JP2015003451A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置の省電力と、遠隔から電源オンして画像形成装置を利用するユーザの利便性の双方を実現すること。
【解決手段】
プリンタ20は、通信媒体を介して受信した電源オン要求(リモートオン要求)に応じて電源オン(リモートオン)した場合に、プリンタ20本体の電源をオフにするための電源スイッチ216が押下された場合(S404でYes)、プリンタ20の電源がオフになることをリモートオン要求元に通知する(S406)。そして、プリンタ20は、前記通知に応じて前記リモートオン要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合(S408でYes)、プリンタ20の電源をオフする制御を行う(S412〜S414)。
【選択図】図4

Description

本発明は、遠隔より電源操作可能な画像形成装置の制御に関する。
電子機器においては、いかに消費電力の抑制を実現させるかが大きな課題となっている。画像形成装置に関しても、装置が一定時間使用されてなかった場合や、予め設定された時間となった場合、使用頻度が著しく低いと思われる時間帯などで、例えば定着器のプレヒート機能の遮断や、CPUの電力を遮断する機能を備えている。この機能は、印刷などを行うまでには時間がかかるが、無駄な電力消費を抑制することが可能であり、スリープモードや省エネモードと呼ばれる電力消費抑制の手段である。スリープモードや省エネモードでは、ネットワークからの印刷に対応可能なように必要最小限の範囲で一機能部分へと電力を供給する構成となっている。
従来の省電力技術として、例えば画像形成装置の時刻毎にスリープ移行時間(スリープモードに移行するまでの画像形成装置の未使用状態の経過時間の閾値)の設定を可能とする方法がある(特許文献1参照)。また、ネットワークシステム上にある機器の使用頻度に応じて、端末機器のそれぞれのスリープ移行時間を決定する方法などがある(特許文献2参照)。
また、予め機器を使用しないと想定される時間を設定しておき、自動的に機器の電源を遮断する機能(オートシャットダウン機能)を備える装置もある。さらに、消費電力を積極的に抑制させるために、電子機器において使用がないと思われるときには、機器本体の電源スイッチを離れた場所からオフし、電源を遮断する方法もある(特許文献3参照)。
また、電子機器において、専用の信号を設けることなく、ホストからネットワークを介して電源オン・オフのコマンドを受信して機器の電源をオン・オフする遠隔制御方法がある(特許文献4参照)。なお、この遠隔制御方法では、ホストから状態読み出しコマンドを受信して機器のオン・オフのステータスをホストに対して応答することも可能である。
特開2002−077478号公報 特開2002−099400号公報 特開2009−208399号公報 特開平10−124191号公報
上述の従来技術を画像形成装置に用いる場合、利用者が印刷したい時にホスト側より電源オン命令を送信し、遠隔で電源オンして使用する場合が想定される。
しかしながら、遠隔制御により電源オンした後に、別の利用者が画像形成装置本体の電源スイッチから電源オフしてしまう場合や、オートシャットダウンが実行された場合、上記遠隔電源オンした利用者は電源オフとなったことに気づかない。このため、上記遠隔電源オンした利用者は、電源オフとなったことを知らず印刷実行してしまう可能性がある。さらに、電源オフされた画像形成装置を利用するためには、再度、電源をオンする必要が生じてしまう。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像形成装置の省電力と、遠隔から電源オンして画像形成装置を利用するユーザの利便性の双方を実現し、環境保護とユーザ利便性の双方を高次元に実現する印刷環境を構築できる仕組みを提供することである。
本発明は、通信媒体を介して受信した電源オン要求に応じて電源オン可能な画像形成装置であって、前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に前記画像形成装置の電源をオフにするための電源スイッチが押下された場合、前記画像形成装置の電源がオフになることを前記電源オン要求元に通知する通知手段と、前記通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合、前記画像形成装置の電源をオフする制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の省電力と、遠隔から電源オンして画像形成装置を利用するユーザの利便性の双方を実現することができる。これにより、環境保護とユーザ利便性の双方を高次元に実現する印刷環境を構築できる。
本発明の一実施例を示す画像形成システムを例示する図。 プリンタのハードウェア構成を例示する図。 PCのハードウェア構成を例示する図。 画像形成装置の動作の一例を示すフローチャート。 画像形成装置の動作の一例を示すフローチャート。 画像形成装置の動作の一例を示すフローチャート。 画像形成装置の動作の一例を示すフローチャート。 遠隔から電源オン要求したPCの情報を例示する図。 電源オン要求情報及び電源オフ要求情報を例示する図。 プリンタの状態と遠隔要求の可否関係を例示する図。 プリンタからの通知内容を表示する表示画面を例示する図。 プリンタから電源オン要求元への通知状態を例示する図。 PCでのプリンタ状態確認状況を例示する図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す画像形成システムの構成の一例を示す図である。
図1に示すように、ネットワーク30を経由して、一般的なホストコンピュータ10_a、10_b、10_c(以下、PC10)と、プリンタ20が接続されており、各々PC10とプリンタ20とが通信可能な構成となっている。また、ネットワーク30とは別の通信媒体を介してPC10とプリンタ20が通信可能な構成であっても良いことは言うまでもない。
