JP2015005097A - 電子機器、制御装置及びプログラム - Google Patents
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Description
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の電子機器において、コマンドの種類毎に、前記コマンド書込手段によるコマンドの書き込み回数から、前記ステータス読出手段による当該コマンドの種類に対応するステータスの読み出し回数を差し引いた数を示すカウンタを記憶するカウンタ記憶手段を備え、前記ステータス廃棄手段は、前記ステータス読出手段によるステータスの読み出し後に、当該ステータスに対応するコマンドの種類と対応付けて前記フラグ記憶手段に記憶されているフラグが有効を示し、且つ、当該ステータスに対応するコマンドの種類と対応付けて前記カウンタ記憶手段に記憶されているカウンタが1を示さない場合に、当該ステータスを廃棄する。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器において、前記第1変換手段によって変換されたコマンドを保持するコマンド保持手段と、前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記第2OSが再起動された場合に、前記コマンド保持手段によって保持されたコマンドを前記記憶領域に書き込むコマンド再書込手段とを備える。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の電子機器において、前記コマンド再書込手段は、前記第2OSの再起動後にopenコマンドに対応するステータスが前記ステータス読出手段によって読み出された場合に、当該ステータスに含まれるファイルディスクリプタを引数とするコマンドを前記記憶領域に書き込む。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子機器において、前記デバイスは、画像データに基づいて画像を形成する。
請求項9に係る発明は、第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を前記第1OSと第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、前記第1変換手段によって変換されたコマンドを保持するコマンド保持手段と、前記第1変換手段によって変換されたコマンドを、前記第2OSを実行する第2の制御装置の記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2の制御装置による実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記第2OSが再起動された場合に、前記コマンド保持手段によって保持されたコマンドを前記記憶領域に書き込むコマンド再書込手段とを備えた制御装置を提供する。
請求項11に係る発明は、コンピュータを、第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を前記第1OSと第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、前記第1変換手段によって変換されたコマンドを保持するコマンド保持手段と、前記第1変換手段によって変換されたコマンドを、前記第2OSを実行する第2のコンピュータの記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2のコンピュータによる実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記第2OSが再起動された場合に、前記コマンド保持手段によって保持されたコマンドを前記記憶領域に書き込むコマンド再書込手段として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項2に係る発明によれば、読み出されたステータスに対応するコマンドの種類毎にステータスを廃棄するか否かを判断することができる。
請求項3に係る発明によれば、プログラムの再起動を伴わないプロセッサの不具合がある場合であっても、プロセッサの誤動作を防ぐことができる。
請求項6に係る発明によれば、第2OSの再起動後にファイルが特定できなくなることを防ぐことができる。
int param[4] = [0, 0, 0, 0] ;
fd = do_open(DRV_1, 0, 0); /* 1番目の関数呼び出し */
status = do_ioctl(fd, DRV_1_READ_PARAM, ¶m); /* 2番目の関数呼び出し */
status = do_close(fd) ; /* 3番目の関数呼び出し */
次に、ステータス廃棄機能について説明する。コマンドバッファ51へのコマンド29の書き込み後にいずれかのプロセスが異常終了した場合に、以下のような問題が発生することがある。ここでは一例として、プロセス1が異常終了した場合について説明する。異常終了前にプロセス1が呼び出した関数27は、ライブラリ16によってコマンド29に変換され、このコマンド29がコマンドバッファ51に書き込まれ、NOT EMPTYがOS間通信ドライバ22に通知される。その後、プロセス1が異常終了しても第2制御手段200は動作を続けるから、コマンドバッファ51から読み出されたコマンド29がシステムコール11に変換され、このシステムコール11に従ってドライバ7が処理を実行し、その実行結果を表すステータス30が生成されてステータスバッファ52に書き込まれる。しかし、プロセス1が異常終了するとライブラリ16による処理も終了するので、通信路47に対するreadメソッドは実行されずに、ステータス30がステータスバッファ52から読み出されないままとなる。
ステップS101においては、ステータス廃棄手段53が、ループカウンタ(初期値は0)に1を加算する。
ステップS102においては、ステータス廃棄手段53が、ループカウンタの値に該当するコマンドID541に対応するフラグ542をOFFで初期化するとともに、このコマンドID541に対応するカウンタ543を0で初期化する。
