JP2015002390A - 無線通信装置 - Google Patents

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譲 河村
菅原 潤
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Abstract

【課題】複数の無線通信方式の中で、優先する通信方式の品質を高く維持することができる簡易な構成の無線通信装置を提供すること。【解決手段】無線通信装置(1)は、メインローブが互いに異なる方向に向けられた2つのアンテナ(101、102)と、第1の通信方式に準拠して通信する第1通信部(12)と、第2の通信方式に準拠して通信する第2通信部(13)と、前記第1通信部の通信品質を示す第1の指標値を検出する第1指標値検出部(126)と、前記第2通信部の通信品質を示す第2の指標値を検出する第2指標値検出部(136)と、前記第1及び第2通信部を前記2つのアンテナに択一的に接続するアンテナ切替器(11)と、前記第1及び第2指標値検出部が検出する指標値のうち、優先する通信部の指標値が第1の基準値以下であれば、優先する通信部が他のアンテナに接続されるように前記アンテナ切替器を制御する制御部(14)と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無線通信方式を用いて通信を並列に実施する無線通信装置に関する。
各種の無線通信装置において、複数の無線通信方式を用いて通信を並列に実施する技術が用いられるようになってきた。当該技術では、複数の無線通信方式が同一又は近接の周波数帯を同時に利用する場合があるため、通信方式間の電波干渉による通信品質の劣化が問題となっている。例えば、ISM(Industry Sciense Medical)バンドである2.4GHz帯を利用する通信方式としては、Bluetooth(登録商標)(以下、BTと呼ぶ)や、無線規格であるIEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN(Local Area Network)などが広く普及している。
複数の無線通信方式を並列に実施できる環境においては、利用者の観点から見ると、特定の通信方式が他の通信方式より優先的に高い品質となることが望ましい場合がある。特に、ハンズフリー通話や音楽ストリーミング等のリアルタイム性の高い通信を行う通信方式は、優先して高い品質となることが望まれる。例えば、携帯電話機で無線LANを介してデータのダウンロードを行うと共にBTを介してハンズフリーでの通話を行う場合、BTの通信品質はできるだけ高いことが望ましい一方で、無線LANを介したダウンロードの速度は、通話中に遅くなったとしても利用者に格別な不都合は生じない。
上述のような、複数の無線通信方式を並列に実施する環境において、特定の無線通信方式の品質を優先して高く維持するための装置は、例えば、特許文献1及び2に開示されている。特許文献1では、複数の通信部を具備した通信装置について、ある通信部の動作内容をモニタして、モニタした動作内容に応じて、別の通信部の送受信条件を制御(例えば送信電力を下げるよう調整)する通信装置が開示されている。
また、特許文献2では、3以上の通信部及び3以上のアンテナを具備する無線通信機器であって、各々の通信の受信信号強度レベルを検出し、2つのアンテナ間の受信信号強度レベルの差を全通り算出した結果に基づいてアンテナの通信部への割り当てを切り替える無線通信機器が開示されている。
特開2008−235978号公報 特開2012−4789号公報
ところで、自動車の車両内のような狭い空間において、無線通信装置と車両内の1つの外部端末(固定端末又は移動端末)との間で複数の無線通信方式を並列に実施する場合に好適な方法として、指向性アンテナを用いてアンテナ間のアイソレーションを大きくし、通信方式間の電波干渉を低減することが考えられる。しかしながら、こうした環境で特定の無線通信方式の品質を優先して高く維持したい場合には、外部端末の位置に依存して通信品質が大きく変動することが課題となる。
上記特許文献1及び2に記載される技術では、この課題を解決することは困難である。特許文献1に開示される通信装置は、アンテナ構成が固定であるため、外部端末の位置が移動する場合には、優先しない通信の送受信条件の制御を行ったとしても、優先する通信方式の品質が改善されにくいことが考えられる。また、特許文献2に開示される無線通信機器は、アンテナ数が3以上で構成されていると共に、2つのアンテナ間の受信信号強度レベルの差を全通り算出する必要がある。したがって、リアルタイム性の高い通信方式の品質を高く維持するためには、当該無線通信機器の処理負荷が大きくなることが考えられる。