JP2014531171A - マルチアクセスポイント校正方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、セルがUEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信することと、下りチャネルパラメータにより上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算することと、パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行うこととを含むマルチアクセスポイントの校正方法及び装置が開示されている。本発明によると、アクセスポイント間の良好なコヒーレント送信が確保され、さらにシステム性能が確保されている。【選択図】図1

Description

本発明は通信分野に関し、具体的には、マルチアクセスポイント校正方法及び装置に関する。
将来の通信に対する要求が絶えず高まっていることにともない、セルエッジスペクトル能率が一層重要視されて、如何にしてセルエッジの伝送品質とスループットを向上させるかは広く研究されている課題になっている。協調マルチポイント(Coordinated Multi−Point、CoMPと略称)技術は、複数のアクセスポイントのアンテナ協調伝送と受信を利用し、一つのセルに一つ以上のアクセスポイントを設け、CoMP協調の複数のポイントが一つのセルからの複数のアクセスポイントでもよいし、複数のセルからの複数のアクセスポイントでもよく、セルは端末のプライマーセルと協調セルを含む。CoMPはセルエッジの干渉を効果的に解決することができ、無線リンクの容量と信頼度を向上させているため、CoMP技術は重要な技術として、LTE−Aシステムに導入されている。
CoMPシステム時分割複信(Time Division Dulpexing、TDDと略称)モードにおいて、リモードラジオユニット(Remote Radio Unit、RRUと略称)の上がり・下りパラメータ(重要なパラメータは位相)の差は異なる、即ちアンテナ校正の結果は:
(Cは上がり・下り偏差のある複素スカラー)である。cは単一アクセスポイントに対して影響がないが、異なるアクセスポイント間のcが異なるため、異なるアクセスポイント間には、残された複素cの差による位相差があり、異なるアクセスポイント共同送信(Joint Transmission、JTと略称)されるデ−タの相互間に位相差が生じ、アクセスポイントの間では、良好なコヒーレント送信を行うことができず、システム性能の低減になってしまう。
本発明は、異なるアクセスポイントにより共同送信されるデ−タが互いにパラメータ差があることによりアクセスポイント間での良好なコヒーレント送信ができず、システム性能の低減になるという課題を少なくとも解決するために、マルチアクセスポイント校正方法及び装置を提供する。
本発明の実施例はマルチアクセスポイント校正方法を提供する。セルがユーザ機器UEからフィードバックされたマルチアクセスポイントの下りチャネルのパラメータを受信することと、下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することと、パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行うこととを含み、前記パラメータは、時間、位相、幅、時間と幅、位相と幅の少なくとも1つを含む。
セルがUEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信する前に、さらに、セルが下りチャネルを測定するようにUEを配置することを含む。
セルが下りチャネルを測定するようにUEを配置することは、マルチアクセスポイントが自分校正を行っていない場合、セルがあらゆるアンテナポートの下りチャネルを測定するようにUEを配置することである。
セルがUEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信することは、セルがUEにより、コードブックに定量化する、下りチャネル行列自身をフィードバックする、及び下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックするという方式の一つを介しあらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックすることを含む。
下りチャネルパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することは、セルがあらゆるアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することと、セルがあらゆるアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及びあらゆるアンテナポート下りチャネルのパラメータにより上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することとを含む。
セルが下りチャネルを測定するようにUEを配置することは、マルチアクセスポイントがすでに自分校正が行われた場合、セルがマルチアクセスポイントにおける各アクセスポイントのあらゆるアンテナポートにおける一つ以上のアンテナポートの下りチャネルを測定するようにUEを配置することを含む。
セルが受信したUEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータは、セルがUEを各アクセスポイントのあらゆるアンテナポートにおける一つのアンテナポートの下りチャネルを測定するように配置する場合、セルがUEにより、下りチャネル行列自身をフィードバックする、下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックする、単一ポートの下りチャネルの位相をフィードバックするという方式の一つを介し、フィードバックしたアンテナポートの下りチャネルのパラメータを含む。
下りチャネルパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することは、セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することと、セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することとを含む。
セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することは、セルが下りチャネルの下り信号に近接する時刻に送信された信号を上りチャネルの上り信号とすることと、セルが当該上り信号を測定し、各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを得ることとを含む。
セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することは、セルが同一時刻で同一UEが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートにおける上りチャネルのパラメータを測定することを含む。
セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定するは、各アクセスポイントの、上がりチャネルに対する処理方法が同じであることを含む。
セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することは、UEが、下りチャネル行列自身或いは下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックすることにより、アンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする場合、セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートを指示するための上りチャネルのパラメータの上りチャネル行列を転置して、同等な下りチャネル行列を得ることと、セルが同等な下りチャネル行列とUEがフィードバックした下りチャネル行列とを比較することと、セルが比較の結果により、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することとを含む。
セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルのパラメータの差を計算することは、UEがコードブックに定量化することにより、アンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする場合、セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートを指示するための上りチャネルのパラメータの上りチャネル行列を転置して、同等な下りチャネル行列を得ることと、セルが同等な下りチャネル行列に基づき定量化したコードブックを計算することと、セルがUEによりフィードバックされたコードブックとセルにより同等な下りチャネル行列に基づき計算して得られるコードブックとを比較することと、セルが比較の結果により、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することとを含む。
セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することは、セルが各アクセスポイントに対して一つの上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差のみを計算することを含む。
セルが下りチャネルを測定するようにUEを配置することは、マルチアクセスポイントがすでに自分校正が行われた場合、セルがマルチアクセスポイントのあらゆるアンテナポートにおける一つ以上のアンテナポートの下りチャネルを測定するようにUEを配置することを含む。
セルがUEをマルチアクセスポイントのあらゆるアンテナポートにおける一つ以上のアンテナポートの下りチャネルを測定することは、セルがプリコーディング情報を測定するようにUEを配置することを含み、プリコーディング情報はUEが自身と複数のアクセスポイントとの間のチャネルにより計算して得られるもので、チャネルは複数のアクセスポイントが送信した下り基準信号により測定して得られるものである。
下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算する前に、セルが上り基準信号によりUEとマルチアクセスポイントとの間の上りチャネルのパラメータを得ることと、セルが上りチャネルと、チャネルの異質性により下りチャネルのパラメータを得ることとを含む。
下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することは、プリコーディング情報と、チャネル異質性を利用して得られた下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算することを含む。
下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算することは、可能なパラメータ差の範囲内から、第一パラメータ差と第二パラメータ差を選択して、第一パラメータ差に対応する第一校正後の下りチャネルと第二パラメータ差に対応する第二校正後の下りチャネルとをそれぞれ得るステップAと、第一校正後の下りチャネルと第二校正後の下りチャネルの中で、プリコーディング情報に基づき、第一校正後の下りチャネルが真実の下りチャネルに近い下りチャネルを決定するステップBと、第一パラメータ差を、計算するパラメータ差として決定するステップCと、ステップA乃至ステップCを繰り返して、計算するパラメータ差を得ることとを含む。
セルがプリコーディング情報を測定するように配置することは、セルがUEをPMIを測定するようにUEを配置することを含み、PMIはUEが自身と同一セルの複数のアクセスポイントとの間のチャネルにより計算して得られるもので、チャネルは複数のアクセスポイントが送信したCRSにより測定して得られるものである。
下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算する前に、セルが上り傍受信号SRSによりUEとマルチアクセスポイントとの間の上りチャネルのパラメータを得ることと、セルが、上りチャネルと、チャネルの異質性により下りチャネルのパラメータを得ることとを含む。
下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算することは、PMIと、チャネル異質性を利用して得られた下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算することを含む。
下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算することは、可能なパラメータ差の範囲から、第一パラメータ差と第二パラメータ差を選択して、第一パラメータ差に対応する第一校正後の下りチャネルと第二パラメータ差に対応する第二校正後の下りチャネルとをそれぞれ得るステップAと、第一校正後の下りチャネルと第二校正後の下りチャネルの中で、PMIに基づき、第一校正後の下りチャネルが真実の下りチャネルに近い下りチャネルを決定するステップBと、第一パラメータ差を計算するパラメータ差として決定するステップCと、ステップA乃至ステップCを繰り返して、計算するパラメータ差を得ることとを含む。
本発明の実施例はマルチアクセスポイント校正装置を提供する。当該装置は、ユーザ機器UEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信する受信モジュールと、下りチャネルパラメータにより上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算する計算モジュールと、パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行う校正モジュールとを含む。
本発明の実施例によると、セルが異なるアクセスポイント間のパラメータ差を正確に計算し、そして当該パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行うことで、アクセスポイント間での良好なコヒーレント送信を確保でき、さらにシステム性能を確保することができる。
以下に記載の図面は、本発明をさらに理解するために提供され、本願の一部を構成し、本発明の好適の実施例及びその説明は本発明を解釈するものであり、本発明を限定するものではない。
本発明の実施例に係わるマルチアクセスポイントの校正方法を示すフローチャート図である。 本発明の実施例に係わるマルチアクセスポイントの校正装置の構造ブロック図である。
なお、本願の実施例および実施例の特徴は、衝突がない場合には、互いに組み合わせることが可能である。以下、図面を参照し、実施例を結び合わせて、本発明を詳しく説明する。
図1は本発明の実施例に係わるマルチアクセスポイントの校正方法を示すフローチャート図であり、図1に示すように、当該方法は以下のようなステップS102〜ステップS106を含む。
ステップS102について、セルが、UEからフィードバックされたマルチアクセスポイントの下りチャネルの、時間、位相、幅、時間と幅、及び位相と幅の中の1つを含むパラメータを受信する。
ステップS104について、下りチャネルのパラメータにより、マルチアクセスポイントの上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算する。
