JP2014525574A - 2つのタイムゾーンを表示できる時計 - Google Patents

2つのタイムゾーンを表示できる時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2014525574A
JP2014525574A JP2014527654A JP2014527654A JP2014525574A JP 2014525574 A JP2014525574 A JP 2014525574A JP 2014527654 A JP2014527654 A JP 2014527654A JP 2014527654 A JP2014527654 A JP 2014527654A JP 2014525574 A JP2014525574 A JP 2014525574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
lever
display
time zone
display member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014527654A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6166724B2 (ja
Inventor
ジュリアン カッタネオ,
チナ, マルコ ラ
デニス ルダズ,
マルタン ブライユ,
フレデリク ジョリエ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rolex SA
Original Assignee
Rolex SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rolex SA filed Critical Rolex SA
Publication of JP2014525574A publication Critical patent/JP2014525574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6166724B2 publication Critical patent/JP6166724B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/22Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces
    • G04B19/223Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces with rotary disc, rotary bezel, or rotary dial
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/22Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces
    • G04B19/221Arrangements for indicating different local apparent times; Universal time pieces mechanisms for correcting the hours hand only, i.e. independently for minutes and seconds hands
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B27/00Mechanical devices for setting the time indicating means
    • G04B27/02Mechanical devices for setting the time indicating means by making use of the winding means
    • G04B27/023Mechanical devices for setting the time indicating means by making use of the winding means changing of the winding position to the setting position and vice versa is done with an independant part of the winding or setting mechanism

