JP2015001017A - 炭窒化物分散焼結体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2には、Fe基フェライト鋼、Fe基オーステナイト鋼又はNi基合金の粉末と、AlN粒子又はBN粒子とを混合した後、高エネルギーボールミルにより、機械的に合金化し、Fe基フェライト鋼、Fe基オーステナイト鋼又はNi基合金からなる母材と、この母材中に分散されたAlN粒子又はBN粒子とを含む窒化物分散耐熱性強化合金が開示されている。
また、上記のように、分散相を形成させる原料が酸化物又は窒化物である場合には、メカニカルアロイング法、高温圧縮、高エネルギーボールミル処理等を含む製造方法とする必要があり、単位質量あたりの製造コストが高くなり、焼結体製品の大量生産に不向きであった。
本発明の目的は、マトリックス(母相)を構成する材料のみからなる場合に比べて高硬度である等、機械的特性に優れた炭窒化物分散焼結体を提供することであり、特定の金属又は合金からなる粉末と、特許文献3に記載されたチタン系炭窒化物固溶体粉末とを用い、低コストで大量生産に好適な粉末冶金法の適用が可能な、炭窒化物分散焼結体の製造方法を提供することである。
本発明は、以下に示される。
1.ニッケル、鉄及びコバルトから選ばれた少なくとも1種を含む金属又は合金からなる母相と、該母相の中に分散された、チタン系炭窒化物からなる粒状の分散相とを備える炭窒化物分散焼結体であって、上記チタン系炭窒化物は、下記一般式(1)で表される化合物であり、上記分散相の含有量は、上記炭窒化物分散焼結体の全体に対して、0.1〜50体積%であることを特徴とする炭窒化物分散焼結体。
(Ti1−xMx)(C1−yNy) (1)
(式中、Mは、Mo、W、Nb、Ta、Zr、Hf、Cr及びVから選ばれた少なくとも1種の原子であり、xは0〜0.4であり、yは0.1〜0.7である。)
2.上記分散相の平均粒子径が20〜2,000nmである上記1に記載の炭窒化物分散焼結体。
3.上記チタン系炭窒化物が、上記一般式(1)におけるxが0.1〜0.3の化合物である上記1又は2に記載の炭窒化物分散焼結体。
4.上記母相が金属ニッケルであり、上記分散相の含有量が、上記炭窒化物分散焼結体の全体に対して、2〜15体積%である上記1乃至3のいずれか一項に記載の炭窒化物分散焼結体。
5.上記母相がステンレス鋼であり、上記分散相の含有量が、上記炭窒化物分散焼結体の全体に対して、2〜30体積%である上記1乃至3のいずれか一項に記載の炭窒化物分散焼結体。
6.下記一般式(1)で表されるチタン系炭窒化物からなる粒子(p)と、ニッケル、鉄及びコバルトから選ばれた少なくとも1種を含む金属又は合金からなる粒子(q)とを、それぞれ、0.1〜50体積%及び50〜99.9体積%(但し、両者の合計を100体積%とする)含む原料混合物を用いて所定形状の成形体とした後、該成形体を不活性雰囲気にて熱処理し、焼結させることを特徴とする炭窒化物分散焼結体の製造方法。
(Ti1−xMx)(C1−yNy) (1)
(式中、Mは、Mo、W、Nb、Ta、Zr、Hf、Cr及びVから選ばれた少なくとも1種の原子であり、xは0〜0.4であり、yは0.1〜0.7である。)
7.上記粒子(p)の平均粒子径が20〜2,000nmである上記6に記載の炭窒化物分散焼結体の製造方法。
本発明の炭窒化物分散焼結体は、チタン系炭窒化物からなる粒子(p)と、金属又は合金からなる粒子(q)とを用いて、メカニカルアロイング法等の高コストな製造方法だけでなく、低コストの粉末冶金法を適用して、気孔の形成を抑制し、内部組織を緻密化して製造することができるので、本発明の製造方法は、原料及びプロセスを含む全ての製造コストを抑制することができ、焼結体製品の大量生産に好適である。
(Ti1−xMx)(C1−yNy) (1)
(式中、Mは、Mo、W、Nb、Ta、Zr、Hf、Cr及びVから選ばれた少なくとも1種の原子であり、xは0〜0.4であり、yは0.1〜0.7である。)
上記粒子(p)により、本発明に係る分散相が形成され、上記粒子(q)により、本発明に係る母相が形成される。尚、本発明の炭窒化物分散焼結体の製造に際して、上記粒子(p)は、焼結による形状変化を生ずることがあるが、構成材料の結晶構造及びその性質が変化することは殆どない。従って、粒子(p)を構成するチタン系炭窒化物は、分散相を構成するチタン系炭窒化物と同じ一般式(1)で表される。尚、金属又は合金からなる粒子(q)は、焼結により、特に内部において、連続相を形成している。更に、粒子(p)及び粒子(q)の使用量の割合は、通常、それぞれ、本発明の炭窒化物分散焼結体における分散相及び母相の構成割合となっている。