詳細は後述するが、プリンタ20は、ネットワーク30等の通信媒体を介してPC10等から受信した電源オン要求に応じて電源オン可能な画像形成装置である。また、プリンタ20は、ネットワーク30等の通信媒体を介してPC10等から受信した電源オフ要求に応じて電源オフ可能な画像形成装置である。
図2は、プリンタ20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
プリンタコントローラ200において、CPU203は、システムバス212に接続され、ROM204に格納された制御プログラム等に基づいて、システムバス212に接続された各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。また、CPU203は、プリンタエンジンI/F206を介して接続されるプリンタエンジン部(印刷部)201に出力情報としての画像信号を出力する。
ROM204は、CPU203の制御プログラムや各種データ等をコンピュータ読み取り可能に記憶する。RAM205は、CPU203のメインメモリ、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されているオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM205は、出力情報の展開領域等に用いられる。
操作部202は、プリンタ20を操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配置されており、操作部I/F207を介してシステムバス212と接続される。操作部202から入力された、モード情報等は、不揮発性メモリ209に記憶させるようにしてもよい。
Local I/F211は、例えばUSB(デバイス)I/F等であり、ホストコンピュータ等の上位装置と直接接続され、印刷データ等のやり取りを行う。NW I/F208は、図示しないネットワークPHYを介して、システムバス212と接続される。スイッチ217は、例えば、FET(Field effect transistor)等で構成され、CPU203又はNW I/F208からの指示により、コントローラ200内の電力供給する部分を切り替える(詳細は後述する)。なお、CPU203及びNW I/F208とスイッチ217とは、バス212を介して接続されていてもよいし、専用線により接続されていてもよい。
電源制御部214は、電源制御I/F213を介してプリンタコントローラ200と接続し、電源ユニット215からの出力を制御する。電源ユニット215からは、コントローラ200とプリンタエンジン201へと破線で示すように、各々電源が供給される構成である。
電源スイッチ216はメインの電源スイッチであり、プリンタ20の電源をオン・オフするためのものである。プリンタ20は、電源スイッチ216に対するユーザの押下操作により、プリンタ20本体の電源をオン・オフすることが可能な構成である。電源スイッチ216は、電源制御部214と接続されており、電源スイッチ216のオン・オフ状態は、電源制御I/F213を介して、コントローラ200で検出することが可能である。
なお、スタンバイ状態では、電源ユニット215は、プリンタコントローラ200、プリンタエンジン201、操作部202へ電力供給を行う。また、電源スイッチ216により電源オフされた状態では、電源ユニット215は、プリンタコントローラ200、プリンタエンジン201、操作部202への電力供給を遮断する。また、スリープ状態(省電力状態ともいう)では、電源ユニット215は、プリンタコントローラ200にのみ電力供給し、プリンタエンジン201、操作部202への電力供給を遮断する。ただし、スリープ状態では、プリンタコントローラ200に供給される電力は、スイッチ217により、NW I/F208に供給され、NW I/F208以外には供給されないように構成されている。
また、PC10からリモートオフされた状態(以下、リモートオフ状態、遠隔電源オフ状態という)では、電源ユニット215は、プリンタコントローラ200にのみ電力供給し、プリンタエンジン201、操作部202への電力供給を遮断する。ただし、リモートオフ状態では、プリンタコントローラ200に供給される電力は、スイッチ217により、NW I/F208に供給され、NW I/F208以外には供給されないように構成されている。また、PC10からリモートオンされた状態(以下、リモートオン状態、遠隔電源オン状態という)では、電源ユニット215は、プリンタコントローラ200、プリンタエンジン201、操作部202へ電力供給を行う。なお、スリープ状態とリモートオフ状態とで、またスタンバイ状態とリモートオン状態とで、電源ユニット215により電力供給を行う箇所が同じ場合を示したが、これらの状態で電力供給を行う箇所が異なっていてもよい。
なお、スタンバイ状態とリモートオン状態では、コントローラ200が、ネットワーク30を介してPC10等からジョブを受け付ける。また、スリープ状態では、NW I/F208が、ネットワーク30を介してPC10等からジョブを受け付ける。また、リモートオフ状態では、NW I/F208は、ネットワーク30を介してPC10等からリモートオンコマンドを受け付けるが、ジョブは受け付けない。
なお、リモートオンコマンドを受け付け可能なPCを予め登録しておき、該登録されたPCからのリモートオンコマンドのみを受け付け、該登録されたPC以外からのリモートオンコマンドを無視するように構成してもよい。なお、この登録情報は、NW I/F208内の図示しないフラッシュメモリに記憶されるものとする。
