JP2015008702A - 草刈機 - Google Patents

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吉益 宏次
Koji Yoshimasu
宏次 吉益
康孝 堀井
Yasutaka Horii
康孝 堀井
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Abstract

【課題】周囲への石等の飛散を抑制することができる建設機械の草刈機を提供する。
【解決手段】油圧ショベルのアーム12に着脱可能な草刈機13において、草刈刃26を有する回転体27と、この回転体27を収納するケーシング28と、このケーシング28における回転体27の回転方向の一方側及び他方側にそれぞれ形成され、ケーシング28内に草を取込むとともに、草刈刃26で刈られた草をケーシング28外に放出するための開口34A,34Bと、開口34Aの大部分を覆うように垂下されたゴム垂れ35と、このゴム垂れ35に対し回転体27から遠ざかる方向に離間して垂下されたゴム垂れ37とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、建設機械のアームに着脱可能な草刈機に関する。
建設機械の一つである油圧ショベルは、下部走行体と、この下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、この上部旋回体に連結された多関節型の作業装置とを備えている。作業装置は、例えば、上部旋回体に対し上下方向に回動可能に設けられたブームと、このブームの先端に上下方向に回動可能に連結されたアームと、このアームの先端に回動可能に連結された作業具とを備えている。そして、ブーム、アーム、及び作業具は、ブーム用油圧シリンダ、アーム用油圧シリンダ、及び作業具用油圧シリンダの駆動によりそれぞれ回動するようになっている。
油圧ショベルは、標準装備の作業具であるバケットに代えて、オプション装備の作業具を装着可能としている。このオプション装備の作業具の一つとして、草刈機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の草刈機は、草刈刃(ハンマーナイフ)を有する回転体と、この回転体を収納するケーシングと、このケーシングの外側に取付けられ、ベルト等を介して回転体を回転させるエンジンとを備えている。ケーシングの前面側(言い換えれば、回転体の回転上昇側)には取込口が形成され、ケーシングの後面側(言い換えれば、回転体の回転下降側)には放出口が形成されている。そして、草刈機が移動すると、地面に生えている草が取込口からケーシング内に取込まれて、草刈刃で刈られ、刈られた草が放出口からケーシング外に放出されるようになっている。
また、ケーシングの取込口の上部には、チェーン(防御体)が垂下されている。これにより、草刈刃で跳ねられた石等がケーシング外に飛び出すのを抑制するようになっている。
特許第3213571号公報(特に図1参照)
特許文献1に記載の草刈機では、取込口からケーシング内に草を取込みやすくするため等の理由から、チェーンの下端がケーシングの下端(又は草刈刃の先端の移動下限)より上側に位置するようになっている。すなわち、チェーンの下端と地面の間で隙間が生じるようになっている。そのため、草刈刃で跳ねられた石等がその隙間からケーシング外に飛び出す可能性がある。したがって、周囲への石等の飛散を抑制する点で改善の余地があった。
本発明の目的は、周囲への石等の飛散を抑制することができる建設機械の草刈機を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、建設機械のアームに着脱可能な草刈機において、草刈刃を有する回転体と、前記回転体を収納するケーシングと、前記ケーシングにおける前記回転体の回転方向の一方側及び反対側にそれぞれ形成され、前記ケーシング内に草を取込むとともに、前記草刈刃で刈られた草をケーシング外に放出するための一方側の開口及び反対側の開口と、前記一方側の開口及び前記反対側の開口のうちの少なくとも一方の大部分を覆うように垂下された第1の可撓性部材と、前記第1の可撓性部材に対し前記回転体から遠ざかる方向に離間して垂下された第2の可撓性部材とを備える。
