JP2015006331A - マスク補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク本来の機能を更に高めると共に、マスク装着時の暑苦しさや、息苦しさ、メガネが曇りやすいなどのデメリットを排除する、マスク補助具を提供すること。【解決手段】マスクの下に装着する、装着者の顔面の鼻部より下を覆うような立体形状のマスク補助具1であって、外縁には、装着者の鼻背から鼻唇溝に沿って当接する当接部4を備え、装着者の鼻孔より下に向き合う位置には、下向きの鋸歯状部5を備え、前記鋸歯状部5の段部の下端奥には、呼吸孔6を有する構成にする。【選択図】 図1

Description

本発明は、マスク等の下に装着する、マスク補助具に関する。
従来、マスク自体の長所を損なうことなく、マスク装着時の短所を克服するために、後記特許文献のようなマスク補助具が提案されている。
特許文献1では、マスク補助具の外縁に構成された外縁部と、上記外縁部のうち特に装着時に人の鼻に当接する鼻当接部と、上記鼻当接部の中心から下方に向けて延びている頂角部と、上記頂角部から左右方向にそれぞれ円弧状に傾斜する右側傾斜部及び左側傾斜部と、上記鼻当接部の左右の終端位置に設けられ、マスクが把持される装着部と、を備え、上記頂角部及び右側傾斜部、左側傾斜部には、開口部が設けられていることを特徴とするマスク補助具が公開されている。
特許文献2では、筒状の本体と、該本体にあって装着時に鼻孔の下に位置し、外側に開く排気弁を有する排気用穴と、該本体にあって装着時に鼻のほぼ正面に位置する開放部とを有することを特徴とするマスク補助具が公開されている。
特開2012−110577号公報 特開2002−748号公報
前記特許文献1や前記特許文献2に記載された発明は、マスクを装着した際の厚苦しさや息苦しさを排除すると共に、会話を円滑に行うことを可能とするものである。しかしながら、マスクを装着した際のデメリットを排除する以外の用途に用いられるものではなく、マスク本来の機能を高めるものではなかった。
本発明は上記実情を基に開発されたもので、マスク本来の機能である、乾燥した空気や冷たい空気が鼻や口から入ることや埃の侵入、又はインフルエンザ等によるウィルスの侵入、流出を防ぐ機能を更に高めると共に、マスク装着時の暑苦しさや、息苦しさ、メガネが曇りやすいなどのデメリットを排除する、マスク補助具の提供を目的としている。
前記の課題を解決するための本発明は、マスクの下に装着する、装着者の顔面の鼻部より下を覆うような立体形状のマスク補助具であって、外縁には、装着者の鼻背から鼻唇溝に沿って当接する当接部を備え、装着者の鼻孔より下に向き合う位置には、下向きの鋸歯状部を備え、その鋸歯状部の段部の下端には、主に空気の通り道である、呼吸孔を有していることを特徴とする。
そして、マスク補助具装着時の空気の通り道を長くするためには、次のようにすることが好ましい。すなわち、呼吸孔は、鋸歯状部の段部の下端奥に有することである。
本発明のように、装着者の鼻孔より下に向き合う位置には、下向きの鋸歯状部を備え、その鋸歯状部の段部の下端には、主に空気の通り道である呼吸孔を有している構成にすれば、吸気の際には、乾燥した空気や冷たい空気が、マスクの基布越しにほぼダイレクトに流入することを防ぐことが可能であるため、マスク補助具内の保温・保湿効果に優れ、結果として、鼻や口から乾燥した空気や冷たい空気が気管に流入することを防ぐことが可能である。また、呼気の際には、下向きに空気が吐き出されるため、メガネも曇りにくい。更に、呼気だけではなく、分泌物に関しても、常に下向きにしか外部に出る恐れがないため、風邪やインフルエンザの感染者のウィルスを含んだ分泌物を、クシャミや咳などで外部に広く撒き散らしにくくする効果も備えている。
また、マスク補助具装着時の空気の通り道を長くするために、呼吸孔は、鋸歯状部の段部の下端奥に有する構成にした場合、マスク補助具内と、外気との空気の交換がより一層緩やかになるため、鼻や口から気管に入る空気の保温・保湿効果を更に高めることが可能である。
(a)、(b)図は、本発明のマスク補助具を装着した状態を示す正面図と、側面図である。 (a)、(b)、(c)、(d)図は、本発明のマスク補助具の底面側が装着者の顔面に接しない構成の場合の上面図、正面図、側面図、底面図である。 図2(b)のX−X線切断部断面図である。 (a)、(b)、(c)、(d)図は、本発明のマスク補助具の底面側が装着者の顔面に接する構成の場合の上面図、正面図、側面図、底面図である。 本発明のマスク補助具の底面側が装着者の顔面に接する構成の場合の、底面側から見た斜視図である。