また、プリンタコントローラ200は、スタンバイ状態とリモートオン状態では、PC10からの問い合わせに応じて、プリンタ20の電力状態をPC10に通知する。スリープ状態とリモートオフ状態では、NW I/F208が、PC10からの問い合わせに応じて、プリンタ20の電力状態をPC10に通知する。なお、プリンタ20は、リモートオフ状態では、上記登録情報に登録されたPC10にのみ、リモートオフ状態であることを通知し、他のPCに対しては、電源オフであると通知してもよい。これにより、上記登録情報に登録されたPCでは、上記通知に応じてリモートオフ状態であることがディスプレイに表示され、ユーザはリモートオン指示が可能であることを認識できる。一方、上記登録情報に登録されていないPCでは、上記通知に応じて電源オフ状態であることがディスプレイに表示され、ユーザはリモートオン指示が不可能であることを認識できる。
図3は、PC10のハード構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、CPU301、ROM302、RAM303、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)304がバス309を介して接続されている。また、キーボードコントローラ(KBC)305、ディスクコントローラ(DKC)306、ローカルインターフェースコントローラ(LIC)307、CRTコントローラ(CRTC)308もバス309を介して接続されている。
ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)304には、図示しないイーサネット(登録商標)ケーブル等が接続される。キーボードコントローラ(KBC)305には、キーボード311およびマウス312が接続されている。ディスクコントローラ(DKC)306には、ハードディスクドライブ(HDD)310が接続されている。ローカルインターフェースコントローラ(LIC)307は、例えばUSBなどのローカルインターフェースを介して周辺機器が接続される。CRTコントローラ(CRTC)308には、ディスプレイ313が接続されている。
ROM302には、基本I/Oプログラムやオペレーティングシステム(OS)などがコンピュータ読み取り可能に格納されている。CPU301は、OSの実行に基づき、アプリケーションプログラムを管理および実行する。
以下、プリンタ20に遠隔より電源オン要求があり、電源オンした後に、プリンタ20の電源スイッチ216が、押下されてしまった場合の処理を、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4は、画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートであり、特に遠隔制御により電源オンした後にプリンタ20本体の電源スイッチ216を押下された場合の動作を示す。なお、本フローチャートに係る制御プログラムは、ROM204に記憶されており、RAM205に読みだされ、CPU203によって実行され、本フローチャートの処理が実現される。また、この説明では、例として遠隔から電源オン要求したPCを10_aとしている。
PC10_aからプリンタ20へとネットワーク30を介した遠隔より送信された電源オン要求情報を受信してリモートオン状態に移行すると(S401)、プリンタ20のCPU203は、S402の処理を実行する。S402では、プリンタ20のCPU203は、上記受信した電源オン要求情報から電源オン要求元のPC10_aの情報を取得し、不揮発性メモリ209へと保持する。なお、上述の電源オン要求情報の一例を後述する図8に示す。また、PC10からプリンタ20に送信される電源オン要求情報の一例を後述する図9の900_aに示す。
次に、S403において、CPU203は、PC10_aからプリンタ20への印刷要求の有無を判定する。そして、S403において、PC10_aからプリンタ20へと送信された印刷データを受信した場合、CPU203は、印刷要求が有りと判定し(S403でYesと判定し)、S405に移行する。S405では、CPU203は、該印刷要求に基づいて通常の印刷処理を実行し、S404に移行する。
一方、S403において、PC10_aから印刷データを受信していない場合、CPU203は、印刷要求が無いと判定し(S403でNoと判定し)、そのままS404に移行する。
S404では、CPU203は、電源スイッチ216が押下されたか否かを判定する。そして、電源スイッチ216が押下されていないと判定した場合(S404でNoの場合)、CPU203は、S403に移行し、再度、印刷要求の有無を判定する。
一方、電源スイッチ216が押下されたと判定した場合(S404でYesの場合)、CPU203は、電源オン要求したPCを10_aのユーザとは異なるユーザにより電源スイッチ216がプリンタ20の電源オフのために押下されたと判断し、S406に移行する。
S406では、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報をもとに、PC10_aに対して、本体スイッチ押下による電源オフ要求があったことを通知する。さらに、CPU203は、PC10_aからプリンタ20の電源オフ承認の有無の応答を受け付ける。なお、この通知を受けたPC10_aは、後述する図11(a)に示すような操作画面をディスプレイ313に表示し、ユーザからのプリンタ20の電源オフ承認の有無の操作を受け付ける。そして、ユーザ操作に応じて、該PC10_aは、プリンタ20の電源オフ承認の有無の応答を、プリンタ20に送信する。
また、S407において、CPU203は、プリンタ20に備わっている操作部202の表示部(不図示)に遠隔からの電源オン起動されていること(リモートオン状態であること)を表示させる。これは、本体スイッチ216を押下したユーザに対して、この時点では未だ、プリンタ20は電源オフ処理を行えないことを通知するためである。なお、S406とS407の処理は、いずれが先であってもよい。
次に、S408において、CPU203は、PC10_aからプリンタ20の電源オフを承認する旨の応答を受信したか否かを判定する。そして、PC10_aからプリンタ20の電源オフを承認する旨の通知を受信したと判定した場合(S408でYesの場合)、CPU203は、S411に移行する。