ステップS103においては、ステータス廃棄手段53が、ループカウンタがnに達したか否かを判定し、ループカウンタがnに達していないならばステップS101に戻り、nに達したならば処理を終了する。
ステップS201においては、プロセス1がライブラリ16を呼び出し、ライブラリ16が通信路47に対してopenメソッド処理を実行する。そして、openメソッド処理の戻り値として、通信路47を示すファイルディスクリプタがライブラリ16に返され、これ以降、処理の対象となる通信路47は、このファイルディスクリプタによって特定される。
ステップS203においては、ステータス廃棄手段53が、ループカウンタの値に該当するコマンドID541に対応するフラグ542をOFFにする。
ステップS204においては、ステータス廃棄手段53が、ループカウンタがnに達したか否かを判定し、ループカウンタがnに達していないならばステップS201に戻り、nに達したならば処理を終了する。
ステップS301においては、ライブラリ16及びOS間通信ドライバ19がコマンド29を生成する。具体的には、関数27に対応するライブラリ16の処理ルーチンがコマンドデータ32を生成してOS間通信ドライバ19に渡す。コマンドデータ32を受け取ったOS間通信ドライバ19は、コマンドヘッダ31を生成し、生成したコマンドヘッダ31をコマンドデータ32と結合することによってコマンド29を生成する。
ステップS303においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS302におけるコマンド29の書き込みが成功したか否かを判定し、書き込みが成功した場合(ステップS303:YES)には、ステータス廃棄手段53の処理はステップS304に進み、書き込みが失敗した場合(ステップS303:NO)には、処理を終了する。
ステップS304においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS302でコマンドバッファ51に書き込まれたコマンド29に含まれるコマンドID541に対応するフラグ542をONに書き換え、当該コマンドID541に対応するカウンタ543に1を加算して処理を終了する。
ステップS401においては、ステータス廃棄手段53が、OS間通信によりステータスバッファ52からステータス30を読み出す。具体的には、OS間通信ドライバ22からのNOT EMPTYの通知を受け取るまでOS間通信ドライバ19が待機する。NOT EMPTYの通知を受け取ると、OS間通信ドライバ19が、OS間通信によりステータスバッファ52からステータス30を読み出す。
ステップS402においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS401におけるステータス30の読み出しが成功したか否かを判定し、読み出しが成功した場合(ステップS402:YES)には、ステータス廃棄手段53の処理はステップS403に進み、読み出しが失敗した場合(ステップS402:NO)には、ステータス廃棄手段53は処理を終了する。
ステップS405においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS401で読み出したステータス30に対応するコマンド29のコマンドID541に対応するカウンタ543から1を減算する。
ステップS407においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS401で読み出したステータス30を廃棄する。
ステップS408においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS401で読み出したステータス30に対応するコマンド29のコマンドID541に対応するフラグ542をOFFに書き換えて処理を終了する。
ステップS410においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS401で読み出したステータス30に対応するコマンドID541のカウンタ543から1を減算する。
ステップS411においては、ステータス廃棄手段53が、ステップS401で読み出したステータス30を廃棄して処理を終了する。
(1)フラグがON、カウンタが1の場合(ステップS403:NO、ステップS404:NO、ステップS406:YES)
ステータスバッファ52から読み出されたステータス30が、コマンドバッファ51に書き込んだコマンド29の処理結果に対応していることになるから、ステータス廃棄手段53は、読み出したステータス30を廃棄しない。当該ステータス30は、ライブラリ16によって戻り値28に変換され、プロセス1に返される。また、当該ステータス30がステータスバッファ52から読み出されたため、ステータス廃棄手段53は、当該ステータス30に対応するコマンド29のコマンドID541に対応するカウンタ543から1を減算する(ステップS405)。また、当該ステータス30に対応するコマンド29が処理済みであることになるから、ステータス廃棄手段53は、当該コマンドID541に対応するフラグ542をOFFに書き換える(ステップS408)。
ステータスバッファ52から読み出したステータス30が、コマンドバッファ51に書き込んだコマンド29の処理結果に対応していないことになるから、ステータス廃棄手段53は、読み出したステータス30を廃棄する(ステップS407)。また、ステータス30がステータスバッファ52から読み出されたため、ステータス廃棄手段53は、当該ステータス30に対応するコマンド29のコマンドID541に対応するカウンタ543から1を減算する(ステップS405)。また、当該ステータス30に対応するコマンド29は処理済みであることになるから、ステータス廃棄手段53は、当該コマンドID541に対応するフラグ542をOFFに書き換える(ステップS408)。なお、カウンタが0でも1でもないことから、この場合はマルチプロセッサシステムに何らかの不具合があることになる。