このような本発明においては、草刈刃で跳ねられた石等が、第1の可撓性部材の下端と地面の間の隙間を介してケーシング外に飛び出しても、第2の可撓性部材で抑えることができる。したがって、周囲への石等の飛散を抑制することができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記第1の可撓性部材及び前記第2の可撓性部材のうちの少なくとも一方は、ゴム垂れである。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記ゴム垂れは、変形しやすいように、分割されるか若しくはスリットが形成される。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記第1の可撓性部材及び前記第2の可撓性部材のうちの少なくとも一方は、すだれ状のチェーン又はすだれ状のワイヤである。
本発明によれば、周囲への石等の飛散を抑制することができる。
本発明の一実施形態の草刈機が取付けられた油圧ショベルの構造を表す側面図である。 本発明の一実施形態の草刈機の構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態の草刈機の構造を表す側面図である。 本発明の一実施形態の作用効果を説明するための草刈機の側面図である。 本発明の他の実施形態の草刈機の構造を表す斜視図である。 本発明の他の実施形態の草刈機の構造を表す側面図である。 本発明の一変形例の草刈機の構造を表す斜視図である。 本発明の一変形例の草刈機の構造を表す側面図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の草刈機が取付けられた油圧ショベルの構造を表す側面図である。なお、以降、油圧ショベルが図1に示す状態にて運転者が運転席に着座した場合における運転者の前側(図1中左側)、後側(図1中右側)、左側(図1中紙面に向かって手前側)、右側(図1中紙面に向かって奥側)を、単に、前側、後側、左側、右側と称する。
図1で示す油圧ショベルは、機械質量6トン未満のミニショベルである。この油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体1と、この下部走行体1上に旋回可能に設けられた上部旋回体2と、この上部旋回体2の前側にスイングポスト3を介し連結された多関節型の作業装置4とを備えている。
下部走行体1は、上方から見て略H字形状のトラックフレーム5を備えている。トラックフレーム5の左側後端には駆動輪6が回転可能に支持され、トラックフレーム5の左側前端には従動輪(アイドラ)7が回転可能に支持され、これら左側の駆動輪6と左側の従動輪7とで左側の履帯(クローラ)8が掛けまわされている。そして、左側の走行用モータ(図示せず)の駆動によって左側の駆動輪6が回転し、ひいては左側の履帯8が回転するようになっている。
また、図示しないが、トラックフレーム5の右側後端には駆動輪6が回転可能に支持され、トラックフレーム5の右側前端には従動輪7が回転可能に支持され、これら右側の駆動輪6と右側の従動輪7とで右側の履帯8が掛けまわされている。そして、右側の走行用モータ(図示せず)の駆動によって右側の駆動輪6が回転し、ひいては右側の履帯8が回転するようになっている。
トラックフレーム5の前側には、排土用のブレード9が上下動可能に設けられている。そして、ブレード用油圧シリンダ(図示せず)の駆動によってブレード9が上下動するようになっている。
トラックフレーム5の中央部には旋回輪10が設けられ、この旋回輪10を介し上部旋回体2が旋回可能に設けられている。そして、旋回用モータ(図示せず)の駆動によって上部旋回体2が左右に旋回するようになっている。
スイングポスト3は、上部旋回体2の前側に左右方向に回動可能に設けられている。そして、スイング用油圧シリンダ(図示せず)の駆動によってスイングポスト3が左右方向に回動し、これによって作業装置4が左右にスイングするようになっている。
作業装置4は、スイングポスト3に上下方向に回動可能に連結されたブーム11と、このブーム11に上下方向に回動可能に連結されたアーム12と、このアーム12に上下方向に回動可能に連結された草刈機13とを備えている。なお、草刈機13は、オプション装備の作業具の一つである。そして、ブーム11、アーム12、及び草刈機13は、ブーム用油圧シリンダ14、アーム用油圧シリンダ15、及び作業具用油圧シリンダ16の駆動によって上下方向に回動するようになっている。なお、草刈機13は、標準装備の作業具(バケット)又は他のオプション装備の作業具(詳細には、例えば破砕機や把持機)等と交換可能になっている。
上部旋回体2は、その下部基礎構造をなす旋回フレーム17と、この旋回フレーム17上の前方左側に設けられたキャノピータイプの運転室18と、旋回フレーム17上の運転室18以外の部分を覆う外装カバー19と、旋回フレーム17上の後側に設けられ作業装置4との釣り合いをとるためのカウンタウェイト20とを備えている。
