JP2015002522A - 監視カメラ及び監視カメラの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】監視対象が移動した場合にも適切な俯角を維持して監視を続けることができるようにする。
【解決手段】空中を移動するための空中移動機と、基地との間で無線通信を行うための無線通信手段と、前記無線通信手段により映像を伝送する伝送手段と、監視対象を撮影するレンズをズームするレンズ制御手段と、前記監視対象の移動を検出する移動検出手段と、前記検出手段により前記監視対象が移動したことを検出した場合には俯角を維持したまま水平移動するよう前記空中移動機を制御する飛行制御手段とを有する監視カメラにおいて、前記飛行制御手段は、前記移動検出手段により前記監視対象の移動が検出され、前記空中移動機により移動しようとしたときに、前記監視対象が予め設定された侵入禁止領域に移動した場合、水平移動をせずに上昇させ、前記レンズ制御手段はテレ側にズームすることでカメラの俯角を維持する。
【選択図】図1

Description

本発明は監視カメラ及び監視カメラの制御方法に関し、特に、空中を移動して映像を無線伝送する監視カメラに用いて好適な技術に関するものである。
従来、監視カメラは天井などの高所に設置することにより、適切な俯角で見下ろして監視対象を監視できる。そのため、人の重なり合いなどに対しても監視対象を見失いにくい。また、空中を移動し映像を無線伝送する監視カメラでは、監視対象と一定の距離を保って水平移動することで監視対象を追尾し、監視することができる。
カメラの撮影範囲を指示する方法として、オペレーターが操作する方法が知られている。例えば、特許文献1では、カメラを浮上移動するロボットに搭載し、ロボットの位置をポインターコントローラーで指し示して移動させ、カメラの操作スイッチもポインターコントローラーに搭載する技術が開示されている。
空中を移動するカメラによる撮影範囲を変化させるものとしては、空中移動機に外装される懸垂装置にカメラを搭載し、懸垂機構を伸縮させることにより撮影範囲を変化させる方法が特許文献2で示されている。
特開2009−12668号公報 特開平6−329097号公報
しかしながら、前述の特許文献に開示された従来技術では、監視対象を一定の俯角で追尾し監視する機能は有さない。更に、監視対象の移動距離が大きくなるとカメラの移動距離も大きくなってしまう。この場合、通信が可能なエリアの外に移動してしまったり、監視対象が通信を行うことができないエリアに侵入したりした場合に通信が途絶えてしまう恐れがあり、監視できなくなってしまう問題点があった。
また、監視カメラが安全に基地に戻るための既定の電池残量、または既定の燃料の残量になってしまうまで追尾を続けることにより、結果的に追尾できるエリアが狭くなってしまう問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、監視対象が移動した場合にも適切な俯角を維持して監視を続けることができるようにすることを目的とする。
本発明の監視カメラは、空中を移動するための空中移動機と、基地との間で無線通信を行うための無線通信手段と、前記無線通信手段により映像を伝送する伝送手段と、監視対象を撮影するレンズをズームするレンズ制御手段と、前記監視対象の移動を検出する移動検出手段と、前記検出手段により前記監視対象が移動したことを検出した場合には俯角を維持したまま水平移動するよう前記空中移動機を制御する飛行制御手段と、を有する監視カメラにおいて、前記飛行制御手段は、前記移動検出手段により前記監視対象の移動が検出され、前記空中移動機により移動しようとしたときに、前記監視対象が予め設定された侵入禁止領域に移動した場合、水平移動をせずに上昇させ、前記レンズ制御手段はテレ側にズームすることでカメラの俯角を維持することを特徴とする。
本発明によれば、監視対象が移動した場合にも適切な俯角を維持して監視を続けることができる。
監視カメラの構成例を示す図である。 侵入禁止領域が設定された場合の監視カメラの動作の一例を説明するフローチャートである。 無線LANの電界強度により侵入禁止領域が設定された場合の監視カメラの動作の一例を説明するフローチャートである。 空中移動機の電池残量により侵入禁止領域が設定された場合の監視カメラの動作の一例を説明するフローチャートである。 監視対象の移動に伴う監視カメラの俯角の変化とカメラの移動との関係を説明する図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る空中を移動する監視カメラの内部構成の一例を示す図である。
本実施形態の監視カメラ100において、101は監視対象を撮影するためのレンズ、102はイメージセンサー、103はカメラ制御部で、映像処理部1031とレンズ制御部1032とで構成される。カメラ映像処理部1031は現像処理などを行い、レンズ制御部1032はフォーカスやズームなどレンズ101のフォーカス機能、ズーム機能及びイメージセンサー102の制御を行う。
104は画像処理部で、カメラ制御部103で得られた映像データに対して各種補正処理を実施する。105は映像の符号化を行う符号化部、106はPT制御部で、PAN及びTILTを制御することで機体の位置や姿勢を変化させずにカメラの向きを変化させる。107は飛行制御部で、空中移動機1071の移動速度・経路・姿勢制御、燃料、電池残量の管理を行う。
108はDRAMで、符号化部105で符号化した映像データやプログラムの実行に必要なデータを格納する。CPU111自身が動作するためのプログラムも実行時はDRAM108上に展開、配置される。