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、外部端末との間で複数の無線通信方式で通信を実施する場合において、外部端末の位置によらず優先する通信方式の品質を高く維持できる簡易な構成の無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、メインローブが互いに異なる方向に向けられた2つのアンテナと、第1の通信方式に準拠して通信する第1通信部と、第2の通信方式に準拠して通信する第2通信部と、前記第1通信部の通信品質を示す第1の指標値を検出する第1指標値検出部と、前記第2通信部の通信品質を示す第2の指標値を検出する第2指標値検出部と、前記第1及び第2通信部を前記2つのアンテナに1対1接続となるように択一的に接続するアンテナ切替器と、前記第1及び第2指標値検出部が検出する指標値のうち、優先する通信部の指標値が第1の基準値以下であれば、優先する通信部が他のアンテナに接続されるように前記アンテナ切替器を制御する制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明の無線通信装置によれば、通信品質を示す指標値に基づいて、優先する通信部の指標値が所定の値以下の場合にアンテナの接続を切り替えることができるので、外部端末の位置によらず優先する通信方式の品質を高く維持することが可能となる。
上記無線通信装置においては、前記第2通信部は、前記第1指標値検出部が検出する第1の指標値が第2の基準値以下であれば、前記第2通信部の送信電力を下げる送信電力調整部を具備することが好ましい。この構成によれば、優先しない通信部の送信電力を低減することで、優先する通信方式をさらに高品質にすることが可能となる。
上記無線通信装置は、少なくとも前記第1及び第2通信部、前記第1及び第2指標値検出部、及びアンテナ切替器は筐体に収納され、前記筐体に前記2つのアンテナが近接して取り付けられ、当該筐体が自動車のダッシュボードに装着されると共に、前記2つのアンテナのメインローブが車両後方に向けられる構成とすることができる。この構成によれば、複数の無線通信間における干渉が少ない高品質な通信を、限られた領域である車両内での設置に好適な小型の無線通信装置で実現することが可能となる。
本発明によれば、外部端末との間で複数の無線通信方式で通信を実施する場合において、外部端末の位置によらず優先する通信方式の品質を高く維持できる簡易な構成の無線通信装置を提供できる。
第1の実施の形態に係る無線通信装置のブロック図である。 第1の実施の形態に係るアンテナ切り替え制御のフローチャートを示す図である。 第1の実施の形態に係る無線通信装置において、アンテナ切り替え制御を実施する前後の各アンテナの放射パターンを示す図である。図3Aにはアンテナ切り替え制御を実施する前の放射パターンが、図3Bにはアンテナ切り替え制御を実施した後の放射パターンが示されている。 第2の実施の形態に係る無線通信装置のブロック図である。 第2の実施の形態に係る送信電力調整及びアンテナ切り替え制御のフローチャートを示す図である。 第2の実施の形態に係る無線通信装置において、送信電力調整を実施する前後の各アンテナの放射パターンを示す図である。図6Aには送信電力調整を実施する前の放射パターンが、図6Bには送信電力調整を実施した後の放射パターンが示されている。
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の実施の形態では、本発明の効果が顕著に奏される好適な例として、自動車等の車両内に設置した無線通信装置に関して説明するが、本発明は車両内に設置した無線通信装置に限定されない。
(第1の実施の形態)
以下、第1の実施の形態について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る無線通信装置1のブロック図である。無線通信装置1は、電波を送受信するアンテナ101及び102と、アンテナ101及び102に対する無線通信部の割り当てを切り替えるアンテナ切替器11と、第1の通信方式に準拠して通信する第1通信部12と、第2の通信方式に準拠して通信する第2通信部13と、アンテナ切替器11の動作を制御する制御部14と、各種データを記憶する記憶部15を具備している。本実施の形態においては、上記各構成要素(11、12、13、14、及び15)は図示しない筐体7に収納されて車両のダッシュボードに装着され、アンテナ101及びアンテナ102は筐体7に取り付けられると共に近接して配置され、メインローブが当該車両後方に向くように構成されている。
アンテナ101及び102は、指向性アンテナで構成されており、第1通信部12及び第2通信部13の使用周波数帯の電波を送受信可能なように構成されている。さらに、アンテナ101及び102のメインローブは、車両後方に向けられると共に互いに異なる方向に向けられている。なお、車載装置に適した小型の指向性アンテナとしては、パッチアレイアンテナやコーナーリフレクタアンテナなどが利用可能である。
