JP2015005046A - 情報処理装置および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】指定範囲の選択操作を容易にする。
【解決手段】情報処理装置(1)は、選択操作が行われたときに、表示部(32)に表示されている画像を構成する複数の領域のうち、該選択操作が行われた領域と範囲指定操作が行われた領域とが一致するか判断する領域判断部(14)と、領域判断部(14)が一致すると判断した場合に、指定範囲に対して選択操作が行われたと判定する操作判定部(11)とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理装置(1)は、選択操作が行われたときに、表示部(32)に表示されている画像を構成する複数の領域のうち、該選択操作が行われた領域と範囲指定操作が行われた領域とが一致するか判断する領域判断部(14)と、領域判断部(14)が一致すると判断した場合に、指定範囲に対して選択操作が行われたと判定する操作判定部(11)とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置のユーザインタフェースに関する。
従来から、情報処理装置のユーザインタフェースをより利便性の高いものとするための技術の開発が進められている。例えば、下記の特許文献1には、複数の機能にそれぞれ対応する複数の機能画面を表示し、その機能画面間で検索、コピー等の処理を実行可能とした携帯端末が記載されている。
ここで、文字列のコピーや移動等を行うための従来の一般的なユーザインタフェースでは、まずコピーや移動等の対象とする範囲を指定する操作を受け付け、次に指定された範囲を選択する操作を受け付け、最後に選択された範囲のコピー(移動)先を指定する操作を受け付けるようになっている。例えば、タッチパネル用のユーザインタフェースでは、コピーしたい文字列の範囲をドラッグ操作で指定し、次に指定した文字列にタッチして選択し、最後に選択した文字列をコピーしたい位置までドラッグしてドロップするという手順でコピーを行うことができるようにしたものが一般的に使用されている。
しかしながら、上述のような従来技術では、範囲指定する操作を行った後、指定した範囲を選択するときに、誤って指定範囲から外れた位置を選択してしまうことがあった。指定範囲から外れた位置を選択すると、範囲指定が解除されるので、指定範囲に関する処理を実行させるために、ユーザは再度範囲指定操作からやり直すことになる。これは、特許文献1のような複数の機能画面間での処理に限られず、1つの機能に基づいて表示される画面内での処理においても同様に生じる問題点である。また、これはタッチパネルを用いる場合に限られず、マウス等の入力デバイスを用いる場合にも同様に生じる問題点である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、指定範囲の選択を容易にする情報処理装置および制御プログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報処理装置は、表示された画像から範囲を指定する範囲指定操作が行われ、該範囲を選択する選択操作が行われ、該選択操作が行われた上記範囲に対して所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に応じた処理を実行する情報処理装置であって、上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、該画像を構成する複数の領域のうち、上記範囲指定操作が行われた領域に含まれるか判断する領域判断手段と、上記領域判断手段が含まれると判断した場合に、当該選択操作が上記範囲を選択する選択操作であると判定する操作判定手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る制御プログラムは、上記の課題を解決するために、表示された画像から範囲を指定する範囲指定操作が行われ、該範囲を選択する選択操作が行われ、該選択操作が行われた上記範囲に対して所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に応じた処理を実行する情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、該画像を構成する複数の領域のうち、上記範囲指定操作が行われた領域に含まれるか判断する領域判断ステップと、上記領域判断ステップにて含まれると判断した場合に、当該選択操作が上記範囲を選択する選択操作であると判定する操作判定ステップとをコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、指定範囲の選択を容易にすることができるという効果を奏する。
〔実施形態1〕
〔装置構成〕以下、本発明の一実施形態について、図1から図4に基づいて詳細に説明する。まず、本実施形態に係る情報処理装置1の構成を図1に基づいて説明する。図1は、情報処理装置1の要部構成を示すブロック図である。
〔装置構成〕以下、本発明の一実施形態について、図1から図4に基づいて詳細に説明する。まず、本実施形態に係る情報処理装置1の構成を図1に基づいて説明する。図1は、情報処理装置1の要部構成を示すブロック図である。
