JP2014532987A - 半導体処理におけるエッジリングの熱管理 - Google Patents

半導体処理におけるエッジリングの熱管理 Download PDF

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Abstract

半導体を処理するための装置が、本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、基板を処理するための装置は、基板支持体の周りに同心に配置され、処理中に基板支持体上に基板を位置決めするように構成された第1リングと、基板支持体と第1リングの間に配置され、第1リングから基板支持体まで熱伝達経路を提供するように構成された第2リングを含むことができる。

Description

分野
本発明の実施形態は、概して、半導体処理に関する。
背景
従来の半導体処理チャンバ(例えば、エッチングチャンバなど)は、典型的には、基板支持体の上に配置され、処理中に基板を所望の位置に固定するように構成された1以上のリング(例えば、エッジリング)を有する基板支持体を利用する。しかしながら、従来使用されるエッジリングは、基板支持体と比較して異なる熱特性(例えば、異なる加熱及び冷却速度)を備えており、これによって、基板の縁部近傍に温度の不均一を引き起こし、こうして望ましくない基板の不均一な処理を引き起こす場合があることを、本発明者らは観察してきた。また、エッジリングは、処理によって又はコンポーネント(例えば、上部電極(例えば、シャワーヘッド又は天井)など)を処理することによって発生する熱のため、処理中に基板支持体よりも高い温度に加熱され、これによって更なる温度の不均一性をもたらす可能性がある。
こうして、本発明者らは、基板を処理するための改良された装置を提供してきた。
概要
半導体を処理するための装置が、本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、基板を処理するための装置は、基板支持体の周りに同心に配置され、処理中に基板支持体上に基板を位置決めするように構成された第1リングと、基板支持体と第1リングの間に配置され、第1リングから基板支持体まで熱伝達経路を提供するように構成された第2リングを含むことができる。
いくつかの実施形態では、処理チャンバは、内部容積を画定するチャンバ本体と、内部容積内に配置された基板支持体であって、基板支持体の周りに同心に配置され、処理中に基板支持体上に基板を位置決めするように構成された第1リングと、基板支持体と第1リングの間に配置され、第1リングから基板支持体まで熱伝達経路を提供するように構成された第2リングを含む基板支持体を含むことができる。
本発明の他の及び更なる実施形態を以下に説明する。
上記で簡潔に要約され、以下でより詳細に説明される本発明の実施形態は、添付図面に示される本発明の例示的な実施形態を参照することによって理解することができる。しかしながら、添付図面は本発明の典型的な実施形態を示しているに過ぎず、したがってこの範囲を制限されていると解釈されるべきではなく、本発明は他の等しく有効な実施形態を含み得ることに留意すべきである。
本発明のいくつかの実施形態に係る基板処理装置と共に使用するのに適した処理チャンバを示す。 本発明の少なくともいくつかの実施形態に係る基板支持体の縦断面図を示す。 本発明のいくつかの実施形態に係る基板処理装置の部分の上面図を示す。
理解を促進するために、図面に共通する同一の要素を示す際には可能な限り同一の参照番号を使用している。図面は、比例して描かれているわけではなく、明確にするために簡素化されているかもしれない。一実施形態の要素及び構成を更なる説明なしに他の実施形態に有益に組み込んでもよいと理解される。
詳細な説明
基板を処理するための装置が、本明細書に提供される。本発明の実施形態は、有利には、処理チャンバ内に配置されるエッジリングの強化された温度制御を促進する半導体処理チャンバ用の別個のドロップイン交換部品を提供し、これによって処理中における基板のより均一な加熱及び冷却を提供することができる。
図1は、本発明のいくつかの実施形態に係る基板処理装置と共に使用するのに適した処理チャンバを示す。処理チャンバ100は、一般に、内部に配置された基板110を処理するための装置105を有するチャンバ本体102を含むことができる。例示的な処理チャンバは、カリフォルニア州サンタクララのアプライドマテリアルズ社(Applied Materials, Inc.)から入手可能な、DPS(商標名)、ENABLER(商標名)、SIGMA(商標名)、ADVANTEDGE(商標名)、又は他の処理チャンバを含むことができる。他の製造業者から入手可能なものを含む他の処理チャンバは、本明細書に提供される開示内容にしたがって適切に改変することができる。
チャンバ本体102は、処理容積104及び排気容積106を含むことができる内部容積107を有する。処理容積104は、例えば、処理中に上で基板110を支持するためのチャンバ本体102内に配置された基板支持体108と、所望の位置に提供された1以上のガス入口(例えば、シャワーヘッド114)及び/又はノズルとの間に画定することができる。
1以上のガス入口(例えば、シャワーヘッド114)は、チャンバ本体102の処理容積104内に1以上の処理ガスを供給するためのガス供給源116に結合することができる。シャワーヘッド114が図1に示されているが、追加の又は代替のガス入口(例えば、天井142又はチャンバ本体102の側壁、又は処理チャンバ100に望み通りにガスを供給するのに適した他の位置(例えば、処理チャンバのベース、基板支持体の周辺部等)に配置されたノズル又は入口)を設けることができる。
