JP2015005896A - 内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法 - Google Patents

内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015005896A
JP2015005896A JP2013130298A JP2013130298A JP2015005896A JP 2015005896 A JP2015005896 A JP 2015005896A JP 2013130298 A JP2013130298 A JP 2013130298A JP 2013130298 A JP2013130298 A JP 2013130298A JP 2015005896 A JP2015005896 A JP 2015005896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
signal
endoscope
imaging
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013130298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6230291B2 (ja
Inventor
光伸 大野
Mitsunobu Ono
光伸 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2013130298A priority Critical patent/JP6230291B2/ja
Priority to US13/974,522 priority patent/US9651767B2/en
Publication of JP2015005896A publication Critical patent/JP2015005896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6230291B2 publication Critical patent/JP6230291B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/24Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
    • G02B23/2476Non-optical details, e.g. housings, mountings, supports
    • G02B23/2484Arrangements in relation to a camera or imaging device
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00004Operational features of endoscopes characterised by electronic signal processing
    • A61B1/00009Operational features of endoscopes characterised by electronic signal processing of image signals during a use of endoscope
    • A61B1/000095Operational features of endoscopes characterised by electronic signal processing of image signals during a use of endoscope for image enhancement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00059Operational features of endoscopes provided with identification means for the endoscope
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/045Control thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/05Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion

Abstract

【課題】出力画像の解像度を保持するとともに、装置構成が簡易で開発もより容易な内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法を提供すること。
【解決手段】画素数の互いに異なる撮像素子23A,23Bをそれぞれ搭載した複数のスコープ2A,2Bのいずれかが着脱自在に接続され、撮像素子が撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する内視鏡用の本体装置3において、予め決められたデータ量となるように撮像信号の画素密度を高密度変換して規格画像信号を生成する信号処理部37を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画素数の互いに異なる撮像素子をそれぞれ搭載した複数の挿入部のいずれかが着脱自在に接続され、前記撮像素子が撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法に関する。
従来から、医療分野および工業分野において、各種検査のために内視鏡装置が広く用いられている。たとえば、工業分野では、航空機のジェットエンジンの内部検査、工業用プラントの内部検査および屋外の建造物の検査など、様々な環境下で検査を行うために内視鏡装置が使用される。内視鏡装置は、先端にCCD等の撮像素子が設けられた細長形状のスコープと、撮像素子によって撮像された画像を処理する本体装置とによって構成される。内視鏡装置のユーザによって検査対象の内部にスコープが挿入されると、スコープ先端の撮像素子が撮像した画像が本体装置のモニタに表示されるとともに、記録媒体に画像が記憶される。
近年、半導体技術の進化によって撮像素子の高集積化が進んだ結果、従来よりも高画素数(たとえば130万画素)の撮像素子をスコープ先端に取り付けることができるようになった。このため、複数種のスコープを着脱自在に接続できるようにし、各種スコープの中から検査対象や検査環境に応じたスコープを選択可能とした内視鏡装置が実用化されている。
このような内視鏡装置では、各画素数にそれぞれ適した周波数で撮像素子を駆動させるため、本体装置において、接続されるスコープの撮像素子の種類に応じ内部の動作クロックも複数設定可能である。また、本体装置では、撮像信号処理のための回路も撮像素子に応じて複数設けられている。このように撮像素子ごとに回路を設けると、回路規模が複雑になって装置構成が大きくなってしまう。
そこで、本体装置における回路の複雑化を回避するため、撮像素子から出力された画像の画素数を、本体装置内部のプロセッサが処理可能である画素数にダウンコンバートしてから各信号処理を行う内視鏡装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−118159号公報