情報処理装置1は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を採用した装置である。ここでは、情報処理装置1がスマートフォンである例を説明するがこの例に限られず、例えば据え置き型のパーソナルコンピュータのように、表示装置が別体となったものであってもよく、入力デバイスがマウス等のようなタッチパネル以外のものであってもよい。
図示のように、情報処理装置1は、その機能を統括して制御する制御部10、情報処理装置1において使用する各種データを格納する記憶部20、およびタッチパネル30を備えている。また、タッチパネル30は、ユーザ操作を受け付けて制御部10に伝達する操作受付部31と、制御部10の制御に従って画像を表示する表示部32とを含む。表示部32の表示面と、操作受付部31における操作受付面とは一体となっている。なお、ここではタッチパネル30(操作受付部31)に対する操作を指で行う例を説明するが、スタイラス等の入力操作用のツールを用いて操作を行ってもよい。また、発明の特徴点と関連性の低い構成は図示を省略している。
制御部10は、操作判定部(操作判定手段)11、アプリ実行部12、アプリ表示管理部13、領域判断部(領域判断手段)14、およびコピー処理部15を含む。また、記憶部20には、表示管理情報21が格納されている。
操作判定部11は、操作受付部31から受信するユーザ操作の内容を示すデータに基づいて、ユーザがどのような操作を行ったかを判定し、この判定結果に応じて制御部10の各部に所定の処理を実行させる。
アプリ実行部12は、アプリケーションソフトウェア(以下、アプリと呼ぶ)を実行する。また、アプリを実行したアプリ実行部12は、その旨をアプリ表示管理部13に通知して、実行したアプリに対する表示領域の割り当てを行わせる。実行するアプリは特に限定されないが、ここでは電子メール(以下、単にメールと呼ぶ)の送信機能を有するアプリと、受信メールの本文を表示させる機能を有するアプリとを実行する例を説明する。
アプリ表示管理部13は、実行されたアプリによる画面表示を管理する。具体的には、アプリ表示管理部13は、実行中の各アプリに対して表示領域の割り当てを決定し、決定した割り当てを表示管理情報21に記録する。そして、アプリ実行部12が、表示管理情報21に記録された割り当てに従って実行中のアプリを表示させることにより、複数のアプリが同時に表示される。
領域判断部14は、コピー対象とする範囲の指定を行うための操作である範囲指定操作が行われた領域を特定し、範囲指定操作後に選択操作が行われた位置が、特定した上記領域に含まれるか判定する。なお、以下では、範囲指定操作によって指定された範囲を指定範囲と呼ぶ。
コピー処理部15は、操作判定部11からの通知に従って、指定範囲の文字列を指定された位置にコピーする処理を行う。また、コピー処理部15は、指定範囲が選択されたときに、指定範囲の文字列を含み、表示画面上で移動可能なコピーオブジェクトを表示させる。また、コピーオブジェクトの表示位置を、表示面上でドラッグ操作を行うユーザの指の位置に追従させ、ユーザがドロップ操作(表示面から指を離す操作)を行ったときに、指が離れる直前のタッチ位置をコピー先の位置と特定する。そして、コピー対象の文字列と、特定したコピー先の位置とをアプリ実行部12に通知して、当該文字列のコピーを実行させる。なお、コピー先の位置の指定はドラッグアンドドロップ操作に限られず、例えばコピー先の位置に向かうフリック操作によって行ってもよい。この場合、フリック操作の軌跡上、またはその延長線上にあるコピー可能な位置をコピー先の位置とすればよい。
表示管理情報21は、上述のように、実行中の各アプリに対する画像を表示する領域の割り当てを示す情報である。表示管理情報21は、例えば、アプリを特定する情報(ID等)と、表示画面上の領域(座標範囲)とを対応付けた情報であってもよい。
〔動作概要〕次に、情報処理装置1の動作概要を図2および図3に基づいて説明する。図2は、コピーを行った場合の動作概要を示し、図3は、範囲指定をキャンセルしてコピーを行わなかった場合の動作概要を示している。
〔コピーが行われる場合〕図2の例では、第1アプリ表示領域50と、第2アプリ表示領域60とを含む画像が情報処理装置1の表示面に表示されている。第1アプリ表示領域50には、アプリ実行部12がメール送信機能を実現するアプリを実行することによって生成された画像が表示されている。また、第2アプリ表示領域60には、アプリ実行部12が受信メールの本文表示機能を実現するアプリを実行することによって生成された画像が表示されている。上述のように、これらの表示領域の範囲、および各表示領域に画像を表示させるアプリは、表示管理情報21で規定されている。
図2の(a)の第1アプリ表示領域50には、差出人を入力するためのテキストボックスと、メールを送信するための送信ボタンに加えて、メールの本文を入力するためのテキストボックスと、文字入力に使用するソフトキー52が表示されている。また、メールの本文を入力するためのテキストボックスには、文字入力がなされる位置を示すカーソル51が表示されている。
一方、図2の(a)の第2アプリ表示領域60には、受信したメールの本文が表示されていると共に、メール本文の文字列の一部に、その一部の文字列が範囲指定された状態となっていることを示すマーキング61が表示されている。なお、範囲指定の方法は特に限定されないが、例えば文字列に所定時間以上触れ続ける操作を受け付けたときに、範囲指定モードに遷移してもよい。そして、範囲指定モードにおいて、範囲の先頭位置と末尾位置とをそれぞれ指定する操作を受け付けたときに、指定された先頭位置から末尾位置までの範囲に含まれる文字列が範囲指定されたと判断してもよい。