1以上のプラズマ電源(1つのRF電源148が図示される)が処理チャンバ100に結合され、これによって1以上のそれぞれの整合ネットワーク(1つの整合ネットワーク146が図示される)を介して、シャワーヘッド114にRF電力を供給することができる。いくつかの実施形態では、処理チャンバ100は、処理のために、誘導結合RF電力を利用することができる。例えば、処理チャンバ102は、誘電材料から作られた天井142及び誘電体シャワーヘッド114を有することができる。天井142は実質的に平坦であることができるが、他のタイプの天井(例えば、ドーム状の天井等)もまた使用することができる。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの誘導コイル要素(図示せず)を含むアンテナを、天井142の上方に配置することができる。このような実施形態では、誘導コイル要素は、1以上のそれぞれの整合ネットワーク(例えば、整合ネットワーク146)を介して、1以上のRF電源(例えば、RF電源148)に結合することができる。1以上のプラズマ源は、約2MHz及び/又は約13.56MHzの周波数又はより高い周波数(例えば、27MHz及び/又は60MHz)で5000Wまで生成することが可能であってもよい。いくつかの実施形態では、2つのRF電源が、それぞれの整合ネットワークを介して誘導コイル要素に結合され、これによって約2MHz及び約13.56MHzの周波数でRF電力を供給することができる。
排気容積106は、例えば、基板支持体108とチャンバ本体102の底部との間に画定することができる。排気容積106は、排気システム120に流体結合することができる、又は排気システム120の一部と考えることができる。排気システム120は、一般に、ポンピングプレナム124と、ポンピングプレナム124を処理チャンバ102の内部容積107(一般的に、処理容積104)に結合する1以上の導管とを含む。
各導管は、内部容積107(又は、いくつかの実施形態では、排気容積106)に結合された入口122と、ポンピングプレナム124に流体結合された出口(図示せず)を有する。例えば、各導管は、処理チャンバ102の側壁の下部領域又は床に配置された入口122を有することができる。いくつかの実施形態では、入口は、互いに実質的に等距離離間している。
真空ポンプ128は、処理チャンバ102から排気ガスを送り出すためのポンピングポート126を介してポンピングプレナム124に結合することができる。真空ポンプ128は、適切な排気処理装置が要求するように排気をルーティングするための排気口132に流体結合することができる。バルブ130(例えば、ゲートバルブ等)がポンピングプレナム124内に配置され、これによって真空ポンプ128の動作と組み合わせて、排気ガスの流量の制御を促進することができる。zモーションゲートバルブが図示されているが、排気の流れを制御するための任意の適切なプロセス互換性のある弁を利用することができる。
基板110は、処理チャンバ102の壁の開口部112を介して処理チャンバ102に入ることができる。開口部112は、スリットバルブ118、又は開口部112を介してチャンバの内部へのアクセスを選択的に提供するための他の機構を介して、選択的に封止することができる。基板支持体108は、開口部112を介してチャンバの内外へ基板を搬送するのに適した(図示されるような)下方位置と、処理に適した選択可能な上方位置との間で、基板支持体108の位置を制御することができるリフト機構134に結合することができる。処理位置は、特定の処理ステップのための処理の均一性を最大にするように選択することができる。上昇した処理位置の少なくとも1つにおいて、基板支持体108は、対称的な処理領域を提供するように開口部112の上方に配置することができる。
いくつかの実施形態では、基板支持体108は、基板支持体108の表面(例えば、静電チャック109)上に基板110を保持又は支持する機構を含むことができる。いくつかの実施形態では、基板支持体108は、基板温度を制御するための、及び/又は基板表面に近接する種のフラックス及び/又はイオンエネルギーを制御するための機構を含むことができる。
例えば、いくつかの実施形態において、基板支持体108は、RFバイアス電極140を含むことができる。RFバイアス電極140は、1以上のそれぞれの整合ネットワーク(整合ネットワーク136が図示される)を介して1以上のバイアス電源(1つのバイアス電源138が図示される)に結合することができる。1以上のバイアス電源は、約2MHz、又は約13.56MHz、又は約60MHzの周波数で12000Wまで生成することが可能であってもよい。いくつかの実施形態では、約2MHz及び約13.56MHzの周波数で、それぞれの整合ネットワークを介して、RFバイアス電極140にRF電力を結合するために、2つのバイアス電源を提供することができる。いくつかの実施形態では、約2MHz、約13.56MHz、及び約60MHzの周波数で、それぞれの整合ネットワークを介して、RFバイアス電極140にRF電力を結合するために、3つのバイアス電源を提供することができる。少なくとも1つのバイアス電源は、連続又はパルス電力のいずれかを供給することができる。いくつかの実施形態では、バイアス電源はDC又はパルスDC源であることができる。
いくつかの実施形態では、基板支持体108は、処理のための位置に基板110を固定するように構成された追加コンポーネントを含むことができる。例えば、いくつかの実施形態では、エッジリング(第1リング150)が、基板支持体108の周りに同心に配置され、基板支持体108上に基板を位置決めするように構成することができる。第1リング150は、半導体処理に適した任意の絶縁材料(例えば、石英など)から作ることができる。第1リング150は、存在する場合、処理中のプラズマによる損傷から基板支持体108の表面を保護し、基板110に向けたプラズマの集中を促進する。
本発明者らは、従来のエッジリングを利用した処理チャンバ内で、エッジリングが、基板支持体と比較して異なる熱特性(例えば、異なる加熱及び冷却速度)を有し、これによって基板の端部近傍で温度の不均一を引き起こし、こうして基板の望ましくない不均一な処理を引き起こす可能性があることを観察してきた。また、エッジリングは、処理又は処理コンポーネント(例えば、上部電極(例えば、上述のシャワーヘッド114又は天井142)など)によって生成された熱により、処理中に基板支持体よりも高い温度に加熱され、これによって更なる温度の不均一性につながる可能性がある。