ステップS106について、パラメータ差により、マルチアクセスポイントに対して校正を行う。
関連技術において、異なるアクセスポイントが共同で送信したデ−タは、互いにパラメータ(その中の重要なパラメータは位相である)差があるので、アクセスポイント間でのコヒーレント送信が順調に行われず、さらにシステム性能の低減になってしまう。本発明の実施例において、セルが異なるアクセスポイント間のパラメータ差を正確に計算して、当該パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行うことで、アクセスポイント間での良好なコヒーレント送信を確保できるとともに、システム性能をより確保することができる。
異なるアクセスポイント間のパラメータ差を正確に計算するために、本発明は、さらにUEが下りチャネルを測定することを正確に配置しなければならない。以下、マルチアクセスポイントが自分校正を行っていない場合とマルチアクセスポイントが自分校正を行っていた場合から、それぞれUEを下りチャネルを測定するように配置することについて詳しく説明する。
(1)マルチアクセスポイントが自分校正を行っていない場合、セルが当該異なるアクセスポイントのあらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータ差を正確に計算して校正する。よって、セルが当該あらゆるアンテナポートの下りチャネルを測定するようにUEを配置して、当該UEによりコードブックに定量化する、或いは下りチャネル行列自身をフィードバックする、もしくは下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックすることによって、あらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータをセルにフィードバックする。
また、マルチアクセスポイントが自分校正を行っていない場合、セルがあらゆるアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定する。そして、セルがあらゆるアンテナポートの上りチャネルのパラメータとあらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算する。
(2)マルチアクセスポイントがすでに自分校正を行っていた場合、セルが当該異なるアクセスポイントの各アクセスポイントの中で、一部のアンテナポートを選択して下りチャネルのパラメータ差の正確的な計算をして校正すればよい。よって、セルがあらゆるアンテナポートにおける一つ以上のアンテナポートの下りチャネルを測定するようにUEを配置する。そして、当該UEによって、セルにあらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする。
なお、セルがUEを、あらゆるアンテナポートにおける複数のアンテナポートの下りチャネルを測定するように配置する場合、当該UEにより、コードブックに定量化する、或いは下りチャネル行列自身をフィードバックする、もしくは下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックすることによって、セルにあらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする。セルがあらゆるアンテナポートにおける一つのアンテナポートの下りチャネルを測定するようにUEを配置する場合、当該UEによって、下りチャネル行列自身をフィードバックする、或いは下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックする、もしくは単一ポートの位相値をフィードバックすることによって、セルにアンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする。
また、マルチアクセスポイントがすでに自分校正を行っていた場合、セルが一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定する。そして、セルが一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算する。以下、当該測定ステップと計算ステップについて、それぞれ詳しく説明する。
上記測定ステップにおいて、セルが下りチャネルの下り信号に近接する時刻に送信された信号を上りチャネルの上り信号とし、セルが当該上り信号を測定して、各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを得る。セルが下り信号の隣接する上がり・下りスロットの基準信号を上り信号とすることがより好ましい。また、上記測定ステップにおいて、セルが同一時刻で同一UEが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートにおける上りチャネルのパラメータを測定する。
上記測定ステップにおいて、各アクセスポイントが上りチャネルに対する処理方法が同じである。
上記計算ステップにおいて、UEが下りチャネル行列自身或いは下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックすることにより、アンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする場合、セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートを指示するための上りチャネルのパラメータの上りチャネル行列を転置して、同等な下りチャネル行列を得て、セルが同等な下りチャネル行列とUEがフィードバックした下りチャネル行列とを比較して、比較の結果により、上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差を計算する。或いは、UEがコードブックに定量化することにより、アンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする場合、セルが各アクセスポイントの一つ以上のアンテナポートを指示するための上りチャネル行列を転置して、同等な下りチャネル行列を得て、セルが同等な下りチャネル行列に基づき定量化したコードブックを計算し、セルがUEによりフィードバックされたコードブックとセルにより同等な下りチャネル行列に基づき計算して得られるコードブックとを比較して、比較の結果により、上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算する。
上記計算ステップにおいて、セルが各アクセスポイントに対して一つの上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差のみを計算する。
以下、実例を結合して、本発明の実施例の実現するプロセスについて詳しく説明する。
説明を簡単にするために、アクセスポイントがN個あるとして、アクセスポイントi,i=1,2,…,Nと記載し、且つアクセスポイント1がサービスセルであり、他のアクセスポイントが協調集合における他の協調セルであるとする。各アクセスポイントにアンテナポートがMi個あり、i=1,2,…,Nで、CoMPUEにアンテナがL個ある。
がk個目のアクセスポイントにおけるj個目のアンテナポートとUEのi個目の受信アンテナとの下りチャネルの周波数領域チャネルレスポンスで、
が対応する位相値であり、j=1,2,…,Mk、i=1,2,…,Lであると定義し、
はk個目のアクセスポイントにおけるi個目のアンテナポートとUEのj個目の送信アンテナとの上りチャネル周波数領域のチャネルレスポンスで、
は対応する位相値であり、i=1,2,…,Mk、j=1,2,…,Lと定義する。
