JP2014527681A

JP2014527681A - 盗難防止ランプ

Info

Publication number: JP2014527681A
Application number: JP2014516171A
Authority: JP
Inventors: 張夙敏
Original assignee: 深▲せん▼市中電照明股▲ふん▼有限公司
Priority date: 2011-06-21
Filing date: 2012-03-22
Publication date: 2014-10-16
Anticipated expiration: 2032-03-22
Also published as: US20140133140A1; JP5607861B1; EP2725285A1; EP2725285A4; WO2012174909A1; US9097406B2; CN102252193B; EP2725285B1; CN102252193A

Abstract

盗難防止効果が優れ、ランプ分野に使用可能な盗難防止ランプであって、口金シェル（９）、中央接点ネジ（１１）、中央接点絶縁性固定基部（１０）、中央接点絶縁性固定片（８）、位置決め棒（４）及び接続部材固定台（３）を備える口金部を有し、中央接点ネジ（１１）が中央接点絶縁性固定基部（１０）、口金シェル（９）及び中央接点絶縁性固定片（８）を通過して導電性ポスト（７）と固定接続され、接続部材固定台（３）には収容キャビティ（３１）及びボス（３２）が設けられ、バネ（５）及び中央導電性軸（６）が収容キャビティ（３１）内に収容され、位置決め棒（４）が接続部材固定台（３）に嵌合され、中央接点絶縁性固定片（８）には位置決め孔（８１）が設けられ、導電性クランプリング（２）が接続部材固定台（３）に外嵌され、導電性固定リング（１）が口金シェル（９）と固定接続されるとともに、ボス（３２）を介して接続部材固定台（３）を軸方向に位置規制し、接続部材固定台（３）が位置決め棒（４）を位置決め孔（８１）に対応する位置まで回転させた時に、位置決め棒（４）が位置決め孔（８１）に挿入可能である。

Description

本発明は盗難防止ランプに関するものである。

Ｅ２７形、Ｂ２２形などのねじ込み口金又はバヨネット口金付きバルブをランプに使用することは一般的である。公共の場所で、バルブが簡単に取り外されて盗難されてしまい、照明できなくなることがある。通常、特別なツールを用いず手だけでバルブを取り外すので、盗難防止は困難である。特に、ＬＥＤバルブなどの高価なバルブの場合、盗難防止への要求がいっそう高まる。

本発明が解決しようとする技術的課題は、従来技術の欠点を克服し、構造が巧みで、使用が容易、従来のランプと同じ外形を有し、盗難防止効果が優れた盗難防止ランプを提供することである。

本発明で使用された技術的手段は、以下の通りである。口金部と発光部を含む盗難防止ランプであって、前記盗難防止ランプは、基部と、２本の電線を更に備え、前記口金部と前記発光部とが前記基部を介して接続され、前記口金部が、口金シェル、中央接点ネジ、中央接点絶縁性固定基部、中央接点絶縁性固定片、導電性ポスト、中央導電性軸、バネ、少なくとも１つの位置決め棒、接続部材固定台、導電性クランプリング及び、導電性固定リングを備え、前記中央接点ネジが、前記中央接点絶縁性固定基部、前記口金シェル、前記中央接点絶縁性固定片を順次通過して前記導電性ポストと電気的に固定接続され、前記接続部材固定台の下部には収容キャビティ及びボスが設けられ、前記バネ、前記中央導電性軸が前記収容キャビティ内に順次収容され、前記位置決め棒が前記接続部材固定台の底部に嵌合され、前記中央接点絶縁性固定片には、前記位置決め棒の大きさ及び位置に合致する少なくとも１つの位置決め孔が設けられ、前記接続部材固定台が前記位置決め棒、前記バネ及び前記中央導電性軸とともに前記口金シェル内の前記中央接点絶縁性固定片の上方に収容され、前記導電性クランプリングが前記接続部材固定台の外壁に嵌着され、前記導電性固定リングが前記接続部材固定台に嵌合されて前記口金シェルと電気的に固定接続されるとともに、前記ボスを介して前記接続部材固定台を軸方向に位置規制し、前記導電性クランプリングと前記口金シェルとが電気的に接触し、前記中央導電性軸と前記導電性ポストとが電気的に接触し、前記接続部材固定台が前記口金シェルと前記導電性固定リングとの間に前記位置決め棒を回転させるとともに軸方向に移動させ、前記位置決め棒が前記位置決め孔に対応する位置まで回転した時に、前記接続部材固定台は、前記位置決め棒が前記位置決め孔に挿入することによって前記中央接点絶縁性固定片と周方向に位置規制され、２本の前記電線それぞれが、前記導電性クランプリング、前記中央導電性軸と電気的に接続される盗難防止用ランプ。