したがって、いくつかの実施形態では、基板110を処理するための装置105は、第1リング150と基板支持体108との間に、基板支持体108の周りに同心に配置された第2リング154を含むことができる。第2リング154を提供することによって、熱伝達経路が、基板支持体108と第1リング150との間に提供される。熱伝達経路を提供することによって、第1リング150の温度を制御可能にし、これによって前述の温度の不均一性を最小化又は排除する。例えば、基板支持体108が(例えば、熱伝達流体を循環させるように構成されて配置された導管を介して)積極的に冷却される実施形態において、基板支持体108はヒートシンクとして機能し、これによって第1リング150を冷却するか、又は上述のように処理又は処理コンポーネントによって発生する熱によって引き起こされる第1リング150の加熱を相殺することができる。
第2リング154は、第1リング150から基板支持体108への熱の伝達を促進するのに適した任意の材料を含むことができる。例えば、第2リング154は、高い熱伝導率及び高い熱容量を有する電気絶縁性材料(例えば、セラミックス(例えば、窒化アルミニウム(AlN)))を含むことができる。電気絶縁性材料は、有利には、処理中に基板の近くで発生する電磁界に第2リング154が与える影響を最小限に抑える。
いくつかの実施形態では、第1リング150と第2リング154の間(及び又は第2リング154と基板支持体108の間)に層152を配置し、これによって第1リング150と基板支持体108との間の熱のより堅牢な伝達を促進することができる。層152は、低い接触熱抵抗を有する任意のプロセス適合性材料(例えば、シリコーン系材料など)を含むことができる。冷却装置の部品間の接触熱抵抗を低減させるための熱伝導性の薄い適合した材料の使用は、有利なことに、最大熱伝達効率を促進する。
いくつかの実施形態では、装置105は、例えば、図2に示されるように、プロセスキットリング208の一部(例えば、カラー206の内部棚など)によって支持することができる。このような実施形態では、プロセスキットリング208は、ペデスタル支持体210に結合されたプレート211によって支持することができる。いくつかの実施形態では、ペデスタル支持体210は、処理リソース(例えば、RF又はDC電力、処理ガス、温度制御流体など)を基板支持体108に提供するように構成された1以上の導管(1つの導管212が図示される)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、第1リング150の温度の制御を更に促進するために、第1リング150及び/又は第2リング154は、1以上の熱制御機構を含むことができる。例えば、いくつかの実施形態では、第2リング154は、埋め込みヒータ204を含むことができる。ヒータ204は、半導体処理に適した電気ヒータの任意のタイプ(例えば、抵抗ヒータなど)が可能である。このような実施形態では、第1リング150は、第1リング150の全域に亘る温度均一性を監視する1以上の温度センサ(1つの温度センサ202が図示される)を含むことができる。動作時には、電力がヒータ204に供給され、これによって温度センサ202によって提供される温度測定に応じて、ヒータ204の温度を上昇又は低下させる。(したがって、熱伝達を介して、第2リング154及び第1リング150の温度を上昇又は低下させる。)
代替的に、又はこれと組み合わせて、いくつかの実施形態では、第1リング150上の温度制御を促進するために、第1リング150は、熱伝達流体が第1リング150を通って流れることを可能にするように構成された1以上の導管(1つの導管214が、点線で図示される)を含むことができる。熱伝達流体は、半導体処理時の温度制御特性を維持することが可能な任意のタイプの流体であることが可能であり、例えば、液体(例えば、水又はグリコール含有クーラント)又は気体(例えば、酸素又はヘリウム)などが挙げられる。熱伝達流体は、例えば、ペデスタル支持体210の導管212を介して、供給源(図示せず)から導管214に供給することができる。いくつかの実施形態では、第1リング150と導管214との間の界面は真空封止され、これによって処理チャンバへの流体漏れを防ぐべきである。いくつかの実施形態では、導管214は、例えば、図3に示されるように、入口304及び出口306を含み、これによって導管214を通る熱伝達流体の流れを促進することができる。
図2を再び参照すると、代替的に、又はこれと組み合わせて、いくつかの実施形態では、第1リング150上の温度制御を促進するために、第2リング154は、第2リング154を通って熱伝達流体を流すように構成された1以上の導管(1つの導管216が、点線で図示される)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、例えば、図4に示されるように、導管216は、入口404と、出口406と、第2リング154の上面410を貫通して配置され、1以上の導管の少なくとも1つ(例えば、導管216)に結合された複数の貫通孔408を含むことができる。複数の貫通孔408が存在すると、熱伝達流体を第1リング150の裏面に供給することが可能となり、これによって第1リング150の温度制御を促進する。熱伝達流体は、上述の熱伝達流体のいずれであってもよく、例えば、ペデスタル支持体210の導管212を介して供給源(図示せず)から導管に供給することができる。このような実施形態では、温度管理のために使用される熱伝達流体は、不活性であるべきであり、これによってチャンバ内のプラズマ処理に用いられるガスとの追加の化学反応を最小限に抑える。
このように、シリコンエッチング、アルミニウムエッチング、誘電体エッチング処理チャンバを含むがこれらに限定されない種々の処理チャンバ内で、必要に応じて冷却又は加熱装置として有利に使用することができる基板処理装置が本明細書に提供された。本発明の実施形態は、有利なことには、処理チャンバ内に配置されるエッジリングの温度制御を可能にする半導体処理チャンバ用の別個のドロップイン交換部品を提供し、これによって処理中における基板の均一な加熱及び冷却を提供することができる。例えば、本発明の実施形態は、基板支持体から第1リングへの熱の流れの方向、又は熱伝達流体と第1リングとの間の熱の流れの方向を逆転させることによって、プラズマ処理チャンバ内のエッジリングを冷却するために、又は、エッジリングを加熱するために使用することができる。
上記は本発明の実施形態を対象としているが、本発明の他の及び更なる実施形態は本発明の基本的範囲を逸脱することなく創作することができる。