S411では、CPU203は、プリンタ20での印刷を行わないと判断し、プリンタ20の操作部202上の表示部に、プリンタ20の電源オフを開始する旨の情報を表示し、その旨を電源スイッチ216を押下したユーザに通知する。
次に、S412において、CPU203は、プリンタ20での印刷を行わないと判断し、シャットダウン処理を開始する。さらに、S423において、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報を消去し、該情報の消去後、プリンタ20の電源をオフする(S414)。
また、上記S408において、PC10_aからプリンタ20の電源オフを承認しない旨の応答を受信したと判定した場合(S408でNoの場合)、CPU203は、S409に移行する。
S409では、CPU203は、プリンタ20の操作部202上の表示部に、印刷待ちのためプリンタ20の電源オフが不可であることを表示し、電源スイッチ216を押下したユーザにその旨を通知する。
次に、S410において、CPU203は、所定時間内にPC10_aからプリンタ20への印刷要求が有ったかどうか判定する。なお、この所定時間は、プリンタ20の管理者が操作部202またはPC10等から設定されて不揮発性メモリ209等に保持される構成でもよいし、変更設定が不可能な一定時間でもよい。
そして、所定時間内にPC10_aから印刷データを受信していなかった場合、CPU203は、所定時間内に印刷要求が無かったと判定し(S410でNoと判定し)、S411に移行する。即ち、この後、プリンタ20はシャットダウンされ、電源オフとなる。
一方、所定時間内にPC10_aからプリンタ20へと送信された印刷データを受信した場合、CPU203は、所定時間内に印刷要求が有りと判定し(S410でYesと判定し)、S405に移行する。
以上示したように、プリンタ20のCPU203は、リモートオンされた後に電源スイッチ216が押下された場合、その旨をリモートオンの要求元に通知するとともに、操作部202にリモートオンされていることを示す表示を行う。さらに、CPU203は、上記通知に応じて要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合、操作部202に電源オフを開始することを示す表示を行い、プリンタ20の電源をオフする制御を行う。一方、上記通知に応じて要求元から電源オフを承諾しない旨の応答を受信した場合、CPU203は、操作部202に印刷待ちのため電源オフ不可を示す表示を行い、所定時間、印刷要求を待機する。そして、所定時間内に印刷要求がない場合、CPU203は、操作部202に電源オフを開始することを示す表示を行い、プリンタ20の電源をオフする制御を行う。このような構成により、リモートオン要求元のユーザはプリンタ20本体の電源スイッチ216がオフされたことを認識するとともに、該電源オフ要求を承認又は否認することができ、ユーザの利便性が向上する。
次に、プリンタ20側に電源オフ時間に自動的に電源をオフする設定(オートシャットダウン設定ともいう)がされている場合について、図5のフローチャートを用いて説明する。
図5は、画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートであり、特に電源オフ時間が設定されている場合の動作を示す。なお、本フローチャートに係る制御プログラムは、ROM204に記憶されており、RAM205に読みだされ、CPU203によって実行され、本フローチャートの処理が実現される。また、この説明では、例として遠隔から電源オン要求したPCを10_aとしている。
まず、S401及びS402は図4と同一の処理であるので説明を省略する。次に、S503において、CPU203は、プリンタ20においてオートシャットダウン設定(電源オフ時間の設定)がされているか否かを判定する。そして、オートシャットダウン設定がされていないと判定した場合(S503でNoの場合)、CPU203は、S506において、通常の処理を行う。
一方、上記S503において、オートシャットダウン設定(電源オフ時間の設定)がされていると判定した場合(S503でYesの場合)、CPU203は、S504に移行する。S504では、CPU203は、設定されている電源オフ時間が間近である(電源オフ時間まで所定時間以内に近づいている)か否かを判定する。なお、この所定時間は、プリンタ20の管理者が操作部202またはPC10等から設定されて不揮発性メモリ209等に保持される構成でもよいし、変更設定が不可能な一定時間でもよい。
そして、上記S504において、設定されている電源オフ時間が間近でない(電源オフ時間までの残り時間が所定時間を超えており、まだ十分に余裕がある)と判定した場合(S504でNoの場合)、CPU203は、S505に移行する。S505では、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報をもとに、PC10_aに対して、プリンタ20の設定されている電源オフ時間を通知し、S506において、電源オフ時間まで通常の処理を行う。なお、上記の通知を受けたPC10_aは、上記の通知内容をディスプレイ313に表示する。これにより、リモートオン要求元のPC10_aのユーザは、プリンタ20の電源オフ時間を認識することができる。
一方、上記S504において、設定されている電源オフ時間が間近である(所定時間以内である)と判定した場合(S504でNoの場合)、CPU203は、S507に移行する。S507では、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報をもとに、PC10_aに対して、電源オフ時間までの残り時間を通知する。なお、この通知を受けたPC10_aは、上記の通知内容をディスプレイ313に表示する。これにより、リモートオン要求元のPC10_aのユーザは、プリンタ20の電源オフ時間までの残り時間を認識することができる。
