JP2015002498A - 停電状況連絡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】聴覚障害者や視覚障害者等の障害を有する独居者及びその介助者に需要家に停電が生じている状態及び停電原因(停電情報)を知らせることが可能な停電状況連絡システムを提供する。【解決手段】独居者が居住する需要家に設置され需要家における停電の発生を検知する電力量計2と、需要家の停電原因を特定する受付管理システム3と、独居者及びその介助者が所持する携帯端末4,5と、独居者及びその介助者が所持する携帯端末4,5に需要家の停電原因を通知する停電通知データを送信するデータサーバ6と、がネットワーク7を介して通信可能に接続されて構成されている。データサーバ6は、停電原因に応じた停電通知データ生成し、独居者及びその介助者が所持する携帯端末4,5に送信する。独居者が所持する携帯端末4の振動部44は、受信した停電通知データに基づいて、それぞれの停電通知データを区別可能な振動パターンで振動する。【選択図】図1

Description

本発明は、聴覚障害者や視覚障害者等の障害を持つ独居者及びその介助者に需要家に停電が生じている状態及び停電原因(停電情報)を知らせることが可能な停電状況連絡システムに関する。
聴覚障害者や視覚障害者等の障害を有する独居者にあっては、停電時の情報を知る手段が限られており、多くの方は、その家族やヘルパー等の介助者に連絡をとり、停電原因等の情報を介助者から得たり、復旧作業の依頼を介助者にしたりしている。
このため介助者は、停電が発生すると独居者と連絡が取れるまでは不安を感じている。
そこで、従来においては、介助者が独居者の安否を確認することができるようにするために、ユーザ宅に設置された火災や停電を検知するセンサから送信された検知信号を受けた場合に、監視局に異常があったことをしらせる通信データを送信する端末機器を備えた監視システムが提案されている(特許文献1参照)。
また、独居者にとっては、いつでも介助者と連絡がとれるとは限らず、このような異常事態において情報を知ることができなければ強い不安を感じることとなる。
そこで、停電時間及び停電原因を独居者等の需要家に対し通知するシステムとして、停電時間及び停電原因(配信情報)の提供を希望する電力需要家等が、それぞれ、配信情報の提供を受ける条件を予め入力登録し、この通知条件により配信情報を提供する通知先を選定して配信情報を通知する停電情報通知システムが開示されている(特許文献2参照)。
実用新案登録第3160314号公報 特開2007−336692号公報
しかしながら、特許文献1の監視システムにおいては、介助者に異常事態を通知するように構成されたものであるため、独居者には何ら情報が通知されず、依然として独居者の不安を除くことができない問題がある。また、介助者には詳細な情報が提供されないため、停電が広域に亘って生じているのか、独居者宅のみで生じているかの判断ができず、介助者がどのような対処をしたらよいのか不明であり対処が遅れるという問題がある。
また、特許文献2の停電情報通知システムでは、音声や電子メールによる通知を主とするもので、視覚及び聴覚の両方の障害を有する独居者には通知することができない問題がある。また、その介助者に連絡する手段を有していないため、介助者が異常事態を知ることができない問題もある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、聴覚障害者や視覚障害者等の障害を有する独居者及びその介助者に需要家に停電が生じている状態及び停電原因(停電情報)を知らせることが可能な停電状況連絡システムを提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、本発明に係る停電状況連絡システムは、独居者が居住する需要家に設置され前記需要家における停電の発生を検知する電力量計と、前記需要家の停電原因を特定する受付管理システムと、前記独居者及びその介助者が所持する携帯端末と、前記独居者及びその介助者が所持する携帯端末に前記需要家の停電原因を通知する停電通知データを送信するデータサーバと、がネットワークを介して通信可能に接続され、前記電力量計は、前記需要家において停電の発生を検知したときに停電発生データを生成する停電情報生成手段を有し、前記受付管理システムは、受信した前記停電発生データに基づき前記需要家の停電原因を判断し、前記停電原因に応じた停電情報発信指令を生成する停電状態判断手段を有し、前記データサーバは、受信した停電情報発信指令に基づいて停電原因ごとに前記停電通知データを生成する通知情報生成手段を有し、前記独居者が所持する携帯端末は、振動を発生させる振動部と、前記振動部の振動を制御する独居者通知手段とを有し、前記独居者通知手段は、前記受付管理システムから送信された停電通知データに基づき、前記停電原因ごとに異なる振動パターンで前記振動部を振動させることを特徴としている。