なお、下記好適な実施例は位相のみを例として説明するが、実際の応用において、時間、幅、時間と幅、位相と幅等のパラメータを採用する技術案もすべて本発明の保護範囲に含まれる。
好適な実施例1
本好適な実施例1には、各RRU/アクセスポイントがアンテナ自分校正を行わない場合を説明する。
(1)サービスセルは各RRU/アクセスポイントのアンテナポートと位相フィードバックの粒度を測定するようにUEを配置して、対応するアンテナポートで下り基準信号を送信する。
サービスセルが各RRU/アクセスポイントのあらゆるアンテナポートを測定するようにUEを配置する。
上記配置された位相のフィードバックした周波数領域粒度は、RE(Resource Element)、又はRB(Resource Block)、或いはサブバンド(SubBand)、もしくはセルシステム全体の帯域幅、或いは他の周波数領域単位である。
上記下り基準信号は、CSI−RS(Channel Stataus Information Reference Signal)であり、各RRU/アクセスポイント間が周波数分割、又はコード分割、或いは時間分割、もしくは前記3種類の方式を組み合わせた方式により多重送信を行う。
(2)サービスセルの配置により、UEがアンテナを一つ選択して、1個目の受信アンテナとして、各RRU/アクセスポイントとの間の周波数領域チャネルレスポンスを受信し測定して、上記周波数領域チャネルレスポンスの位相値をサービスセルにフィードバックする。
サービスセルの配置により、UEが、1個目の受信アンテナと各RRU/アクセスポイントのあらゆるアンテナポート間の周波数領域チャネルレスポンス
を測定して、その位相値
を計算し、k=1,2…Nで、j=1,2,…Mkである。
上記フィードバックされた位相値は、5bitフィードバックで、定量化する粒度が360度32=11.25度などのような等間隔定量化を採用することができる。
(3)UEがl個目のアンテナで基準信号を送信する。各RRU/アクセスポイントはサービスセルの配置により、上記基準信号を受信し、周波数領域チャネルレスポンスの位相値を計算する。
上記サービスセルと各RRU/アクセスポイントとの間のインターフェースはX2インターフェースであってもよく、他のインターフェースであってもよい。
上記基準信号は傍受基準信号(Sounding Reference Signal、SRSと略称)であっても良い。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイントがあらゆるアンテナポートにおける周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
を計算して、k=1,2,…,N、j=1,2,…,Mkである。
(4)サービスセルが、UEからフィードバックされた各RRUに対応する下りチャネル位相と、セルが上りチャネル行列測定に基づき計算した位相により、それぞれ各RRU/アクセスポイントの上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算する。
上記サービスセルと各RRU/アクセスポイントとの間のインターフェースはX2インターフェースであってもよく、他のインターフェースであってもよい。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイント、各アンテナポートが上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算する方法は
,k=1,2,…,Nであっても良い。
好適な実施例2
本好適な実施例2には、各RRU/アクセスポイントがアンテナ自分校正を行っていた場合を説明する。非コードブックに基づく実施例である。
(1)各RRU/アクセスポイントがアンテナ自分校正を行う。
上記自分校正の方法は、既存の校正ネットワークに基づく方法、或いは非校正ネットワークに基づく方法を採用することができる。
(2)サービスセルが、あるCoMP UEを、補助校正をするようにトリガーして、UEにより測定した時刻と回数、及び測定した各RRU/アクセスポイントのアンテナポートと位相によりフィードバックした粒度を配置する。
上記トリガー方式は、サービスセルが一回トリガーして、UEがその次の一つの配置の測定時刻に測定してフィードバックすることになっている。
上記トリガー方式は、サービスセルが一回トリガーして、UEがその次にN個の配置の測定時刻に測定してフィードバックするというようになってもよい。
サービスセルがUEを、各RRU/アクセスポイントの中の一つのアンテナポートを測定するように配置し、当該アンテナポートは、各RRU/アクセスポイントの一番目のアンテナポートとすることが好ましい。
サービスセルがUEを、各RRU/アクセスポイントのあらゆるアンテナポートを測定するように配置してもよい。
サービスセルがUEを、各RRU/アクセスポイントの一部のアンテナポートを測定するように配置し、当該アンテナポートは各RRU/アクセスポイントの前からNi個目(i=1,2,…N)のアンテナポートであることとする。
上記配置された位相によりフィードバックした周波数領域粒度は、RE(Resource Element)、又はRB(Resource Block)、或いはサブバンド(SubBand)、もしくはセルシステム全体の帯域幅、或いは他の周波数領域単位だる。
(3)各RRU/アクセスポイントは、上記ステップ2において、サービスセルが配置した測定時刻とポートで下り基準信号を送信する。
上記下り基準信号は、CSI−RS(Channel Stataus Information Reference Signal)であり、各RRU/アクセスポイント間が周波数分割、又はコード分割、或いは時間分割、もしくは前記3種類の方式を組み合わせた方式により多重送信を行う。
(4)サービスセルの配置により、UEがアンテナを一つ選択して、1個目の受信アンテナとして、各RRU/アクセスポイントとの間の周波数領域チャネルレスポンスを受信し測定して、上記周波数領域チャネルレスポンスの位相値をサービスセルにフィードバックする。
サービスセルの配置により、UEがl個目の受信アンテナと各RRU/アクセスポイントの一番目のアンテナポートとの間の周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
(k=1,2,…,N)を計算することが好ましい。
サービスセルの配置により、UEがl個目の受信アンテナと各RRU/アクセスポイントのあらゆるアンテナポートとの間の周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
(k=1,2,…,N)を計算することが好ましい。
サービスセルの配置により、UEがl個目の受信アンテナと各RRU/アクセスポイントの一部のアンテナポートとの間の周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
(k=1,2,…,N)を計算することが好ましい。
上記フィードバックされた位相値は、5bitでフィードバックし、定量化する粒度が360度32=11.25度であるなどのような等間隔定量化を採用することができる。
(5)、UEがl個目のアンテナで基準信号を送信する。サービスセルが上記ステップ2においてUEに対して配置した情報を各RRU/アクセスポイントに送信し、各RRU/アクセスポイントはサービスセルの配置により、上記基準信号を受信し、周波数領域チャネルレスポンスの位相値を計算する。
上記サービスセルと各RRU/アクセスポイントとの間のインターフェースはX2インターフェースであってもよく、他のインターフェースであってもよい。
上記基準信号は傍受基準信号(Sounding Reference Signal、SRSと略称)であっても良い。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイントが1個目の受信アンテナポートにおける周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