上記S507の通知の後、プリンタ20は、設定されている電源オフ時間まで、印刷処理待ちの状態となる(S508,S509)。以下、詳細に説明する。
S508では、CPU203は、プリンタ20への印刷要求が有ったかどうかを判定する。そして、印刷データを受信した場合、CPU203は、印刷要求が有ったと判定し(S508でYesと判定し)、S506において、該印刷要求に基づいて通常の印刷処理を行う。即ち、電源オフ時間に達するまでに印刷要求があった場合、印刷処理を行う。
一方、上記S508において、印刷データを受信していない場合、CPU203は、印刷要求が無いと判定し(S508でNoと判定し)、S509に移行する。S509では、CPU203は、電源オフ時間になったかどうかを判定する。そして、電源オフ時間になっていないと判定した場合(S509でNoの場合)、CPU203は、S508に移行し、再度、印刷要求の有無を判定する。
一方、上記S509において、電源オフ時間になったと判定した場合(S509でYesの場合)、CPU203は、S510に移行する。S510では、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報をもとに、PC10_aに対して、プリンタ20のシャットダウン処理を開始する旨を通知する。即ち、電源オフ時間まで印刷要求がなかった場合、PC10_aに対して、シャットダウン処理の開始を通知する。なお、この通知を受けたPC10_aは、上記の通知内容をディスプレイ313に表示する。これにより、リモートオン要求元のPC10_aのユーザは、プリンタ20のシャットダウンが開始されることを認識することができる。
次に、S511において、CPU203は、シャットダウン処理を開始する。さらに、S512において、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報を消去し、該情報の消去後、プリンタ20の電源をオフする(S513)。
以上示したように、プリンタ20のCPU203は、オートシャットダウンの電源オフ時間設定がされている場合、リモートオンされた後に、電源オフ時間をリモートオンの要求元に通知する。なお、電源オフ時間までの残り時間が所定時間以内の場合は、該残り時間をリモートオンの要求元に通知する。そして、電源オフ時間になると、シャットダウンを開始することを、リモートオンの要求元に通知し、シャットダウンを開始する。このような構成により、リモートオン要求元のユーザはオートシャットダウン時間又はその残り時間を認識することができ、ユーザの利便性が向上する。なお、上記S507の通知を受けたPC10では、図11(b)のような画面を表示し、該PC10のユーザは、該PC10から所定時間だけプリンタ20の電源オフまでの時間を延長する指示をプリンタ20に通知することができるようにしてもよい。この場合、プリンタ20のCPU203は、この延長指示を受信すると、所定時間、電源オフ時間を延長するように制御するものとする。この構成により、ユーザの利便性を向上することができる。
次に、他のPCから遠隔操作でプリンタ20に対して、電源オフ要求があった場合について、図6のフローチャートを用いて説明する。
図6は、画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートであり、特に遠隔制御により電源オンした後に他のPCから電源オフ要求があった場合の動作を示す。なお、本フローチャートに係る制御プログラムは、ROM204に記憶されており、RAM205に読みだされ、CPU203によって実行され、本フローチャートの処理が実現される。また、この説明では、例として遠隔から電源オン要求したPCを10_a、電源オフ要求した他のPCを10_bとしている。
まず、S401及びS402は図4と同一の処理であるので説明を省略する。次に、S603において、CPU203は、電源オン要求したPC10_aとは異なる他のプリンタPC10からプリンタ20への電源オフ要求の有無を判定する。なお、PC10からプリンタ20に送信される電源オフ要求情報の一例を後述する図9の900_bに示す。
そして、PC10_bから電源オフ要求が有ったと判定し(S603でYesと判定し)、S604に移行する。S604では、CPU203は、上記S602で不揮発性メモリ209に保持したPC10_aの情報をもとに、PC10_aに対して、他のPCから電源オフ要求があったことを通知する。さらに、CPU203は、PC10_aからプリンタ20の電源オフ承認の有無の応答を受け付ける。なお、この通知を受けたPC10_aは、後述する図11(c)に示すような操作画面をディスプレイ313に表示し、ユーザからのプリンタ20の電源オフ承認の有無の操作を受け付ける。そして、ユーザ操作に応じて、該PC10_aは、プリンタ20の電源オフ承認の有無の応答を、プリンタ20に送信する。
また、S605において、CPU203は、電源オフ要求元のPC10_bに対して、上記受信した電源オフ要求情報をもとに、PC10_aから電源オン起動されていること(リモートオン状態であること)を通知する。なお、この通知を受けたPC10_bは、この通知内容をディスプレイ313に表示する。これにより、PC10_bのユーザは、この時点では未だ、プリンタ20は電源オフ処理を行えないことを認識することができる。なお、S604とS605の処理は、いずれが先であってもよい。
次に、S606において、CPU203は、PC10_aからプリンタ20の電源オフを承認する旨の応答を受信したか否かを判定する。そして、PC10_aからプリンタ20の電源オフを承認する旨の通知を受信したと判定した場合(S606でYesの場合)、CPU203は、S607に移行する。