独居者通知手段は、受付管理システムから送信された停電通知データに基づき、停電原因ごとに異なる振動パターンで振動部を振動させることにより、独居者が振動のパターンにより需要家に停電が生じている状態及び停電原因(停電情報)を把握することが可能となる。
また、介助者にあっては、停電情報を把握することで、独居者に適切な指示を行ったり、需要家に出向いて適切な処置を施したりすることが可能となる。
停電情報生成手段は、需要家において停電が復旧したことを検知したときに復旧データを生成し、停電状態判断手段は、電力量計から送信された復旧データに基づき復旧情報発信指令を生成し、通知情報生成手段は、受信した復旧情報発信指令に基づいて復旧通知データを生成し、独居者通知手段は、受付管理システムから送信された復旧通知データに基づき、停電原因ごとに異なる振動パターンとは区別可能な振動パターンで振動部を振動させるようにしてもよい。
振動部が停電原因ごとに異なる振動パターンとは区別可能な振動パターンで振動することにより、独居者は、停電が復旧したことを容易に把握することが可能となる。
データサーバは、タイマを備え、通知情報生成手段は、停電通知データの送信から所定時間内に前記独居者が所持する携帯端末から信号を受信しないときは、独居者及び介助者が所持する携帯端末に停電通知データを再送信するようにしてもよい。
停電通知データが独居者及び介助者が所持する携帯端末に再送信されることにより、介助者は、独居者が何らかの原因で未だ停電情報を把握していないことを確認することが可能となる。
独居者通知手段が振動部に振動させる振動パターンは、モールス信号であるようにしてもよい。
振動部の振動パターンがモールス信号であることにより、独居者は、モールス信号を解読することにより停電情報及び停電の復旧をより詳細に把握することが可能となる。
以上述べたように、本発明の停電状況連絡システムによれば、独居者通知手段は、受付管理システムから送信された停電通知データに基づき、停電原因ごとに異なる振動パターンで振動部を振動させることにより、独居者が振動のパターンにより停電情報を把握することが可能となり、独居者の不安を和らげることが可能となる。
また、介助者にあっては、停電情報を把握することで、独居者に適切な指示を行ったり、需要家に出向いて適切な処置を施したりすることが可能となるため、介助者の不安を和らげ適切な対処を迅速に行うことが可能となる。
図1は、停電状況連絡システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、停電状況連絡システムの屋内線不良による停電時の処理を示すフロー図である。 図3は、停電状況連絡システムの引込線不良による停電時の処理を示すフロー図である。 図4は、停電状況連絡システムの配電線不良による停電時の処理を示すフロー図である。 図5は、停電状況連絡システムの復旧時の処理を示すフロー図である。
以下、本発明の停電状況連絡システムについて、添付図面を参照して説明する。
図1に示すように、停電状況連絡システム1は、独居者が居住する需要家に設置され需要家における停電の発生を検知する電力量計2と、電力量計2から送信された情報に基づいて需要家の停電発生原因を特定する受付管理システム3と、独居者及びその介助者が所持する携帯端末4,5と、独居者及びその介助者が所持する携帯端末4,5に需要家の停電原因を通知する停電通知データを送信するデータサーバ6と、がネットワーク7を介して通信可能に接続されている。
ここで、独居者には、たとえば、聴覚障害者や視覚障害者等の障害を持つ者が挙げられ、介助者には、独居者の家族やヘルパーなどが挙げられる。
電力量計2は、特定の機器と通信可能に形成された、いわゆるスマートメータ(以下、電力量計2をスマートメータ2と表記する)で、処理装置を制御する制御部21と、ネットワーク7とデータ通信可能に形成された通信部22と、回路の電流及び電圧状態を検知するセンサ23と、を有して構成されている。
制御部21は、CPU、ROM、RAMからなるコンピュータの協働によって実現されるもので、需要家において停電の発生を検知したときに停電発生データを生成すると共に、停電が復旧したことを検知したときに復旧データを生成する停電情報生成手段25と、停電情報生成手段25により生成された停電発生データ及び復旧データを受付管理システム3に送信するデータ送受信手段26とを有している。
また、これらの手段25,26は、実際には、常駐するプログラムによりハードウェア資源との協働により具現される。