(k=1,2,…,N)を計算することが好ましい。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイントがあらゆるアンテナポートにおける周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
(k=1,2,…,N、j=1,2,…,Mk)を計算してもよい。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイントが一部のアンテナポートにおける周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
(k=1,2,…,N、j=1,2,…,Nk)を計算してもよい。
(6)サービスセルがUEからフィードバックされた各RRUに対応する下りチャネル位相と、セルが上りチャネル行列測定に基づき計算した位相により、それぞれ各RRU/アクセスポイントの上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算する。
上記ステップ(1)において、自分校正を行ったので、各RRUが一つの上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算すればよい。
上記サービスセルと各RRU/アクセスポイントとの間のインターフェースはX2インターフェースであってもよく、他のインターフェースであってもよい。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイントが上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算する方法は
(k=1,2,…,N)であることが好ましい。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイントが上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算する方法は
(k=1,2,…,N)であってもよい。
サービスセルの配置により、各RRU/アクセスポイントが上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算する方法は
(k=1,2,…,N)であってもよい。
(7)各RRU/アクセスポイントの計算によって得られる上がり・下りチャネルの非可逆誤差に基づき、各RRUの送信信号のパラメータを調整する。
好適な実施例3
本好適な実施例3には、各RRU/アクセスポイントがアンテナ自分校正を行っていた場合を説明する。コードブックに基づく実施例である。
(1)各RRU/アクセスポイントがアンテナ自分校正を行う。
上記自分校正の方法は、既存の校正ネットワークに基づく方法、或いは非校正ネットワークに基づく方法を採用することができる。
(2)サービスセルがあるCoMP UEを、補助校正をするようにトリガーして、UEにより測定した時刻と回数、及び測定した各RRU/アクセスポイントのアンテナポートと位相によりフィードバックした粒度を配置する。
上記トリガー方式は、サービスセルが一回トリガーして、UEがその次の一つの配置の測定時刻に測定してフィードバックすることである。
上記トリガー方式は、サービスセルが一回トリガーして、UEがその次のN個の配置の測定時刻に測定してフィードバックすることであってもよい。
サービスセルが各RRU/アクセスポイントの中の一つのアンテナポートを測定するようにUEを配置し、当該アンテナポートはRRU/アクセスポイントの一番目のアンテナポートとすることが好ましい。
サービスセル配置UEが、各RRU/アクセスポイントのあらゆるアンテナポートを測定してもよい。
サービスセル配置UEが各RRU/アクセスポイントの一部のアンテナポートを測定して、各RRU/アクセスポイントの前からNi個目のアンテナポートとして、i=1,2,Nである。
上記配置された位相のフィードバックした周波数領域粒度は、RE(Resource Element)、又はRB(Resource Block)、或いはサブバンド(SubBand)、もしくはセルシステム全体の帯域幅、或いは他の周波数領域単位だる。
(3)各RRU/アクセスポイントは、上記ステップ2において、サービスセルが配置した測定時刻とポートで下り基準信号を送信する。
上記下り基準信号は、CSI−RS(Channel Stataus Information Reference Signal)であり、各RRU/アクセスポイント間が周波数分割、又はコード分割、或いは時間分割、もしくは前記3種類の方式を組み合わせた方式により多重送信を行う。
(4)サービスセルの配置により、UEが一つ以上の受信アンテナを選択し、一つの受信アンテナを選択することが好ましい。ここでは、一番目の受信アンテナを例として(より多くの受信アンテナを採用する場合、そのステップが同じ)、各RRU/アクセスポイントとの間の周波数領域チャネルレスポンスを受信し測定する。上記周波数領域チャネルレスポンスに基づき、プリコーディングべクトルを計算し選択して、セルにフィードバックする。測定と計算の実現方式は以下のとおりである。
サービスセルの配置により、UEがl個目の受信アンテナと各RRU/アクセスポイントの一番目のアンテナポートとの間の周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、その位相値
(k=1,2,…,N)を計算することが好ましい。或いは、
サービスセルの配置により、UEがl個目の受信アンテナと各RRU/アクセスポイントのあらゆるアンテナポートとの間の周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、上記周波数領域チャネルレスポンスに基づきプリコーディングべクトルを計算し選択して、サービスセルにフィードバックしてもよい。或いは、
サービスセルの配置により、UEがl個目の受信アンテナと各RRU/アクセスポイントの一部のアンテナポートとの間の周波数領域チャネルレスポンス
を測定し、上記周波数領域チャネルレスポンスに基づきプリコーディングべクトルを計算し選択して、サービスセルにフィードバックすしてもよい。
上記プリコーディングべクトルは、予め定義したコードブック集合から選択することができる、即ち対応するプリコーディング指示(Precoding Matrix Indicator、PMIと略称)を選択して、PMIをフィードバックして、その対応するプリコーディングべクトルを表す。コードブック集合は、コードブックに基づきマルチ入力マルチ出力(Multi−Input−Multi−Output)フィードバックするコードブック集合を再利用することができる。
(5)ステップ(4)でUEを一つの受信アンテナを採用するように配置する場合、UEが当該アンテナで基準信号を送信するが、ステップ(4)でより多くの受信アンテナを採用するように配置する場合、UEが対応する複数のアンテナで基準信号を送信する。サービスセルが上記ステップ2においてUEに対して配置した情報を各RRU/アクセスポイントに送信し、各RRU/アクセスポイントがサービスセルの配置により、上記基準信号を受信し、周波数領域チャネルレスポンスの位相値を計算して、上記周波数領域チャネルレスポンスに基づきプリコーディングべクトルを計算し選択する。
上記サービスセルと各RRU/アクセスポイントとの間のインターフェースはX2インターフェースであってもよく、他のインターフェースであってもよい。
上記基準信号は傍受基準信号(Sounding Reference Signal、SRSと略称)であっても良い。
