JP2015005786A

JP2015005786A - 画像表示装置

Info

Publication number: JP2015005786A
Application number: JP2013120526A
Authority: JP
Inventors: 昌輝戸谷; Masateru Totani
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2013-05-21
Filing date: 2013-06-07
Publication date: 2015-01-08
Also published as: CN104183197A; US20140347806A1; KR20140136880A

Abstract

【課題】携帯用情報端末等の小型電子機器に好適に用いることができる折り畳み方式の画像表示装置であって、可撓性を有さない画像表示部を用いた場合であっても多様な表示画面配置及び使用方法を実現することができる画像表示装置の提供を目的とする。
【解決手段】第１表示部を有する略板状の第１筐体（表示装置ユニット）と、第２表示部を有する略板状の第２筐体（表示装置ユニット）と、を少なくとも有し、前記第１筐体と前記第２筐体とは少なくとも一つの第１ヒンジ部を介して互いに回転及び／又はスライド移動可能に連結され、前記第１筐体及び前記第２筐体を互いに任意の角度又は位置に調節可能であり、前記第１表示部及び前記第２表示部が略同一面を形成可能であること、を特徴とする画像表示装置。
【選択図】図１

Description

本発明は、画像表示装置に関し、特に、携帯用情報端末等の小型電子機器に好適に用いることができる折り畳み及び／又はスライド方式の画像表示装置に関する。

ノートパソコン、ＰＤＡ及び携帯電話等の個人情報端末においては、携帯性の向上を目的とした製品の小型化が課題となっている。例えば、ノートパソコンの主流はＡ４サイズであったが、近年ではＡ６等の小型パソコンが散見される。一方、ＰＤＡについても、パソコンのように必ずしもキーボードを必要としないことから、さらに小型のものが製品化されている。

上記個人情報端末においては、画像情報の処理結果を表示する表示器として、液晶ディスプレイが用いられるのが主流であり、端末の小型化に伴って液晶ディスプレイも小型のものが使用されている。

しかしながら、液晶ディスプレイが小型化された結果、従来の表示器では一度に多くの情報を表示することが困難である。ディスプレイの解像度を高めれば、より多くの情報を表示することは可能であるが、表示画面が小さいことに起因する低い視認性を改善することはできない。

これに対し、例えば特許文献１（特開２００６−１７４５０６号公報）では、屈曲可能な可視面を有する略長方形状のフレキシブルディスプレイと、２つ以上の略平板状筐体がユーザーから見て横方向に並ぶように互いに接続されて成る略平板状筐体群であって、少なくとも無線通信部、音声入力部及び音声出力部を備えた略平板状の通信端末用筐体と、その他の略平板状筐体を、隣接する略平面状筐体に対して背面方向に折り曲げ可能に接続した通信端末が提案されている。

前記特許文献１の通信端末においては、画面の大型化が可能であることに加え、例えば当該通信端末をテーブルなどの上に置いた状態では、自分の手で支持する必要がなく、両手フリーの状態で、画面を視聴することが可能になるとしている。

また、特許文献２（特開平１０−２０７３８９号公報）では、可撓性を有した平板状のフレキシブル画像表示部と、所定の展開収縮機構を備え、展開時にフレキシブル画像表示部の表示面を視認可能に保持すると共に収縮時にフレキシブル画像表示部を変形させて収容する収納ケーシングとを具備する画像表示装置が提案されている。

前記特許文献２の画像表示装置においては、収納ケーシングを展開すると、フレキシブル画像表示部の表示面が視認可能に保持されることから、小型化された電子機器においてもより多くの情報を見易く表示することが可能な画像表示装置を提供することができるとしている。

特開２００６−１７４５０６号公報特開平１０−２０７３８９号公報

しかしながら、上記特許文献１において提案されている通信端末はフレキシブルディスプレイを折り畳むことを主眼としており、複数の汎用液晶ディスプレイを連動させて多様な表示画面配置を実現するものではない。

また、上記特許文献２において提案されている画像表示装置に関しても、画像表示部の可撓性を利用して画像表示部をコンパクトに収納することが特徴であり、フレキシブルディスプレイの使用が必要不可欠である。

そこで、本発明は、携帯用情報端末等の小型電子機器に好適に用いることができる折り畳み方式の画像表示装置であって、可撓性を有さない画像表示部を用いた場合であっても多様な表示画面配置及び画像表示部の使用方法を実現することができる画像表示装置の提供を目的とする。