次に、図2の(b)は、文字列が範囲指定された状態において、第2アプリ表示領域60上の位置P1で選択操作が行われた状態を示している。なお、同図では、選択操作が、表示面の一点に触れて指と表示面とを接触した状態とし、この状態を維持する操作(タッチダウン操作)である例を示しているが、選択操作はこの例に限られない。例えば、選択操作をタップ操作(表示面に短時間触れる操作)としてもよい。
ここで、位置P1は、マーキング61が表示されていない位置であり、指定範囲外であるが、範囲指定の行われた第2アプリ表示領域60上の位置である。このように、選択操作が行われた位置が範囲指定の行われた領域内である場合には、その選択操作は、指定範囲を選択するために行われた可能性が高いと考えられる。このため、情報処理装置1は、位置P1に対する選択操作を、指定範囲(マーキング61が表示された文字列)を選択する選択操作であると判断する。
これにより、図2の(c)に示すように、選択範囲の文字列を含むコピーオブジェクト70が表示され、ユーザはこのコピーオブジェクト70を表示面上でドラッグして移動させることができるようになる。また、マーキング61の表示が終了される。
この後、第1アプリ表示領域50のカーソル51が表示されているテキストボックス(メールの本文を入力するためのテキストボックス)までコピーオブジェクト70をドラッグしてドロップする。これにより、図2の(d)に示すように、カーソル51が表示されているテキストボックス内に、指定範囲内の文字列がコピーされる。
〔範囲選択がキャンセルされる場合〕一方、図3は、範囲指定をキャンセルしてコピーを行わなかった場合の動作概要を示している。なお、図3の(a)は、図2の(a)と同じ状態(第2アプリ表示領域60上で範囲指定された状態)を示しているから、ここでは説明を省略する。
図3の(b)に示すように、図3の例では、文字列が範囲指定された状態において、第1アプリ表示領域50上の位置P2で選択操作が行われたことを想定している。この場合、選択操作が行われた位置P2は、範囲指定の行われた第2アプリ表示領域60の外である。
このように、選択操作が行われた位置が、範囲指定の行われた領域外である場合には、その選択操作は、指定範囲の選択を目的としていない可能性が高いと考えられる。このため、情報処理装置1は、位置P2に対する選択操作を、選択範囲をキャンセルするための操作であると判断し、図3の(c)に示すように、マーキング61の表示を終了する。
〔処理の流れ〕続いて、情報処理装置1が実行する処理の流れを図4に基づいて説明する。図4は、情報処理装置1が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、操作判定部11は、操作受付部31から送信される情報に基づき、範囲指定操作が行われたと判定すると(S1)、該操作で指定された範囲を示す情報をコピー処理部15に通知し、コピー処理部15は、通知された範囲の文字列を一時的に記憶する。また、操作判定部11は、範囲指定操作が行われた表示面上の位置を示す情報を領域判断部14に通知し、領域判断部14は、表示管理情報21を参照して、範囲指定操作が行われた領域を特定する(S2)。
続いて、操作判定部11は、操作受付部31から送信される情報に基づき、選択操作(例えば表示面に指を触れる操作)が行われたと判定すると(S3)、該操作が行われた位置を示す情報を領域判断部14に通知する。そして、領域判断部14は、通知された情報の示す位置がS2で特定した領域内にあるか、すなわち範囲指定操作と選択操作とが同じ領域内で行われたかを判断し(S4、領域判断ステップ)、判断結果を操作判定部11に通知する。
ここで、同じ領域内で行われていないことを示す判定結果を受信した場合(S4でNO)、操作判定部11は、範囲指定をキャンセルし(S5)、処理を終了する。一方、同じ領域内で行われたことを示す判定結果を受信した場合(S4でYES)、操作判定部11は、S1の範囲指定操作で指定された指定範囲を選択する選択操作が行われたと判定し(S6、操作判定ステップ)、その旨をコピー処理部15に通知する。これにより、コピー処理部15は、記憶している文字列を含むコピーオブジェクトを生成して、選択操作が行われた位置に表示させる。
続いて、操作判定部11は、移動操作(例えばドラッグ操作)が行われたと判定すると(S7)、移動先の位置を示す情報をコピー処理部15に通知し、コピー処理部15はコピーオブジェクトの表示位置を通知された位置に更新する。
そして、操作判定部11は、コピー先の位置確定操作(例えば表示面から指を離す操作)が行われたと判定すると(S8)、確定された位置を示す情報をコピー処理部15に通知し、コピー処理部15は、記憶している文字列を通知された位置にコピーし(S9)、処理を終了する。
〔実施形態2〕
〔「領域」のバリエーション〕上記実施形態では、アプリごとの表示領域(図2および図3の第1アプリ表示領域50/第2アプリ表示領域60)を、指定範囲を選択する選択操作が行われたか否かの判断の基準となる「領域」とする例を示した。しかしながら、この「領域」は、1つの画面を区分することによって設定された領域であればよく、この例に限られない。