アンテナ切替器11は、例えば双極双投(DPDT:Double Pole Double Throw)スイッチにより構成されている。2つのアンテナ側端子101a及び102aにアンテナ101及び102が並列に接続され、2つの通信部側端子12a及び13aに第1通信部12及び第2通信部13が並列に接続される。アンテナ切替器11は、アンテナ側端子101a及び102aと通信部側端子12a及び13aを1対1で接続するが、第1通信部12から供給される切替制御信号に基づいて、1対1接続の組み合わせを変更することにより、アンテナ101及び102に割り当てる第1通信部12及び第2通信部13を切り替える。
第1通信部12は、第1通信フロントエンド部120及び第1通信送受信部125を具備しており、第1の通信方式に準拠した通信を実施する。以下の説明においては、第1通信部12はリアルタイム性を重視する通信を実施するものとし、第1の通信方式としてBTを用いるが、当該通信方式に限定されるものではない。例えば、第1の通信方式としてZigBee(登録商標)などを利用しても良い。
第1通信フロントエンド部120は、スイッチ121、受信用フロントエンド部122、及び送信用フロントエンド部123から構成される。スイッチ121は、単極双投(SPDT:Single Pole Double Throw)スイッチである。スイッチ121は、アンテナ切替器11と、受信用フロントエンド部122又は送信用フロントエンド部123との電気的接続を、択一的に切り替える機能を有する。スイッチ121は、例えば方向性結合器により構成しても良い。受信用フロントエンド部122は、アンテナ切替器11からスイッチ121を介して入力された受信信号を第1通信送受信部125に出力する。送信用フロントエンド部123は、第1通信送受信部125から入力された送信信号をスイッチ121を介してアンテナ切替器11に出力する。第1通信フロントエンド部120は、さらにフィルタ、アンプや周波数コンバータなどの処理部を含み、送受信信号に所定の信号処理を行う構成とすることができる。
第1通信送受信部125は、第1の通信方式の規格に準拠した通信プロトコルに従って、第1の通信方式に対応した外部端末との間で通信する。第1通信送受信部125は、第1指標値検出部126を含み、第1指標値検出部126は、第1通信フロントエンド部120から受信用フロントエンド部122を介して入力された受信信号の使用周波数帯における通信品質を示す第1の指標値を検出する。ここで、検出する第1の指標値は、数値が大きいほど当該通信方式の品質が良いことを示す指標値とする。本実施の形態では、第1の指標値として、受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)を用いるが、これに限られるものではなく、例えば搬送波電力対干渉電力及び雑音電力比(CINR:Carrier to Interference and Noise Ratio)などを用いることができる。また、数値が小さいほど当該通信方式の品質が良いということを示す値がある場合には、例えば当該値が0とならないように所定の演算を行った上で逆数をとった値を指標値として用いても良い。
第2通信部13は、第2通信フロントエンド部130及び第2通信送受信部135を具備しており、第2の通信方式に準拠した通信を実施する。以下の説明においては、第2通信部13ではリアルタイム性を重視しない通信を実施するものとし、第2の通信方式として無線LANを用いるが、これに限定されるものではない。
第2通信フロントエンド部130は、スイッチ131、受信用フロントエンド部132、及び送信用フロントエンド部133を有する。第2通信送受信部135は、第2指標値検出部136を有する。第2通信フロントエンド部130及び第2通信送受信部135は、第1の通信方式用ではなく第2の通信方式用であること以外は、第1通信フロントエンド部120及び第1通信送受信部125と同じ構成とする。
制御部14は、第1指標値検出部126が検出する第1の指標値と、第2指標値検出部136が検出する第2の指標値とのうち、優先する通信部の指標値が第1の基準値以下であれば、優先する通信部が他のアンテナに接続されるように、アンテナ切替器11の動作を制御する。本実施の形態では、優先する通信部が第1通信部12であるとして、第1の指標値が第1の基準値以下である場合にアンテナ切替器11の動作を制御する。また、第1の基準値は、本実施の形態では固定値とするが、適宜変更されても良い。例えば、検出された第1の指標値の時系列データに基づいて、制御部14が第1の基準値を所定の時間毎に変更するようにしても良い。