運転室18には、運転者が着座する運転席(座席)21が設けられている。運転席21の前方には、左右一対の走行レバー22(図1では左側の走行レバー22のみ示す)が設けられている。そして、左側の走行レバー22を前側に操作すると、左側の走行用モータが一方側に回転して左側の駆動輪6等が前転し、左側の走行レバー22を後側に操作すると、左側の走行用モータが反対側に回転して左側の駆動輪6等が後転するようになっている。同様に、右側の走行レバー22を前側に操作すると、右側の走行用モータが一方向に回転して右側の駆動輪6等が前転し、右側の走行レバー22を後側に操作すると、右側の走行用モータが反対方向に回転して右側の駆動輪6等が後転するようになっている。なお、左側の走行レバー22の下部には左側の走行ペダル(図示せず)が一体的に設けられ、足でも操作可能としている。同様に、右側の走行レバー22の下部には右側の走行ペダル(図示せず)が一体的に設けられており、足でも操作可能としている。
左側の走行ペダルのさらに左側には、オプションペダル23が設けられている。オプションペダル23は、左右方向の一方側に操作可能とし、反対側に操作不能なようにストッパ(図示せず)が設けられている。そして、オプションペダル23を左右方向の一方側に操作すると、草刈機13に組込まれた草刈用モータ(図示せず)が一方向に回転するようになっている。
右側の走行ペダルのさらに右側には、スイングペダル(図示せず)が設けられている。そして、スイングペダルを左側に操作すると、スイング用油圧シリンダが伸長してスイングポスト3が左側に回動し、スイングペダルを右側に操作すると、スイング用油圧シリンダが縮短してスイングポスト3が右側に回動するようになっている。
運転席21の左側には十字操作式の作業レバー24が設けられ、運転席21の右側には十字操作式の作業レバー(図示せず)が設けられている。そして、左側の作業レバー24を前側に操作すると、例えばアーム用油圧シリンダ15が縮短してアーム12をダンプし(押出し)、左側の作業レバー24を後側に操作すると、例えばアーム用油圧シリンダ15が伸長してアーム12をクラウドする(引込む)ようになっている。また、左側の作業レバー24を左側に操作すると、旋回モータが一方向に回転して上部旋回体2を左側に旋回し、左側の作業レバー24を右側に操作すると、旋回モータが反対方向に回転して上部旋回体2を右側に旋回するようになっている。また、右側の作業レバーを前側に操作すると、例えばブーム用油圧シリンダ14が縮短してブーム11を下げ、右側の作業レバーを後側に操作すると、例えばブーム用油圧シリンダ14が伸長してブーム11を上げるようになっている。また、右側の作業レバーを前側に操作すると、例えば作業用油圧シリンダ16が縮短して草刈機13を前側に回動し、右側の作業レバーを後側に操作すると、例えば作業具用油圧シリンダ16が伸長して草刈機13を後側に回動するようになっている。
右側の作業レバーのさらに右側には、ブレードレバー25が設けられている。そして、ブレードレバー25を前側に操作すると、ブレード用油圧シリンダが伸長してブレード9を下げ、ブレードレバー25を後側に操作すると、ブレード用油圧シリンダが縮短してブレード9を上げるようになっている。
次に、本実施形態の草刈機13の構造について説明する。図2は、本実施形態の草刈機13の構造を表す斜視図であり、図3は、側面図(一部透視図)である。
草刈機13は、外周側に複数の草刈刃(ハンマーナイフ)26が配列された回転体27と、この回転体27を回転可能に支持するとともに収納するケーシング28と、このケーシング28の外側に取付けられて回転体27を回転させる草刈用モータ(回転装置)と、ケーシング28の上部に取付けられた連結金具29とを備えている。連結金具29は、上述の図1で示すように、アーム12に回動可能に連結されるとともに、リンク機構を介して作業具用油圧シリンダ16に連結されるようになっている。
ケーシング28は、略半分の筒状体30と、この筒状体30の両端に接合された側板31とで構成されている。各側板31の外縁には、側板31の強度を高めるとともに地面Gと接触するソリ32が設けられている。ケーシング28の筒状体30の上部には、連結金具29を回転可能に係合する円筒33と、連結金具29の回転位置を固定する固定機構(図示せず)とが設けられている。これにより、例えばケーシング28に対する連結金具29の回転角度を0度に調整することにより、図1で示すように、草刈機13をアーム12に対して横向きに連結可能となる。また、例えばケーシング28に対する連結金具29の回転角度を90度に調整することにより、草刈機13をアーム12に対して縦向きに連結可能となる。