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Abstract

時刻表示部材(A1、A2)と、時刻表示部材が第1のタイムゾーンと第2のタイムゾーンの間で切替えを行うことを可能にする切替え機構(100)とを備える時刻表示装置(300、200)。その切替え機構は、回転可動な第1のハートカム(3)と、第1のハートカム(3)と協働して表示部材(A1、A2)に第1のタイムゾーンの時刻を表示させるように構成した第1の端部(1a)を有する第1のレバー(1)と、表示部材(A1、A2)に第2のタイムゾーンの時刻を表示させるように設けた第2のレバー(2、42)と、第1のレバー(1)と協働する二位置択一部材(5)と、表示すべき第1のタイムゾーンまたは第2のタイムゾーンを選択することを可能にする操作部材(P)とを備える。二位置択一部材(5)は、第1のレバー(1)の第2の端部(1b)と直接協働するように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、時刻表示部材が2つのタイムゾーンの間で切替えを行うことを可能にする機構を備える時刻表示装置、特に時計、とりわけ腕時計、または時計ムーブメントに関する。
特許文献1は、2つのタイムゾーンのいずれか一方の時刻を同一の表示部材によって選択的に表示させることができる切替え機構を備える腕時計について記している。押しボタンを操作することによって、単一の時針が現地時刻または第2のタイムゾーンの時刻を選択的に表示する。切替え機構は1つのハートカムと2つのレバーとを備える。現地時刻と第2のタイムゾーンの時刻の間の時差は、一方のレバーともう一方のレバーの相対位置によって決まる。
前述の文献に記されている切替え機構はとりわけ、2つの差動装置および非常に多数の構成要素を介在させるきわめて複雑な表示選択・調整機構を含むという欠点を持つ。さらに、それぞれのタイムゾーンの調整は、切替え機構とは独立した個別の修正用歯車列手段によって行う。そのため、表示されているタイムゾーンとは別の方のタイムゾーンが変更される可能性がある。
特許文献2も、押しボタンの操作により、2つのタイムゾーンのいずれか一方の時刻を同じ時針によって選択的に表示させることができる機構を有する時計について記している。この装置は、双安定ハンマと、それぞれが特定のタイムゾーンに割り当てられ、差動装置の入力と連係する唯一にして同一の歯車列の中で運動学的に連結された2つのハートカム付きメモリ車とを使用する。2つのタイムゾーンの間の時差は、双安定ハンマによって制御される2つのハートカムの相対位置によって決まる。それぞれのメモリ車は、時計によって表示されるタイムゾーンの調整手段をさらに備える。
前述の文献に記されている表示の切替え機構および調整機構はとりわけ、時計の時・分調整機構とは切り離されているという欠点を持つ。そのため、この装置はいかなる場合もそれだけで事足りるということはなく、第2の機構と連携して時計の調整一式を行わなければならない。また、こうした状況は、タイムゾーン調整部材を補完するものとして追加的な調整部材の存在を必要とするものであり、したがって時計の外装に影響を及ぼす。
欧州特許第2008159号明細書 欧州特許第2362277号明細書 欧州特許出願第11405272.3号明細書
本発明は、限られた数の構成要素からなる単純な切替え機構によって2つのタイムゾーンを選択的に表示することができる時刻表示装置、特に腕時計のような時計を提案することをその主な目的とする。本発明はまた、2つのタイムゾーンの時刻表示のどちらも容易に修正することができる、単純で信頼性があり堅牢な構造の時刻表示装置を提案することを目的とする。
本発明の第1の態様では、表示装置は請求項1によって定義される。
様々な実施形態が請求項2から25までによって定義される。
本発明の第2の態様では、表示装置は請求項26によって定義される。
様々な実施形態が請求項27から30までによって定義される。
本発明によれば、前述の目的は、
駆動列によって表示部材と連結された回転可動なハートカムと、
ハートカムと協働して表示部材に2つのタイムゾーンのいずれか一方の時刻を表示させるように構成された第1の端部を有する第1のレバーと、
表示部材にもう一方のタイムゾーンの時刻を表示させるように設けられた第2のレバーと、
二位置択一部材、すなわち二値択一部材、たとえばコラムホイール、または第1のレバーと協働して2つの安定位置のいずれかに従って第1のレバーを位置決めする双安定部材、とりわけシャトルと、
表示すべきいずれか一方のタイムゾーンを選択することを可能にし二位置択一部材と協働する操作部材、たとえば押しボタンと
を有する切替え機構を備える時刻表示装置であって、二位置択一部材が第1のレバーの第2の端部と直接協働するように構成されるところに独自性を有する装置によって達成される。
第1のレバーと二位置択一部材とをこうして直接協働させることで、とりわけ関係する部品の数が著しく減ることにより、機構を大幅に単純化することができる。
本発明の第1の実施形態によれば、第1のレバーおよび第2のレバーはそれぞれ全体に細長い形状をなす。
本発明の第2の実施形態によれば、第1のレバーは全体に細長い形状をなし、第2のレバーはバネ形成部位を有する。
表示されている1つのタイムゾーンだけを調整または修正することができる時刻表示装置を提案するということも、本発明の注目されるべき目的の1つである。
この目的は、すでに定義した時刻表示装置に、たとえば巻上げ位置と時刻調整位置というように、少なくとも2つの位置を占めることができる巻真を設け、その巻真がそれらの位置の一方で操作部材と協働することで、操作部材によって選択され、表示部材A1、A2によって表示される時刻を調整することによって果たされる。時刻の調整における一切の混乱のリスクを避けるため、操作部材の操作は、巻真が時刻調整位置にあるときには行うことができない。
有利には、時刻表示装置は、第1のタイムゾーンの調整用の第1の歯車列と第2のタイムゾーンの調整用の第2の歯車列とを備える。
本発明の有利な実施形態によれば、時刻表示装置は、選択され、表示部材A1、A2によって表示されているタイムゾーンに対応する調整用の歯車列であって、時刻の調整をそれによって行わなければならない歯車列の選択手段を備える。より具体的には、2つの調整用歯車列のうち、選択されたタイムゾーンに対応するいずれか一方には、特に分表示の調整手段を含めることができる。そのため、2つのタイムゾーンのいずれか一方の調整は、同じ動作によって時刻表示装置の全面的な時刻合わせをもたらす。
第2の態様では、本発明は一般に、時刻表示部材A1、A2と、時刻表示部材が2つのタイムゾーンの間で切替えを行うことを可能にする切替え機構とを備える時刻表示装置であって、この時計が、2つのタイムゾーンの間の時差を特に時間数で示す表示部材Dをさらに備えるところに独自性を有する時刻表示装置に関する。
この第2の態様による時刻表示装置の有利な実施形態によれば、表示部材Dは、操作部材Pと協働することで、2つのタイムゾーンの一方が表示されているときにだけ見えるようにする。
本発明の第2の態様による時刻表示装置の別の有利な実施形態によれば、切替え機構は、