制御部14がアンテナ切替器11に対して、アンテナ切り替えを指示する切替制御信号を供給することで、アンテナ切替器11の動作が制御される。本実施の形態では、図1において実線で示す信号経路L1にて、制御部14が第1通信部12を介してアンテナ切替器11に切替制御信号を供給する。切替制御信号の入出力には、汎用入出力(GPIO:General Purpose Input/Output)を利用することができる。なお、切替制御信号は、上記と異なる信号経路を用いて伝達されても良い。例えば、図1において仮想線L2で示すように、制御部14が第2通信部13を介して、アンテナ切替器11に切替制御信号を供給しても良い。また、別の仮想線L3で示すように、制御部14がアンテナ切替器11に切替制御信号を直接供給するように構成しても良い。
アンテナ切替器11の制御タイミングは、所定の時間間隔(例えば10秒間隔)とするが、第1通信部12又は第2通信部13が通信を開始したことを契機に実施しても良い。また、第1通信部12及び第2通信部13が通信を実施しているか否かに関わらず、任意のタイミングで実施しても良い。なお、アンテナ切替器11のアンテナ切り替えに伴って、短時間であるが通信断が発生することが考えられるため、所定の時間に渡りデータ転送が行われていない場合に、アンテナ切替器11の制御が実施される構成とすることが好ましい。
記憶部15は、優先する通信部についての情報を保持する。例えば、制御部14は、記憶部15の所定領域に情報“1”が保持されている場合、第1通信部12を優先し、情報“2”が保持されている場合、第2通信部13を優先するように構成しても良い。本実施の形態では、記憶部15に、優先する通信部の情報が予め設定されており、制御部14は当該情報に従って優先する通信部を決定する。ただし、無線通信装置1の図示しない入出力部を介して、優先する通信部を外部から設定するようにしても良い。また、無線通信装置1が、図示しない外部端末との無線通信を介して、所定の信号を受信することにより、優先する通信部を認識するようにしても良い。なお、記憶部15には、優先する通信部以外の情報を保持していても良い。例えば、第1の指標値及び/又は第2の指標値を、検出した時刻と共に保持していても良い。
次に、第1の実施の形態に係る無線通信装置1における、アンテナ切り替え制御の動作を説明する。以下、第1通信部12を優先することを示す値が記憶部15に設定されているとし、第1指標値検出部126が検出する第1の指標値が第1の基準値以下であれば、第1通信部12が他のアンテナに接続されるように制御を実施する場合を例に説明する。また、本実施の形態では、第1通信部12が通信中でない場合に、第2指標値検出部136が検出する第2の指標値が閾値以下であれば、第2通信部13が他のアンテナに接続されるように制御を実施する。
第1の実施の形態に係る無線通信装置1における、アンテナ切り替え制御の具体的な動作について図2を参照して説明する。図2は、第1の実施の形態に係るアンテナ切り替え制御のフローチャートを示す図である。まず、制御部14は、第1通信部12が通信中か否かを判断する(ステップST101)。第1通信部12が通信中か否かの判断は、制御部14に第1指標値検出部126から第1の指標値が入力されているか否かで判断するが、第1通信部12から通信中である又は通信中でないことを示す所定の信号を受け取って判断しても良い。第1通信部12が通信中であると判断される場合(ステップST101:YES)、次に第1指標値検出部126で検出される第1の指標値が第1の基準値以下であるか否かを判断する(ステップST102)。第1の指標値が第1の基準値以下であると判断される場合(ステップST102:YES)、アンテナ接続を切り替える(ステップST103)。これにより、外部端末の位置に追従するようにアンテナの接続を切り替えることができるので、優先する第1通信部12の品質を高く維持することが可能となる。
一方、第1通信部12が通信中でないと判断される場合(ステップST101:NO)、さらに第2通信部13が通信中か否かを判断する(ステップST111)。第2通信部13が通信中であると判断される場合(ステップST111:YES)、第2指標値検出部136で検出される第2の指標値が閾値以下であるか否かを判断する(ステップST112)。ここで、ステップST112で使用する閾値は、本実施の形態ではステップST102で使用する第1の基準値と同じとするが、異なるとしても良い。第2の指標値が閾値以下であると判断される場合(ステップST112:YES)、アンテナ接続を切り替える(ステップST103)。なお、ステップST103において、アンテナ接続を切り替えた後、第1通信部12の第1の指標値又は第1通信部12が通信中でない場合の第2通信部13の第2の指標値が、アンテナ接続を切り替える前よりも小さくなった場合、再度アンテナ切り替えを行うことで通信品質の望ましくない劣化を防止することができる。
次に、第1の実施の形態に係る無線通信装置1における、アンテナ切り替え制御が奏する効果について図3を参照して説明する。ここで、第1指標値検出部126及び第2指標値検出部136は指標値としてRSSIを検出するものとし、以下では各々の指標値をRSSI(1)及びRSSI(2)と表す。また、ステップST102で使用する第1の基準値と、ステップST112で使用する閾値は、いずれも−40dbmとする。