上述した課題を解決すべく、本発明は、
第１表示部を有する略板状の第１筐体（単位表示ユニット）と、
第２表示部を有する略板状の第２筐体（単位表示ユニット）と、を少なくとも有し、
前記第１筐体と前記第２筐体とは少なくとも一つの第１ヒンジ部を介して互いに回転及び／又はスライド移動可能に連結され、
前記第１筐体及び前記第２筐体を互いに任意の角度又は位置に調節可能であり、前記第１表示部及び前記第２表示部が略同一面を形成可能であること、
を特徴とする画像表示装置を提供する。

上記本発明の画像表示装置は、
第１表示部を有する略板状の第１筐体と、
第２表示部を有する略板状の第２筐体と、
第３表示部を有する略板状の第３筐体と、を少なくとも有し、
前記第１筐体と前記第２筐体とは少なくとも一つの第１ヒンジ部を介して互いに回転及び／又はスライド移動可能に連結され、
前記第２筐体と前記第３筐体とは少なくとも一つの第２ヒンジ部を介して互いに回転及び／又はスライド移動可能に連結され、
前記第１筐体、前記第２筐体及び前記第３筐体を互いに任意の角度又は位置に調節可能であり、前記第１表示部、前記第２表示部及び前記第３表示部が略同一面を形成可能であるものであってもよい。

上記のような構成を有する本発明の画像表示装置では、好ましくは、前記第１表示部及び前記第２表示部（場合によっては第３表示部）の任意の表示部のみに各種情報を表示させること、ができる。

また、上記のような構成を有する本発明の画像表示装置では、好ましくは、前記第１表示部及び前記第２表示部（場合によっては、並びに前記第３表示部）を統合的に１つの表示手段として各種情報を表示させること、もできる。

上記本発明は、表示部を有する筐体間を回転及びスライド移動可能に連結することにより、各筐体間の角度又は位置を任意に調節することができる。この結果、複数の表示部を大画面として統合的に使用したり、任意の表示部のみに各種情報を表示させ、当該表示部を視認しやすい角度に保持したりすることができる。加えて、各筐体を重畳させることでコンパクトに収納することができる。

本発明の実施形態に係る画像表示装置を略平面に展開配置した状態を示す正面図である。本発明の実施形態に係る画像表示装置を完全に折り畳んだ状態を示す側面図である。本発明の実施形態に係る画像表示装置を任意の角度で折り畳んだ状態を示す側面図である。本発明の実施形態に係る画像表示装置を任意の角度で折り畳んだ状態を示す側面図である。本発明の他の実施形態に係る画像表示装置をスライドさせた状態を示す側面図である。本発明の更に他の実施形態に係る画像表示装置をスライドさせた状態を示す側面図である。本発明の他の実施形態に係る画像表示装置を示す側面図である。本発明の更に他の実施形態に係る画像表示装置を示す側面図である。本発明の他の実施形態に係る画像表示装置を示す側面図である。本発明の別の実施形態に係る画像表示装置を示す側面図である。本発明の更に別の実施形態に係る画像表示装置を示す正面図である。本発明の更に別の実施形態に係る画像表示装置を示す正面図である。本発明の更に別の実施形態に係る画像表示装置を示す正面図である。

以下、本発明の代表的な実施形態に係る画像表示装置について、図面を参照しつつ詳細に説明するが、本発明の画像表示装置が図示されるものに限られないことはいうまでもない。また、以下の説明では、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略することもある。図面は、本発明を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために、必要に応じて寸法、比又は数を誇張又は簡略化して表している場合もある。

図１に、本発明の実施形態に係る画像表示装置を略平面に展開配置した状態を示す正面図を示す。画像表示装置１は表示部２を有する少なくとも３つの略板状の筐体（表示装置ユニット、即ち単位表示装置）４から構成されており、筐体４と筐体４との間はヒンジ部６ａ、６ｂで連結されている。

個々の筐体４は、例えば一般的なスマートフォンと同等の寸法及び形態を有している。筐体４の表示部２は可撓性を有していても有していなくてもよく、従来用いられている汎用の液晶ディスプレイ等をそのまま用いることができる。また、個々の筐体４を個々に機能させることも可能である。例えば、一つの筐体４を一般的なスマートフォンやカメラとして機能させて使用し、残りの筐体４をディスプレイとして機能させて使用することもできる。

複数の筐体４を略平面に配置することで、複数の表示部２が統合的（一体的）になって略同一面を形成し、大きな１つの平面状の表示部として用いることができる。この結果、表示部２が小さい場合であっても、表示部２を統合することで大きな画面として情報を表示させることができる。