ケーシング28における回転体27の回転方向の一方側(図3中右側。本実施形態では、回転体27の回転上昇側)には開口34Aが形成され、ケーシング28における回転体27の回転方向の反対側(図3中左側。本実施形態では、回転体27の回転下降側)には開口34Bが形成されている。そして、例え油圧ショベルが図1に示す状態にて前進すると(言い換えれば、草刈機13が図1及び図3中左側に移動すると)、地面Gに生えている草が開口34Bからケーシング28内に取込まれて、草刈刃26で刈られ、刈られた草が開口34Aからケーシング28外に放出されるようになっている。
ここで、草刈刃26を有する回転体27は、草刈用モータの駆動によって一方向(詳細には、図3中矢印Aで示すように反時計回り)に回転するようになっている。そのため、草刈刃26で跳ねられた石等が開口34Aからケーシング28外に飛び出す可能性がある。そこで、草刈刃26で跳ねられた石等が開口34Aからケーシング28外に飛び出すのを抑制するため、開口34Aの大部分を覆うように、ゴム垂れ35(第1の可撓性部材)が垂下されている。なお、本実施形態では、ゴム垂れ35は、ケーシング28の長手幅方向に4枚に均等に分割されており、それらの上端部が押さえ板36等を用いてケーシング28に固定されている。
しかし、草刈刃26で刈られた草を開口34Aからケーシング28外に放出しやすくするため等の理由から、ゴム垂れ35の下端がケーシング28の側板31の下端より上側に位置するようになっている。すなわち、ゴム垂れ35の下端と地面Gの間で隙間が生じるようになっている。そのため、草刈刃26で跳ねられた石S等がその隙間からケーシング28外に飛び出す可能性がある(図4参照)。そこで、ゴム垂れ35に対し回転体27から遠ざかる方向(図3及び図4中右方向)に離間してゴム垂れ37(第2の可撓性部材)が垂下されている。なお、本実施形態では、ケーシング28にはコの字状の張出フレーム38が設けられている。そして、ゴム垂れ37は、ケーシング28の長手幅方向に4枚に均等に分割されており、それらの上端部が押さえ板39等を用いて張出フレーム38に固定されている。
以上のように構成された本実施形態においては、草刈刃27で跳ねられた石S等が、ゴム垂れ35の下端と地面Gの間の隙間を介してケーシング28外に飛び出しても、ゴム垂れ37で抑えることができる(図4参照)。したがって、草刈機13から周囲への石等の飛散を抑制することができる。
なお、ケーシング28の短手幅方向(図3中左右方向)における回転体27の中心とゴム垂れ35との間隔W1及びゴム垂れ35とゴム垂れ37との間隔W2に関しては、例えば、間隔W2が間隔W1の1/2倍程度となるか、若しくは、間隔W2が間隔W1の1/3倍〜1倍の範囲内となればよい。また、ケーシング28の高さ方向(図3中上下方向)におけるケーシング28の側板31の下端とゴム垂れ35の下端との間隔H1及びケーシング28の側板31の下端とゴム垂れ37の下端との間隔H2に関しては、間隔H2が間隔H1と同じであるか、間隔H2が間隔H1より若干小さくなるか(図3参照)、若しくは間隔H2が間隔H1より若干大きくなればよい。すなわち、例えば、間隔H2が間隔H1の0.5倍〜1.5倍の範囲内となればよい。これにより、草刈刃26で刈られた草を開口34Aからケーシング28外に放出するのを妨げないようになっている。
本発明の他の実施形態を、図5及び図6により説明する。なお、本実施形態において、上記一実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図5は、本実施形態の草刈機13Aの構造を表す斜視図であり、図6は、側面図(一部透視図)である。
本実施形態では、オプションペダル23は、左右方向の一方側及び他方側に操作可能としている。
そして、上記一実施形態と同様、オプションペダル23を左右方向の一方側に操作すると、草刈用モータが一方向に回転して回転体27が一方向(図6中矢印Aで示すように反時計回り)に回転する。このとき、例えば油圧ショベルが前進して草刈機13Aが図6中左側に移動すると、地面Gに生えている草が開口34Bからケーシング28内に取込まれて、草刈刃26で刈られ、刈られた草が開口34Aからケーシング28外に放出される。
そのため、上記一実施形態と同様、上述した場合に草刈刃26で跳ねられた石等が開口34Aからケーシング28外に飛び出すのを抑制するため、開口34Aの大部分を覆うように、ゴム垂れ35Aが垂下されている。また、ゴム垂れ35Aに対し回転体27から遠ざかる方向(図6中右方向)に離間してゴム垂れ37Aが垂下されている。これにより、上記一実施形態と同様、草刈刃26で跳ねられた石等が、ゴム垂れ35Aの下端と地面Gの間の隙間を介してケーシング28外に飛び出しても、ゴム垂れ37Aで抑えることができる。
一方、オプションペダル23を左右方向の反対側に操作すると、草刈用モータが反対方向に回転して回転体27が反対方向(図5中矢印Bで示すように時計回り)に回転する。このとき、例えば油圧ショベルが後進して草刈機13Aが図6中右側に移動すると、地面Gに生えている草が開口34Aからケーシング28内に取込まれて、草刈刃26で刈られ、刈られた草が開口34Bからケーシング28外に放出される。