ステータスバッファ52から読み出したステータス30が、コマンドバッファ51に書き込んだコマンド29の処理結果に対応していないことになるから、ステータス廃棄手段53は、読み出したステータス30を廃棄する(ステップS407)。当該ステータス30に対応するコマンド29のコマンドID541に対応するカウンタ543が0であるため、当該カウンタ543の減算は行わない。また、当該ステータス30に対応するコマンド29は処理済みであることになるから、ステータス廃棄手段53は、当該コマンドID541に対応するフラグ542をOFFに書き換える(ステップS408)。なお、カウンタが0であることから、この場合はマルチプロセッサシステムに何らかの不具合があることになる。
異常終了したプロセス1が再起動された場合、図9に示す処理により、すべてのコマンドIDに対応するフラグがOFFに書き換えられる。つまり、ステップS403でフラグ542がOFFであるということは、このフラグ542のコマンドID541に対応するコマンド29のコマンドバッファ51への書き込み後にプロセス1が異常終了を経て再起動されたことを意味する。従って、ステータス廃棄手段53は、カウンタ543から1を減算し(ステップS410)、ステータスバッファから読み出したステータス30を廃棄する(ステップS411)。
この場合も、(4)と同様に、プロセス1が異常終了を経て再起動されたことになるから、ステータス廃棄手段53は、読み出したステータス30を廃棄する(ステップS411)。ただし、カウンタ543が0であるため、カウンタ543の減算は行わない。なお、カウンタが0であることから、この場合はマルチプロセッサシステムに何らかの不具合があることになる。
次に、コマンド再書込機能について説明する。画像形成装置1000は、通常モード又は省電力モードで動作する。通常モードにおいては、画像形成の指示が入力され次第、画像形成が開始される。通常モードにおいて継続して画像形成の指示が入力されない時間の長さが閾値に達すると、画像形成装置1000は省電力モードに遷移し、第2制御手段200及びデバイス300への電力供給が止められ、第2制御手段200で動作していた第2OS23(RTOS)が強制終了される。省電力モードから通常モードへの復帰が指示されると、第2制御手段200及びデバイス300への電力供給が再開され、第2OS23が再起動され、第2制御手段200及びデバイス300の初期化が行なわれる。初期化が完了すると、画像形成の指示に応じて画像形成が行われる。
ステップS501においては、コマンド再書込手段56が、前述のステップS101からステップS103と同様の手順により、テーブル57のフラグ572をOFFで初期化し、カウンタ573を0で初期化する。
ステップS503においては、コマンド再書込手段56が、ループカウンタの値に該当するコマンドID571に対応する書込済みコマンド保持領域へのポインタ574をNULLで初期化する。
ステップS504においては、コマンド再書込手段56が、ループカウンタがnに達したか否かを判定し、ループカウンタがnに達していないならばステップS502に戻り、nに達したならばステップS505の処理に進む。
ステップS505においては、コマンド再書込手段56が、書込済みopenコマンド保持領域へのポインタ583をNULLで初期化する。
ステップS506においては、コマンド再書込手段56が、仮想fd581を正の値xで初期化し、実fd582を−1で初期化する。
ステップS601においては、コマンド再書込手段56が、前述のステップS301からステップS304と同様の手順で処理を実行する。すなわち、コマンド再書込手段56は、コマンド29の生成、及び、当該コマンド29のコマンドバッファ51への書き込みを行い、当該コマンド29の書き込みが成功した場合には、当該コマンド29に含まれるコマンドID571に対応するフラグ572をONに書き換え、当該コマンドID571に対応するカウンタ573に1を加算して処理を終了する。ここで、コマンド再書込手段56は、仮想fd581を実fd582に変換する。第2制御手段200が再起動された場合、再起動後にopenコマンドで通信路47に割り当てられるファイルディスクリプタが再起動前のファイルディスクリプタと異なる場合があり、その場合、再起動前のファイルディスクリプタを用いると第1制御手段100が誤った通信路を特定するからである。なお、当該コマンド29がopenコマンドである場合、このコマンド29の実行結果としてのファイルディスクリプタは、後述するreadメソッドによるステータス30の読み出しによって取得されるため、この段階における仮想fd581の実fd582への変換は意味を持たない。
ステップS603においては、コマンド再書込手段56が、当該コマンド29(openコマンド)の保持領域を確保し、この保持領域に当該コマンド29の複製を書き込み、この保持領域の論理アドレスを書込済みopenコマンド保持領域へのポインタ583に設定する。
ステップS701においては、コマンド再書込手段56が、前述のステップS401からステップS411と同様の手順で処理を実行する。すなわち、コマンド再書込手段56は、OS間通信ドライバ22からNOT EMPTYの通知を受け取ると、ステータスバッファ52からステータス30を読み出し、ステータス30の読み出しが成功したならば、当該ステータス30に対応するコマンド29のコマンドID541に対応付けられたフラグ542とカウンタ543とに基づいて、当該ステータス30の廃棄、フラグ542の書き換え、カウンタ543の減算などの処理を行う。
ステップS704においては、コマンド再書込手段56が、実fd582に−1を設定する。
ステップS709においては、コマンド再書込手段56が、ステータス30のパラメータ46に含まれるファイルディスクリプタを仮想fd581に変換する。この変換により、プロセス1には、戻り値として仮想fd581が返される。
なお、この後、図15に示すwriteメソッドが実行された場合、コマンド再書込手段56は、前述のとおり、仮想fd581を実fd582に変換する。つまり、次回のwriteメソッドにおいては、実fd582を引数とするコマンド29が生成される。
ステップS801においては、コマンド再書込手段56が、テーブル58の書込済みopenコマンドの保持領域へのポインタ583がNULLか否かを判定する。NULLでない場合(ステップS801:NO)には、コマンド再書込手段56はステップS802の処理に進み、NULLである場合(ステップS801:YES)には、処理を終了する。