図3は、第1の実施の形態に係る無線通信装置1において、アンテナ切り替え制御を実施する前後の各アンテナの放射パターンを示す図である。図3に図示されるように、車両3内の前方中央のダッシュボードに装着された無線通信装置1の筐体7に設けられたアンテナ101及び102それぞれのメインローブが、車両3内の後方に向けられると共に互いの干渉領域が小さくなるように別方向に向けられている。車両3内の後部座席から前方を向いた状態で、左側エリア(以下、左右方向は車両3内の後部座席から前方を向いた状態での方向を示す)においては、アンテナ101からの受信電力が大きく、車両3内の右側エリアにおいては、アンテナ102からの受信電力が大きい状態が実現され、メインローブの方向を異ならせることでアンテナ間の干渉が低減されている。無線通信装置1は、第1及び第2の通信方式を利用可能である移動端末6との間で、アンテナ101及び102を介して通信を実施する。
図3Aは、第1及び第2の通信方式で通信を行っている移動端末6が、車両3の後部左座席から車両3の後部右座席に移動した直後の状態を示している。第1通信部12はアンテナ101に接続されている。このときのアンテナ101の放射パターンは、第1の通信方式に用いられるメインローブ411、サイドローブ421、及びサイドローブ431で主に構成される。また、第2通信部13はアンテナ102に接続されている。このときのアンテナ102の放射パターンは、第2の通信方式に用いられるメインローブ512、サイドローブ522、及びサイドローブ532で主に構成される。説明の簡略化のため、他のサイドローブは省略している。
図3Aの状態においては、移動端末6はメインローブ411配下に存在していないため、第1通信部12の通信品質が劣化し、さらには通信の断絶が発生することが考えられる。ここで、RSSI(1)=−60dbm、RSSI(2)=−25dbmと検出されたとする。
図3Aの状態から、上述したアンテナ切り替え制御を実施する。制御部14が図2のフローチャートに従い処理を実施すると、第1通信部12が通信中であり(ステップST101:YES)、また第1通信部12で検出される第1の指標値であるRSSI(1)が第1の基準値である−40dbm以下と判断される(ステップST102:YES)ため、制御部14はアンテナ接続を切り替える切替制御信号をアンテナ切替器11に供給し、アンテナ切替器11はアンテナ接続を切り替える(ステップST103)。その結果、第1通信部12はアンテナ102に接続され、第2通信部13はアンテナ101に接続され、図3Bの状態が実現される。すなわち、アンテナ101の放射パターンは第2の通信方式に用いられるメインローブ412、サイドローブ422、及びサイドローブ432となり、アンテナ102の放射パターンは第1の通信方式に用いられるメインローブ511、サイドローブ521、及びサイドローブ531となる。この状態においては、移動端末6は第1通信部12と接続されたアンテナ102のメインローブ511配下に存在し、無線通信装置1においては第1通信部12に係る第1の指標値が増大し、RSSI(1)=−25dbm、RSSI(2)=−60dbmのようになる。したがって、第1の通信方式で安定した通信を行うことができる。
その後、移動端末6の位置は変わらずに、第1通信部12の通信が終了し、第2通信部13のみで通信が行われる状態になったとする。ここで制御部14が図2のフローチャートに従い処理を実施する。第1通信部12が通信中でなく(ステップST101:NO)、第2通信部13が通信中であり(ステップST111:YES)、さらに第2通信部13で検出される第2の指標値であるRSSI(2)が閾値である−40dbm以下であると判断される(ステップST112:YES)ため、アンテナ切り替え処理を実施する(ステップST103)。これにより、図3Aの状態に戻る。アンテナ切り替え後には、RSSI(2)=−25dbmのようになり、第2の通信方式の品質が改善される。
以上のように、本発明の第1の実施の形態に係る無線通信装置1によれば、複数の通信方式の各々の通信品質を示す指標値に基づいて、優先する通信部の指標値が所定の値以下の場合にアンテナの接続を切り替えることができるので、通信相手となる移動端末6の位置によらず優先する通信方式の品質を高く維持することが可能となる。
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態について、図4から図6を参照して説明する。第1の実施の形態との相違点について主に説明する。なお、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、説明を省略する。
図4は、第2の実施の形態に係る無線通信装置2のブロック図である。無線通信装置2は、第1の実施の形態と同様に、アンテナ101及び102、アンテナ切替器11、第1通信部12、及び記憶部15を備え、さらに第2通信部23及び制御部24を備えている。