109はNVRAMで、Flash Memoryで構成され、プログラムやファイル、各種設定を格納するデータストレージとして使用する。
110は無線LAN制御部で、無線LAN113を介して基地との間で無線通信を行う無線通信機能を有し、監視映像の送信などを行う。111はCPUで、監視カメラの全体動作の制御を司る。112はバスで、各部を相互に接続する。113は無線LANである。
監視カメラ100と監視対象の位置関係を図5に示す。
本実施形態の監視カメラ100は、監視対象に対して俯角θを保って移動する。
しかし、監視対象が移動し、図5(b)に示すように監視カメラ100が侵入禁止領域の近傍に到達している場合、監視対象の移動に対して俯角θを維持できない場合がある。このような場合には、監視対象が周辺の物や人と重なってしまい監視が困難になってしまったり、監視対象が映像の画面から外れてしまい監視ができなくなったりする危険性がある(図5(b))。
そこで、図5(c)に示すように、監視カメラ100を上昇させて、俯角θを維持するように位置、高度および姿勢制御を行う。
(第1の実施形態)
以下、図2のフローチャートを参照して、本発明の第1の実施形態による、監視カメラ100の動作シーケンスについて説明する。
まず、監視対象が移動したかどうかを、監視対象の移動検出を行って判断する(S201)。監視対象が移動したかどうかを判断する判断手段はカメラ内部に持ってもよいし、無線で伝送された映像を元にPCなどで行ってもよい。カメラ内部に判断手段を持つ場合は、映像を元に判断を行ってもよいし、他のセンサーなどによる手段を用いてもよい。
監視対象が移動していないと判断した場合、再びS201で監視対象が移動したかどうかを判断する。S201で監視対象が移動したと判断した場合、監視対象の移動方向及び移動距離を算出する(S202)。
次に、S202で求められた移動距離と現在位置より、監視対象を追尾して移動すべき位置が侵入禁止領域かどうかを判断する(S203)。
移動先が侵入禁止領域ではない判断された場合には、現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達したか否かを判断する(S204)。現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達していないと判断された場合は、過去に上昇した履歴があることを意味する。
移動監視対象の移動に伴い、監視対象を追尾して移動すべき位置が、カメラが侵入禁止ではなくなったと考えられるので、高度を下げるために下降し(S205)、レンズ101をレンズ制御部1032によりズームをワイド側に制御する(S206)。ズームをワイドにすることで、監視映像で捉えられている監視対象のサイズを一定に保つことができる。その後、制御をS201に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S204で、現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達していると判断された場合には、監視対象を追尾するために水平移動する(S207)。その後、制御をS201に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S203で、監視対象を追尾して移動すべき位置が侵入禁止領域であると判断された場合、高度を上げ(S208)、レンズ101をレンズ制御部1032によりズームをテレ側に制御する(S209)。ズームをテレにすることで、監視映像で捉えられている監視対象のサイズを一定に保つことができる。その後、制御をS201に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
以上により、カメラは監視対象を一定の俯角と画面上のサイズを維持したまま追尾映像を無線LANで伝送し続けることが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、図3のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態による、監視カメラ100の動作シーケンスについて説明する。
まず、監視対象が移動したかどうかを判断する(S301)。監視対象が移動したかどうかを判断する判断手段はカメラ内部に持ってもよいし、無線で伝送された映像を元にPCなどで行ってもよい。カメラ内部に判断手段を持つ場合は、映像を元に判断を行ってもよいし、他のセンサーなどによる手段を用いてもよい。監視対象が移動していないと判断した場合、再びS301で監視対象が移動したかどうかを判断する。
S301で監視対象が移動したと判断した場合、監視対象の移動方向及び移動距離を算出する(S302)。
次に、S302で求められた移動距離と現在位置より、監視対象を追尾して移動すべき位置と無線LANの基地局との距離を判断する(S303)。監視対象を追尾して移動すべき位置と無線LANの基地局との距離が現在の位置と無線LANの基地局との距離より近付くと判断された場合には、現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達しているかどうかを判断する(S304)。
現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達していないと判断された場合は、過去に上昇した履歴があることを意味する。上昇は電界強度の低下が発生したために行うので、電界強度に合わせて伝送すべき映像の品質を低下させている可能性がある。そのため、電界強度に応じて画像品質調整を行う(S305)。この場合、画像品質を向上させる方向に調整することになる。