駆動列によって表示部材A1、A2と連結された回転可動なハートカムと、
ハートカムと協働して表示部材A1、A2に2つのタイムゾーンの一方の時刻を表示させるように構成した第1の端部を有する第1のレバーと、
表示部材にもう一方のタイムゾーンの時刻を表示させるように設けた第2のレバーと、
第1のレバーと協働する二位置択一部材と、
表示すべきいずれか一方のタイムゾーンを選択することを可能にし二位置択一部材と協働する操作部材Pとを備える。
本発明の第2の態様による時刻表示装置の別の有利な実施形態によれば、切替え機構は、小窓Gと、表示部材Dのうちの小窓Gに対向する位置にある部分をレバーの位置に応じて隠す、または隠さないために表示部材Dと時刻表示装置の文字盤の間に設けられたシャッタMとを具備する文字盤を備える。このシャッタMは場合により、第1のレバーに取り付けたものであっても、または適当な歯車を介するなどして第1のレバーと協働するものであってもよい。
ここからは、本発明のその他の特徴および利点について、添付の図面を参照しながら行う以下の説明の中で詳細に記していく。
本発明による時計の実施例の平面図であって、巻真が一方のタイムゾーンの時刻の調整位置にある平面図である。 図1の部分拡大図である。 もう一方のタイムゾーンの調整位置にある図1の時計の平面図である。 タイムゾーンの表示切替え機構を示した詳細斜視図である。 表示部材を操作する差動装置を示した詳細斜視図である。 巻真が巻上げ位置にある、図1、図2および図3の時計の部分平面図である。 1つのタイムゾーンの調整位置にある変形実施形態の平面図である。 もう一方のタイムゾーンの調整位置にある図7の変形形態の平面図である。 巻上げ位置にある巻真を示した、図7および図8の変形形態のVII−VIIによる断面図である。 巻真が巻上げ位置にある、図7および図8の変形形態の部分上面図である。 1つのタイムゾーンの調整位置にある巻真を示した、図7および図8の変形形態のVII−VIIによる断面図である。 1つのタイムゾーンの調整位置にある図7および8の変形形態の部分上面図である。 別のタイムゾーンの調整位置にある巻真を示した、図7および図8の変形形態のVII−VIIによる断面図である。 もう一方のタイムゾーンの調整位置にある図7および8の変形形態の上面図である。 別の変形実施形態の部分上面図である。 第1の補完的要素を備える図7および図8の変形形態の上面図である。 第2の補完的要素を備える図7および図8の変形形態の上面図である。 第2の補完的要素を備える図7および図8の変形形態の上面図である。 第2の補完的要素を備える図7および図8の変形形態の上面図である。 第1の補完的要素および第2の補完的要素を備える図7または図15の変形形態による時計の上面図である。 第1の補完的要素および第2の補完的要素を備える図7または図15の変形形態による時計の上面図である。
ここからは、あくまでも例として示すに過ぎない幾つかの実施形態を通して、本発明について詳しく説明する。
第1の実施形態
本発明による表示装置300の第1の実施形態を図1、図2および図3に示す。表示装置は、時計300、とりわけ腕時計の一部をなすものであるか、またはその時計300のそのような部品である。表示装置はまた、時計ムーブメント200の一部をなすものであるか、またはその時計ムーブメントそれ自体であり、その際、時計ムーブメント自体は時計300の一部をなす。表示装置は、2つのタイムゾーンの間の時差を定義する角度オフセットを有する2つのハートカム3および4を具備する切替え機構100を備える。ハートカム3は第1のレバー1の第1の端部1aと、ハートカム4は第2のレバー2の第1の端部2aと、それぞれ協働するように設けられる。この第1のレバー1と第2のレバー2は全体に細長い形状を有しており、互いに連動し、とりわけ互いに固定されている。第1のレバーは第2のレバーに取り付けられ、第2のレバーは、ムーブメントのフレームに固定された軸39に対して第2の端部2bで回動する。
レバー1の腕部に位置する第2の端部1bは、バネ6による拘束のもとで、ここではコラムホイールである二位置択一部材5によって位置決めされる。図1に示した構成では、レバー1の腕部に位置する第2の端部1bは、バネ6による拘束のもとで、窪所5aとコラム5bが交番することによって二値の輪郭が形成されるコラムホイール5の窪所5aのいずれか1つに位置決めされ、または戻される。
図1および図2では、第2のレバー2の端部2aはハートカム4の平坦部によって支持され、表示部材の時針A1は第1のタイムゾーンの時刻を表示する。
図3に示した構成では、レバー1の端部1bは、コラムホイール5のコラム5bの1つによって支持されている。
すると、第1のレバー1の端部1aはハートカム3の平坦部を押圧し、時針A1は第2のタイムゾーンの時刻を表示する。
したがって、レバー1および2のいずれか一方の作動はコラムホイール5によって行われる。図1および図2から見て取れるように、このコラムホイール5は、コラム5bの長手方向軸と垂直な面内に位置する歯列11であって、躍制レバー12によって角度的に割出しされる歯列11を有する。コラムホイール5は、押しボタンPによって鉤形の端部13を有するレバー36を介して角度ピッチ1つずつ単方向に操作され、駆動されるように設けられる。しかるべき操作装置を介在させることにより、この二値択一部材5を2つの角度位置に従って双方向に駆動することも十分に考えられることは言うまでもない。そのような解決法は、コラムをただ1つだけ有するコラムホイール5などを使用することを可能にする。そうした解決法にあっては、レバー1と一体化した歯列と運動学的に連結された歯列、すなわち、レバー1と接触することによってレバー1の位置を決定する歯を有する歯列をもってコラムに代えることも可能となる。
レバー1および2を逆に取り付けること、レバー1を軸39の周りに回動させること、さらにコラムホイールと協働する腕部をレバー2と結び付けることも全くもって可能であることは言うまでもない。
図4に、2つのタイムゾーンの間における切替え機構をさらに詳細に示す。
ハートカム3および4は同軸で、互いに独立して回転可動である。ハートカム4は歯車7と一体をなし、特に歯車7に固定され、他方、ハートカム3は星車8と一体をなし、特に星車8に固定される。星車8は、歯車7の盤面に10で軸支された躍制レバー9を介して歯車7と連係する。
そのため、ハートカム3および4の間の角度オフセットによって定義される時差を調節するには、星車8をその位置に保ったまま、歯車7を回転させればよい。
図5に時針A1の駆動について詳細に示す。
時計ムーブメントは、筒カナ27と、カナ32と一体をなす歯車28を備える従来どおりの日の裏車とを介して時刻表示をもたらす。時針A1は、差動装置の入力歯車30の歯列30bと噛合する歯車7の動作を受けて時針A1が2つの角度位置を取ることができるように、差動装置29、30、33、34の出力歯車29の軸に一体的に取り付けられる。
差動装置29、30、33、34は周知のタイプのボール形差動装置である。
通常の動作では、表示されるタイムゾーンに関係なく、針A1は、遊星歯車担持車33と噛合する日の裏カナ32を介して時間を示す。