第2通信部23は、第1の実施の形態における第2通信部13と同一機能を備え、さらに送信電力調整部237を具備している。送信電力調整部237は、制御部24から供給される電力制御信号に基づいて送信用フロントエンド部133の送信電力を調整する。
制御部24は、第1の実施の形態における制御部14と同様に、アンテナ切替器11のアンテナ切り替え制御を実施する。また、第2通信部23の送信電力調整に係る制御も実施する。具体的には、第1指標値検出部126から入力された第1の指標値が第2の基準値以下である場合に、第2通信部23の無線通信に係る送信電力を下げるよう、制御部24は送信電力調整部237に電力制御信号を供給する。なお、第1通信部12が通信を実施していないと判断される場合には、第2通信部23の送信電力を規定値に設定するよう、制御部24は送信電力調整部237に電力制御信号を供給しても良い。第1通信部12が通信を実施しているか否かの判断は、第1の実施の形態と同様に行うことができる。
第2の実施の形態においては、制御部24が生成する電力制御信号は電力の相対値を指示する信号とし、送信電力調整部237は現在の送信電力に対して指示された固定値だけ調整する構成とする。例えば、電力制御信号が15dbmの減少を指示する信号である場合には、送信電力調整部237は送信用フロントエンド部133の送信電力を15dbm減少させる。ただし、電力制御信号はこれに制限されるものではなく、任意の形式の信号であって良い。上記電力制御信号として利用できる構成例を以下に示す。電力制御信号は、電力の絶対値を指示する信号とし、送信電力調整部237は送信電力を指示された電力値に設定する構成としても良い。また、電力制御信号は、電力増加、電力減少、又は電力調整なしを指示する信号とし、送信電力調整部237は指示に従って所定の値だけ送信電力を増加する、減少する、又は調整しないとする構成としても良い。なお、制御部24は、第1又は第2の指標値に基づいて、電力制御信号を適宜変更しても良い。
次に、第2の実施の形態に係る無線通信装置2における、送信電力調整及びアンテナ切り替え制御の動作を説明する。以下、第1の実施の形態と同様に、第1通信部12を優先することを示す情報が記憶部15に設定されているとして説明を行う。
第2の実施の形態に係る無線通信装置2における、送信電力調整及びアンテナ切り替え制御の具体的な動作について図5を参照して説明する。図5は、第2の実施の形態に係るアンテナ切り替え制御及び送信電力調整のフローチャートを示す図である。まず、制御部24は、第1通信部12が通信中か否かを判断する(ステップST201)。通信中か否かの判断は、制御部14と同様の方法で行っても良い。第1通信部12が通信中であると判断される場合(ステップST201:YES)、次に第1通信部12の第1の指標値が第1の基準値以下であるか否かを判断する(ステップST202)。第1の指標値が第1の基準値以下であると判断される場合(ステップST202:YES)、アンテナ接続を切り替える(ステップST203)。これにより、移動端末6の位置に追従するようにアンテナの接続を切り替えることができるので、優先する第1通信部12の品質を高く維持することが可能となる。
アンテナ接続を切り替えた後(ステップST203終了後)、又は第1の指標値が第1の基準値以下でないと判断される場合(ステップST202:NO)、次に第1通信部12の第1の指標値が第2の基準値以下であるか否かを判断する(ステップST204)。ここで、ステップST204で使用する第2の基準値は、本実施の形態ではステップST202で使用する第1の基準値と同じであるとするが、異なるとしても良い。第1の指標値が第2の基準値以下であると判断される場合(ステップST204:YES)、次に第2通信部23が通信中か否かを判断する(ステップST205)。第2通信部23が通信中であると判断される場合(ステップST205:YES)、制御部24は第2通信部23の送信電力を下げるよう送信電力調整部237に電力制御信号を供給し、送信電力調整部237は供給された電力制御信号に従って送信用フロントエンド部133の送信電力を調整する(ステップST206)。これにより、優先しない第2通信部23の送信電力を低減することで、優先する第1通信部12をさらに高品質にすることが可能となる。
一方、第1通信部12が通信中でないと判断される場合(ステップST201:NO)、第2通信部23が通信中か否かを判断する(ステップST211)。第2通信部23が通信中であると判断される場合(ステップST211:YES)、第2通信部23の送信電力を規定値にする(ステップST212)。ステップST212は、ステップST206で第2通信部23の送信電力が下げられており、かつ第1通信部12が通信していない場合に、第2通信部23の通信品質を向上させることができる。本実施の形態では、ステップST212における規定値は、第2通信部23の通信開始時の送信電力値とするが、これに限られるものではない。次に、第2通信部23の第2の指標値が閾値以下であるか否かを判断する(ステップST213)。ここで、ステップST213で使用する閾値は、本実施の形態ではステップST202で使用する第1の基準値と同じとするが、ステップST204で使用する第2の基準値と同じとしても良いし、第1の基準値及び第2の基準値のいずれとも異なるとしても良い。第2の指標値が閾値以下であると判断される場合(ステップST213:YES)、アンテナ接続を切り替える(ステップST214)。