(6)サービスセルがUEからフィードバックされた各RRUに対応する下りチャネル位相又はPMIと、セルが上りチャネル行列に基づき測定し計算した位相又はPMIにより、それぞれ各RRU/アクセスポイントの上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算する。
上記サービスセルと各RRU/アクセスポイントとの間のインターフェースはX2インターフェースであってもよく、他のインターフェースであってもよい。
上記ステップ(1)において、自分校正を行ったので、各RRUが一つの上がり・下りチャネルの非可逆誤差を計算すればよい。
(7)各RRU/アクセスポイントの計算によって得られる上がり・下りチャネルの非可逆誤差に基づき、各RRUの送信信号のパラメータを調整する。
好適な実施例4
本好適な実施例4には、各RRU/アクセスポイントがアンテナ自分校正を行っていた場合を説明する。複数のアクセスポイントの共同プリコーディングに基づく実施例である。2つのRRUを例として、RRU1とRRU2と設定する。2つ以上のRRUの場合についても適用する。実施例において、RRUとアクセスポイントとは、同一概念である。
ステップ1に、各RRU/アクセスポイントがアンテナ自分校正を行う。
上記自分校正の方法は、既存の校正ネットワークに基づく方法、或いは非校正ネットワークに基づく方法を採用することができる。
ステップ2に、セルが、いずれか一つ或いは複数のUEを、補助校正をするように配置する。
以下、方案1と方案2を介し、マルチアクセスポイントの校正方法についてそれぞれ詳しく説明する。
方案1
(a)複数のRRU共同のプリコーディング情報をフィードバックするようにUEを配置し、複数のRRUが同じセルからのRRUでもよいし、異なるセルからのRRUでもよい。プリコーディング情報は、複数のRRUの全体のプリコーディング情報(例えば全体コードブックPMI_JT)或いは単一RRUのプリコーディング情報(例えば各RRUの独立コードブック)にRRU間の関連情報(例えばRRU間の位相差情報PCI)が追加されるものである。
(b)UEが測定した下り基準信号(例えばCSI−RS)リソース情報を配置する。当該CSI−RSリソース情報は、目標RRUの対応するCSI−RSリソース情報及び/又はRRUアイデンティティ及び/又はセルアイデンティティを含む。
(c)測定を行う時、UEを、Rank=1とすることに基づきPMI測定をするように配置することをデフォルトすることが好ましい。しかし、スケジューリングのターゲットである通常のRank及びPMI測定はこれと異なってもよく、実際のチャネル状況により通常どおりに配置することができる。
(d)セル間/eNB/RRU間初位相差及び/又は幅差測定という新しい測定イベントを追加することがが好ましい。
(1)単一UE或いはUEグループを配置して測定を行う。
(2)UEが測定したCSI−RSリソース情報を配置する。ターゲットRRUの対応するCSI−RSリソース情報及び/又はRRUアイデンティティ及び/又はアイデンティティを含む可能である。2つのRRUの差を測定することが好ましい。
(3)下りサービスがないUEであってもスケジューリングされて測定を行うことができる。
(4)測定を行う時、UEを、Rank=1とすることに基づきPMI測定を行うように配置することをデフォルトすることが好ましい。しかし、スケジューリングのターゲットである通常のRank及びPMI測定はこれと異なって、実際のチャネル状況により通常どおりに配置することができる。
(5)トリガー及び測定方式:イベントトリガー、周期/一回毎に報告/複数回毎に報告などがある。
(e)UEの選択条件は、チャネル衰弱に基づき、2つの目標RRUを受信する信号が強いが、他のRRUを受信する信号が弱いUEを選択する。信号が弱いRRUは当該UEがPMIを計算することに対する影響が小い。
方式7、RRU1とRRU2との間の差はシステム偏差であるので、即ち上記ステップ(2)のUE選択条件を満たしたUEであれば、複数を同時に選択することができる。上記方案は、よりよい推定効果が得られるように、複数のUEに対して同時に測定し推定することができる。
方式7、RRU1とRRU2の間の差はシステム偏差であるので、即ち上記ステップ(2)のUE選択条件を満たしたUEであれば、複数を同時に選択することができる。上記方案は、よりよい推定効果が得られるように、複数のUEに対して同時に測定し推定することができる。
方案2
本方案2は方案1に基づき、プリコーディング情報におけるPMIによりマルチアクセスポイントの校正を行うというさらに改良されたマルチアクセスポイントの校正方法を提供する。
(a)UEを送信モード7或いは送信モード8でPMIをフィードバックするように配置する。当該PMIはUEが同一セルにおける複数のRRU/アクセスポイントのCRSに基づき測定して取得されるものである。
(b)UEの選択条件は、チャネル衰弱に基づき、2つのターゲットRRUを受信する信号が強いが、他のRRUを受信する信号が弱いUEを選択することである。信号が弱いRRUは当該UEによりPMIを計算することに対する影響が小い。
RRU1とRRU2の間の差はシステム偏差であるので、即ち上記ステップ(2)のUE選択条件を満たしたUEであれば、複数を同時に選択することができる。上記方案は、よりよい推定効果が得られるように、複数のUEに対して同時に測定し推定することができる。
方式7、RRU1とRRU2の間の差はシステム偏差であるので、即ち上記ステップ(2)のUE選択条件を満たしたUEであれば、複数を同時に選択することができる。よりよい推定効果が得られるように、上記方案は、複数のUEに対して同時に測定し推定することができる。
上記プリコーディングべクトルは、予め定義したコードブック集合から選択することができる、即ち対応するプリコーディング指示(Precoding Matrix Indicator、PMIと略称)を選択して、PMIをフィードバックして、その対応するプリコーディングべクトルを表す。コードブック集合は、コードブックに基づきマルチ入力マルチ出力(Multi−Input−Multi−Output)をフィードバックするコードブック集合を再利用することができる。
ステップ3に、各RRU/アクセスポイントの計算によって得られる上がり・下りチャネルの非可逆誤差に基づき、各RRUの信号を送信するパラメータを調整する。
なお、図面のフローチャート図に示したステップは、コンピュータによって実行可能なコンピュータシステムにて実行でき、フローチャート図において論理的順番が示されているが、場合によって、ここで示した順番と異なる順番で示した又は説明したステップを実行してもよい。
本発明の実施例は、上記マルチアクセスポイント校正方法を実現するためのマルチアクセスポイント校正装置を提供する。図2は本発明の実施例に係わるマルチアクセスポイントの校正装置の構造ブロック図であり、図2に示すように、当該装置は受信モジュール22と計算モジュール24、及び校正モジュール26を含む。
受信モジュール22は、UEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信する。計算モジュール24は、受信モジュール22に接続し、受信モジュール22が受信した下りチャネルパラメータにより上りチャネルと下りチャネルとのパラメータ差を計算する。校正モジュール26は、計算モジュール24に接続して、計算モジュール24が計算したパラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行う。
上述のように、本発明の上記実施例によると、マルチアクセスポイント校正方法及び装置を提供する。本発明の実施例によると、セルが異なるアクセスポイント間のパラメータ差を正確に計算し、そして当該パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行うことで、アクセスポイント間での良好なコヒーレント送信を確保でき、さらにシステム性能を確保することができる。