S607では、CPU203は、PC10_bに対して、上記受信した電源オフ要求情報をもとに、プリンタ20の電源オフが可能であることを通知する。この通知を受けたPC10_bは、この通知内容をディスプレイ313に表示する。これにより、PC10_bのユーザは、プリンタ20の電源オフが可能であることを認識することができる。
次に、S608において、CPU203は、シャットダウン処理を開始する。さらに、S609において、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報を消去し、該情報の消去後、プリンタ20の電源をオフする(S610)。
また、上記S606において、PC10_aからプリンタ20の電源オフを承認しない旨の応答を受信したと判定した場合(S606でNoの場合)、CPU203は、S611に移行する。
S611では、CPU203は、PC10_bに対して、上記受信した電源オフ要求情報をもとに、プリンタ20の電源オフ要求をキャンセルすることを通知する。この通知を受けたPC10_bは、この通知内容をディスプレイ313に表示する。これにより、PC10_bのユーザは、プリンタ20の電源オフがキャンセルされることを認識することができる。
次に、S612において、CPU203は、上記S611の通知の後、所定時間内にPC10_aからプリンタ20への印刷要求の有無を判定する。なお、この所定時間は、プリンタ20の管理者が操作部202またはPC10等から設定されて不揮発性メモリ209等に保持される構成でもよいし、変更設定が不可能な一定時間でもよい。
そして、所定時間内にPC10_aからプリンタ20へと送信された印刷データを受信しなかった場合、CPU203は、印刷要求が無しと判定し(S612でNoと判定し)、S613に移行する。S613では、CPU203は、プリンタ20に対する電源オフ要求の有無を判定する。そして、新たな電源オフ要求が無いと判定した場合(S613でNoの場合)、CPU203は、S614に移行し、通常の処理を行う。一方、上記S613において、新たな電源オフ要求が有ったと判定した場合(S613でYesの場合)、CPU203は、S608に移行する。
また、上記S612において、所定時間内にPC10_aからプリンタ20へと送信された印刷データを受信した場合、CPU203は、印刷要求が有りと判定し(S611でYesと判定し)、S614に移行する。S614では、CPU203は、該印刷要求に基づいて通常の印刷処理を実行し、S613に移行する。
また、上記S603において、他のPC10から電源オフ要求が無いと判定した場合(S603でNoの場合)、CPU203は、S614において通常の処理を行い、S613に移行する。
以上示したように、プリンタ20のCPU203は、リモートオンされた後に、リモートオンしたPCとは異なる他のPCから電源オフ要求があった場合、その旨をリモートオンの要求元に通知する。また、CPU203は、上記他のPCにリモートオンされていることを示す表示を行う。さらに、CPU203は、上記通知に応じてリモートオンの要求元から電源オフ要求を承諾する旨の応答を受信した場合、操作部202に電源オフを開始することを示す表示を行い、プリンタ20の電源をオフする制御を行う。一方、上記通知に応じてリモートオンの要求元から電源オフ要求を承諾しない旨の応答を受信した場合、CPU203は、上記他のPCに電源オフのキャンセルを通知し、所定時間、印刷要求を待機する。そして、所定時間内に印刷要求がない場合、CPU203は、プリンタ20の電源をオフする制御を行う。このような構成により、リモートオン要求元のユーザは他のユーザから電源オフ要求されていることを認識し、該電源オフ要求を承認又は否認することができ、ユーザの利便性が向上する。なお、S612でNoの場合、プリンタ20の電源オフを行うことを上記他のPC10に通知して、プリンタ20の電源をオフする制御を行うようにしてもよい。
次に、遠隔からの電源オン時にプリンタ20が、用紙切れや等のエラー状態であり、印刷不可の状態の場合について、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7は、画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートであり、特に遠隔からの電源オン時にプリンタ20が用紙切れや等のエラー状態であり印刷不可の状態の場合の動作を示す。なお、本フローチャートに係る制御プログラムは、ROM204に記憶されており、RAM205に読みだされ、CPU203によって実行され、本フローチャートの処理が実現される。また、この説明では、例として遠隔から電源オン要求したPCを10_aとしている。
まず、S401及びS402は図4と同一の処理であるので説明を省略する。次に、S703において、CPU203は、プリンタ20がエラー状態か否かを判定する。そして、プリンタ20がエラー状態でないと判定した場合(S703でNoの場合)、CPU203は、S708において通常の処理を行う。
一方、上記S703において、プリンタ20がエラー状態と判定した場合(S703でYesの場合)、CPU203は、S704に移行する。S704では、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報をもとに、PC10_aに対して、プリンタ20が使用不可状態であることを通知し、S705に移行する。上記の通知を受けたPC10_aは、後述する図11(d)に示すような操作画面をディスプレイ313に表示する。
S705では、CPU203は、シャットダウン処理を開始する。さらに、S706において、CPU203は、上記S402で保持したPC10_aの情報を消去し、該情報の消去後、プリンタ20の電源をオフする(S707)。