この歯車33の回転は、一方で差動装置の歯車29の冠歯列29aと、他方で差動装置の入力歯車30に設けられた冠歯列30aとそれぞれ連係する遊星歯車34を介して差動装置の出力歯車29に伝達される。
それぞれハートカム3またはハートカム4の平坦部と接触するレバー1および2の作用により、歯車30および7は固定される。
切替え時には、ハートカム3および4の回転が、ハートカム3および4のうちいずれか一方と、2つのレバー1および2のいずれか一方との協働による作用のもと、歯車7および30の回転をもたらす。歯車30の回転は遊星歯車34を介して歯車29に伝達される一方、基本ムーブメントの日の裏カナ32と連係した遊星歯車担持車33は、基本ムーブメントの中央カナ(図示せず)に摩擦保持されたクラムノッチ付き筒カナ27と引き続き協働する。
表示の修正または調整機構に関しては、本発明の特徴の1つは、時刻表示装置が、専用の歯車列を介して表示されているタイムゾーンだけを選択的に修正することができるところにあり、そのことは先行技術の機構と比べて顕著な利点をなす。
装置の巻真Tは、巻上げ位置Iと、いずれか一方のタイムゾーンの時刻の調整位置IIとを占めることができる。
図6に、巻真Tの位置I、すなわち巻上げ位置に相当する本発明による時計の構成を示す。
腕時計の巻上げは、ステムTにスクエアに取り付けられたツヅミ車14のラチェット歯列14aと連係するラチェット歯列を有するキチ車(図6には図示せず)を介して行われ、そのツヅミ車14はラチェット歯列14aと反対側に冠歯列14bをさらに備える。このステム−ツヅミ車−キチ車の仕組みは完全に周知のものである。
改めて図1を見ると、図示された構成は、位置II、すなわち第1のタイムゾーンの修正または調整位置に対応するものであることがわかる。
位置Iから位置IIへの移行は、巻真Tを引くことによって行われる。ステムの並進の作用を受けて第1のオシドリ15が第1の端部15aによって回転駆動される。この第1のオシドリ15は枢軸15cレベルで時計の地板に軸支される。第1のオシドリ15には、第2のオシドリ16の第1の端部16aが回転自在に取り付けられる。
ステムTの位置は、第1のオシドリ15との間でその第2の端部15bレベルで周知のようにして協働する躍制レバー17によって生まれる刻みによって規定される。
第2のオシドリ16は、第1のカンヌキ18のV字形のスリット20内を移動するように設けられたピン19によって第1のカンヌキ18と協働する第2の端部16bを備え、スリット20はこれによってカム軌道を形成する。
第2のオシドリ21は、第1のオシドリ18の第1の端部18aの下に第1の端部21aによって回転自在に取り付けられる。
第1のカンヌキ18の第2の端部18bは、ツヅミ車14の冠歯列14bおよび中間車35と協働することができる小鉄車23を担持する。
第2のカンヌキ21の第2の端部21bは、ツヅミ車14の2つの歯列14aおよび14bの間に形成される谷部22に配置される。そこで、ステムが位置I(図6)にあるときは、第2のオシドリ16が第2のカンヌキ21を駆動して、ツヅミ車14のラチェット歯列14aをキチ車(図示せず)に押し付ける。
それと同時に、第2のオシドリ16は、ピン19をスリット20の第1の端部に移動させ、第1のカンヌキ18が担持する小鉄車23が修正または調整用の他の小鉄車、とりわけ歯車35と噛合することのない位置に第1のカンヌキ18を配置する。
ステムが位置II(図1または図2)にあるときは、第2のオシドリ16は、戻しバネ24による作用と、第2のオシドリ16に軸19によって回転自在に取り付けられた第1の端部25aと、ここではコラムホイール5である二位置択一部材5との間でピン26によって協働する第2の端部25bとを有するフィーラ25による作用とを受けて、2つの角度位置を取ることができる。フィーラ25は、その第1の端部25aと第2の端部26bの間に細長い穴37を有しており、その穴37により、時計の地板に固定されたピン38で案内される。
前述の2つの角度位置はそれぞれ1つのタイムゾーンに対応しており、さらに専用の歯車列を介してそのタイムゾーンの調整に対応している。
第1のタイムゾーン
当該機構で第1のタイムゾーンの修正を行うことを可能にする第2のオシドリ16の角度位置を図1に示す。
この位置では、フィーラ25、コラムホイール5およびカンヌキ18の構成は、ピン26がコラムホイール5の窪所5aの1つにあるときは、第2のオシドリ16がピン19をスリット20の第2の端部に移動させ、それによって、第1のタイムゾーンの調整または修正用歯車列が係合するようにカンヌキ18および21が位置取りされるようになっている。この歯車列は、小鉄車23および中間車35を経由し、さらに差動装置の遊星歯車担持車33と運動学的に連結された日の裏車28、32を経由する。
これにより、ステムTを回転させると、時針A1および分針A2の時刻合わせが随伴的にもたらされる。
この構成では、図1から見て取ることができるように、レバー1は、ピン26がある窪所とは異なるホイール5の窪所5aにその端部1bが来るように配置されている。
このとき、第2のレバー2の端部2aは第1のタイムゾーンの表示に対応するハートカム4によって支持される。
ハートカム4はレバー2によって固定化されており、また、すでに(図4に関連して)説明したように、ハートカム4は歯車7と一体をなしているため、歯車7も固定化される。そのため、巻真Tを回転させると、差動装置29、30、33、34を通して針A1が回転駆動され、それによって第1のタイムゾーンの変更が行われる。
第2のタイムゾーン
この機構で第2のタイムゾーンの修正を行えるようにする第2のオシドリ16の角度位置を図3に示す。
この位置では、フィーラ25の第2の端部25bに固定されたピン26は、コラムホイール5のコラム5bのいずれか1つを押圧する。そのとき、軸19は両端部の間、スリット20のほぼ中央にあり、それによってカンヌキ18および21は第2のタイムゾーンの修正または調整用歯車列が係合するように位置取りされる。この歯車列は、小鉄車23、中間歯車列60、61、62、および差動装置の歯車30と運動学的に連結された歯車7を経由する。
これにより、巻真Tを回転させると、そのままの位置に保持される星車8に対して歯車7の回転がもたらされ、1時間ピッチによる時針A1の急速修正が行われる。刻みは、星車8の角度ピッチおよび躍制レバー9の弾性によって規定される。差動装置29、30、33、34があるため、歯車33および分針A2は固定化されたままである。
同時に、図3から見て取ることができるように、レバー1は、その端部1bがコラムホイール5のコラム5bのうち、ピン26が支持されているものとは異なる1つのコラム5bを押圧するように配置されている。
このとき、レバー1の端部1aは第2のタイムゾーンの表示に対応するハートカム3を押圧する。
ハートカム3はレバー1によって固定化されており、また、すでに(図4に関連して)説明したように、ハートカム3は星車8と一体をなしているため、星車8も固定化される。それでも、躍制レバー9のために歯車7は回転することができる。そのため、巻真Tを回転させると、歯車7および差動装置29、30、33、34を通して針A1が回転駆動され、それによって第2のタイムゾーンの変更が行われる。