なお、後述する各装置3,4,5,6に実装される制御部31,42,51,61も、本制御部21と同様にコンピュータの協働により実現されるものであり、当該制御部の手段も常駐するプログラムによりハードウェア資源との協働により具現されるものである。
センサ23は、電流計及び電圧計(図示せず)を有して構成され、制御部21に接続されている。またセンサ23の電流計は独居者が居住する需要家の屋内線に接続され、電圧計は配電線から各需要家に配設される引込線の電圧を計測可能に接続されている。したがって、屋内線の電流値及び引込線の電圧値が制御部21に逐次入力されるようにセンサ23と制御部21が接続されている。
受付管理システム3は、処理装置を制御する制御部31と、ネットワーク7とデータ通信可能に形成された通信部32と、を有して構成されている。
制御部31は、受信した停電発生データに基づき需要家の停電原因を判断し、この停電原因に応じた停電情報発信指令を生成すると共に、受信した復旧データに基づき復旧情報発信指令を生成する停電状態判断手段33と、停電状態判断手段33により生成された両情報発信指令をデータサーバ6に送信するデータ送受信手段34と、を有している。
データサーバ6は、処理装置を制御する制御部61と、ネットワーク7とデータ通信可能に形成された通信部62と、データを格納する記憶部63と、予め定めた所定時間をカウントするタイマ64と、を有して構成されている。
制御部61は、受信した停電情報発信指令に基づいて停電原因ごとに停電通知データを生成すると共に、受信した復旧情報発信指令に基づいて復旧通知データを生成する通知情報生成手段66と、生成した両通知データを独居者及びその介助者が所持する携帯端末4,5に送信するデータ送受信手段67と、を有している。
記憶部63は、ハードディスク等の記憶媒体であって、独居者及びその介助者の住所、電話番号、電子メールアドレス、携帯端末4,5の連絡先等の連絡情報を記憶した顧客データベース68(以下、データベースをDBとする)と、停電原因に応じた連絡フォーマットデータ及び停電復旧時の連絡フォーマットデータを記憶した連絡情報DB69と、を格納している。
タイマ64は、制御部から送信された信号によりカウントアップ又はカウントダウンを開始し、予め定めた所定時間の経過後に制御部61に信号を送信する。
独居者が所持する携帯端末4は、処理装置を制御する制御部41と、ネットワーク7とデータ通信可能に形成された通信部42と、独居者がデータを入力可能に形成された入力部43と、制御部41からの信号に基づいて振動を発生する振動部44と、を有して構成されている。
制御部41は、停電通知データ及び復旧通知データの受信に基づいて振動部44の振動を制御する独居者通知手段48と、データの送受信を行うデータ送受信手段47と、を有している。
入力部43は、キーボード等の文字入力が可能なものや、独居者が携帯端末4の振動により停電情報を把握したこと等の特定の情報のみを伝えることが可能に形成された押しボタン等を採用することができる。
振動部44は、携帯電話機等のバイブ機能に用いられるもので、図示しないモータと、モータのシャフトに取り付けられた偏心錘と、を有して構成されている。また、振動部44が発生する振動の強弱や振動の時間の長さは、制御部41から入力されたON又はOFF信号によりモータの稼働が制御されることによって行われる。
介助者が所持する携帯端末5は、処理装置を制御する制御部51と、ネットワーク7とデータ通信可能に形成された通信部52と、データを入力する入力部53と、各種データを表示する表示部54と、音声等の出力を行う出力部55と、を有して構成されている。
制御部51は、停電通知データ及び復旧通知データの受信に基づいて表示部54及び出力部55にデータを出力する介助者通知手段56と、データの送受信を行うデータ送受信手段57と、を有している。
入力部53は、キーボード等の文字データの入力が可能なものを採用することができる。
表示部54は、ディスプレイなどによって、データを表示可能に構成されたものである。
出力部55は、ブザー音やメロディー等の音声の出力が可能なスピーカ(図示せず)や、独居者が所持する携帯端末4の振動部44と同一構成の振動部(図示せず)を採用することができる。
以上で説明した停電状況連絡システム1について、停電時における処理動作を説明する。
(屋内線不良の場合)
屋内線不良による停電は、需要家に配設される屋内線において断線等の不具合により発生するため、該当する独居者の需要家に設けられたスマートメータ2のセンサ23は、屋内線の電流が0Aであること及び引込線の電圧が正常であることを検知する。停電状況連絡システム1では、このような条件を踏まえ屋内線不良の停電原因を判断し、独居者及び介助者が所持する携帯端末4,5にデータを送信する。