以上示したように、プリンタ20のCPU203は、プリンタ20がエラー状態の場合、リモートオンされた後に、プリンタがエラー状態のため使用不可である旨をリモートオンの要求元に通知し、プリンタ20の電源をオフする制御を行う。このような構成により、リモートオン要求元のユーザはプリンタがエラー状態のため使用できず電源オフされることを認識することができ、ユーザの利便性が向上する。なお、S704の通知に応答して、リモートオン要求元のPCから、プリンタ20の電源オフを拒否する応答をプリンタ20に指示することができるようにしてもよい。この場合、プリンタ20のCPU203は、この拒否指示を受信すると、電源オフを行わないように制御するものとする。この構成により、例えば、紙なし等の軽微なエラーの場合にはプリンタ20の電源を維持することができ、ユーザは、エラー解除後すぐにプリンタ20を使用することができる。よって、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、プリンタ20のCPU203は、S402の処理後、図4のS403以降の処理、図5のS503以降の処理、図6のS603以降の処理、図7のS703以降の処理のいずれか1又は複数(全てでもよい)を並列して実行するものとする。
図8は、図4等のS402でプリンタ20で保持する遠隔から電源オン要求したPCのPC情報の一例を示す図である。
PC情報は、例えば、図8に示すように、ホスト名、IPアドレス、MACアドレス、ユーザ名等を含む。
図9は、遠隔のPC10からプリンタ20に送信される電源オン要求情報及び電源オフ要求情報の一例を示す図である。
電源オン要求情報900_a、電源オフ要求情報900_bは、例えば、図9に示すように、ヘッダ部分に図8に示したPC情報、本体部分に電源オンコマンドまたは電源オフコマンドを含むものである。
図10は、プリンタ20の状態と印刷要求、遠隔電源オン要求及び遠隔電源オフ要求の受付状態の関係の一例を示す図である。
図10に示すように、遠隔からの電源オン要求は、基本的に遠隔からの電源オフ状態であるときに受信可能である。また、遠隔からの電源オフ要求は、基本的に遠隔からの電源オン状態、スリープ状態、スタンバイ状態であるときに受信可能である。また、遠隔からの印刷要求は、基本的に遠隔からの電源オン状態、スリープ状態、スタンバイ状態であるときに受信可能である。
図11は、プリンタ20からの通知内容を表示するリモートオン要求元のPC10の表示画面の一例を示す図である。
図12は、プリンタ20からリモートオン要求元のPC10への通知状態の一例を示す図である。
図13は、特定のPC10又は特定のユーザにのみリモートオン実行を許可する場合の各PC10でのプリンタ状態確認状況の一例を示す図である。
プリンタ20の電源状態に応じて、PC10側の確認表示が変更される。プリンタ20は、PC10からの問い合わせに応じて、プリンタ20の状態をPC10に通知する。例えば、スタンバイ状態やリモートオン状態ではオン状態、スリープ状態ではスリープ状態、リモートオフ状態ではリモートオフ状態、電源スイッチ216又はオートシャットダウンで電源オフされた状態では電源オフ状態であることを通知する。PC10は、プリンタ20からの状態通知を受信すると、図13に示すようなオン状態、スリープ状態、リモートオフ状態のアイコンを、確認画面に表示する。なお、オフ状態では、アイコンを表示しないが、グレー表示してもよい。また、「オン状態」のアイコンが表示されている場合、PC10から、リモートオフ(遠隔からの電源オフ)要求を受け付可能である。また、「リモートオフ状態」のアイコンが表示されている場合、PC10から、リモートオン(遠隔からの電源オン)要求を受け付可能である。
以下、リモートオン可能なPC又はユーザを限定する設定がなされている場合について説明する。リモートオフ中では、前記リモートオン可能に設定されたPCの確認画面では、図13のPC10_aに示すように、プリンタ20が表示され、リモートオン要求を受け付け可能である。また、リモートオン可能に設定されていないPCの確認画面では、図13のPC10_b,PC10_cに示すように、該確認画面からプリンタ20が消える(又はグレー表示等される)。即ち、リモートオン可能に設定されていないPC等の確認画面は、上記プリンタ20側の電源スイッチ216やオートシャットダウンされた場合と同様の表示となり、リモートオン要求を受け付けないように構成されている。
以上示したように、本発明によれば、プリンタ20を遠隔から電源オン要求した後、印刷要求前に、他のユーザ等が電源オフを要求した場合、該遠隔から電源オンしたユーザはそのことを認知して電源オフ要求を否認等できる。よって、電源オフされたことを知らずに印刷要求してしまったり、再度プリンタ20を電源オンするといった煩雑な操作の必要がなく、ユーザの利便性が向上することができる。よって、本発明では、プリンタ20の省電力と、プリンタ20を遠隔から電源オンして利用するユーザの利便性の双方を実現することができる。このように、本本発明によれば、環境保護とユーザ利便性の双方を高次元に実現する印刷環境を構築できる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
10_a,10_b,10_c PC
20 プリンタ
202 操作部
203 CPU
216 電源スイッチ

Claims (17)

  1. 通信媒体を介して受信した電源オン要求に応じて電源オン可能な画像形成装置であって、
    前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に前記画像形成装置の電源をオフにするための電源スイッチが押下された場合、前記画像形成装置の電源がオフになることを前記電源オン要求元に通知する通知手段と、
    前記通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合、前記画像形成装置の電源をオフする制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電源オン要求に応じて電源オンされた場合の該電源オン要求元の情報を保持する保持手段を設け、