したがって、切替え機構とタイムゾーンの修正または調整機構とは常に整合性が取れており、針A1によって表示されていない方のタイムゾーンの時刻が変更されるリスクがない。また、2つのタイムゾーンのいずれか一方の修正または調整用歯車列は有利には日の裏車28、32と運動学的に連結させることができる。そうすることで、ステムTを回転させることにより、時針A1および分針A2の時刻合わせが随伴的にもたらされ、実際に2つのタイムゾーンのいずれか一方の調節を行うことが可能になる。
さらに、切替え機構と修正機構とを協働させることは機能性の向上にもつながる。
実際、本発明によるシステムは、2つのタイムゾーンのいずれか一方の表示の選択と、表示中のタイムゾーンを修正できる機構の選択とを1つの操作だけで行うことができる。また、このシステムは、時刻表示装置の時合わせおよび分合わせを行うために追加的な機構を設ける必要がなく、追加的な調整部材も必要としない。そのため、切替え機構と修正機構のこの協働は、表示の切替えだけしか、または時合わせおよび分合わせ機構とは独立した形での2つのタイムゾーンのいずれか一方の修正だけしか行うことができない先行技術の周知の機構と比べ、設計を単純化させ、部品数を減らすことができるという利点を有している。
第1の変形形態
本発明による時刻表示装置の第1の変形形態(図7から図14に図示)では、第1のレバー1が全体に細長い形状を有することに変わりはないが、第2のレバー42は戻しバネ形成部位42bを有する。
さらに、第1のレバー1と第2のレバー42とは異なる軸に固定される。
第1のレバー1は軸49に回動自在に取り付けられ、一方、第2のレバー42は、歯車7に固定された軸43に回動自在に取り付けられており、ピン47によって予応力を与えられた戻しバネ形成部位42bを備える。第2のレバー42の端部42aはハートカム4によって常に押圧される。当然のことながら、レバー42をその端部42aおよびその回動軸だけにして、レバー42を戻しバネと協働させるようにすることも十分に考えられる。ハートカム4は、歯車7の下にある歯車44であって、星車8に固定された小鉄車45と噛合する歯車44と一体をなし、その星車8はムーブメントのフレームに固定された躍制レバー58によって角度的に割出しされる。
第1のレバー1の第1の端部1aに圧力を及ぼすバネ46の作用を受けて、第1の端部1aはハートカム3に押し当てられ、このハートカム3の平坦部に接した状態を保つ。ハートカム3に対する端部1aの押力は、バネ形成部位42bによってもたらされる偶力に打ち勝って第2のレバー42を軸43の周りに回動させ、それによってハートカム4の平坦部に対する端部42aの作用を打ち消し、その結果、針A1に第1のタイムゾーンの時刻を表示させる。
第1のレバー1の脚部に位置する第2の端部1bは、ここではコラムホイール5である二位置択一部材5によって位置決めされる。図7で見ることができるこの構成では、第2の端部1bは、バネ46による拘束のもとで、軸49の周りのレバー1の回動により、コラムホイール5の輪郭の窪所5bのうちの1つに位置決めされる。
押しボタンPを1回押すと、コラムホイール5の角度ピッチ1つ分の回転がもたらされ、その結果、レバー1の端部1bがコラムホイール5の輪郭の1つのコラム5bに押し付けられ、それによってそのレバー1の端部1aがハートカム3から遠ざけられることで、そのハートカム3に対するレバー1の端部1aの作用が打ち消される。その結果、第2のレバー42とそのバネ形成部位42bの作用によって、第2のレバー42の端部42aがハートカム4の平坦部を押圧するようになることで第2のタイムゾーンの表示をもたらすところまでの角度で歯車7の回転が起こる。
この構成は図8に図示されている。この図からさらに見て取れるように、第1のレバーは、時刻表示の切替えのほかに、表示タイムゾーンと連関させた修正機構を操作すること、すなわち図1の実施形態では主としてフィーラ25が果たしていた役割を担うことを、その独自性として有するようにすることが有利である。
この変形形態では、巻真Tが、図1から図6に示した実施形態で符号14を与えられているものと同様に互いに反対向きの歯列14a、14bを有するツヅミ車14を備えることを企図することもできるが、このツヅミ車14の代わりに、ツヅミ車と独立して巻真Tと一体で回転するキチ車を使用し、ツヅミ車は平歯列と冠歯列とを有するようにすることが可能である。
そこで、図7から図14には、ステムTにスクエアに取り付けたキチ車51が描かれている。ツヅミ車52は平歯列52aと冠歯列52bとを備える(この様子は図7および9によく表わされている)。
ステムが位置Iにあるとき(図9および図10)、時計の巻上げは、冠歯列51aを介して巻上げ用歯車列と運動学的に連結されるキチ車51を通して行われる。この構成では、ツヅミ車52は、その平歯列52aを介してであれ、その冠歯列52bを通してであれ、いかなる歯車列とも係合しないように配置される。
図11から見て取れるように、ステムTが位置IIに並進すると、巻上げ用歯車列の係合が解除され、オシドリ50の回転が起こる。
このとき、巻上げ機構の係合解除は、巻真(T)の長手軸に対して垂直なクラッチを介して行われる。この機構の詳細な説明としては、参照によって本明細書にその内容が組み入れられる2011年6月21日出願の特許文献3を参照することができる。
カンヌキ53は、そのカンヌキ53に固定した軸55に回動自在に取り付けられたカム54を担持する。このカム54は、バネ56による拘束のもとで定位置に保たれる。このバネ56は、カム54に固定されたピン57と協働して、カム54の面54aをカンヌキ53の側面53aに押し付ける。
押しボタンPで第1のタイムゾーンが選択されると(図12に示した構成)、レバー1の端部1bは2つのコラム5bの間、すなわちコラムホイール5の輪郭の窪所5aに収まる。
オシドリ50の端部50aは、カム54の第2の端部54bと接する位置に来る。
そのとき、カンヌキ53およびカム54は、カンヌキ53が取り付けられている軸53’の周りを回動する。
それにより、カンヌキ53のバネ形成部位53bの力に反してツヅミ車52の並進がもたらされ、ツヅミ車52の冠歯列52bと第1のタイムゾーンの修正または調整用歯車列の中間車35との噛合が確立される。この修正用歯車列は、差動装置の衛星歯車担持車33と運動学的に連結された日の裏車28、32を経由する。
そのため、ステムTが回転することにより、時針A1および分針A2の時刻合わせが随伴的にもたらされる。
第2のタイムゾーンを選択し、ステムTを位置2に引いたときに得られる構成を図13および14に示す。
図14を見るとわかるように、端部1bがいずれか1つのコラム5bを押圧する第1のレバー1は腕部1cを備える。
腕部1cの端部は、ピン57によって衝止されることにより、カム54を回動させ、オシドリ50の端部50aがカム54と接するのを妨げる。このことによって、バネ形成部位53bによって規定されるカンヌキ53の位置取りに影響を生じることはない。
そのため、ステムTが位置Iから位置IIへと並進することによって、カンヌキ53のバネ形成部位53bの作用を受けてツヅミ車52は後退する。