具体的には、図2に示すように、スマートメータ2の停電情報生成手段25は、センサ23から送信された信号により電流が流れていない状態、すなわち、0Aを検出したか否かを判断し(ステップS01)、0Aを検出すると(ステップS01:Y)、引込線の電圧が正常か否かを判断する(ステップS02)。
なお、ステップS01において0Aを検出しなければ、需要家における停電を検知せず、0Aを検出するまでこの判断が繰り返される(ステップS01:N)。
ステップS02の判断において、停電情報生成手段25は、電圧が正常と判断すると(ステップS02:Y)、屋内線不良による停電と判断し、停電発生データ(屋内線)を生成し、データ送受信手段26によって生成した停電発生データ(屋内線)を受付管理システム3に送信する(ステップS03)。
受付管理システム3の停電状態判断手段33は、データ送受信手段34によりスマートメータ2から送信された停電発生データ(屋内線)を受信すると、屋内線不良が停電原因とする発信指令(以下、停電情報発信指令(屋内線)とする)を生成し、データをデータサーバ6に送信する(ステップS04)。
データサーバ6の通知情報生成手段66は、データ送受信手段67により受付管理システム3から送信された停電情報発信指令(屋内線)を受信すると、連絡情報DB69から屋内線の停電情報フォーマットを、顧客DB68から該当する独居者及びその介助者の連絡情報を読み出して、停電通知データ(屋内線)を生成し、独居者及びその介助者の携帯端末4,5に停電通知データ(屋内線)を送信する(ステップS05)。
独居者が所持する携帯端末4の独居者通知手段48は、停電通知データ(屋内線)を受信すると、屋内線が原因による停電があったことを知らせるモールス信号(例えば、屋内線が原因による停電を「T1」と予め定義した場合「−・−」(・は短点、−は長点を表し、長点1つは短点3つ分の長さに相当する)とする)を発生させるように振動部44を振動させる(ステップS06)。
介助者が所持する携帯端末5の介助者通知手段56は、停電通知データ(屋内線)を受信すると、表示部54に停電通知データ(屋内線)を表示させると共に、出力部55から停電通知データ(屋内線)の受信に伴う音声等の出力を行う(ステップS07)。
独居者は、所持する携帯端末4の振動部44の振動により停電情報を認知すると、入力部43を操作して停電情報(屋内線)を認知した旨を示す入力データを生成し、データ送受信手段47により入力データをデータサーバ6に送信する。
データサーバ6の通知情報生成手段66は、ステップS05において独居者及びその介助者の携帯端末4,5に停電通知データ(屋内線)を送信すると、タイマ64によりあらかじめ定めた所定時間が経過したかを判断し(ステップS08)、所定時間が経過すると(ステップS08:Y)、独居者の携帯端末4から送信された入力データを受信したかを判断する(ステップS09)。
通知情報生成手段66は、入力データを受信した場合には(ステップS09:Y)、独居者からの連絡があった旨を知らせる連絡状況データを生成し、介助者の携帯端末5に連絡状況データを送信する(ステップS10)。
これを受けて、介助者の携帯端末5の介助者通知手段56は、連絡状況データを表示部54に表示する(ステップS11)。
一方で、独居者の携帯端末4から入力データを受信しないときは(ステップS09:N)、ステップS05に戻り、再度、停電通知データ(屋内線)を独居者及び介助者の携帯端末4,5に送信し、ステップS09までの判断を繰り返す。
(引込線不良の場合)
引込線不良による停電は、配電線から独居者の需要家までの間に配設される引込線において断線等の不具合により発生するため、該当する独居者の需要家に設けられたスマートメータ2のセンサ23は、屋内線の電流が0Aであること及び引込線の電圧が0Vであることを検知する。また、配電線不良の場合と異なり、引込線は複数戸に配設されることはないため、複数戸で停電が発生することがない。停電状況連絡システム1では、このような条件を踏まえ引込線不良の停電原因を判断し、独居者及び介助者が所持する携帯端末4,5にデータを送信する。
具体的には、スマートメータ2の停電情報生成手段25は、ステップS02の判断において、電圧が正常でないと判断したときは(ステップS02:N)、図3に示すように、0Vを検出したかを判断する(ステップS12)。
停電情報生成手段25は、0Vを検出したときは(ステップS12:Y)、停電が屋内線以外で発生していることを示す停電発生データ(屋内線以外)を受付管理システム3にデータ送受信手段26により送信する(ステップS13)。
一方で、ステップS13において0Vを検出しないときは(ステップS12:N)、再びステップS02に戻り電圧が正常か否かを判断する。