しかしながら、特許文献1記載の内視鏡装置の場合、高解像度の撮像素子を有するスコープを選択して画像を撮像しても、本体装置側のダウンコンバート処理のために画素が間引きされてしまうため、解像度の低い画像しか取得できないという問題があった。また、近年、タブレットPCやスマートホンの発達によって、画像圧縮伸張処理や記録媒体への画像記録および画像再生までが処理可能である非常に高機能なマルチメディアプロセッサが出現し、性能の高い内視鏡装置をコンパクトに実現することができるようになった。しかしながら、この高機能なマルチメディアプロセッサは、内部が複雑かつ多機能であるため、内部を最適に動かすためのファームウエア設計、各種設定が非常に困難であり、商品開発には、多くの時間と労力が必要になっている。また、組み合わせる撮像素子の駆動周波数が複数ある場合、この高機能なマルチメディアプロセッサも複数の異なる周波数(クロック)で動作、設計しなければならず、設計や検証などで開発期間、開発費が一層増大してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、出力画像の解像度を保持するとともに、装置構成が簡易で開発もより容易な内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、画素数の互いに異なる撮像素子をそれぞれ搭載した複数の挿入部のいずれかが着脱自在に接続され、前記撮像素子が撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する内視鏡用の画像処理装置において、予め決められたデータ量となるように前記撮像信号の画素密度を高密度変換して規格画像信号を生成する撮像信号処理手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記規格画像信号は、規定のクロック周波数で処理可能であることを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記撮像信号処理の後段に設けられる処理手段をさらに備え、前記規定のクロック周波数は、前記処理手段の動作周波数と一致することを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記規定のクロック周波数は、前記撮像素子の画素数に応じて設定されることを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記規定のクロック周波数は、前記複数の挿入部がそれぞれ有する撮像素子のうちの最大画素数に対応して設定されることを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記予め決められたデータ量は、前記複数の挿入部がそれぞれ有する撮像素子のうちの最大画素数に対応して設定されることを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記撮像信号処理手段は、前記撮像信号の画素密度を高密度変換した後にダミー信号を補充することによって前記規格画像信号を生成することを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記撮像信号処理手段が生成した規格画像信号をもとに記録用の画像データを生成する画像生成手段をさらに備え、前記規定のクロック周波数は、前記画像生成手段の動作周波数と一致することを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記撮像信号処理手段が生成した規格画像信号から前記ダミー信号を取り除いた信号をもとに前記画像データを生成することを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記挿入部ごとに、画素密度変換条件、前記ダミー信号の補充条件および前記ダミー信号の除外条件がそれぞれ対応付けられた信号処理条件が予め設定されており、前記撮像信号手段は、当該画像処理装置に接続された前記挿入部に対応する前記信号処理条件をもとに前記規格画像信号を生成し、前記画像生成手段は、当該画像処理装置に接続された前記挿入部に対応する前記信号処理条件をもとに前記画像データを生成する。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理装置は、前記撮像信号処理手段は、前記規格画像信号の端部に位置するように前記ダミー信号を補充することによって前記規格画像信号を生成することを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡システムは、上記のいずれか一つに記載の内視鏡用の画像処理装置と、各々が前記画像処理装置に着脱自在に接続可能であり、各々が画素数の互いに異なる撮像素子をそれぞれ搭載した複数の挿入部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる内視鏡用の画像処理方法は、画素数の互いに異なる撮像素子をそれぞれ搭載した複数の挿入部のうち内視鏡装置の本体装置に接続された挿入部の前記撮像素子が撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する内視鏡用の画像処理方法において、予め決められたデータ量となるように前記撮像信号の画素密度を高密度変換して規格画像信号を生成する撮像信号処理ステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、予め決められたデータ量となるように撮像信号の画素密度を高密度変換した規格画像信号を出力するため、撮像信号の処理回路を上記の規格画像信号のみに対応させるだけで足りることから、装置構成が簡易であり、かつ、開発もより容易でありながら出力画像の解像度を保持できるという効果を奏する。
図1は、本発明における実施の形態にかかる内視鏡システムの構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す内視鏡システムの撮像処理の処理手順を示すフローチャートである。 図3は、図1に示す各撮像素子によって生成された撮像信号を模式的に示した図である。 図4は、図1に示す画素密度変換部における画素密度変換処理を説明する図である。 図5は、図1に示す画像再生部における画像再生処理を説明する図である。 図6は、図1に示す画素密度変換テーブルの一例を示す図である。 図7は、図1に示す画素密度変換部における画素密度変換処理の他の例を説明する図である。
以下に、本発明にかかる実施の形態の一例として、検査対象を撮像する撮像素子が先端に設けられた工業用の内視鏡システムについて説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
(実施の形態)
図1は、本発明における実施の形態にかかる内視鏡システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる内視鏡システム1は、検査対象に挿入されるとともに検査対象の画像を撮像するスコープ2A,2Bと、スコープ2A,2Bのいずれかが着脱自在に接続されるとともに接続するスコープが撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する本体装置3と、本体装置3に接続するスコープが撮像した画像を表示する表示装置4と、スコープが撮像した画像を記録する記録媒体5とを有する。図1においては、スコープ2A,2Bのうちスコープ2Aが本体装置3に接続する場合を例示する。
スコープ2Aは、可撓性を有する細長形状をなし、特許請求の範囲における挿入部として機能する。スコープ2Aの先端には、検査対象を照明する照明光を出射するLED21Aと、図示しない観察窓の内側に設けられた対物レンズ22Aと、対物レンズ22Aの焦点位置に設けられた撮像素子23Aとを備える。撮像素子23Aは、光を受光して光電変換を行うことにより電気信号を生成する画素が2次元マトリックス状に配列されたCCDによって構成される。スコープ2Bもスコープ2Aと同様に、可撓性を有する細長形状をなすとともに、LED21Bと、図示しない観察窓の内側に設けられた対物レンズ22Bと、対物レンズ22Bの焦点位置に位置する撮像素子23Bとを先端に有する。撮像素子23A,23Bの画素数は異なり、たとえば撮像素子23Aは44万画素を備え、撮像素子23Bは130万画素を備える。また、スコープ2A,2Bはスコープ径も異なり、スコープ2Aに比べスコープ2Bの方がスコープ径は大きい。なお、撮像素子23A,23Bは、CMOSで構成されてもよい。また、本実施の形態では、130万画素が内視鏡システム1における最大画素数である場合を例に、説明を行う。
スコープ2A基端の本体装置3との着脱部近傍には、撮像素子23Aが出力した撮像信号に対してノイズ除去やA/D変換をそれぞれ行うアナログフロントエンド部(以下、「AFE部」という)24Aが設けられる。AFE部24Aは、例えば相関二重サンプリング(Correlated Double Sampling)法を用いてアナログの撮像信号に含まれるノイズ成分を低減するCDS回路25Aと、電気信号の増幅率(ゲイン)を調整して一定の出力レベルを維持するAGC(Automatic Gain Control)回路26Aと、AGC回路26Aを介して出力された画像情報としての撮像信号をA/D変換するA/D変換回路27Aとを有する。スコープ2Bも同様に、基端の着脱部近傍に、CDS回路25B、AGC回路26BおよびA/D変換回路27Bを有するAFE部24Bを備える。なお、AFE部は、スコープ側ではなく本体装置3側に設けてもよい。また、AFE部24A,24Bに、それぞれ対応する撮像素子23A,23Bの駆動用タイミングジェネレータを内蔵させてもよい。