図13および図14を見るとわかるように、この位置では、ツヅミ車52の平歯列52aは第2のタイムゾーンの調整のために設けられた修正用歯車列の第1の小鉄車59の冠歯列59aと噛合する。
この修正用歯車列は、ハートカム4およびレバー42を介して星車8および歯車7と一体で回転する歯車44を経由する。そのため、巻真Tを回転させると、1時間ピッチによる時針A1の急速修正を通して第2のタイムゾーンの調整が行われる。刻みは、星車8の角度ピッチおよび星車8と協働する躍制レバー58の弾性によって規定される。
差動装置29、30、33、34があるため、分針A2は基本ムーブメントの作用を受けて回転を続ける。
図11と図13を比較するとわかるように、押しボタンPによって選択されるのが第1のタイムゾーンか第2のタイムゾーンかによってツヅミ車52の軸方向位置が異なっており、それによって、ツヅミ車52はそれぞれ、その冠歯列52bによって第1のタイムゾーンの修正用歯車列の歯車35か、またはその平歯列52aを使って第2のタイムゾーンの修正または調整用歯車列の小鉄車59かを駆動することができる。
第2の変形形態
本発明による時刻表示装置の第2の変形形態を図15に示す。
第1の変形形態との基本的な違いは、時刻表示装置が備えるハートカム3が1つだけである点にある。
この実施形態では、第1のレバー1および第2のレバー42の側面が1つだけのハートカム3の輪郭と協働する。そのため、このハートカム3は、他の変形形態のハートカム3の厚さを上回る厚さで用意することができる。同様に、図14と図15を比較するとわかるように、レバー1の形状は変わっていてよい。
補完的要素
第1の補完的要素
いかなる実施形態または変形形態を企図するのであれ、選択したタイムゾーンの時刻に対して補完的な表示を本発明による表示装置に追加することができる。
そこで、図16に示す本発明による時刻表示装置の第3の変形形態では、差動装置(図5参照)の出力歯車の歯列29bと協働するための追加的な減速歯車列を設ける。
この歯車列は、選択されたタイムゾーンの時刻を追加針A3によって24時間周期で表示するために設けられるものである。
第2の補完的要素
いかなる実施形態または変形形態を企図するのであれ、図17から21に示す別の補完的要素では、前述の変形形態で2つのタイムゾーンの間の時差を記憶させることがわかった星車8は、ディスクDと噛合する歯車と一体をなす。
その場合、第1のタイムゾーンを基準タイムゾーンとして定義し、第2のタイムゾーンを、腕時計の携行者が滞在することになる土地のタイムゾーンであって、第1の基準タイムゾーンと相対的に調整されるタイムゾーンとして定義することができる。
時差表示ディスクDは、追加歯車45’を介して第2のタイムゾーン8の急速修正星車と運動学的に連結される。
そのため、装置が第2のタイムゾーン(図17、18、19、14)を表示しているときは、あらかじめ位置IIにしておいた巻真Tによって急速修正を行うと、1時間ピッチによる時針A1のジャンプと、第1の基準タイムゾーンと第2のタイムゾーンとを隔てる時間数を計数化するディスクDの駆動とがもたらされる。
ディスクDには24時間の振幅で目盛が振られており、2つの表示部材A1およびDの刻みは、戻しバネ58と協働する星車8の角度ピッチによってのみ規定される。
この構成では、時差の表示は、文字盤の3時の位置にある小窓Gを通して見ることができる(図18)。図19に図示するように、ディスクDはシャッタMによって覆われない。このシャッタMは、レバー1に付け加えられるものであっても、または適当な歯車を介するなどしてそのレバー1と協働するものであってもよい。
このレバー1は、レバー1の端部1bとコラムホイール5の輪郭5a、5bとが協働することにより、2つのタイムゾーンのそれぞれについて完璧に規定される角度位置を有する。そのため、シャッタMは、レバー1の端部1bがコラムホイール5の輪郭5bのコラムの1つに突き当たる位置にあるとき(図14)、すなわち第2のタイムゾーンの表示の選択に対応する構成のときに小窓Gの中に現れるディスクDの表示を隠さないように構成される。
操作部材Pを1回押すと、コラムホイール5の角度ピッチ1つ分の回転がもたらされ、その結果、レバー1の端部1bが窪所5aの1つに移動し(図7)、それによってレバー2およびシャッタMの角度位置が第1の基準タイムゾーンの時刻を表示するように変わるとともに、小窓GにおけるディスクDの表示が覆われる(図19、20)。シャッタは、その位置で小窓の中に見える表示を有することができる。その表示は、たとえば第1のタイムゾーンを識別することができるものである。この構成では、あらかじめ位置IIにしておいた巻真Tによる修正はディスクDの角度位置には一切影響しないが、これは、時刻修正用歯車列が、修正星車8経由ではなく、日の裏車を経由するためである。そのため、巻真Tが回転することにより、ディスクDとは独立して、時針A1および分針A2の時刻合わせが随伴的にもたらされる。
そのため、断続的に表示される時差の表示ディスクDであるが、その動作は、時差を恒常的に表示するディスクと似通ったものとなる。
したがって、この追加的な表示を設けるために、第1の変形形態および第2の変形形態の機構に追加のエネルギーを用意する必要はない。時差表示ディスクを断続的に露出させるための双安定装置であって、切替え機構によって制御される双安定装置が必要となるのみである。
この第2の補完要素を、24時間周期で時刻を表示する針A3(図16)を備える第1の補完的要素と組み合わせた場合、2つのタイムゾーンの時刻を明確に表示させると同時に、時差表示ディスクDによってローカルタイムゾーンの時刻を容易に調整することが可能となる一方で、それによって文字盤が混み合ったり、時刻表示の理解に支障を生じたりすることがない。
図20に示した腕時計は、たとえばロンドンで、基準タイムゾーンUTC0による時刻が07:50であることを示している。押しボタンPを押すと、携行者が滞在している土地の時刻が、その第2のタイムゾーンと基準タイムゾーンとを隔てる時間数が明示されるのとともに表示される。図21では、腕時計は、そのときにドバイ(UTC+4)で時刻が11:50であることを示している。
この明細書では、「二位置択一部材」について述べている。そうした部材の例の1つにコラムホイールがある。その種の部材が2つより多くの位置を占めることができるのは明らかで、特にコラム6つを持つホイールの場合には12の異なる位置があり、第1のレバーが所与の第1の位置として取る6つの位置が第1のセットをなし、第1のレバーが所与の第2の位置として取る6つの位置が第2のセットをなす。「二位置択一部材」が、第1のレバーに少なくとも2つの異なる位置、とりわけ少なくとも2つの安定した異なる位置を取らせることができるあらゆる択一部材を包含することは明らかである。
本発明による装置は、表示されたタイムゾーンの修正機構、とりわけ、表示中のタイムゾーンの調整または修正用歯車列を同じ1つの切替え機構を使って選択できることが留意される。2つのタイムゾーンのいずれか一方の調整または修正機構はとりわけ、分調整機構と連関させた時調整機構であることができる。