受付管理システム3の停電状態判断手段33は、停電発生データ(屋内線以外)を受信すると、複数のスマートメータ2から停電発生データ(屋内線以外)を受信したかを判断することにより、複数戸で停電が発生したかを判断する(ステップS14)。
停電状態判断手段33は、複数戸で停電が発生していないと判断したときは(ステップS14:N)、停電発生指令(引込線)をデータサーバ6に送信する(ステップS15)。
以後のステップS16〜22の処理は、屋内線不良の場合で説明したステップS5〜11の処理と、停電原因が屋内線から引込線に変更されて各データが生成される他、独居者が所持する携帯端末4の振動部44の振動が引込線不良である旨のモールス信号に変更される点以外は同一であるため説明を省略する。
なお、引込線不良である旨のモールス信号は、例えば、引込線が原因による停電を「T2」と予め定義した場合「−・・−」である。
なお、引込線不良の場合には、電力会社の作業員による復旧作業が独居者の需要家において必要になる。したがって、ステップS16の停電通知データ(引込線)送信処理において、介助者が所持する携帯端末5には、独居者の需要家での復旧作業を依頼するかどうかを聞くようにしてもよい。
また、介助者が復旧作業を希望する場合には、介助者が携帯端末5の入力部53で作業を希望する作業希望データを作成し、受付管理システム3に送信するようにする。
これを受けて受付管理システム3のユーザは、復旧作業を行う作業員を手配し、作業員の需要家への到着予定時刻を予測し、介助者が所持する携帯端末5に作業員の到着予定時刻を送信する。また、独居者が所持する携帯端末4にもデータを送信し、振動部44の発するモールス信号により独居者に到着予定時刻を伝えるようにしてもよい。
(配電線不良の場合)
配電線不良の停電原因は、多くの場合、電線が碍子から外れたり、変圧器が交渉したりすることが原因となって生じる。また、配電線から引込線を介して各需要家に接続されるため、複数戸で停電が生じることとなる。停電状況連絡システム1では、このような条件を踏まえ引込線不良の停電原因を判断し、独居者及び介助者が所持する携帯端末4,5にデータを送信する。
すなわち、受付管理システム3の停電状態判断手段33は、図3に示すように、ステップS14の判断において、複数のスマートメータ2から停電発生データ(屋内線以外)を受信し、複数戸で停電発生したと判断したときは(ステップS14:Y)、図4に示すように、配電線不良であると判断し、停電情報発信指令(配電線)をデータサーバ6に送信する(ステップS23)。
以後のステップS24〜30の処理は、屋内線不良の場合で説明したステップS5〜11の処理と、停電原因が屋内線から配電線に変更されて各データが生成される他、独居者が所持する携帯端末4の振動部44の振動が配電線不良である旨のモールス信号変更される点以外は同一であるため説明を省略する。
なお、配電線不良である旨のモールス信号は、例えば、配電線が原因による停電を「T3」と予め定義した場合「−・・・−」である。
停電復旧時における処理動作について説明する。
復旧時においては、スマートメータ2で屋内線の電流の検出及び引込線の電圧の検出がされることになる。停電状況連絡システム1では、このような条件を踏まえ停電の復旧を判断し、独居者及び介助者が所持する携帯端末4,5にデータを送信する。
具体的には、図5に示すように、スマートメータ2の停電情報生成手段25は、センサ23から送信された信号により電流が流れている状態、すなわち、電流を検出したか否かを判断し(ステップS31)、電流を検出すると(ステップS31:Y)、引込線の電圧が正常か否かを判断する(ステップS32)。
なお、ステップS31において電流を検出しなければ、電流を検出するまでこの判断が繰り返される(ステップS31:N)。
ステップS32の判断において、停電情報生成手段25は、電圧が正常と判断すると(ステップS32:Y)、停電が復旧されたと判断し、復旧データを生成し、データ送受信手段26によって生成した復旧データを受付管理システム3に送信する(ステップS33)。
なお、ステップS32において正常電圧を検出しなければ、正常電圧を検出するまでこの判断が繰り返される(ステップS32:N)
以後のステップS34〜37の処理は、屋内線不良の場合で説明したステップS5〜11の処理と、停電情報から復旧情報に変更されて各データが生成される他、独居者が所持する携帯端末4の振動部44の振動が停電の復旧である旨のモールス信号変更される点以外は同一であるため説明を省略する。
なお、復旧である旨のモールス信号は、例えば、復旧を「F」と予め定義した場合「・・−・」である。