なお、ステップST203及びステップST214において、アンテナ接続を切り替えた後の第1通信部12の第1の指標値又は第1通信部12が通信中でない場合の第2通信部23の第2の指標値が、アンテナ接続を切り替える前よりも小さくなった場合、再度アンテナ切り替えを行うことで通信品質の望ましくない劣化を防止することができる。
また、第1の基準値及び第2の基準値を変えることにより、アンテナ切り替え及び送信電力調整のいずれを主に制御に用いるかを変更することが可能である。具体的には、第1の基準値が第2の基準値より大きい場合、アンテナ切り替えに基づいた品質改善がされ易くなる。一方、第1の基準値が第2の基準値より小さい場合、送信電力調整に基づいた品質改善がされやすくなる。
第2の実施の形態に係る無線通信装置2における、送信電力調整及びアンテナ切り替え制御が奏する効果について図6を参照して説明する。ここで、第1指標値検出部126及び第2指標値検出部136は指標値としてRSSIを検出するものとし、各々の指標値をRSSI(1)及びRSSI(2)で表す。また、ステップST202で使用する第1の基準値、ステップST204で使用する第2の基準値、及びステップST213で使用する閾値は、いずれも−40dbmとする。
図6は、第2の実施の形態に係る無線通信装置2において、送信電力調整を実施する前後の各アンテナの放射パターンを示す図である。図6においては、図3と同様に、車両3内の前方中央のダッシュボードに無線通信装置2が設置されており、アンテナ101のメインローブは車両3内の左側後方へ向けられ、アンテナ102のメインローブは車両3内の右側後方へ向けられている。
図6Aは、第1及び第2の通信方式で通信を行っている移動端末6が、車両3の後部左座席から車両3の前部左座席に移動した直後の状態を示している。図6Aにおいては、図3Aと同様に、第1通信部12はアンテナ101に接続される一方、第2通信部23はアンテナ102に接続されている。この状態において、移動端末6はサイドローブ532の影響を受けるため、無線通信装置2に係る第1通信部12の通信品質が劣化し、さらには通信の断絶が発生することが考えられる。ここで、RSSI(1)=−45dbm、RSSI(2)=−55dbmと検出されたとする。
図6Aの状態から、第2の実施の形態に基づいた送信電力調整及びアンテナ切り替え制御を実施する。図5のフローチャートに従い処理を実施すると、第1通信部12が通信中であると共に(ステップST201:YES)、第1通信部12で検出される第1の指標値であるRSSI(1)が第1の基準値である−40dbm以下と判断されるため(ステップST202:YES)、アンテナ接続を切り替える(ステップST203)。切り替え後、RSSI(1)=−55dbm、RSSI(2)=−45dbmとなり、切り替え前より第1の指標値が劣化しているため、アンテナ接続を元に戻す(ステップST203)。この結果、RSSI(1)=−45dbm、RSSI(2)=−55dbmとなるため、RSSI(1)が第2の基準値である−40dbm以下と判断される(ステップST204:YES)。さらに、第2通信部23が通信中である(ステップST205:YES)ため、制御部24は第2通信部23の送信電力を下げるよう送信電力調整部237に電力制御信号を供給する(ステップST206)。電力制御信号として、例えば送信電力を相対的に15dbm減少させる信号が供給されると、送信電力調整部237は送信用フロントエンド部133の送信電力を15dbm減少させる。これにより、図6Aに示すメインローブ512、サイドローブ522、及びサイドローブ532は縮小し、図6Bに示すメインローブ512s、サイドローブ522s、及びサイドローブ532sとなる。その結果、RSSI(1)=−30dbm、RSSI(2)=−70dbmとなり、第1の指標値は第1の基準値である−40dbmより改善される。したがって、無線通信装置2においては第1通信部12に係る第1の指標値が増大し、第1の通信方式で安定した通信を行うことができる。
以上のように、本発明の第2の実施の形態に係る無線通信装置2によれば、優先する通信部の指標値が所定の値以下の場合にアンテナ接続の切り替え制御及び/又は優先しない通信の送信電力調整を行うことで、優先する通信方式をさらに高品質にすることができる。