前記基部と前記接続部材固定台がネジを介して固定接続される。

前記導電性固定リングと前記口金シェルがかしめ固定される。

前記接続部材固定台の中央部及び側壁それぞれには、前記電線を通すための孔及び溝が設けられる。

前記盗難防止ランプが蛍光ランプであり、前記発光部が蛍光管を備える。

又は、前記盗難防止ランプが白熱ランプであり、前記発光部がバルブシェル及びタングステンフィラメントを備え、前記基部と前記バルブシェルが接着により連結される。

又は、前記盗難防止ランプがＬＥＤランプであり、前記発光部がバルブシェル、ＬＥＤ及びその制御回路を備え、前記基部と前記バルブシェルが接着により連結される。

前記盗難防止ランプの口金がＥ２６形、Ｅ２７形、Ｅ１４形、Ｅ１２形又はＢ２２形である。

本発明の有益な効果は、以下の通りである。本発明は、口金部、発光部、基部及び２本の電線を備え、前記口金部と前記発光部とが前記基部を介して接続され、前記口金部が、口金シェル、中央接点ネジ、中央接点絶縁性固定基部、中央接点絶縁性固定片、導電性ポスト、中央導電性軸、バネ、少なくとも１つの位置決め棒、接続部材固定台、導電性クランプリング、導電性固定リングを備え、前記中央接点ネジが、前記中央接点絶縁性固定基部、前記口金シェル、前記中央接点絶縁性固定片を順次通過して前記導電性ポストと電気的に固定接続され、前記接続部材固定台の下部には収容キャビティ及びボスが設けられ、前記バネ、前記中央導電性軸が前記収容キャビティ内に順次収容され、前記位置決め棒が前記接続部材固定台の底部に嵌合され、前記中央接点絶縁性固定片には、前記位置決め棒の大きさ及び位置に合致する少なくとも１つの位置決め孔が設けられ、前記接続部材固定台が前記位置決め棒、前記バネ及び前記中央導電性軸とともに前記口金シェル内の前記中央接点絶縁性固定片の上方に収容され、前記導電性クランプリングが前記接続部材固定台の外壁に嵌着され、前記導電性固定リングが前記接続部材固定台に嵌合されて前記口金シェルと電気的に固定接続されるとともに、前記ボスを介して前記接続部材固定台を軸方向に位置規制し、前記導電性クランプリングと前記口金シェルとが電気的に接触し、前記中央導電性軸と前記導電性ポストとが電気的に接触し、前記接続部材固定台が前記口金シェルと前記導電性固定リングとの間に前記位置決め棒を回転させるとともに軸方向に移動させ、前記位置決め棒が前記位置決め孔に対応する位置まで回転した時に、前記接続部材固定台は、前記位置決め棒が前記位置決め孔に挿入することによって前記中央接点絶縁性固定片と周方向に位置規制され、２本の前記電線それぞれが、前記導電性クランプリング、前記中央導電性軸と電気的に接触される。このため、外力がない場合、図３に示すように、前記バネの弾性力の作用で、前記接続部材固定台が前記位置決め棒とともに上方に付勢され、前記位置決め棒と前記位置決め孔が分離し、前記接続部材固定台が回転自在であり、即ち、前記発光部と前記口金部が自然状態で相対的に回転自在であり、分離状態にあることに相当し、この際、盗難防止ランプが着脱できず、即ち、前記発光部がどんなに回転されても、前記口金部が回転しない。外力により前記発光部を介して前記基部が前記接続部材固定台とともに押圧されて前記位置決め棒と前記位置決め孔との位置が合致するまで回転された場合のみに、前記位置決め棒が前記位置決め孔内に挿入可能であり、図４に示すように、この時に前記発光部を押し続けて回転させることにより、前記位置決め棒と前記位置決め孔の位置規制作用で、前記中央接点絶縁性固定片及び前記口金部を前記発光部とともに回転させることができ、盗難防止ランプの着脱が可能となる。本発明が従来のランプと同じ外形を有するので、普通の人は装着済の盗難防止ランプを取り外すことができず、ランプの盗難が防止され、しかも、本発明のランプの着脱にはツールを必要せず、手だけで行えるので使用が容易である。したがって、本発明は、構造が巧みで、使用が容易、従来のランプと同じ外形を有し、盗難防止効果が優れている。

