形態と同様である。すなわち、図9に示すように、前記糸屑付着シート30は、第一の折返し片32と第二の折返し片33に折り返して重ね合わせた状態で、前記ポケット20の内部へ配置する。さらに、前記第一の折返し片32の一端側(図9において右側の一端)をポケット20の開口21付近に固定する。前記糸屑付着面31は、前記第二の折返し片33における重ね合わせ面に形成している。そのため、糸屑付着面31は、ポケット20の内部にあって露出しない。
しかし、第三の実施形態では、第一の折返し片32と第二の折返し片33に折り返す方向が、第二の実施形態とは異なる。すなわち、図9に示すように、第二の実施形態とは逆に、前記糸屑付着シート30は、前記第二の折返し片33をポケット20の内面と対向する面に対して反対側へ折り返した位置になるように配置する。
なお、第三の実施形態では、第一の折返し片32には、第二の折返し片33との重ね合わせ面に、幾通りかの形態の面形状を形成することができる。第二の実施形態と同様であるので詳しい説明は省略する。
次に、第三の実施形態における作用について説明する。
釣糸屑が発生すると、釣人は、図10(a)のポケット20の開口21を開けて、図10(b)に示すように、ポケット20の内部へ手を差し込む。次いで、糸屑付着シート30の図10(b)において左端側の折返し線35を指でつまんで反転し、前記糸屑付着シート30をポケット20の開口21から外へ引っ張り出す。さらに、図10(c)に示すように、第二の折返し片33を第一の折返し片32から開く。第一の折返し片32も外へ引っ張り出されるので、第二の折返し片33の糸屑付着面31がポケット20の外へ大きな自由度を持って露出するため、釣糸屑を前記糸屑付着面31へ簡単に付着することができる。
その後、第二の折返し片33を第一の折返し片32へ折り返して重ね合わせてからポケット20の中へ戻す。この時、前記糸屑付着シート30は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
釣糸屑が発生すると、釣人は、図10(a)のポケット20の開口21を開けて、図10(b)に示すように、ポケット20の内部へ手を差し込む。次いで、糸屑付着シート30の図10(b)において左端側の折返し線35を指でつまんで反転し、前記糸屑付着シート30をポケット20の開口21から外へ引っ張り出す。さらに、図10(c)に示すように、第二の折返し片33を第一の折返し片32から開く。第一の折返し片32も外へ引っ張り出されるので、第二の折返し片33の糸屑付着面31がポケット20の外へ大きな自由度を持って露出するため、釣糸屑を前記糸屑付着面31へ簡単に付着することができる。
その後、第二の折返し片33を第一の折返し片32へ折り返して重ね合わせてからポケット20の中へ戻す。この時、前記糸屑付着シート30は、反転する際に生じた反転力も手伝って簡単に元の状態に戻る。
前記糸屑付着面31は第一の折返し片32と第二の折返し片33の間に挟まれるので、ポケット20の中へ指を差し込んでも、前記糸屑付着面31が指に触れない。さらに、第二の折返し片33が、第一の折返し片32とポケット20の内面と対向する面に対して反対側へ折り返した位置になるので、第一の折返し片32と第二の折返し片33の重ね合わせの一端(図9において右端)は、ポケット20の開口21側に露出する。しかし、ポケット20の中へ指を差し込む時、その指が前記重ね合わせの一端に引っ掛かるとしても、前述のように、糸屑付着面31が第一の折返し片32と第二の折返し片33の重ね合わせ面内にあるので、ポケット20の内部にあって露出しない。
本発明は、釣用衣服を含むアウトドアウェアの製造業、販売業またはレンタル業、アウトドアスポーツのインストラクター事業などにおいて、利用可能性を有する。
10; 糸屑収納ポケット
20; ポケット 21; 開口
22; 固定具 22a; 面ファスナー
30; 糸屑付着シート 31; 糸屑付着面
32; 第一の折返し片 33; 第二の折返し片
34; 貼付面 34a; 面ファスナー
35; 折返し線
40; 釣用衣服 40a; 釣用ベスト
41; ポケット
20; ポケット 21; 開口
22; 固定具 22a; 面ファスナー
30; 糸屑付着シート 31; 糸屑付着面
32; 第一の折返し片 33; 第二の折返し片
34; 貼付面 34a; 面ファスナー
35; 折返し線
40; 釣用衣服 40a; 釣用ベスト
41; ポケット
Claims (8)
- 釣用衣服の表面に開口を有するポケットと、 前記ポケットの内部に配置し、かつ釣糸屑を付着可能な糸屑付着面を有する糸屑付着シートと、を備えた糸屑収納ポケットであって、
前記糸屑付着シートの一端側を前記ポケットの開口付近に固定し、前記糸屑付着シートの他端側を反転して前記ポケットの開口から外へ引っ張り出すことを可能とするように形成した糸屑収納ポケット。 - 前記糸屑付着シートは、前記糸屑付着面が前記ポケットの内面と対向するように配置した請求項1に記載の糸屑収納ポケット。
- 釣用衣服の表面に開口を有するポケットと、 前記ポケットの内部に配置し、かつ釣糸屑を付着可能な糸屑付着面を有する糸屑付着シートと、を備えた糸屑収納ポケットであって、
前記糸屑付着シートの一端側を前記ポケットの開口付近に固定し、前記糸屑付着面が前記ポケットの内面と対向するように配置した糸屑収納ポケット。 - 前記糸屑付着シートは、第一の折返し片と第二の折返し片とに折り返して重ね合わせた状態で前記ポケットの内部に配置するとともに、前記第一の折返し片の一端側を前記ポケットの開口付近に固定し、前記糸屑付着面を前記第二の折返し片における重ね合わせ面に設けた請求項2に記載の糸屑収納ポケット。
- 前記糸屑付着シートは、前記第二の折返し片を前記ポケットの内面と対向する位置になるように折り曲げて配置した請求項4に記載の糸屑収納ポケット。
- 前記第一の折返し片における重ね合わせ面に、前記第二の折返し片の糸屑付着面に対して着脱可能な貼付面を配置した請求項4または請求項5のいずれかに記載の糸屑収納ポケット。
- 前記糸屑付着面を、前記第一の折返し片における重ね合わせ面に配置した請求項4または請求項5のいずれかに記載の糸屑収納ポケット。
- 前記糸屑付着面は、雄側の面ファスナーとし、前記貼付面は、雌側の面ファスナーとした請求項7に記載の糸屑収納ポケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013137295A JP2015010306A (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 糸屑収納ポケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013137295A JP2015010306A (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 糸屑収納ポケット |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015010306A true JP2015010306A (ja) | 2015-01-19 |
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JP2013137295A Pending JP2015010306A (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 糸屑収納ポケット |
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JP (1) | JP2015010306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106263126A (zh) * | 2016-08-22 | 2017-01-04 | 福建祥宏户外用品科技有限公司 | 四季钓鱼服 |
-
2013
- 2013-06-28 JP JP2013137295A patent/JP2015010306A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106263126A (zh) * | 2016-08-22 | 2017-01-04 | 福建祥宏户外用品科技有限公司 | 四季钓鱼服 |
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