前者の場合、好ましいMは、Mo、Hf等である。また、xは、固溶限の観点から0.4以下であり、好ましくは0.02〜0.4、より好ましくは0.1〜0.3である。
後者の場合であって、Mが2種の場合、好ましいMの組合せは、Mo及びHf、Mo及びTa等である。このとき、2種のMを、M1及びM2とすると、上記チタン系炭窒化物は下記一般式(2)で表される。
(Ti1−s−tM1 sM2 t)(C1−yNy) (2)
(式中、M1及びM2は、Mo、W、Nb、Ta、Zr、Hf、Cr及びVから選ばれた互いに異なる原子であり、s>tであり、(s+t)<0.4であり、yは0.1〜0.7である。)
上記一般式(2)において、M1は、好ましくはMoであり、M2は、好ましくはHfである。
上記平均粒子径は、電子顕微鏡による画像処理等により測定することができる。
上記分散相の含有量は、焼結体の断面の画像処理により測定することができる。
単体の場合、好ましくは、ニッケルである。また、合金の場合、好ましくは、鉄基合金(ステンレス鋼、鉄・コバルト合金、鉄・コバルト・ニッケル合金等)、ニッケル基合金(ニッケル・クロム合金、ニッケル・クロム・シリコン合金等)、コバルト基合金等である。
上記マルテンサイト系ステンレス鋼としては、SUS403、SUS410、SUS410S、SUS420J1、SUS420J2、SUS440A等が挙げられる。
上記フェライト系ステンレス鋼としては、SUS405、SUS410L、SUS429、SUS430、SUS430LX、SUS430J1L、SUS434、SUS436L、SUS436J1L、SUS444、SUS445J1、SUS445J2、SUS447J1、SUSXM27等が挙げられる。
上記二相系ステンレス鋼としては、SUS329J1、SUS329J3L、SUS329J4L等が挙げられる。
また、上記析出硬化系ステンレス鋼としては、SUS630、SUS631等が挙げられる。
本発明において、ステンレス鋼を母相とする場合には、高温での強度の低下がフェライト系ステンレス鋼等の他のステンレス鋼よりも小さいことから、オーステナイト系ステンレス鋼が好ましい。そして、耐粒界腐食性を有することから、SUS316L、SUS304L等が特に好ましい。
母相が金属ニッケルからなる場合、分散相の含有量は、炭窒化物分散焼結体の全体に対して、好ましくは1〜30体積%、より好ましくは2〜15体積%である。
母相がステンレス鋼からなる場合、分散相の含有量は、炭窒化物分散焼結体の全体に対して、好ましくは1〜40体積%、より好ましくは2〜30体積%である。
具体的には、粒子(q)が金属(Ni、Co等)からなる場合には、粒子(p)及び粒子(q)の使用量の割合は、両者の合計を100体積%とした場合に、好ましくは1〜30体積%及び70〜99体積%、より好ましくは2〜15体積%及び85〜98体積%、更に好ましくは5〜10体積%及び90〜95体積%である。
また、粒子(q)が合金(ステンレス鋼、ニッケル基合金等)からなる場合には、粒子(p)及び粒子(q)の使用量の割合は、両者の合計を100体積%とした場合に、好ましくは1〜40体積%及び60〜99体積%、より好ましくは2〜30体積%及び70〜98体積%、更に好ましくは5〜15体積%及び85〜95体積%である。
上記バインダーとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリアセタール、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等の高分子;パラフィンワックス、カルナウバワックス、蜜蝋等のワックス;セルロース等が挙げられる。
また、成形助剤としては、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩等が挙げられる。
(1)粒子(p)と、粒子(q)と、必要に応じて配合されるバインダー、成形助剤等とを、分散媒と併用して混合した後、混合液から分散媒を除去する方法
(2)粒子(p)と、粒子(q)と、必要に応じて配合されるバインダー、成形助剤等とを、分散媒と併用して混合した後、混合液をスプレードライヤー装置等により造粒粉とする方法
(3)粒子(p)と、粒子(q)と、必要に応じて配合される成形助剤等を、Vブレンダー等により乾式混合する方法
また、上記方法(1)又は(2)において原料を混合する場合には、ボールミル、ロールミル、ダイノーミル、ジェットミル、ホモジナイザー、Vブレンダー等を用いることができる。