Claims (30)

  1. 時刻表示部材(A1、A2)と、前記時刻表示部材が第1のタイムゾーンと第2のタイムゾーンの間で切替えを行うこと、および/または前記第1のタイムゾーンの調整用の第1の歯車列もしくは前記第2のタイムゾーンの調整用の第2の歯車列を選択することを可能にする切替え機構(100)とを備える時刻表示装置(300、200)、とりわけ、時計(300)または時計ムーブメント(200)であって、この切替え機構が、
    駆動列によって前記表示部材(A1、A2)と連結された回転可動な第1のハートカム(3)と、
    前記第1のハートカム(3)と協働して前記表示部材(A1、A2)に前記第1のタイムゾーンの時刻を表示させるように構成した第1の端部(1a)を有する第1のレバー(1)と、
    前記表示部材(A1、A2)に前記第2のタイムゾーンの時刻を表示させるように設けた第2のレバー(2、42)と、
    前記第1のレバー(1)と協働する二位置択一部材(5)と、
    表示すべき前記第1のタイムゾーンまたは前記第2のタイムゾーンを選択することを可能にし前記二位置択一部材(5)と協働する操作部材(P)とを備える時刻表示装置において、前記二位置択一部材(5)が前記第1のレバー(1)の第2の端部(1b)と直接協働するように構成されることを特徴とする、装置。
  2. 前記第1のレバー(1)および前記第2のレバー(2)がそれぞれ全体に細長い形状を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1のレバー(1)および前記第2のレバー(2)が互いに一体をなす、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記第1のレバー(1)が前記第2のレバー(2)に固定される、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1のレバー(1)が全体に細長い形状を有し、前記第2のレバー(42)がバネ形成部位(42b)を有する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第2のレバー(42)が前記第1のハートカム(3)を常時押圧する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1のハートカム(3)と同軸で、前記第1のハートカム(3)とは独立して回転可動な第2のハートカム(4)であって、第2の駆動列によって前記表示部材(A1、A2)と連結され、前記第2のレバー(2、42)と協働するように構成された第2のハートカム(4)をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  8. 少なくとも2つの位置を占めることができる巻真(T)を備え、その位置の一方で前記巻真(T)が前記操作部材(P)および/または前記択一部材(5)と協働することにより、前記操作部材(P)によって選択され前記表示部材(A1、A2)によって表示される前記第1のタイムゾーンまたは前記第2のタイムゾーンの時刻を調整する、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記巻真(T)が取る位置の中に巻上げ位置と時刻調整位置とが含まれ、前記時刻調整位置で前記巻真(T)が、前記操作部材(P)および/または前記択一部材(5)と協働することにより、前記操作部材(P)によって選択され前記表示部材(A1、A2)によって表示される前記第1のタイムゾーンまたは前記第2のタイムゾーンの時刻を調整する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記巻真(T)にキチ車(51)が取り付けられており、前記キチ車(51)が前記巻真(T)と一体で回転する、請求項8または9に記載の装置。
  11. 前記巻真(T)が、平歯列(52a)と冠歯列(52b)とを具備するツヅミ車(52)を備える、請求項8から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記巻真(T)の長手方向軸に対して垂直なクラッチであって、キチ車(51)と協働して巻上げ機構を操作するクラッチを備える、請求項8から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記第1と第2の調整用歯車列が別個である、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記装置、とりわけ前記切替え機構が、前記表示部材(A1、A2)によって選択され表示されるタイムゾーンに対応する前記第1または第2の調整用歯車列であって、時刻の調整を行うための調整用歯車列の選択手段(16、25;54、1c)を備える、請求項1から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記巻真(T)が、オシドリ(15、50)との間で協働し、前記オシドリ(15、50)が、時刻調整を行うために少なくとも1つのカンヌキ(18、21、53)との間で、および前記調整用歯車列選択手段(16、25;54、1c)との間で協働する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記調整用歯車列選択手段が、前記第1のオシドリ(15)、第1のカンヌキ(18)および第2のカンヌキ(21)と協働する第2のオシドリ(16)と、前記第2のオシドリ(16)、前記第1のカンヌキ(18)、前記第2のカンヌキ(21)および前記コラムホイール(5)と協働するフィーラ(25)とを備える、請求項14または15に記載の装置。
  17. 前記調整用歯車列選択手段が、カム(54)と、前記第1のレバー(1)に設けられて前記カム(54)と協働する腕部(1c)とを備える、請求項14から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記レバー(1)の前記腕部(1c)の端部が前記カム(54)に固定されたピン(57)と協働するように設けられており、それによって前記カム(54)を回動させることで前記カム(54)が前記オシドリ(50)の回転を通してカンヌキ(53)を制御する、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1および前記第2の調整用歯車列が差動装置の2つの別個の入力に連結される、請求項1から18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記2つの調整用歯車列のうちのいずれか一方が分表示に運動学的に連結されている、請求項1から19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 前記操作部材(P)によって選択された前記タイムゾーンの時刻を24時間周期で表示するために設けられた針(A3)をさらに備える、請求項1から20のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記2つのタイムゾーンの間の時差を時間数などで示す表示部材(D)をさらに備える、請求項1から21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記表示部材(D)が、前記操作部材(P)と協働することで、前記2つのタイムゾーンのうちの一方が表示されているときにだけ見えるようにする、請求項22に記載の装置。
  24. 小窓(G)と、前記表示部材(D)のうちの前記小窓(G)に対向する位置にある部分を前記第1のレバー(1)の位置に応じて隠す、または隠さないために前記表示部材(D)と前記装置の文字盤の間に設けられたシャッタ(M)とを具備する文字盤を備える、請求項23に記載の装置。
  25. 前記シャッタ(M)が前記第1のレバー(1)に固定されているか、または前記第1のレバー(1)と協働する、請求項24に記載の装置。
  26. 時刻表示部材、とりわけ可動要素による時刻表示部材(A1、A2)と、前記時刻表示部材が2つのタイムゾーンの間で切替えを行うことを可能にする切替え機構とを備える時刻表示装置、とりわけ時計(300)または時計ムーブメント(200)であって、
    前記2つのタイムゾーンの間の時差を時間数などで示す表示部材(D)をさらに備えることを特徴とする装置。
  27. 前記表示部材(D)が、前記操作部材(P)と協働することで、前記2つのタイムゾーンのうちのいずれか一方が表示されているときにだけ見えるようにする、請求項26に記載の装置。
  28. 前記切替え機構が、
    駆動列によって前記表示部材(A1、A2)と連結された回転可動なハートカム(3)と、
    前記ハートカム(3)と協働して前記表示部材(A1、A2)に前記2つのタイムゾーンのうちの一方の時刻を表示させるように構成した第1の端部(1a)を有する第1のレバー(1)と、
    前記表示部材(A1、A2)に前記タイムゾーンのもう一方の時刻を表示させるように設けた第2のレバー(2、42)と、
    前記第1のレバー(1)と協働する二位置択一部材(5)と、
    表示すべき前記タイムゾーンのいずれか一方を選択することを可能にし前記二位置択一部材(5)と協働する操作部材(P)とを備える、請求項26または27に記載の装置。
  29. 小窓(G)と、前記表示部材(D)のうちの前記小窓(G)に対向する位置にある部分を前記レバー(1)の位置に応じて隠す、または隠さないために前記表示部材(D)と前記装置の文字盤の間に設けられたシャッタ(M)とを具備する文字盤を備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記シャッタ(M)が前記第1のレバー(1)に固定されているか、または前記第1のレバー(1)と協働する、請求項29に記載の装置。
JP2014527654A 2011-09-01 2012-08-30 2つのタイムゾーンを表示できる時計 Active JP6166724B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP11405310 2011-09-01
EP11405310.1 2011-09-01
PCT/EP2012/066850 WO2013030268A1 (fr) 2011-09-01 2012-08-30 Piece d'horlogerie capable d'afficher deux fuseaux horaires