図１は、本発明実施例の取付状態の構造概略図である。図２は、本発明実施例の分解構造概略図である。図３は、本発明実施例の口金部の断面構造概略図である。図４は、本発明実施例の接続部材固定台が押圧された時の口金部の断面構造概略図である。図５は、本発明実施例の口金部と基部の接続概略図である。

図１〜図５に示すように、本実施例の盗難防止ランプは、口金部及び発光部を備え、前記発光部がバルブシェル１３、ＬＥＤ及びその制御回路を備え、即ち、本実施例は従来のランプと同じ外形を有するＬＥＤランプであり、前記盗難防止ランプの口金がＥ２７形であり、従来のランプソケット１４に取り付けられている。前記盗難防止ランプは基部１２と、２本の電線１５を更に備え、前記口金部と前記発光部とが前記基部１２を介して接続され、前記口金部が、口金シェル９、中央接点ネジ１１、中央接点絶縁性固定基部１０、中央接点絶縁性固定片８、導電性ポスト７、中央導電性軸６、バネ５、２つの位置決め棒４、接続部材固定台３、導電性クランプリング２及び導電性固定リング１を備え、前記中央接点ネジ１１が、前記中央接点絶縁性固定基部１０、前記口金シェル９、前記中央接点絶縁性固定片８を順次通過して前記導電性ポスト７と電気的に固定接続される。前記中央接点ネジ１１が従来のバルブ口金の端部にあるはんだ付け部に相当し、即ち、一方の電極に相当し、前記口金シェル９が従来のバルブのと同様で他方の電極に相当し、前記中央接点ネジ１１と前記口金シェル９とが外部及び内部それぞれで前記中央接点絶縁性固定基部１０及び前記中央接点絶縁性固定片８を介して絶縁される。前記接続部材固定台３の下部には収容キャビティ３１及びボス３２が設けられ、前記バネ５、前記中央導電性軸６が前記収容キャビティ３１内に順次収容され、前記中央導電性軸６が前記バネ５の作用で前記収容キャビティ３１内で軸方向に摺動可能である。前記位置決め棒４が前記接続部材固定台３の底部に嵌合され、前記中央接点絶縁性固定片８には、前記位置決め棒４の大きさ及び位置に合致する２つの位置決め孔８１が設けられ、前記接続部材固定台３が前記位置決め棒４、前記バネ５及び前記中央導電性軸６とともに前記口金シェル９内の前記中央接点絶縁性固定片８の上方に収容される。前記導電性クランプリング２が前記接続部材固定台３の外壁に嵌着され、前記導電性固定リング１が前記接続部材固定台３に嵌合されて前記口金シェル９と電気的に固定接続されるとともに、前記ボス３２を介して前記接続部材固定台３を軸方向に位置規制し、前記導電性クランプリング２と前記口金シェル９とが電気的に接触し、前記中央導電性軸６と前記導電性ポスト７とが電気的に接触し、前記接続部材固定台３が前記口金シェル９と前記導電性固定リング１との間に前記位置決め棒４を回転自在にするとともに軸方向に小範囲内で移動させ、前記導電性ポスト７が前記収容キャビティ３１内で軸方向に移動可能にするように前記導電性ポスト７の外径が前記収容キャビティ３１の内径よりも小さくされる。前記位置決め棒４が前記位置決め孔８１に対応する位置まで回転した時に、前記接続部材固定台３は、前記位置決め棒４が前記位置決め孔８１に挿入することによって前記中央接点絶縁性固定片８と周方向に位置規制される。２本の前記電線１５は、一端がそれぞれ前記導電性クランプリング２、前記中央導電性軸６と電気的に接続され、他端がそれぞれ前記発光部の回路に接続され、前記接続部材固定台３の中央部及び側壁それぞれには、前記電線１５を通すための孔３３及び溝３４が設けられる。前記基部１２と前記接続部材固定台３がネジ１６を介して固定接続され、前記基部１２と前記バルブシェル１３とが接着により連結され、前記導電性固定リング１と前記口金シェル９の形状及び大きさが合致しており、いずれもねじ部を有し、前記導電性固定リング１と前記口金シェル９が螺合された後リベットでかしめ固定される。