スコープ2A,2Bには、スコープの種別を示す識別機構が設けられる。識別機構として、スコープ基端の形状が種別に応じて変えられたものや、スコープの種別ごとに抵抗値が決められた抵抗部などが挙げられる。
本体装置3は、スコープ2A,2Bのうち接続するスコープに設けられた撮像素子が撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する。本体装置3は、スコープ2Aの基端またはスコープ2Bの基端を本体装置3に着脱可能に接続するコネクタ30、内視鏡システム1の動作を指示する指示信号の入力を受け付ける入力部31、撮像素子23Aまたは撮像素子23Bが撮像した撮像信号を処理し予め決められたデータ量の規格画像信号を生成する撮像信号処理部32、撮像信号処理部32が生成した規格画像信号をもとに記録用の画像データを生成する画像生成部33、および、画像生成部33が生成した画像データを表示用の画像データに変換する画像変換部34を備える。本体装置3には、SDカードなどの記録メディアやUSBといった記録媒体5が着脱自在に装着され、画像生成部33が生成した画像データを記録媒体5に記録することもできる。
コネクタ30は、接続されたスコープ2Aまたはスコープ2Bとの間で電気信号の送受信を行う。コネクタ30には、本体装置3に接続するスコープの種別を検知するための検知機構が設けられる。この検知機構として、スコープの基端形状を検知するものや、スコープ内蔵の抵抗の抵抗値を検知するものが挙げられる。
入力部31は、キーボード、各種ボタン、各種スイッチ等の入力デバイスや、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスを含み、これらのデバイスに対するユーザの操作に応じた指示信号を撮像信号処理部32に入力する。
撮像信号処理部32は、接続するスコープ2A,2Bの撮像素子23A,23BおよびAFE部24A,24Bと撮像信号処理部32と画像生成部33との各種構成回路の制御を行う制御部35、スコープ2Aまたはスコープ2Bが接続状態にある場合にLED21AまたはLED21Bの点灯および消灯の切替制御を制御部35の制御に基づいて行うLED駆動部36、本体装置3に接続するスコープの撮像素子が撮像した撮像信号を処理する信号処理部37、並びに、後述する画素密度変換テーブル381を含む各種制御情報を記憶する記憶部38を有する。撮像信号処理部32は、FPGA(Field Programmable Gate Array)を用いて構成されるほか、ゲートアレイを用いて構成されてもよく、必要な機能が実装されていれば汎用DSP(Digital Signal Processor)を用いて構成されてもよい。
制御部35は、各撮像素子23A,23Bにそれぞれ適した駆動周波数で撮像処理を実行させている。撮像素子23Bよりも画素数の少ない撮像素子23Aに対する駆動周波数は、撮像素子23Bに対する駆動周波数よりも低い値に設定される。制御部35は、コネクタ30の検知結果をもとにコネクタ30に接続するスコープがスコープ2A,2Bのいずれであるかを識別するスコープ種別識別部351、後述する信号処理部37の画素密度変換部377における画素密度変換処理を制御する画素密度変換制御部352、および、後述する画像生成部33におけるデータの切出し処理を制御する切出し制御部353を備える。
信号処理部37は、色信号に対してガンマ補正を施すガンマ処理部371、色再現性を改善するための色補正を行う色信号再生部372、撮像信号を周波数分解し周波数に応じてコアリング処理などのノイズリダクション(Noise Reduction)処理を行うNR処理部373、撮像信号に対応する画像内の一部をトリミングしトリミング画像を拡大する電子ズーム処理部375、エッジ強調処理を行うエッジ強調処理部376、予め決められたデータ量となるように撮像信号の画素密度を時間的に高密度に変換(アップコンバート)した規格画像信号を生成する画素密度変換部377、ノイズを含みやすい画像の四隅をマスキングするマスキング処理部378、および、制御部35の制御に基づいて撮像素子23A,23Bにそれぞれ適した駆動信号を生成して出力するタイミングジェネレータ379(以下、「TG39」という)を備える。信号処理部37は、OB(Optical Black)値の減算、ホワイトバランス補正、同時化などの基本的な撮像信号処理も行う。撮像信号処理部32は、たとえばDDR−DRAMによって構成される撮像信号処理用メモリ320と接続し、撮像信号処理用メモリ320に一時的に撮像信号を保持させることによって各種信号処理を行っている。
画素密度変換部377は、撮像信号の画素密度をアップコンバートした後、予め決められたデータ量となるように所定のダミー信号を補充することによって、規格画像信号を生成する。この規格画像信号は、画像信号における水平方向の画素数および垂直方向の画素数がそれぞれ所定の数に定められており、規定のクロック周波数で処理可能である。この規定のクロック周波数は、撮像信号処理部37の後段に設けられる処理手段である画像生成部33の動作周波数と一致する。
画像生成部33は、撮像信号処理部32が生成した規格画像信号から、画素密度変換部377において補充されたダミー信号を取り除き検査対象の画像に対応する有効データ部分を切出す切出し部331、および、切出し部331が切出した画像の有効データ部分を所定の形式に従って圧縮伸張する画像圧縮伸張部332を有する。画像圧縮伸張部332は、たとえば、画像の有効データ部分を、MPEG(Moving Picture Experts Group)等の規格に基づいた動画ファイル形式に圧縮伸張する。画像生成部33は、所定形式に圧縮伸張した画像データを画像変換部34に出力する。また、画像生成部33は、所定形式に圧縮伸張した画像データを、本体装置3に装着された記録媒体5に記憶させる。画像生成部33は、たとえば、画像圧縮伸張処理から記録媒体5への画像記録および画像再生までが処理可能である汎用性があり、非常に高機能なマルチメディアプロセッサを用いて構成される。画像生成部33は、たとえばDDR−DRAMによって構成される画像生成用メモリ330と接続し、画像生成用メモリ330に一時的に画像データを保持させることによって各種処理を行っている。また、画像生成部33は、撮像信号処理部32から出力された規格画像信号を、スコープの各撮像素子の画素数によらず一定の周波数で処理している。なお、画像圧縮伸張部332は、画像の有効データ部分を、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の形式に基づいた静止画像データ形式に圧縮伸張してもよい。
そして、画像生成部33は、CPUで構成される制御部333を有し、画像生成部33の制御を行うほか、本体装置3の入力部31の制御、後述するOSD部341の制御、撮像信号処理部32や信号処理部37の各機能の設定および制御を行うことも可能である。画像生成部33は、画像調整部334、超解像処理部335、画像計測部336をさらに備える。画像調整部335は、記録媒体5に書き込む画像や表示装置4に表示する画像に対し、輪郭強調処理や、色を強調する処理などの様々な画質調整処理を行う。信号処理部37でも同じような画像処理機能を搭載しているが、画像生成部33側でも同様の機能を搭載することで、記録媒体5への記録画像の画質は変更せずに、表示装置4側だけ画像を調整することを可能とする。たとえば、屋外の眩しい環境下や室内などの薄暗い環境下などの様々な使用環境に応じて、表示装置4側だけ画質を調整することが可能である。逆に、本装置では、表示装置4側の画質は変えずに記録媒体4側だけ画質を調整することも可能であり、ユーザの要求に応じて適宜対応できるようになっている。さらに、画像生成部33は、超解像処理部335も有しており、信号処理部37におけるエッジ強調部376よりも高度な輪郭補正を実行可能である。超解像処理部335は、例えば、ノイズを抑えて、任意の部分だけ輪郭強調を行うなどの高度な処理を実行可能である。さらに、画像生成部33は、画像計測部336を有し、入力部31を介して画像上で指定した2地点間の距離や、指定した範囲の面積などの計算も実行可能である。画像計測部336が計測した結果は、後述するOSD部341で表示される。