ステップS803においては、コマンド再書込手段56が、ステータス30を廃棄する。openコマンドの再書込においては、図10に示す通常の書き込みの場合と違って、コマンドのコマンドバッファへの書き込みが成功した場合にカウンタに1を加算せず、ステータス30から実fd582を取り出した後、このステータス30を廃棄し、テーブル58の書込済みopenコマンドの保持領域へのポインタ583はそのまま維持する。
ステップS901においては、コマンド再書込手段56が、テーブル57の書込済みコマンドの保持領域へのポインタ574がNULLか否かを判定する。NULLでない場合(ステップS901:NO)には、コマンド再書込手段56はステップS902の処理に進み、NULLである場合(ステップS901:YES)には、処理を終了する。
書込済みコマンドの保持領域へのポインタ574がNULLであるということは、省電力モードからの復帰に伴って図14の処理により当該ポインタがNULLに初期化されたことを意味し、当該コマンドの再書き込みが必要となる。従って、ステップS902においては、コマンド再書込手段56が、コマンド29(非同期コマンド)をコマンドバッファ51に書き込む。非同期コマンドの再書込においては、テーブル57の非同期コマンドに対応するカウンタ573は既に1になっているので、書込済みコマンド保持領域へのポインタ574はそのまま維持する。
(変形例1)
実施形態では、デバイス300としてイメージスキャナ301、プリンタ302、UI303を備えた画像形成装置1000に本発明を適用した例を示したが、デバイス300はいかなるものでもよい。また、デバイス300の数はいくつでもよい。
実施形態では、第1OS20の例としてLinux(登録商標)、第2OSの例としてRTOSを示したが、第1OS20、第2OS23は、これら以外のOSでもよい。
実施形態では、画像形成装置1000が第1制御手段100と第2制御手段200とデバイス300とを備えた例を示したが、第1制御手段100の機能を備えた制御装置と、第2制御手段200及びデバイス300の機能を備えた画像形成装置とを通信手段で接続することにより、実施形態と同様の機能を実現するようにしてもよい。また、第1制御手段100の機能を実現するためのプログラムを、光記録媒体、半導体メモリ等、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。また、このプログラムを電気通信回線経由で提供してもよい。
複数の非同期コマンドの間で実行の順序が定められている場合には、非同期コマンドに対応するステータス30を受信した後に次の非同期コマンドを書き込むようにしてもよい。この場合、テーブル57に非同期コマンドの実行の順序を示すフィールドを追加し、この順序に従って非同期コマンドをコマンドバッファ51に書き込むようにしてもよい。
Claims (11)
- 第1OS(Operating System)を実行する第1制御手段と、
第2OSを実行する第2制御手段と、
前記第2制御手段によって制御されるデバイスと
を備え、
前記第1制御手段は、
前記第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を前記第1OSと前記第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを前記第2制御手段の記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、
前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2制御手段による実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、
前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、
前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記プロセスが再起動された場合に、前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを廃棄するステータス廃棄手段と
を備えた電子機器。 - 前記コマンドが前記記憶領域に書き込まれた場合にONを示し、前記プロセスが再起動された場合にOFFを示すフラグを、前記コマンドの種類毎に記憶するフラグ記憶手段を備え、
前記ステータス廃棄手段は、前記ステータス読出手段によるステータスの読み出し後に当該ステータスに対応するコマンドの種類と対応付けて前記フラグ記憶手段に記憶されているフラグがOFFを示す場合に、当該ステータスを廃棄する
請求項1に記載の電子機器。 - コマンドの種類毎に、前記コマンド書込手段によるコマンドの書き込み回数から、前記ステータス読出手段による当該コマンドの種類に対応するステータスの読み出し回数を差し引いた数を示すカウンタを記憶するカウンタ記憶手段を備え、
前記ステータス廃棄手段は、前記ステータス読出手段によるステータスの読み出し後に、当該ステータスに対応するコマンドの種類と対応付けて前記フラグ記憶手段に記憶されているフラグが有効を示し、且つ、当該ステータスに対応するコマンドの種類と対応付けて前記カウンタ記憶手段に記憶されているカウンタが1を示さない場合に、当該ステータスを廃棄する
請求項2に記載の電子機器。 - 前記第1変換手段によって変換されたコマンドを保持するコマンド保持手段と、
前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記第2OSが再起動された場合に、前記コマンド保持手段によって保持されたコマンドを前記記憶領域に書き込むコマンド再書込手段と
を備えた請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器。 - 第1OSを実行する第1制御手段と、
第2OSを実行する第2制御手段と、
前記第2制御手段によって制御されるデバイスと
を備え、
前記第1制御手段は、
前記第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を前記第1OSと前記第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを保持するコマンド保持手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを前記第2制御手段の記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、