外力がない場合に、図３に示すように、前記バネ５の弾性力の作用で、前記接続部材固定台３が前記位置決め棒４とともに上方に付勢され、前記位置決め棒４と前記位置決め孔８１が分離し、前記接続部材固定台３が回転自在であり、即ち、前記発光部と前記口金部が自然状態で相対的に回転自在があり、分離状態にあることに相当し、この際、盗難防止ランプが着脱できず、即ち、前記発光部がどんなに回転されても、前記口金部が回転しない。外力により前記発光部を介して前記基部１２が前記接続部材固定台３とともに押圧されて前記位置決め棒４と前記位置決め孔８１との位置が合致するまで回転された場合のみに、前記位置決め棒４が前記位置決め孔８１内に挿入可能であり、図４に示すように、この時に前記発光部を押し続けて回転させることにより、前記位置決め棒４と前記位置決め孔８１の位置規制作用で、前記中央接点絶縁性固定片８及び前記口金部を前記発光部とともに回転させることができ、盗難防止ランプの着脱が可能となる。本発明が従来のランプと同じ外形を有するので、普通の人は装着済の盗難防止ランプを取り外すことができず、ランプの盗難が防止され、しかも、本発明のランプの着脱にはツールを必要せず、手だけで行えるので使用が容易である。したがって、本発明は、構造が巧みで、使用が容易、従来のランプと同じ外形を有し、盗難防止効果が優れた盗難防止ランプである。

もちろん、前記盗難防止ランプが白熱ランプであってもよく、前記発光部がバルブシェル１３及びタングステンフィラメントを備え、又は、前記盗難防止ランプが蛍光ランプであってもよく、前記発光部が蛍光管を備え、バルブシェルを備えない。また、前記位置決め棒４の数が少なくとも１つであってもよく、前記盗難防止ランプの口金がＥ２６形、Ｅ１４形又はＥ１２形などのねじ込み口金又はＢ２２形などのバヨネット口金である。