    前記通知手段は、前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に前記画像形成装置の電源をオフにするための電源スイッチが押下された場合、前記保持された情報に基づいて、前記画像形成装置の電源がオフになることを前記電源オン要求元に通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合、前記画像形成装置の操作部に、前記画像形成装置の電源オフを開始する旨を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾しない旨の応答を受信した場合であって、所定時間以内に前記電源オン要求元からの印刷要求がなかった場合、前記画像形成装置の電源をオフする制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾しない旨の応答を受信した場合、前記画像形成装置の操作部に印刷待ち状態であることを表示する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記通知手段は、前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に前記画像形成装置の前記電源スイッチが押下された場合、前記画像形成装置の操作部に、前記電源オン要求に応じて電源オンされていることを示す表示を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 設定される電源オフ時間に前記画像形成装置の電源をオフする電源オフ手段を有し、
    前記通知手段は、前記電源オフ時間が設定されている場合、前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に、前記電源オフ時間を前記電源オン要求元に通知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記通知手段は、前記電源オフ時間までの残り時間が所定時間以内となった場合、前記電源オフ時間までの残り時間を、前記電源オフ時間を前記電源オン要求元に通知することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置は、前記通信媒体を介して受信した電源オフ要求に応じて電源オフ可能であり、
    前記通知手段は、前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に前記電源オン要求元とは異なる要求元から前記電源オフ要求を受信した場合、前記異なる要求元から前記画像形成装置の電源オフ要求があったことを前記電源オン要求元に通知し、
    前記制御手段は、前記通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合、前記画像形成装置の電源をオフすることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記電源オフ要求を受信した場合の通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合、前記電源オフ要求元に、前記電源オン要求元から電源オフを承諾したことを示す通知を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記電源オフ要求を受信した場合の通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾しない旨の応答を受信した場合、前記電源オフ要求をキャンセルすることを特徴とする請求項9又は10に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、前記電源オフ要求を受信した場合の通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾しない旨の応答を受信した場合、前記電源オフ要求をキャンセルしたことを、前記電源オフ要求元に通知することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記通知手段は、前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に前記電源オン要求元とは異なる要求元から前記電源オフ要求を受信した場合、前記電源オフ要求元に、前記電源オン要求に応じて電源オンされていることを通知することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記通知手段は、前記電源オン要求に応じて電源オンされた場合に前記画像形成装置がエラー状態の場合、前記画像形成装置のエラー状態を、前記電源オン要求元に通知することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御手段は、前記通知手段により前記画像形成装置のエラー状態が通知された後に、前記画像形成装置の電源をオフする制御を行うことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 通信媒体を介して受信した電源オン要求に応じて電源オン可能な画像形成装置の制御方法であって、
    前記電源オン要求に応じて電源オンされた後に前記画像形成装置の電源をオフにするための電源スイッチが押下された場合、前記画像形成装置の電源がオフになること前記電源オン要求元に通知する通知ステップと、
    前記通知に応じて前記電源オン要求元から電源オフを承諾する旨の応答を受信した場合、前記画像形成装置の電源をオフする制御を行う制御ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至15のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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