画像変換部34は、画像生成部33から出力された画像データの画素数を表示装置4の画素数に合わせて変換する。画像変換部34は、文字やメニュー等の表示を画像データに重畳して表示装置4に出力するOSD部341を有する。OSD部341による重畳処理は、文字の滲みやボケという画像問題を防ぐために画素数変換処理後に行われる。なお、画像生成部33から出力された画像データの画素数と、表示装置4の画素数が共通の場合には、画像変換部34による画素数変換処理は不要であり、この場合は画像データをそのまま表示装置4に通す。
記憶部38は、画素密度変換部377および画像生成部33における各処理の制御条件である画素密度変換テーブル381を記憶する。この画素密度変換テーブル381は、スコープ2A,2Bの種別ごとに、画素密度変換部377が行う画素密度変換処理における画素密度変換倍率およびダミー信号の補充領域と、画像生成部33が行う切出し処理におけるダミー信号の除外領域および画像の有効データ部分の切出し領域とがそれぞれ対応付けられている。制御部35は、この画素密度変換テーブル381を参照し、接続されたスコープの種別に対応する画素密度変換倍率、ダミー信号補充領域、ダミー信号除外領域および切出し領域に応じて、撮像信号または画像信号に対する処理を行うように画素密度変換部377における画素密度変換処理および画像生成部33における切出し処理を制御する。
表示装置4は、本体装置3が出力した画像データを表示する。表示装置4は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)を用いて構成される。表示装置4は、本体装置3と映像ケーブルを介して接続する。表示装置4は、たとえば水平方向に640画素、垂直方向に480画素が配列する規格のものや、水平方向に1024画素、垂直方向に768画素が配列する規格のものがある。なお、表示装置4は、本体装置3に内蔵される構成であってもよい。
次に、図2を参照して、図1に示す本体装置3の撮像処理について説明する。図2は、図1に示す内視鏡システム1の撮像処理の処理手順を示すフローチャートである。図2では、1フレームの画像に対する処理について説明する。
図2に示すように、まず、制御部35では、スコープ種別識別部351が、コネクタ30における検知機構の状態をもとに、装着されたスコープの種別を識別するスコープ種別識別処理を行う(ステップS2)。
続いて、制御部35が記憶部38の画素密度変換テーブル381を参照し(ステップS4)、画素密度変換制御部352は、画素密度変換テーブル381の各条件のうち、スコープ種別識別部351が識別したスコープの種別に対応する画素密度変換条件を撮像信号処理部32における画素密度変換処理の条件として設定する(ステップS6)。
次いで、切出し制御部353は、画素密度変換テーブル381の各条件のうち、スコープ種別識別部351が識別したスコープの種別に対応する切出し条件を画像生成部33における切出し処理の条件として設定する(ステップS8)。
続いて、制御部35は、各構成部位を制御して、画像を撮像し、撮像した信号を処理して、画像を出力する撮像信号処理を行う(ステップS10)。撮像信号処理では、まず、接続するスコープの撮像素子が撮像処理を行い、撮像素子が撮像した撮像信号は、AFE部を経由して撮像信号処理部32に出力され、信号処理部37が、出力された撮像信号に対して、ガンマ処理、色信号再生処理、NR処理、電子ズーム処理、エッジ強調処理、画素密度変換制御部352によって設定された条件に従った画素密度変換処理およびマスキング処理を含む撮像信号処理を行って、規格画像信号を生成し、画像生成部33に出力する。撮像信号処理の各処理は、画素ごとに並行して行われる。次に、画像生成部33は、撮像信号処理部32が生成した規格画像信号に対し、切出し制御部353によって設定された条件にしたがって、ダミー信号を除外して画像の有効データ部分を切出す切出し処理を行った後に、切出した画像の有効データ部分を所定の画像形式に圧縮伸張して画像データを生成する。画像生成部33から出力された画像データは、画像変換部34にて表示形式に合うように変換させた後、表示装置4から表示出力される。このとき、制御部35は、画像生成部33から出力された画像データを記録媒体5に記憶させてもよい。なお、制御部35は、常時スコープが取り外されたか否かを判断しており、スコープが取り外されたと判断した場合には、瞬時に電源をオフする。
つぎに、規格画像信号について説明する。まず、スコープ2Aにおける撮像素子23A、および、スコープ2Bにおける撮像素子23Bによる撮像信号のデータ量について説明する。図3は、各撮像素子23A,23Bによって生成された撮像信号を模式的に示した図であり、1ラインあたりの読み出し時間の比率をそれぞれ反映するように各撮像信号を模式的に表わす。図3(1)は、撮像素子23Aによる撮像信号を示し、図3(2)は、撮像素子23Bによる撮像信号を示す。図3においては、説明のため、撮像素子23Aおよび撮像素子23Bは、ともに1秒間で60フィールドの撮像信号を出力する場合を例示する。
図3(1)に示すように、44万画画素を有する撮像素子23Aによる撮像信号G−Aは、垂直方向に582画素のデータが配列し、水平方向に752画素のデータが配列しており、ブランキング期間を含めると1ライン(1H)あたり約55(μsec)で出力される。一方、図3(2)に示すように、130万画素を有する撮像素子23Bによる撮像信号G−Bは、垂直方向に960画素のデータが配列し、水平方向に1300画素のデータが配列しており、ブランキング期間を含めると1Hあたり約30(μsec)で出力される。図3では、1Hあたりの読み出し時間の比率が反映されているため、画素数の少ない撮像信号G−Aの1画素P分のデータに割り振られる処理時間Taは、画素数の多い撮像信号G−Bの1画素P分のデータに割り振られる処理時間Tbよりも長い。したがって、撮像信号処理部37への入力時において、撮像信号G−Aおよび撮像信号G−Bにそれぞれ対応するクロック周波数は互いに異なり、撮像信号G−Aに対するクロック周波数は、撮像信号G−Bに対するクロック周波数よりも低いものとなる。
ここで、本実施の形態では、画像生成部33に入力する画像信号がいずれの撮像素子で撮像されたものであっても、規定された一定のクロック周波数で処理できるように、画像生成部33の前段の処理回路である撮像信号処理部37において、撮像信号の画素密度を予め決められたデータ量となるように高密度変換した規格画像信号を生成する。この規格画像信号は、規定のクロック周波数で処理可能であり、この規定のクロック周波数として、画素数の最も大きい撮像素子によって撮像された画像信号を画像生成部33において処理する場合の動作周波数と同じ値の周波数が設定されている。
図3の例では、図3(2)に示すように、内視鏡システム1における最大画素数である130万画素を備えた撮像素子23Bに対応する撮像信号G−Bと同画素数分のデータ量を有する信号を規格化信号Ugとして設定している。このため、規格化信号Ugは、1画素Pあたりに割り振られる処理時間がTbであり、水平方向に1300画素分のデータが配置し、垂直方向に960画素分のデータが配置するように設定される。
そして、撮像信号処理部37における画素密度変換部377は、入力した撮像信号に対して、撮像素子23A,23Bの種別に応じた条件で画素密度変換処理を行い、規格化信号Ugのデータ量および信号配列に合致させた規格画素信号を生成する。図4は、図1に示す画素密度変換部における画素密度変換処理を説明する図であり、図3と同様に、1Hあたりの読み出し時間の比率を反映するように各撮像信号を模式的に表わす。