また、監視対象を追尾して移動すべき位置がカメラが侵入禁止ではなくなったと考えられるので、高度を下げるために下降し(S306)、レンズ101をレンズ制御部1032によりズームをワイド側に制御する(S307)。ズームをワイドにすることで、監視映像で捉えられている監視対象のサイズを一定に保つことができる。その後、制御をS301に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S304で、現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達していると判断された場合には、監視カメラは適正高度で飛行していると考えられる。そこで、監視対象を追尾するために水平移動し(S308)、その後、制御をS301に戻して再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S303で、監視対象を追尾して移動すべき位置と無線LANの基地局との距離が現在の位置と無線LANの基地局との距離に変化はないと判断された場合には、監視対象を追尾するために水平移動する(S308)。その後、制御をS301に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S303で、監視対象を追尾して移動すべき位置と無線LANの基地局との距離が現在の位置と無線LANの基地局との距離が遠ざかったと判断された場合には、無線LANの電界強度が映像伝送に十分かどうかを判断する(S309)。無線LANの電界強度が映像伝送に十分であると判断された場合には、まだこのまま追尾が可能であるということになるので監視対象を追尾するために水平移動する(S308)。その後、制御をS301に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S309で、無線LANの電界強度が映像伝送に十分ではないと判断された場合には、次に監視カメラの現在の高度が予め定められた飛行高度の上限に到達したか否かを判断する(S310)。飛行高度の上限に到達していると判断された場合には、画像品質を調整して映像伝送を継続する(S311)。この場合は、電界強度が既定値より低下しているので、伝送する映像に必要な帯域が電界強度に合わせた帯域になるように画像品質を低下させることになる。その後、監視対象を追尾するために水平移動する(S308)。
S310で、まだ飛行高度の上限に到達していないと判断された場合には、俯角を保つために飛行高度を上昇させ(S312)、レンズ101をレンズ制御部1032によりズームをテレ側に制御する(S313)。ズームをテレにすることで、監視映像で捉えられている監視対象のサイズを一定に保つことができる。その後、制御をS301に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
以上により、カメラは監視対象を一定の俯角と画面上のサイズを維持したまま追尾映像を無線LANで伝送し続けることが可能となる。
(第3の実施形態)
以下、図4のフローチャートを参照して、本発明の第3の実施形態による、監視カメラ100の動作シーケンスについて説明する。本実施形態においては、空中移動機1071の燃料あるいは電池残量が予め設定した既定値より減少した場合に、侵入禁止領域に到達したと定義する。
本シーケンスでは、空中移動機1071を飛行させる動力源は電池であるものとする。
処理が開始されると、監視対象が移動したかどうかを判断する(S401)、監視対象の移動方向及び移動距離を算出する処理(S402)が行なわれる。S401及びS402の処理は、前述した図3のフローチャートにおけるS301、S302と同様である。
次に、S402で求められた移動距離と現在位置より、監視対象を追尾して移動すべき位置と帰投すべき基地との距離を算出する(S403)。監視対象を追尾して移動すべき位置と帰投すべき基地との距離が現在の位置と帰投すべき基地との距離より近付くと判断された場合には、現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達しているかどうかを判断する(S404)。
現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達していないと判断されたということは、過去に上昇した履歴があることを意味する。この場合、監視対象を追尾して移動すべき位置と基地との距離が近づき、電池残量に余裕ができたと考えられるので、高度を下げるために下降する(S405)。
次に、前述したS307と同様に、ズームをワイド側に制御する(S406)。その後、制御をS401に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S404で、現在の高度が予め定められた飛行高度の下限に到達していると判断された場合には、前述したS308と同様に、監視対象を追尾するために水平移動する(S407)。その後、制御をS401に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S403で、監視対象を追尾して移動すべき位置と帰投すべき基地との距離が現在の位置と帰投すべき基地との距離に変化はないと判断された場合も同様に、S407の処理を行う。