本発明は、ランプ分野で幅広く使用されることができる。

Claims

口金部と発光部を含む盗難防止ランプであって、
前記盗難防止ランプは、基部（１２）と、２本の電線（１５）を更に備え、
前記口金部と前記発光部とが前記基部（１２）を介して接続され、
前記口金部が、口金シェル（９）、中央接点ネジ（１１）、中央接点絶縁性固定基部（１０）、中央接点絶縁性固定片（８）、導電性ポスト（７）、中央導電性軸（６）、バネ（５）、少なくとも１つの位置決め棒（４）、接続部材固定台（３）、導電性クランプリング（２）及び導電性固定リング（１）を備え、
前記中央接点ネジ（１１）が、前記中央接点絶縁性固定基部（１０）、前記口金シェル（９）、前記中央接点絶縁性固定片（８）を順次通過して前記導電性ポスト（７）と電気的に固定接続され、
前記接続部材固定台（３）の下部には収容キャビティ（３１）及びボス（３２）が設けられ、
前記バネ（５）、前記中央導電性軸（６）が前記収容キャビティ（３１）内に順次収容され、
前記位置決め棒（４）が前記接続部材固定台（３）の底部に嵌合され、
前記中央接点絶縁性固定片（８）には、前記位置決め棒（４）の大きさ及び位置に合致する少なくとも１つの位置決め孔（８１）が設けられ、
前記接続部材固定台（３）が前記位置決め棒（４）、前記バネ（５）及び前記中央導電性軸（６）とともに前記口金シェル（９）内の前記中央接点絶縁性固定片（８）の上方に収容され、
前記導電性クランプリング（２）が前記接続部材固定台（３）の外壁に嵌着され、
前記導電性固定リング（１）が前記接続部材固定台（３）に嵌合されて前記口金シェル（９）と電気的に固定接続されるとともに、前記ボス（３２）を介して前記接続部材固定台（３）を軸方向に位置規制し、
前記導電性クランプリング（２）と前記口金シェル（９）とが電気的に接触し、
前記中央導電性軸（６）と前記導電性ポスト（７）とが電気的に接触し、
前記接続部材固定台（３）が前記口金シェル（９）と前記導電性固定リング（１）との間に前記位置決め棒（４）を回転させるとともに軸方向に移動させ、前記位置決め棒（４）が前記位置決め孔（８１）に対応する位置まで回転した時に、前記接続部材固定台（３）は、前記位置決め棒（４）が前記位置決め孔（８１）に挿入することによって前記中央接点絶縁性固定片（８）と周方向に位置規制され、
２本の前記電線（１５）それぞれが、前記導電性クランプリング（２）、前記中央導電性軸（６）と電気的に接続される、
ことを特徴とする盗難防止ランプ。
前記基部（１２）と前記接続部材固定台（３）がネジ（１６）を介して固定接続されることを特徴とする請求項１に記載の盗難防止ランプ。
前記導電性固定リング（１）と前記口金シェル（９）がかしめ固定されることを特徴とする請求項１に記載の盗難防止ランプ。
前記接続部材固定台（３）の中央部及び側壁それぞれには、前記電線（１５）を通すための孔（３３）及び溝（３４）が設けられることを特徴とする請求項１に記載の盗難防止ランプ。
前記盗難防止ランプが蛍光ランプであり、前記発光部が蛍光管を備えることを特徴とする請求項１に記載の盗難防止ランプ。
前記盗難防止ランプが白熱ランプであり、前記発光部がバルブシェル（１３）及びタングステンフィラメントを備え、前記基部（１２）と前記バルブシェル（１３）が接着により連結されることを特徴とする請求項１に記載の盗難防止ランプ。
前記盗難防止ランプがＬＥＤランプであり、前記発光部がバルブシェル（１３）、ＬＥＤ及びその制御回路を備え、前記基部（１２）と前記バルブシェル（１３）が接着により連結されることを特徴とする請求項１に記載の盗難防止ランプ。
前記盗難防止ランプの口金がＥ２６形、Ｅ２７形、Ｅ１４形、Ｅ１２形又はＢ２２形であることを特徴とする請求項１〜７のいずれか１項に記載の盗難防止ランプ。