画素密度変換部377は、入力した撮像信号が撮像素子23Aによる44万画素相当分のデータを有する撮像信号G−A(図4(1)参照)である場合、1画素P分のデータに割り振られる処理時間がTbとなるように、矢印Yaのように、撮像信号G−Aの画素密度をアップコンバートする。この結果、各画素Pのデータに割り振られる時間Taが、図4(2)のように時間Tbに短縮されるとともに、1Hあたりのデータに対応する時間がブランキング期間を含めて約16(μsec)とされた撮像信号G−Acが生成される。このとき、撮像信号G−Acは、撮像信号G−Aをダウンコンバートではなくアップコンバートすることによって生成されるため、撮像信号G−Aの44万画素相当のデータを欠落させることなく、そのまま保持する。
その後、画素密度変換部377は、図4(3)の矢印Ybに示すように、生成した撮像信号G−Acの先頭画素のデータが規格化信号Ugの先頭位置に位置するように、規格化信号Ugの先頭位置を含む領域Saに撮像信号G−Acのデータを配置する。撮像信号G−Acは、130万画素相当の撮像信号に対応する規格化信号Ugよりもデータ量が少ないため、規格化信号Ugの一部領域のみを占めるに過ぎない。
そこで、画素密度変換部377は、撮像信号G−Acのデータが位置しない領域Sbにダミー信号G−Ab(図4(4)参照)を補充することによって、規格化信号Ugのデータ量に合致させた規格画像信号G−Apを生成する。画素密度変換部377が生成した規格画像信号G−Apは、マスキング処理部378によってマスキング処理が実行された後に画像生成部33に出力される。なお、ダミー信号は、撮像信号処理部32から画像生成部33に伝送される画像信号のデータ量を規格化信号Ugのデータ量に合致させるために補充されるだけのものであるため、特定の情報を持つ必要はない。
画像生成部33の動作周波数は、内視鏡システム1における最高画素数である130万画素分のデータ量を有する画像信号を処理できるように設定されている。また、信号処理部37から出力された規格画像信号G−Apのデータ量は、130万画素相当の規格化信号Ugのデータ量に合致する。したがって、画像生成部33は、44万画素の撮像素子23Aに対応する画像信号G−Apに対しても、130万画素相当のデータ量を有する画像信号に対して信号処理を行う場合の動作周波数と同周波数で信号処理を施すことが可能である。
次に、図1に示す画像生成部33における処理について説明する。図5は、図1に示す画像再生部における画像再生処理を説明する図である。画像生成部33に入力する画像信号G−Apには、ダミー信号G−Abが含まれているため、まず、画像生成部33は、図5(1)に示すように、この画像信号G−Apのデータから、前段にて補充された領域Sbのダミー信号G−Abのデータを取り除き、矢印Ycのように領域Saのデータのみを切出す。この領域Saのデータは、画像データとして有効である撮像信号G−Acの画素データに相当する(図5(2)参照)。その後、画像生成部33は、この切出した撮像信号G−Acのデータに対して画像生成処理を行う。
一方、スコープ2Bの撮像素子23Bが撮像した撮像信号G−Bが処理対象の場合、撮像信号G−Bのデータ量は、規格化信号Ugのデータ量に合致する。このため、撮像信号G−Bに対しては、画素密度変換部377における画素密度変換処理の変換倍率は1倍となりダミー信号の補充も不要であるとともに、画像生成部33においても規格化信号Ug全体を画像の有効データ部分としてそのまま切出して画像生成処理が行われる。
このように行われる画素密度変換部377および画像生成部33の各処理の処理条件は、スコープの種別ごとに各処理の処理条件がそれぞれ対応付けられたテーブル形式で画素密度変換テーブル381に記憶されている。図6は、図1に示す画素密度変換テーブルの一例を示す図である。
図6に例示したテーブルT1のように、画素密度変換テーブル381は、スコープ2A,2Bの種別ごとに、画素密度変換部377が行う画素密度変換処理における画素密度変換倍率およびダミー信号の補充領域と、画像生成部33が行う切出し処理におけるダミー信号の除外領域および画像の有効データ部分の切出し領域とがそれぞれ対応付けられる。制御部35は、このテーブルT1を参照し、接続されたスコープの種別に対応する画素密度変換倍率、ダミー信号補充領域、ダミー信号除外領域および切出し領域にしたがって、画素密度変換部377の画素密度変換処理を実行させ、画像生成部33に切出し処理を実行させる。
テーブルT1の例では、スコープ2Aが接続された場合、画素密度変換処理における画素密度変換倍率は、3.44倍となり、ダミー信号補充領域は領域Sbとなる。そして、スコープ2Aが接続された場合の切出し処理においては、ダミー信号除外領域は、領域Sbとなり、画像の有効データ部分に対応する切出し領域は、領域Saとなる。また、スコープ2Bが接続された場合、画素密度変換処理における画素密度変換倍率は、1倍となり、ダミー信号補充領域は設定されないので、ダミー信号補充処理は、不要となる。そして、スコープ2Bが接続された場合の切出し処理においては、ダミー信号除外領域は、設定されず、画像の有効データ部分に対応する切出し領域は、規格化信号Ug全体となる。
このように、実施の形態では、撮像信号処理部37において、一定のデータ量となるように全ての撮像信号の画素密度をアップコンバートしているため、後段の画像生成部33では、画像信号がいずれの撮像素子で撮像されたものであっても、共通した一定のクロック周波数で処理することができる。したがって、実施の形態においては、画像生成部33に採用するマルチメディアプロセッサ内部の回路および動作処理を、一定のデータ量を有する規格画像信号のみに対応させるだけで足り、装置構成を簡易化できる。言い換えると、実施の形態では、本体装置3に接続するスコープの撮像素子の画素数が一定でなくとも、マルチメディアプロセッサに対しては、一定のデータ量を有する規格画像信号を処理できるように回路および動作処理を設定するだけで足りる。すなわち、実施の形態によれば、複雑で高機能の画像生成部33を1種類の規格画像信号だけで設計、検証すれば済むため、開発費を半減させ、開発期間の短縮にも寄与し、この効果は非常に大きい。
また、規定のクロック周波数は、本体装置3に接続される各スコープの撮像素子の撮像素子の画素数に応じて設定され、規格化信号Ugは、本体装置3に接続する各スコープ2A,2Bの撮像素子23A,23Bのうち最も画素数が多い撮像素子23Bが撮像する撮像信号G−Bと同じデータ量を有する。したがって、本実施の形態では、高解像度を有する撮像素子23Bが搭載されたスコープ2Bを選択した場合であっても、画像処理時に画素データが間引かれることがないため、スコープ2Bの撮像素子23Bの解像度をそのまま保持した画像を出力することができる。
なお、画素密度変換部377における画素密度変換処理において、撮像信号G−Acを規格化信号Ugの先頭位置を含む領域Saに配置した場合を例に説明したが、規格化信号Ug内部であればどこに撮像信号G−Acを配置しても画像生成処理は可能である。このため、規格化信号Ugの境界から離れた領域に撮像信号G−Acを配置することも可能である。
たとえば、画素密度変換部377は、図7の矢印Ydに示すように、画素密度変換後の撮像信号G−Acのデータを規格化信号Ugのほぼ中央の領域Scに配置し、撮像信号G−Acが位置しない領域Sdにダミー信号を補充する。すなわち、ダミー信号は、規格化信号Ugの端部に位置するように補充される。そして、画像生成部33は、入力した規格画像信号から領域Scに位置する有効な画像データのみを切出して画像生成処理を行う。上記のように、画素密度変換部377が規格化信号Ugの端部に位置するようにダミー信号を補充して規格画像信号を生成した場合、画像データとして有効である撮像信号G−Acのデータを規格化信号Ugの境界から離れた領域に位置することができるため、境界部付近に発生するノイズの画像への影響を排除することができ、出力画像の安定化を図ることができる。
また、規格化信号のデータ量として撮像信号G−Bよりも画素数が多くなるようにデータ量を設定してもよい。この場合、画素密度変換部377は、全ての撮像信号を1倍よりも大きい倍率でアップコンバートするとともに、規格化信号の境界から離して有効データ部分を配置し、境界近傍の残りの領域にダミー信号を補充する。有効データ部分を構成するいずれの画素も、規格化信号の境界に位置しないように、ダミー信号を補充する。この結果、画像生成部33において、撮像素子によらず全ての画像信号に対して、規格化信号の境界近傍からダミー信号を除外する処理が行われるため、規格化信号の境界付近に発生するノイズの影響を確実に排除することができる。また、規格化信号のデータ量は、スコープの撮像素子の画素数に対応させて決めるほか、画像生成部33の構成回路の処理能力に依存して決めてもよい。