以上、各実施の形態を用いて本発明の詳細な説明を行ったが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施の形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の記載の範囲により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく、修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
(変形例)
例えば、制御部14又は24は、アンテナ切り替え制御を実施しても優先する通信部の指標値が改善されないと判断する場合には、アンテナ切替器11を制御しないようにしても良い。
また、上記各実施の形態では第1通信部12を優先する制御を示したが、第2通信部13又は23を優先する制御を行っても良い。なお、優先する通信部は記憶部15に保持されている情報から制御部14又は24が判断するとしたが、記憶部15によらず、優先する通信部が固定的に決定されていても良い。
さらに、上記各実施の形態では、無線通信装置1又は2の各構成要素が筐体7内に設置されており、アンテナ101及び102は近接して配置され、各アンテナのメインローブは重ならない構成であったが、2つのアンテナは離れて配置されても良く、干渉許容度によっては各アンテナのメインローブが重なる構成であっても良い。車両に無線通信装置1又は2を設置する場合を例に挙げると、アンテナ101が車両の前部左座席窓側に、アンテナ102が車両の前部右座席窓側に配置され、それぞれのメインローブが車両の後部座席中央に向いており、メインローブが重なる構成としても良い。
くわえて、第1の通信方式の使用周波数帯域と第2の通信方式の使用周波数帯域は、近接又は互いに包含関係にあっても良い。なお、上記各実施の形態では、第1の通信方式と第2の通信方式は異なるとしていたが、同じ方式であっても良い。
また、上記第2の実施の形態において、第1の通信方式をPAN(Personal Area Network)用の無線通信方式、第2の通信方式をLAN用の無線通信方式とすることで、PAN用の通信品質の劣化を優先して防止しても良い。一般的にPAN用の通信の送受信信号はLAN用の通信の送受信信号より送信電力が小さいため、LANの送受信信号から妨害を受けやすい。したがって、この構成によれば、本発明の効果が好適に奏される。
1、2 無線通信装置
3 車両
6 移動端末
7 筐体
11 アンテナ切替器
12 第1通信部
12a、13a 通信部側端子
13、23 第2通信部
14、24 制御部
15 記憶部
101、102 アンテナ
101a、102a、 アンテナ側端子
237 送信電力調整部
120 第1通信フロントエンド部
130 第2通信フロントエンド部
121、131 スイッチ
122、132 受信用フロントエンド部
123、133 送信用フロントエンド部
125 第1通信送受信部
126 第1指標値検出部
135 第2通信送受信部
136 第2指標値検出部
411、412 メインローブ(アンテナ101側)
421、422、431、432 サイドローブ(アンテナ101側)
511、512、512s メインローブ(アンテナ102側)
521、522、522s、531、532、532s サイドローブ(アンテナ102側)

Claims (3)

  1. メインローブが互いに異なる方向に向けられた2つのアンテナと、第1の通信方式に準拠して通信する第1通信部と、第2の通信方式に準拠して通信する第2通信部と、前記第1通信部の通信品質を示す第1の指標値を検出する第1指標値検出部と、前記第2通信部の通信品質を示す第2の指標値を検出する第2指標値検出部と、前記第1及び第2通信部を前記2つのアンテナに1対1接続となるように択一的に接続するアンテナ切替器と、前記第1及び第2指標値検出部が検出する指標値のうち、優先する通信部の指標値が第1の基準値以下であれば、優先する通信部が他のアンテナに接続されるように前記アンテナ切替器を制御する制御部と、を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第2通信部は、前記第1指標値検出部が検出する第1の指標値が第2の基準値以下であれば、前記第2通信部の送信電力を下げる送信電力調整部を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 少なくとも前記第1及び第2通信部、前記第1及び第2指標値検出部、及びアンテナ切替器は筐体に収納され、前記筐体に前記2つのアンテナが近接して取り付けられ、当該筐体が自動車のダッシュボードに装着されると共に、前記2つのアンテナのメインローブが車両後方に向けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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