本発明に係わる技術案は産業上の利用可能性を有する。本発明の実施例において、セルが異なるアクセスポイント間のパラメータ差を正確に計算して、そして当該パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行うことで、アクセスポイント間での良好なコヒーレント送信を確保できるとともに、さらにシステム性能を確保することができる。
言うまでもなく、上述した本発明の各モジュールまたはステップは、汎用のコンピュータ装置により実現することができ、単一のコンピュータ装置に集成してもよいし、複数のコンピュータ装置からなるネットワークに配置してもよい。また、コンピュータ装置が実行可能なプログラムコードにより実現されてもよい。これにより、記憶装置に記憶されてコンピュータ装置により実行されることができる。或いは、それぞれ各々の集積回路モジュールに作成したり、それらの中の複数のモジュールまたはステップを単一の集積回路モジュールに作成したりして実現することができる。このように、本発明は、いずれの特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせにも限定されない。このように、本発明は、いずれの特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせにも限定されない。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明の様々な変更や変形が可能である。本発明の精神や原則を逸脱しないいずれの変更、置換、改良なども本発明の保護範囲内に含まれる。




















Claims (24)

  1. マルチアクセスポイントの校正方法であって、
    セルが、ユーザ機器UEからフィードバックされたマルチアクセスポイントの下りチャネルの、時間、位相、幅、時間と幅、位相と幅の少なくとも1つを含むパラメータを受信することと、
    前記下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することと、
    前記パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行うことと
    を含る。
  2. クレーム1に記載の方法であって、セルがUEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信する前に、さらに、前記セルが、前記下りチャネルを測定するように前記UEを配置することを含む。
  3. クレーム2に記載の方法であって、前記セルが前記下りチャネルを測定するように前記UEを配置することは、前記マルチアクセスポイントが自分校正を行っていない場合、前記セルが、あらゆるアンテナポートの下りチャネルを測定するように前記UEを配置することを含む。
  4. クレーム3に記載の方法であって、セルがUEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信することは、前記セルが前記UEにより、コードブックに定量化する、下りチャネル行列自身をフィードバックする、及び下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックするという方式の一つを介し、前記あらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータを受信することを含む。
  5. クレーム3に記載の方法であって、前記下りチャネルパラメータにより、上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータの差を計算することは、
    前記セルが前記あらゆるアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することと、
    前記セルが前記あらゆるアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び前記あらゆるアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、前記上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータの差を計算することとを含む。
  6. クレーム2に記載の方法であって、前記セルが前記下りチャネルを測定するように前記UEを配置することは、前記マルチアクセスポイントがすでに自分校正を行っていた場合、前記セルが、前記マルチアクセスポイントにおける各アクセスポイントのあらゆるアンテナポートの一つ以上のアンテナポートの下りチャネルを測定するように前記UEを配置することを含む。
  7. クレーム6に記載の方法であって、セルが受信したUEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータは、前記セルが前記UEを、前記各アクセスポイントのあらゆるアンテナポートにおける一つのアンテナポートの下りチャネルを測定するように配置する場合、前記セルが前記UEにより、下りチャネル行列自身をフィードバックする、下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックする、単一ポートの下りチャネルの位相をフィードバックするという方式の一つを介し、フィードバックした前記アンテナポートの下りチャネルのパラメータを受信する。
  8. クレーム6に記載の方法であって、前記下りチャネルパラメータにより、上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータの差を計算することは、
    前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することと、
    前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、前記上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することとを含む。
  9. クレーム8に記載の方法であって、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することは、
    前記セルが前記下りチャネルの下り信号に近接する時刻に送信された信号を、前記上りチャネルの上り信号とすることと、
    前記セルが当該上り信号を測定し、前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを得ることとを含む。
  10. クレーム8に記載の方法であって、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定することは、前記セルが同一時刻で同一UEが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートにおける上りチャネルのパラメータを測定することを含む。
  11. クレーム8に記載の方法であって、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータを測定するは、前記各アクセスポイントの、上がりチャネルに対する処理方法が同じであることを含む。
  12. クレーム8に記載の方法であって、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、前記上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することは、