そこで、本実施形態では、上述した場合に草刈刃26で跳ねられた石等が開口34Bからケーシング28外に飛び出すのを抑制するため、開口34Bの大部分を覆うように、ゴム垂れ35B(第1の可撓性部材)が垂下されている。また、ゴム垂れ35Bに対し回転体27から遠ざかる方向(図6中左方向)に離間してゴム垂れ37B(第2の可撓性部材)が垂下されている。これにより、草刈刃26で跳ねられた石等が、ゴム垂れ35Bの下端と地面Gの間の隙間を介してケーシング28外に飛び出しても、ゴム垂れ37Bで抑えることができる。
以上のように本実施形態においても、草刈機13Aから周囲への石等の飛散を抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、ゴム垂れがそれぞれ4枚に分割された場合を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲内で変更が可能である。すなわち、ゴム垂れは、例えば2枚、3枚、又は5枚以上に分割されてもよい。また、ゴム垂れは、完全に分割されず、スリットが形成されてもよい。これらの変形例においても、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態においては、ケーシング28の開口の大部分を覆うように垂下された第1の可撓性部材として、ゴム垂れ35又はゴム垂れ35A,35Bが設けられ、第1の可撓性部材に対し回転体から遠ざかる方向に離間して垂下された第2の可撓性部材として、ゴム垂れ37又はゴム垂れ37A,37Bが設けられた場合を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲内で変更が可能である。すなわち、図7及び図8で示す草刈機13Bのように、ゴム垂れ37に代えて、すだれ状のチェーン40が設けられてもよい。あるいは、ゴム垂れ37に代えて、すだれ状のワイヤが設けられてもよい。また、ゴム垂れ37A,37Bに代えて、すだれ状のチェーン又はすだれ状のワイヤが設けられてもよい。また、ゴム垂れ35又はゴム垂れ35A,35Bに代えて、すだれ状のチェーンが設けられてもよいし、又は、すだれ状のワイヤが設けられてもよい。これらの変形例においても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、以上においては、本発明の適用対象として、油圧ショベルのアーム12に着脱可能な草刈機を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、他の建設機械のアームに着脱可能な草刈機に適用してもよいことは言うまでもない。
12 アーム
13,13A,13B 草刈機
26 草刈刃
27 回転体
28 ケーシング
34A 開口
34B 開口
35,35A,35B ゴム垂れ(第1の可撓性部材)
37,37A,37B ゴム垂れ(第2の可撓性部材)
40 すだれ状のチェーン(第2の可撓性部材)

Claims (4)

  1. 建設機械のアームに着脱可能な草刈機において、
    草刈刃を有する回転体と、
    前記回転体を収納するケーシングと、
    前記ケーシングにおける前記回転体の回転方向の一方側及び反対側にそれぞれ形成され、前記ケーシング内に草を取込むとともに、前記草刈刃で刈られた草をケーシング外に放出するための一方側の開口及び反対側の開口と、
    前記一方側の開口及び前記反対側の開口のうちの少なくとも一方の大部分を覆うように垂下された第1の可撓性部材と、
    前記第1の可撓性部材に対し前記回転体から遠ざかる方向に離間して垂下された第2の可撓性部材とを備えたことを特徴とする建設機械の草刈機。
  2. 請求項1記載の建設機械の草刈機において、
    前記第1の可撓性部材及び前記第2の可撓性部材のうちの少なくとも一方は、ゴム垂れであることを特徴とする建設機械の草刈機。
  3. 請求項2記載の建設機械の草刈機において、
    前記ゴム垂れは、変形しやすいように、分割されるか若しくはスリットが形成されたことを特徴とする建設機械の草刈機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の建設機械の草刈機において、
    前記第1の可撓性部材及び前記第2の可撓性部材のうちの少なくとも一方は、すだれ状のチェーン又はすだれ状のワイヤであることを特徴とする建設機械の草刈機。
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