前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2制御手段による実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、
前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、
前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記第2OSが再起動された場合に、前記コマンド保持手段によって保持されたコマンドを前記記憶領域に書き込むコマンド再書込手段と
を備えた電子機器。 - 前記コマンド再書込手段は、前記第2OSの再起動後にopenコマンドに対応するステータスが前記ステータス読出手段によって読み出された場合に、当該ステータスに含まれるファイルディスクリプタを引数とするコマンドを前記記憶領域に書き込む
請求項4又は5に記載の電子機器。 - 前記デバイスは、画像データに基づいて画像を形成する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子機器。
- 第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を前記第1OSと第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを、前記第2OSを実行する第2の制御装置の記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、
前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2の制御装置による実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、
前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、
前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記プロセスが再起動された場合に、前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを廃棄するステータス廃棄手段と
を備えた制御装置。 - 第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を前記第1OSと第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを保持するコマンド保持手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを、前記第2OSを実行する第2の制御装置の記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、
前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2の制御装置による実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、
前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、
前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記第2OSが再起動された場合に、前記コマンド保持手段によって保持されたコマンドを前記記憶領域に書き込むコマンド再書込手段と
を備えた制御装置。 - コンピュータを、
第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を、前記第1OSと第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを、前記第2OSを実行する第2のコンピュータの記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、
前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2のコンピュータによる実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、
前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、
前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記プロセスが再起動された場合に、前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを廃棄するステータス廃棄手段
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
第1OS上で動作中のプロセスが呼び出した関数を前記第1OSと第2OSとで共通に解釈されるコマンドに変換する第1変換手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを保持するコマンド保持手段と、
前記第1変換手段によって変換されたコマンドを、前記第2OSを実行する第2のコンピュータの記憶領域に書き込むコマンド書込手段と、
前記コマンド書込手段によって書き込まれたコマンドに対応する前記第2OSのシステムコールの前記第2のコンピュータによる実行の結果を示すステータスを前記記憶領域から読み出すステータス読出手段と、
前記ステータス読出手段によって読み出されたステータスを前記プロセスが解釈する戻り値に変換し、当該戻り値を前記プロセスに返す第2変換手段と、
前記コマンド書込手段による前記コマンドの書き込み後に前記第2OSが再起動された場合に、前記コマンド保持手段によって保持されたコマンドを前記記憶領域に書き込むコマンド再書込手段
として機能させるためのプログラム。
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