S403で、監視対象を追尾して移動すべき位置と帰投すべき基地との距離が現在の位置と帰投すべき基地との距離が遠ざかったと判断された場合には、S408に進む。S408においては、S402で求められた移動すべき位置から基地まで帰投するための電池残量が十分かどうかを判断する。電池残量が十分であると判断された場合には、まだこのまま追尾が可能であるということになるので、前述したS407の処理に移行する。
S408で、S402で求められた移動すべき位置から基地まで帰投する電池残量が十分ではないと判断された場合には、前述したS310と同様に、高度上限に到達したか否かの判断を行う処理を行う(S409)。まだ飛行高度の上限に到達していないと判断された場合には、S312、S313と同様な処理を行う(S410、S411)。その後、制御をS401に戻し、再び監視対象が移動したかどうかを判断する。
S409で、監視カメラの現在の高度が予め定められた飛行高度の上限に到達したと判断された場合には、基地へ帰投し(S412)、本シーケンスを終了する。
以上により、カメラは監視対象を一定の俯角と画面上のサイズを維持したまま追尾映像を無線LANで伝送し続けることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 レンズ
102 イメージセンサー
103 カメラ制御部
1031 カメラ映像処理部
1032 レンズ制御部
104 画像処理部
105 符号化部
106 PT制御部
107 飛行制御部
1071 空中移動機
108 DRAM
109 NVRAM
110 無線LAN制御部
111 CPU
112 バス
113 無線LAN

Claims (8)

  1. 空中を移動するための空中移動機と、
    基地との間で無線通信を行うための無線通信手段と、
    前記無線通信手段により映像を伝送する伝送手段と、
    監視対象を撮影するレンズをズームするレンズ制御手段と、
    前記監視対象の移動を検出する移動検出手段と、
    前記検出手段により前記監視対象が移動したことを検出した場合には俯角を維持したまま水平移動するよう前記空中移動機を制御する飛行制御手段と、
    を有する監視カメラにおいて、
    前記飛行制御手段は、
    前記移動検出手段により前記監視対象の移動が検出され、前記空中移動機により移動しようとしたときに、前記監視対象が予め設定された侵入禁止領域に移動した場合、水平移動をせずに上昇させ、前記レンズ制御手段はテレ側にズームすることでカメラの俯角を維持することを特徴とする監視カメラ。
  2. 前記飛行制御手段は、
    監視対象が前記侵入禁止領域から基地局に近付いた場合には、水平移動をせずに下降させ、前記レンズ制御手段はワイド側にズームすることでカメラの俯角を維持することを特徴とする請求項1に記載の監視カメラ。
  3. 前記侵入禁止領域は、前記無線通信手段の電界強度が既定値より低下した場合であるように定義したことを特徴とする請求項1または2に記載の監視カメラ。
  4. 前記無線通信手段の電界強度が既定値より低下した場合は画像品質を調整して映像伝送を継続するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の監視カメラ。
  5. 前記侵入禁止領域は、前記空中移動機の燃料あるいは電池残量が既定値より減少した場合であると定義したことを特徴とする請求項1または2に記載の監視カメラ。
  6. 空中を移動するための空中移動機を有し、監視対象を撮影する監視カメラの制御方法であって、
    基地との間で無線通信を行うための無線通信工程と
    前記監視対象を撮影するレンズをズームするレンズ制御工程と
    前記無線通信工程により映像を伝送する伝送工程と、
    前記監視対象の移動を検出する移動検出工程と、
    前記検出工程において前記監視対象が移動したことを検出した場合には俯角を維持したまま水平移動するよう前記空中移動機を制御する飛行制御工程とを有し、
    前記飛行制御工程は、
    前記移動検出工程において前記監視対象の移動が検出され、前記空中移動機により移動しようとしたときに、前記監視対象が予め設定された侵入禁止領域に移動した場合、水平移動をせずに上昇させ、前記レンズ制御工程はテレ側にズームすることでカメラの俯角を維持することを特徴とする監視カメラの制御方法。
  7. 空中を移動するための空中移動機を有し、監視対象を撮影する監視カメラの制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    基地との間で無線通信を行うための無線通信工程と
    前記監視対象を撮影するレンズをズームするレンズ制御手順と
    前記無線通信工程により映像を伝送する伝送手順と、
    前記監視対象の移動を検出する移動検出手順と、
    前記検出手順において前記監視対象が移動したことを検出した場合には俯角を維持したまま水平移動するよう前記空中移動機を制御する飛行制御手順とを有し、
    前記飛行制御手順は、
    前記移動検出手順において前記監視対象の移動が検出され、前記空中移動機により移動しようとしたときに、前記監視対象が予め設定された侵入禁止領域に移動した場合、水平移動をせずに上昇させ、前記レンズ制御手順はテレ側にズームすることでカメラの俯角を維持するようコンピュータを制御することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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