以上のように、本発明の停電状況連絡システム1によれば、独居者通知手段46は、受付管理システム3から送信された停電通知データに基づき、停電原因ごとに異なる振動パターンで振動部44を振動させることにより、独居者が振動のパターンにより停電情報を把握することが可能となり、独居者の不安を和らげることが可能となる。また、独居者は、異常事態の情報を正確に把握することが可能となり、停電状況に応じた行動することが可能となる。
また、介助者にあっては、停電情報を把握することで、独居者に適切な指示を行ったり、需要家に出向いて適切な処置を施したりすることが可能となるため、介助者の不安を和らげ適切な対処を迅速に行うことが可能となる。
さらに、停電通知データが独居者及び介助者が所持する携帯端末4,5に再送信されることにより、介助者は、独居者が何らかの原因で未だ停電情報を把握していないことを確認することが可能となり、状況に応じた行動をすることができる。
なお、本実施例においては、独居者の携帯端末4,5の独居者通知手段48は、振動によりモールス信号を発生させて独居者に伝えるようにしたが、これには限定されず、たとえば、振動の長さや強弱等を組み合わせた異なる4つの振動パターンにより、屋内線不良の場合と、引込線不良の場合と、配電線の不良の場合と、停電の復旧の場合と、を伝えるようにしてもよい。
また、独居者が所持する携帯端末4に音声出力部や、表示部を設けることで、振動部44の振動以外にも、視覚障害の独居者には音声出力で、聴覚障害者の方には表示部にデータを表示するようにしてもよい。
さらに、介助者が所持する携帯端末5の介助者通知手段56は、表示部54にデータを表示したり、出力部55より音声等を出力したりしたが、これには限られず、自動電話やFAX等で介助者に知らせるようにしてもよい。
1 停電状況連絡システム
2 電力量計(スマートメータ)
25 停電情報生成手段
3 受付管理システム
33 停電状態判断手段
4 携帯端末(独居者)
44 振動部
46 独居者通知手段
5 携帯端末(介助者)
6 データサーバ
64 タイマ
66 通知情報生成手段
7 ネットワーク

Claims (4)

  1. 独居者が居住する需要家に設置され前記需要家における停電の発生を検知する電力量計と、
    前記需要家の停電原因を特定する受付管理システムと、
    前記独居者及びその介助者が所持する携帯端末と、
    前記独居者及びその介助者が所持する携帯端末に前記需要家の停電原因を通知する停電通知データを送信するデータサーバと、がネットワークを介して通信可能に接続され、
    前記電力量計は、前記需要家において停電の発生を検知したときに停電発生データを生成する停電情報生成手段を有し、
    前記受付管理システムは、受信した前記停電発生データに基づき前記需要家の停電原因を判断し、前記停電原因に応じた停電情報発信指令を生成する停電状態判断手段を有し、
    前記データサーバは、受信した停電情報発信指令に基づいて停電原因ごとに前記停電通知データを生成する通知情報生成手段を有し、
    前記独居者が所持する携帯端末は、振動を発生させる振動部と、前記振動部の振動を制御する独居者通知手段とを有し、
    前記独居者通知手段は、前記受付管理システムから送信された停電通知データに基づき、前記停電原因ごとに異なる振動パターンで前記振動部を振動させることを特徴とする停電状況連絡システム。
  2. 前記停電情報生成手段は、前記需要家において停電が復旧したことを検知したときに復旧データを生成し、
    前記停電状態判断手段は、前記電力量計から送信された復旧データに基づき復旧情報発信指令を生成し、
    前記通知情報生成手段は、受信した復旧情報発信指令に基づいて復旧通知データを生成し、
    前記独居者通知手段は、前記受付管理システムから送信された復旧通知データに基づき、前記停電原因ごとに異なる振動パターンとは区別可能な振動パターンで前記振動部を振動させることを特徴とする停電状況連絡システム。
  3. 前記データサーバは、タイマを備え、
    前記通知情報生成手段は、前記停電通知データの送信から所定時間内に前記独居者が所持する携帯端末から信号を受信しないときは、前記独居者及び介助者が所持する携帯端末に前記停電通知データを再送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の停電状況連絡システム。
  4. 前記独居者通知手段が前記振動部に振動させる振動パターンは、モールス信号であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の停電状況連絡システム。
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