〔「領域」のバリエーション〕上記実施形態では、アプリごとの表示領域(図2および図3の第1アプリ表示領域50/第2アプリ表示領域60)を、指定範囲を選択する選択操作が行われたか否かの判断の基準となる「領域」とする例を示した。しかしながら、この「領域」は、1つの画面を区分することによって設定された領域であればよく、この例に限られない。
例えば、メールの送受信機能を備えた1つのアプリによって、メールの作成画面と、受信メールの表示画面とを同時に表示させる場合、各表示画面の表示領域を上記の「領域」としてもよい。また、各「領域」は、図2および図3の第2アプリ表示領域60のようなウインドウ形式である必要はない。そして、各「領域」に表示される画像は、アプリに基づくものであってもよいし、それ以外のソフトウェア等に基づくものであってもよく、特に限定されない。
〔指定範囲に関する処理のバリエーション〕上記実施形態では、指定範囲内の文字列をコピーする処理を実行する例を説明したが、範囲指定の対象は文字列に限られず、また指定範囲に関する処理もコピーに限られない。
例えば、1つの「領域」に表示されている複数のアイコン(ファイル)のうち、処理の対象とするものを範囲指定してもよいし、1つの「領域」に表示されている画像の一部分を処理の対象として範囲指定してもよい。また、上記の処理は、データの移動であってもよいし、データのインポートやエクスポートであってもよいし、データ圧縮や解凍であってもよく、特に限定されない。
〔実施形態3:ソフトウェアによる実現例〕
情報処理装置1の制御ブロック(特に制御部10)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
情報処理装置1の制御ブロック(特に制御部10)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、情報処理装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報処理装置1は、表示された画像から範囲を指定する範囲指定操作が行われ、該範囲を選択する選択操作が行われ、該選択操作が行われた上記範囲に対して所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に応じた処理を実行する情報処理装置であって、上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、該画像を構成する複数の領域のうち、上記範囲指定操作が行われた領域に含まれるか判断する領域判断手段(領域判断部14)と、上記領域判断手段が含まれると判断した場合に、当該選択操作が上記範囲を選択する選択操作であると判定する操作判定手段(操作判定部11)とを備えている。
本発明の態様1に係る情報処理装置1は、表示された画像から範囲を指定する範囲指定操作が行われ、該範囲を選択する選択操作が行われ、該選択操作が行われた上記範囲に対して所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に応じた処理を実行する情報処理装置であって、上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、該画像を構成する複数の領域のうち、上記範囲指定操作が行われた領域に含まれるか判断する領域判断手段(領域判断部14)と、上記領域判断手段が含まれると判断した場合に、当該選択操作が上記範囲を選択する選択操作であると判定する操作判定手段(操作判定部11)とを備えている。
上記の構成によれば、選択操作の行われた位置が、範囲指定操作が行われた領域に含まれると判断した場合に、その選択操作が指定範囲を選択する選択操作であると判定する。これにより、上記情報処理装置のユーザが誤って指定範囲から外れた位置に対して選択操作を行った場合であっても、その位置が範囲指定操作を行った領域内であれば、ユーザの意図通り、指定範囲に対する選択操作が行われたと判定する。
よって、上記の構成によれば、指定範囲の選択を容易にすることができる。また、範囲を選択する選択操作を受け付ける領域を無暗に広げるのではなく、範囲指定操作が行われた領域で指定範囲を選択する選択操作を受け付けるようにしたことにより、ユーザの意図に沿った選択操作の解釈が可能になる。これは、選択操作の位置がずれて、意図せずに指定範囲外となることはあっても、その指定範囲を含む領域の外までずれることは生じ難いためである。特に、情報処理装置が画面の小さいモバイル機器である場合、指定範囲が小さい場合、あるいはユーザが歩行中や走行中の車内のような不安定な状態にある場合等に、上記の構成は有効である。また、上記の構成によれば、1つの領域内で範囲指定とその範囲の選択とが完結するため、スムーズな操作が実現される。
そして、本発明の態様2に係る情報処理装置1は、上記態様1において、上記操作判定手段は、上記領域判断手段が、選択操作の行われた位置が上記範囲指定操作の行われた領域に含まれないと判断した場合に、上記範囲の指定をキャンセルする操作が行われたと判定する構成であってもよい。
上記の構成によれば、選択操作の行われた位置は範囲指定操作の行われた領域に含まれないと判断した場合に、範囲の指定をキャンセルする操作が行われたと判定する。よって、ユーザは、範囲指定操作の行われた領域外に選択操作を行うという直感的な操作により、範囲の指定をキャンセルすることができる。