また、実施の形態では、規格画像信号を処理する規定のクロック周波数を撮像素子の駆動周波数(クロック)として説明している。一般には、撮像素子の画素数に対応させて推奨の駆動周波数が定められている。この推奨の駆動周波数を用いるほか、推奨の駆動周波数から実際の駆動周波数を若干ずらしてCCDを駆動する、すなわち、推奨の駆動周波数から実際の駆動周波数を若干ずらしてCCDからの読み出処理を行う場合がある。ここで、内視鏡装置では、AFE部の物理的サイズが大きいため、AFE部を内視鏡挿入部の先端部分に内蔵できず、細長い挿入部(電気ケーブル)を介して、挿入部先端の撮像センサーとAFE部とが接続されることが一般的である。この場合、長い電気ケーブルで撮像信号を伝送するため、ケーブル内を通過する撮像信号そのものが減衰する場合や、ノイズの影響を受けて信号にひずみが発生する場合がある。特に画像の境界部(上下、左右)にはケーブル伝送時の信号の反射によるひずみが発生してノイズが乗ってしまい、この部分をマスキング処理(カット)して表示しなければならない場合がある。しかしながら、マスキング処理すると、実際の出画エリアが減ってしまい、画像が小さくなってしまうことから、画像の価値が低減してしまう。これを回避するために、撮像素子の画素数に応じて、定められている推奨の駆動周波数より実際の駆動周波数を若干増やし、見かけ上の画素数を多くして読み出す処理が有効とされている。例えば、有効画素の周辺の縦および横をそれぞれ2画素、2ラインずつ多く読み出すなどでして、この四方それぞれを2画素、2ラインずつ多く読み出した周辺部分に、ケーブルの反射などで重畳されるノイズが乗るようにする。続いて、この周辺部分を信号処理部37でマスキング処理を行いカットすることで有効画素を100%表示できるようにする。この場合、読み出し画素数は見かけ上増えるため、CCDの読み出し周波数は、推奨の駆動周波数より若干高い周波数となる。具体的には、44万画素の場合、通常の推奨の駆動周波数は14.1875MHzであるが、実際にCCDの読み出しのために使用する周波数は15MHzに設定する。このように、見かけ上の読み出し画素数をどの程度まで増やすかは、ケーブルの長さや、回路構成のよる画像ノイズの重畳具合に応じて適宜変更される。
実施の形態では、上記のようにノイズ除去のために推奨の駆動周波数より若干高い周波数にした場合にも適用可能である。すなわち、規定のクロック周波数を、最大画素数を有する撮像素子の推奨の駆動周波数(クロック)に完全に一致するように設定する場合に限らず、最大画素数を有する撮像素子の推奨の駆動周波数より若干高い周波数に設定して、最大画素数の画素よりもノイズ除去用に画素数を見かけ上多くして撮像素子を読み出す場合に対応できるようにしてもよい。
また、撮像信号処理部37から出力される規格画像信号の規定のクロック周波数を撮像素子から読み出す最大の画素数に対応するように設定すると、上述した画像ノイズを除去するためのマスキング処理によってカットされた画素数相当分、最大画素数に応じた周波数よりも周波数が小さくなるので、マスキング処理後の撮像信号の実際の読み出し周波数と規格画像信号のクロックとは一致せず、若干ずれることとなる。したがって、本実施の形態では、規定のクロック周波数を、マスキング処理後にてカットされる画素数に対応させて、最大画素数を有する撮像素子の推奨の駆動周波数(クロック)よりも若干低い周波数に設定して、マスキング処理後の撮像信号の読み出し周波数に一致させるようにしてもよい。このため、本実施の形態では、規定のクロック周波数を、撮像素子から読み出す最大の画素数のみに対応させるのではなく、各処理の内容に応じて、最大の画素数の近傍の画素数に対応させて適宜設定すればよい。
これにともない、規格画像信号のデータ量も、撮像素子23A,23Bから読み出す最大の画素数に一致させるのではなく、ノイズ除去のために見かけ上多くした読み出し画素数や画像ノイズを除去するマスキング処理のカット量など各処理の内容に応じて、最大画素数の近傍の画素数に対応させて適宜設定すればよい。
また本実施の形態として、撮像信号処理部37において、一定のデータ量となるように全ての撮像信号の画素密度をアップコンバートする処理を画素密度変換部377が行った例について説明したが、電子ズーム処理部375が画素密度変換部377のアップコンバート処理を行ってもよい。電子ズーム処理部375は、そもそも画素密度変換を行うことによって拡大縮小処理をしており、画素密度変換処理機能を有しているためである。
また、本実施の形態として、撮像素子の画素の配列が正方画素(スクエアピクセル:縦横比率が1:1)タイプである場合を例に説明しているが、もちろん、正方画素タイプ以外のものに対しても本実施の形態を適用可能である。44万画素など低画素タイプの撮像素子として、正方画素タイプではない、すなわち、縦横比率が1:1ではないTV信号フォーマットのタイプのものが古くから使用されている。このようなTV信号フォーマットタイプの撮像センサーの場合は、画素密度変換処理する前に正方画素化(スクエアピクセル化)の画素密度変換が必要となる。もう一方の撮像素子が正方画素タイプの場合である場合には、信号処理部37において共通の規格画像信号の生成処理を行うために、スクエアピクセル化処理を行う必要がある。例えば44万画素のTVフォーマットタイプの場合、水平方向の752画素については、768画素となるように画素数的には拡大するような圧縮処理を実行する処理が必要となる。図6では、画素密度変換処理のテーブルの倍数は、1つの数字となっているが、水平、垂直それぞれ独立した倍率を設定することで、画素密度変換部377でスクエアピクセル化処理を含めた画素密度変換処理を行うことができ、TV信号フォーマットタイプの撮像素子を有するスコープと、正方画素タイプの撮像素子を有するスコープとが選択可能である場合にも本実施の形態を適用することができる。
なお、図4〜図5においては、規格画像信号からの有効画像データの切り出し処理を、切り出し領域Saの情報を元に切り出し処理するように説明しているが、もちろんこれに限らない。たとえば、図4(4)のG−Ac領域とG−Ab領域の境界部相当の位置情報を画素密度変換テーブルに設定し、この情報を元に、信号処理部37から、画素切り出しの境界を示す(図示はしていない)H−G−AcクロックとV−G−Acクロックとの2つのクロックを画像生成部33へ送り、画像生成部33でこの画素切り出しの境界を示すH−G−AcクロックとV−G−Acクロックを使って、有効画像データに対応する必要領域を切り出すように処理してもよい。
また、図1においては、スコープ2A,2Bの2種が本体装置3に接続する場合を例に説明したが、もちろん2種のスコープに限らず、3種以上のスコープを本体装置3に接続することも可能である。この場合には、接続可能であるスコープのうち、最大画素数を有する撮像素子の撮像信号に対応させて規格化信号のデータ量を設定し、各スコープの撮像素子の画素数に応じて、画素密度変換処理の変換倍率およびダミー信号補充領域と、画像生成処理におけるダミー信号除外領域および有効画像データの切出し領域とを設定すればよい。
また、本実施の形態は、医療用および工業用のいずれの内視鏡システムにも適用可能であるが、構成の簡易化を図ることができるため、携帯して使用されることが多く小型化が求められ、さらにバッテリー駆動であるため省電力化が求められる工業用の内視鏡システムに特に好適である。
1 内視鏡システム
2A,2B スコープ
3 本体装置
4 表示装置
5 記録媒体
22A,23B 撮像素子
23A,23B AFE部
24A,24B CDS回路
25A,25B AGC回路
26A,26B A/D変換回路
30 コネクタ
31 入力部
32 撮像信号処理部
33 画像生成部
34 画像変換部
35 制御部
36 LED駆動部
37 信号処理部
38 記憶部
39 タイミングジェネレータ
320 撮像信号処理用メモリ
330 画像生成用メモリ
331 切出し部
332 画像圧縮伸張部
341 OSD部
351 スコープ種別識別部
352 画素密度変換制御部
353 切出し制御部
371 ガンマ処理部
372 色信号再生部
373 NR処理部
375 電子ズーム処理部
376 エッジ強調処理部
377 画素密度変換部
378 マスキング処理部
381 画素密度変換テーブル

Claims (13)