    前記UEが下りチャネル行列自身或いは下りチャネル行列の主な特徴情報をフィードバックすることにより、前記アンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする場合、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートを指示するための上りチャネルのパラメータの上りチャネル行列を転置して、同等な下りチャネル行列を得ることと、
    前記セルが前記同等な下りチャネル行列と前記UEがフィードバックした下りチャネル行列とを比較することと、
    前記セルが前記比較の結果により、前記上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することとを含む。
  13. クレーム8に記載の方法であって、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、前記上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することは、
    前記UEがコードブックに定量化することにより、前記アンテナポートの下りチャネルのパラメータをフィードバックする場合、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートを指示するための上りチャネルのパラメータの上りチャネル行列を転置して、同等な下りチャネル行列を得ることと、
    前記セルが前記同等な下りチャネル行列に基づき、定量化したコードブックを計算することと、
    前記セルが、前記UEによりフィードバックされたコードブックと前記セルにより同等な下りチャネル行列に基づき計算して得られるコードブックとを比較することと、
    前記セルが、前記比較の結果により、前記上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することとを含む。
  14. クレーム8に記載の方法であって、前記セルが前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの上りチャネルのパラメータ及び前記各アクセスポイントの前記一つ以上のアンテナポートの下りチャネルのパラメータにより、前記上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することは、前記セルが前記各アクセスポイントに対して一つの上りチャネルと下りチャネルのパラメータ差のみを計算することを含む。
  15. クレーム2に記載の方法であって、前記セルが前記下りチャネルを測定するように前記UEを配置することは、前記マルチアクセスポイントがすでに自分校正を行っていた場合、前記セルが前記UEを前記マルチアクセスポイントにおけるあらゆるアンテナポートの一つ以上のアンテナポートの下りチャネルを測定するように配置することを含む。
  16. クレーム15に記載の方法であって、前記セルが前記マルチアクセスポイントのあらゆるアンテナポートにおける一つ以上のアンテナポートの下りチャネルを測定するように前記UEを配置することは、前記セルが前記UEを、プリコーディング情報を測定することを含み、前記プリコーディング情報は前記UEが自身と前記複数のアクセスポイントとの間のチャネルにより計算して得られるもので、前記チャネルは前記複数のアクセスポイントが送信した下り基準信号により測定して得られるものである。
  17. クレーム16に記載の方法であって、前記下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルとのパラメータ差を計算する前に、さらに、
    前記セルが上り基準信号により前記UEと前記マルチアクセスポイントとの間の上りチャネルのパラメータを得ることと、
    前記セルが前記上りチャネルと、チャネルの異質性により前記下りチャネルのパラメータを得ることとを含む。
  18. クレーム17に記載の方法であって、前記下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することは、前記プリコーディング情報と、チャネル異質性を利用して得られた下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することを含む。
  19. クレーム16乃至18におけるいずれか一項に記載の方法であって、所述下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルとのパラメータ差を計算することは、
    可能なパラメータ差の範囲から、第一パラメータ差と第二パラメータ差を選択して、前記第一パラメータ差に対応する第一校正後の下りチャネルと前記第二パラメータ差に対応する第二校正後の下りチャネルとをそれぞれ得るステップAと、
    前記第一校正後の下りチャネルと前記第二校正後の下りチャネルの中で、前記プリコーディング情報に基づき、前記第一校正後の下りチャネルが真実の下りチャネルに近い下りチャネルを決定するステップBと、
    前記第一パラメータ差を計算するパラメータ差として決定するステップCと、
    ステップA乃至ステップCを繰り返して、前記計算するパラメータ差を得ることとを含む。
  20. クレーム16に記載の方法であって、前記セルがプリコーディング情報を測定するように配置することは、前記セルがPMIを測定するように前記UEを配置することを含み、前記PMIは前記UEが自身と同一セルの前記複数のアクセスポイントとの間のチャネルにより計算して得られるもので、前記チャネルは前記複数のアクセスポイントが送信したCRSにより測定して得られるものである。
  21. クレーム20に記載の方法であって、前記下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算する前に、さらに、
    前記セルが上り傍受信号SRSにより前記UEと前記マルチアクセスポイントとの間の上りチャネルのパラメータを得ることと、
    前記セルが前記上りチャネルにより、チャネルの異質性を利用して、前記下りチャネルのパラメータを得ることとを含む。
  22. クレーム21に記載の方法であって、前記下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することは、前記PMIと、チャネル異質性により得られた下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルのパラメータ差を計算することを含む。
  23. クレーム20乃至22におけるいずれか一項に記載の方法であって、所述下りチャネルのパラメータにより、前記マルチアクセスポイントの上りチャネルと前記下りチャネルとのパラメータ差を計算することは、
    可能なパラメータ差の範囲から、第一パラメータ差と第二パラメータ差を選択して、前記第一パラメータ差に対応する第一校正後の下りチャネルと前記第二パラメータ差に対応する第二校正後の下りチャネルとをそれぞれ得るステップAと、
    前記第一校正後の下りチャネルと前記第二校正後の下りチャネルの中で、前記PMIに基づき、前記第一校正後の下りチャネルが真実の下りチャネルに近い下りチャネルを決定するステップBと、
    前記第一パラメータ差を計算するパラメータ差として決定するステップCと、
    ステップA乃至ステップCを繰り返して、前記計算するパラメータ差を得ることとを含む。
  24. マルチアクセスポイントの校正装置であって、
    ユーザ機器UEからフィードバックされた下りチャネルのパラメータを受信する受信モジュールと、
    前記下りチャネルパラメータにより、上りチャネルと前記下りチャネルとのパラメータ差を計算する計算モジュールと、
    前記パラメータ差によりマルチアクセスポイントに対して校正を行う校正モジュールと、
    を含むマルチアクセスポイントの校正装置。







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