また、本発明の態様3に係る情報処理装置1は、上記態様1または2において、上記領域判断手段は、上記画像を構成する複数の領域のうち、上記情報処理装置で実行中の1つのアプリケーションソフトウェアに基づいて画像が表示される領域であるアプリ表示領域において上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、上記アプリ表示領域に含まれるか判断する構成であってもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、実行中の1つのアプリケーションソフトウェアに基づいて画像が表示されるアプリ表示領域において、範囲指定操作および選択操作を行うことによって、指定範囲の選択を行うことができる。ここで、一般に、1つのアプリケーションソフトウェアに基づいて表示される画像は、1つのまとまりのある領域として認識できるようになっており、またそのアプリケーションソフトウェアに関する処理はその領域内で行うことが通常である。よって、アプリ表示領域において範囲指定操作および選択操作を行うことによって指定範囲の選択を行うことができるようにした上記構成は、ユーザに分かりやすく、また違和感なく受け入れられやすい操作方法を実現していると言える。
また、本発明の態様4に係る制御プログラムは、表示された画像から範囲を指定する範囲指定操作が行われ、該範囲を選択する選択操作が行われ、該選択操作が行われた上記範囲に対して所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に応じた処理を実行する情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、該画像を構成する複数の領域のうち、上記範囲指定操作が行われた領域に含まれるか判断する領域判断ステップと、上記領域判断ステップにて含まれると判断した場合に、当該選択操作が上記範囲を選択する選択操作であると判定する操作判定ステップとをコンピュータに実行させることを特徴としている。この構成によれば、態様1の情報処理装置と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る情報処理装置をコンピュータによって実現するための制御プログラムは、コンピュータを上記情報処理装置が備える各手段として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラムと表現することもできる。また、当該制御プログラムまたは上記態様4の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等のユーザインタフェースに従ってユーザが操作する情報処理装置に利用することができる。
1 情報処理装置
11 操作判定部(操作判定手段)
14 領域判断部(領域判断手段)
11 操作判定部(操作判定手段)
14 領域判断部(領域判断手段)
Claims (4)
- 表示された画像から範囲を指定する範囲指定操作が行われ、該範囲を選択する選択操作が行われ、該選択操作が行われた上記範囲に対して所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に応じた処理を実行する情報処理装置であって、
上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、該画像を構成する複数の領域のうち、上記範囲指定操作が行われた領域に含まれるか判断する領域判断手段と、
上記領域判断手段が含まれると判断した場合に、当該選択操作が上記範囲を選択する選択操作であると判定する操作判定手段とを備えていることを特徴とする情報処理装置。 - 上記操作判定手段は、上記領域判断手段が、選択操作の行われた位置が上記範囲指定操作の行われた領域に含まれないと判断した場合に、上記範囲の指定をキャンセルする操作が行われたと判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 上記領域判断手段は、上記画像を構成する複数の領域のうち、上記情報処理装置で実行中の1つのアプリケーションソフトウェアに基づいて画像が表示される領域であるアプリ表示領域において上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、上記アプリ表示領域に含まれるか判断することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 表示された画像から範囲を指定する範囲指定操作が行われ、該範囲を選択する選択操作が行われ、該選択操作が行われた上記範囲に対して所定の操作が行われた場合に、該所定の操作に応じた処理を実行する情報処理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、
上記範囲指定操作が行われた後、上記画像に対して選択操作が行われたときに、該選択操作の行われた位置が、該画像を構成する複数の領域のうち、上記範囲指定操作が行われた領域に含まれるか判断する領域判断ステップと、
上記領域判断ステップにて含まれると判断した場合に、当該選択操作が上記範囲を選択する選択操作であると判定する操作判定ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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