Claims (14)

  1. 基板支持体の周りに同心に配置され、処理中に基板支持体上に基板を位置決めするように構成された第1リングと、
    基板支持体と第1リングの間に配置され、第1リングから基板支持体まで熱伝達経路を提供するように構成された第2リングを含む基板処理装置。
  2. 第2リングは、第2リング内に埋め込まれたヒータを含み、これによって第1リングと基板支持体との間の熱伝達量を制御する請求項1記載の装置。
  3. 第1リングは、第1リング内に埋め込まれた温度センサを含む請求項2記載の装置。
  4. 第2リングは、第2リング内に配置された1以上の導管を含み、これによって第2リング内に熱伝達流体を流す請求項1記載の装置。
  5. 第2リングは、第2リングの表面を貫通して配置され、1以上の導管のうちの少なくとも1つに結合された複数の孔を更に含み、これによって第1リングの裏面に熱伝達流体を提供する請求項4記載の装置。
  6. 第1リングは、第1リング内に配置された1以上の導管を含み、これによって第1リング内に熱伝達流体を流す請求項1記載の装置。
  7. 第1リングと第2リングの間に配置された熱伝導層を含む請求項1記載の装置。
  8. 熱伝導層は、シリコーン含有材料から製造される請求項7記載の装置。
  9. 第2リングは、電気絶縁性材料から製造される請求項1記載の装置。
  10. 基板支持体の周りに配置され、少なくとも部分的に第1リングを支持するプロセスキットリングを含む請求項1記載の装置。
  11. 内部容積を画定するチャンバ本体と、
    内部容積内に配置された前記請求項のいずれか1項に記載されるような基板を処理するための基板支持体及び装置を含む処理チャンバ。
  12. 基板支持体は、RFバイアス電極を含む請求項11記載の処理チャンバ。
  13. RFバイアス電極に結合される1以上のバイアス電源を含む請求項12記載の処理チャンバ。
  14. 処理チャンバの天井の上方に配置された少なくとも1つの誘導コイル要素を備えるアンテナと、
    アンテナに結合されたRF電源を含む請求項11記載の処理チャンバ。
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