後述の実施例にて用いたチタン系炭窒化物粒子は、製造例1により得られた、(Ti,Mo)(C,N)系粒子である。
製造例1
二酸化チタン粒子と、三酸化モリブデン粒子とを、モル比で8:2となるように調合し、それに合わせて炭素粒子を混合した。
次いで、この混合物を電気炉内に載置し、アルゴンガス雰囲気及び窒素ガス雰囲気にて、1,500℃で加熱し、平均粒子径が100nmである(Ti,Mo)(C,N)系粒子を得た。元素分析により、粒子の組成は、(Ti0.8Mo0.2)(C0.7N0.3)であり、X線回折により、塩化ナトリウム型の結晶構造を有することが分かった。
実施例1−1
上記製造例1で得られた(Ti,Mo)(C,N)系粒子(平均粒子径:100nm)と、金属Ni粒子(平均粒子径:500nm)とを、体積比10:90(質量比7.0:93.0)で秤量した後、エタノールとともにボールミルに投入した。次いで、これらの湿式混合を行い、スラリーを得た。その後、乾燥機により、エタノールを留去させて、スラリーを乾燥した。そして、乾燥された粒子混合物を、一軸プレス機を用いて、50MPaの条件で成形(16mm×16mm×5mm)し、成形体を電気炉内に載置した。その後、電気炉内を減圧し、1×10−1Pa以下及び1,325℃の条件で1時間熱処理を行い、炭窒化物分散焼結体である焼結体(A−1)を得た。
(1)顕微鏡観察
得られた焼結体の表面を、オリンパス社製光学顕微鏡「BX51M」(型式名)により観察した。また、研磨装置を用いて、焼結体の表面を、凹凸がなくなるまで内部組織を表出させ、その研磨面(以下、「焼結体内部」という)を、日立電子社製電子顕微鏡「S4500」(型式名)により観察した。
(2)密度
水を用いた液浸法により焼結体のかさ密度を測定した。
(3)ビッカース硬さ
厚さ5mmの試験片に対して、ミツトヨ社製硬さ試験機により測定した。
相対密度=(実測値/理論値)×100
(Ti,Mo)(C,N)系粒子及び金属Ni粒子の使用量を、体積比2:98(質量比1.4:98.6)とした以外は、実施例1−1と同様にして、焼結体(A−2)を得た。そして、光学顕微鏡による観察、密度の測定、及び、ビッカース硬さの測定を行った。焼結体(A−2)の表面の画像、及び、焼結体内部の画像を、それぞれ、図6(光学顕微鏡による画像)及び図7(光学顕微鏡による画像)に示す。図6より、複数のNi結晶粒が、約45μm以下の大きさで隣接していること、及び、原料である金属Ni粒子に起因するNi結晶粒の過度な成長がないことが分かる。また、図7より、焼結体の内部において、金属Ni相の中に、多数個の(Ti,Mo)(C,N)系粒子が分散していること、及び、気孔が存在しないことが分かる。尚、電子顕微鏡による(Ti,Mo)(C,N)系粒子の画像を示していないが、上記と同様にして測定及び算出した平均粒子径は、約100nmであった。
金属Ni粒子のみを用いた以外は、実施例1−1と同様にして、焼結体(A−10)を得た。そして、光学顕微鏡による観察、密度の測定、及び、ビッカース硬さの測定を行った。焼結体(A−10)の表面の画像、及び、焼結体内部の画像を、それぞれ、図9(光学顕微鏡による画像)及び図10(光学顕微鏡による画像)に示す。図9より、金属Ni粒子に起因するNi結晶粒の成長が顕著で、約85μm以下の大きさをもって、隣接していることが分かる。また、図10より、気孔が存在しないことが分かる。
実施例2−1
上記製造例1で得られた(Ti,Mo)(C,N)系粒子(平均粒子径:100nm)と、SUS316Lからなるステンレス粒子(平均粒子径:300nm)とを、体積比10:90(質量比7.8:92.2)で秤量した後、エタノールとともにボールミルに投入した。次いで、これらの湿式混合を行い、スラリーを得た。その後、乾燥機により、エタノールを留去させて、スラリーを乾燥した。そして、乾燥された粒子混合物を、一軸成形機を用いて、50MPaの条件で成形(16mm×16mm×5mm)し、成形体を電気炉内に載置した。その後、電気炉内を減圧し、1×10−1Pa及び1,300℃の条件で1時間熱処理を行い、炭窒化物分散焼結体である焼結体(B−1)を得た。
次いで、電子顕微鏡による焼結体内部の観察を行った(図12参照)。図12より、焼結体の内部において、ステンレス相の中に、多数個の(Ti,Mo)(C,N)系粒子が分散していること、及び、気孔が存在しないことが分かる。尚、図12のような電子顕微鏡による画像において、上記と同様にして測定及び算出した平均粒子径は、約200nmであった。