  1. 画素数の互いに異なる撮像素子をそれぞれ搭載した複数の挿入部のいずれかが着脱自在に接続され、前記撮像素子が撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する内視鏡用の画像処理装置において、
    予め決められたデータ量となるように前記撮像信号の画素密度を高密度変換して規格画像信号を生成する撮像信号処理手段を備えたことを特徴とする内視鏡用の画像処理装置。
  2. 前記規格画像信号は、規定のクロック周波数で処理可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用の画像処理装置。
  3. 前記撮像信号処理の後段に設けられる処理手段をさらに備え、
    前記規定のクロック周波数は、前記処理手段の動作周波数と一致することを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用の画像処理装置。
  4. 前記規定のクロック周波数は、前記撮像素子の画素数に応じて設定されることを特徴とする請求項2または3に記載の内視鏡用の画像処理装置。
  5. 前記規定のクロック周波数は、前記複数の挿入部がそれぞれ有する撮像素子のうちの最大画素数に対応して設定されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の内視鏡用の画像処理装置。
  6. 前記予め決められたデータ量は、前記複数の挿入部がそれぞれ有する撮像素子のうちの最大画素数に対応して設定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の内視鏡用の画像処理装置。
  7. 前記撮像信号処理手段は、前記撮像信号の画素密度を高密度変換した後にダミー信号を補充することによって前記規格画像信号を生成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の内視鏡用の画像処理装置。
  8. 前記撮像信号処理手段が生成した規格画像信号をもとに記録用の画像データを生成する画像生成手段をさらに備え、
    前記規定のクロック周波数は、前記画像生成手段の動作周波数と一致することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載の内視鏡用の画像処理装置。
  9. 前記画像生成手段は、前記撮像信号処理手段が生成した規格画像信号から前記ダミー信号を取り除いた信号をもとに前記画像データを生成することを特徴とする請求項8に記載の内視鏡用の画像処理装置。
  10. 前記挿入部ごとに、画素密度変換条件、前記ダミー信号の補充条件および前記ダミー信号の除外条件がそれぞれ対応付けられた信号処理条件が予め設定されており、
    前記撮像信号手段は、当該画像処理装置に接続された前記挿入部に対応する前記信号処理条件をもとに前記規格画像信号を生成し、
    前記画像生成手段は、当該画像処理装置に接続された前記挿入部に対応する前記信号処理条件をもとに前記画像データを生成することを特徴とする請求項9に記載の内視鏡用の画像処理装置。
  11. 前記撮像信号処理手段は、前記規格画像信号の端部に位置するように前記ダミー信号を補充することによって前記規格画像信号を生成することを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載の内視鏡用の画像処理装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一つに記載の内視鏡用の画像処理装置と、
    各々が前記画像処理装置に着脱自在に接続可能であり、各々が画素数の互いに異なる撮像素子をそれぞれ搭載した複数の挿入部と、
    を備えたことを特徴とする内視鏡システム。
  13. 画素数の互いに異なる撮像素子をそれぞれ搭載した複数の挿入部のうち内視鏡装置の本体装置に接続された挿入部の前記撮像素子が撮像した撮像信号を処理し画像データとして出力する内視鏡用の画像処理方法において、
    予め決められたデータ量となるように前記撮像信号の画素密度を高密度変換して規格画像信号を生成する撮像信号処理ステップを含むことを特徴とする内視鏡用の画像処理方法。
JP2013130298A 2013-06-21 2013-06-21 内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法 Active JP6230291B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013130298A JP6230291B2 (ja) 2013-06-21 2013-06-21 内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法
US13/974,522 US9651767B2 (en) 2013-06-21 2013-08-23 Image processing apparatus for endoscope, endoscope system and image processing method for endoscope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013130298A JP6230291B2 (ja) 2013-06-21 2013-06-21 内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015005896A true JP2015005896A (ja) 2015-01-08
JP6230291B2 JP6230291B2 (ja) 2017-11-15

Family

ID=52110591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013130298A Active JP6230291B2 (ja) 2013-06-21 2013-06-21 内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9651767B2 (ja)
JP (1) JP6230291B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017213181A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 オリンパス株式会社 医療用画像記録装置
JP2018148973A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 株式会社Jvcケンウッド 手術システム、手術器具、トロカール及び判定方法
WO2019026929A1 (ja) * 2017-08-03 2019-02-07 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用観察装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016017695A1 (ja) * 2014-07-30 2016-02-04 オリンパス株式会社 画像処理装置
US20180279862A1 (en) * 2016-10-10 2018-10-04 Jack Wade Systems and methods for closed-loop medical imaging
JP6987513B2 (ja) * 2017-03-07 2022-01-05 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 内視鏡装置
DE102018133717A1 (de) * 2018-12-31 2020-07-02 Schölly Fiberoptic GmbH Videobearbeitungsanordnung und Verfahren zur Videobearbeitung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10210360A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Minolta Co Ltd デジタルカメラ