以下、この発明の実施の形態を図1から図5を参照して詳細に説明する。本発明によるマスク補助具1は、図1(a)、(b)に示すように、装着者の顔面の鼻部より下を覆うようなマスク補助具1であって、装着者の顔面全体に張り付くことのないよう、装着者の顔面から突き出した立体形状をしているものである。この形状であることにより、呼吸がしやすく、装着者に圧迫感を与えない。また、図2(c)に示すように、マスク補助具1の上端は、マスク補助具1の正面側に向けて傾斜しており、このことにより、装着者の視界に、マスク補助具1が入りづらい。なお、このマスク補助具1の素材としては、プラスチック等合成樹脂が好適であるが、特に、衛生面や人体への安全面を考慮するならば、ポリオレフィン系プラスチックであることが望ましい。その他、マスク補助具1を廃棄する際の環境面を考慮するならば生分解性プラスチックやバイオプラスチック等も採用できるが、これに限定されるものではない。
そして、図1(a)、(b)や、図2(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、マスク補助具1の左右側面には、マスク補助具1を装着者に固定するための締め紐2を掛ける、紐掛け部3を備えていることが望ましい。なお、締め紐2の素材としては、伸縮自在な弾性部材が好適であるが、これに限定されるものではない。また、締め紐2は、図1(a)、(b)で示すように、耳の上を通り、後頭部に回すタイプのものが好適であるが、これに限定されるものではなく、首の後ろに回すタイプや、耳かけタイプのものでも問題はない。なお、本発明のマスク補助具1の上から、マスク等をする場合には、締め紐2、紐掛け部3は必ずしも必要なものではないため、これらの有無は本発明を特に限定するものではない。
また、図1(a)、(b)や、図2(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、マスク補助具1の外縁には、装着者の鼻背から鼻唇溝に沿って当接する左右対称形の当接部4を備えており、この当接部4が装着者の顔面に接する。なお、マスク補助具1は、図2(d)に示すように、底面側が装着者の顔面に接しない構成でも問題ないし、図4、図5に示すように、底面側も装着者の顔面に接する構成でも問題ない。ただし、底面側が装着者の顔面に接する構成の場合、下側からも吸排気しやすいように底面スリット7を設けることが望ましい。
そして、マスク補助具1の装着者の鼻孔より下に向き合う位置には、下向きの鋸歯状部5を備えている。なお、この鋸歯状部5は、リブのように、断面特性、特に慣性モーメントを向上させることで、構造の剛性を向上させる効果も備えている。そのため、鋸歯状部5の段部は複数有ることが好適であるが、図に示す数に限定したものではない。
そして、図3に示すように、下向きの鋸歯状部5の段部の下端奥には、呼吸孔6を有している。この呼吸孔6は、主に空気の通り道であるが、吸気の際には、上に装着するマスクの基布越しに、ほぼダイレクトに空気が流入することを防ぐことが可能であるため、マスク補助具1内の保温・保湿効果に優れている。また、呼気の際には、下向きに空気が吐き出されるため、メガネも曇りにくい。更に、呼気だけではなく、分泌物に関しても、常に下向きにしか外部に出る恐れがないため、風邪やインフルエンザの感染者のウィルスを含んだ分泌物を、クシャミや咳などで外部に広く撒き散らしにくくする効果も備えている。
なお、この呼吸孔6のサイズや数は、特に限定されるものではなく、例えば、マスク補助具1の側方方向側に大きく開口した呼吸孔6を、鋸歯状部5のそれぞれの段部の下端奥にひとつ備えていても、側方方向側に複数有している構成でも問題ない。
以上のようなマスク補助具1は、以下のようにして使用する。まず、マスク補助具1の鋸歯状部5が下向きになるように、マスク補助具1を持つ。その後、片手でマスク補助具1を持ち、締め紐2がマスク補助具1の表側に垂れるようにしつつ、マスク補助具1と締め紐2の間に他方の手を通す。そして、マスク補助具1を顔面の鼻背から鼻唇溝に沿ってあてがい、締め紐2を後頭部側に回す。そして最後にマスク補助具1の左右を摘まみ、位置の調整をする。
なお、本発明のマスク補助具1は、マスクの下に装着するものとして特に好適なものであるが、ネックウォーマーやマフラーの下に装着することも可能であるし、本発明のマスク補助具1のみを装着し、その上に何も装着しない使用方法ももちろん可能である。
1 マスク補助具
2 締め紐
3 紐掛け部
4 当接部
5 鋸歯状部
6 呼吸孔
7 底面スリット


Claims (2)

  1. マスクの下に装着する、装着者の顔面の鼻部より下を覆うような立体形状のマスク補助具(1)であって、
    外縁には、装着者の鼻背から鼻唇溝に沿って当接する当接部(4)を備え、
    装着者の鼻孔より下に向き合う位置には、下向きの鋸歯状部(5)を備え、
    前記鋸歯状部(5)の段部の下端には、呼吸孔(6)を有していることを特徴とする、マスク補助具。
  2. 前記呼吸孔(6)は、前記鋸歯状部(5)の段部の下端奥に有することを特徴とする、請求項1記載のマスク補助具。
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