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014525574A true JP2014525574A (ja) 2014-09-29
JP6166724B2 JP6166724B2 (ja) 2017-07-19

Family

ID=46801474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014527654A Active JP6166724B2 (ja) 2011-09-01 2012-08-30 2つのタイムゾーンを表示できる時計

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9405274B2 (ja)
EP (1) EP2751622B1 (ja)
JP (1) JP6166724B2 (ja)
CN (1) CN103842916B (ja)
WO (1) WO2013030268A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019174457A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 モントレー ブレゲ・エス アー 連結力を低減した計時器伝動機構
JP2020016648A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス アナログ表示を備える電子腕時計の時刻表示モードを転換させる方法及びこれに関連する腕時計
US10908556B2 (en) 2017-09-25 2021-02-02 Seiko Epson Corporation Timepiece movement and timepiece
JP2021096232A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 モントレー ブレゲ・エス アー オンデマンド式計時器用ディスプレー機構

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6303444B2 (ja) * 2013-11-28 2018-04-04 セイコーエプソン株式会社 電子時計
CN105425571A (zh) * 2014-09-22 2016-03-23 孙长志 国际双时钟
EP3278183B1 (fr) * 2015-04-01 2021-09-15 Rolex S.A. Mécanisme de remontage et/ou de correction d'au moins une fonction horlogère et dispositif de sélection d'une fonction horlogère
CH713604A1 (fr) * 2017-03-22 2018-09-28 Sa De La Manufacture Dhorlogerie Audemars Piguet & Cie Mécanisme de sélection et d'actionnement ainsi que dispositif de réglage de fonctions d'une pièce d'horlogerie.
EP3396472B1 (fr) * 2017-04-28 2020-05-27 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Mécanisme de quantième et d'affichage de phase de lune pour montre
CH714267A1 (fr) * 2017-10-24 2019-04-30 Richemont Int Sa Dispositif de correction pour pièce d'horlogerie.
EP3584642B1 (fr) 2018-06-18 2021-01-13 Montres Breguet S.A. Mecanisme de reglage pour mecanisme d'affichage d'horlogerie a rouleau
EP3955065A1 (fr) * 2020-08-14 2022-02-16 Rolex Sa Dispositif d'indexation de tirette
US20220283547A1 (en) * 2021-03-04 2022-09-08 Rolex Sa Device for selecting timepiece functions
US20220299942A1 (en) * 2021-03-04 2022-09-22 Rolex Sa Device for selecting timepiece functions
EP4270115A1 (fr) * 2022-04-29 2023-11-01 Glashütter Uhrenbetrieb GmbH Mecanisme d'affichage commutable d'horlogerie
EP4270116A1 (fr) * 2022-04-29 2023-11-01 Glashütter Uhrenbetrieb GmbH Mecanisme d'affichage commutable d'horlogerie
EP4361739A1 (fr) * 2022-10-27 2024-05-01 Dubois & Depraz S.A. Système de sélection de fonction pour montre

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826791B1 (ja) * 1969-06-19 1973-08-15
JPS50872A (ja) * 1972-11-17 1975-01-07
JP2008197112A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Maurice Lacroix Sa 伝達切換機構
US20110205852A1 (en) * 2010-02-25 2011-08-25 Montres Breguet Sa Time zone on demand on the main hands of a timepiece

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2456122A (en) * 1945-06-05 1948-12-14 First Nat Bank Of Boston Time zone watch
IT984505B (it) * 1970-03-09 1974-11-20 Zoli A Segnatempo che evidenzia a quadro gli esatti orari dei meridiani at to a consentire previa sincronizza zione al fuso di zona la evidenzia zione degli orari globali
CH187071A4 (ja) * 1971-02-09 1975-12-15
US4681460A (en) * 1985-09-13 1987-07-21 Citizen Watch Co., Ltd. World time watch
JP2687302B2 (ja) * 1991-02-04 1997-12-08 オリエント時計株式会社 アナログ表示式世界時計
TW482732B (en) 1998-12-21 2002-04-11 Pirelli Dual composition tread band for tire
DE10023381A1 (de) * 2000-05-12 2001-11-22 Axel Philipp Treide Zeitzonenuhr
CN2456191Y (zh) * 2000-12-27 2001-10-24 天津Isa有限公司 多针手表的第二时区时间指示机构
CN2708344Y (zh) * 2004-01-09 2005-07-06 上海表业有限公司 可调整分列式二地时钟表机构
DE602007007070D1 (ja) * 2006-04-07 2010-07-22 Piguet Frederic Sa
EP2410388B1 (fr) * 2010-07-21 2018-04-18 Blancpain S.A. Pièce d'horlogerie à double affichage
EP2724199B1 (fr) 2011-06-21 2018-03-28 Rolex Sa Piece d'horlogerie comportant un mecanisme de remontage et au moins un mecanisme de correction d'au moins un organe indicateur

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826791B1 (ja) * 1969-06-19 1973-08-15
JPS50872A (ja) * 1972-11-17 1975-01-07
JP2008197112A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Maurice Lacroix Sa 伝達切換機構
US20110205852A1 (en) * 2010-02-25 2011-08-25 Montres Breguet Sa Time zone on demand on the main hands of a timepiece
JP2011174932A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Montres Breguet Sa 時計の主針によるオンデマンドの時間帯表示

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10908556B2 (en) 2017-09-25 2021-02-02 Seiko Epson Corporation Timepiece movement and timepiece
JP2019174457A (ja) * 2018-03-26 2019-10-10 モントレー ブレゲ・エス アー 連結力を低減した計時器伝動機構
JP2020016648A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス アナログ表示を備える電子腕時計の時刻表示モードを転換させる方法及びこれに関連する腕時計
JP2021096232A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 モントレー ブレゲ・エス アー オンデマンド式計時器用ディスプレー機構
JP7043564B2 (ja) 2019-12-16 2022-03-29 モントレー ブレゲ・エス アー オンデマンド式計時器用ディスプレー機構

Also Published As

Publication number Publication date
EP2751622B1 (fr) 2020-09-09
US20140321247A1 (en) 2014-10-30
CN103842916B (zh) 2017-06-16
JP6166724B2 (ja) 2017-07-19
CN103842916A (zh) 2014-06-04
WO2013030268A1 (fr) 2013-03-07
US9405274B2 (en) 2016-08-02
EP2751622A1 (fr) 2014-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6166724B2 (ja) 2つのタイムゾーンを表示できる時計
US8842500B2 (en) Calendar mechanism
US8811125B2 (en) Program wheel of a calendar mechanism
CN102566401B (zh) 用于钟表的时间相关量值指示器的快速校正器
US8942067B2 (en) Mechanism for displaying and correcting the state of two different time measurable quantities
JP5300887B2 (ja) 時計の主針によるオンデマンドの時間帯表示
US8398299B2 (en) Display mechanism for a timepiece enabling the current time to be displayed or not displayed
RU2557357C2 (ru) Устройство управления и настройки часового механизма
US9360842B2 (en) Mechanism for selecting and actuating functions of a clockwork movement
US8830798B2 (en) Calendar mechanism
US20080144444A1 (en) Time-setting member for a time indicator
US9128466B2 (en) Correction device for functions displayed by a timepiece
JP2005156561A (ja) 2つの指示器の駆動および修正手段を有するカレンダ機構
US11003139B2 (en) Mechanism for a watch movement
US20200356058A1 (en) Mechanism for rewinding and/or correcting at least one clock function and device for selecting a clock function
JP6889545B2 (ja) 時計のカレンダーシステム
KR101968003B1 (ko) 시간 기간 또는 계절을 표시하기 위한 메카니즘
JP7049054B2 (ja) 時計のカレンダーシステム
JP2018189631A (ja) 腕時計用の日付及び月相のディスプレー機構
US20130182543A1 (en) Timepiece
JP5453540B2 (ja) 日付システムを有する時計
US10281878B2 (en) Watch mechanism

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160705

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20161003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6166724

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250