JP2001070241A (ja) * 1998-11-26 2001-03-21 Olympus Optical Co Ltd 画像処理装置
JP2005296534A (ja) * 2004-04-16 2005-10-27 Fujinon Corp 電子内視鏡装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2579372B2 (ja) * 1989-12-04 1997-02-05 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 低消費電力撮像装置
US6806903B1 (en) 1997-01-27 2004-10-19 Minolta Co., Ltd. Image capturing apparatus having a γ-characteristic corrector and/or image geometric distortion correction
US6690410B1 (en) 1999-06-09 2004-02-10 Olympus Optical Co., Ltd. Image processing unit with expandable image signal processing capability and endoscopic imaging system
JP2005118159A (ja) 2003-10-14 2005-05-12 Fujinon Corp 電子内視鏡装置
US7773110B2 (en) 2004-04-16 2010-08-10 Fujinon Corporation Electronic endoscope apparatus
TWI500300B (zh) * 2011-12-22 2015-09-11 Ite Tech Inc 通信方法及其控制端裝置與偵測系統

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10210360A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Minolta Co Ltd デジタルカメラ
JP2001070241A (ja) * 1998-11-26 2001-03-21 Olympus Optical Co Ltd 画像処理装置
JP2005296534A (ja) * 2004-04-16 2005-10-27 Fujinon Corp 電子内視鏡装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017213181A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 オリンパス株式会社 医療用画像記録装置
JP2018148973A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 株式会社Jvcケンウッド 手術システム、手術器具、トロカール及び判定方法
WO2019026929A1 (ja) * 2017-08-03 2019-02-07 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用観察装置
JPWO2019026929A1 (ja) * 2017-08-03 2020-09-24 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用観察装置
JP7123053B2 (ja) 2017-08-03 2022-08-22 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用観察装置
US11571109B2 (en) 2017-08-03 2023-02-07 Sony Olympus Medical Solutions Inc. Medical observation device

Also Published As

Publication number Publication date
US20140375781A1 (en) 2014-12-25
US9651767B2 (en) 2017-05-16
JP6230291B2 (ja) 2017-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6230291B2 (ja) 内視鏡用の画像処理装置、内視鏡システムおよび内視鏡用の画像処理方法
US8804004B2 (en) Imaging apparatus, image control method, and storage medium storing program
US10799087B2 (en) Endoscope system, operation method for endoscope system, and program for balancing conflicting effects in endoscopic imaging
KR101899877B1 (ko) 확대된 영상의 화질을 개선하기 위한 장치 및 방법
JP2007124088A (ja) 画像撮影装置
US20150036001A1 (en) Imaging apparatus
EP3148177A1 (en) Image generation method based on dual camera module and dual camera module
WO2017090462A1 (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラム
US20110261209A1 (en) Digital imaging apparatus and related object inspection system
US11419482B2 (en) Endoscope apparatus, control method of endoscope apparatus, and recording medium
US8654206B2 (en) Apparatus and method for generating high dynamic range image
US20200204722A1 (en) Imaging apparatus, imaging method, and program
US10440260B2 (en) Display control apparatus to enable a user to check a captured image after image processing
US20160309091A1 (en) Display apparatus, display control method, and image capturing apparatus
JP2009065519A (ja) 画像処理装置
CN109218602B (zh) 影像撷取装置、影像处理方法及电子装置
JP2005227931A (ja) 画像処理装置
JP2006108973A (ja) 撮像装置
CN107615742B (zh) 显示控制装置和摄像装置
JP2009004947A (ja) 撮像デバイス及び画像処理表示装置
TWM508084U (zh) 影像處理裝置
JP2009218660A (ja) 映像ディスプレイ装置
EP3090678A1 (en) Video image output device
JP2011227282A (ja) 撮像装置、合焦レベル表示方法、プログラムおよび集積回路
JP2018056784A (ja) 画像読取装置、画像読取方法及び画像読取プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171003

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171017

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6230291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250