また、上記と同様にして、焼結体の密度及びビッカース硬さの測定を行った(表5、図13及び図14参照)。図13における実線は、理論密度を示す。
(Ti,Mo)(C,N)系粒子及びステンレス粒子の使用量を、体積比20:80(質量比16.0:84.0)とした以外は、実施例2−1と同様にして、焼結体(B−2)を得た。そして、焼結体の密度及びビッカース硬さの測定を行った(表5、図13及び図14参照)。
(Ti,Mo)(C,N)系粒子及びステンレス粒子の使用量を、体積比30:70(質量比24.6:75.4)とした以外は、実施例2−1と同様にして、焼結体(B−3)を得た。そして、焼結体の密度及びビッカース硬さの測定を行った(表5、図13及び図14参照)。
(Ti,Mo)(C,N)系粒子及びステンレス粒子の使用量を、体積比2:98(質量比1.5:98.5)とした以外は、実施例2−1と同様にして、焼結体(B−4)を得た。そして、焼結体の密度及びビッカース硬さの測定を行った(表5、図13及び図14参照)。
ステンレス粒子のみを用いた以外は、実施例2−1と同様にして、焼結体(B−10)を得た。そして、焼結体の密度及びビッカース硬さの測定を行った(表5、図13及び図14参照)。
(1)プラント関連分野
製造プラント、原料調製プラント(加熱炉等)、エネルギー供給プラント等において使用される、内燃機関、ボイラー(過熱器、管寄せ・主蒸気管、高温高圧バルブ等)、蒸気タービン・ガスタービン(高温ロータ、内車室、蒸気弁、低圧ロータ等)、熱交換器、改質器、配管、遮熱材、断熱材、固定部品等。
(2)輸送機器関連分野
車両、鉄道、船舶、航空機、宇宙機器等で使用される、内燃機関、ボイラー(過熱器、管寄せ・主蒸気管、高温高圧バルブ等)、蒸気タービン・ガスタービン(高温ロータ、内車室、蒸気弁、低圧ロータ等)、熱交換器、改質器、配管、遮熱材、断熱材、固定部品、自動車エンジンのバルブシート、各種プーリー、変速機のシンクロハブ、エンジンのコンロッド、ハブスリーブ、スプロケット、リングギヤ、パーキングギヤ、ピニオンギヤ等。
(3)その他
切削工具、ロボット用構造材料、スポーツ用構造材料等。
Claims (7)
- ニッケル、鉄及びコバルトから選ばれた少なくとも1種を含む金属又は合金からなる母相と、該母相の中に分散された、チタン系炭窒化物からなる粒状の分散相とを備える炭窒化物分散焼結体であって、
上記チタン系炭窒化物は、下記一般式(1)で表される化合物であり、
(Ti1−xMx)(C1−yNy) (1)
(式中、Mは、Mo、W、Nb、Ta、Zr、Hf、Cr及びVから選ばれた少なくとも1種の原子であり、xは0〜0.4であり、yは0.1〜0.7である。)
上記分散相の含有量は、上記炭窒化物分散焼結体の全体に対して、0.1〜50体積%であることを特徴とする炭窒化物分散焼結体。 - 上記分散相の平均粒子径が20〜2,000nmである請求項1に記載の炭窒化物分散焼結体。
- 上記チタン系炭窒化物が、上記一般式(1)におけるxが0.1〜0.3の化合物である請求項1又は2に記載の炭窒化物分散焼結体。
- 上記母相が金属ニッケルであり、上記分散相の含有量が、上記炭窒化物分散焼結体の全体に対して、2〜15体積%である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の炭窒化物分散焼結体。
- 上記母相がステンレス鋼であり、上記分散相の含有量が、上記炭窒化物分散焼結体の全体に対して、2〜30体積%である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の炭窒化物分散焼結体。
- 下記一般式(1)で表されるチタン系炭窒化物からなる粒子(p)と、ニッケル、鉄及びコバルトから選ばれた少なくとも1種を含む金属又は合金からなる粒子(q)とを、それぞれ、0.1〜50体積%及び50〜99.9体積%(但し、両者の合計を100体積%とする)含む原料混合物を用いて所定形状の成形体とした後、該成形体を不活性雰囲気にて熱処理し、焼結させることを特徴とする炭窒化物分散焼結体の製造方法。
(Ti1−xMx)(C1−yNy) (1)
(式中、Mは、Mo、W、Nb、Ta、Zr、Hf、Cr及びVから選ばれた少なくとも1種の原子であり、xは0〜0.4であり、yは0.1〜0.7である。) - 上記粒子(p)の平均粒子径が20〜2,000nmである請求項6に記載の炭窒化物分散焼結体の製造方法。
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