ここで、上記のヒンジ部６ａ、６ｂは、大きな１つの平面状の表示部に内蔵される形態であってもよく、大きな１つの平面状の表示部の表面に凸状に位置している形態であってもよい。ヒンジ部６ａ、６ｂはネジ式及び／又はマグネット式で隣接する筐体４を連結する機構であってもよい。マグネット式を採用すれば、個々の筐体４を分離させることも可能である。

次に、図２に、本発明の実施形態に係る画像表示装置を完全に折り畳んだ状態を示す正面図を示す。筐体４を完全に重畳させることによって、画像表示装置１をコンパクトに収納することができ、携帯に関して極めて有利である。当該状態においては、最前面に位置する表示部２に各種情報を表示させることもできる。

また、図３及び図４に、本発明の実施形態に係る画像表示装置を任意の角度で折り畳んだ状態を示す正面図を示す。図４に示すように、少なくとも一つの表示部２を使用者が視認しやすい角度及び位置に固定することで、例えば机の上等に置いた状態で画像表示装置１を好適に使用することができる。なお、本発明の画像表示装置においては任意の表示部２を選択して各種情報を表示させることができる。

更に、図５及び図６に、本発明の他の実施形態に係る画像表示装置をスライドさせた状態を示す正面図を示す。例えば、筐体４の上面及び下面にレールを設けることで、筐体４は隣接する筐体４に対して短手方向にスライドさせることができる。この際、筐体４は隣接する筐体４の表面（表示部を具備する面）側に重畳するように持ち上げてスライドさせることができる。

一方、筐体４を押し下げて、隣接する筐体４の裏面（表示部を具備しない面）側に重畳するようにスライドさせることもできる。なお、図３〜図６における矢印は筐体４を回転及び／又はスライド移動可能な方向の一例を示したものである。

更に、図７は、本発明の他の実施形態に係る画像表示装置を示す側面図である。この実施形態においては、画像表示装置１は、基本的には、上記と同様に３つの筐体４で構成されているが、更に別の筐体４を接続して使用可能であることを示している。

また、図８及び９は、本発明の更に他の実施形態に係る画像表示装置を示す側面図である。筐体４ａは、筐体４ｂ及び筐体４ｃの組合せから分離して使用することができる態様である。ここでは、筐体４ｂ及び筐体４ｃが互いにスライド移動可能な構成を有している。更にこれらの場合、図１０に示すように、加えて筐体４ｂ及び筐体４ｃが互いに回転可能であってもよい（逆に、筐体４ｂ及び筐体４ｃは互いに回転のみ可能であってもよい。）。

図１１に示すように、本発明の画像表示装置１は、筐体４同士は例えばＵＳＢ端子を介して差し込み式で連結される構成であってもよい。また、図１２に示すように、サイズの異なる筐体４ａ及び筐体４ｂの組合せで画像表示装置１が構成されてもよい。

更に、図１２に示すように、本発明の画像表示装置１は、長方形形状の筐体４を２つ長手方向に接続して、キーボード等として使用することもできる構成であってもよい。この場合、図１０の右側に示されるような筐体４の２個の組合せをディスプレイとして使用する構成であってもよい。

以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらのみに限定されるものではなく、種々の設計変更が可能である。例えば、上記実施形態においては筐体４が３つ含まれる態様について説明したが、筐体は４つ以上含まれていてもよい。

１・・・画像表示装置、
２・・・表示部、
４、４ａ、４ｂ、４ｃ・・・筐体、
６ａ、６ｂ・・・ヒンジ部。

Claims

第１表示部を有する略板状の第１筐体（表示装置ユニット）と、
第２表示部を有する略板状の第２筐体（表示装置ユニット）と、を少なくとも有し、
前記第１筐体と前記第２筐体とは少なくとも一つの第１ヒンジ部を介して互いに回転及び／又はスライド移動可能に連結され、
前記第１筐体及び前記第２筐体を互いに任意の角度又は位置に調節可能であり、前記第１表示部及び前記第２表示部が略同一面を形成可能であること、
を特徴とする画像表示装置。
前記第１表示部及び前記第２表示部の任意の表示部のみに各種情報が表示されること、
を特徴とする請求項１に記載の画像表示装置。
前記第１表示部及び前記第３表示部に、統合的な１つの表示手段として、各種情報が表示されること、
を特徴とする請求項１に記載の画像表示装置。